JP2021109481A - 乗降口構造 - Google Patents

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辰弥 清水
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【課題】障害物に接触することなく扉による挟み込みを防止することのできる乗降口構造を得る。【解決手段】乗降口構造は、車体に設けられた乗降用のドア開口部26を開閉すると共に、ドア閉状態において車両フロア部24と車両上下方向に対向するドア下部38を備えた電動スライドドア12と、車両フロア部24におけるドア下部38との対向位置に設けられ、乗員の自重を検知して電動スライドドア12の閉動作を禁止させる圧電センサ68と、を有する。ドア開状態時に、圧電センサ68によって乗員の自重が検知されると、電動スライドドア12の閉動作が禁止されるため、扉の開作動に影響することなく閉作動開始前に乗降口の状況を検知することができ、従来のシステムのように障害物に接触することなく扉による挟み込みを防止することができる。【選択図】図2

Description

本発明は、乗降口構造に関する。
従来、スライドドア閉時に異物の挟み込みをタッチセンサで検知する技術が知られている。
例えば、下記特許文献1には、異物の挟み込みを検知する電動スライドドア用タッチセンサが開示されている。挟み込みを検知するセンサが扉本体に設置されており、検知には障害物との接触を必要としていたため、必ず挟み込み対象に力を加えてしまう背反があった。
特開平11−222036号公報
本発明は上記事実を考慮し、障害物に接触することなく扉による挟み込みを防止することのできる乗降口構造を得ることが目的である。
請求項1記載の本発明に係る乗降口構造は、車体に設けられた乗降用のドア開口部を開閉すると共に、ドア閉状態において車両フロア部と車両上下方向に対向するドア下部を備えたドアと、前記車両フロア部における前記ドア下部との対向位置に設けられ、乗員の自重を検知して前記ドアの閉動作を禁止させる荷重検知装置と、を有している。
請求項1記載の本発明によれば、車両フロア部におけるドア下部との対向位置には荷重検知装置が設けられている。このため、ドア開状態時に、荷重検知装置によって乗員の自重が検知されると、ドアの閉動作が禁止される。その結果、扉の開作動に影響することなく閉作動開始前に乗降口の状況を検知することができ、従来のシステムのように障害物に接触することなく扉による挟み込みを防止することができる。
以上説明したように、請求項1記載の本発明に係る乗降口構造は、障害物に接触することなく扉による挟み込みを防止することができるという優れた効果を有する。
第1実施形態に係る乗降口構造が適用された車両を車両進行方向に向かって車両幅方向左側から見て示す全体斜視図である。 図1に示される乗降口構造をA−A線に沿って切断し、要部を拡大した拡大縦断面図である。
<第1実施形態>
以下、図1及び図2を用いて、本発明の第1実施形態に係る乗降口構造について説明する。なお、これらの図において適宜示される矢印FRは車両前方側を示しており、矢印UPは車両上方側を示しており、矢印LHは車両幅方向左側を示している。
(車両10の全体構成)
まず、図1を用いて車両10の全体構成について説明する。図1には、両開きの電動スライドドア12を備えた車両(例えば、自動運転バス)の車体側部14を示した全体斜視図が示されている。この図に示されるように、車体側部14には、一対のピラー16、ルーフサイドレール18及びロッカ22によって囲まれた略矩形状のドア開口部26が形成されている。
一対のピラー16は、略車両上下方向に沿って立設された柱状の車体骨格部材であり、車両10の中央部を挟んで車両前後方向に対向して配設されている。ルーフサイドレール18は車両ルーフ部20の車幅方向両側部に車両前後方向に沿って配設された車体骨格部材である。さらに、ロッカ22は、車両フロア部24の車幅方向両側部に車両前後方向に沿って配設された車体骨格部材である。これら車体骨格部材で囲まれたドア開口部26は、ドアとしての両開きの電動スライドドア12によって開閉されるようになっている。
