JP2021099909A - 基板コネクタ、電子部品ユニット、及び、ワイヤハーネス - Google Patents

基板コネクタ、電子部品ユニット、及び、ワイヤハーネス Download PDF

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幸喜 佐藤
健人 西山
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Abstract

【課題】大型化を抑制することができる基板コネクタ、電子部品ユニット、及び、ワイヤハーネスを提供することを目的とする。【解決手段】ワイヤハーネスWHに適用される電子部品ユニット1の基板コネクタ5は、導電性を有し主基板3に電気的に接続される複数の端子51と、複数の端子51を主基板3と交差する第1方向Xに沿って保持するコネクタブロック52とを備え、コネクタブロック52は、複数の端子51の一部と電気的に接続される相手コネクタCが嵌合可能であるコネクタ嵌合部52Aと、複数の端子51の他の一部と電気的に接続される副基板4を載置する副基板保持部52Bとを含み、コネクタ嵌合部52Aと副基板保持部52Bとが一体で形成されることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、基板コネクタ、電子部品ユニット、及び、ワイヤハーネスに関する。
車両等に適用される従来の基板コネクタとして、例えば、特許文献1には、アライニングプレートの位置決め孔に挿通された複数の端子を回路基板のスルーホールに挿入するように回路基板に実装される基板実装型のコネクタが開示されている。
特開2017−54801号公報
ところで、上述のような基板コネクタは、例えば、大型化抑制の点で更なる改善の余地がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、大型化を抑制することができる基板コネクタ、電子部品ユニット、及び、ワイヤハーネスを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る基板コネクタは、導電性を有し主基板に電気的に接続される複数の端子と、前記複数の端子を前記主基板と交差する第1方向に沿って保持するコネクタブロックとを備え、前記コネクタブロックは、前記複数の端子の一部と電気的に接続される相手コネクタが嵌合可能であるコネクタ嵌合部と、前記複数の端子の他の一部と電気的に接続される副基板を載置する副基板保持部とを含み、前記コネクタ嵌合部と前記副基板保持部とが一体で形成されることを特徴とする。
また、上記基板コネクタでは、前記コネクタブロックは、前記主基板において、前記第1方向と交差する第2方向に沿って間隔をあけて対向して一対で設けられるものとすることができる。
上記目的を達成するために、本発明に係る電子部品ユニットは、電子部品が実装される主基板と、前記主基板とは異なる副基板と、前記主基板に実装される基板コネクタとを備え、前記基板コネクタは、導電性を有し前記主基板に電気的に接続される複数の端子と、前記複数の端子を前記主基板と交差する第1方向に沿って保持するコネクタブロックとを備え、前記コネクタブロックは、前記複数の端子の一部と電気的に接続される相手コネクタが嵌合可能であるコネクタ嵌合部と、及び、前記複数の端子の他の一部と電気的に接続される前記副基板を載置する副基板保持部とを含み、前記コネクタ嵌合部と前記副基板保持部とが一体で形成されることを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るワイヤハーネスは、導電性を有する配索材と、前記配索材に電気的に接続される電子部品ユニットとを備え、前記電子部品ユニットは、前記配索材に電気的に接続される電子部品が実装される主基板と、前記主基板とは異なる副基板と、前記主基板に実装される基板コネクタとを備え、前記基板コネクタは、導電性を有し前記主基板に電気的に接続される複数の端子と、前記複数の端子を前記主基板と交差する第1方向に沿って保持するコネクタブロックとを備え、前記コネクタブロックは、前記複数の端子の一部と電気的に接続される相手コネクタが嵌合可能であるコネクタ嵌合部と、及び、前記複数の端子の他の一部と電気的に接続される前記副基板を載置する副基板保持部とを含み、前記コネクタ嵌合部と前記副基板保持部とが一体で形成されることを特徴とする。
