JP2021112865A - マーカー付箋紙付きカレンダー - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、オフィス等で用いられるカレンダーにおいて、日付を表示する機能を損なうことなくスケジュール管理、メモ書き、メッセージ等の書き込み量を確保しつつ、マーカーとしての機能を発揮するカレンダーの提供を課題とするものである。【解決手段】本発明は、付箋紙付きのカレンダーであって、カレンダー部と、付箋紙部からなり、カレンダー部には一日単位ごとに区画化された一日単位領域が表され、該一日単位領域内には日付を表示する日付表示領域を有し、付箋紙部は前記一日単位領域内から前記日付表示領域を除いた大きさ及び形状を有する付箋が再剥離性粘着剤により複数積層され、前記付箋紙部が前記カレンダー部の付箋紙取り付け領域に備えられている構成を採用する。【選択図】図1

Description

本発明は、付箋紙付のカレンダーに関し、詳しくはカレンダーの日付の書き込み欄以上のスペースを有効的に利用できるとともに、日付を強調できるというマーカーとしての機能を発揮する付箋を用いた付箋紙付きカレンダーの技術分野に関するものである。
暦(こよみ、れき)とは、時間の流れを年・月・週・日といった単位に当てはめて数えるように体系付けたもの。また、その構成の方法論(暦法)や、それを記載した暦書・暦表(日本のいわゆる「カレンダー」)を指し、さらに、カレンダーには日付の他、曜日や祝祭日などが表示され、日本で売られているものは、普通、国民の祝日が、またしばしば六曜が記されている。またさらに、配当された各日ごとに、月齢、天体の出没(日の出・日の入り・月の出・月の入り)の時刻、潮汐(干満)の時刻などの予測値を記したり、行事、吉凶(暦注)を記したものも含まれる。
カレンダーには日めくりや月めくり、週めくりといった紙製の冊子のものが多く、1年分を1枚にしたポスター形式のポスターカレンダーもある。わが国ではカレンダーは企業や商品の宣伝などのために販促品あるいは粗品として贈られることが多く、野球やサッカーなどのスポーツ選手やアイドル、漫画・アニメのキャラクターが挿入されている市販カレンダーも人気がある。さらに、紙ではなくブロックを用いたブロックカレンダーや自動的に日付が表示される電子式の電子カレンダーもある。このように、カレンダーには多くの種類が存在し、利用態様に応じて好みのものが選択されている。そして、カレンダーには予定を書き込んだりすることが多いため、日毎を区画する領域中に日付けを小さく表し、書き込みできる面積を確保するものがある。しかしながら、日付を小さくすると大切な記念日や約束の日などの特定の日付を目立たせ難くなってしまう。
また、個人で使用しているカレンダーであれば書き込みも自由であるが、例えば複数人で共有するカレンダー等ではそのような使用はできない。このような場合は、卓上用の小さなカレンダー等を個別に利用していることが多く、しかるに係る小さなカレンダー等では記入できる領域が小さい。また、書き込み情報等の共有を図ることも出来ない。更に、メモ書きした付箋をカレンダーに貼り付ける利用態様も見受けられるが、付箋で日付の表示部分まで覆ってしまうと、カレンダーとしての機能を損ねてしまうし、予定を書き込めても日付が見えなくなってしまうのでは本末転倒である。また、絶対に忘れてはならない記念日であったり、重要な約束のある特定の日は、常に意識に留めておきたいものであり、視野の中にもマーカーとして常に現しておきたい。
近年では、パソコンやスマートフォン等の携帯電話機のスケジュール管理アプリケーションが登場している。係るアプリケーションでは、日毎の入力文字領域を増減したり、書き込んだ情報の書き換え等ができるため大変便利である。しかし、係る態様はアプリケーションの起動や切り替えなどの操作を必要とし、また、常に視野の中に入れておくことができず、さらに、手書きによる手軽さや、自筆による温かみを伝得られないという欠点もある。
特開2008−126654号
