JP2021108073A - 自動運転車両、車両報知情報の報知制御方法および報知制御プログラム - Google Patents

自動運転車両、車両報知情報の報知制御方法および報知制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】乗員が自動運転の挙動を把握できる自動運転車両を提供する。【解決手段】自動運転車両は、車両報知情報制御部17を有する。車両報知情報制御部は、車両の外に向けて車両報知情報を出力する車外報知部176と、車両内の乗員に向けて所定の情報を報知するとともに車両報知情報を出力する車内報知部177と、乗員の車両の自動運転への信頼度を推定する信頼度推定部173と、車外報知部と車内報知部に車両報知情報を略同時に出力制御するとともに、信頼度に応じて車内報知部における車両報知情報の出力頻度を抑制する報知制御部175と、を有する。より詳細には、信頼度推定部は、車両の自動運転あるいは運転支援運転の使用頻度、車両の所有時間、車両報知情報の処理頻度の少なくとも一つに応じて信頼度を推定する。【選択図】図6

Description

本発明は、自動運転車両、車両報知情報の報知制御方法および報知制御プログラムに関する。
近年、ドライバに代わって、システムが車両運転の全ての操作を行う自動運転車両が提供されつつある。この自動運転車両により、ドライバの運転操作の負担を低減することで、交通事故の削減が期待されている。また、地方や都市部の交通問題の解消することも期待されている。
一方で、自動運転車両の挙動を車外に報知することで、周囲に注意喚起することが考案されている。
例えば、特許文献1には、自動運転車両の窓に対して照明を行う照明システムであって、光を出射する光源部と、車両が自動運転状態時に、少なくとも窓の一部における第1領域の光の透過度を変更させる制御部とを備え、制御部は、自動運転状態時に、光源部に光を出射させることによって、第1領域に車両の外部から視認される態様で映像を表示することにより、光の透過度を変更させることが記載されている。
特開2019−059387号公報
特許文献1の技術によれば、自動運転車両の挙動を車外に報知することで、周囲に注意を喚起することができる。しかし、自動運転車両のドライバや他の乗員には、車外への報知内容を知らされていないため、乗員が自動運転車両の挙動を把握できない問題がある。
本発明は、上記の問題を解決し、乗員の自動運転の挙動を把握できる自動運転車両を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明の自動運転車両は、車両の外に向けて車両報知情報を出力する車外報知部と、前記車両内の乗員に向けて所定の情報を報知するとともに前記車両報知情報を出力する車内報知部と、前記乗員の前記車両への自動運転の信頼度を推定する信頼度推定部と、前記車外報知部と前記車内報知部に車両報知情報を略同時に出力制御するとともに、前記信頼度に応じて前記車内報知部における前記車両報知情報の出力頻度を抑制する報知制御部と、を有する車両報知情報制御部を備えるようにした。
本発明の自動運転車両によれば、自動運転の挙動を容易に把握できるとともに、自動運転への信頼度に応じて車内への車両報知情報の出力を抑制するので、車両報知情報の出力による表示の煩わしさを低減できる。
実施形態の自動運転車両の制御ブロック構成図である。 自動運転車両におけるカメラ、レーダ、ライダの配置を説明する図である。 自動運転車両の前部構造を示す外観図である。 自動運転車両の後部構造を示す外観図である。 インフォメーションパネルの構成を説明する図である。 インフォメーションパネルにおける車外報知情報の表示例を示す図である。 車両報知情報制御部17の構成を説明する図である。 自動運転車両の“交差点通過”の状態を説明する図である。 “交差点通過”における走行状態と車外報知の関係を示す図である。 車両報知情報制御部の処理を説明するフロー図である。 自動運転車両の“合流”の状態を説明する図である。 “合流”における走行状態と車外報知の関係を示す図である。 自動運転車両の“車線変更”の状態を説明する図である。 “車線変更”における走行状態と車外報知の関係を示す図である。 信頼度と車外報知画像の出力頻度の対応関係を示す図である。 信頼度と方向指示表示の出力頻度の対応関係を示す図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、実施形態の自動運転車両Mの制御ブロック構成図である。
自動運転車両Mは、ガソリンエンジン等の内燃機関を動力源とした自動車、電動機を動力源とした電気自動車、内燃機関及び電動機を兼ね備えたハイブリッド自動車等を含み、二輪や三輪、四輪等の自動車である。
自動運転車両Mには、車両制御装置1、外界センサ2、ナビゲーション装置3、通信装置4、HMI(Human Machine Interface)5、走行駆動装置6、ブレーキ装置7、ステアリング装置8、車両センサ9が搭載されている。