本発明に係る基板コネクタ、電子部品ユニット、及び、ワイヤハーネスは、コネクタブロックのコネクタ嵌合部に相手コネクタが嵌合することで、複数の端子の一部を介して、相手コネクタと主基板とを電気的に接続することができる。また、基板コネクタ、電子部品ユニット、及び、ワイヤハーネスは、コネクタブロックの副基板保持部に副基板が載置されることで、複数の端子の他の一部を介して、副基板と主基板とを電気的に接続することができる。このような構成にあって、コネクタブロックは、コネクタ嵌合部と副基板保持部とが一体で形成される。この結果、基板コネクタ、電子部品ユニット、及び、ワイヤハーネスは、大型化を抑制することができる、という効果を奏する。
図1は、実施形態に係る電子部品ユニットの概略構成を表す斜視図である。 図2は、実施形態に係る電子部品ユニットの概略構成を表す斜視図である。 図3は、実施形態に係る電子部品ユニットの概略構成を表す分解斜視図である。 図4は、実施形態に係る電子部品ユニットの概略構成を表す平面図である。 図5は、図4に示すA−A断面図である。 図6は、実施形態に係る電子部品ユニットが備えるコネクタブロックの概略構成を表す斜視図である。 図7は、実施形態に係る電子部品ユニットが備えるコネクタブロックの概略構成を表す断面斜視図である。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
なお、以下で説明する図1、図5は、一部の相手コネクタ、配索材を二点鎖線で省略して図示し、他図では相手コネクタ、配索材の図示自体を省略している。また、図4は、副基板を二点鎖線で省略して図示している。また、以下の説明では、互いに交差する3つの方向をそれぞれ「第1方向X」、「第2方向Y」、「第3方向Z」という。第1方向Xと第2方向Yと第3方向Zとは、典型的には、相互に直交する。第1方向Xは、典型的には、端子の延在方向、主基板、副基板の板厚方向、法線方向等に相当する。第2方向Yは、典型的には、一対のコネクタブロックの対向方向等に相当する。第3方向Zは、典型的には、副基板保持部における端子の並び方向等に相当する。また、以下の説明で用いる各方向は、特に断りのない限り、各部が相互に組み付けられた状態での方向を表すものとする。
[実施形態]
図1に示す本実施形態に係る電子部品ユニット1は、例えば、自動車等の車両に搭載され、ワイヤハーネスWHに組み込まれるものである。ワイヤハーネスWHは、例えば、車両に搭載される各機器間の接続のために、電源供給や信号通信に用いられる複数の配索材Wを束にして集合部品とし、コネクタ等で複数の配索材Wを各機器に接続するようにしたものである。ワイヤハーネスWHは、導電性を有する配索材Wと、配索材Wに電気的に接続される電子部品ユニット1とを備える。ワイヤハーネスWHは、この他、さらに、グロメット、プロテクタ、固定具、電気接続箱等を含んで構成されてもよい。
配索材Wは、例えば、複数の導電性の金属素線からなる導体部(芯線)の外側を絶縁性の被覆部によって覆った電線、当該電線を束ねた電線束、導電性の棒状部材の外側を絶縁性の被覆部によって覆った金属棒等によって構成される。ワイヤハーネスWHは、複数の配索材Wを束ねて集約すると共に、束ねられた配索材Wの端末に設けられた相手コネクタC等を介して電子部品ユニット1が電気的に接続される。
電子部品ユニット1は、例えば、車両のエンジンルームや車両室内等に設置され、種々の機能を実現する。本実施形態の電子部品ユニット1は、主基板3に実装される基板コネクタ5において、副基板4を保持する副基板保持部52Bを一体化したことで、大型化の抑制を実現したものである。以下、各図を参照して電子部品ユニット1の構成について詳細に説明する。
本実施形態の電子部品ユニット1は、図1〜図5に示すように、電子部品2と、主基板3と、副基板4と、基板コネクタ5とを備える。電子部品ユニット1は、これらの構成要素が筐体に収容され、組み付けられることでユニット化される。
電子部品2は、筐体の内部に収容され、種々の機能を発揮する素子である。電子部品2は、配索材Wと電気的に接続される。電子部品2は、複数設けられる。電子部品2は、例えば、コンデンサ、リレー、抵抗、トランジスタ、ヒューズ、コネクタ、IPS(Intelligent Power Switch)、マイコンを含む電子制御ユニット等である。
