JP2021108267A - 発電システム、情報処理装置、および、プログラム - Google Patents

発電システム、情報処理装置、および、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ガスを用いて発電する複数の発電装置を用いた発電の安定化を図る。【解決手段】ガスを用いて発電する複数の発電装置と、前記複数の発電装置の各々に対応して設けられ、当該発電装置へ供給されるガスの流れを遮断する遮断手段であって、当該発電装置の稼働状況が特定の稼働状況となった場合に、ガスの流れの遮断を行う遮断手段と、前記発電装置の稼働状況が前記特定の稼働状況とならないようにするための処理を前記複数の発電装置の各々に行わせる制御手段と、を備える発電システム。【選択図】図1

Description

本発明は、発電システム、情報処理装置、および、プログラムに関する。
特許文献1には、継続的なガスの使用が一定期間に達した場合に、ガスの供給を停止する制御部と、継続的なガスの使用が一定期間に達するタイミングよりも前において、タイミングよりも前の期限を指定してSOFCユニットの停止を指示する停止指示信号をSOFCユニットに送信する送信部とが設けられた構成が開示されている。
特許文献2には、HEMSが、使用履歴から電力の消費量が少なくなる時又はガスの消費がなくなる時を各々複数予測し、予測した時のうち選択されたいずれか1つにおいて、SOFCを停止させ、停止後にSOFCを作動させる処理が開示されている。
特開2013−73859号公報 特開2014−183016号公報
ガスを用いて発電を行う発電装置が連続して稼働した場合に、この発電装置よりも上流側に位置するガス遮断手段にてガスが連続して流れてこのガス遮断手段が作動し、発電装置へのガスの供給が停止することある。これを回避する方法として、例えば、発電装置を敢えて停止させてガス遮断手段におけるガスの流れを一時的に停止させる方法が考えられる。
ところで、発電装置のこの停止が発電装置毎に別個独立に行われると、例えば、多数の発電装置が同じタイミングで停止する事態が生じ、電力の供給が不安定となる。
本発明の目的は、ガスを用いて発電する複数の発電装置を用いた発電の安定化を図ることにある。
本発明が適用される発電システムは、ガスを用いて発電する複数の発電装置と、前記複数の発電装置の各々に対応して設けられ、当該発電装置へ供給されるガスの流れを遮断する遮断手段であって、当該発電装置の稼働状況が特定の稼働状況となった場合に、ガスの流れの遮断を行う遮断手段と、前記発電装置の稼働状況が前記特定の稼働状況とならないようにするための処理を前記複数の発電装置の各々に行わせる制御手段と、を備える発電システムである。
ここで、前記制御手段は、前記複数の発電装置にて前記処理が行われるタイミングが互いに異なるものとなるように当該複数の発電装置の各々に当該処理を行わせることを特徴とすることができる。
また、前記制御手段は、前記複数の発電装置により発電された電力である発電電力の供給先における使用電力量を、当該発電電力の電力量が下回らないように、当該複数の発電装置の各々に前記処理を行わせることを特徴とすることができる。
また、前記複数の発電装置により発電された電力である発電電力の供給先における使用電力量を、当該発電電力の電力量が下回る場合に、当該複数の発電装置以外から当該供給先へ電力が供給されるようにする供給制御手段を更に備えることを特徴とすることができる。
また、前記複数の発電装置により発電された電力である発電電力が共通の供給先へ供給されるとともに、当該複数の発電装置の各々は、当該共通の供給先とは別に設置された機器への当該発電電力の供給も行い、前記制御手段は、前記機器における電力の使用量が予め定められた閾値よりも小さくなる場合に、当該機器への発電電力の供給を行う前記発電装置に、前記処理を行わせることを特徴とすることができる。
また、前記遮断手段は、当該遮断手段を前記ガスが連続して流れた時間である連続時間が予め定められた時間を超えた場合、又は、当該遮断手段を流れるガスの流量が予め定められた範囲内に収まっている状態が予め定められた時間を超えて継続した場合に、ガスの流れの遮断を行い、前記制御手段は、前記発電装置の稼働の状況が前記特定の稼働状況とならないようにするための前記処理として、当該発電装置における発電の停止又は当該発電装置の出力の変化を当該発電装置に行わせることを特徴とすることができる。
また、前記複数の発電装置により発電された電力である発電電力が共通の供給先へ供給されるとともに、当該複数の発電装置の各々は、当該共通の供給先とは別に設置された機器への当該発電電力の供給も行い、前記制御手段は、前記機器における電力の使用量が予め定められた閾値よりも小さくなる場合に、当該機器への発電電力の供給を行う前記発電装置に、発電の停止を行わせ又は出力の変化を行わせることを特徴とすることができる。
また、前記複数の発電装置により発電された電力である発電電力が共通の供給先へ供給されるとともに、当該複数の発電装置の各々は、当該共通の供給先とは別に設置された機器への当該発電電力の供給も行い、前記発電装置にて発電の停止又は出力の変化が行われる場合に、当該発電装置からの発電電力が供給される前記機器に対して、当該発電装置以外から電力が供給されるようにし、又は、当該発電装置以外から当該機器へ供給される電力を増加させるようにする電力供給制御手段を更に備えることを特徴とすることができる。
