JP2021115938A - エアサスペンション装置およびそのエアドライヤの再生方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 センサの個数を増やすことなく、エアドライヤの再生を行えるようにして信頼性を向上する。【解決手段】 空気を圧縮するコンプレッサ3と、空気を貯留するように構成されたタンク12と、コンプレッサ3の吐出側3Bに設けられたエアドライヤ7と、エアドライヤ7を介してコンプレッサ3に接続されるエアサスペンション1と、コンプレッサ3の吐出側3Bとエアドライヤ7との間から分岐して設けられ、排気電磁弁20を開弁することにより大気に接続される排気管路19と、排気電磁弁20を開閉制御するコントローラ22とを備えている。この上で、コントローラ22は、所定時間経過時に、コントローラ22がタンク12の圧縮空気を用いてエアドライヤ7内の水分吸着剤を再生する構成としている。【選択図】 図4

Description

本開示は、例えば4輪自動車に代表される車両に搭載され、車高調整を行うようにしたエアサスペンション装置およびそのエアドライヤの再生方法に関する。
車両の車高調整を行うためのエアサスペンション装置には、オープンシステムとクローズドシステムとがあり、オープンシステムのものは、システム構成が簡素であり、構成部品を少なくできるという利点がある。しかし、空気を大気圧状態から圧縮するために、圧縮空気を所望の圧力まで昇圧させるのに時間がかかってしまう。一方、クローズドシステムのエアサスペンション装置(特許文献1)は、吸込み空気の圧力を大気圧よりも高くすることができるため、圧縮空気を短時間で所望の圧力まで昇圧できるという利点がある。
特表2012−516256号公報
ところで、特許文献1による従来技術では、例えば温度センサ、湿度センサを用いてエアドライヤの再生時期を判別している。このため、温度センサや湿度センサによってコストが嵩んでしまうという問題がある。
本発明の一実施形態の目的は、センサの個数を増やすことなく、エアドライヤの再生を行うことができ、信頼性を向上できるようにしたエアサスペンション装置およびそのエアドライヤの再生方法を提供することにある。
本発明の一実施形態は、車両に設けられるエアサスペンション装置であって、空気を圧縮するコンプレッサと、空気を貯留するように構成されたタンクと、前記コンプレッサの吐出側に設けられたエアドライヤと、前記エアドライヤを介して前記コンプレッサに接続されるエアサスペンションと、前記コンプレッサの吐出側と前記エアドライヤとの間から分岐して設けられ、第1弁を開弁することにより大気に接続される第1通路と、前記第1弁を開閉制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、所定時間経過時に、コントローラが前記タンクの空気を用いて前記エアドライヤを再生することを特徴としている。
また、本発明の一実施形態は、空気を圧縮するコンプレッサと、空気を貯留するように構成されたタンクと、前記コンプレッサの吐出側に設けられたエアドライヤと、前記エアドライヤを介して前記コンプレッサに接続されるエアサスペンションと、前記コンプレッサの吐出側と前記エアドライヤとの間から分岐して設けられ、第1弁を開弁することにより大気に接続される第1通路と、前記第1弁を開閉制御する制御手段と、を備えたエアサスペンション装置のエアドライヤの再生方法であって、前記制御手段は、前回の再生処理から所定時間が経過したときに、前記第1弁を開弁し、前記タンクの空気を前記エアドライヤを介して大気に放出することにより前記エアドライヤを再生することを特徴とする。
本発明の一実施形態によれば、センサの個数を増やすことなく、エアドライヤの再生を行うことができ、エアサスペンション装置に対する信頼性を向上することができる。
本発明の第1の実施形態によるエアサスペンション装置の全体構成を示す回路図である。 コントローラを含めたエアサスペンション装置の制御ブロック図である。 車高の昇降処理とエアドライヤの再生処理を示すタイムチャートである。 コントローラによるエアドライヤの再生処理を示す流れ図である。 第2の実施形態によるエアドライヤの再生処理を示す流れ図である。 第3の実施形態によるエアドライヤの再生処理を示す流れ図である。
以下、本発明の実施形態によるエアサスペンション装置を、4輪自動車に代表される車両に適用した場合を例に挙げ、添付図面の図1ないし図6を参照して詳細に説明する。
ここで、図1ないし図4は第1の実施形態を示している。図1において、合計4個のエアサスペンション1は、車両の左前輪(FL)、右前輪(FR)、左後輪(RL)、右後輪(RR)側で、車両の各車軸側と車体側(いずれも図示せず)との間に設けられている。これらのエアサスペンション1は、後述のエア室1C内に圧縮空気が給排されることにより、エア室1Cの拡張と縮小に応じて車高調整を行う空気圧機器である。
