JP2021100218A - 基体の製造方法および容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】多数パターンの電子透かし画像を有する容器、および基体の製造方法を提供する。【解決手段】電子透かし画像が印刷された基体の製造方法を提供する。基体の製造方法は、基体に電子透かし画像を印刷する工程と、電子透かし画像が印刷された基体を保管する工程と、電子透かし画像が印刷された基体上にデザイン画像を印刷する工程とを備える。【選択図】図5

Description

本発明は、電子透かし画像が印刷された基体の製造方法および容器に関する。
従来、多数のパターンの電子透かし画像を有する容器を提供する方法が知られていなかった(例えば、特許文献1参照)。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1] 特表2017−528061号公報
多数パターンの電子透かし画像を有する容器、および基体の製造方法を提供する。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様においては、電子透かし画像が印刷された基体の製造方法を提供する。基体の製造方法は、基体に電子透かし画像を印刷する工程と、電子透かし画像が印刷された基体を保管する工程と、電子透かし画像が印刷された基体上にデザイン画像を印刷する工程とを備える。
基体を保管する工程は、基体を巻き取る工程を有してよい。
基体を保管する工程は、基体の容器をパレット積みする工程を有してよい。
デザイン画像を印刷する工程は、基体を保管する工程の後に実行されてよい。
デザイン画像を印刷する工程は、基体を保管する工程の前に実行されてよい。
基体は、ウェブ状であってよい。電子透かし画像の印刷工程およびデザイン画像の印刷工程の後に、基体を容器に成形する工程を備えてよい。
基体は、立体形状の容器を構成してよい。
基体に印刷された電子透かし画像に含まれる画像は、容器ごとに異なってよい。
電子透かし画像を印刷する工程は、版印刷する工程を含んでよい。
電子透かし画像を印刷する工程は、無版印刷する工程を含んでよい。
電子透かし画像の印刷方法は、デザイン画像の印刷方法と異なってよい。
基体の製造方法は、基体を保管する工程の前に、基体に位置合わせマークを印刷する工程と、基体を保管する工程の後に、位置合わせマークに合わせてデザイン画像を印刷する工程とを備えてよい。
本発明の第2の態様においては、容器を提供する。容器は、容器本体と、容器本体上に設けられた電子透かし画像と、電子透かし画像の上方に設けられたデザイン画像とを備える。
容器は、電子透かし画像上に設けられたフィルムを備えてよい。デザイン画像は、フィルム上に設けられてよい。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
容器12に印刷を施すオフセット印刷装置100の一例である。 印刷動作部20のプレートシリンダ24のうちの1つに関する拡大図の一例である。 基体10に印刷を施すグラビア印刷装置150の一例である。 電子透かし画像200の一例である。 基体10の製造方法300の一例を示すフロー図である。 パレット積みされたウェブ状の基体10の一例である。 パレット積みされたウェブ状の基体10の別例である。 基体の製造方法300の別例を示すフロー図である。 容器12の前面におけるデザインの一例である。 容器12の後面におけるデザインの一例である。 基体10を立体形状の容器12に成形する前においてウェブ状の基体10に施されたデザインの一例を示す。 容器12に電子透かし画像200を提供する領域Aを示す。 基体10の表面側における断面図の一例を示す。 基体10の表面側における断面図の別例を示す。 基体10の表面側における断面図のさらなる別例を示す。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、容器12に印刷を施すオフセット印刷装置100の一例である。オフセット印刷装置100は、容器12に対する印刷を行う印刷動作部20、および容器供給搬出部50を備える。
本例のオフセット印刷装置100は、ウェブ状の基体10を成形した立体形状を構成する容器12への印刷を行う。ただし、容器12は飲料缶に限定されず、エアゾール缶であってよいが、特に限定されない。また、容器12は2ピース缶であってよく、3ピース缶であってもよい。
容器12の材料である金属は、アルミニウムまたは鉄等の合金であってよい。さらに、容器12は、基体10に対し、種々の表面加工や曲げ伸ばし加工、しごき加工、またはインパクト加工等の加工が施されて成形されるトリム缶であってよい。容器12の外面は、金属板の地色の露出を防ぐためのホワイトコート層により被覆されていてもよい。