また、前記制御手段は、前記複数の発電装置に含まれる2以上の発電装置の各々に前記発電の停止および前記出力の変化の何れかの処理を行わせる場合、当該処理がそれまでに行われた回数を総発電時間で除した値が小さい方の発電装置にて当該処理が先に行われるようにし、当該値が大きい方の発電装置にて当該処理が後に行われるようにすることを特徴とすることができる。
また、発電の停止又は出力の変化が行われた前記発電装置における発電の再開又は出力の復帰を行う稼働制御手段を更に備え、前記稼働制御手段は、発電の停止又は出力の変化が次に行われる他の発電装置にて当該発電の停止又は当該出力の変化が行われる前に、前記発電の再開又は前記出力の復帰を行うことを特徴とすることができる。
また、前記複数の発電装置からの発電電力が供給される共通の供給先が設けられ、前記供給先には、前記複数の発電装置以外の他の電力系統からの電力が供給されない設定となっており、前記制御手段は、前記共通の供給先における使用電力量を、前記複数の発電装置により得られる発電電力の電力量が下回らないように、当該複数の発電装置の各々に前記処理を行わせることを特徴とすることができる。
また、前記制御手段は、前記特定の稼働状況に近い稼働状況にある前記発電装置から順に前記処理が行われるようにすることを特徴とすることができる。
また、前記制御手段は、前記特定の稼働状況に近い稼働状況にある前記発電装置から順に前記処理が行われるようにするとともに、複数の当該発電装置を1つの単位として、当該単位毎に、当該処理が行われるようにすることを特徴とすることができる。
また、本発明を情報処理装置として捉えた場合、本発明が適用される情報処理装置は、ガスを用いて発電する複数の発電装置であって特定の稼働状況となった場合にはガスの供給が停止される複数の発電装置を制御する情報処理装置であって、前記発電装置の稼働状況が前記特定の稼働状況とならないようにするための処理を前記複数の発電装置の各々に行わせる制御手段を備える情報処理装置である。
また、本発明をプログラムとして捉えた場合、本発明が適用されるプログラムは、ガスを用いて発電する複数の発電装置であって特定の稼働状況となった場合にはガスの供給が停止される複数の発電装置を制御するコンピュータにて実行されるプログラムであって、前記発電装置の稼働状況が前記特定の稼働状況とならないようにするための処理を前記複数の発電装置の各々に行わせる制御機能をコンピュータに実現させるためのプログラムである。
本発明によれば、ガスを用いて発電する複数の発電装置を用いた発電の安定化を図ることができる。
発電システムの構成例を示した図である。 外部サーバのハードウェア構成の一例を説明する図である。 外部サーバの機能構成の例を示した図である。 制御部が実行する処理の流れを示したフローチャートである。 制御部が実行する処理の流れを示したフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、発電システム1の構成例を示した図である。
本実施形態の発電システム1には、複数の発電装置10と、この複数の発電装置10により発電された電力である発電電力の供給先である供給先機器20とが設けられている。また、この発電システム1には、個別機器30が設けられている。
供給先機器20、個別機器30は、特に問わず、例えば、モータなどの駆動源を有する機器や、光源などを備える照明機器を一例に挙げることができる。また、ディスプレイなどの表示装置も一例に挙げることができる。
個別機器30は、供給先機器20とは別に設置されている。また、個別機器30は、複数の発電装置10の各々に対応して設けられ、個別機器30には、この個別機器30に対応して設置された発電装置10から電力が供給される。
さらに、本実施形態では、複数の発電装置10とは異なる他の電力系統から、供給先機器20、個別機器30への電力の供給を行えるようになっている。
より具体的には、本実施形態では、発電所や他の分散電源、蓄電池など、発電装置10とは異なる他の発電設備から、供給先機器20および個別機器30への電力の供給を行えるようになっている。
また、本実施形態では、発電装置10の各々にガス管15が接続され、発電装置10の各々は、ガス管15を通じて供給されたガスを用いて発電する。
より具体的には、本実施形態では、発電装置10の各々に、例えば天然ガスが供給される。発電装置10の各々は、いわゆる燃料電池であり、この天然ガスから取り出した水素と空気中の酸素とを化学反応させて、電力を得る。
さらに、本実施形態の発電システム1では、遮断手段の一例としてのガス遮断機構40が設置されている。
ガス遮断機構40は、複数の発電装置10の各々に対応して設けられ、発電装置10へ供給されるガス(ガス管15を流れるガス)の流れを遮断する。
具体的には、ガス遮断機構40の各々は、発電装置10の稼働状況が特定の稼働状況となった場合に、ガスの流れを遮断する。これにより、発電装置10へのガスの流れが停止する。