各エアサスペンション1は、例えば車両の車軸側に取付けられるシリンダ1Aと、該シリンダ1A内から軸方向(上下方向)へと伸縮可能に突出し突出端側が車体側に取付けられるピストンロッド1Bと、該ピストンロッド1Bの突出端側とシリンダ1Aとの間に伸縮可能に設けられ空気ばねとして作動するエア室1Cとにより構成されている。各エアサスペンション1のエア室1Cは、後述の分岐管10Aを通じて圧縮空気が給排されることにより軸方向に拡縮される。このとき、各エアサスペンション1は、圧縮空気の給排量に応じてピストンロッド1Bがシリンダ1Aに対して軸方向に伸縮することにより、車両の高さ(車高)を調整することができる。
コンプレッサ装置2は、空気を圧縮し、この圧縮空気をエアサスペンション1のエア室1Cに供給する。ここで、コンプレッサ装置2は、コンプレッサ3、電動モータ4、吸気管路5、給排管路6、エアドライヤ7、スローリターンバルブ8、吸気バルブ9、タンク側吸込管路13、吸気電磁弁14、タンク用管路15、戻し電磁弁16、給排切換弁17、還流管路18、排気管路19および排気電磁弁20を含んで構成されている。
コンプレッサ3は、その吸気側3Aから空気を吸込みつつ、圧縮空気を生成するもので、例えば往復動式圧縮機、スクロール式圧縮機等により構成されている。コンプレッサ3が生成した圧縮空気は、各エアサスペンション1のエア室1Cまたはタンク12に供給される。コンプレッサ3は、駆動源としての電動モータ4により回転駆動される。電動モータ4は、後述のコントローラ22(図2参照)により駆動と停止が制御される。なお、電動モータ4としては、例えばリニアモータ等の駆動源を用いてもよい。
コンプレッサ3の吸気側3Aには、吸気管路5が接続され、コンプレッサ3の吐出側3Bには、給排管路6が接続されている。吸気管路5は、コンプレッサ3に向けて空気を流通させるための通路である。吸気管路5の接続点5Aの位置には、タンク側吸込管路13と還流管路18とが接続されている。なお、タンク側吸込管路13と還流管路18とは、他の接続点で吸気管路5に対し別々に接続してもよいことは勿論である。
吸気管路5の一端側は、コンプレッサ装置2(コンプレッサ3)の外部に開口する吸気ポート5Bとなっている。一方、吸気管路5の他端側は、コンプレッサ3の吸気側3Aに接続され、吸気管路5の途中には、吸気バルブ9が設けられている。
ここで、吸気ポート5Bには、空気中の塵埃等を除去するフィルタが設けられている。吸気ポート5Bは、各エアサスペンション1とコンプレッサ装置2を含むシステム全体で圧縮空気の圧力が低下(圧縮空気が不足)したとき、即ち、システム内の圧力が後述する下限圧よりも低下したときに、コンプレッサ3の吸気側3Aに外気を吸込ませるためのポートである。
給排管路6は、一端側がコンプレッサ3の吐出側3Bに接続され、他端側は後述の給排切換弁17を介して空気導管10に接続されている。給排管路6は、コンプレッサ3が生成した圧縮空気を各エアサスペンション1のエア室1Cに給排する。給排管路6の途中位置には、エアドライヤ7とスローリターンバルブ8とが設けられている。
また、給排管路6には、コンプレッサ3の吐出側3Bとエアドライヤ7との間に位置する接続点6Aから分岐して排気管路19が設けられている。スローリターンバルブ8と給排切換弁17との間に位置する給排管路6の接続点6Bには、タンク用管路15が分岐して設けられている。換言すると、エアドライヤ7とスローリターンバルブ8は、接続点6A,6Bの間となる位置で給排管路6に設けられている。
エアドライヤ7は、コンプレッサ3の吐出側3Bとなる給排管路6の途中に介装して設けられている。エアドライヤ7は、例えばシリカゲル等の乾燥剤または水分吸着剤(図示せず)等を内蔵している。エアドライヤ7は、コンプレッサ3の吐出側3Bとスローリターンバルブ8との間に配設されている。
エアドライヤ7は、コンプレッサ3が生成した高圧の圧縮空気がエアサスペンション1側に向けて給排管路6内を順方向に流通するときに、この圧縮空気に内部の水分吸着剤を接触させることにより水分を吸着する。これにより、各エアサスペンション1(エア室1C)またはタンク12には、エアドライヤ7によって乾燥された圧縮空気が供給される。一方、各エアサスペンション1(エア室1C)またはタンク12から排出された圧縮空気(排気)がエアドライヤ7(給排管路6)内を逆方向に流通するときには、乾燥した圧縮空気がエアドライヤ7内を逆流する。このときに、エアドライヤ7内の水分吸着剤は、この乾燥した圧縮空気により水分が脱着される。これにより、エアドライヤ7の水分吸着剤は、再生されて再び水分を吸着可能な状態に戻される。