主基板3は、電子部品2が設けられ、当該電子部品2と共に筐体の内部に収容され、配索材Wが電気的に接続されるものである。主基板3は、実装面31に電子部品2が実装されこれらを電気的に接続する電子回路を構成する。ここでは、主基板3は、例えば、いわゆるプリント回路基板(PCB:Printed Circuit Board)によって構成される。主基板3は、エポキシ樹脂、ガラスエポキシ樹脂、紙エポキシ樹脂やセラミック等の絶縁性の材料からなる絶縁層に、銅等の導電性の材料によって配線パターン(プリントパターン)が印刷されることで当該配線パターンによって回路体が構成される。主基板3は、第1方向Xが板厚方向となる略矩形板状に形成され、第2方向Y、及び、第3方向Zに沿って延在する。
主基板3は、電子部品2のリード線や端子が回路体にハンダ付け等によって電気的に接続されることで実装面31に当該電子部品2が実装される。実装面31は、第2方向Yの一方側の主面によって構成される。ここでは、主基板3は、電子部品2や後述する基板コネクタ5の端子51が電気的に接続される複数のスルーホール32を有する(特に図5等参照)。各スルーホール32は、当該主基板3を第1方向Xに沿って貫通して形成される。主基板3の回路体は、スルーホール32等を介して複数の電子部品2や基板コネクタ5の端子51を電気的に接続し、要求される機能に応じた回路系統を構成する。
副基板4は、主基板3とは異なる基板である。副基板4は、例えば、電子部品ユニット1における主たる機能を実現する主基板3に対して、さらに機能を追加する際の機能追加用の基板を構成する。副基板4は、主基板3と同様に、いわゆるプリント回路基板によって構成される。副基板4は、絶縁層に配線パターン(プリントパターン)が印刷されることで当該配線パターンによって回路体が構成される。副基板4は、主基板3と同様に、第1方向Xが板厚方向となる略矩形板状に形成され、第2方向Y、及び、第3方向Zに沿って延在する。副基板4は、第1方向Xに沿って視て、主基板3の外形線の範囲内に収まる大きさに形成され、ここでは、当該主基板3よりも小さい略矩形板状に形成される。
副基板4は、第1方向Xに沿って主基板3と対向して位置し、後述する基板コネクタ5の副基板保持部52Bに保持され、当該基板コネクタ5の端子51を介して主基板3と電気的に接続される。副基板4は、端子51が電気的に接続される複数のスルーホール41を有する(特に図3、図5等参照)。各スルーホール41は、当該副基板4を第1方向Xに沿って貫通して形成される。ここでは、スルーホール41は、副基板4の第2方向Yの両端部において、それぞれ、複数が第3方向に沿って並んで1列ずつ形成されている。副基板4は、後述するように、各スルーホール41にそれぞれ1つずつ端子51の端部が挿通され、当該端子51が副基板4の回路体にハンダ付け等によって電気的に接続される。また、副基板4は、主基板3と同様に、電子部品が実装される。副基板4の回路体は、複数の端子51と電子部品とを電気的に接続し、要求される機能に応じた回路系統を構成する。
基板コネクタ5は、主基板3の実装面31に実装され、当該主基板3に電気的に接続されるPCBコネクタ(基板実装コネクタ)を構成するものである。基板コネクタ5は、配索材Wの端末に設けられた相手コネクタCと主基板3とを電気的に接続する配索材対基板接続用の接続機構を構成する。基板コネクタ5は、主基板3に実装された状態で、接続相手である相手コネクタCと嵌合することで当該相手コネクタCとの間に電気的な接続部位を形成し、配索材Wと主基板3とを導通接続することができる。
ここでは、基板コネクタ5は、それぞれ第2方向Yの両側の辺に1つずつ設けられている。本実施形態の電子部品ユニット1は、複数の基板コネクタ5として、基板コネクタ5A、基板コネクタ5Bの合計2つを備えている。基板コネクタ5Aは、第2方向Yの一方側の辺に設けられ、基板コネクタ5Bは、第2方向Yの他方側の辺に設けられる。基板コネクタ5Aと基板コネクタ5Bとは、主基板3において、第2方向Yに沿って間隔をあけて対向して一対で設けられる。