外界センサ2、ナビゲーション装置3、通信装置4、HMI5、走行駆動装置6、ブレーキ装置7、ステアリング装置8、車両センサ9、灯火器18は、それぞれ、車両制御装置1との間で通信媒体を介して相互にデータ通信可能に接続して構成されている。
外界センサ2は、自動運転車両Mの周囲に存する物体や標識を含む物標に関する外界情報を検知する機能を有し、カメラ21、レーダ22、ライダ23から成る。
カメラ21は、複数のCMOSカメラやCCDカメラから成り、自動運転車両Mの進行方向画像を撮像する機能を有する。自動運転車両Mの進行方向前方・右後側方・左後側方の様子を周期的に繰り返し撮像したカメラ21の撮像画像は、後述する外界認識部11に通知される。
レーダ22は、自動運転車両Mの前方を走行する追従対象となる先行車を含む物標にレーダ波を照射する一方、物標で反射されたレーダ波を受信することにより、物標までの距離や物標の方位を含む物標の分布情報を取得する機能を有する。レーダ波としては、レーザ、マイクロ波、ミリ波、超音波などを適宜用いることができる。
ライダ23(LIDAR:Light Detection and Ranging)は、照射光に対する散乱光の検出に要する時間を計測することにより、物標の有無、及び物標までの距離を検知する。ライダ23による物標の分布情報は、外界認識部11に通知される。
ここで、図2により、カメラ21、レーダ22、ライダ23の配置位置を説明する。
カメラ21は、自動運転車両Mの車室内におけるバックミラー(不図示)近傍、及び自動運転車両Mの車室外における右側ドア前部・左側ドア前部などに設けられ、自動運転車両Mにおける進行方向前方・右後側方・左後側方の様子を周期的に繰り返し撮像する。例えば、バックミラー近傍に設けたカメラ21は、一対の単眼カメラを並設してなる。カメラ21はステレオカメラであってもよい。
レーダ22は、例えば、自動運転車両Mのフロント側に3つ、リア側に2つの都合5つ設けられ、物標の分布情報を検出する。
図1に戻り、自動運転車両Mの制御ブロックの構成を説明する。
ナビゲーション装置3は、現在位置を地図上にマッピングすると共に目的地までの経路案内等を行う機能を有する。
通信装置4は、例えば、セルラー網、Wi−Fi網、Bluetooth(登録商標)、DSRC(Dedicated Short Range Communication)等の無線通信媒体を介して通信を行う機能を有する。
また、通信装置4は、スマートエントリーキーのシステムにおける通信部である。
HMI5は、後述するHMI制御部10により制御され、車両制御装置1と自動運転車両Mの乗員との間のコミュニケーションを行うためのデバイス群である。
アクセルペダル、ブレーキペダルおよびステアリングホイール等の運転操作の操作量を検出するセンサをHMI5としてもよい。
実施形態の自動運転車両Mでは、HMI5は、インフォメーションパネル51、車内マイク52、ドライバーモニタカメラ53、車外表示装置(車外向ディスプレイ)56を含むものとして説明する。
インフォメーションパネル51は、後述するHMI制御部10により制御され、車室内の乗員宛に車両の周辺状況を示す画像や各種情報を表示する表示部である。インフォメーションパネル51は、特に限定されないが、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(Electroluminescence)、HUD(Head Up Display)などによって構成される。
図4により、インフォメーションパネル51の構成を説明する。
図4は、自動運転車両の車室前部構造の一例を示す図である。
図4に示すように、自動運転車両MのHMI5は、運転席に正対する位置に設けられるメータパネル54と、運転席及び助手席にわたって対向するように設けられる、車幅方向(Y方向)に横長のインフォメーションパネル51と、車幅方向の運転席側に設けられた右側パネル55Rと、車幅方向の助手席側に設けられた左側パネル55Lと、を含む。
メータパネル54には、例えば、スピードメータ、タコメータ、オドメータ、シフト位置情報、灯火類の点灯状況情報等が表示される。
インフォメーションパネル51には、例えば、自動運転車両M周辺の地図情報、地図上における自動運転車両Mの現在位置情報、自動運転車両Mの現在の走行路・予定経路に関する交通情報(信号情報を含む)、自動運転車両Mの周囲に存する交通参加者(歩行者・自転車・オートバイ・他車両等を含む)に関する交通参加者情報、交通参加者に向けて発するメッセージ等の各種情報等が表示される。
右側パネル55Rには、自動運転車両Mの右側に設けたカメラ21により撮像した車両右側における後方及び下方の画像情報が表示される。
左側パネル55Lには、自動運転車両Mの左側に設けたカメラ21により撮像した車両左側における後方及び下方の画像情報が表示される。
図1に戻り、自動運転車両Mの制御ブロックの構成を説明する。
車内マイク52は、自動運転車両Mの乗員の音声を検出する集音機器である。
