JP2021100006A - 半導体パッケージ - Google Patents

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真琴 沓水
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健介 村島
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Satoshi Oku
聡志 奥
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Katsuhiro Takeuma
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Abstract

【課題】放熱性の高い半導体パッケージを提供する。【解決手段】異方性グラファイト複合体10と半導体素子8を備える半導体パッケージ30において、異方性グラファイト1、金属層7と無機材質層6を複合化した異方性グラファイト複合体を用いて、異方性グラファイト複合体におけるグラファイトの結晶配向面2をZ軸方向に配置し、半導体素子を特定方向に配置することで、放熱性の高い半導体パッケージが得られる。【選択図】図2

Description

本発明は、放熱性の高い半導体パッケージに関する。
異方性グラファイトはグラファイトが多数積層されたものであり、グラファイトは結晶配向面を有する。異方性グラファイトは、グラファイトの結晶配向面に対して平行な方向への熱伝導率は高いが、垂直な方向への熱伝導率が低いという性質を有する。
半導体パッケージにおいて、異方性グラファイトは、上部に配置している半導体素子から発生する熱が集中しないように、熱を半導体素子から冷却器に効果的に移動させて、放熱する材料として利用される。
特許文献1には、熱源から熱を移動させる異方性熱伝導素子が開示されている。その異方性熱伝達素子は、熱源との接触面と交差する面に沿ってグラフェンシートが積層された構造体を含んでいる。つまり、X軸、X軸に直交するY軸、X−Y平面に垂直なZ軸とした場合、上記Z軸に対してグラフェンシートが平行であることを規定している。しかし、特許文献1には、熱源に対する構造体の向き、あるいは、熱源と構造体の長さ比は記載がない。このような異方性熱伝達素子は、熱を熱源から放熱する効率がよいとはいえなかった。
特開2011−23670号公報
本発明では、放熱性の高い半導体パッケージを提供することを課題とする。
本発明者らは、異方性グラファイトと金属層と無機材質層を備えた異方性グラファイト複合体と半導体素子を備えた半導体パッケージにおいて、半導体素子に対する異方性グラファイト複合体の向きを規定し、半導体素子と異方性グラファイトの長さ比を特定範囲とすることで、放熱性の高い半導体パッケージが得られることを見出した。また、異方性グラファイトの結晶配向面に垂直な方向への熱拡散率を補うため、等方性の熱拡散率を有する無機材質層と複合し、異方性グラファイトとすることも有効であることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の半導体パッケージは、
(1)(A)異方性グラファイト複合体と(B)半導体素子を備える半導体パッケージであり、
前記(A)が、(a1)異方性グラファイト、(a2)金属層、(a3)無機材質層を備え、
前記(a1)と(a3)が、(a2)により接合しており、
X軸、X軸と直交したY軸、X軸とY軸を含む平面に垂直なZ軸において、
前記(A)のX軸に平行な4辺の長さ(辺a)の平均値をLaとし、
前記(A)のY軸に平行な4辺の長さ(辺b)の平均値をLbとし、
前記(A)のZ軸に平行な4辺の長さ(辺c)の平均値をLcとし、
(a1)異方性グラファイトを形成するグラファイト層の結晶配向面が、X軸とZ軸を含むX−Z平面とほぼ平行であり、
前記(B)の長辺の長さをlとし、
前記(B)の短辺の長さをlとし、
前記(B)の厚さをlとし、
前記(B)の長辺がX軸とZ軸を含むX−Z平面とがほぼ垂直になるように、
前記(B)が前記(A)の(a3)と接合しており、
前記(A)のX軸方向の4辺の長さの平均値(La)と前記(B)の短辺の長さ(l)の比率において、La/lが3以上である