そこで、従来からも、種々の技術提案がなされてきた。例えば、考案の名称を「通年カレンダー」とする技術が開示されている(特許文献1参照)。具体的には、「宣伝等表示欄に十分な宣伝効果を持たせつつ、各月の予定等を簡単に表示できて使い勝手を大幅に向上させ得る通年カレンダーを提供する。」ことを課題とし、解決手段として「台紙上に月表示と曜日表示及び日付表示が1月から12月までの各月毎に印刷された通年カレンダーであって、1月から12月までの12ヶ月を複数月からなる複数のエリアに分割し、該分割されたエリア間に宣伝等表示欄を設けると共に、分割されたエリアの外側にメモ等表示欄を設けたことを特徴とする。また、複数のエリアが1月から6月までと7月から12月までの2つのエリアで形成されて宣伝等表示欄が2つのエリア間に設けられると共に、2つのエリアの外側にメモ等表示欄がそれぞれ1ヶ月分設けられる。」というものである。しかしながら、特許文献1に記載の技術は、付箋若しくはマグネット等が脱着可能に貼付できる構成と記載されているものの、カレンダー自体には付箋は備えられていない。従って、別個に付箋を用意する必要がある点で構成を異にするものである。また、付箋を貼付する欄はひと月分が一列に整列されている為、月替わり毎に貼付した付箋をはがさなくてはならず、煩雑である。
特開2015−33796号
また、発明の名称を「付箋束収容体及びカレンダー」とする技術が開示されている(特許文献2参照)。具体的には、「スペースを有効に活用することができ、簡便に付箋を使用することができる付箋束収納体を提供すること、並びに当該付箋束収納体を具備したカレンダーを提供すること。」を課題とし、解決手段として「付箋束収納体は、複数の付箋が積層された付箋束を表面に有する基板と、前記基板をスライド可能に収納する収納具と、前記基板および前記収納具の少なくとも一方に設けられ、前記基板のスライド範囲を規制するスライド規制手段と、前記収納具を取付対象物に取り付けるための取付手段と、を備える。」とする発明が公開され公知技術となっている。係る発明は、カレンダーに付箋紙を備えている点で、本発明と共通しているといえる。しかしながら、特許文献2に記載の技術は、一日領域毎の大きさや日付領域を避ける形状などの工夫が付箋にされておらず、本発明とは構成を異にするものである。
実用新案登録第3216131号
また、発明の名称を「付箋紙機能付き日めくりカレンダー」とする技術が開示されている(特許文献3参照)。具体的には、「最新の日から1週間分の日付および曜日を確認可能であるとともに、日めくりカレンダー本来の機能である「1日毎にシートをめくる」という作業を実施可能な付箋紙機能付日めくりカレンダーを提供する。」ことを課題とし解決手段として「付箋紙機能付日めくりカレンダーは、基材、および積層され再剥離剤により接着された複数のシートから構成された7つの束を備え、シートが、1日毎の日付および曜日が印刷された印刷層と、再剥離剤により構成された付箋紙機能層とを有しており、束それぞれは、同一の曜日が印刷されたシートの集合であって最前面から最後面に向けて日付順にシートが積層されており、7つの束が、基材上に曜日順に配置され固定されている。」が公開され公知技術となっている。
しかしながら、特許文献3に記載の技術は、基本的に日めくりカレンダーであって、予定等のメモ書きをすることを想定していない。また、積層する付箋に日付と曜日を印刷することは、コスト的に負担が大きくなることが考えられる。
特開2008−126654号 特開2015−33796号 実用新案登録第3216131号
本発明は、オフィス等で用いられるカレンダーにおいて、スケジュール管理、メモ書き、メッセージ等の書き込み量を確保しつつ、特定の日付を強調表示するマーカー機能を有するカレンダーの提供を課題とするものである。
請求項1
本発明は、マーカーとしての機能を発揮する付箋紙付きのカレンダーであって、カレンダー部と、付箋紙部と、から成り、カレンダー部は、一日単位ごとの日付を月単位で表示する暦表示領域と、前記付箋紙部を配置するための付箋紙取付領域と、を有し、前記付箋紙部は、
複数の付箋が再剥離性粘着剤により積層して構成され、前記付箋の形状が、特定の前記一日単位ごとの日付を覆わないように開口した開口部又は切り欠いた切欠部を有する構成を採用した。
請求項2
また本発明は、異なる色彩の前記付箋紙部を複数有する構成を採用することもできる。
請求項3
また本発明は、前記再剥離性粘着剤の塗布領域が、開口部又は前記切欠部の縁部近傍である構成を採用することもできる。
請求項3