本例の印刷動作部20は、インクを供給するインクステーション22−Aからインクステーション22−Fと、基体10を支持するプレートシリンダ24−Aからプレートシリンダ24−Fと、ブランケット25を支持するブランケット胴27とを有する。本例の印刷動作部20は、インクステーション22およびプレートシリンダ24のそれぞれを6個有するが、インクステーション22およびプレートシリンダ24の数は6個に限定されない。
インクステーション22は、インクステーション22に貯留されたインクをプレートシリンダ24が支持する基体に供給する機構を有する。一例として、インクステーション22が有する機構は、後述のフォームローラ40等であってよい。インクステーション22に貯留されたインクは、フォームローラ40を介してプレートシリンダ24の有する版体30へと供給される。版体30については図2を参照して後述される。
ブランケット25は、各インクステーション22により載置されたインクを移送するゴム状のストリップである。ブランケット25は、ブランケット胴27の回転軸28周りの回転により移送される。ブランケット25は、各プレートシリンダ24に次々に接触して、各プレートシリンダ24の版体30からブランケット25へとインクが載置される。
ブランケット25は、ブランケット胴27のさらなる回転により移送される。ブランケット25は、ブランケット胴27と容器供給搬出部50との間に移送され、ブランケット胴27および容器12の間で押圧される。これにより、ブランケット25に載置されたインクは、容器12へと転写される。
容器供給搬出部50は、オフセット印刷装置100に容器12を取り入れるシュータ52と、印刷後の基体10をオフセット印刷装置100から搬出するための搬出経路60と、を備える。さらに、容器供給搬出部50は、シュータ52から取り入れた容器12を保持して回転し印刷動作部20へと容器12を送出するマンドレルターレット54と、マンドレルターレット54から容器12を受け取り、容器12を搬出経路60へと送出するトランスファターレット56と、を備える。
容器12は、マンドレルターレット54の回転によって、容器供給搬出部50および印刷動作部20の境界へと移送される。容器12は、マンドレルターレット54およびブランケット胴27に挟まれて、ブランケット25に対して押圧される。
容器供給搬出部50は、マンドレルターレット54に併設されるバニッシュコーティング部58をさらに備えてよい。バニッシュコーティング部58は、印刷動作部20が印刷処理後の容器12にオーバーバニッシュを塗布する。
図2は、印刷動作部20のプレートシリンダ24のうちの1つに関する拡大図の一例である。プレートシリンダ24には、版体30が支持される。インクは、インクステーション22のインク供給機構であるフォームローラ40から、版体30を通じてブランケット25へと転写される。
版体30は、表面上に凸部31を有する。版体30は、フォームローラ40等のインクステーション22におけるインク供給機構に接触し、版体30の凸部31にインクが付着する。インクが付着した版体30は、プレートシリンダ24およびブランケット胴27の回転により、ブランケット胴27の支持部29に支持されるブランケット25の表面に次々に接触する。これにより、版体30の凸部31に付着しているインクは、ブランケット25へと転写される。
図3は、基体10に印刷を施すグラビア印刷装置150の一例である。本例は、基体10が容器12に成形済みではない場合に、基体10に対して印刷を行う印刷装置の一例である。グラビア印刷装置150は、巻き出しロール152と、グラビアローラ154a−fと、乾燥炉156a−fと、巻き取りロール158と、ベルト160とを備える。グラビア印刷は、凹版印刷の一例である。
巻き出しロール152は、基体10をベルト160へと供給する。巻き出しロール152から供給される基体10は、樹脂製のフィルム原反であってよく、アルミニウムまたはスチール等を含む金属材料の大板のシート原反であってもよい。一例として、樹脂基体10は、ベルト160によって、グラビアローラ154a−fおよび乾燥炉156を介して、巻き取りロール158へと搬送される。
巻き出しロール152により提供される基体10がフィルム原反である場合には、基体10は、樹脂等の材料によるフィルムであってよい。一例として、フイルムは5μm以上の厚さであってよく、30μm以下の厚さであってよい。フィルムである基体10は、オレフィン系樹脂、ビニル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリスチレン系樹脂等の樹脂から形成されてよく、熱可塑性樹脂または生分解性樹脂で形成されてもよい。
グラビアローラ154は、基体10に対し、シアン(C)、マゼンダ(M)、イエロー(Y)、およびキーコード(K)色(黒色)のプロセスカラーと、ホワイト(W)色と、上述のプロセスカラーの組み合わせでは発色が困難な特別色との組み合わせによる印刷を施す。グラビアローラ154は、各色に対応して設けられる。本例のグラビアローラ154は、上流側から順に、イエローを印刷するグラビアローラ154a、マゼンダを印刷するグラビアローラ154b、シアンを印刷するグラビアローラ154c、黒色を印刷するグラビアローラ154d、特別色を印刷するグラビアローラ154e、および、白色を印刷するグラビアローラ154fを含む。ただし、グラビアローラ154と印刷色との対応関係は異なる対応関係であってよく、上流側から下流側への色の配列も異なる配列であってもよい。