半導体パッケージである。
(2)本発明は、前記(a3)無機材質層が銅である(1)記載の半導体パッケージである。
(3)本発明は、前記(a3)無機材質層の厚さが100μm以上300μm以下である(1)もしくは(2)に記載の半導体パッケージである。
(4)本発明は、前記Laの長さが10mm以上である(1)〜(3)のいずれかに記載の半導体パッケージである。
(5)本発明は、前記Lcの長さが3mm以下である(1)〜(4)のいずれかに記載の半導体パッケージである。
(6)本発明は、前記(a3)無機材質層で(a1)異方性グラファイトの全面が覆われている(1)〜(5)のいずれかに記載の半導体パッケージである。
(7)本発明は、前記(a3)無機材質層が有底枠もしくは中空枠とふたを備える(1)〜(6)のいずれかに記載の半導体パッケージである。
(8)本発明は、前記(a1)異方性グラファイトを形成するグラファイト層の層間の少なくとも一部に、(a2)金属層の一部を備える(1)〜(7)のいずれかに記載の半導体パッケージである。
(9)本発明は、前記(a1)異方性グラファイトが、高分子フィルムを多層に積層した後、プレス加圧しながら熱処理することによって作製されたものである(8)に記載の半導体パッケージである。
本発明によれば、放熱性の高い半導体パッケージを提供することができる。
本発明の異方性グラファイト複合体の斜視図である。 本発明の半導体パッケージの構成を示す斜視図である。 本発明の実施例7のグラファイト複合体の製造方法を示す図である。 本発明の実施例8のグラファイト複合体の製造方法を示す図である。 本発明の実施例に係る半導体パッケージの斜視図である。 本発明の実施例1に係る半導体パッケージの上面図である。 本発明の実施例2に係る半導体パッケージの上面図である。 本発明の比較例1に係る半導体パッケージの上面図である。 本発明の比較例2に係る半導体パッケージの上面図である。
本発明の半導体パッケージは、
(A)異方性グラファイト複合体と(B)半導体素子を備える半導体パッケージであり、
前記(A)が、(a1)異方性グラファイト、(a2)金属層、(a3)無機材質層を備え、
前記(a1)と(a3)が、(a2)により接合しており、
X軸、X軸と直交したY軸、X軸とY軸を含む平面に垂直なZ軸において、
前記(A)のX軸に平行な4辺(辺a)の長さの平均値をLaとし、
前記(A)のY軸に平行な4辺(辺b)の長さの平均値をLbとし、
前記(A)のZ軸に平行な4辺(辺c)の長さの平均値をLcとし、
(a1)異方性グラファイトを形成するグラファイト層の結晶配向面が、X軸とZ軸を含むX−Z平面とほぼ平行であり、
前記(B)の長辺の長さをlとし、
前記(B)の短辺の長さをlとし、
前記(B)の厚さをlとし、
前記(B)の長辺がX軸とZ軸を含むX−Z平面とがほぼ垂直になるように、
前記(B)が前記(A)の(a3)と接合しており、
前記(A)のX軸方向の4辺の長さの平均値(La)と前記(B)の短辺の長さ(l)の比率において、La/lが3以上である。
以下に、本発明の半導体パッケージを構成する部材である(A)異方性グラファイト複合体、(B)半導体素子などについて説明する。
<(A)異方性グラファイト複合体>
以下において、X軸、X軸と直交したY軸、X軸とY軸を含む平面に垂直なZ軸を定義し、(A)異方性グラファイト複合体の辺のうち、X軸に平行な4辺を辺a、Y軸に平行な4辺を辺bとし、Z軸に平行な4辺を辺cとする。
図1のように、本発明で用いられる(A)異方性グラファイト複合体10は、(a1)異方性グラファイト1、(a2)金属層7、(a3)無機材質層6からなる。(A)異方性グラファイトを形成するグラファイトの結晶配向面2を有し、結晶配向面2に平行にグラファイトが積層している。
<半導体パッケージ>
図2に、半導体パッケージ30の斜視図の例を示す。この半導体パッケージは、上から、(B)半導体素子8、(A)異方性グラァイト複合体10、冷却器9から構成される。
<異方性グラファイトと半導体素子の構成>
本発明の半導体パッケージにおいては、(A)異方性グラファイトにおける(a1)異方性グラファイトの結晶配向面の方向、さらに、(A)に対する(B)半導体素子の方向が重要である。