(乗降口構造の詳細構成)
次に、図2を用いて乗降口構造の詳細構成について説明する。図2には、図1に示される乗降口構造をA−A線に沿って切断し、要部を拡大した拡大縦断面図が示されている。この図に示されるように、乗降口構造は、フロントスライドドア28及びリヤスライドドア30によって構成された両開きの電動スライドドア12と、 前記車両フロア部における前記ドア下部との対向位置に設けられ、乗員の自重を検知して電動スライドドア12の閉動作を禁止させる荷重検知装置としての圧電センサ68と、を含んで構成されている。
[電動スライドドア12]
フロントスライドドア28及びリヤスライドドア30は、車室外側に配置されてドア外板を構成するドアアウタパネル32と、車室内側に配置されてドア内板を構成するドアインナパネル34と、を含んで構成されたドア本体部36を備えている。ドア本体部36の車室内側には、樹脂製のドアトリム37が内張りされている。
ドアアウタパネル32及びドアインナパネル34は鋼板製とされており、周縁部にヘミング加工が施されることにより中空状のドア本体部36が形成されている。また、ドアアウタパネル32の上部には略矩形状の窓開口部40が設けられている。
上述したようにドア本体部36の車室内側にはドアトリム37が配設されており、その下部であるドア下部38は、車両前後方向及び車両幅方向に沿って延在する底壁部44と、底壁部44の周縁部に立設された縦壁部46と、によって略箱形状に形成されている。縦壁部46は、ドアインナパネル34に沿って立設された外壁部48と、外壁部48に対向して配置された内壁部50と、外壁部48及び内壁部50を車両幅方向に繋ぐ一対の側壁部52と、を含んで構成されている。
底壁部44には、外壁部48の下端部よりも車室外側へ張り出した張出部54が形成されている。張出部54は、ドアインナパネル34の下端部に形成された階段状の部分の下方側に入り込むように延設されている。張出部54は、車両フロア部としての車両フロア部24の床面66と隙間58を挟んで対向して配置されている。
電動スライドドア12は、一例として外吊り式のプラグドアとされており、ドア閉状態において、フロントスライドドア28の後端部とリヤスライドドア30の前端部とが当接し、ドア外板(ドアアウタパネル32)と車体外壁60とが略面一とされている。
ドア開口部26の上方の車室内側面には、電動スライドドア12を摺動させるためのガイド装置が設置され、ガイド装置とフロントスライドドア28及びリヤスライドドア30の上部とが一対のアーム部62によりそれぞれ連結されている。
電動スライドドア12の開閉動作について簡単に概説すると、ドア開動作開始により、フロントスライドドア28及びリヤスライドドア30が一対のアーム部62により車室外側へと押し出され、車体外壁60に沿って車両前後方向外側へとスライドし、所定の位置で停止される。そしてドア閉動作開始により、停止位置にあるフロントスライドドア28及びリヤスライドドア30が車体外壁60に沿って車両前後方向内側へとスライドした後、車室内側へと沈み込み、ドア開口部26に嵌め込まれる。
このように電動スライドドア12は、前述のとおり外吊り式のプラグドアとされているため、車両フロア部24の周縁部に、電動スライドドア12を車両前後方向にスライドさせるレール部を設ける必要がなく、フラットな床面66とされている。また、車両フロア部24は乗り込み高さが低く、両開きの電動スライドドア12からスムーズな乗降が可能とされている。
[圧電センサ68]
車両フロア部24の上面を構成する床面の車室外側端部には、ドア開口部26の前部から後部に亘って、荷重検知装置としてのシート状ないし平板状の圧電センサ68が床面66上に固着されている。
圧電センサ68は略矩形状の長尺部材とされており、車両幅方向の長さが、ドア下部38の車幅方向の長さ、すなわち底壁部44の車幅方向内側端から張出部54の車幅方向外側端までの長さよりも短く、ドア閉状態において、平面視でドア下部38に覆い隠される位置に配置されている。