スローリターンバルブ8は、絞り8Aとチェック弁8Bとの並列回路により構成されている。即ち、スローリターンバルブ8は、コンプレッサ3から給排切換弁17に向かう順方向の流れに対しては、チェック弁8Bが開弁して圧縮空気の流量を絞ることはない。一方、スローリターンバルブ8は、逆方向の流れに対しては、チェック弁8Bが閉弁することにより、絞り8Aにより圧縮空気の流量を絞る。これにより、エアドライヤ7内では、圧縮空気がゆっくりと小流量で逆流する。
吸気バルブ9は、吸気管路5の途中で、接続点5Aと吸気ポート5Bとの間に設けられたチェック弁を構成している。吸気バルブ9は、例えば、接続点5Aの位置でコンプレッサ3の吸気側3Aの圧力が大気圧以下となったときに開弁し、吸気ポート5Bを介して外部(大気)から空気が吸込まれるのを許す。一方、吸気バルブ9は、コンプレッサ3から吸気ポート5Bに向かう逆向きの流れを阻止する。このため、吸気管路5内の圧力が大気圧よりも高い圧力(正圧)となっているときには、吸気バルブ9が閉弁状態になるから、コンプレッサ3の吸気側3Aには、各エアサスペンション1またはタンク12からの圧縮空気がタンク側吸込管路13、吸気電磁弁14または還流管路18を介して供給(吸入)される。
空気導管10は、給排切換弁17を介して給排管路6と各エアサスペンション1のエア室1Cとを接続している。空気導管10には、複数本(例えば、4本)の分岐管10Aを有している。各分岐管10Aの先端側は、それぞれがエアサスペンション1のエア室1Cに接続されている。
空気導管10の各分岐管10Aの途中には、それぞれ給排気弁11が設けられている。給排気弁11は、対応するエアサスペンション1のエア室1Cへの圧縮空気の給排を制御する。給排気弁11は、例えば2ポート2位置の電磁式切換弁(ソレノイドバルブ)により構成されている。給排気弁11は、通常時は閉弁位置(a)におかれ、後述するコントローラ22からの制御信号により励磁されると、閉弁位置(a)から開弁位置(b)に切換えられる。
なお、各給排気弁11は、エアサスペンション1のエア室1Cと分岐管10Aとの間に接続して設ける構成としてもよい。また、給排気弁11は、リリーフ弁(安全弁)としての機能を有している。即ち、エア室1C内の圧力がリリーフ設定圧を越えると、給排気弁11は消磁したままでも、閉弁位置(a)から開弁位置(b)にリリーフ弁として一時的に切換わり、このときの過剰圧を空気導管10内に逃がすことができる。
タンク12は、圧縮された空気を貯留する。タンク12は、例えば可撓性ホース等からなる接続管12Aを有している。この接続管12Aは、一方の端部がタンク12に接続され、他方の端部が後述のタンク側吸込管路13とタンク用管路15とに接続されている。これにより、タンク12は、接続管12A、タンク側吸込管路13を介してコンプレッサ3の吸気側3Aに接続されている。
タンク側吸込管路13は、一方の端部がタンク12(接続管12A)に接続され、他方の端部が接続点5Aの位置で吸気管路5に接続されている。即ち、タンク側吸込管路13は、コンプレッサ3の吸気側3Aと吸気バルブ9との間となる位置で吸気管路5から分岐し、吸気管路5をタンク12に接続している。
タンク側吸込管路13には、タンク12内の圧縮空気をコンプレッサ3の吸気側3Aに供給、停止するための吸気電磁弁14が設けられている。吸気電磁弁14は、例えば2ポート2位置の電磁式切換弁(ソレノイドバルブ)により構成されている。吸気電磁弁14は、通常時は閉弁位置(c)におかれ、コントローラ22からの制御信号により励磁されると、閉弁位置(c)から開弁位置(d)に切換えられる。また、吸気電磁弁14は、前述した給排気弁11と同様に、リリーフ弁(安全弁)としての機能を有している。
タンク用管路15は、一方の端部がタンク12(接続管12A)に接続され、他方の端部が接続点6Bの位置で給排管路6に接続されている。即ち、タンク用管路15は、スローリターンバルブ8と給排切換弁17との間となる位置で給排管路6をタンク用管路15に接続している。
タンク用管路15には、タンク12内の圧縮空気を給排管路6内へと戻すように供給、停止するための戻し電磁弁16が設けられている。戻し電磁弁16は、例えば2ポート2位置の二方電磁弁(ソレノイドバルブ)により構成されている。戻し電磁弁16は、通常時は閉弁位置(e)におかれ、コントローラ22からの制御信号により励磁されると、閉弁位置(e)から開弁位置(f)に切換えられる。戻し電磁弁16の開弁時には、例えばタンク用管路15を介してエアサスペンション1内の圧縮空気をタンク12内へと戻すことができる。また、戻し電磁弁16は、前述した給排気弁11と同様に、リリーフ弁(安全弁)としての機能を有している。