まず、(A)異方性グラファイトにおける(a1)異方性グラファイトの結晶配向面の方向について説明する。図2において、(B)半導体素子8から、(A)異方性グラファイト複合体を通して、冷却器9への熱を効率的に伝達するためには、(a1)異方性グラファイト1の結晶配向面を厚さX−Z平面に平行に配置することで、X軸方向と、さZ軸方向に効果的に熱を伝達することができる。
続いて、(A)に対する(B)半導体素子の方向について説明する。
図2において、(A)異方性グラファイト複合体10の辺a(図2の3)に対し、(B)半導体素子8の長辺81が垂直に配置されること、(B)半導体素子8の短辺82の長さlに対して3倍以上の長さを有することで、効果的に熱を伝達することができる。
また、
<(B)の形状>
(B)半導体素子をZ軸方向から見た形状は、長方形以外でもよく、丸みがある四辺を有してもよく、楕円でもよい。長方形以外の場合、(B)半導体素子の長辺の長さ(l)と短辺の長さ(l)は、半導体素子の最小長さと半導体素子の最大長さで規定される。
<(A)の各辺の長さおよび(B)の各辺の長さと厚さの定義>
(A)異方性グラファイト複合体において、X軸に平行な4辺(辺a)の長さの平均値をLaとし、Y軸に平行な4辺(辺b)の長さの平均値をLbとし、Z軸に平行な4辺(辺c)の長さの平均値をLcとする。
(B)半導体素子において、長辺の長さをlとし、短辺の長さをlとし、厚さをlとする。
<La/l
(A)異方性グラファイト複合体辺aの長さの平均値をLaは、(B)半導体素子の短辺の長さlに対して、3倍以上であり、5倍以上が好ましい。
<La>
また、(A)の辺aの長さの平均値(La)は、効率的に熱を拡散する観点から、4mm以上200mm以下が好ましく、10mm以上100mm以下がより好ましい。
<Lb>
(A)の辺bの長さの平均値(Lb)は、(B)半導体素子の長辺の長さ(l)以上が好ましい。Lbは、効率的に熱を拡散する観点から、6mm以上100mm以下が好ましく、10mm以上50mm以下がより好ましい。
<Lc>
辺cの長さの平均値(Lc)は、(B)半導体素子から冷却器までのZ軸方向の熱抵抗を減らす観点からは、より短いことが好ましいが、熱が(B)半導体素子から冷却器まで達するまでにX−Z平面に熱を拡散させる観点からは、より長くすることが好ましい。Lcは、熱伝達性能をより効果的に発現させる観点からは、0.6mm以上5.0mm以下が好ましく、1.0mm以上3.5mm以下がより好ましく、1.2mm以上2.5mm以下がさらに好ましい。
<(a1)異方性グラファイトの製造方法>
本発明で用いる(a1)異方性グラファイトは、六員環が共有結合で繋がったグラフェン構造が面方向に高熱伝導性を有するグラファイトブロックを所定の板状形状に切断することで製造可能である。
<グラファイトブロック>
グラファイトブロックの製造方法としては、六員環が共有結合で繋がったグラフェン構造の結晶配向面に高熱伝導性を有するものであれば特に制限はされず、高分子分解グラファイトブロック、熱分解グラファイトブロック、押出成形グラファイトブロック、モールド成形グラファイトブロックなどを用いることが可能である。中でも、グラファイトブロックは、六員環が共有結合で繋がったグラフェン構造の結晶配向面に1500W/mK以上の高熱伝導率を有し、異方性グラファイト伝熱部材の熱伝達性能が優れる観点から、高分子分解グラファイトブロック、もしくは、熱分解グラファイトブロックを使用することが好ましい。
本発明の目的に好ましく用いられる異方性グラファイトブロックの第一の製造方法は、メタンなどの炭素質ガスを炉内に導入し、ヒーターで2000℃程度まで加熱し、微細な炭素核を形成する。形成された炭素核は、基板上に体積して層状に体積し、熱分解グラファイトブロックを得ることができる。
<グラファイトブロックの製造方法>
本発明のグラファイトブロックの第二の製造方法は、ポリイミド樹脂などの高分子フィルムを多層に積層した後、プレス加圧しながら熱処理することによって作製するものである。具体的には、高分子フィルムからグラファイトブロックを得るには、まず、出発物質である高分子フィルム多層に積層したものを、減圧下もしくは不活性ガス中で、1000℃程度の温度まで予備加熱処理して炭素化し、炭素化ブロックとする。その後、この炭素化ブロックを不活性ガス雰囲気下、プレス加圧しながら、2800℃以上の温度まで熱処理することによりグラファイト化させることで、良好なグラファイト結晶構造を形成することができ、熱伝導性に優れたグラファイトブロックを得ることができる。