ドライバーモニタカメラ53は、CCDやCMOS等の固体撮像素子を利用したデジタルカメラであり、インフォメーションパネル51、バックミラーやステアリングボス部(いずれも不図示)に設けられ、少なくとも運転席に着座しているドライバを撮像する。
車内マイク52で集音した音声情報およびドライバーモニタカメラ53で撮像した画像情報あるいは映像情報は、HMI制御部10に通知される。
車外表示装置56は、後述する車両報知情報制御部17およびHMI制御部10により制御され、自動運転車両Mの周囲の交通参加者(歩行者・自転車・オートバイ・他車両等を含む)に、所定の情報を報知する表示装置(報知部)である。
詳細は後述するが、車外表示装置56は、車両前方の交通参加者向けて報知情報を表示する前方車外表示装置56Fと、車両後方の交通参加者向けて報知情報を表示する後方車外表示装置56Rと、から構成されている。
走行駆動装置6は、自動運転車両Mが走行するための駆動力(トルク)を駆動輪に出力する。走行駆動装置6は、内燃機関エンジンとエンジンECU(Electronic Control Unit)あるいは走行用モータとモータECUを有し、後述する走行制御部16から通知される情報に従って、走行する駆動力を制御する。
ブレーキ装置7は、自動運転車両Mを制動する電動サーボブレーキ装置あるいは電子制御式油圧ブレーキ装置であり、走行制御部16から通知される情報に従って、制動力を制御する。
ステアリング装置8は、後述する自動運転制御部15から通知される情報、あるいはハンドルの操舵角に応じて、自動運転車両Mの転舵輪の向きを変更する。
車両センサ9は、自動運転車両Mの車両状態に関する各種情報を検出するセンサ群である。
車両センサ9は、運転席に乗員が着座しているか否を検出するセンサである着座センサ(不図示)、ドライバがハンドルを把持しているか否を検出するセンサであるハンドル把持センサ(不図示)、自動運転車両Mの乗員が車両ドアのドアノブを握った(ドアハンドルに触れた)ことを検知するセンサであるドアノブセンサ(不図示)等から成る。
また、車両センサ9は、図示しない、車速を検出する車速センサ、加速度を検出する加速度センサ、鉛直軸回りの角速度を検出するヨーレートセンサ、車両の向きを検出する磁気センサ、車両の傾斜角度を検出する傾斜角センサ等の自動運転に関連する種々のセンサを有する。
灯火器18は、方向指示器181と制動灯182と車幅灯183と前照灯184とから構成されている。
方向指示器181は、自動運転車両Mが右左折する際や進路変更する際に、その意図を自動運転車両Mの周囲に存する交通参加者宛に伝える役割を果たす。また、緊急時には左右両側のランプを同時に点滅させることで、ハザード・ランプとして使用することもある。
制動灯182は、自動運転車両Mの後方の交通参加者に、自動運転車両Mのブレーキ装置7を使用していることを報知するランプである。
車幅灯183(ポジションランプ)は、自動運転車両Mの前方の両側に対称に設けられ、夜間に自動運転車両Mの車幅を交通参加者に報知するランプである。
前照灯184は、夜間の視認性の確保のために、自動運転車両Mの前方に設けられたライトである。
詳細は後述するが、方向指示器181、制動灯182や車幅灯183は、車外表示装置56と連動して、交通参加者に自動運転車両Mの状態を報知する。
つぎに、車両制御装置1の構成について説明する。
車両制御装置1は、一以上のプロセッサ又は同等の機能を有するハードウェアにより構成され、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサ、記憶装置、及び通信インターフェースが内部バスによって接続されたECU(Electronic Control Unit)、又はMPU(Micro-Processing Unit)などが組み合わされ構成されている。
車両制御装置1は、CPUのプログラムが実行されることで機能している。
自動運転制御部15は、ドライバが運転操作を行うことなく、自動運転車両Mが自律制御して走行するための制御部である。
自動運転制御部15は、記憶部13の行動計画情報132に基づいて自動運転車両Mの走行軌道を求め、この走行軌道を自動運転車両Mが走行するように、走行制御部16を制御する。
行動計画情報132は、外界認識部11で認識した自動運転車両Mの周囲に存する物体や標識を含む物標に関する外界情報と、自車位置認識部12における慣性航法で算出した位置情報やGNSS(Global Navigation Satellite System:全地球衛星航法システム)より取得した位置情報と、車線の中央や境界の情報・道路情報(3次元位置情報等)・交通規制情報・住所情報等が含まれる、記憶部13の高精度地図情報131とから、行動計画生成部(不図示)が生成する。
運転支援制御部14は、乗員の操作主体により車両の操舵もしくは加減速制御を行う手動運転と5レベルの車両主体により車両の操舵と加減速制御を行う自動運転におけるオーバーライドやハンドオーバーによる移行制御を行う。