本例のグラビア印刷装置150は、グラビアローラ154を6個含む。ただし、グラビアローラ154の数は、6個に限定されない。例えば、異なる特別色用のグラビアローラ154を複数含んでもよく、使用されるグラビアインク消費の速い色用のグラビアローラ154を複数含んでもよい。逆に、特別色用のグラビアローラ154を省略する構成等、グラビアローラ154がより少ない数の構成であってもよい。
乾燥炉156a−fは、各グラビアローラ154a−fごとに設けられてよい。対応するグラビアローラ154a−fによる印刷の完了後に、ベルト160により基体10が乾燥炉156a−fに搬送される。乾燥炉156a−fは、基体10に対して熱風を吹き付けることによりインクの乾燥工程を行う。各乾燥炉156a−fは、各色の印刷終了ごとに印刷対象に乾燥工程を実行する。
各色のグラビアローラ154ごとに乾燥炉156が設けられるので、グラビア印刷装置150では、次の色を前に印刷した色の上方に重ねることがオフセット印刷装置100より容易となる。また、グラビア印刷装置150では各色のインクが混ざらないので、印刷プロセスに原色の使用をし易くなり、発色の鮮明な印刷をし易くなる。
乾燥炉156より下流側には、巻き取りロール158が設けられてよい。巻き取りロール158は、原反である基体10をコイル状に巻き取る。巻き取りロール158により巻き取られた基体10は、円筒状のケースに保管されてよく、巻き取った形態のまま積み重ねられて保管されてもよい。ただし、基体10を大板の原反の形態で保存しておきたい場合等には、巻き取りロール158が設けられなくてもよい。この場合には、基体10は大板の状態でグラビア印刷装置150から取り出されてもよい。
図4は、電子透かし画像200の一例である。電子透かし画像200は、一例として多数のドットの分布を有する。
電子透かし画像200は、基体10に設けられるデザイン中に、消費者が視認困難な態様で印刷されてよい。電子透かし画像200は、基体10へのデザインの印刷より前に印刷されてよく、基体10へのデザインの印刷より後に印刷されてもよい。一例として、グラビア印刷装置150により電子透かし画像200が印刷される場合、プロセスカラーのうちの一色が、電子透かし画像200用の色に割り当てられてよい。
電子透かし画像200には、パターンごとに種々の情報が埋め込まれる。電子透かし画像200は、専用のソフトウェアで読み取ることができる。例えば、ソフトウェアは、携帯電話またはスマートフォン用のアプリケーションである。
一例として、電子透かし画像200は、商品の真贋判定に使われる情報、または商品の会計情報等を含み、商品タグとして機能する。別例において、電子透かし画像200は、キャンペーンコード、キャンペーン企画の当落選情報、または音楽若しくは画像等へのリンク等の情報を含む。
多数のパターンの電子透かし画像200を用意することにより、多数のパターンの情報を提供できる。一例として、基体10に印刷された電子透かし画像200に含まれる画像は、容器12ごとに異なってよい。インクジェットプリンタにより、少量多種の電子透かし画像200を用意した場合には、各缶に対するトレーサビリティも提供できる。本例の缶は、限定缶を提供するキャンペーンにおいて各缶を追跡するという使用方法を提供できる。
電子透かし画像200を、基体10に設けられるデザインの画像に対し視認困難な態様で埋め込むために、電子透かし画像200と、デザインの画像との画像合わせが実行されてよい。本例において、電子透かし画像200またはデザインの画像のうちのいずれか一方を先に印刷した後に基体10を一旦保管してよい。基体10の保管中に、電子透かし画像200およびデザインの画像の画像合わせを実行できる。
特に、各容器12にトレーサビリティを提供する場合等では、多数のパターンの電子透かし画像200が印刷される。画像合わせの実行後に、電子透かし画像200またはデザインの画像のうちの他方を印刷することにより、多数の電子透かし画像200のパターンを使用した場合であっても、電子透かし画像200をデザインパターンとして視認困難な態様で迅速な印刷を実行できる。
特に、視認困難な態様で電子透かし画像200を提供する場合には、電子透かし画像200を広範囲の繰り返し画像として提供することもできる。これにより、狙いを定めなくても会計レジを通過可能な商品タグを提供でき、バーコード等よりも読み取り易い商品タグを提供できる。
図5は、基体10の製造方法300の一例を示すフロー図である。基体10の製造方法300は、基体10に電子透かし画像200を印刷する工程S102と、電子透かし画像200が印刷された基体10を保管する工程S106と、電子透かし画像200が印刷された基体10上にデザインの画像を印刷する工程S110とを備える。
