JP2021105570A - 結晶欠陥の検出方法、エピタキシャル成長装置の管理方法およびエピタキシャルウェーハの製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
[1]エピタキシャルウェーハにおける金属成分を有する結晶欠陥を検出する方法であって、
エピタキシャル成長装置において連続的に作製された複数枚のエピタキシャルウェーハの各々の表面に対して垂直方向または斜め方向から入射光を入射し、前記入射光の高角度方向への散乱光および低角度方向への散乱光の少なくとも一方の情報に基づいて、輝点欠陥の集合体を特定してその面積を求め、前記連続的に作製された複数枚のエピタキシャルウェーハに対して特定された輝点欠陥の集合体の面積に基づいて、前記集合体が存在するエピタキシャルウェーハにおいて金属成分を有する結晶欠陥が形成されているか否かを判定することを特徴とする結晶欠陥の検出方法。
本発明によるエピタキシャル成長装置の管理方法は、上述した本発明による結晶欠陥の検出方法によって金属成分を含む結晶欠陥が形成されていると判定された場合には、前記エピタキシャル成長装置における前記金属成分の汚染源として推定される構成を調査することを特徴とする。
本発明によるエピタキシャルウェーハの製造方法は、所定の方法によって育成された単結晶シリコンインゴットに対してウェーハ加工処理を施し、得られたシリコンウェーハの上にシリコンエピタキシャル層を形成して複数枚のエピタキシャルウェーハを連続して作製し、作製された複数枚のエピタキシャルウェーハについて、上述した本発明による結晶欠陥の検出方法によって金属成分を含む欠陥が形成されていると判定された場合には、少なくとも上記輝点欠陥の集合体が存在するエピタキシャルウェーハを不良品と判定することを特徴とする。
欠陥検出装置(KLA Tencor社製、Surfscan SP2)を用いて、連続的に作製された275枚のエピタキシャルウェーハの表面を検査して、ウェーハ表面にウィスカーが形成されているか否かを調べた。その際、エピタキシャルウェーハの表面に入射する入射光としては、斜め入射光(ウェーハ表面垂直方向に対して70度の方向から入射)を用い、検出チャネルとしてはDCOチャネルを用いた。また、LPD検出の際の検出サイズの上限値は250nmとした。検査した275枚のエピタキシャルウェーハについて、25枚を単位とし、単位毎に「Total Cluster Area」の値の最大値を求めた。得られた結果を図2(b)に示す。
発明例1と同様に、発明例1の検査に供したエピタキシャルウェーハの表面を検査して、ウェーハ表面にウィスカーが形成されているか否かを調べた。ただし、ウィスカーが形成されているか否かの判定は、上記検出サイズの上限値(Max)を超えたLPDのウェーハ1枚当たりの個数に基づいて行った。その他の条件は、発明例1と全て同じである。得られた結果を図2(a)に示す。
発明例1と同様に、発明例1の検査に供したエピタキシャルウェーハの表面を検査して、ウェーハ表面にウィスカーが形成されているか否かを調べた。ただし、エピタキシャルウェーハの表面への入射光としては垂直入射光(ウェーハ表面垂直方向から入射)を用い、検出チャネルとしてはDCNチャネルを用いた。その他の条件は、発明例1と全て同じである。得られた結果を図3(b)に示す。
発明例2と同様に、発明例2(すなわち、発明例1)の検査に供したエピタキシャルウェーハの表面を検査して、ウェーハ表面にウィスカーが形成されているか否かを調べた。ただし、ウィスカーが形成されているか否かの判定は、上記検出サイズの上限値(Max)を超えたLPDのウェーハ1枚当たりの個数に基づいて行った。その他の条件は、発明例2と全て同じである。得られた結果を図3(a)に示す。
11 垂直入射光
12 斜め入射光
21 集光器
22 低角度散乱光検出器
23 高角度散乱光検出器
24 モータ
31,32,34 反射板
33 集光レンズ
W 半導体ウェーハ
Claims (7)
- エピタキシャルウェーハにおける金属成分を有する結晶欠陥を検出する方法であって、
エピタキシャル成長装置において連続的に作製された複数枚のエピタキシャルウェーハの各々の表面に対して垂直方向または斜め方向から入射光を入射し、前記入射光の高角度方向への散乱光および低角度方向への散乱光の少なくとも一方の情報に基づいて、輝点欠陥の集合体を特定してその面積を求め、前記連続的に作製された複数枚のエピタキシャルウェーハに対して特定された輝点欠陥の集合体の面積に基づいて、前記集合体が存在するエピタキシャルウェーハにおいて金属成分を有する結晶欠陥が形成されているか否かを判定することを特徴とする結晶欠陥の検出方法。 - 前記判定は、前記連続的に作製された複数枚のエピタキシャルウェーハについて、所定の枚数毎に前記集合体の面積の最大値または合計値を求め、求めた前記面積の最大値または合計値に基づいて行う、請求項1に記載の結晶欠陥の検出方法。
- 前記所定の枚数は、カセットに収容されるエピタキシャルウェーハの枚数またはロットにおけるエピタキシャルウェーハの枚数である、請求項2に記載の結晶欠陥の検出方法。
- 前記判定は、前記所定の枚数のエピタキシャルウェーハを1つの単位として、連続する3つの単位のうちの2つの単位において、前記最大値または合計値が所定のしきい値を超えているか否かに基づいて行う、請求項2または3に記載の結晶欠陥の検出方法。
- 前記輝点欠陥の集合体の特定は、前記入射光の高角度方向への散乱光および低角度方向への散乱光の双方の情報に基づいて行う、請求項1〜4のいずれか一項に記載の結晶欠陥の検出方法。
- 請求項1〜5のいずれか一項に記載の結晶欠陥の検出方法によって金属成分を含む結晶欠陥が形成されていると判定された場合には、前記エピタキシャル成長装置における前記金属成分の汚染源として推定される構成を調査することを特徴とするエピタキシャル成長装置の管理方法。
- 所定の方法によって育成された単結晶シリコンインゴットに対してウェーハ加工処理を施し、得られた複数枚のシリコンウェーハの上にシリコンエピタキシャル層を形成して複数枚のエピタキシャルウェーハを連続して作製し、作製された複数枚のエピタキシャルウェーハについて、請求項1〜5のいずれか一項に記載の結晶欠陥の検出方法によって金属成分を含む欠陥が形成されていると判定された場合には、少なくとも前記輝点欠陥の集合体が存在するエピタキシャルウェーハを不良品と判定することを特徴とするエピタキシャルウェーハの製造方法。
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