ここで、「特定の稼働状況」としては、発電装置10の連続稼働時間が予め定められた時間を超えた状況や、発電装置10におけるガスの消費量の変動が少ない状態で予め定められた時間を超えて発電装置10が発電を行った状況が一例に挙げられる。
ガス遮断機構40の各々は、発電装置10の連続稼働時間が予め定められた時間を超えた場合や、発電装置10におけるガスの消費量の変動が少ない状態で予め定められた時間を超えて発電装置10が発電を行った場合にガスの流れを遮断する。
さらに説明すると、本実施形態のガス遮断機構40は、安全機構として機能し、ガスが自身を連続して流れた時間である連続時間が予め定められた時間を超えた場合、又は、自身を流れるガスの流量が予め定められた範囲内に収まっている状態が予め定められた時間を超えて継続した場合に、ガスの流れの遮断を行う。
本実施形態では、発電装置10における発電が継続してなされると、ガス遮断機構40をガスが連続して流れるようになり、ガス遮断機構40が作動する。これにより、発電装置10へのガスの流れが停止する。
ここで、ガス遮断機構40は、ガスメーターやマイコンメーターなどに代表される公知の構成により構成され、特に限定されず、既存のものを用いればよい。ガス遮断機構40には、例えば、ガスの流量を測定する流量測定部、ガスが流れている時間を計測するためのタイマ、ガスの流れを物理的に遮断する弁、弁を作動させる制御部などが設けられる。
さらに、本実施形態の発電システム1には、図1に示すように、発電装置10等の各々に制御信号を出力して発電装置10等を制御する外部サーバ100が設けられている。
図2は、外部サーバ100のハードウェア構成の一例を説明する図である。
情報処理装置の一例としての外部サーバ100は、CPU(=Central Processing Unit)401と、プログラムが記憶されたROM(=Read Only Memory)402と、ワークエリアとして用いられるRAM(=Random Access Memory)403と、ハードディスクドライブ等により構成された情報記憶装置404とを有している。
ここで、CPU401はマルチコアでもよい。また、ROM402は、書き換え可能な不揮発性の半導体メモリでもよい。外部サーバ100は、いわゆるコンピュータである。
図3は、外部サーバ100の機能構成の例を示した図である。
本実施形態では、CPU401によるプログラムの実行によって、外部サーバ100は、制御部111、供給制御部112、電力供給制御部113、稼働制御部114として機能する。
制御手段の一例としての制御部111は、発電装置10の稼働状況が特定の稼働状況とならないようにするための処理をこの複数の発電装置10の各々に行わせる。
供給制御手段の一例としての供給制御部112は、複数の発電装置10により発電された電力である発電電力の供給先である供給先機器20における使用電力量を、この複数の発電装置10より得られる発電電力の電力量が下回る場合に、この複数の発電装置10以外から供給先機器20へ電力が供給されるようにする。
電力供給制御手段の一例としての電力供給制御部113は、発電装置10にて発電の停止又は出力の変化が行われる場合に、この発電装置10からの電力が供給される個別機器30に対して、この発電装置10以外から電力が供給されるようにし、又は、この発電装置10以外からこの個別機器30へ供給される電力を増加させるようにする。
稼働制御手段の一例としての稼働制御部114は、発電の停止又は出力の変化が行われた発電装置10における発電の再開又は出力の復帰を行う。
本実施形態の制御部111は、発電装置10(図1参照)の稼働状況が特定の稼働状況(以下、「特定状況」と称する)とならないようにするための処理を複数の発電装置10の各々に行わせる。
より具体的には、制御部111は、発電装置10の各々に、予め定められた制御信号を送信して、発電装置10の稼働状況が特定状況とならないようにするための処理を複数の発電装置10の各々に行わせる。
より具体的には、本実施形態では、制御部111が、発電装置10の各々に、予め定められた制御信号を送信して、発電装置10の各々に、発電の停止又は出力の変化を行わせる。
これにより、発電装置10の連続稼働時間が特定の時間を超えないようになり、又は、発電装置10の出力が変化しない状態が予め定められた時間を超えて継続しないようになる。
ここで、本実施形態では、上記のとおり、ガス遮断機構40の各々は、このガス遮断機構40をガスが連続して流れた時間である連続時間が予め定められた時間を超えた場合、又は、ガス遮断機構40を流れるガスの流量が予め定められた範囲内に収まっている状態が予め定められた時間を超えて継続した場合に、ガスの流れの遮断を行う。
本実施形態のように、制御部111が、発電装置10の各々に、発電の停止又は出力の変化を行わせると、ガス遮断機構40にて、ガスの流れが停止し又はガスの流量が変化し、ガスの流れの予期せぬ遮断が起こらなくなる。
付言すると、本実施形態では、ガス遮断機構40によるガスの流れの遮断を回避するために、発電装置10の各々を敢えて停止等させる。これにより、ガス遮断機構40によるガスの流れの予期せぬ遮断が避けられる。
これにより、本実施形態では、発電装置10が不測のタイミングで停止することが起きにくくなる。