一例として、電子透かし画像200を印刷する工程S102は、グラビア印刷装置150による印刷のように、ウェブ状で提供された基体10に対して行われる。ただし、オフセット印刷装置100のように、基体10を容器12に成形した後で電子透かし画像200を印刷する工程S102が行われてもよい。
一例として、電子透かし画像200を印刷する工程S102は、版印刷する工程を含む。版印刷は、オフセット印刷またはグラビア印刷を含んでよい。
オフセット印刷によって印刷を実行することにより、電子透かし画像200のドットの配置および配列を規則的に印刷できる。さらに、オフセット印刷は、インクジェット等の無版印刷に比べ印刷速度を早く行うことができる。オフセット印刷は、印刷対象のパターンが少なく、多くの版を用意しなくてよい場合には高速印刷を可能とする。
一方、グラビア印刷は、凹版印刷の一例である。グラビア印刷では、各色のインクごとに乾燥工程が実行される。従って、グラビア印刷では、次の色を前に印刷した色の上方に重ねることが容易である。グラビア印刷では各色のインクが混ざらないので、印刷プロセスに原色の使用をし易くなる。
電子透かし画像200をグラビア印刷で印刷する場合、電子透かし画像200の色を色の重ね合わせにより設定できる。これにより、電子透かし画像200を視認しづらい態様で提供できる。
別例において、電子透かし画像200を印刷する工程S102は、無版印刷する工程を含む。無版印刷は、レーザー印刷、インクジェット印刷、または電子写真印刷を含んでよい。さらに、無版印刷においては、印刷対象の画像を変更のために版の交換をしなくてもよい。従って、印刷対象の画像が多数のパターンの画像を含む場合であっても、印刷対象のパターンを迅速に切り替えられる。
例えば、電子透かし画像200をインクジェット印刷で印刷する場合、工程S102は、インクジェット印刷により電子透かし画像200を樹脂製の基体10により形成された容器12に印刷する工程であってよい。インクジェット印刷による印刷は、樹脂に対しても印刷が劣化しづらく、鮮明な印刷を実行できる。
本例において、容器12は、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレン、またはポリプロピレン等の樹脂製容器であってもよい。容器12の形状は、円筒状であってよく、多角形柱状であってもよい。別例において、基体10は、樹脂製の容器に巻きつけられるフィルムであってよい。基体10の材料である樹脂は、容器12の材料である樹脂と同じ樹脂であってよく、異なる樹脂であってもよい。なお、樹脂製容器に対する印刷は、スクリーン印刷等によっても実行できる。
容器12を成形する工程が未実施の場合には、基体10を保管する工程S106の後にデザインの画像を印刷する位置を決定すべく、基体を保管する工程S106の前に、基体10に位置合わせマークを印刷する工程S104を備えてよい。さらに、基体10を保管する工程S106の後に、位置合わせマークに合わせてデザイン画像を印刷する工程S108を備えてよい。
一例として、位置合わせマークは、電子透かし画像200に含まれてよい。基体10に位置合わせマークを印刷する工程S104は、電子透かし画像200を印刷する工程S102と同一の工程により実施されてもよい。即ち、電子透かし画像200は、基体10から容器12を製造するプロセスにおいて、プロセス中の基体10を管理するための情報を含むことができる。
別例において、位置合わせマークは、電子透かし画像200とは別個の画像であってよい。電子透かし画像200は、製造後にキャンペーン等の用途で使用されてよいので、製造中の位置合わせマークとしては、別の画像を用意してもよい。
基体10を保管する工程S106において、基体10の保管中に電子透かし画像200およびデザインの画像の画像合わせを実行できる。画像合わせを行うことにより、電子透かし画像200を、基体10に設けられるデザインの画像に対し視認困難な態様で埋め込むことができる。
多数パターンの電子透かし画像200を準備する場合においては、工程S106により、多数パターンの電子透かし画像200を視認困難な態様で埋め込むための時間を確保できる。電子透かし画像200のパターンが少数である場合であっても、工程S106を設けることにより、季節ごとの容器12のデザインの変更、容器12により提供される製品のキャンペーン方針の変更などの事業計画の変更に対応できる。
一例として、基体10を保管する工程は、基体10をパレット積みする工程を有する。基体10は、パレット積みにより図6Aおよび図6Bで後述されるパレット70の上方に保管されてよい。
一例として、基体10を保管する工程S106は、基体10をウェブの形態のまま保管する形態であってよい。基体10をウェブの形態で保存することにより、基体10を保管する際のスペースを節約することが出来る。
別例において、基体10を保管する工程S106は、基体10を巻き取る工程を有してよい。本例では、基体10を保管する工程S106は、巻き取られた基体10を渦巻状に巻き取られた形態で保管する工程であってよい。なお、基体10を渦巻状に巻き取られた形態に維持すべく、巻き取られた基体10を円筒状のケースに格納し、ケースに格納した基体10を保管する工程を含んでもよい。基体10を巻取り、容器に成形することなく保管することにより、基体10を保管する際のスペースを節約できる。