また本発明は、前記一日単位毎の日付を表示する領域(図面の一点鎖線で示す格子状の一マスのことを意味し、以下、「一日単位領域」という)において、該一日単位領域の中心近傍に日付が表示され、前記付箋において、前記開口部を前記中心近傍に対応する位置へ配置される形状とした構成を採用することも好適である。
請求項4
また本発明は、前記一日単位毎の日付が前記一日単位領域において略角部に表示され、前記付箋における前記切欠部が前記角部を除く形状である構成を採用することもできる。
請求項5
また、本発明は、前記一日単位毎の日付が前記一日単位領域において四辺の内の何れか一辺の一部に表され、前記付箋における前記切欠部が前記四辺の内の何れか一辺の略中心を除く形状である構成を採用することもできる。
本発明に係るマーカー付箋紙付きカレンダーによれば、特定の日付を強調表示するマーカー機能を発揮できるという優れた効果を発揮する。
また、本発明に係るマーカー付箋紙付きカレンダーによれば、日付表示機能を損なうことなく、メモやスケジュール等の書き込み量を確保できるという優れた効果を発揮する。
また、本発明に係るマーカー付箋紙付きカレンダーにおいて、複数の付箋紙毎に色彩を異ならせる構成を採用した場合には、色毎に対応した使用種別や複数人への割り当てにより、個別の情報を効果的に表示することが出来るという優れた効果を発揮する。
また、本発明に係るマーカー付箋紙付きカレンダーにおいて、一日単位領域内から日付を表示する領域を除いた大きさ及び形状を有する付箋を用いる場合、若しくは大きさが前記一日単位領域を越え、跨いだ二日目の日付表示領域に対応する部分を開口させた付箋を用いる場合には、日を跨いだ予定、例えば宿泊を伴う旅行などを表すときにマーカーとしての機能を発揮しつつ、二日分の詳細な情報を大量に書き込めるといった優れた効果を発揮するものである。
本発明に係るマーカー付箋紙付きカレンダーの基本構成を説明する基本構成説明図である。 本発明に係る付箋に開口部を有する形状である場合を例示する実施例説明図である。 本発明に係る付箋の角部が切り取られた形状を例示する実施例説明図である。 本発明に係る付箋の各辺の内一辺の中心が切り取られた形状を例示する実施例説明図である。 本発明に係る付箋が日を跨いで利用する場合の付箋の形状を例示する実施例説明図である。 本発明に係るマーカー付箋紙付きカレンダーを壁掛け型とした使用状態説明図である。 本発明に係るマーカー付箋紙付きカレンダーを卓上型とした使用状態説明図である。
本発明は、マーカーとしての機能を発揮する付箋紙付きのカレンダーであって、カレンダー部と、付箋紙部と、から成り、カレンダー部は、一日単位ごとの日付を月単位で表示する暦表示領域と、前記付箋紙部を配置するための付箋紙取付領域と、を有し、前記付箋紙部は、複数の付箋が再剥離性粘着剤により積層して構成され、前記付箋の形状が、特定の前記一日単位ごとの日付を覆わないように開口した開口部又は切り欠いた切欠部を有することを最大の特徴とするものである。以下、図面に基づいて説明する。但し、係る図面に記載された形状や構成に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の創作として発揮する効果の得られる範囲内で変更可能である。
図1
図1は、本発明に係るマーカー付箋紙付きカレンダーの基本構成を説明する基本構成説明図である。図1(a)は、左側に側面図、右側に正面図を示しており、図1(b)は、上段に一日単位領域と日付11の大きさとの関係を示し、下段には上段の一日単位領域内に収まる大きさであって、日付11の大きさに対応する切り欠き部を有する形状の付箋21を例示したものである。ただし、係る大きさ及び形状はあくまでも例示であって、これらの大きさ及び形状に限定されるものではない。
マーカー付箋紙付きカレンダー1は、マーカーとしての機能を発揮する付箋紙付きのカレンダーであって、カレンダー部と付箋紙部とから成り、カレンダー部は、一日単位ごとの日付を月単位で表示する暦表示領域と、前記付箋紙部を配置するための付箋紙取付領域と、を有し、前記付箋紙部は、複数の付箋が再剥離性粘着剤により積層して構成され、前記付箋の形状が、特定の前記一日単位ごとの日付を覆わないように開口した開口部又は切り欠いた切欠部を有することを基本構成とする。
