JP2021110322A - 走行履歴判定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両のサーキット走行の履歴の有無を判定可能な走行履歴判定装置を提供する。【解決手段】駆動源を備える車両のサーキット走行の履歴の有無を判定する走行履歴判定装置において、車両の位置がサーキットを含む所定領域内であったときの駆動源の回転数、車速、アクセル操作量、ブレーキ操作量のうちの少なくとも1つの使用分布を用いて、車両のサーキット走行の履歴の有無を判定する。このようにして、車両のサーキット走行の履歴の有無を判定することができる。【選択図】図2

Description

本発明は、走行履歴判定装置に関する。
従来、この種の技術としては、車両が過酷走行を行なっているか否かを判定する制御装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この制御装置では、車両に搭載された内燃機関のスロットルバルブの開度の操作状況が所定の全開走行判定条件を充足し、且つ、車両を制動するブレーキ装置の操作状況が所定の過酷ブレーキ判定条件を充足したときに、車両が過酷走行を行っていると判定する。
特開2015−209795号公報
一般に、サーキット走行では、車両の過酷走行が行なわれる時間が長くなる。このため、車両のサーキット走行の履歴の有無により、車両の劣化度合い(エンジンや車体など)が異なると考えられる。上述の制御装置では、車両のサーキット走行の履歴の有無を判定することができない。
本発明の走行履歴判定装置は、車両のサーキット走行の履歴の有無を判定可能にすることを主目的とする。
本発明の走行履歴判定装置は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の走行履歴判定装置は、
駆動源を備える車両のサーキット走行の履歴の有無を判定する走行履歴判定装置であって、
前記車両の位置がサーキットを含む所定領域内であったときの前記駆動源の回転数、車速、アクセル操作量、ブレーキ操作量のうちの少なくとも1つの使用分布を用いて、前記車両の前記サーキット走行の履歴の有無を判定する、
ことを要旨とする。
本発明の走行履歴判定装置では、車両の位置がサーキットを含む所定領域内であったときの駆動源の回転数、車速、アクセル操作量、ブレーキ操作量のうちの少なくとも1つの使用分布を用いて、車両のサーキット走行の履歴の有無を判定する。このようにして、車両のサーキット走行の履歴の有無を判定することができる。
本発明の走行履歴判定装置において、前記駆動源の回転数の分布において最も使用時間の長い値が所定回転数以上である条件、前記車速の分布において最も使用時間の長い値が所定車速以上である条件、前記アクセル操作量の分布において最も使用時間の長い値が第1所定操作量以上である条件、前記ブレーキ操作量の分布において最も使用時間の長い値が第2所定操作量以上である条件、のうちの少なくとも1つを用いて、前記車両の前記サーキット走行の履歴の有無を判定するものとしてもよい。
本発明の一実施例としての走行履歴判定装置を備えるハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。 クラウドサーバ90により実行される走行履歴判定ルーチンの一例を示すフローチャートである。 エンジン22の回転数Neについての使用時間分布の一例を示す説明図である。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としてのハイブリッド自動車20およびクラウドサーバ90の構成の概略を示す構成図である。実施例のハイブリッド自動車20は、図示するように、エンジン22と、プラネタリギヤ30と、モータMG1,MG2と、インバータ41,42と、バッテリ50と、ハイブリッド用電子制御ユニット(以下、「HVECU」という)70とを備える。
エンジン22は、ガソリンや軽油などを燃料として動力を出力する内燃機関として構成されている。このエンジン22は、エンジン用電子制御ユニット(以下、「エンジンECU」という)24により運転制御されている。
エンジンECU24は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されている。このエンジンECU24は、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMや、データを一時的に記憶するRAM、入出力ポート、通信ポートを備える。エンジンECU24には、エンジン22を運転制御するのに必要な各種センサからの信号が入力ポートから入力される。エンジンECU24に入力される信号としては、例えば、エンジン22のクランクシャフト26の回転位置を検出するクランクポジションセンサ23からのクランクシャフト26のクランク角θcrを挙げることができる。