例えば、運転支援制御部14は、レベル2の自動運転中(運転支援)中にハンドル把持センサ(不図示)を監視して、所定時間、ドライバがハンドルから手を放していることを検知すると、警告あるいは自動運転を解除する。
走行制御部16は、自動運転制御部15からの操作指示に基づいて、走行駆動装置6、ブレーキ装置7およびステアリング装置8と通信して、自動運転車両Mの走行を制御する。
車両報知情報制御部17は、自動運転制御部15と連動して、車外表示装置56と灯火器18を制御し、自動運転車両Mの状態を交通参加者に報知する制御部である。
また、車両報知情報制御部17は、車外に報知した報知情報を、インフォメーションパネル51にも表示して、乗員に自動運転車両Mの自動運転状況を認識可能にする。
HMI制御部10は、自動運転制御部15や運転支援制御部14による自動運転車両Mの制御状態をインフォメーションパネル51に表示するとともに、車内マイク52やドライバーモニタカメラ53から情報取得して自動運転制御部15や運転支援制御部14に通知し、車両制御装置1と自動運転車両Mの乗員との間のコミュニケーションを制御する制御部である。
さらに、HMI制御部10は、車両報知情報制御部17と連動して、車外への報知情報をインフォメーションパネル51に表示する。
以下に、インフォメーションパネル51と車外表示装置56と灯火器18とに表示する報知情報の表示制御を詳細に説明する。
まず、自動運転車両Mの灯火器18と車外表示装置56の配置状態を説明する。
図3Aは、自動運転車両Mの前部構造を示す外観図である。右前部灯火器18FRと左前部灯火器18FLが、自動運転車両Mの車幅方向に離間して設けられ、右前部灯火器18FRと左前部灯火器18FLとの間に、前方車外表示装置56Fが配置されている。
詳細には説明しないが、右前部灯火器18FRと左前部灯火器18FLとは、それぞれ、正面視で円形状に形成され、中央に円形状の前照灯184が配置され、前照灯184の径方向の外側に、円環状に形成された方向指示器181とディスプレイ部(不図示)と車幅灯183が配置されている。
ディスプレイ部は、車外報知情報を表示する表示装置である。
実施形態の車両報知情報制御部17は、例えば、横断歩道の手前で一時停止した際に、前方車外表示装置56Fに「渡るのを待ちます」等の表示を行って、横断歩道を渡る交通参加者に自動運転の動作状況を通知する。これにより、交通参加者は、自動運転車両Mが交通参加者を認識していることを知ることができ、安心して横断歩道を渡ることができる。
図3Bは、自動運転車両Mの後部構造を示す外観図である。右後部灯火器18RRと左後部灯火器18RLが、自動運転車両Mの車幅方向に離間して設けられている。そして、リアウィンドの中央下部に、後方車外表示装置56Rが配置されている。
詳細には図示しないが、右後部灯火器18RRと左後部灯火器18RLには、それぞれ、方向指示器181と制動灯182と車幅灯183とが配置されている。
実施形態の車両報知情報制御部17は、例えば、左折時の横断歩行者待ちの一時停止の際に、後方車外表示装置56Rに「歩行者を待ちます」等の表示を行って、車両後方の交通参加者に自動運転の動作状況を通知する。これにより、交通参加者は、自動運転車両Mの一時停止の理由を知ることができる。
上記のように、自動運転車両Mは前方車外表示装置56Fおよび後方車外表示装置56Rにより交通参加者とコミュニケーションすることができる。
つぎに、図5により、インフォメーションパネル51における車外報知情報の表示例を説明する。
インフォメーションパネル51には、車室内の乗員宛に車両の周辺状況を示す情報や各種情報から成る車内報知情報画像51aが表示されているとともに、車内報知情報画像51aの一部にオーバーレイして、自動運転車両Mの灯火器18と車外表示装置56とに表示される車外に報知している報知情報の概要を示す車外報知情報画像51bが表示される。
車外報知情報画像51bは、例えば、図3Aで説明した前方車外表示装置56Fによる車外報知の内容(車両前方に向けた車外報知情報)や、図3Bで説明した後方車外表示装置56Rによる車外報知の内容(車両後方に向けた車外報知情報)が識別できる画像となっている。
車外報知情報画像51bは、後述する車両報知情報制御部17により生成される。
また、詳細は後述するが、車両報知情報制御部17は、車外報知情報画像51bの出力頻度を抑制制御する。
これにより、乗員(ドライバ)は、インフォメーションパネル51により車外報知の状況を把握でき、自動運転への信頼性を向上することができる。
つぎに、図6により車両報知情報制御部17の構成を説明する。
報知情報生成部171は、自動運転制御部15により制御される“交差点通過”・“合流”・“車線変更”等の走行状態と、外界認識部11により認識した交通参加者(歩行者、車)の状態に応じて、灯火器18と車外表示装置56とに表示する報知情報種別を設定し、報知情報を生成する。