カレンダー部10は、少なくとも一月以上の日付11を表示するために区画化された領域が表示される暦表領域13と、該暦表領域13を更に一日ごとの一日単位領域を表示し、該一日単位領域には、日付11が表されるものである。なお、係るカレンダー部10は一月毎の暦表領域13のみならず、複数月でも一年分の暦を表示するものであれば特に限定されるものではない。従って、図6に示すような壁掛け型のカレンダーでもよく、また図7に示すような卓上用の小型のカレンダーも含むものである。
一日単位領域は、図1(b)に示すように、前記暦表領域13を日付ごとに区画化した一日単位分の領域であり、具体的には少なくとも前記暦表領域13を31分割したうちの一つの領域である。各図面においては、格子状の一点鎖線で表した一マス分である。
日付11を表示する領域は、図1(b)に示すように、一日単位領域内において日付11を表示する領域であり、図2、図3、及び図4に示すように一日単位領域の略中心や、四分割するうちの右上、左上、右下、及び左下の何れかの角部、若しくは、右辺の一部、左辺の一部、上辺の一部、及び下辺の一部の何れか等に、数字で日を表す領域のことであり、その大きさは日付11の大きさと比例する。
前記暦表領域13は、時間の流れを年、月、週、日、といった単位に当てはめて数えられるように体系付けて表示した部分である。図1、図6、図7の各図において、示しているのは1月毎に表した暦表領域13であるが、係る図示上の例に限定されるものではなく、2ヶ月分等の複数月の暦表領域13を表示するものであってもよい。
付箋紙部20は、複数の付箋21を再剥離性粘着剤によって積層された束であり、該再剥離性粘着剤は付箋21の裏面の一部又は略全面に塗布されて構成され、付箋21の大きさが大きい場合には係る塗布領域は一日単位領域を超えてもよく、また、一日単位領域を超えないように塗布領域を限定する構成も有効である。また、付箋紙部20は、少なくとも一つ以上備えれば良いが、同色の付箋21を積層した束からなる付箋紙20を、異なる色に分けて複数備えることも好適である。例えば異なる色彩を4種類に分けて構成した場合には4名毎のスケジュール管理や4種類の内容種別に分別したメモ書きなどをすることができる。
付箋21は、再剥離性粘着剤によって一度貼っても再剥離、及び再貼着を複数回可能でメモ書き等も可能とする紙製の小片で構成されるものである。係る付箋21は、日付11を覆わないように開口した開口部23、または、切り欠いた切欠部25を有し、日付11の表示機能を確保するとともに、マーカーとしての強調表示を可能とする形状を備える。なお、大きさについては一日単位領域に拘ることなく、メモ領域や用途によって適宜決定すれが良い。また、裏面に塗布される再剥離性粘着剤30の塗布領域40は全面又は一部である。なお、具体的な形状の例として、図2、図3、図4、図5にそれぞれ示している。また、再剥離性粘着剤30の塗布領域40についての配置例は図5にそれぞれ示している。
付箋紙取り付け領域22は、カレンダー部10において、付箋紙部20を備えるための領域であり、暦表領域13とは重なることはなく、例えば、暦表示領域13を一月毎に破っても影響を受けない領域である。係る付箋紙取り付け領域22は、図6に示すような壁掛け等の吊り下げ式の場合であれば、カレンダー部10の最背面を構成する厚紙等が台紙となり、図7に示すような卓上用の置き型カレンダーの場合であれば、カレンダー部10の背面から折り返される等して台座となる底面部を構成し、該底面部の上面側に付箋紙取り付け領域22を設ける厚紙が台紙となる。
開口部23は、図2(a)から図2(g)、図3(e4)、図4(e4)、図5(a)及び図5(b下段)、並びに図5(c一番右上)に示す例の通り、日付11が常に見えるように付箋21の当該部分を開口させる部分である。日付11が表されている部分に穴形状の開口部23とすることで常に見得る状態としつつ、その周囲に書き込みできる領域を確保する部分である。なお、日付11が一日単位領域の中心近傍に表されている場合であって、一日分の付箋21の場合は、上下左右方向については自由であるが、図5(a)の左から2列目に示すように、裏面に塗布される再剥離性粘着剤30の塗布領域40の配置構成によって再剥離のための掴みしろを設けることも望ましい。そして、図6の「19日」に示すような重畳的な利用態様の場合にも、下側に貼付した付箋21の存在を確認しやすくなり、更には、重なる付箋21同士が貼着されないようにすることもできる。