給排切換弁17は、エアドライヤ7とエアサスペンション1とを繋ぐ給排管路6の一部または空気導管10、例えば給排管路6に設けられている。給排切換弁17は、エアサスペンション1側の空気導管10を、給排管路6または還流管路18に選択的に接続する弁で、例えば3ポート2位置の電磁式方向切換弁(即ち、三方電磁弁)によって構成されている。即ち、給排切換弁17は、コンプレッサ3で生成した圧縮空気を各エアサスペンション1のエア室1Cに供給したり、給排管路6を介して各エア室1C内の圧縮空気を排出したりする給排位置(g)と、還流管路18を介して各エア室1C内の圧縮空気をコンプレッサ3の吸気側3Aに還流させる還流位置(h)と、に選択的に切換えられる。
還流管路18は、コンプレッサ3、給排管路6、エアドライヤ7およびスローリターンバルブ8を迂回して設けられたバイパス通路であり、一方の端部は給排切換弁17を介してエアサスペンション1側の空気導管10に接続可能となっている。還流管路18の他方の端部は、接続点5Aの位置で吸気管路5に接続されている。従って、給排切換弁17が還流位置(h)に切換えられたときに、還流管路18は、各エアサスペンション1のエア室1Cから排出される圧縮空気を、給排管路6を迂回させるようにコンプレッサ3の吸気側3Aに還流させる。
排気管路19は、第1通路を構成している。排気管路19は、給排管路6内の圧縮空気を外部に排気するための通路であり、その途中には、排気電磁弁20が設けられている。排気管路19は、一方の端部が接続点6Aの位置で給排管路6に接続されている。排気管路19の他方の端部は、排気ポート19Aとなってコンプレッサ装置2の外部へと延び、外気に開放される。
第1弁としての排気電磁弁20は、第1通路としての排気管路19に設けられている。排気電磁弁20は、例えば2ポート2位置の二方電磁弁(ソレノイドバルブ)により構成されている。排気電磁弁20は、通常時は閉弁位置(i)におかれ、コントローラ22からの制御信号により励磁されると、閉弁位置(i)から開弁位置(j)に切換えられる。
排気電磁弁20の開弁時には、排気管路19が大気に接続される。具体的には、排気電磁弁20の開弁時には、各エアサスペンション1内の圧縮空気を、空気導管10、給排切換弁17、給排管路6、スローリターンバルブ8の絞り8A、エアドライヤ7、排気管路19を介して排気ポート19Aから外部(大気)に排出することができる。また、排気電磁弁20は、前述した給排気弁11と同様にリリーフ弁(安全弁)としての機能を有している。
しかも、排気電磁弁20の開弁時には、タンク12内の圧縮空気を、タンク用管路15、戻し電磁弁16、給排管路6、スローリターンバルブ8の絞り8A、エアドライヤ7、排気管路19を介して排気ポート19Aから外部に排出することもできる。このときには、タンク12の圧縮空気を用いてエアドライヤ7内の水分吸着剤を再生することができる。
圧力検出器21は、空気導管10に接続して設けられている。圧力検出器21は、全ての給排気弁11、吸気電磁弁14および排気電磁弁20を閉弁すると共に、給排切換弁17を給排位置(g)に戻した状態で、例えば戻し電磁弁16を閉弁位置(e)から開弁位置(f)に切換えたときに、タンク用管路15を介してタンク12内の圧力を検出する。また、圧力検出器21は、吸気電磁弁14、戻し電磁弁16および排気電磁弁20を閉弁した状態で、例えば給排気弁11の少なくともいずれかを開弁することで、該当するエアサスペンション1のエア室1C内の圧力を検出することができる。
図2に示すように、制御手段としてのコントローラ22は、例えばマイクロコンピュータ等により構成されている。コントローラ22の入力側には、圧力検出器21、複数の車高センサ23(FL用、FR用、RL用およびRR用の車高センサ23)、選択スイッチ24等が接続されている。FL用、FR用、RL用およびRR用の車高センサ23は、車両の左前輪(FL)、右前輪(FR)、左後輪(RL)、右後輪(RR)側で各エアサスペンション1による車高を個別に検出する。選択スイッチ24は、例えば車高調整を行う上での自動モード、または運転者が好みに応じて任意に車高を変える選択モード等の切換えを行う操作スイッチである。
ここで、選択スイッチ24を操作して車高調整を自動モードで行うように選択した場合(即ち、オートレベリング時に)、コントローラ22は、FL用、FR用、RL用、RR用の車高センサ23から出力される車高検出信号に基づき、それぞれのエアサスペンション1が目標車高となる設定高さに比較して高いか、低いかを比較(判定)する。この上で、コントローラ22は、その比較(判定)結果に基づいて、車両の左前輪(FL)、右前輪(FR)、左後輪(RL)、右後輪(RR)側で各エアサスペンション1による車高調整を個別に行うものである。