ここで、発電装置10は、継続的に使用されることも想定され、その一方で、ガス遮断機構40は、発電装置10が一定の時間を超えて継続して運転すると、ガスの流れを遮断してしまう。
この場合、不測のタイミングで、発電装置10が停止し、発電装置10の発電効率の低下等を招いたりするおそれがある。
これに対し、本実施形態では、不測のタイミングで発電装置10が停止することが抑制され、安全に、また、計画的に発電装置10を停止できるため、劣化などによる発電装置10の発電効率の低下などの抑制が可能となる。
また、本実施形態のように、制御部111が、複数の発電装置10の各々に制御信号を送信して、発電の停止や出力の変化を行う場合、複数の発電装置10を用いた発電がより安定的に行われる。
ここで、発電の停止や出力の変化は、発電装置10毎に、別個独立に行う態様も考えられる。ところで、この場合、例えば、多数の発電装置10が同じタイミングで停止する事態が生じうる。この場合、供給先機器20へ供給される電力の電力量が急激に変化し、電力の供給が不安定となる。
これに対し、本実施形態のように、制御部111によって、複数の発電装置10における発電の停止や出力の変化がまとめて管理されると、電力量の急激な変化を抑えることができ、複数の発電装置10を用いた発電をより安定的に行うことができる。
ここで、制御部111は、発電装置10における発電の停止又は出力の変化を行うにあたっては、まず、図4(制御部111が実行する処理の流れを示したフローチャート)に示すように、発電装置10の各々の稼働状況を、随時(例えば、予め定められた時間が経過する毎に)、取得する(ステップS101)。
より具体的には、制御部111は、例えば、ガススマートメータ等を介して、発電装置10の各々の稼働状況を取得する。
より具体的には、制御部111は、発電装置10における発電継続時間や、ガスの消費量、発電装置10の運転データなどの情報を取得する。なお、その他に、制御部111は、ガス遮断機構40の各々からの情報を得て、この情報を基に、発電装置10の各々の稼働状況を得てもよい。
そして、制御部111は、発電装置10の各々の稼働状況が特定状況となる前に、各発電装置10に対して制御信号を出力し、各発電装置10に、発電の停止又は出力の変化を行わせる(ステップS102)。
また、制御部111は、さらに、発電装置10の各々に上記の処理(発電の停止や出力の変化)(以下、「特定処理」と称する)を行わせる場合、例えば、複数の発電装置10にてこの特定処理が行われるタイミングが互いに異なるものとなるように、この複数の発電装置10の各々にこの特定処理を行わせる。
より具体的には、例えば、制御部111は、制御信号を出力するタイミングをずらすなどして、複数の発電装置10にて特定処理が行われるタイミングが互いに異なるものとなるようにする。
これにより、複数の発電装置10にて特定処理が行われるタイミングがずれるようになり、複数の発電装置10により得られる発電電力が急激に変化するなどの事態が生じにくくなる。付言すると、供給先機器20へ供給される発電電力が不安定となることが生じにくくなる。
なお、「複数の発電装置10にて特定処理が行われるタイミングが互いに異なる」とは、発電装置10にて特定処理が行われるタイミングの全てが互いに異なることを意味するものではなく、一部の発電装置10間にてタイミングが同じであっても、「複数の発電装置10にて特定処理が行われるタイミングが互いに異なる」に該当する。
また、その他に、制御部111は、供給先機器20における使用電力量を、複数の発電装置10が得る発電電力(複数の発電装置10が得る発電電力の総和)の電力量が下回らないように、複数の発電装置10の各々に特定処理を行わせてもよい。
より具体的には、制御部111は、例えば、複数の発電装置10に含まれる多数の発電装置10にて同時に発電の停止や出力の変化が起こらないようにして、発電電力の電力量が、使用電力量を下回らないようにする。
より具体的には、この処理を行う場合、制御部111は、まず、図5(制御部111が実行する処理の流れを示したフローチャート)に示すように、供給先機器20における使用電力量についての情報を得る(ステップS201)。
具体的には、例えば、制御部111は、例えば、供給先機器20への問い合わせを行ったり、情報記憶装置404(図2参照)に格納されている、供給先機器20の使用電力量についての情報を読み出したりして、供給先機器20における使用電力量についての情報を得る。
また、制御部111は、個々の発電装置10が得る発電電力についての情報を得る(ステップS202)。
具体的には、制御部111は、各発電装置10への問い合わせを行ったり、情報記憶装置404に格納されている、各発電装置10の発電電力についての情報を読み出したりして、個々の発電装置10が得る発電電力についての情報を得る。
そして、制御部111は、複数の発電装置10により得られる発電電力の電力量(複数の発電装置10により得られる発電電力の総和)が、この使用電力量を下回らないように、複数の発電装置10の各々に特定処理を行わせる(ステップS203)。
これにより、供給先機器20にて電力が不足する事態が起きなくなる。