グラファイトブロックを切断する方法としては、ダイヤモンドカッター、ワイヤーソー、マシニングなど公知の技術を適宜選択することが可能であるが、略直方体形状に容易に加工できる観点で、ワイヤーソーが好ましい。
また、表面を研磨もしくは粗面化してもよく、やすり研磨、バフ研磨、ブラスト処理など公知の技術を適宜用いることも可能である。
<(a3)無機材質層>
(A)異方性グラファイト複合体において、(a1)異方性グラファイトの上下面(X―Y平面に平行な面)のうち、少なくとも片面には、(a2)金属層、(a3)無機材質層が形成されており、(a1)と(a3)は、(a2)により接合されている。熱伝達効率の観点から、(a2)と(a3)が、(a1)の上下面に形成されていることが好ましく、(a1)の上下面といくつかの側面に形成されていることがより好ましく、(a1)の6面全てに形成されていることが特に好ましい。。
<(a3)無機材質層>
(a3)無機材質層としては、金属層もしくはセラミックス層が挙げられ、金属層が好ましい。(a1)異方性グラファイトの結晶配向面に垂直な方向(Y軸方向)へは、熱が相対的に伝わりにくい。そのため、熱伝導率が比較的高く、等方性の材料と複合することで、(a1)異方性グラファイトのY軸方向の熱伝導性を補うことができ、より高い放熱効果を発現することができる。
金属層を形成する金属の種類としては、金、銀、銅、ニッケル、アルミニウム、モリブデン、タングステン、及びこれらを含む合金など公知の材料を適宜用いることができる。
セラミックス層を形成するセラミックスの種類としては、アルミナ、ジルコニア、炭化珪素、窒化珪素、窒化ホウ素、窒化アルミなど公知の材料を適宜用いることができる。
熱伝導性をより高める観点からは、(a3)無機材質層としては、金属層が好ましく、金属層を形成する金属としては、銅が好ましい。
<(a3)の厚さ>
(a3)無機材質層の厚さは、100μm以上300μm以下が好ましく、120μm以上250μm以下がより好ましい。100μm以上であれば、(a1)異方性グラファイトの熱が相対的に伝わりにくい方向の熱伝導性を補うことができる。また、300μm以下であれば、(a1)異方性グラファイトの高い熱伝導率を阻害することがない。
<(a3)の形成方法>
(a3)無機材質層の形成方法としては、めっき、スパッタあるいは(a3)の板を貼り付けるを(a1)方法が挙げられる。熱伝導の観点で、(a3)の板を貼り付ける方法が好ましい。
<(a2)金属層>
(a2)金属層は、(a1)異方性グラファイトと、(a3)無機材質層を接合するために用いられる。
<(a2)の厚さ>
(a2)金属層の厚さは、特に制限されないが、接合材としての良好な界面接着性を有する観点と、熱抵抗の増加を抑制する観点から、8μm以上50μmの範囲であることが好ましい。
<(a2)の材質>
(a2)金属層の種類としては、特に限定はされないが、めっき、金属系ろう材を含む金属層を用いることが好ましい。
めっきを用いた場合には、(a2)金属層と(a3)無機材質層6が一体となる場合もある。
(a2)金属層として金属系ろう材を用いる場合、金属系ろう材は、(a1)異方性グラファイトと拡散接合が可能であり、また、それ自体の熱伝導率が比較的高いので、高い熱伝導性を維持することができる。
例えば、図2において、(a2)金属層を金属系ろう材、(a3)無機材質層6を銅層とすると、(a1)異方性グラファイト1を、接合することが可能である。
金属系ろう材の種類については、特に制限されないが、同様の観点で銀、銅、チタンを含むことが好ましい。
<(a2)が金属系ろう材である場合>
金属系ろう材を用いた場合の接合方法については、公知の材料並びに公知の技術を用いることが出来る。例えば、活性銀ろうを用いた場合、1×10−3Paの真空環境、及び700〜1000℃の温度範囲で10分から1時間加熱し、これを常温まで冷却することにより接合することが可能である。また、接合状態を良好にするために、加熱時に加重をかけても良い。