信頼度推定部172は、後述する稼働情報173に基づいて、自動運転車両Mの自動運転あるいは運転支援運転の使用頻度、前記自動運転車両Mの所有時間、前記車両報知情報の処理頻度の少なくともいずれか一つに応じて、自動運転の信頼度を推定する制御部である。
信頼度は、乗員(ドライバ)の自動運転制御に対す信頼度を示す指標であり、車両報知情報制御部17は、信頼度が高いほど、自動運転制御による車外報知情報を車内報知することを抑制する。
信頼度推定部172は、ドライバーモニタカメラ53の撮像画像に基づいて乗員を認証する乗員認証部(不図示)により認証したドライバごとに、自動運転の信頼度を推定するようにしもよい。
稼働情報173は、自動運転の信頼度を算出するための、自動運転制御の履歴情報である。例えば、自動運転車両Mの動作開始時間・終了時間、自動運転制御の開始時間・終了時間、“交差点通過”・“合流”・“車線変更”の自動運転の走行状態等を履歴情報とする。
表示情報174は、車外報知の種別ごとの、車外表示装置56と灯火器18の表示内容の設定(報知情報)を示す。
また、表示情報174は、報知情報種別ごとの、インフォメーションパネル51に車外報知情報画像51b(図5参照)を表示するか否かを判定する信頼度の判定閾値を含んでいる。
車外報知部176は、車外表示装置56と灯火器18とを報知情報種別に従い制御して、報知情報を出力する制御部である。
車内報知部177は、HMI制御部10と連携して、インフォメーションパネル51に、
報知情報種別に対応した車外報知情報画像51b(図5参照)を出力する制御部である。
報知制御部175は、自動運転制御部15からの指示に応じて、報知情報生成部171を制御して報知情報を生成し、車外報知部176を制御して車外報知を行うとともに、信頼度推定部172で推定した信頼度に応じて車内報知部177の車内報知の出力頻度を抑制する制御部である。
以下、より具体的な自動運転車両Mの走行状態における車両報知情報制御部17の動作を説明する。
まず、図7、図8、図9により、自動運転車両Mが“交差点通過”する場合の動作を説明する。
図7は、自動運転車両Mが、横断歩道72、横断歩道73a、73bが設けられた交差点71を通過する状態を示し、自動運転車両Mの後方には、車両である交通参加者m4が追従している状態を想定している。また、横断歩道72では、歩行者である交通参加者m2が横断歩道72を渡ろうとしており、横断歩道73aでは、歩行者である交通参加者m1が横断歩道73aを渡ろうとしている状態を想定している。
図8は、上記の場合の自動運転車両Mの走行状態と、車外報知の関係を示す図である。
自動運転車両Mが交差点71に進入する際に、自動運転制御部15は、外界認識部11により、交通参加者m1の横断歩道73aの横断状態を認識すると、交差点71の停止線に停止するように減速する。
そして、車両報知情報制御部17は、図8の報知情報種別がType1の欄に示すように、前方車外表示装置56F、灯火器18のディスプレイ部および後方車外表示装置56Rの表示を行う。
具体的には、車両報知情報制御部17は、前方車外表示装置56Fに「渡るのを待ちます」を表示して、交通参加者m1(歩行者)に車両の動作予定を通知し、灯火器18のディスプレイ部に交通参加者m1の認識方向を表示し、後方車外表示装置56Rに「歩行者を待ちます」を表示して車外報知を行う。
さらに、車両報知情報制御部17は、インフォメーションパネル51の一部に、車両前方に向けた車外報知情報および車両後方に向けた車外報知情報を示す車外報知情報画像51bをオーバーレイ表示する。
この際、車外報知情報画像51bのオーバーレイ表示は、信頼度推定部172で推定した自動運転の信頼度に応じて、抑制する。
自動運転制御部15が、歩行者である交通参加者m1が横断歩道73aを横断中であることを認識すると、車両報知情報制御部17は、図8の報知情報種別がType2の欄に示すように、前方車外表示装置56F、灯火器18のディスプレイ部、後方車外表示装置56Rおよびインフォメーションパネル51の表示を行う。
表示内容は、報知情報種別が同様のため、説明は省略する。
つぎに、自動運転制御部15が歩行者である交通参加者m1の横断終了を認識して、自動運転車両Mが発進すると、車両報知情報制御部17は、図8の報知情報種別がType2の欄に示すように、前方車外表示装置56F、灯火器18のディスプレイ部、後方車外表示装置56Rおよびインフォメーションパネル51の表示を行う。
表示内容の説明は省略する。
これにより、横断する歩行者である交通参加者m1と自動運転車両Mの後続車両である交通参加者m4は、自動運転車両Mの自動運転状態を把握することが容易になる。
自動運転車両Mが、交差点71を左折する際に、交通参加者m2が横断歩道72を渡ろうとしている場合も同様に、図8に従って、交通参加者m2(歩行者)と交通参加者m4(追従車両)に向けて車外報知を行うとともに、インフォメーションパネル51の一部に、車外報知情報画像51bをオーバーレイ表示する。
図9は、車両報知情報制御部17の処理を説明するフロー図である。