さらなる別例において、基体10を保管する工程S106は、基体10を容器12に成形した後に容器12を保管する工程を有する。さらに、基体10を保管する工程S106は、パレタイザーにより容器12をパレット積みする工程を有する。パレット積みした容器12に対して、容器12の外面の視覚検査を行い、印刷および表面の状態の検査が実行できる。パレット積みした基体10については、電子透かし画像200の読み取り機を用いて、基体10に印刷された電子透かし画像200の読み取りが試行されてよい。これにより、基体10を保管する工程S106の間に基体10における印刷の状態の確認ができる。
次に、電子透かし画像200が印刷された基体10上にデザインの画像を印刷する工程S110が実行される。本例のデザイン画像を印刷する工程S110は、基体10を保管する工程S106の後に実行されてよい。従って、本例では、電子透かし画像200を印刷する工程S102は、基体10を保管する工程S106の前に行われ、デザインの画像を印刷する工程S110は、基体10を保管する工程S106の後に行われる。
一例として、デザインの画像を印刷する工程S110は、基体10を容器12として一次成形後に印刷を電子透かし印刷する工程S102を行い、保管されていた成形後の容器12に対し、さらに印刷を行う工程である。工程S110において、オフセット印刷装置100等の版印刷装置を用いることにより、成形後の容器にデザインの画像が提供されてよい。本例の容器12は、一例として、飲料容器等の2ピース缶である。
別例1においては、デザインの画像を印刷する工程S110は、工程S106において巻き取り保管してあったウェブ状のフィルム原反である基体10を広げて印刷を行う工程である。別例1では、電子透かし画像200およびデザインの画像を印刷済のフィルムである基体10を、別工程により成形された容器12に巻きつけることにより、ラベル付の容器12が提供される。一例として、容器12が金属製の缶である場合には、ラベル缶が提供される。
別例1では、工程S110により電子透かし画像200またはデザインの画像が印刷済の基体10は、スリット加工により個片化される。個片化された基体10をラベラにより円筒状の金属製缶容器に巻きつけて、ラベル缶の容器12を製造できる。
ラベル缶に巻きつけられたフィルムは、オーバーラップ部分を含み、オーバーラップ部分が位置合わせされた態様により巻きつけられる。オーバーラップ部分の位置合わせには、位置わせマークが使用されてよい。容器12としてラベル缶を用いることにより、缶体に直接デザインを印刷する場合と比較して、より鮮明なデザインを印刷し易くなる。ラベル缶を製造する際には、フィルム側に電子透かし画像200またはデザインの画像のいずれか一方を印刷し、他方を容器12側に印刷してもよい。
さらなる別例2においては、デザインの画像を印刷する工程S110は、工程S106において大板の状態で保管された基体10に対し、ウェブ状の形態を保ったままで行われる。成形時に位置合わせのずれが生じることを防ぐため、位置合わせマークを使用して印刷を行ってよい。別例2においては、デザインの画像を印刷する工程S110は、グラビア印刷、スクリーン印刷、インクジェット印刷等のうちのいずれか一つにより、基体10に印刷を行う工程であってよい。
別例2で提供される容器12は、一例として、3ピース缶として提供されるエアゾール缶、または、カップ状のドローアンドリドロー(DR)缶である。本例では、デザインの画像を印刷する工程S110の後に、スリット加工をする工程により基体10が分割される。さらに、分割された基体10に対して成形加工を施す工程により、容器12が成形できる。
さらなる別例3において提供される容器12は、一例として、袋状のパウチ等の形状を有するフレキシブルパッケージである。別例3では、基体10が樹脂製のフィルム原反であり、基体10を保管する工程S106では巻き取られたフィルムが保管される。
本例では、デザインの画像110を印刷する工程S110は、グラビア印刷またはインクジェット印刷等により巻き取り保管された基体10を広げて印刷が施される工程であってよい。別例3においては、デザインの画像を印刷後の基体10に対して、PETフィルム層などの印刷保護層が設けられるラミネート処理が施され、スリット加工する工程により、フィルム原反が分離される。個片化された基体10は、袋状に成形され、袋状の容器12が提供される。
さらなる別例4において提供される基体10は、ロールラベルまたはシュリンクラベルである。ロールラベルを提供する場合には、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の樹脂が用いられてよく、シュリンクラベルを提供する場合においては、ポリスチレン、PET等の熱収縮性樹脂が用いられてよい。