また、(a3)無機材質層を、(a2)として金属系ろう材を用いて、(a1)異方性グラファイトの全面に接合する場合、図3に示す中空枠21を用いた方式もしくは、図4に示す有底枠22を用いた方式が好ましい。(a1)異方性グラファイト1の各面にそれぞれ無機材質層を接合した場合に比べ無機材質層6同士の界面が減るため、効率的に熱を拡散することができる。
<図3の中空枠方式>
図3の中空枠21を用いた方式について説明する。中空枠21を用いた方式では、中空枠21、(a1)異方性グラファイト1および、ふたするように配する(a3)として金属板20と、(a2)として接合材である金属系ろう材7あるいは半田を配置し、加熱接合することで作製することができる。このとき金属系ろう材は、予め金属板20に予備接着されているとより効率的に接合することができる。
<図4の有体枠方式>
次に、図4に示す有底枠22を用いた方式について説明する。有底枠22の作製方法は特に制限されないが、板から削り出す方法、箱曲げ加工、絞り加工など適宜選択することができる。このようにして作製された有底枠22は、(a1)異方性グラファイト1および、ふたするように配する金属板20と、(a2)として接合材である金属系ろう材7あるいは半田を配置し、加熱接合することで作製することができる。このとき金属系ろう材は、予め金属板20や有底枠22に予備接着されているとより効率的に接合することができる。
<(a2)金属層の(a1)への含浸>
本発明の(A)異方性グラファイト複合体において、(a2)金属層は、(a1)異方性グラファイトを形成するグラファイト層の層間に、例えば含浸するように、存在していることが好ましい。(a1)異方性グラファイトの層間には、微小な隙間がある場合があり、この隙間が(A)の熱伝達性能を阻害する。そのため、この隙間に(a2)金属層が存在することによって、良好な熱伝達性を発現することができる。
(a2)金属層を(a1)異方性グラファイトを形成するグラファイトの層間に含浸させるあるいは存在させる方法としては、(a3)無機材質層と(a2)金属層を加熱接合する際に、微小な隙間が発生している異方性グラファイト1の層間を敢えて広げることが効果的である。
また、加熱接合の際にグラファイトの層間を効率的に広げる方法としては、(a1)異方性グラファイトとして、ポリイミドフィルムなどの高分子フィルムを多層に積層した後、熱分解して作製される、高分子分解グラファイトを用いることが好ましい。高分子分解グラファイトは、高分子フィルムを多層に積層して作製されるため、CVD法などによって作製される熱分解グラファイトなどに比べ、高分子フィルム間由来の層間で直線状に隙間を形成することができる。そのため、金属系ろう材を容易に含浸することができる。
以下に本発明の実施例を説明する。
<熱伝達性能の評価>
図5に示されるように、異方性グラファイト複合体10の上面の中央部に、半導体素子8(2mm×6mm)をはんだで接合した。さらに、異方性グラファイト複合体10の下面と水冷却器9を、信越シリコーン製シリコングリース(型番:G775)により取り付けた。冷却器9(サイズ30mm×30mm)には25℃の水を循環させて、半導体素子8に40Wの熱量を加えた状態で、半導体素子8の温度を熱電対で測定した。
半導体素子8の温度が160℃以下であればランクを「A」、160℃より大きく164℃以下であればランクを「B」、164℃より大きく179℃以下であればければランクを「C」、179℃より大きければランクを「D」とし、A、B、Cであれば熱伝達性能に優れていると判断した。なお、温度は小数点第1位を四捨五入して整数とした。
<製造例1>
グラファイトブロックの製造例を以下に示す。
サイズ100mm×100mm、厚さ25μmのカネカ製ポリイミドフィルムを1500枚積層した後、40kg/cmの加圧力でプレス加圧しながら、不活性ガス雰囲気下、2900℃まで熱処理することにより異方性グラファイトブロック(サイズ90mm×90mm、厚さ15mm)を作製した。
熱伝導率は結晶配向面に1500W/mK、結晶配向面の鉛直方向に5W/mKであった。
製造例1で作成したグラファイトブロック(90mm×90mm、厚さ15μm)を、グラファイトの結晶配向面がX−Z平面と平行になるように配置し、ワイヤーソーで切断し、X軸に平行な辺(辺a)の長さが6mm、Y軸に平行な辺(辺b)の長さが10mm、Z軸に平行な辺(辺c)の長さが0.6mmである異方性グラファイトを得た。