ステップS91で、報知制御部175は、自動運転制御部15により、自動運転中か否かを判定し、自動運転中の場合(S91のYes)にはステップS92に進み、手動運転中の場合(S91のNo)には、車両報知の処理を終了する。
ステップS92で、報知制御部175は、信頼度推定部172により、稼働情報173の自動運転の履歴情報を更新する。
ステップS93で、報知制御部175は、自動運転制御部15により、車両報知の要否を判定し、“要”の場合には(S93の要)、ステップS94に進み、“否”の場合には(S93の否)、待機する。
ステップS94で、報知制御部175は、信頼度推定部172により、自動運転制御部15の自動運転の走行状態に応じて表示情報174の報知情報種別を設定するとともに、当該自動運転の走行状態に関する信頼度を推定する。
具体的には、“歩行者を認識して減速”および“進路を譲るため停止”の走行状態では、Type1に報知情報種別が設定され、“歩行者横断後に発進”の走行状態では、Type2に報知情報種別が設定される。
ステップS95で、報知制御部175は、自動運転制御部15により、車外報知タイミングであるか否かを判定し、報知タイミングであれば(S95のYes)、ステップS96に進み、報知タイミングでなければ(S95のNo)、待機する。
ステップS96で、報知タイミングの終了まで、ステップS97からS911の処理を繰り返す。
ステップS97で、報知制御部175は、外界認識部11により、交通参加者の有無を判定し、“有”の場合には(S97の有)、ステップS98に進み、“無”の場合には(S97の無)、ステップS911に進む。
ステップS98で、報知制御部175は、車外報知部176により、表示情報174の報知情報種別に対応した車外表示装置56、灯火器18および灯火器18のディスプレイ部の表示を開始する。すなわち、報知情報種別に応じた車外報知を開始する。
ステップS99で、報知制御部175は、信頼度推定部172により推定された稼働情報173の自動運転の信頼度が、所定の閾値以下であるか否かを判定し、信頼度が閾値以下の場合には(S99のYes)、ステップS910に進み、信頼度が閾値より大きい場合には(S99のNo)、ステップS911に進む。
ステップS910で、報知制御部175は、車内報知部177により、表示情報174の報知情報種別に対応した車外への報知情報をインフォメーションパネル51の一部に表示する。すなわち、報知情報種別に応じた車内報知を開始する。
ステップS911で、報知制御部175は、報知タイミングの終了まで、ステップS97からS911の処理を繰り返し、報知タイミングが終了すると、処理を終了する。
上記のフロー図は、自動運転車両Mのひとつの走行状態における、車両報知情報制御部17の処理を説明したフロー図であり、図8の“交差点通過”の場合には、“歩行者を認識して減速”、“進路を譲るため停止”および“歩行者横断後に発進”のそれぞれの走行状態で図8のフロー図が実行される。
上記のステップ910とS911では、自動運転の信頼度が、閾値以下であれば、車外への報知情報を車内にも報知し、閾値より大きければ、車内に報知しないようにして報知抑制している。
これに限らず、自動運転の信頼度が、閾値以下であれば、信頼度の閾値との差分に応じて、差分が小さいほど車内報知の報知頻度を小さくしてもよい。
つぎに、図10、図11により、自動運転車両Mが“合流”する場合の動作を説明する。
図10は、丁字路(T字路)において、自動運転車両Mが、直進路に右折して合流する際に、直進路を右折あるいは直進する車両m3が一時停止して、右折する自動運転車両Mに道を譲る場合を示している。
図11は、上記の場合の自動運転車両Mの走行状態と、車外報知の関係を示す図である。
自動運転車両Mの外界認識部11が、交通参加者である車両m3の一時停止を認識すると、自動運転制御部15は、発進して右折を開始するように制御する(図10のP1)。
そして、車両報知情報制御部17は、図10の報知情報種別がType3の欄に示すように、前方車外表示装置56F、灯火器18のディスプレイ部および後方車外表示装置56Rの表示制御を行って、車両m3に感謝を伝える。
具体的には、車両報知情報制御部17は、前方車外表示装置56Fに「Thank You」を表示し、灯火器18のディスプレイ部に車両m3の認識方向を表示し、後方車外表示装置56Rを無表示として、車両m3への感謝の車外報知を行う。
さらに、車両報知情報制御部17は、インフォメーションパネル51の一部に、車両前方に向けた車外報知情報を示す車外報知情報画像51bをオーバーレイ表示する。
この際、車外報知情報画像51bのオーバーレイ表示は、信頼度推定部172で推定した自動運転の信頼度に応じて、抑制する。
自動運転車両Mが、直進路の車列に合流すると(図10のP2)、車両報知情報制御部17は、一定期間、図10の報知情報種別がType4の欄に示すように、前方車外表示装置56F、灯火器18のディスプレイ部および後方車外表示装置56Rの表示制御を行って、車両m3に感謝を伝える。