コントローラ22の出力側は、コンプレッサ3の電動モータ4と、FL用、FR用、RL用、RR用の給排気弁11と、吸気電磁弁14、戻し電磁弁16、給排切換弁17、排気電磁弁20等とに接続されている。また、コントローラ22は、例えばデータ通信に必要な回線網であるCAN(Controller Area Network)等を介して他のコントローラ(図示せず)に接続されている。これにより、コントローラ22は他のコントローラとの間で、例えば車速、操舵角、外気温(周囲温度)、日時情報、積載重量等の荷重情報を含めた種々の車両情報を入力、出力することができる。
また、コントローラ22は、ROM、RAM、不揮発性メモリ等からなる記憶部としてのメモリ22Aを有している。このメモリ22Aには、例えば図3に示すエアドライヤ7の再生処理を行うためのプログラム等が格納されている。即ち、エアドライヤ7の水分吸着剤(乾燥剤)は、定期的に再生処理を行わないと、吸着した水分が飽和状態に達して本来の機能を達成できなくなる。
このため、コントローラ22は、前回の再生処理からの経過時間、コンプレッサ3が外気を吸込んだ時間、回数等をメモリ22Aに記憶しておき、この記憶内容に基づいてエアドライヤ7の再生処理を必要に応じて定期的に行うようにしている。この再生処理は、例えば車両の運転者に不快感や違和感を与えないように、停車時に行われるのが好ましい。
コントローラ22は、各車高センサ23、選択スイッチ24等からの信号に基づいて、電動モータ4の駆動制御を行うと共に、各給排気弁11、吸気電磁弁14、戻し電磁弁16、給排切換弁17、排気電磁弁20等に制御信号を出力し、それぞれのソレノイドを個別に励磁したり、消磁したりする。これにより、コントローラ22は、給排気弁11、吸気電磁弁14、戻し電磁弁16、給排切換弁17、排気電磁弁20を何れかの位置に切換えることができる。
第1の実施形態によるエアサスペンション装置は、上述の如き構成を有するもので、次に、車両の車高調整およびエアドライヤ再生を行うときの動作とコントローラ22による制御処理について、図3、図4を参照して説明する。
まず、図3に示すタイムチャートを用いて車高下降処理、車高上昇処理を行うときの動作について説明する。
車高下降処理では、対象となるエアサスペンション1に対応する給排気弁11を閉弁位置(a)から開弁位置(b)に切換え、給排切換弁17を給排位置(g)から還流位置(h)に切換え、戻し電磁弁16を閉弁位置(e)から開弁位置(f)に切換えると共に、電動モータ4によりコンプレッサ3を駆動する。これにより、エアサスペンション1のエア室1C内の圧縮空気は、空気導管10から給排切換弁17を介して還流管路18に流出し、コンプレッサ3の作動に伴って吸気側3Aから吸込まれつつ、吐出側3Bから昇圧された圧縮空気として吐出される。
このとき、コンプレッサ3の吐出側3Bから吐出される圧縮空気は、エアドライヤ7、スローリターンバルブ8のチェック弁8B、タンク用管路15および戻し電磁弁16を介してタンク12内に充填される。即ち、エアサスペンション1(エア室1C)内の圧縮空気をタンク12内に向けて強制的に供給(充填)することにより、エアサスペンション1のエア室1Cを縮小させて車高を下げることができる。
一方、車高上昇処理では、対象となるエアサスペンション1に対応する給排気弁11を閉弁位置(a)から開弁位置(b)に切換え、吸気電磁弁14を閉弁位置(c)から開弁位置(d)に切換え、給排切換弁17を還流位置(h)から給排位置(g)に切換えると共に、電動モータ4によりコンプレッサ3を駆動する。これにより、タンク12内の圧縮空気は、タンク側吸込管路13および吸気電磁弁14を介してコンプレッサ3に供給される。
このとき、コンプレッサ3の吐出側3Bから吐出される圧縮空気は、エアドライヤ7、スローリターンバルブ8のチェック弁8B、空気導管10および給排気弁11を介してエアサスペンション1のエア室1C内に充填される。即ち、タンク12内の圧縮空気をエアサスペンション1(エア室1C)内に向けて強制的に供給(充填)することにより、エアサスペンション1のエア室1Cを拡大させて車高を上げることができる。
次に、図3、図4を用いてエアドライヤ7の再生処理に関する制御および動作、即ち、エアサスペンション装置のエアドライヤ7の再生処理方法ついて説明する。
図4に流れ図は、エアドライヤ7を再生処理するタイミングと再生処理後の補助処理とを示している。コントローラ22による制御処理が開始されると、ステップ1でエアドライヤ7の再生処理を行う時期であるか否かの判断に用いる情報を入手する(読み込む)。この場合の情報としては、前回行ったエアドライヤ7の再生処理からの経過時間である。また、経過時間には、吸気管路5を介して外気を吸込んだ時間、回数等を含んでいる。