次に、図5のように、辺aの長さが6mm、辺bの長さが10mm、辺cの長さが0.6mmの異方性グラファイトの上下面に、(a2)金属層としてチタン系活性銀ろう25、(a3)無機材質層として厚さ200μmの無酸素銅26を重ねて、Z軸方向から100kg/mの加重を加えた状態で、1×10−3Paの真空環境下、850℃で30分加熱し、異方性グラファイト複合体10を得た。
異方性グラファイト複合体10において、異方性グラファイト1のグラファイト層の層間の一部には、活性銀ろう25が存在していた。
次に、半導体パッケージを上から見た図6のように、上から、半導体素子8、異方性グラファイト複合体10、冷却器9として、異方性グラファイト複合体10の辺a3に対して、半導体素子8の長辺81が垂直になるように配置し、。得られた異方性グラファイト複合体10の熱伝達性能としては、半導体素子8の温度は173℃であり、ランクCであった。評価結果を表1に示す。
グラファイトブロックから、辺aが10mm、辺bが10mm、辺cが0.6mmの形状になるように切断して、異方性グラファイトを得た以外は実施例1と同様とした。
半導体パッケージにおける半導体素子8と異方性グラファイト複合体10の配置を上から見た図を図7に示した。
得られた異方性グラファイト複合体10の熱伝達性能としては、半導体素子8の温度は163℃であり、ランクBであった。評価結果を表1に示す。
(a3)無機材質層として無酸素銅の代わりに、窒化アルミを用いたこと以外は、実施例2と同様とした。
半導体パッケージにおける半導体素子8と異方性グラファイト複合体10の配置を上から見た図を図7に示した。
得られた異方性グラファイト複合体10の熱伝達性能としては、半導体素子8の温度は178℃であり、ランクCであった。評価結果を表1に示す。
(a3)無機材質層として、厚さ200μmの無酸素銅に代えて、厚さ80μmの無酸素銅を用いたこと以外は、実施例2と同様とした。
半導体パッケージにおける半導体素子8と異方性グラファイト複合体10の配置を上から見た図を図7に示した。
得られた異方性グラファイト複合体10の熱伝達性能としては、半導体素子8の温度は170℃であり、ランクCであった。評価結果を表1に示す。
(a3)無機材質層として、厚さ200μmの無酸素銅に代えて、厚さ320μmの無酸素銅を用いたこと以外は、実施例2と同様とした。
半導体パッケージにおける半導体素子8と異方性グラファイト複合体10の配置を上から見た図を図7に示した。
得られた異方性グラファイト複合体10の熱伝達性能としては、半導体素子8の温度は165℃であり、ランクCであった。評価結果を表1に示す。
異方性グラファイトの上下面に、(a3)無機材質層として電解銅めっきで200μmの銅層を形成したこと以外は、実施例2と同様である。なお、異方性グラファイトの側面には、めっきの前にマスクを形成し、めっき後マスクを取り除き、異方性グラファイトの側面にはメッキが形成されないようにした。
半導体パッケージにおける半導体素子8と異方性グラファイト複合体10の配置を上から見た図を図7に示した。
得られた異方性グラファイト複合体10の熱伝達性能としては、半導体素子8の温度は167℃であり、ランクCであった。評価結果を表1に示す。
製造例1の方法で作製されたグラファイトブロック(90mm×90mm、厚さ15μm)を、グラファイトの結晶配向面がX−Z平面と平行になるように配置し、ワイヤーソーで切断し、X軸に平行な辺が9.6mm、Y軸に平行な辺が9.6mm、Z軸に平行な辺が0.6mmの形状である異方性グラファイトを得た。
図3のように、異方性グラファイト1の側面を、枠の外寸が10mm×10mm、厚み0.6mmの無酸素銅を、中空部のサイズは、9.6mm×9.6mm、厚さ0.6mm、枠の幅が0.2mmとした中空枠21を準備した。
中空枠21、異方性グラファイト1、上下のふたとなる、9.6mm×9.6mm×厚さ0.2mmの無酸素銅板20、接合材であるチタン系活性銀ろう7を配置し、接合した。
接合条件は、Z軸方向の上下から100kg/m2の加重を加えられた状態で、1×10−3Paの真空環境下、850℃で30分加熱し、異方性グラファイト複合体10を得た。得られた異方性グラファイト複合体の異方性グラファイト1の層間の一部には、活性銀ろう25が形成されていた。