エンジンECU24からは、エンジン22を運転制御するための各種制御信号が出力ポートを介して出力される。エンジンECU24から出力される信号としては、例えば、スロットルバルブを駆動するスロットルモータや、燃料噴射弁、点火プラグ(何れも図示省略)への制御信号を挙げることができる。エンジンECU24は、HVECU70と通信ポートを介して接続されている。エンジンECU24は、クランクポジションセンサ23からのクランク角θcrに基づいてエンジン22の回転数Neを演算する。
プラネタリギヤ30は、シングルピニオンタイプの遊星歯車機構として構成されている。プラネタリギヤ30のサンギヤには、モータMG1の回転子が接続されている。プラネタリギヤ30のリングギヤには、駆動輪39a,39bにデファレンシャルギヤ38を介して連結された駆動軸36が接続されている。プラネタリギヤ30のキャリヤには、ダンパ28を介してエンジン22のクランクシャフト26が接続されている。
モータMG1は、例えば同期発電電動機として構成されており、上述したように、回転子がプラネタリギヤ30のサンギヤに接続されている。モータMG2は、例えば同期発電電動機として構成されており、回転子が駆動軸36に接続されている。インバータ41,42は、モータMG1,MG2の駆動に用いられると共に電力ライン54を介してバッテリ50に接続されている。モータMG1,MG2は、モータ用電子制御ユニット(以下、「モータECU」という)40によって、インバータ41,42の図示しない複数のスイッチング素子がスイッチング制御されることにより、回転駆動される。
モータECU40は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMや、データを一時的に記憶するRAM、入出力ポート、通信ポートを備える。モータECU40には、モータMG1,MG2を駆動制御するのに必要な各種センサからの信号が入力ポートを介して入力される。モータECU40に入力される信号としては、例えば、モータMG1,MG2の回転子の回転位置を検出する回転位置センサ43,44からのモータMG1,MG2の回転子の回転位置θm1,θm2や、モータMG1,MG2の各相に流れる相電流を検出する電流センサ(図示省略)からのモータMG1,MG2の各相の相電流Iu1,Iv1,Iu2,Iv2を挙げることができる。モータECU40からは、インバータ41,42の図示しない複数のスイッチング素子へのスイッチング制御信号などが出力ポートを介して出力される。モータECU40は、HVECU70と通信ポートを介して接続されている。モータECU40は、回転位置センサ43,44からのモータMG1,MG2の回転子の回転位置θm1,θm2に基づいてモータMG1,MG2の電気角θe1,θe2や回転数Nm1,Nm2を演算する。
バッテリ50は、例えばリチウムイオン二次電池やニッケル水素二次電池として構成さ
れており、上述したように、電力ライン54を介してインバータ41,42に接続されている。このバッテリ50は、バッテリ用電子制御ユニット(以下、「バッテリECU」という)52により管理されている。
バッテリECU52は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMや、データを一時的に記憶するRAM、入出力ポート、通信ポートを備える。バッテリECU52には、バッテリ50を管理するのに必要な各種センサからの信号が入力ポートを介して入力される。バッテリECU52に入力される信号としては、例えば、バッテリ50の端子間に取り付けられた電圧センサ51aからのバッテリ50の電圧Vbや、バッテリ50の出力端子に取り付けられた電流センサ51bからのバッテリ50の電流Ib、バッテリ50に取り付けられた温度センサ51cからのバッテリ50の温度Tbを挙げることができる。バッテリECU52は、HVECU70と通信ポートを介して接続されている。バッテリECU52は、電流センサ51bからのバッテリ50の電流Ibの積算値に基づいて蓄電割合SOCを演算する。蓄電割合SOCは、バッテリ50の全容量に対するバッテリ50から放電可能な電力の容量の割合である。