切欠部25は、図4(a)から図4(e3)、及び図5(c)に示す例の通り、日付11が一日単位領域の角部または四辺の内の何れか一辺の一部に表されている等の場合に、これに対応するように付箋21の一部を切り欠いて、前記開口部23と同様に日付11を常に見得る状態としつつ、その周囲に書き込みできる領域を確保する部分である。
再剥離性粘着剤30は、付箋21を再剥離及び再帖着可能とするための粘着剤であり、一般的な付箋に用いられるシリコン系、アクリル系、ウレタン系などで、架橋度等により粘着力と再剥離性との関係を調整したものである。
再剥離性粘着剤の塗布領域40は、付箋21の裏面に塗布される再剥離性粘着剤30の領域である。図5に示す例のように、再剥離性粘着剤30は、付箋21の裏面の全面又は一部に塗付することが有効である。即ち、付箋21が一日単位領域を超える大きさの場合は、これを超える再剥離性粘着剤30の塗布領域40とすることも可能であり、付箋21の大きさによって剥離のための掴みしろなどを考慮し、適宜その領域は決定すればよい。なお、係る塗付領域40を、図5(a)の一番右上段)、図5(b)の一番右上下段)、図5(c)の一番右上下段)のように、開口部23又は切欠部25の縁部とすることも有効であり、係る塗付構成を採用した場合は、暦表示部13に付箋21を貼付後、塗布されていない部分を捲ることができ、暦表示部13若しくは重ね貼りした他の付箋21に記載したメモ書き等を見易くすることができる。
図2
図2は、本発明に係る付箋21に開口部を有する形状を例示する実施例説明図である。図2(a)は、付箋21の外形形状が矩形であり、日付11を視認可能とするための開口部23を円形に設けた実施例を示し、図2(b)は、付箋21の外形形状が円形であり、日付11を視認可能とするための開口部23も円形に設けた実施例を示し、図2(c)は、付箋21の外形形状が円形であり、日付11を視認可能とするための開口部23を矩形に設けた実施例を示している。図2(d)は、付箋21の外形形状が矩形であり、日付11を視認可能とするための開口部23を円形に設け、大きさが一日単位領域を越えた実施例を示し、図2(e)は、付箋21の外形形状が円形であり、日付11を視認可能とするための開口部23も円形に設け、大きさが一日単位領域を越えた実施例を示し、図2(f)は、付箋21の外形形状が円形であり、日付11を視認可能とするための開口部23を矩形に設け、大きさが一日単位領域を越えた実施例を示し、図2(g)は付箋21の外形が矩形であり、日付11を視認可能とするための開口部23を円形としこれを付箋21の角部に設け、大きさが一日単位領域を越えた実施例を示し、図2(h)は付箋21の外形が矩形であり、日付11を視認可能とするための切欠部25を略円形とし、これを付箋21の角部に設け、大きさが一日単位領域を越えた実施例を示している。即ち、図2(a)から図2(c)の実施例では、一日単位領域内に付箋21を示しているが、係る関係に限定されることなく図2(d)から図2(h)のように、付箋21の外形が一日単位領域を超える大きさでもよい。
図3
図3は、本発明に係る付箋21の角部が切り取られた形状を例示する実施例説明図であり、図3(a)は、付箋21の外形形状が矩形であり、左上の角部に示された日付11を視認可能とするために該角部を切り取った実施例を示し、図3(b)は、付箋21の外形形状が円形であり、右上の角部に示された日付11を視認可能とするために該角部を切り取った実施例を示し、図3(c)は、付箋21の外形形状が円形であり、左下の角部に示された日付11を視認可能とするために該角部を切り取った実施例を示し、図3(d)は、付箋21の外形形状が円形であり、右下の角部に示された日付11を視認可能とするために該角部を切り取った実施例を示している。
なお、図面では日付11が正方であり、付箋21も外形形状は正方をベースにしている為、結果的には四種類とも同形状とすることができるが、長方形状の場合には、切欠部25を2種類の異なる配置形状で対応することが可能である。図3(e)は、角部が切り取られる形状の付箋21の例示であって、図3(e1)は、縦横の中心から一つの角部を切り取った形状の付箋を表し、図3(e2)は、矩形の付箋21の角部を小さく切り取った形状の付箋21を表し、図3(e3)は、矩形の付箋21の四隅の一角を中心として円弧状に切り取った形状の付箋21を表し、図3(e4)は、矩形の付箋21の角部に円形状に切り取った開口部23が設けられる付箋21を表している。なお、図3は、付箋21の外形形状を矩形で表しているがリング状でもよく係るリング状とすることにより、同一ピッチ円上の日付を印象付けるマーカーとしての機能を発揮する。
