JP2021111252A - 盗難防止タグラベル - Google Patents

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哲治 緒方
Tetsuji Ogata
哲治 緒方
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【課題】管理対象物への取り付けが容易で,かつ,コストを安価にできる盗難防止用品を提供する。【解決手段】盗難防止タグラベル1は,幅方向を横切る破断線10によって二つの領域1a,bに分断される細長いシールラベル形状をなしている。ワイヤーに見立てたループ回路11は,破断線10によって二分されており,ループ回路11の弧側11aを一方の領域1a(図1では上側)に内蔵している。また,盗難防止タグラベル1は,ループ回路11の弧側11aを配置していない領域1bに,領域1aに配置していないループ回路11の端側11b,ループ回路11の両端と接続する二つのパッド120の間の接続状態を検出する破断検出回路12,アンテナ15が接続している近距離無線通信回路14およびコントローラ13を内蔵している。【選択図】図1

Description

本発明は,高価な商品や機密情報を記憶したコンピュータ機器などの盗難を防ぐ盗難防止用品に係る発明である。
高価な商品や機密情報を記憶したコンピュータ機器などの盗難を防ぐ盗難防止用品として,盗難防止タグが以前より使用されている。従来の盗難防止タグは,警報機能を有する本体と本体から突出するワイヤーを備え,本体は,ワイヤーの引き抜きやワイヤーの切断を検知すると警報を発するように構成されている(例えば,特許文献1,2)。
上記構成の盗難防止タグを利用して管理対象物の盗難を防止する際,管理対象物の孔にワイヤーの片端を通し,家具などの什器にワイヤーを巻き付けた後,管理対象物の孔に通したワイヤーを盗難防止タグの本体にセットすることで,盗難防止タグにより管理対象物を自由に動かせないようにする。この状態で,ワイヤーが本体から引き抜かれたり,ワイヤーが切断されたりすると,盗難防止タグの本体は警報を発する。
実用新案登録第3146302号公報 特開2001−283338号公報
しかしながら,ワイヤーを備えた従来の盗難防止タグは,ワイヤーを取り付けることができない管理対象物の場合には,これを利用できない問題がある。また,従来の盗難防止タグは,そのコストが比較的高いため,管理対象物の数が多い場合,従来の盗難防止タグではコストが掛かり過ぎてしまう問題もある。
そこで,本発明は,管理対象物への取り付けが容易で,かつ,コストを安価にできる盗難防止用品を提供することを目的とする。
上述した課題を解決する本発明は,幅方向を横切る破断線によって二つの領域に分断される細長いシールラベル形状をなしており,前記破断線によって二分されるループ回路の弧側を一方の領域に内蔵し,前記一方の領域に配置していない前記ループ回路の端側,前記ループ回路の両端と接続する二つのパッドの間の接続状態を検出する破断検出回路,アンテナが接続している近距離無線通信回路およびコントローラをもう一方の領域に内蔵しており,前記コントローラは,前記二つのパッドの接続状態が開放のときのみ,リーダライタからの応答要求に対して,前記近距離無線通信回路により応答することを特徴とする盗難防止タグラベルである。本発明では,前記ループ回路はワイヤーに見立てられており,前記盗難防止タグラベルは,前記ループ回路の断線を検知できるように構成されている。前記破断線を前記盗難防止タグラベルに加工することで,前記ループ回路が断線し易くするばかりか,破断線に沿って盗難防止タグラベルを折ることで,管理対象物と什器を跨ぐ状態で前記盗難防止タグラベルを貼付けできる。なお,本発明では,前記コントローラは,前記盗難防止タグラベルごとに固有のラベル識別子を記憶し,リーダライタからの応答要求に対する応答に前記ラベル識別子を含ませることが好適である。リーダライタからの応答要求に対する応答に前記ラベル識別子を含ませれば,前記ラベル識別子から前記ループ回路が破断した前記盗難防止タグラベルを特定できる。
本発明に係る盗難防止タグラベルはシールラベルの形態で提供できるので,管理対象物への取り付けが容易になるばかりか,このコストを安価にできる。