HVECU70は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMや、データを一時的に記憶するRAM、不揮発性のフラッシュメモリ、入出力ポート、通信ポートを備える。HVECU70には、各種センサからの信号が入力ポートを介して入力される。HVECU70に入力される信号としては、例えば、イグニッションスイッチ80からのイグニッション信号や、シフトレバー81の操作位置を検出するシフトポジションセンサ82からのシフトポジションSPを挙げることができる。また、アクセルペダル83の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル踏込量Accや、ブレーキペダル85の踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサ86からのブレーキ踏込量BP、車速センサ88からの車速Vも挙げることができる。さらに、GPSアンテナ89からの車両の位置情報も挙げることできる。HVECU70は、上述したように、エンジンECU24やモータECU40、バッテリECU52と通信ポートを介して接続されている。また、HVECU70は、クラウドサーバ90と無線により通信可能に構成されている。
クラウドサーバ90は、ハイブリッド自動車20を含む各車両と無線により通信可能に構成されており、処理装置92と、記憶装置94とを備える。処理装置92は、CPUやROM、RAM、フラッシュメモリ、入出力ポート、通信ポートなどを有する。記憶装置94は、ハードディスクやSSD(Solid State Drive)などとして構成されている。この記憶装置94には、各車両の走行履歴情報(例えば、車両の位置や、エンジン22の回転数Ne、車速V、アクセル踏込量Acc、ブレーキ踏込量BPなどについての履歴情報)などが記憶されている。なお、実施例では、「走行履歴判定装置」としては、クラウドサーバ90が該当する。
こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20は、エンジン22の運転を伴わずに走行する電動走行モード(EV走行モード)や、エンジン22の運転を伴って走行するハイブリッド走行モード(HV走行モード)で走行する。
EV走行モードでは、HVECU70は、最初に、アクセル開度Accと車速Vとに基づいて走行に要求される(駆動軸36に要求される)要求トルクTd*を設定する。続いて、モータMG1のトルク指令Tm1*に値0を設定すると共に要求トルクTd*が駆動軸36に出力されるようにモータMG2のトルク指令Tm2*を設定し、設定したモータMG1,MG2のトルク指令Tm1*,Tm2*をモータECU40に送信する。モータECU40は、モータMG1,MG2がトルク指令Tm1*,Tm2*で駆動されるようにインバータ41,42の複数のスイッチング素子のスイッチング制御を行なう。
HV走行モードでは、HVECU70は、最初に、EV走行モードと同様に、要求トルクTd*を設定する。続いて、要求トルクTd*に駆動軸36の回転数Ndを乗じて走行に要求される要求パワーPd*を演算し、要求パワーPd*からバッテリ50の充放電要求パワーPb*(バッテリ50から放電するときが正の値)を減じてエンジン22に要求される要求パワーPe*を演算する。ここで、駆動軸36の回転数Ndとしては、例えば、モータMG2の回転数Nm2や、車速Vに換算係数を乗じて得られる回転数が用いられる。そして、エンジン22から要求パワーPe*が出力されると共に要求トルクTd*が駆動軸36に出力されるようにエンジン22の目標回転数Ne*や目標トルクTe*、モータMG1,MG2のトルク指令Tm1*,Tm2*を設定し、エンジン22の目標回転数Ne*および目標トルクTe*を24に送信すると共にモータMG1,MG2のトルク指令Tm1*,Tm2*をモータECU40に送信する。エンジンECU24は、エンジン22が目標回転数Ne*および目標トルクTe*に基づいて運転されるようにエンジン22の吸入空気量制御や燃料噴射制御、点火制御などを行なう。モータECU40によるモータMG1,MG2(インバータ41,42)の制御については上述した。
次に、実施例のクラウドサーバ90の動作、特に、ハイブリッド自動車20のサーキット走行の履歴の有無を判定する際の動作について説明する。図2は、クラウドサーバ90により実行される走行履歴判定ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、例えば、ハイブリッド自動車20が下取り業者等に持ち込まれて、その下取り業者等が通信端末(例えば、スマートフォンや、タブレット端末、パソコンなど)を操作してハイブリッド自動車20を介してまたは直接にクラウドサーバ90にアクセスして実行指示を行なったときに実行される。