より具体的には、制御部111は、この処理を行う場合、一部の発電装置10にて特定処理を行った場合に得られる発電電力(特定処理を行っていない他の発電装置10により得られる発電電力)の電力量と、上記の使用電力量とを比較する。
そして、制御部111は、例えば、発電電力の電力量が使用電力量を上回る場合には、発電装置10に特定処理を行わせる。
一方、制御部111は、発電電力の電力量が使用電力量を下回る場合には、例えば、特定処理を行う発電装置10を、発電量の小さい他の発電装置10へ変更する。これにより、供給先機器20へ供給される発電電力が確保される。
また、制御部111は、発電電力の電力量が使用電力量を下回る場合には、例えば、特定処理を行う発電装置10の数を減らす(同じタイミングで特定処理を行う発電装置10の数を減らす)。これにより、この場合も、供給先機器20へ供給される発電電力が確保される。
また、その他に、例えば、供給先機器20における使用電力量を、複数の発電装置10により得られる発電電力の電力量が下回る場合には、この複数の発電装置10以外から供給先機器20へ電力が供給されるようにしてもよい。
ここで、本実施形態では、この複数の発電装置10以外からの、供給先機器20への電力の供給の制御は、供給制御部112(図3参照)により行われる。
また、特別な制御を行わなくとも、供給先機器20の必要電力量に足りない場合は、発電装置10以外からの電力供給が自動的に行われる設定としても良い。
供給制御部112は、供給先機器20における使用電力量を、複数の発電装置10により得られる発電電力の電力量が下回る場合、例えば、複数の発電装置10以外の他の電力系統(図1の符号1Aで示す他の電力系統)からの電力が供給先機器20へ供給されるようにし、又は、この他の電力系統から供給先機器20へ供給される電力の電力量を増加させる。
より具体的には、供給制御部112は、他の電力系統から供給先機器20への電力の供給を行う供給機器(不図示)に対して制御信号を送信して、他の電力系統からの電力が供給先機器20へ供給されるようにし、又は、この他の電力系統から供給先機器20へ供給される電力の電力量を増加させる。
これにより、複数の発電装置10により得られる発電電力の電力量が小さい場合でも(特定処理を行うことに伴い発電電力の総和が小さくなる場合でも)、供給先機器20を作動させられるようになる。
また、制御部111は、特定処理を行うにあたっては、個別機器30における電力の使用量が予め定められた閾値よりも小さくなる場合に、発電装置10に特定処理を行わせてもよい。
より具体的には、制御部111は、個別機器30における電力の使用量が予め定められた閾値よりも小さくなる場合に、この個別機器30への電力の供給を行う発電装置10(この個別機器30に接続された発電装置10)に、特定処理を行わせてもよい。
付言すると、この場合、制御部111は、個別機器30における電力の使用量が予め定められた閾値よりも小さくなる場合に、この個別機器30に接続された発電装置10へ制御信号を出力して、この発電装置10に特定処理を行わせる。
即ち、この場合、個別機器30にて電力の使用量が少なくなるときに、この個別機器30への電力の供給を行う発電装置10に、特定処理を行わせる。付言すると、この場合、個別機器30における電力の使用量が予め定められた閾値よりも小さくなるタイミングを待って、発電装置10に特定処理を行わせる。
なお、「電力の使用量が予め定められた閾値よりも小さくなる」には、電力の使用量が零になることも含む。
発電装置10の停止や出力の変化を行うと、供給先機器20のみならず、個別機器30にも影響を与えることになる。
本実施形態のように、個別機器30における電力の使用量が小さい場合に、発電の停止や出力の変化を行うと(特定処理を行うと)、個別機器30への影響が小さくなる。
ここで、個別機器30における電力の使用量の把握にあたっては、例えば、個別機器30の過去の電力使用量や、特定処理を行おうとしている候補日の曜日、候補日における天候などの情報を取得する。
そして、制御部111は、これらの情報を基に、候補日の各々における、個別機器30の電力使用量を把握(予想)する。
そして、制御部111は、候補日の中から、個別機器30における電力の使用量が予め定められた閾値よりも小さくなる日を特定する。そして、制御部111は、特定したこの日に、この個別機器30に接続された発電装置10に特定処理を行わせる。
また、その他に、発電装置10に特定処理を行わせる場合、この発電装置10からの電力が供給される個別機器30(この発電装置10に接続された個別機器30)に対して、発電装置10以外から電力が供給されるようにしてもよい。
より具体的には、例えば、図1の符号1Bで示す発電装置10にて発電の停止が行われる場合に、この発電装置10に接続された個別機器30(符号1Cで示す個別機器30)に対し、他の電力系統(符号1Dで示す電力系統)から電力が供給されるようにしてもよい。
また、その他に、この他の電力系統から個別機器30へ既に電力が供給されている状況下において、発電装置10にて特定処理が行われる場合には、この他の電力系統から個別機器30へ供給される電力の電力量を増加させてもよい。
