JP2021113564A - デファレンシャル装置 - Google Patents

デファレンシャル装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2021113564A
JP2021113564A JP2020005301A JP2020005301A JP2021113564A JP 2021113564 A JP2021113564 A JP 2021113564A JP 2020005301 A JP2020005301 A JP 2020005301A JP 2020005301 A JP2020005301 A JP 2020005301A JP 2021113564 A JP2021113564 A JP 2021113564A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lubricant
shaft
hypoid gear
drive
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020005301A
Other languages
English (en)
Inventor
崇志 足森
Takashi Ashimori
崇志 足森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Subaru Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Subaru Corp filed Critical Subaru Corp
Priority to JP2020005301A priority Critical patent/JP2021113564A/ja
Publication of JP2021113564A publication Critical patent/JP2021113564A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • General Details Of Gearings (AREA)

Abstract

【課題】 ドライブピニオンシャフトによる潤滑剤の連れ廻りによる駆動損失の発生を抑制して、動力伝達損失の悪化を防止するデファレンシャル装置の冷却機構の提供。【解決手段】 デファレンシャル装置1は、ドライブピニオンシャフト10と、ハイポイドギヤ室4およびシャフト室5を有するデファレンシャルキャリア2と、ハイポイドギヤ室4内の潤滑剤の温度を検出する温度センサ41と、シャフト室5内に設けられ、ハイポイドギヤ室4からシャフト室5内に流れ込んだ潤滑剤を吸収する吸液ユニット31を伸縮する駆動ユニット33を有する潤滑剤コントロール装置30と、を有し、コントロールユニット40がハイポイドギヤ室4内の潤滑剤が所定の温度に達すると、駆動ユニット33を駆動制御して、吸液ユニット31を収縮させる。【選択図】図1