具体的には、車両報知情報制御部17は、前方車外表示装置56Fと灯火器18のディスプレイ部を無表示とし、後方車外表示装置56Rに「Thank You」表示の車外報知を行う。
この際、灯火器18の方向指示器181を点滅して、ハザード表示を行ってもよい。
さらに、車両報知情報制御部17は、インフォメーションパネル51の一部に、車両後方に向けた車外報知情報を示す車外報知情報画像51bをオーバーレイ表示する。
この際、車外報知情報画像51bのオーバーレイ表示は、信頼度推定部172で推定した自動運転の信頼度に応じて、抑制する。
灯火器18の方向指示器181を点滅してハザード表示した場合には、車両報知情報制御部17は、メータパネル54(図4参照)の方向指示表示を点滅して、車外報知情報を表示するようにしてもよい。
車両報知情報制御部17は、図9の処理フローにより、上記の報知処理を行う。
つぎに、図12、図13により、自動運転車両Mが“車線変更”する場合の動作を説明する。
図12は、自動運転車両Mが車線変更して交通参加者である車両m5の前に入る場合を示している。
図13は、上記の場合の自動運転車両Mの走行状態と、車外報知の関係を示す図である。
自動運転車両Mが車線変更して車両m5の前に入ると、車両報知情報制御部17は、図10の報知情報種別がType5の欄に示すように、前方車外表示装置56F、灯火器18のディスプレイ部および後方車外表示装置56Rの表示制御を行って、車両m5に感謝を伝える。
具体的には、車両報知情報制御部17は、前方車外表示装置56Fと灯火器18のディスプレイ部を無表示とし、後方車外表示装置56Rに「Thank You」表示の車外報知を行う。
この際、灯火器18の方向指示器181を点滅して、ハザード表示を行ってもよい。
さらに、車両報知情報制御部17は、インフォメーションパネル51の一部に、車両前方に向けた車外報知情報を示す車外報知情報画像51bをオーバーレイ表示する。
この際、車外報知情報画像51bのオーバーレイ表示は、信頼度推定部172で推定した自動運転の信頼度に応じて、抑制する。
灯火器18の方向指示器181を点滅してハザード表示した場合には、車両報知情報制御部17は、メータパネル54(図4参照)の方向指示表示を点滅して、車外報知情報を表示するようにしてもよい。
上記の説明では、車両報知情報制御部17が、自動運転車両Mの方向指示器181と車外表示装置56とに向けて車両報知情報を出力する車外報知部176と、乗員に向けて所定の情報を報知するとともに車両報知情報を出力する車内報知部177と、に車両報知情報を略同時に出力制御するとともに、乗員の動運転車両Mへの自動運転の信頼度に応じて車内報知部177における車両報知情報の出力頻度を抑制する報知制御部175と、を備える例を説明したが、車内報知部177における車両報知情報の出力頻度をつぎのように抑制制御してもよい。
車内報知部177は、車外報知部176により方向指示器181と車外表示装置56に表示している車両報知情報を、乗員の動運転車両Mへの自動運転の信頼度に応じて出力頻度を抑制して表示する。この際に、例えば、方向指示器181を点滅するハザード表示の場合には、車内報知部177によるインフォメーションパネル51の車外報知情報画像51bの表示と、メータパネル54(図4参照)の方向指示表示の点滅表示との表示頻度を、信頼度に応じて異なる頻度カーブにより抑制する。
車内報知部177は、信頼度が低い場合には、車内報知部177によるインフォメーションパネル51の車外報知情報画像51bの表示と、メータパネル54の方向指示表示の点滅表示とを、両方とも行う。信頼度が高くなるに従い、暫時、インフォメーションパネル51の車外報知情報画像51bの表示を抑制する。一方、メータパネル54の方向指示表示は、方向指示器181は基本備品の一つであるので、インフォメーションパネル51の車外報知情報画像51bの表示の抑制度合いよりは少なくし、所定の信頼度を越えたところで指数関数的に抑制する。
より具体的には、報知制御部17は、報知種別情報毎に、図14に示す信頼度と車外報知画像51bの出力頻度との対応関係を予め記憶し、信頼度に応じて出力頻度を求めて車内報知部177に設定し、車外報知画像51bの出力抑制を行う。また、
報知制御部17は、図15に示す信頼度と方向指示表示の出力頻度との対応関係を予め記憶し、信頼度に応じて出力頻度を求めて車内報知部177に設定し、方向指示表示の車外報知画像51bの出力抑制を行う。
これにより、乗員はディスプレイの抑制度で慣れているため、車内報知は暫時抑制されるものとなれた後に、ウィンカ報知も抑制されるため、違和感なく、煩わしさを低減できる。
M 自動運転車両
1 車両制御装置
2 外界センサ
21 カメラ
22 レーダ
23 ライダ
3 ナビゲーション装置
4 通信装置
5 HMI
51 インフォメーションパネル
51a 車内報知情報画像
51b 車外報知情報画像
52 車内マイク
53 ドライバーモニタカメラ
54 メータパネル
56 車外表示装置(車外向ディスプレイ)
56F 前方車外表示装置
56R 後方車外表示装置