別例4においても、別例3と同様、基体10は樹脂製のフィルム原反として提供され、基体10を保管する工程S106では巻き取られたフィルムが保管される。別例4におけるデザインの画像を印刷する工程S110も、グラビア印刷またはインクジェット印刷等により巻き取り保管された基体10を広げて印刷が施される工程であってよい。
本例においては、工程S110およびスリット加工による個片化の後、PET樹脂製等の容器12に対して、基体10を巻き付ける工程を有する。シュリンクラベルを提供する場合においては、オーバーラップ部分を有した巻き付けが施される。オーバーラップ部分の位置合わせには、位置わせマークが使用されてよい。基体10に対して熱加工処理が行われ、熱収縮したシュリンクラベルが容器12に貼り付けられる。
一方で、ロールラベルを提供する場合においては、基体10に熱加工を施すことなく、基体10を容器12に巻きつけて貼り合わせが施される。別例4では、PETボトルのような樹脂製容器等である容器12に巻き付けられるラベルが提供される。
デザインの画像を印刷する工程S110は、電子透かし画像200の印刷方法とは異なる方法により実行されてよい。具体例として、電子透かし画像200をグラビア印刷で提供し、同一パターンのデザインの画像を高速に印刷すべく、デザインの画像をオフセット印刷で印刷してよい。
別例においては、デザインごとに版を変えなくとも異なるデザインを印刷できる無版印刷により電子透かし画像200を印刷し、同一パターンのデザインの画像を高速に印刷すべく、オフセット印刷によりデザインの画像を印刷してよい。さらなる別例においては、電子透かし画像200およびデザインの画像を共にインクジェット印刷で提供する場合等、基体10に電子透かし画像200を印刷する工程S102とデザインの画像を印刷する工程S110とが同じ印刷方法により実行されてよい。
電子透かし画像200を印刷する工程S102およびデザインの画像を印刷する工程S108は、ウェブ状の形態のままの基体10に実行されてよい。工程S108完了までに基体10の容器12への成形が行われない場合には、基体10の製造方法300は、電子透かし画像200の印刷工程S102およびデザイン画像の印刷工程S108の後に、基体10を容器12に成形する工程S110を備える。
図6Aは、パレット積みされたウェブ状の基体10の一例である。本例は、工程S106において、ウェブ状の基体10を保管する工程による保管形態の一例に相当する。
ウェブ状の基体10は、基体10を保管する工程S106において、パレット70の上方にパレタイザーにより自動的に積層される。パレタイザーの制御はコンピュータ制御により容易に実行できるので、パレット70の上方における積層パターンの変更も容易に実行できる。
図6Bは、パレット積みされたウェブ状の基体10の別例である。本例は、工程S106において、ウェブ状の基体10を保管する工程による保管形態の一例に相当する。
巻き取られた基体10または容器12として成形された基体10は、パレット70の上面に整列されて積層される。特に容器12として成形済みの場合には、容器12の側面全体の印刷状態を確認できる。また、基体10が巻き取られた形態で保管される場合にあっても、巻き取り後に電子透かし画像200が露出する形態で保管する場合には、基体10への電子透かし画像200の印刷状態を確認できる。
図7は、基体10の製造方法300の別例を示すフロー図である。以下では、図5の製造方法300と、本例の製造方法300との相違点について述べる。
本例の製造方法300は、基体10を保管する工程S206の前にデザインの画像を印刷する工程S202を備える。本例の製造方法300は、デザインの画像の印刷をオフセット印刷等の方法により実行した上で、デザインの画像が印刷された基体10を保管する工程206を備える。即ち、本例においては、デザインの画像を印刷する工程S202は、基体10を保管する工程S206の前に行われ、電子透かし画像200を印刷する工程S210は、基体を保管する工程S206の後に行われる。
本例でも、基体10を保管する工程S206において、デザインの画像の画像合わせを実行できる。画像合わせを行うことにより、電子透かし画像200を基体10に設けられるデザインの画像に対し視認困難な態様で埋め込むことができる。
図8は、容器12の前面におけるデザインの一例である。本例の容器12は、容器本体82と、電子透かし画像200の上方に設けられたデザイン画像84と、文字部86−Aおよび文字部86−Bと、デザイン画像84および文字部86が印刷されないネガティブスペース87とを備える。本例の容器12は飲料缶であるが、既に述べた通り容器12を飲料缶に限定するものではない。
デザインの画像を印刷する工程S202を、基体10を保管する工程S206の前に行い、電子透かし画像200を印刷する工程S210は、基体を保管する工程S206の後に行うことにより、共通のデザインを有する容器12において、電子透かし画像200が提供する情報を変更できる。これにより、共通のデザインを有する容器12に対し、キャンペーン内容の変更に伴い、提供したい情報が変わった場合などに電子透かし画像200を変更できる。