Description

本発明は、車両に搭載されるデファレンシャル装置に関する。
従来、車両には、コーナリング時に左右の車輪に発生する回転差を調整する差動動作を行い、スムーズな旋回を実現するためのデファレンシャル装置が搭載されている。このデファレンシャル装置は、ギヤ同士の摩擦により発生する熱や、ドライブピニオンシャフトなどの高速回転する軸部材を回転保持する軸受部などに発生する摩擦熱を冷却し、ギヤ、軸部材などを潤滑するオイルなどの潤滑剤が内部に入れられている。
例えば、特許文献1には、スポンジなどの油保存材を備え、この油保存材がデフケース内から潤滑油を吸収してこれを保存しつつ、遠心ポンプ作用によって潤滑油送給路側へ放出されて補給されるデファレンシャル装置である差動装置の技術が開示されている。
特開平2−89845号公報
ところで、デファレンシャル装置内の潤滑剤は、リングギヤにより掻き上げられて、ベアリングなどを通ってドライブピニオンシャフトの上部側から落下して循環される。
このとき、デファレンシャル装置は、ドライブピニオンシャフトが潤滑剤の連れ廻りを受けてしまい駆動損失(スピンロス)が悪化して動力伝達効率が低下する原因となっていた。
そこで、本発明は、上記事情に鑑み、ドライブピニオンシャフトによる潤滑剤の連れ廻りによる駆動損失の発生を抑制して、動力伝達損失の低下を防止するデファレンシャル装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様のデファレンシャル装置は、ハイポイドギヤのドライブピニオンが一端に設けられた筒状のドライブシャフトを有するドライブピニオンシャフトと、前記ハイポイドギヤが配置されるハイポイドギヤ室および前記ドライブシャフトが配置されるシャフト室を有するデファレンシャルキャリアと、前記デファレンシャルキャリア内に注入される潤滑剤と、前記ハイポイドギヤ室内の前記潤滑剤の温度を検出する温度センサと、前記ハイポイドギヤ室の近傍の前記シャフト室内に設けられた潤滑剤コントロール装置と、前記温度センサの検出信号が入力され、前記潤滑剤コントロール装置を駆動制御するコントロールユニットと、を備え、前記潤滑剤コントロール装置は、前記ハイポイドギヤ室から前記シャフト室内に流れ込んだ前記潤滑剤を吸収する吸液ユニットと、前記吸液ユニットを伸縮する駆動ユニットと、を具備し、前記コントロールユニットは、前記温度センサに検出により、前記ハイポイドギヤ室内の前記潤滑剤が所定の温度に達すると、前記駆動ユニットを駆動制御して、前記吸液ユニットを収縮させて、前記吸液ユニットに吸収されている前記シャフト室内の前記潤滑剤を前記ハイポイドギヤ室に向けて排出する。
本発明によれば、ドライブピニオンシャフトによる潤滑剤の連れ廻りによる駆動損失の発生を抑制して、動力伝達損失の悪化を防止するデファレンシャル装置を提供することができる。
デファレンシャル装置の構成を示す断面図 ドライブピニオンシャフトおよび潤滑剤コントロール装置を示す斜視図 吸液ユニットとケース体の構成を示す分解斜視図 吸液ユニットとケース体が組付けられた状態を示す斜視図 駆動ユニットの構成を示す斜視図 潤滑剤コントロール装置の構成を示す斜視図 潤滑剤コントロール装置が潤滑剤を吸収する状態を説明するためのデファレンシャル装置の部分断面図 潤滑剤コントロール装置が潤滑剤を排出する状態を説明するためのデファレンシャル装置の部分断面図
以下に図面を参照しながら、本発明の一態様の実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明に用いる図においては、各構成要素を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、構成要素毎に縮尺を異ならせてあるものであり、本発明は、これらの図に記載された構成要素の数量、構成要素の形状、構成要素の大きさの比率、および各構成要素の相対的な位置関係のみに限定されるものではない。
本実施の形態のデファレンシャル装置の冷却機構について以下に説明する。
ここでの差動装置であるデファレンシャル装置は、ここでは車両の後輪側の車輪に動力を伝達するリアデファレンシャル装置(所謂、リアデフ)を例示して説明する。なお、以下に説明する構成は、車両の前輪側の車輪に動力を伝達するフロントデファレンシャル装置(所謂、フロントデフ)他、リアデフ以外の場合にも適用可能な技術である。
図1に示す、デファレンシャル装置1は、外装部としてのケース体としてのハウジングであるデファレンシャルキャリア2を備えている。このデファレンシャルキャリア2は、後方側にドライブピニオンシャフト10のドライブピニオン11とリングギヤ21とが噛合して構成されるハイポイドギヤ20が設けられている。
また、ハイポイドギヤ20は、デファレンシャルキャリア2に蓋体であるキャリアカバー3が取り付けられて密閉空間となるハイポイドギヤ室4内に設けられる。このハイポイドギヤ室4内には、潤滑剤の温度を検出する温度センサ41が設けられている。
ドライブピニオンシャフト10は、ギヤ部であるドライブピニオン11から前方側に筒状のドライブシャフト12が延設されている。ドライブシャフト12は、フロント側のホールベアリングと、センターおよびリア側のスラスト軸受などの3つのベアリング22a,22b,22cによって軸支されている。
ハイポイドギヤ室4内には、ハイポイドギヤ20および回転するドライブピニオンシャフト10の摩擦熱および摩耗を低減させるデファレンシャルオイル、二硫化モリブデン、これらの混合液などの潤滑剤(不図示)が注入されている。