6 走行駆動装置
7 ブレーキ装置
8 ステアリング装置
9 車両センサ
10 HMI制御部
11 外界認識部
12 自車位置認識部
14 運転支援制御部
15 自動運転制御部
16 走行制御部
17 車両報知情報制御部
171 報知情報生成部
172 信頼度推定部
173 稼働情報
174 表示情報
176 車外報知部
177 車内報知部
175 報知制御部
18 灯火器
181 方向指示器
182 制動灯
183 車幅灯
184 前照灯

Claims (9)

  1. 車両の外に向けて車両報知情報を出力する車外報知部と、
    前記車両内の乗員に向けて所定の情報を報知するとともに前記車両報知情報を出力する車内報知部と、
    前記乗員の前記車両への自動運転の信頼度を推定する信頼度推定部と、
    前記車外報知部と前記車内報知部に車両報知情報を略同時に出力制御するとともに、前記信頼度に応じて前記車内報知部における前記車両報知情報の出力頻度を抑制する報知制御部と、を有する車両報知情報制御部と、
    を備えることを特徴とする自動運転車両。
  2. 前記信頼度推定部は、車両の自動運転あるいは運転支援運転の使用頻度、前記車両の所有時間、前記車両報知情報の処理頻度の少なくとも一つに応じて前記車両の自動運転の信頼度を推定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動運転車両。
  3. 前記自動運転車両は、乗員の操作主体により車両の操舵もしくは加減速制御を行う手動運転モードと、車両主体により車両の操舵と加減速制御を行う自動運転モードを有し、
    前記報知制御部は、前記自動運転モードにおいて前記車外報知部と前記車内報知部に車両報知情報を出力する
    ことを特徴とする請求項1あるいは請求項2に記載の自動運転車両。
  4. 前記自動運転車両は方向指示器を有し、
    前記車外報知部は、前記方向指示器に前記車両報知情報を出力し、
    前記車内報知部は、前記自動運転車両内のメーター部に前記車両報知情報を出力する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の自動運転車両。
  5. 前記自動運転車両は車外向ディスプレイを有し、
    前記車外報知部は、前記自動運転車両の周辺情報を取得する外界監視により交通参加者を認識した際に、前記交通参加者に対して前記車外向ディスプレイにより前記車両報知情報を出力し、
    前記車内報知部は、前記自動運転車両内のインフォメーションパネルに前記車両報知情報を出力する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の自動運転車両。
  6. 前記自動運転車両は、前記車両報知情報を出力する方向指示器と車外向ディスプレイとを有し、
    前記車外報知部は、前記方向指示器と前記車外向ディスプレイとに前記車両報知情報を出力し、
    前記車内報知部は、前記車両報知情報の前記方向指示器への表示内容と前記車外向ディスプレイへの表示内容とを、前記自動運転車両内のインフォメーションパネルに、前記信頼度に応じて出力頻度を変えて出力する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の自動運転車両。
  7. 前記車内報知情報制御部は、前記自動運転車両の乗員を認識する乗員認識部により認識した個別の運転手毎に前記自動運転への信頼度を推定し、前記車両報知情報を出力する
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の自動運転車両。
  8. 自動運転車両の方向指示器と車外向ディスプレイと車内のインフォメーションパネルとに車両報知情報を出力する車両報知情報の報知制御方法であって、
    乗員の車両への自動運転の信頼度を推定し、
    前記方向指示器と前記車外向ディスプレイに前記車両報知情報を出力し、
    前記インフォメーションパネルに前記車両報知情報を前記信頼度に応じて出力頻度を抑制して出力する
    ことを特徴とする車両報知情報の報知制御方法。
  9. 自動運転車両のプロセッサを、
    車両の外に向けて車両報知情報を出力する車外報知部と、
    前記車両内の乗員に向けて所定の情報を報知するとともに前記車両報知情報を出力する車内報知部と、
    前記乗員の前記車両への自動運転の信頼度を推定する信頼度推定部と、
    前記車外報知部と前記車内報知部に車両報知情報を略同時に出力するとともに、前記信頼度に応じて前記車内報知部における前記車両報知情報の出力頻度を抑制する報知制御部と、を有する車両報知情報制御部と、
    して機能させるための車両報知情報の報知制御プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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