図2の走行履歴判定ルーチンが実行されると、クラウドサーバ90の処理装置92は、最初に、記憶装置94に記憶されているハイブリッド自動車20の走行履歴情報(例えば、車両の位置や、エンジン22の回転数Ne、車速V、アクセル踏込量Acc、ブレーキ踏込量BPなどについての履歴情報)などを入力する(ステップS100)。
こうしてデータを入力すると、ハイブリッド自動車20の位置の履歴情報に基づいて、ハイブリッド自動車20の位置がサーキット周辺の所定領域内になった履歴があるか否かを判定する(ステップS110)。ここで、所定領域は、GPSアンテナ89の精度などを考慮して定められる。ハイブリッド自動車20の位置が所定領域内になった履歴がないときには、ハイブリッド自動車20がサーキット走行を行なった履歴はないと判定し(ステップS160)、判定結果を下取り業者等の通信端末に報知して(ステップS180)、本ルーチンを終了する。
ステップS110でハイブリッド自動車20の位置が所定領域内になった履歴があるときには、ハイブリッド自動車20の位置が所定領域内であったときのエンジン22の回転数Ne、車速V、アクセル踏込量Acc、ブレーキ踏込量BPの履歴情報に基づいて、エンジン22の回転数Ne、車速V、アクセル踏込量Acc、ブレーキ踏込量BPのそれぞれについて、過酷走行条件を満たすか否かを判定する(ステップS120〜S150)。以下、この判定処理の詳細について説明する。
図3は、エンジン22の回転数Neについての使用時間分布の一例を示す説明図である。図中、「Ne1」は、最も使用時間の長い値である。ステップS120の処理について、実施例では、エンジン22の回転数Neの使用時間分布を用いて、最も使用時間の長い値が閾値Neref未満のときに過酷走行条件を満たさないと判定し、最も使用時間の長い値が閾値Neref以上のときに過酷走行条件を満たすと判定するものとした。ステップS130〜S150の処理については、ステップS120の処理と同様に行なうことができる。
ステップS120〜S150で、エンジン22の回転数Ne、車速V、アクセル踏込量Acc、ブレーキ踏込量BPのうちの少なくとも1つについて過酷走行条件を満たさないときには、ハイブリッド自動車20がサーキット走行を行なった履歴はないと判定し(ステップS160)、判定結果を下取り業者等の通信端末に報知して(ステップS180)、本ルーチンを終了する。
これに対して、ステップS120〜S150で、エンジン22の回転数Ne、車速V、アクセル踏込量Acc、ブレーキ踏込量BPの全てについて過酷走行条件を満たすときには、ハイブリッド自動車20がサーキット走行を行なった履歴があると判定して(ステップS170)、判定結果を下取り業者等の通信端末に報知して(ステップS180)、本ルーチンを終了する。この場合、更に、下取り査定額を下げるのが好ましい旨も報知するものとしてもよい。
このようにして、下取り業者等は、ハイブリッド自動車20のサーキット走行の履歴の有無を把握することができる。この結果、下取り業者等は、ハイブリッド自動車20の走行距離や年式等に加えて、ハイブリッド自動車20のサーキット走行の履歴の有無も考慮して、下取り査定額を設定することができる。
以上説明した実施例の走行履歴判定装置では、クラウドサーバ90は、ハイブリッド自動車20の位置が所定領域内であったときのエンジン22の回転数Ne、車速V、アクセル踏込量Acc、ブレーキ踏込量BPの履歴情報に基づいて、ハイブリッド自動車20のサーキット走行の履歴の有無を判定する。このようにして、ハイブリッド自動車20のサーキット走行の履歴の有無を判定することができる。
実施例では、ハイブリッド自動車20の位置が所定領域内であったときのエンジン22の回転数Neについて、最も使用時間の長い値と閾値Nerefとの比較により、過酷走行条件を満たすか否かを判定するものとした。しかし、これ以外の手法により、過酷走行条件を満たすか否かを判定するものとしてもよい。例えば、ハイブリッド自動車20の位置が所定領域内であったときのエンジン22の回転数Neの逐次値の中央値や平均値と閾値との比較により、過酷走行条件を満たすか否かを判定するものとしてもよい。ハイブリッド自動車20の位置が所定領域内であったときの車速V、アクセル踏込量Acc、ブレーキ踏込量BPについての過酷走行条件を満たすか否かの判定も、これと同様に考えることができる。