図9は、容器12の後面におけるデザインの一例である。本例の容器12は容器本体82と、成分表示部88と、成分表示部88以外の容器12のネガティブスペース87とを備える。
成分表示部88は、飲料缶における飲料の成分やエアゾール缶における内容物等を表示する。成分表示部88は、印刷された文字の密度が他の領域と比較して多くなる。従って、成分表示部88には、白色の背景色の上方に黒色の文字列で情報が記載されてよいが、背景色および文字列の色を限定するものではない。
図10は、基体10を立体形状の容器12に成形する前においてウェブ状の基体10に施されたデザインの一例を示す。本例においては、基体10を立体形状の容器12に成形する前に、デザイン画像84、文字部86、および成分表示部88の印刷が完了している。
図11は、容器12に電子透かし画像200を提供する領域Aを示す。電子透かし画像200の設けられる領域Aにはハッチングが施されている。
本例の電子透かし画像200は、ネガティブスペース87と、デザイン画像84と、文字部86とに設けられている。本例のようにネガティブスペース87にも電子透かし画像200を設けることにより、基体10に占める領域のうち広範囲の領域に対して電子透かし画像200を設けられる。これにより、電子透かし画像200の読み取りの際に読み取り機を電子透かし画像200が通過するように狙いを付けなくともよくなる。従って、電子透かし画像200を会計用の商品タグとして用いる場合等に、バーコード、またはQRコード(登録商標)等より読み取りを容易にできる。
本例の電子透かし画像200は、成分表示部88には設けられない。成分表示部88には、成分を示す文字情報の視認性を高めるために白色等の背景色が設定されてよい。電子透かし画像200を成分表示部88を避けて設けることにより、電子透かし画像200が他の領域より目立ち易くなるのを防ぎ、成分表示部88の文字列を読み易い状態に保つことができる。
本例の電子透かし画像200は、文字部86にも設けられる。ただし、文字部86を鮮明に視認可能に保つために、電子透かし画像200は、文字部86を避けて設けてもよい。
本例の電子透かし画像200は、デザイン画像84と重ねて設けられる。特にS102の工程のように、デザイン画像84を基体10に設ける前に電子透かし画像200の印刷を行う場合、デザイン画像84は、容器本体82に設けられた電子透かし画像200の上方に設けられる。
図12Aは、基体10の表面側における断面図の一例を示す。容器12を形成する基体10は、金属層92と、金属層92の上面に設けられた電子透かし層94と、電子透かし層94の上面に設けられたデザイン印刷層96と、デザイン印刷層96の上面に設けられたフィルム層98とを備える。基体10は、フィルム層98の上面に保護層112をさらに備える。
金属層92は、アルミニウムまたは鉄等の合金であってよい。本例では、容器12は、金属缶である。従って、基体10は金属で与えられるが、基体10の素材は金属に限定されず、樹脂等であってもよい。
デザイン画像が印刷されるデザイン印刷層96は、絵柄層97を含む。デザイン印刷層96のうち絵柄層97以外の部分は、加飾上発色を良くすべく、白色等のベタ印刷を付すためのベタ印刷層であってもよい。本例においても、デザイン印刷層96は、電子透かし画像200を含む電子透かし層94の上方に設けられている。
一例として、保護層112は、無色透明な熱硬化性樹脂層であってよい。熱硬化性樹脂層は、フィルムのつや出しニスとして用いられる樹脂組成物を含んでよい。あるいは、保護層112は、インク層の上層に設けられる場合には、ラベルに形成された画像のインクを保護するための材料を含んでよく、潤滑剤やイソシアネート系組成物を含んでもよい。
図12Bは、基体10の表面側における断面図の別例を示す。容器12を形成する基体10は、金属層92と、金属層92の上面に設けられたフィルム層98と、金属層92およびフィルム層98の間に設けられた接着層114と、フイルム層の上面に設けられた電子透かし層94と、電子透かし層94の上面に設けられたデザイン印刷層96と、デザイン印刷層96の上面に設けられた保護層112とを備える。
接着層114は、加熱加圧により缶外面に容易に接着する熱硬化性の接着剤を材料として含んでよい。一例として、接着層114は、熱硬化性樹脂を含む。接着層114は、加熱時の熱収縮を防止し、印刷像の歪みを抑制すべく、顔料を含んでもよい。
本例では、ラベル缶のフィルム上に、電子透かし画像200およびデザイン画像84の両方が与えられる。本例においても、デザイン画像が印刷されるデザイン印刷層96は、電子透かし画像200を含む電子透かし層94の上方に設けられている。
図12Cは、基体10の表面側における断面図のさらなる別例を示す。容器12を形成する基体10は、金属層92と、金属層92の上面に設けられた電子透かし層94と、電子透かし層94上に設けられたフィルム層98と、電子透かし層94およびフィルム層の間に設けられた接着層114と、フイルム層の上面に設けられたデザイン印刷層96とを備える。基体10は、フィルム層98の上面に保護層112をさらに備える。