なお、基板コネクタ5Aと基板コネクタ5Bとは、形状、大きさ等が若干異なるものの基本構成が略同様の構成であるので、以下では、基板コネクタ5Aと基板コネクタ5Bとを特に区別して説明する必要がない場合には単に基板コネクタ5といい、共通の説明とする。
本実施形態の基板コネクタ5は、いわゆるBtoB機能付き電源BOX用コネクタを構成するものである。ここで、BtoB機能とは、基板と基板とを電気的に接続する機能のことをいう。本実施形態の基板コネクタ5は、上述したように配索材対基板接続用の接続機構を構成すると共に、さらに、主基板3と副基板4とを電気的に接続する基板対基板接続用の接続機構を構成する。つまり、本実施形態の基板コネクタ5は、配索材対基板接続用の接続機構、及び、基板対基板接続用の接続機構として兼用される。
具体的には、基板コネクタ5は、図5〜図7に示すように、複数の端子51と、コネクタブロック52とを備える。本実施形態の基板コネクタ5は、コネクタブロック52が端子51を主基板3の実装面31の法線方向(第1方向X)に沿って保持する垂直置きコネクタを構成する。
複数の端子51は、それぞれ主基板3に電気的に接続するものである。端子51は、全体が導電性を有する金属材料等によって構成され、表面に導電性のめっき等が施されている。本実施形態の複数の端子51は、第1端子51A、及び、第2端子51Bを含んで構成される。本実施形態の複数の端子51の一部は、第1端子51Aを構成し、複数の端子51の他の一部は、第2端子51Bを構成する。
第1端子51Aは、主基板3と相手コネクタCとを電気的に接続する端子である。ここでは、複数の第1端子51Aは、棒状でかつ直線状に形成された角形線材や平板状でかつ直線状に形成されたタブ形線材等を含む。第1端子51Aは、後述するコネクタブロック52のコネクタ嵌合部52Aによって保持される。
第2端子51Bは、主基板3と副基板4とを電気的に接続する端子である。ここでは、複数の第2端子51Bは、棒状でかつ直線状に形成された角形線材によって構成される。第2端子51Bは、後述するコネクタブロック52の副基板保持部52Bによって保持される。
コネクタブロック52は、複数の端子51を収容、保持すると共に相手コネクタCが嵌合可能なものである。本実施形態のコネクタブロック52は、複数の端子51を主基板3の実装面31と直交する第1方向(法線方向)Xに沿って保持する。つまり、本実施形態複数の端子51は、コネクタブロック52に保持された状態で、第1方向Xに沿って直線状に延在する。そして、本実施形態のコネクタブロック52は、さらに、副基板4を載置して保持するものでもある。
具体的には、コネクタブロック52は、コネクタ嵌合部52Aと、副基板保持部52Bとを含んで構成される。コネクタブロック52は、当該コネクタ嵌合部52Aと当該副基板保持部52Bとが絶縁性の樹脂材料によって一体で形成される。
ここでは、基板コネクタ5Aのコネクタブロック52は、3つのコネクタ嵌合部52Aと、1つの副基板保持部52Bとを含んで構成される(図1〜図4等も参照)。一方、基板コネクタ5Bのコネクタブロック52は、2つのコネクタ嵌合部52Aと、1つの副基板保持部52Bとを含んで構成される(図1〜図4等も参照)。そして、基板コネクタ5Aのコネクタブロック52と基板コネクタ5Bのコネクタブロック52とは、主基板3において、第2方向Yに沿って間隔をあけて対向して一対で設けられる。
なお、以下では、各コネクタ嵌合部52Aは、形状、大きさ等が若干異なるものの基本構成が略同様の構成であるので、以下では、共通の説明とする。同様に、各副基板保持部52Bは、形状、大きさ等が若干異なるものの基本構成が略同様の構成であるので、以下では、共通の説明とする。
コネクタ嵌合部52Aは、複数の端子51の一部、ここでは、第1端子51Aを保持する部分である。コネクタ嵌合部52Aは、第1端子51Aを第1方向Xに沿って保持する。コネクタ嵌合部52Aは、第1端子51Aと電気的に接続される相手コネクタCが嵌合可能である。
具体的には、コネクタ嵌合部52Aは、フード部52aと、端子保持部52bと、嵌合空間部52cとを含み、これらが一体で形成される。