本実施形態に係る盗難防止タグラベルの構成を説明する図。 盗難防止タグラベルの層構成を説明する図。 インレットットを説明する図。 破断線に沿って破断させた状態の盗難防止タグラベルを説明する図。 盗難防止タグラベルの使用方法を説明する図。
ここから,本発明に係る実施形態について記載する。本実施形態は,本発明の理解を容易にするためのものであり,本発明は,本実施形態に限定されるものではない。また,特に断りのない限り,図面は,本発明の理解を容易にするために描かれた模式的な図である。
図1は,本実施形態に係る盗難防止タグラベル1の構成を説明する図で,図2は,盗難防止タグラベル1の層構成を説明する図である。
図1で示したように,盗難防止タグラベル1は,幅方向を横切る破断線10によって二つの領域1a,bに分断される細長いシールラベル形状をなしている。ワイヤーに見立てたループ回路11は,破断線10によって二分されており,ループ回路11の弧側11a(図1ではループ回路11の上側)を一方の領域1a(図1では上側)に内蔵している。
また,盗難防止タグラベル1は,ループ回路11の弧側11aを配置していないもう一方の領域1b(図1では下側)に,領域1aに配置していないループ回路11の端側11b(図1ではループ回路11の下側),ループ回路11の両端と接続する二つのパッド120の間の接続状態を検出する破断検出回路12,アンテナ15が接続している近距離無線通信回路14およびコントローラ13を内蔵している。
図2で示したように,盗難防止タグラベル1の層構成は,表面シート20,第1粘着層21,ループ回路11などを表面に実装したインレット22,第2粘着層23および剥離紙24を積層させた構成になっている。表面シート20は,盗難防止タグラベル1の表面になるシートである。PET(Polyethylene Terephthalate)などのプラスチック材料や紙などを表面シート20に用いることができる。第1粘着層21は,表面シート20とインレット22の表面を接着させる層になり,第2粘着層23は,インレット22の裏面と剥離紙24を接着させる層になる。第1粘着層21および第2粘着層23には,アクリル系粘着剤,ゴム系粘着剤やシリコーン系粘着剤などを利用できる。なお,破断線10は,表面シート20から第2粘着層23までを貫通し,剥離紙24は貫通していない。
図3は,インレット22を説明する図である。インレット22は,ループ回路11,ループ回路11の破断を検出する破断検出回路12,盗難防止タグラベル1の動作を制御するコントローラ13およびアンテナ15が接続している近距離無線通信回路14を基材シート220の表面に実装したシートである。基材シート220には,PETなどのプラスチック材料や紙などを用いることができる。
インレット22に実装するループ回路11はループ状になっている配線で,ループ回路11の一つの端は,破断検出回路12が有する一つのパッド120と接続し,ループ回路11のもう一方の端は,破断検出回路12が有するもう一つのパッド120と接続している。
図1で示したように,盗難防止タグラベル1に設けた破断線10はループ回路11を幅方向に横断している。破断線10の破断強度は,第1粘着層21および第2粘着層23の粘着力よりも弱く,剥離紙24を剥がして盗難防止タグラベル1を第2粘着層23により貼付した後,盗難防止タグラベル1を剥がそうとすると破断線10が破断する。
インレット22に実装する破断検出回路12は,ループ回路11の端と接続する二つのパッド120を有し,パッド120の間の接続状態(短絡または開放)を検出して,パッド120の間の接続状態をコントローラに出力する回路である。破断検出回路12が,パッド120の間の接続状態を検出する方法は任意であるが,ループ回路11に微弱電流を流し,微弱電流を利用してパッド120の間の接続状態を検出する回路を用いるのが一般的である。
図4は,破断線10に沿って破断させた状態の盗難防止タグラベル1を説明する図である。図1で示したように,破断線10に沿って破断させる前の状態の盗難防止タグラベル1では,破断検出回路12が有する二つのパッド120はループ回路11によって導通しているため,パッド120の間の接続状態は短絡になる。これに対し,図4で示したように,破断線10に沿って破断させた状態の盗難防止タグラベル1では,破断検出回路12が有する二つのパッド120の間はループ回路11によって導通していないため,パッド120の間の接続状態は開放になる。よって,パッド120の間の接続状態が開放になれば,ループ回路11が破断したと判定できる。