実施例では、ハイブリッド自動車20の位置が所定領域内であったときのエンジン22の回転数Ne、車速V、アクセル踏込量Acc、ブレーキ踏込量BPの履歴情報に基づいて、ハイブリッド自動車20のサーキット走行の履歴の有無を判定するものとした。しかし、ハイブリッド自動車20の位置が所定領域内であったときのエンジン22の回転数Ne、車速V、アクセル踏込量Acc、ブレーキ踏込量BPの履歴情報のうちの一部、例えば、エンジン22の回転数Neだけに基づいて、ハイブリッド自動車20のサーキット走行の履歴の有無を判定するものとしてもよい。
実施例では、ハイブリッド自動車20のサーキット走行の履歴の有無を判定するものとした。しかし、ハイブリッド自動車20のサーキット走行の履歴がある場合、その回数も検知するものとしてもよい。例えば、ハイブリッド自動車20が所定領域内に進入してから退出するまでを1回として、各回についてのエンジン22の回転数Neなどに基づくサーキット走行を行なったか否かの判定結果を用いてハイブリッド自動車20のサーキット走行の回数を求めることができる。
実施例では、クラウドサーバ90が、ハイブリッド自動車20のサーキット走行の履歴の有無を判定するものとした。しかし、ハイブリッド自動車20のHVECU70が、ハイブリッド自動車20のサーキット走行の履歴の有無を判定するものとしてもよい。この場合、ハイブリッド自動車20のサーキット走行の履歴の有無の判定に用いられる走行履歴情報は、ハイブリッド自動車20が備える記憶装置に記憶されるものとしてもよいし、実施例と同様にクラウドサーバ90の記憶装置94に記憶されるものとしてもよい。
実施例では、ハイブリッド自動車20について、サーキット走行の履歴の有無を判定する場合について説明した。しかし、ハイブリッド自動車20以外の車両について、サーキット走行の履歴の有無を判定するものとしてもよい。ハイブリッド自動車20以外の車両としては、例えば、駆動輪に連結された駆動軸に変速機を介してモータを接続すると共にモータにクラッチを介してエンジンを接続し、モータに電力ラインを介してバッテリを接続したハイブリッド自動車を挙げることができる。また、駆動輪に連結された駆動軸に走行用モータを接続すると共にエンジンに発電機を接続し、走行用モータおよび発電機に電力ラインを介してバッテリを接続したハイブリッド自動車も挙げることができる。さらに、駆動輪に連結された駆動軸にモータを接続すると共にモータに電力ラインを介してバッテリを接続した電気自動車も挙げることができる。加えて、駆動輪に連結された駆動軸にモータを接続すると共にモータに電力ラインを介して燃料電池およびバッテリを接続した燃料電池車も挙げることができる。また、駆動輪に連結された駆動軸に変速機を介してエンジンを接続した通常の自動車の構成も挙げることができる。これらの場合、図2の走行履歴判定ルーチンのステップS120の処理において、適宜、「エンジン22の回転数Ne」を「モータの回転数」に置き換えればよい。この場合、ハイブリッド自動車や電気自動車、燃料電池車の位置が所定領域内であったときのモータの回転数、車速V、アクセル踏込量Acc、ブレーキ踏込量BPの履歴情報のうちの一部、例えば、モータの回転数だけに基づいて、車両のサーキット走行の履歴の有無を判定するものとしてもよい。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、走行履歴判定装置の製造産業などに利用可能である。
20 ハイブリッド自動車、22 エンジン、23 クランクポジションセンサ、24 エンジンECU、26 クランクシャフト、28 ダンパ、30 プラネタリギヤ、36 駆動軸、38 デファレンシャルギヤ、39a,39b 駆動輪、40 モータECU、41,42 インバータ、43,44 回転位置センサ、50 バッテリ、51a 電圧センサ、51b 電流センサ、51c 温度センサ、52 バッテリECU、54 電力ライン、70 HVECU、80 イグニッションスイッチ、81 シフトレバー、82 シフトポジションセンサ、83 アクセルペダル、84 アクセルペダルポジションセンサ、85 ブレーキペダル、86 ブレーキペダルポジションセンサ、88 車速センサ、89 GPSアンテナ、90 クラウドサーバ、92 処理装置、94 記憶装置、MG1,MG2 モータ。

Claims (1)

  1. 駆動源を備える車両のサーキット走行の履歴の有無を判定する走行履歴判定装置であって、
    前記車両の位置がサーキットを含む所定領域内であったときの前記駆動源の回転数、車速、アクセル操作量、ブレーキ操作量のうちの少なくとも1つの使用分布を用いて、前記車両の前記サーキット走行の履歴の有無を判定する、
    走行履歴判定装置。
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