続いて、ステップ2では、前回のエアドライヤ7の再生処理からの経過時間が、予め設定した一定時間を経過したか否かを判定する。このステップ2の判定処理では、外気を吸込んだ時間が予め設定した一定時間を経過したか否か、また、外気を吸込んだ回数が予め設定した一定回数を経過したか否かを判定するようにしてもよい。そして、ステップ2でで「NO」と判定したときには、ステップ1の読込みとステップ2の判定を繰り返す。
一方、ステップ2で「YES」と判定したときには、次のステップ3で、タンク12の圧力が所定圧以上か否かを判定する。即ち、ステップ3では、タンク12内の圧縮空気をエアドライヤ7の再生処理に使用した場合でも、各エアサスペンション1の車高調整制御を行うことができる圧縮エアがタンク12内に残存するか否かを判定している。
ステップ3で「YES」と判定したときには、次のステップ4で、タンク12内の圧縮空気をエアドライヤ7経由で放出するエアドライヤ7の再生処理を行う。即ち、図3に示すように、コントローラ22は、戻し電磁弁16を閉弁位置(e)から開弁位置(f)に切換え、排気電磁弁20を閉弁位置(i)から開弁位置(j)に切換え、給排切換弁17を給排位置(g)に保持する。これにより、タンク12内の圧縮空気は、各分岐管10A(空気導管10)から給排切換弁17を介して給排管路6、スローリターンバルブ8、エアドライヤ7を逆流し、さらに、排気管路19および排気電磁弁20を介して排気ポート19Aから外気(大気)に排出(開放)される。この場合、給排管路6の途中に設けたスローリターンバルブ8は、流通(逆流)する圧縮空気を絞り8Aにより流量を絞ることにより、エアドライヤ7内では圧縮空気がゆっくりと小流量で逆流することになる。
このため、タンク12から排出される乾燥した圧縮空気は、エアドライヤ7内を逆方向に流通するときに、水分吸着剤から水分を脱着させる。これにより、エアドライヤ7の水分吸着剤は再生され、再び水分を吸着可能な状態に戻される。
次のステップ5では、ステップ4でエアドライヤ7の再生処理を行った後でも、各エアサスペンション1とコンプレッサ装置2を含むシステム全体における空気圧が、下限圧以上か否かを判定する。この場合、下限圧とは、圧縮空気の不足が生じない範囲で最も低い圧力である。ステップ5で「YES」と判定したときには、ステップ1〜5の処理を繰り返す。一方、ステップ5で「NO」と判定したときには、後述するステップ7の処理を行う。
前述したステップ3で「NO」と判定したときには、次のステップ6で、各エアサスペンション1とコンプレッサ装置2を含むシステム全体における空気圧が、下限圧以上か否かを判定する。このステップ6で「YES」と判定したときには、ステップ1〜3の処理を繰り返す。一方、ステップ6で「NO」と判定したら、次のステップ7では、コンプレッサ3を駆動して外部の空気を吸込んでシステム全体の空気圧を上昇させる。これにより、エアドライヤ7の再生処理と再生処理後の補助処理を完了することができる。
かくして、第1の実施形態によれば、空気を圧縮するコンプレッサ3と、空気を貯留するように構成されたタンク12と、コンプレッサ3の吐出側3Bに設けられたエアドライヤ7と、エアドライヤ7を介してコンプレッサ3に接続されるエアサスペンション1と、コンプレッサ3の吐出側3Bとエアドライヤ7との間から分岐して設けられ、排気電磁弁20を開弁することにより大気に接続される排気管路19と、排気電磁弁20を開閉制御するコントローラ22とを備えている。この上で、コントローラ22は、所定時間経過時に、コントローラ22がタンク12の圧縮空気を用いてエアドライヤ7内の水分吸着剤を再生する構成としている。
従って、本実施形態では、エアドライヤ7の水分吸着剤の状態を知るための温度センサ、湿度センサ等を廃止できる。これにより、センサの個数を増やすことなく、エアドライヤ7の再生処理を行うことができる。この結果、エアサスペンション装置を安価に形成できる上に、エアサスペンション装置に対する信頼性を向上することができる。
しかも、エアドライヤ7の再生処理を定期的に行うことにより、エアサスペンション装置を流通する圧縮空気の乾燥状態を維持することができるから、長期に亘って安定して動作を行うことができ、エアサスペンション装置に対する信頼性を向上することができる。また、定期的に再生処理を行うことにより、空気の乾燥能力を小さく設定することができるから、エアドライヤ7を小型化することができる。さらに、本実施形態では、タンク12内の空気圧に応じて、エアドライヤ7の再生処理を行う構成としているから、再生効率の良いタイミングで再生処理を行うことができ、この点でもエアサスペンション装置に対する信頼性を向上することができる。