本実施形態では、これらの処理は、電力供給制御部113(図3参照)により行われる。
電力供給制御部113は、制御部111が発電装置10に特定処理を行わせる場合、この発電装置10に接続された個別機器30に、他の電力系統からの電力が供給されるようにする。
又は、電力供給制御部113は、制御部111が発電装置10に特定処理を行わせる場合、他の電力系統から個別機器30(この発電装置10に接続された個別機器30)に供給される電力の電力量を増加させるようにする。
より具体的には、電力供給制御部113は、特定処理を行うことを示す信号を制御部111から受信すると、他の電力系統から個別機器30への電力の供給を行う供給機器(不図示)に対して制御信号を送信する。
これにより、個別機器30に、他の電力系統からの電力が供給され、若しくは、他の電力系統から個別機器30に供給される電力の電力量が増加し、個別機器30にて電力が不足することが起きにくくなる。
発電装置10にて発電の停止又は出力の変化が行われる場合、この発電装置10に接続された個別機器30では電力が不足するおそれがある。
この場合に、上記のように、この個別機器30に対して、他の電力系統から電力が供給されるようにし、又は、他の電力系統からこの個別機器30へ供給される電力を増加させるようにすると、この個別機器30における電力の不足を避けられる。
また、それまでになされた特定処理の回数(発電の停止の回数や、出力の変化の回数)に基づき、特定処理を行う順番を決定してもよい。
より具体的には、制御部111は、例えば、上記の複数の発電装置10に含まれる2以上の発電装置10にて発電の停止および出力の変化の何れかの特定処理を行う場合、この2以上の発電装置10の各々について、この特定処理がそれまでに行われた回数を把握するようにする。
より具体的には、この処理を行うにあたっては、予め、制御部111は、発電装置10毎に、それまで行った特定処理の回数を保持するとともに、特定処理を新たに行う度に、この回数に「1」を加算し、新たな回数を保持するようにする。
そして、制御部111は、2以上の発電装置10にて特定処理を行う場合、この2以上の発電装置10の各々について、保持しているこの回数を把握する。
さらに、制御部111は、2以上の発電装置10にて特定処理を行う場合、この2以上の発電装置10の各々について、総発電時間を得るようにする。総発電時間は、例えば、発電装置10の各々への問い合わせを行うことにより把握する。
そして、制御部111は、発電装置10毎に、把握した回数を総発電時間で割り、発電装置10毎に、回数を総発電時間で除した値を得る。
そして、制御部111は、回数を総発電時間で除した値が小さい方の発電装置10にて特定処理が先に行われるようにし、回数を総発電時間で除した値が大きい方の発電装置10にて特定処理が後に行われるようにする。
この処理を行う場合、特定処理が行われた頻度が大きい方の発電装置10では、特定処理が行われる頻度が低下するようになる。
さらに、本実施形態では、図3に示した通り、稼働制御部114を備える。
稼働制御部114は、発電の停止又は出力の変化が行われた発電装置10における発電の再開又は出力の復帰を行う。
より具体的には、稼働制御部114は、発電の停止又は出力の変化が行われた発電装置10に対して制御信号を出力して、この発電装置10における発電の再開又は出力の復帰を行う。
ここで、一の発電装置10にて、発電の再開や出力の復帰を行う場合は、発電の停止又は出力の変化が次に行われる他の発電装置10における発電の停止又は出力の変化が行われる前に、この一の発電装置10における、発電の再開や出力の復帰を行うことが好ましい。
ここで、一の発電装置10にて、発電の再開や出力の復帰が行われる前に、他の発電装置10にて、発電の停止又は出力の変化が行われると、同時に、2つの発電装置10にて、発電の停止や出力の変化が行われる状態となり、供給先機器20に供給される発電電力が変化する。
これに対し、一の発電装置10にて、発電の再開や出力の復帰が行われた後に、他の発電装置10にて、発電の停止又は出力の変化が行われると、供給先機器20に供給される発電電力の変化が抑制される。
ここで、この処理を行う場合は、制御部111が上記の他の発電装置10に対して特定処理を開始するための制御信号を出力する前に、この制御部111から稼働制御部114に対して、予め定められた信号が出力される。
稼働制御部114は、制御部111からこの信号を受信すると、発電の再開や出力の復帰の対象となる、上記の一の発電装置10へ、発電の再開や出力の復帰を指示する制御信号を出力し、この一の発電装置10に、発電の再開や出力の復帰を行わせる。
これにより、他の発電装置10にて、特定処理が行われる前に、一の発電装置10にて、発電の再開や出力の復帰が行われる。
また、上記では、供給先機器20(図1参照)に対して、他の電力系統(符号1Aで示す他の電力系統)から電力が供給される場合を説明したが、電力事業者との契約の内容によっては、供給先機器20に対して、他の電力系統からの電力が供給されない設定とされる場合もある。
具体的には、例えば、複数の発電装置10から供給先機器20への電力の供給を低圧電力で行うとの契約になっている場合、この複数の発電装置10から供給先機器20への発電電力の供給を行えるが、他の電力系統からは供給先機器20への電力の供給を行えない設定とされる場合がある。