半導体パッケージにおける半導体素子8と異方性グラファイト複合体10の配置を上から見た図を図7に示した。
得られた異方性グラファイト複合体10の熱伝達性能としては、半導体素子8の温度は162℃であり、ランクBであった。評価結果を表1に示す。
製造例1の方法で作製されたグラファイトブロック(90mm×90mm、厚さ15μm)を、グラファイトの結晶配向面がX−Z平面と平行になるように配置し、ワイヤーソーで、辺aの長さが9.6mm、辺bがの長さ9.6mm、辺cの長さが0.6mmである異方性グラファイトを得た。
図4のように、厚さ200μmの無酸素銅の板を十字に抜き加工した後、箱曲げ加工によって、有底枠22を作製した。有底枠の内寸は、9.6mm×9.6mm×t0.6mmとした。尚、有底枠の外寸は、10mm×10mm×t0.8mmであった。有底枠21、異方性グラファイト1、ふたとなる9.6mm×9.6mm×厚さ0.2mmの無酸素銅板20、接合材であるチタン系活性銀ろう7を配置し、接合した。接合条件は、Z軸方向の上下から100kg/m2の加重を加えられた状態で、1×10−3Paの真空環境下、850℃で30分加熱し、異方性グラファイト複合体を得た。得られた異方性グラファイト複合体の異方性グラファイト1の層間の一部には、活性銀ろう25が形成されていた。
得られた異方性グラファイト複合体10の熱伝達性能としては、半導体素子8の温度は160℃であり、ランクAであった。評価結果を表1に示す。
異方性グラファイトとして、MINTEQ International Inc.製PYROID HTを用いたこと以外は実施例2と同様とした。得られた異方性グラファイト複合体において異方性グラファイトのグラファイトの層間には、金属層が形成されていなかった。
半導体パッケージにおける半導体素子8と異方性グラファイト複合体10の配置を上から見た図を図7に示した。
得られた異方性グラファイト複合体10の熱伝達性能としては、半導体素子8の温度は165℃であり、ランクCであった。評価結果を表1に示す。
<比較例1>
図8のように、異方性グラファイト10の辺aに対して、半導体素子8の長辺81が平行になるように、配置したこと以外は実施例2と同様である。
得られた異方性グラファイト複合体10の熱伝達性能としては、半導体素子8の温度は187℃であり、ランクDであった。評価結果を表1に示す。
<比較例2>
製造例1で作成したグラファイトブロック(90mm×90mm、厚さ15μm)を、グラファイトの結晶配向面がX−Z平面と平行になるように配置し、辺aの長さが4mm、辺bの長さが10mm、辺cの長さが0.6mmの形状になるように切断して、異方性グラファイトを得た以外は実施例2と同様である。半導体素子8と異方性グラファイト複合体10の配置を図9に示す。得られた異方性グラファイト複合体10の熱伝達性能としては、半導体素子8の温度は185℃であり、ランクDであった。評価結果を表1に示す。
<比較例3>
製造例1で作成したグラファイトブロック(90mm×90mm、厚さ15μm)を、グラファイトの結晶配向面がX−Z平面と平行になるように配置し、辺aの長さが10mm、辺bの長さが10mm、辺cの長さが1.0mmの形状になるように切断し、異方性グラファイトを得て、無酸素銅と接合せず、異方性グラファイトのみで用いたこと以外は実施例2と同様である。半導体素子8と異方性グラファイト複合体10の配置を図7に示す。
得られた異方性グラファイト複合体10の熱伝達性能としては、半導体素子8の温度は194℃であり、ランクDであった。評価結果を表1に示す。
Figure 2021100006
実施例2と比較例1の比較から、半導体素子8の長辺81を異方性グラファイトの辺aに対し、垂直に配置することで熱伝達性能が向上していることがわかる。これは、辺bに対し熱伝導性が300倍高い辺aの方向への伝熱面積を大きくすることができたためである。
また、実施例1、比較例2の比較から、辺aは、半導体素子8の短辺に対し、3倍以上の長さを有することで大きく熱伝達性能が高くなっていることがわかる。
実施例2、実施例3と比較例3の比較からは、異方性グラファイト1の上下面に銅や窒化アルミを配置することで大きく熱伝達性能が大きく向上していることがわかる。これは、異方性グラファイト1の熱伝導性が相対的に低い辺bの方向の熱伝達性能を向上させることができたためである。また、実施例2と実施例3の比較から、窒化アルミよりも銅と複合することが好ましいことがわかる。