図4
図4は、本発明に係る付箋21の各辺の内一辺の一部が切り取られた形状を例示する実施例説明図である。図4(a)は、付箋21の外形形状が矩形であり、四辺の内の上辺の略中心を除く略U字状とした実施例を示し、図4(b)は、付箋21の外形形状が矩形であり、四辺の内の右辺の一部を除く略逆コの字状とした実施例を示し、図4(c)は、付箋21の外形形状が矩形であり、四辺の内の左辺の略中心を除く略コの字状とした実施例を示し、図4(d)は、付箋21の外形形状が矩形であり、四辺の内の下辺の略中心を除く略逆U字状とした実施例を示している。なお、図面では日付11を表示する領域に対しこれを覆わないようにするための切り欠き部の配置構成については、付箋21の外形形状が正方をベースにしている為、結果的には四種類とも同形状となっている。但し、付箋21の外形が長方形状の場合には2種類の異なる形状で対応することが可能である。
図4(e)は、付箋21の外形形状が矩形であり、四辺の内の一辺の略中心を除く略U字状とした実施例を示し、一辺の中心が切り取られる形状の例示であって、図4(e1)は、付箋21の中心から一辺の隅までを繋ぐように切り取った形状の付箋21を表し、図4(e2)は、一辺の中心を小さく切り取った形状の付箋21を表し、図4(e3)は、一辺を半円状に切り取った形状の付箋21を表し、図4(e4)は、一辺の中心に円形の穴部が設けられる付箋21を表している。なお、図3は、付箋21の外形形状を矩形で表しているがリング状でもよく、係るリング状とすることにより、同一ピッチ円上の日付を印象付けるマーカーとして機能を発揮する。
図5は、本発明に係る付箋が日、又は週を跨いで利用する場合の付箋の形状を例示する実施例説明図であり、図5(a)は、一日表示領域の略中心に日付11が表される場合であって、付箋21の外形が係る日付11の表示位置に対応した開口部23を備えた実施例を示し、図5(b)は、一日表示領域の何れかの角部に日付11が表される場合であって、付箋21の外形が一日単位領域を超える実施例を示し、付箋21の四隅のうちの一か所が開口した開口部23、又は切り欠かれた切欠部25を有する付箋21の実施例を示し、図5(c)は、一日表示領域の4辺のうち何れかの一部に日付11が表される場合であって、付箋の外形が係る日付11の表示位置に対応した部分を除くように切り欠いた切欠部25、又は開口部23を有する実施例を示している。
このように、二日以上の領域とすることにより、連日の予定や同一曜日の予定等を強調しつつ、メモ領域の拡大を可能とする。係る実施態様は、例えば、横長に用いられる例としては、宿泊を伴うような予定を記載する場合等があり、縦長に用いられる例としては、英会話教室やダンス教室等趣味の予定のように、曜日が統一されているような予定を記載するのに大変便利である。また、図5(a)から図5(c)の各右側に記載した例のように、付箋21のメモ領域を日付や週を跨いで拡張した場合は、跨いだ日付が見えなくなるものの、開口部、または切欠部によってあらわされる日付が強調され、マーカーとしての機能を十分に発揮する態様である。このように一日単位領域を超えてメモ書きできるように大きな付箋21としたようなケースでは、記載できる情報が大きくなるが、他の一日単位領域が覆われてしまうため、図5(a)から図5(c)の各中央に記載した例のように、二日分の日付11が見えるように開口部23又は切欠部25を有する構成とすることも有効である。なお、図5に付されたハッチング部分は再剥離性粘着剤30の塗布領域40を例示したものである。