次に、図5は第2の実施形態を示している。本実施形態の特徴は、タンクの圧力が所定以下の条件において、エアドライヤを再生する構成としたことにある。なお、第2の実施形態では、前述した第1の実施形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
図5は第2の実施形態によるエアドライヤ7の再生処理を示している。この再生処理は、前述した第1の実施形態によるステップ1〜7までの処理を含んで構成されている。第2の実施形態では、ステップ3とステップ4との間にステップ11が設けられている。このステップ11には、ステップ3で、タンク12の圧力が第1の所定圧以上か否かを判定し、「YES」と判定された場合に移動される。例えば、第1の所定圧は、第1の実施形態の所定圧と同じ値となっている。
第2の実施形態によるステップ11は、タンク12の空気圧が第2の所定圧以下か否かを判定する。第2の所定圧は、第1の所定圧よりも高い値となっている。このステップ11で「YES」と判定したときには、次のステップ4で、タンク12内の圧縮空気をエアドライヤ7経由で放出するエアドライヤ7の再生処理を行う。一方、ステップ11で「NO」と判定したときには、ステップ1〜3,11の処理を繰り返す。
かくして、このように構成された第2の実施形態においても、前述した第1の実施形態と同様の作用、効果を得ることができる。特に、第2の実施形態によれば、タンク12の圧力が所定以下の条件において、エアドライヤ7を再生する構成としているから、水分吸着剤の再生効率を高めることができる。
次に、図6は第3の実施形態を示している。本実施形態の特徴は、エアサスペンションの車高が所定以上の条件において、エアドライヤを再生する構成としたことにある。なお、第3の実施形態では、前述した第2の実施形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
図6は第3の実施形態によるエアドライヤ7の再生処理を示している。この再生処理は、前述した第2の実施形態によるステップ1〜7,11までの処理を含んで構成されている。第3の実施形態では、ステップ11とステップ4との間にステップ21が設けられている。このステップ21には、ステップ11で、タンク12の圧力が第2の所定圧以上か否かを判定し、「YES」と判定された場合に移動される。
第3の実施形態によるステップ21は、エアサスペンション1による車高が所定以上か否かを判定する。このステップ21で「YES」と判定したときには、次のステップ4で、タンク12内の圧縮空気をエアドライヤ7経由で放出するエアドライヤ7の再生処理を行う。一方、ステップ21で「NO」と判定したときには、ステップ1〜3,11,21の処理を繰り返す。
かくして、このように構成された第3の実施形態においても、前述した第2の実施形態と同様の作用、効果を得ることができる。特に、第3の実施形態によれば、エアサスペンション1の車高が所定以上の条件において、エアドライヤ7を再生する構成としている。このように、エアサスペンション1の車高が所定以上の場合、エアサスペンション1の次の動作は縮小動作になる。これにより、タンク12内の圧縮空気の残量を気にすることなく、水分吸着剤の再生を行うことができる。
次に、上記実施形態に含まれるエアサスペンション装置として、例えば、以下に述べる態様のものが考えられる。
エアサスペンション装置の第1の態様としては、車両に設けられるエアサスペンション装置であって、空気を圧縮するコンプレッサと、空気を貯留するように構成されたタンクと、前記コンプレッサの吐出側に設けられたエアドライヤと、前記エアドライヤを介して前記コンプレッサに接続されるエアサスペンションと、前記コンプレッサの吐出側と前記エアドライヤとの間から分岐して設けられ、第1弁を開弁することにより大気に接続される第1通路と、前記第1弁を開閉制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、所定時間経過時に、コントローラが前記タンクの空気を用いて前記エアドライヤを再生することを特徴としている。
エアサスペンション装置の第2の態様としては、前記第1の態様において、前記タンクの圧力が所定以下の条件において、前記エアドライヤを再生することを特徴としている。
エアサスペンション装置の第3の態様としては、前記第1または2の態様において、前記エアサスペンションの車高が所定以上の条件において、前記エアドライヤを再生することを特徴としている。