本例では、容器12本体を構成する基体10に電子透かし画像200が付与される。さらに、デザイン画像84が印刷されるデザイン印刷層96は、フィルム上に印刷され容器12に巻きつけられる構成を有する。即ち上述の構成は、容器12本体が電子透かし画像200によるトレーサビリティを有し、デザイン画像84がフィルム上に印刷されて巻きつけられたデザイン性の高いラベル缶を提供できる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10・・・基体、12・・・容器、20・・・印刷動作部、22・・・インクステーション、24・・・プレートシリンダ、25・・・ブランケット、27・・・ブランケット胴、28・・・回転軸、29・・・支持部、30・・・版体、31・・・凸部、40・・・フォームローラ、50・・・容器供給搬出部、52・・・シュータ、54・・・マンドレルターレット、56・・・トランスファターレット、58・・・バニッシュコーティング部、60・・・搬出経路、70・・・パレット、82・・・容器本体、84・・・デザイン画像、86・・・文字部、87・・・ネガティブスペース、88・・・成分表示部、92・・・金属層、94・・・電子透かし層、96・・・デザイン印刷層、97・・・絵柄層、98・・・フィルム層、100・・・オフセット印刷装置、112・・・保護層、114・・・接着層、150・・・グラビア印刷装置、152・・・巻き出しロール、154・・・グラビアローラ、156・・・乾燥炉、158・・・巻き取りロール、160・・・ベルト、200・・・電子透かし画像、300・・・製造方法

Claims (16)

  1. 電子透かし画像が印刷された基体の製造方法であって、
    基体に電子透かし画像を印刷する工程と、
    前記電子透かし画像が印刷された前記基体を保管する工程と、
    前記電子透かし画像が印刷された前記基体上にデザイン画像を印刷する工程と
    を備える基体の製造方法。
  2. 前記基体を保管する工程は、前記基体を巻き取る工程を有する
    請求項1に記載の基体の製造方法。
  3. 前記基体を保管する工程は、前記基体の容器をパレット積みする工程を有する
    請求項1または2に記載の基体の製造方法。
  4. 前記デザイン画像を印刷する工程は、前記基体を保管する工程の後に実行される
    請求項1から3のいずれか一項に記載の基体の製造方法。
  5. 前記デザイン画像を印刷する工程は、前記基体を保管する工程の前に実行される
    請求項1から3のいずれか一項に記載の基体の製造方法。
  6. 前記基体は、ウェブ状であり、
    前記電子透かし画像の印刷工程および前記デザイン画像の印刷工程の後に、前記基体を容器に成形する工程を備える
    請求項1から5のいずれか一項に記載の基体の製造方法。
  7. 前記基体は、立体形状の容器を構成する
    請求項1から5のいずれか一項に記載の基体の製造方法。
  8. 前記基体に印刷された前記電子透かし画像に含まれる画像は、前記容器ごとに異なる
    請求項6または7に記載の基体の製造方法。
  9. 前記電子透かし画像を印刷する工程は、版印刷する工程を含む
    請求項1から8のいずれか一項に記載の基体の製造方法。
  10. 前記電子透かし画像を印刷する工程は、無版印刷する工程を含む
    請求項1から8のいずれか一項に記載の基体の製造方法。
  11. 前記電子透かし画像の印刷方法は、前記デザイン画像の印刷方法と異なる
    請求項1から10のいずれか一項に記載の基体の製造方法。
  12. 前記電子透かし画像を印刷する工程は、前記基体を保管する工程の前に行われ、
    前記デザイン画像を印刷する工程は、前記基体を保管する工程の後に行われる、請求項1から11のいずれか一項に記載の基体の製造方法。
  13. 前記デザイン画像を印刷する工程は、前記基体を保管する工程の前に行われ、
    前記電子透かし画像を印刷する工程は、前記基体を保管する工程の後に行われる、請求項1から11のいずれか一項に記載の基体の製造方法。
  14. 前記基体を保管する工程の前に、前記基体に位置合わせマークを印刷する工程と、
    前記基体を保管する工程の後に、前記位置合わせマークに合わせて前記デザイン画像を印刷する工程と
    を備える
    請求項1から12のいずれか一項に記載の基体の製造方法。
  15. 容器本体と、
    前記容器本体上に設けられた電子透かし画像と、
    前記電子透かし画像の上方に設けられたデザイン画像と
    を備える容器。
  16. 前記電子透かし画像上に設けられたフィルムを備え、
    前記デザイン画像は、前記フィルム上に設けられる
    請求項15に記載の容器。
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