潤滑剤は、リングギヤ21の回転により掻き上げられて、デファレンシャルキャリア2内の空間を循環して、駆動する各部品が潤滑されるようになっている。
ドライブシャフト12は、フロント側の端部分に外歯15が形成されたスプラインによって内歯16が形成されたジョイントスリーブ13と接続されている。デファレンシャルキャリア2のフロント端部には、オイルシール14が設けられており、このオイルシール14によって回転するジョイントスリーブ13が液密に保持されている。
ドライブシャフト12は、ハイポイドギヤ室4のフロント側に設けられたシャフト室5内に収容されている。なお、ドライブシャフト12は、大部分または全部がハイポイドギヤ室4に設けられているものである。
このシャフト室5には、ハイポイドギヤ室4内の潤滑剤の温度に応じて潤滑剤の吸収/解放をコントロールする潤滑剤コントロール装置30が配設されている。なお、潤滑剤コントロール装置30は、ハイポイドギヤ室4の近傍のシャフト室5内に設けられている。
なお、潤滑剤コントロール装置30は、潤滑剤の温度を検出する温度センサ41の検出信号が入力されるコントロールユニット40によって駆動制御される。
ジョイントスリーブ13は、駆動力伝達軸部材であるプロペラシャフト6のジョイント部7とガスケットを介してボルト締により締結されている。
このようにデファレンシャル装置1は、プロペラシャフト6の回転より、その動力がドライブピニオンシャフト10を介してドライブピニオン11に伝達される。
即ち、ドライブピニオンシャフト10から伝えられる回転動力は、回転軸Cの軸線方向に対して略直交する軸方向にドライブピニオン11を回転運動させて車輪に動力を伝達する。
ここで、本実施の形態のデファレンシャル装置1の潤滑剤コントロール装置30の要部構成を説明する。
図2に示すように、潤滑剤コントロール装置30は、ドライブピニオンシャフト10を回動支持するフロントとセンターのベアリング22a,22bの間に設けられている。なお、潤滑剤コントロール装置30は、センターのベアリング22bの直近フロント側に配置されている。この潤滑剤コントロール装置30は、吸液ユニット31と、ケース体32と、駆動ユニット33と、を有している。
吸液ユニット31は、図3に示すように、伸縮性を有するスポンジなどの円筒吸液体51および、この円筒吸液体51のフロント側に一体形成された半円筒吸液体52を有している。また、吸液ユニット31は、円筒吸液体51および半円筒吸液体52の内面を覆うようにアルミニウム、ステンレスなどの金属から形成された筒状部と半円筒部を有する形状保持体53が配置されている。
なお、円筒吸液体51および半円筒吸液体52と、形状保持体53とは、接着などされておらず、互いが固定されているものではない。また、半円筒吸液体52には、中央部分にフロント側で開口し、リア側に向けて刳り貫かれた長穴54が形成されている。
ケース体32は、断面半円状のU字状ケース部55と、このU字状ケース部55のリア側の端部に半円状板体の端面部56と、フロント側からリア側に向けてU字状ケース部55の両縁辺部から内部に向けて設けられた矩形状の2つの上面板状部57と、を有している。
これらU字状ケース部55、端面部56および上面板状部57は、アルミニウム、ステンレスなどの金属から一体的に形成されている。また、ケース体32の端面部56は、下部側に孔部である複数の排出口58が設けられている。
吸液ユニット31は、図4に示すように、ケース体32に装着される。このとき、円筒吸液体51の上部半分が露出した状態となる。また、円筒吸液体51の下部半分と、半円筒吸液体52は、ケース体32に覆われた状態となる。なお、半円筒吸液体52は、U字状ケース部55よりも長さが短く設定されている。
駆動ユニット33は、図5に示すように、モータ60と、モータ回転軸61と、このモータ回転軸61に接続されたネジ棒体62と、このネジ棒体62に螺合する半円弧状の押圧板部材63と、を有している。押圧板部材63は、モータ60によりネジ棒体62が回転されることで前後に進退移動する。モータ60は、図1に示した、コントロールユニット40によって駆動制御される。
駆動ユニット33は、図6に示すように、ネジ棒体62が半円筒吸液体52の長穴54に挿入され、押圧板部材63が半円筒吸液体52のフロント側の端面に当接するようにU字状ケース部55内に収容される。
なお、押圧板部材63は、半円筒吸液体52の端面形状および上面板状部57が設けられたU字状ケース部55の内部断面形状と相似形状の外形状をしている。そのため、押圧板部材63は、上面板状部57とU字状ケース部55の内面と側面が当接保持されるため、駆動ユニット33のネジ棒体62の回転により、回転することなくU字状ケース部55を進退移動して、半円筒吸液体52をリア側に押圧またはフロント側に押圧解放する。
次に、以上のように構成されたデファレンシャル装置1の潤滑剤コントロール装置30の作用について以下に説明する。
潤滑剤コントロール装置30は、図7に示す、駆動ユニット33の押圧板部材63がフロント側に位置して吸液ユニット31の半円筒吸液体52が伸長している状態を設定された初期位置とする。
ハイポイドギヤ室4内の潤滑剤は、リングギヤ21により掻き上げられて、センターのベアリング22bなどを通ってドライブピニオンシャフト10の上部側からシャフト室5内にながれる。
このとき、潤滑剤は、図7に示すように、ベアリング22bの直近に設けられた潤滑剤コントロール装置30が有する吸液ユニット31の上部側から円筒吸液体51に浸み込み吸収される。円筒吸液体51に吸収された潤滑剤は、毛細管現象、重力などを受けてシャフト室5内の下端側に設けられた吸液ユニット31の半円筒吸液体52に浸透して吸収される。