インレット22に実装する近距離無線通信回路14は,無線通信によりリーダライタとデータの送受信を実行する回路である。近距離無線通信回路14に適用可能な近距離無線通信技術としては,ISO18092(passive mode),ISO14443(AまたはB)またはBLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)がある。また,近距離無線通信回路14に接続しているアンテナ15は,近距離無線通信回路14に適用した近距離無線通信技術に対応した形状になる。
インレット22に実装するコントローラ13はICチップである。コントローラ13は,GPIO(General-purpose input/output)やSPI(Serial Peripheral Interface)などのインタフェースを介して破断検出回路12と近距離無線通信回路14それぞれと接続し,リーダライタからの電波を受信したときに,近距離無線通信回路14と接続したアンテナ15が発生する電力によって動作する。
なお,本実施形態では,破断検出回路12,コントローラ13および近距離無線通信回路14を独立した回路として図示しているが,破断検出回路12,コントローラ13および近距離無線通信回路14を一つにまとめたICチップも既に販売されている(例えば,NXP B.V.社のSL3S1003#1013)。
盗難防止タグラベル1の動作を制御するコントローラ13は,盗難防止タグラベル1ごとに固有なラベル識別子を記憶し,破断検出回路12が出力するパッド120の間の接続状態を定期的に確認する。コントローラ13は,破断検出回路12が出力しているパッド120の間の接続状態が開放を示す場合のみ,リーダライタからの応答要求に対して応答し,コントローラ13が記憶しているラベル識別子を含ませた応答を近距離無線通信回路14により発信する。
図5は,盗難防止タグラベル1の使用方法を説明する図である。盗難防止タグラベル1を利用して管理対象物3aの盗難防止を図る際,盗難防止タグラベル1により管理対象物3aを自由に動かせないようにしなければならない。このため,本実施形態の盗難防止タグラベル1では,破断線10に沿って折ることで,管理対象物3aと什器3bを跨ぐ状態で盗難防止タグラベル1を貼付けできるようにしている。
図5では,破断線10に沿って,くの字に折り曲げた盗難防止タグラベル1を,管理対象物3aと什器3b(ここでは,机)を跨ぐ状態で貼り付けている。図5において,ワイヤーに見立てたループ回路11の弧側11aを内蔵している盗難防止タグラベル1の領域1aは管理対象物3aに貼られ,破断検出回路12等を実装した盗難防止タグラベル1の領域1bは,管理対象物3aを置いた什器3bに貼られている。
盗難防止タグラベル1において,コントローラ13は,破断検出回路12が検出しているパッド120の間の接続状態が開放を示す場合,リーダライタからの応答要求に対して応答するため,常時電波を発信するリーダライタを盗難防止タグラベル1の上方に設置しておけば,リーダライタを用いて,ループ回路11が破断した盗難防止タグラベル1をすぐに検知できる。
1 盗難防止タグラベル
10 破断線
11 ループ回路
11a 弧側
11b 端側
12 破断検出回路
13 コントローラ
14 近距離無線通信回路
15 アンテナ


Claims (2)

  1. 幅方向を横切る破断線によって二つの領域に分断される細長いシールラベル形状をなしており,前記破断線によって二分されるループ回路の弧側を一方の領域に内蔵し,前記一方の領域に配置していない前記ループ回路の端側,前記ループ回路の両端と接続する二つのパッドの間の接続状態を検出する破断検出回路,アンテナが接続している近距離無線通信回路およびコントローラをもう一方の領域に内蔵しており,前記コントローラは,前記二つのパッドの接続状態が開放のときのみ,リーダライタからの応答要求に対して,前記近距離無線通信回路により応答することを特徴とする盗難防止タグラベル。
  2. 前記コントローラは,前記盗難防止タグラベルごとに固有のラベル識別子を記憶し,リーダライタからの応答要求に対する応答に前記ラベル識別子を含ませることを特徴とする,請求項1に記載した盗難防止タグラベル。
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