このような場合、上記と同様、制御部111は、供給先機器20における使用電力量を、複数の発電装置10により得られる発電電力の電力量が下回らないように、複数の発電装置10の各々に特定処理を行わせる。
この場合、供給先機器20に対して、他の電力系統からの電力が供給されない場合であっても(電力不足を他の電力系統からの電力で補えない場合であっても)、供給先機器20への電力の供給を安定して行えるようになる。
また、上記では、供給先機器20における使用電力量を、複数の発電装置10が得る発電電力の電力量が下回らないように、複数の発電装置10の各々に特定処理を行わせる場合を説明したが、処理形態はこれに限られない。
制御部111は、これ以外に、例えば、上記の特定の稼働状況に近い稼働状況にある発電装置10から順に特定処理が行われるようにしてもよい。
より具体的には、この処理を行う場合、制御部111は、上記と同様、発電装置10の各々の稼働状況を取得するようにする。より具体的には、例えば、ガススマートメータ等を介して取得する。
より具体的には、制御部111は、発電装置10における発電継続時間や、ガスの消費量、発電装置10の運転データなどの情報を取得する。なお、その他に、制御部111は、ガス遮断機構40の各々からの情報を得て、この情報を基に、発電装置10の各々の稼働状況を得てもよい。
そして、制御部111は、発電装置10の各々の稼働状況を得ると、特定の稼働状況に最も近い稼働状況にある発電装置10を特定する。
より具体的には、例えば、制御部111は、稼働時間が予め定められた時間を超えている発電装置10であって稼働時間が最も長い発電装置10や、ガスの消費量の変動が少ない状態で予め定められた時間を超えて発電を行っている発電装置10であって発電時間が最も長い発電装置10を特定する。
そして、制御部111は、特定した発電装置10に制御信号を送信し、この発電装置10を停止させ又は出力を変化させる。以後、制御部111は、この処理を順次行う。
即ち、制御部111は、特定の稼働状況に最も近い稼働状況にある発電装置10を特定する度に、特定したこの発電装置10へ、特定処理を行わせるための制御信号を送信し、この発電装置10を停止させ又は出力を変化させるようにする。
なお、この場合も、上記と同様、個別機器30における電力使用量が予め定められた閾値よりも小さくなるタイミングを待って、発電装置10を停止し又は発電装置10の出力を変化させてもよい。
また、その他に、制御部111は、特定の稼働状況に近い稼働状況にある発電装置10から順に特定処理が行われるようにするにあたり、複数の発電装置10を1つの単位として、この単位毎にグループ化をし、各グループに含まれる発電装置10の各々に、特定処理を行わせてもよい。
より具体的には、この場合、制御部111は、例えば、「発電継続時間の長さ」という尺度で、発電装置10をグル―プ化し、各グループに含まれる発電装置10の各々に、特定処理を行わせる。
より具体的には、この場合、制御部111は、まず、「発電継続時間の長さ」が最も大きいグループに属する複数の発電装置10の各々にて、上記の特定処理が行われるようにする。
次いで、制御部111は、「発電継続時間の長さ」が次に大きいグループに属する複数の発電装置10の各々にて、上記の特定処理が行われるようにする。
以後、制御部111は、この処理を順次行っていく。
なお、この場合も、上記と同様、制御部111は、各グループに含まれる発電装置10の各々に特定処理を行わせるにあたり、個別機器30における電力使用量が予め定められた閾値よりも小さくなるタイミングを待って、発電装置10を停止させ又は発電装置10の出力を変化させてもよい。
また、その他に、各グループの各々にて、同じタイミングで複数の発電装置10の各々に特定処理を行わせてもよい。
なお、この場合は、同じタイミングで特定処理を行わせる発電装置10の割合(各グループに含まれる発電装置10の総数に対する、同じタイミングで特定処理を行う発電装置10の数の割合)を、予め定められた割合以下とすることが好ましい。
同時に特定処理を行う発電装置10が多いと、供給先機器20への電力の供給が滞る。
これに対し、同じタイミングで特定処理を行わせる発電装置10の割合を、予め定められた割合以下とすると、供給先機器20へ供給される電力の電力量を確保できるようになる。
1…発電システム、10…発電装置、40…ガス遮断機構、100…外部サーバ、111…制御部、112…供給制御部、113…電力供給制御部、114…稼働制御部

Claims (15)

  1. ガスを用いて発電する複数の発電装置と、
    前記複数の発電装置の各々に対応して設けられ、当該発電装置へ供給されるガスの流れを遮断する遮断手段であって、当該発電装置の稼働状況が特定の稼働状況となった場合に、ガスの流れの遮断を行う遮断手段と、
    前記発電装置の稼働状況が前記特定の稼働状況とならないようにするための処理を前記複数の発電装置の各々に行わせる制御手段と、
    を備える発電システム。