そして、潤滑剤は、自重などにより主に下部側の半円筒吸液体52に保液される。即ち、シャフト室5内に流れ込んだ潤滑剤は、吸液ユニット31、主に下部側の半円筒吸液体52に保液された状態となる。この状態において、シャフト室5内の下端側に配置された半円筒吸液体52に保液された潤滑剤は、デファレンシャルキャリア2が走行時の外気(走行風)Wに触れることでデファレンシャルキャリア2との熱交換により冷却される。
この状態のまま車両の走行が継続されてデファレンシャル装置1が駆動し続ける時間が経過するにつれて、ハイポイドギヤ室4内の潤滑剤が液量不足となり、例えば、120℃〜130℃の設定された許容限界温度に達する。
この潤滑剤の温度は、温度センサ41の温度検出信号がコントロールユニット40に出力されて、コントロールユニット40によりモニタリングされており、設定された許容限界温度に達すると、コントロールユニット40が駆動ユニット33を駆動する。
コントロールユニット40は、駆動ユニット33のモータ60に駆動信号を出力する。そして、モータ60が駆動することで、モータ回転軸61に接続されたネジ棒体62が所定の方向に回転し、初期位置の押圧板部材63がケース体32のU字状ケース部55内でリア側となるハイポイドギヤ室4に向かって移動する。
リア側に移動する押圧板部材63は、図8に示すように、吸液ユニット31の半円筒吸液体52をハイポイドギヤ室4方向に押圧して半円筒吸液体52を収縮させる。これにより、半円筒吸液体52に吸収されている冷却された潤滑剤が絞り出されて解放され、ケース体32の端面部56に形成された複数の排出口58から排出される。
このとき、コントロールユニット40は、押圧板部材63がネジ棒体62のリア側端部に到達する設定されたモータ回転数に達すると、駆動ユニット33のモータ60に駆動停止信号を出力する。これにより、押圧板部材63は、リア側への移動が停止される。
なお、半円筒吸液体52は、押圧板部材63の押圧時において、ケース体32のU字状ケース部55および2つの上面板状部57によって覆われた状態であるため、ケース体32から突出することなく収縮される。
潤滑剤コントロール装置30から排出された潤滑剤は、センターのベアリング22bなどを通ってハイポイドギヤ室4に流れる。これにより、ハイポイドギヤ室4内の高温化した潤滑剤と流れ込んだ冷却されている潤滑剤が攪拌されて潤滑剤全体の温度が低下する。
コントロールユニット40は、温度センサ41の温度検出信号に基づき、潤滑剤の温度が所定の温度に低下した場合、駆動ユニット33のモータ60に駆動信号を出力して、押圧板部材63がフロント側となるシャフト室5に向かって移動させて、図7に示した所定の初期位置に停止させる。
以上のように構成された本実施の形態のデファレンシャル装置1は、ハイポイドギヤ室4内のリングギヤ21により掻き上げられた潤滑剤がシャフト室5に流れても潤滑剤コントロール装置30の吸液ユニット31に吸収されるため、潤滑剤がドライブピニオンシャフト10による連れ廻りが減少する。これにより、デファレンシャル装置1は、駆動損失(スピンロス)を抑制して、動力伝達効率の低下を防止することができる構成となる。
なお、駆動ユニット33の構成は、上述した構成に限定されることなく、モータ60に変えて電磁ソレノイド、バネなどの弾性部材を駆動する機構などを用いて、押圧板部材63を進退移動させるため、コントロールユニット40によって駆動制御される種々の電気的構成を利用してもよい。
さらに、制御装置としてのコントロールユニット40は、中央処理装置(CPU)、ROM、RAMなどの記憶装置などを含むプロセッサを有している。例えば、ROMに格納された各機能は、対応する各種プログラムをCPUが読み出して実行する。
また、プロセッサの全部若しくは一部の機能は、論理回路あるいはアナログ回路で構成してもよく、また各種プログラムの処理を、FPGAなどの電子回路により実現するようにしてもよい。
以上の実施の形態に記載した発明は、それらの形態に限ることなく、その他、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を実施し得ることが可能である。さらに、上記各形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組合せにより種々の発明が抽出され得るものである。
例えば、各形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、述べられている課題が解決でき、述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得るものである。
1…デファレンシャル装置
2…デファレンシャルキャリア
3…キャリアカバー
4…ハイポイドギヤ室
5…シャフト室
6…プロペラシャフト
7…ジョイント部
10…ドライブピニオンシャフト
11…ドライブピニオン
12…ドライブシャフト
13…ジョイントスリーブ
14…オイルシール
15…外歯
16…内歯
20…ハイポイドギヤ
21…リングギヤ
22a,22b,22c…ベアリング
30…潤滑剤コントロール装置
31…吸液ユニット
32…ケース体
33…駆動ユニット
40…コントロールユニット
41…温度センサ
51…円筒吸液体
52…半円筒吸液体
53…形状保持体
54…長穴
55…U字状ケース部
56…端面部
57…上面板状部
58…排出口
60…モータ
61…モータ回転軸
62…ネジ棒体
63…押圧板部材
C…回転軸