エアサスペンション装置のエアドライヤの再生方法の態様としては、空気を圧縮するコンプレッサと、空気を貯留するように構成されたタンクと、前記コンプレッサの吐出側に設けられたエアドライヤと、前記エアドライヤを介して前記コンプレッサに接続されるエアサスペンションと、前記コンプレッサの吐出側と前記エアドライヤとの間から分岐して設けられ、第1弁を開弁することにより大気に接続される第1通路と、前記第1弁を開閉制御する制御手段と、を備えたエアサスペンション装置のエアドライヤの再生方法であって、前記制御手段は、前回の再生処理から所定時間が経過したときに、前記第1弁を開弁し、前記タンクの空気を前記エアドライヤを介して大気に放出することにより前記エアドライヤを再生することを特徴としている。
エアサスペンション装置の第4の態様としては、車両に設けられるエアサスペンション装置であって、空気を圧縮するコンプレッサと、空気を貯留するように構成されたタンクと、前記コンプレッサの吐出側に設けられたエアドライヤと、前記エアドライヤを介して前記コンプレッサに接続されるエアサスペンションと、前記コンプレッサの吐出側と前記エアドライヤとの間から分岐して設けられ、第1弁を開弁することにより大気に接続される第1通路と、前記第1弁を開閉制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記コンプレッサが外気を吸い込んだ回数が予め設定した一定回数を経過したときに、コントローラが前記タンクの空気を用いて前記エアドライヤを再生することを特徴としている。
1 エアサスペンション
3 コンプレッサ
3B 吐出側
7 エアドライヤ
12 タンク
19 排気管路(第1通路)
20 排気電磁弁(第1弁)
22 コントローラ(制御手段)

Claims (5)

  1. 車両に設けられるエアサスペンション装置であって、
    空気を圧縮するコンプレッサと、
    空気を貯留するように構成されたタンクと、
    前記コンプレッサの吐出側に設けられたエアドライヤと、
    前記エアドライヤを介して前記コンプレッサに接続されるエアサスペンションと、
    前記コンプレッサの吐出側と前記エアドライヤとの間から分岐して設けられ、第1弁を開弁することにより大気に接続される第1通路と、
    前記第1弁を開閉制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、所定時間経過時に、コントローラが前記タンクの空気を用いて前記エアドライヤを再生することを特徴とするエアサスペンション装置。
  2. 前記タンクの圧力が所定以下の条件において、前記エアドライヤを再生することを特徴とする請求項1記載のエアサスペンション装置。
  3. 前記エアサスペンションの車高が所定以上の条件において、前記エアドライヤを再生することを特徴とする請求項1または2記載のエアサスペンション装置。
  4. 空気を圧縮するコンプレッサと、
    空気を貯留するように構成されたタンクと、
    前記コンプレッサの吐出側に設けられたエアドライヤと、
    前記エアドライヤを介して前記コンプレッサに接続されるエアサスペンションと、
    前記コンプレッサの吐出側と前記エアドライヤとの間から分岐して設けられ、第1弁を開弁することにより大気に接続される第1通路と、
    前記第1弁を開閉制御する制御手段と、
    を備えたエアサスペンション装置のエアドライヤの再生方法であって、
    前記制御手段は、前回の再生処理から所定時間が経過したときに、前記第1弁を開弁し、前記タンクの空気を前記エアドライヤを介して大気に放出することにより前記エアドライヤを再生することを特徴とするエアサスペンション装置のエアドライヤの再生方法。
  5. 車両に設けられるエアサスペンション装置であって、
    空気を圧縮するコンプレッサと、
    空気を貯留するように構成されたタンクと、
    前記コンプレッサの吐出側に設けられたエアドライヤと、
    前記エアドライヤを介して前記コンプレッサに接続されるエアサスペンションと、
    前記コンプレッサの吐出側と前記エアドライヤとの間から分岐して設けられ、第1弁を開弁することにより大気に接続される第1通路と、
    前記第1弁を開閉制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記コンプレッサが外気を吸い込んだ回数が予め設定した一定回数を経過したときに、コントローラが前記タンクの空気を用いて前記エアドライヤを再生することを特徴とするエアサスペンション装置。
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