  2. 前記制御手段は、前記複数の発電装置にて前記処理が行われるタイミングが互いに異なるものとなるように当該複数の発電装置の各々に当該処理を行わせる請求項1に記載の発電システム。
  3. 前記制御手段は、前記複数の発電装置により発電された電力である発電電力の供給先における使用電力量を、当該発電電力の電力量が下回らないように、当該複数の発電装置の各々に前記処理を行わせる請求項1に記載の発電システム。
  4. 前記複数の発電装置により発電された電力である発電電力の供給先における使用電力量を、当該発電電力の電力量が下回る場合に、当該複数の発電装置以外から当該供給先へ電力が供給されるようにする供給制御手段を更に備える請求項1に記載の発電システム。
  5. 前記複数の発電装置により発電された電力である発電電力が共通の供給先へ供給されるとともに、当該複数の発電装置の各々は、当該共通の供給先とは別に設置された機器への当該発電電力の供給も行い、
    前記制御手段は、前記機器における電力の使用量が予め定められた閾値よりも小さくなる場合に、当該機器への発電電力の供給を行う前記発電装置に、前記処理を行わせる請求項1に記載の発電システム。
  6. 前記遮断手段は、当該遮断手段を前記ガスが連続して流れた時間である連続時間が予め定められた時間を超えた場合、又は、当該遮断手段を流れるガスの流量が予め定められた範囲内に収まっている状態が予め定められた時間を超えて継続した場合に、ガスの流れの遮断を行い、
    前記制御手段は、前記発電装置の稼働の状況が前記特定の稼働状況とならないようにするための前記処理として、当該発電装置における発電の停止又は当該発電装置の出力の変化を当該発電装置に行わせる請求項1に記載の発電システム。
  7. 前記複数の発電装置により発電された電力である発電電力が共通の供給先へ供給されるとともに、当該複数の発電装置の各々は、当該共通の供給先とは別に設置された機器への当該発電電力の供給も行い、
    前記制御手段は、前記機器における電力の使用量が予め定められた閾値よりも小さくなる場合に、当該機器への発電電力の供給を行う前記発電装置に、発電の停止を行わせ又は出力の変化を行わせる請求項6に記載の発電システム。
  8. 前記複数の発電装置により発電された電力である発電電力が共通の供給先へ供給されるとともに、当該複数の発電装置の各々は、当該共通の供給先とは別に設置された機器への当該発電電力の供給も行い、
    前記発電装置にて発電の停止又は出力の変化が行われる場合に、当該発電装置からの発電電力が供給される前記機器に対して、当該発電装置以外から電力が供給されるようにし、又は、当該発電装置以外から当該機器へ供給される電力を増加させるようにする電力供給制御手段を更に備える請求項6に記載の発電システム。
  9. 前記制御手段は、前記複数の発電装置に含まれる2以上の発電装置の各々に前記発電の停止および前記出力の変化の何れかの処理を行わせる場合、当該処理がそれまでに行われた回数を総発電時間で除した値が小さい方の発電装置にて当該処理が先に行われるようにし、当該値が大きい方の発電装置にて当該処理が後に行われるようにする請求項6に記載の発電システム。
  10. 発電の停止又は出力の変化が行われた前記発電装置における発電の再開又は出力の復帰を行う稼働制御手段を更に備え、
    前記稼働制御手段は、発電の停止又は出力の変化が次に行われる他の発電装置にて当該発電の停止又は当該出力の変化が行われる前に、前記発電の再開又は前記出力の復帰を行う請求項6に記載の発電システム。
  11. 前記複数の発電装置からの発電電力が供給される共通の供給先が設けられ、
    前記供給先には、前記複数の発電装置以外の他の電力系統からの電力が供給されない設定となっており、
    前記制御手段は、前記共通の供給先における使用電力量を、前記複数の発電装置により得られる発電電力の電力量が下回らないように、当該複数の発電装置の各々に前記処理を行わせる請求項1に記載の発電システム。
  12. 前記制御手段は、前記特定の稼働状況に近い稼働状況にある前記発電装置から順に前記処理が行われるようにする請求項1に記載の発電システム。
  13. 前記制御手段は、前記特定の稼働状況に近い稼働状況にある前記発電装置から順に前記処理が行われるようにするとともに、複数の当該発電装置を1つの単位として、当該単位毎に、当該処理が行われるようにする請求項12に記載の発電システム。
  14. ガスを用いて発電する複数の発電装置であって特定の稼働状況となった場合にはガスの供給が停止される複数の発電装置を制御する情報処理装置であって、
    前記発電装置の稼働状況が前記特定の稼働状況とならないようにするための処理を前記複数の発電装置の各々に行わせる制御手段を備える情報処理装置。
  15. ガスを用いて発電する複数の発電装置であって特定の稼働状況となった場合にはガスの供給が停止される複数の発電装置を制御するコンピュータにて実行されるプログラムであって、
    前記発電装置の稼働状況が前記特定の稼働状況とならないようにするための処理を前記複数の発電装置の各々に行わせる制御機能をコンピュータに実現させるためのプログラム。
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