Claims (3)

  1. ハイポイドギヤのドライブピニオンが一端に設けられた筒状のドライブシャフトを有するドライブピニオンシャフトと、
    前記ハイポイドギヤが配置されるハイポイドギヤ室および前記ドライブシャフトが配置されるシャフト室を有するデファレンシャルキャリアと、
    前記デファレンシャルキャリア内に注入される潤滑剤と、
    前記ハイポイドギヤ室内の前記潤滑剤の温度を検出する温度センサと、
    前記ハイポイドギヤ室の近傍の前記シャフト室内に設けられた潤滑剤コントロール装置と、
    前記温度センサの検出信号が入力され、前記潤滑剤コントロール装置を駆動制御するコントロールユニットと、
    を備え、
    前記潤滑剤コントロール装置は、
    前記ハイポイドギヤ室から前記シャフト室内に流れ込んだ前記潤滑剤を吸収する吸液ユニットと、
    前記吸液ユニットを伸縮する駆動ユニットと、
    を具備し、
    前記コントロールユニットは、前記温度センサに検出により、前記ハイポイドギヤ室内の前記潤滑剤が所定の温度に達すると、前記駆動ユニットを駆動制御して、前記吸液ユニットを収縮させて、前記吸液ユニットに吸収されている前記シャフト室内の前記潤滑剤を前記ハイポイドギヤ室に向けて排出することを特徴とするデファレンシャル装置。
  2. 前記コントロールユニットは、前記温度センサに検出により、前記ハイポイドギヤ室内の前記潤滑剤が所定の温度に低下すると、前記駆動ユニットを駆動制御して、前記吸液ユニットを伸長させることを特徴とする請求項1に記載のデファレンシャル装置。
  3. 前記吸液ユニットは、前記シャフト室の下端部に配設された吸液体を有し、
    前記吸液体が前記デファレンシャルキャリアと熱交換により冷却されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のデファレンシャル装置。
JP2020005301A 2020-01-16 2020-01-16 デファレンシャル装置 Pending JP2021113564A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020005301A JP2021113564A (ja) 2020-01-16 2020-01-16 デファレンシャル装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020005301A JP2021113564A (ja) 2020-01-16 2020-01-16 デファレンシャル装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021113564A true JP2021113564A (ja) 2021-08-05

Family

ID=77076804

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020005301A Pending JP2021113564A (ja) 2020-01-16 2020-01-16 デファレンシャル装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021113564A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6666300B2 (en) Device for lubricating a step-up/down mechanical assembly
EP2735463A1 (en) Planetary gear device
US8739931B2 (en) Lubricating structure of differential gear unit
JP2007508950A (ja) 遊星歯車装置
JP2021113564A (ja) デファレンシャル装置
JP2008144803A (ja) 歯車変速機
US1032724A (en) Lubricating device.
JPS591870A (ja) 歯車装置の潤滑液冷却機構
US7465158B2 (en) Reduction gear pump
JPS6249508B2 (ja)
KR102499420B1 (ko) 프리휠 및 윤활 장치가 구비된 회전 연결 시스템
JP2014084950A (ja) 駆動装置
JP7488283B2 (ja) 伝達機構
JPH0483957A (ja) ディファレンシャル装置の潤滑構造
JP7510437B2 (ja) 伝達機構
JP7319897B2 (ja) 車両
CN210153177U (zh) 一种谐波减速器
WO2016143034A1 (ja) ファイナルドライブ装置
KR100391129B1 (ko) 베어링의 윤활 개선을 위한 회전축 장치
JPS63158357A (ja) ドライブピニオンのペアリング潤滑構造
JPH055319Y2 (ja)
JP2792226B2 (ja) 歯車減速機
JPH0211261Y2 (ja)
JP2006002596A (ja) 軸受装置及びポンプ装置
JP5835979B2 (ja) 動力伝達装置