図6は、本発明に係るマーカー付箋紙付きカレンダーの使用状態説明図であり、図6(a)は、一般的なカレンダーの構成として一月毎12か月分をひと綴りにしたもので、上部に付箋紙取り付け領域22を設け、下部にカレンダー部10を設け、これらを繋ぐ台紙を介して壁等に吊り下げる構成での使用状態を説明する。また、図6(b)は、係る使用状態の説明する部分の拡大図であり、図6(c)は、日付を跨いだ付箋21を用いる使用状態説明図である。付箋紙部20を複数の異なる色彩で構成した例として、ピンク、水色、黄色、緑の四色に配色し、ピンクは仕事の関係、水色は趣味関係、黄色は家族関係、緑はその他のように内容的に使い分けたり、複数人で利用する構成であれば、四名分を色毎に割り当て、ピンクはAさん、水色はBさん、黄色はCさん、緑はDさんといった使い分けも可能である。また図6(b)の「19日」に示すように、同日に予定を記載した付箋21を複数貼付しても日付が見えなくなることはない。なお、付箋21は再剥離性粘着剤30との関係により、塗布されていない部分が、剥がすときにやや丸まる傾向があり、重畳的に貼り付けると丁度よく隙間が作られ、色彩の異なる付箋21を使い分けると視覚的に重ねられていることを把握しやすい。
また、図6(c)の「6日」の位置に示すように、上下、左右、又は上下左右に日を跨ぐ大きな付箋21で構成される実施例の場合は、メモ領域を大きくできるだけでなく、「6日」が重要な予定日であることが強調され、マーカー機能を十分に発揮する。
図7は、本発明に係るマーカー付箋紙付きカレンダー1の別の使用状態説明図であり、卓上での利用を可能とする構成である。一般的に卓上型のカレンダーは、特定の個人的な利用がほとんどであり、個人の予定などを記載することが多いといえる。しかしながら、暦表示領域13の一日当たりに書き込める領域は小さく、また、一度記入してしまうと書き直しにくいものであり、追加することも困難である。そこで、本発明に係るマーカー付箋紙付きカレンダー1によれば、図7に示す通り、日付表示の機能を損なうことなく、マーカーとしての強調機能を発揮しつつ、メモ領域を大きく確保することができる。なお、日付が「6日」を強調表示する付箋21では「7日」と「13日」「14日」の日付11が覆われてしまうが、その4日分をメモ領域とすることができるものである。そして、裏面に塗布される再剥離性粘着剤30の塗布領域40が「6日」の日付表示部分付近の切欠部25の縁部とすることで、手前に折り曲げることができ、掴み部を創出させることが可能となる。また、これにより覆ってしまった各日付11のメモ領域に直接書き込まれた情報を捲ってみることが可能となる。これらの点については、「8日」の日付21を強調表示する大きな丸型形状の付箋21や、「22日」の日付21を強調表示する大きな矩形形状の付箋21も同様である。
本発明に係るマーカー付箋紙付きカレンダー1によれば、日付表示機能を損なうことなく、大切な予定日を強調表示するマーカー機能を発揮できるとともに、メモやスケジュール等の書き込み量を拡大できるという優れた効果を発揮し、オフィス等においての利用価値が高く、産業上利用可能性は高いと思慮されるものである。
1 マーカー付箋紙付きカレンダー
10 カレンダー部
11 日付
13 暦表領域
20 付箋紙部
21 付箋
22 付箋紙取り付け領域
23 開口部
25 切欠部
30 再剥離性粘着剤
40 塗布領域

Claims (3)

  1. マーカーとしての機能を発揮する付箋紙付きのカレンダーであって、
    カレンダー部(10)と、
    付箋紙部(20)と、
    から成り、
    カレンダー部(10)は、
    一日単位ごとの日付(11)を月単位で表示する暦表示領域(13)と、
    前記付箋紙部(20)を配置するための付箋紙取付領域(22)と、を有し、
    前記付箋紙部(20)は、
    複数の付箋(21)が再剥離性粘着剤(30)により積層して構成され、
    前記付箋(21)の形状が、
    特定の前記一日単位ごとの日付(11)を覆わないように開口した開口部(23)又は切り欠いた切欠部(25)を有することを特徴とするマーカー付箋紙付きカレンダー(1)
  2. 異なる色彩の前記付箋紙部(20)を複数有することを特徴とする請求項1に記載のマーカー付箋紙付きカレンダー(1)
  3. 前記再剥離性粘着剤(30)の塗布領域(40)が、開口部(23)又は前記切欠部(25)の縁部近傍であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のマーカー付箋紙付きカレンダー(1)

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