圧電センサ68は圧電体により構成された本体部70を備え、本体部70に荷重(乗員の自重)が入力された際に生じる電荷(電圧)を測定することにより、本体部70への荷重入力、すなわちドア開口部26に障害物が存在することを検知する。そして、ドア開状態において圧電センサ68により所定値を超える荷重が検知された場合には、制御部によりドア開口部26に乗員が存在すると判定されて電動スライドドア12の閉作動が禁止される。
これにより、ドア開状態において例えば人が圧電センサ68上にある場合の閉作動を禁止することができ、従来構造であったドアにタッチパネルを設けるなど開閉体の感圧センサにより挟み込みを検知する方式ではなく、作動前に状況を検知し、非接触状態にて挟み込みを防止することが可能となる。
また、圧電センサ68は、ドア閉状態において、平面視でドア下部38に覆い隠される位置に配置されているため、乗客などにより誤って踏まれることがなく、電動スライドドア12の開作動に当たって、その作動を妨げるようなことはない。
(作用及び効果)
次に、本実施形態の天井構造の作用及び効果について説明する。
本実施形態に係る乗降口構造によれば、両開きの電動スライドドア12を備えた乗降口構造において、ドア開口部26であって、ドア閉状態時に平面視でドア下部38にて覆い隠される位置に荷重を検知する圧電センサ68が配置されている。このため、扉の開作動に影響することなく閉作動開始前に乗降口の状況を検知することができ、従来のシステムのように障害物に接触することなく扉による挟み込みを防止することができる。
<本実施形態の補足説明>
なお、本実施形態では、ドア開口部26下側にレール部が設けられておらず、ドア開口部26の上側の一対のアーム部62が電動スライドドア12の摺動をガイドするものであるが、これに限定されるものではない。
例えば、電動スライドドア12として内吊り式のプラグドアを適用し、圧電センサ68の車室内側において、床面66上にレール部を設けるなど、ドアスライド時に圧電センサ68が電動スライドドア12に干渉しない配置であればよい。また、ドア内部にモータ及びワイヤを配設して電動スライドドア12を摺動させる構成や、手動スライドドアに本発明を適用してもよい。
また、本実施形態では、両開きにスライドする外吊り式プラグドアに本発明を適用しているがこれに限らず、片開きのスライドドアや内吊り式プラグドアを始め、スイングドア等の他の形式のドアに本発明を適用してもよい。
さらに、本実施形態では、自動運転バスに本発明を適用しているがこれに限らず、他の車両や移動手段に本発明を適用してもよい。
また、本実施形態では、ドアトリム37の下端部に車両幅方向外側へ張り出す張出部54を形成し、その張出部54を以ってドア下部38として車両フロア部24の床面66と対向配置させ、当該床面66においてドア下部38と車両上下方向に対向する位置に圧電センサ68を配置したが、これに限らず、他の構成を採用することも可能である。すなわち、ドアトリム37の下端部に張出部54を形成することなく、ドアインナパネル34の下端部が配置されていてもよく、その場合は、本発明における「ドア下部」はドアトリムの底壁部とドアインナパネル34の下端部の両方で構成されることになる。
さらに、本実施形態では、圧電センサ68がテープ状に構成されていたが、これに限らず、複数の荷重センサが所定ピッチで配置されていてもよい。
また、本実施形態では、圧電センサにより荷重を検知しているがこれに限らず、他の非接触式センサに本発明を適用してもよい。
12 電動スライドドア(ドア)
24 車両フロア部
26 ドア開口部
38 ドア下部
68 圧電センサ(荷重検知装置)

Claims (1)

  1. 車体に設けられた乗降用のドア開口部を開閉すると共に、ドア閉状態において車両フロア部と車両上下方向に対向するドア下部を備えたドアと、
    前記車両フロア部における前記ドア下部との対向位置に設けられ、乗員の自重を検知して前記ドアの閉動作を禁止させる荷重検知装置と、
    を有する乗降口構造。
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