銅の厚さとしては、実施例2、実施例4、実施例5の比較から、200μmの厚さに対し、320μmと厚すぎても80μmと薄すぎてもやや熱伝達性能が落ちていることがわかる。これは、異方性グラファイト1の熱伝導性が相対的に低い辺bの熱伝達性能の向上と厚さ方向への熱伝達性能の維持を両立させる厚さに設定することが重要であることを意味する。
実施例2と実施例6の比較からは、異方性グラファイト1と接合する銅は、めっきで形成される銅よりも無酸素銅の板であるほうが良いことがわかる。これは、めっきで形成される銅よりも無酸素銅の板のほうが熱伝導性に優れるためである。
実施例2と実施例7、実施例8を比較すると、異方性グラファイトの全面に銅が形成されているほうが熱伝達性能が高いことがわかる。これは、半導体素子8からの熱を異方性グラファイトの側面部分まで広げることができるため、より効率的に放熱することができる。また、実施例7と実施例8の比較から中空枠21よりも有底枠22を用いたほうが熱伝達性能が高いことがわかる。これは、銅板の界面が減るためである。
実施例2と実施例9の比較からは、グラファイトの層間にろう材が含浸されているほうが熱伝達効果が僅かに高いことが分かる。これは、グラファイト層間に形成される熱伝導性の悪い隙間を熱伝導性の比較的良好なろう材で満たしたことによるものである。
1.異方性グラファイト
1’.異方性グラファイト
2.結晶配向面
3.辺aの一つ
4.辺bの一つ
5.辺cの一つ
6.無機材質層
7.金属層
8.半導体素子
9.冷却器
21.中空枠
22.有底枠
25.活性銀ろう
26.無酸素銅
30.半導体パッケージ
81.半導体素子の長辺
82.半導体素子の短辺

Claims (9)

  1. (A)異方性グラファイト複合体と(B)半導体素子を備える半導体パッケージであり、
    前記(A)が、(a1)異方性グラファイト、(a2)金属層、(a3)無機材質層を備え、
    前記(a1)と(a3)が、(a2)により接合しており、
    X軸、X軸と直交したY軸、X軸とY軸を含む平面に垂直なZ軸において、
    前記(A)のX軸に平行な4辺(辺a)の長さの平均値をLaとし、
    前記(A)のY軸に平行な4辺(辺b)の長さの平均値をLbとし、
    前記(A)のZ軸に平行な4辺(辺c)の長さの平均値をLcとし、
    (a1)異方性グラファイトを形成するグラファイト層の結晶配向面が、X軸とZ軸を含むX−Z平面とほぼ平行であり、
    前記(B)の長辺の長さをlとし、
    前記(B)の短辺の長さをlとし、
    前記(B)の厚さをlとし、
    前記(B)の長辺がX軸とZ軸を含むX−Z平面とがほぼ垂直になるように、
    前記(B)が前記(A)の(a3)と接合しており、
    前記(A)のX軸方向の4辺の長さの平均値(La)と前記(B)の短辺の長さ(l)の比率において、La/lが3以上である
    半導体パッケージ。
  2. 前記(a3)無機材質層が銅である請求項1記載の半導体パッケージ
  3. 前記(a3)無機材質層の厚さが100μm以上300μm以下である請求項1もしくは請求項2に記載の半導体パッケージ
  4. 前記Laの長さが10mm以上である請求項1〜3のいずれか1項に記載の半導体パッケージ
  5. 前記Lcの長さが3mm以下である請求項1〜4のいずれか1項に記載の半導体パッケージ
  6. 前記(a3)無機材質層で(a1)異方性グラファイトの全面が覆われている請求項1〜5のいずれか1項に記載の半導体パッケージ
  7. 前記(a3)無機材質層が有底枠もしくは中空枠とふたを備える請求項1〜6のいずれか1項に記載の半導体パッケージ
  8. 前記(a1)異方性グラファイトを形成するグラファイト層の層間の少なくとも一部に、(a2)金属層の一部を備える請求項1〜7のいずれか1項に記載の半導体パッケージ
  9. 前記(a1)異方性グラファイトが、高分子フィルムを多層に積層した後、プレス加圧しながら熱処理することによって作製されたものである請求項8に記載の半導体パッケージ
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