フード部52aは、軸線方向が第1方向Xに沿う略矩形筒状に形成され、当該第1方向Xの一端(主基板3側とは反対側の端)が開口している。フード部52aは、主基板3に近接する側に、第1端子51A等の端部を露出させる略矩形状の種々の切り欠きが形成されている。基板コネクタ5Aのコネクタブロック52は、3つのコネクタ嵌合部52Aに対応して、3つのフード部52aが第3方向Zに並んで隣接して設けられる。基板コネクタ5Bのコネクタブロック52は、2つのコネクタ嵌合部52Aに対応して2つのフード部52aが第3方向Zに並んで隣接して設けられる(図1〜図4等参照)。
端子保持部52bは、フード部52aの第1方向Xの中腹部位において、当該フード部52aを閉塞させる隔壁として形成される。端子保持部52bは、第1方向Xに対して間隔をあけて主基板3の実装面31と対向して位置する。端子保持部52bは、複数のキャビティ(保持貫通孔)52dが形成される。各キャビティ52dは、端子保持部52bを第1方向Xに沿って貫通して形成され、それぞれ第1端子51Aを第1方向Xに沿って保持する。端子保持部52bは、例えば、各キャビティ52dに各第1端子51Aが圧入されることで当該各キャビティ52dに各第1端子51Aを保持する。また、端子保持部52bは、当該端子保持部52bに各第1端子51Aがインサート成形されることで当該各キャビティ52dに各第1端子51Aを保持してもよい。
本実施形態の複数のキャビティ52dは、第2方向Y、又は、第3方向Zに沿って間隔をあけて並んで形成されており、端子保持部52bは、第2方向Y、又は、第3方向Zに沿って間隔をあけて複数の第1端子51Aを並べて保持する。各第1端子51Aは、端子保持部52bの各キャビティ52dに保持された状態で、主基板3の実装面31の法線方向(第1方向X)に沿って位置し、端部が各スルーホール32にそれぞれ1つずつ挿通されて位置する。各第1端子51Aは、各スルーホール32に挿通された当該端部が主基板3の回路体にハンダ付け等によって電気的に接続される。これにより、基板コネクタ5は、各第1端子51Aと主基板3とが電気的に接続される。
嵌合空間部52cは、フード部52aの内側に設けられた空間部であり、当該フード部52aの内壁面と端子保持部52bとによって区画される。嵌合空間部52cは、各キャビティ52dに保持された各第1端子51Aの一部が露出すると共に相手コネクタCが嵌合可能な空間部として形成される。基板コネクタ5は、この嵌合空間部52cに相手コネクタ(メスコネクタ)Cが嵌合されることで、各第1端子51Aと相手コネクタCとが電気的に接続され、当該相手コネクタC、及び、各第1端子51Aを介して、主基板3と配索材Wとが電気的に接続される。
副基板保持部52Bは、複数の端子51の他の一部、ここでは、第2端子51Bを保持する部分である。副基板保持部52Bは、第2端子51Bを第1方向Xに沿って保持する。副基板保持部52Bは、第2端子51Bと電気的に接続される副基板4を載置可能である。副基板保持部52Bは、第2方向Yに沿ってコネクタ嵌合部52Aと並んで隣接して設けられる。副基板保持部52Bは、基板コネクタ5Aにおいては、第2方向Yに対してコネクタ嵌合部52Aの基板コネクタ5B側に隣接して設けられ、基板コネクタ5Bにおいては、第2方向Yに対してコネクタ嵌合部52Aの基板コネクタ5A側に隣接して設けられる(図1〜図4等参照)。基板コネクタ5Aの副基板保持部52Bと基板コネクタ5Bの副基板保持部52Bとは、第2方向Yに沿って、電子部品2の搭載空間部S(図1〜図4等参照)を挟んで互いに対向して位置する。
具体的には、副基板保持部52Bは、載置部52eと、端子保持部52fとを含み、これらが一体で形成される。
載置部52eは、軸線方向が第1方向Xに沿う略矩形筒状に形成され、当該第1方向Xの一端(主基板3側とは反対側の端)が開口している。載置部52eは、主基板3に近接する側に、第2端子51B等の端部を露出させる略矩形状の種々の切り欠きが形成されている。載置部52eは、開口している端部において、枠状部52gの内側に段付部52hが形成されている。枠状部52gは、開口部52iを有した略コの字形枠状に形成された枠状の部分である。開口部52iは、基板コネクタ5Aにおいては、第2方向Yに沿って基板コネクタ5B側に向けて開口し、基板コネクタ5Bにおいては、第2方向Yに沿って基板コネクタ5A側に向けて開口する(図1〜図4等参照)。すなわち、基板コネクタ5Aの載置部52eの開口部52iと基板コネクタ5Bの載置部52eの開口部52iとは、第2方向Yに沿って互いに対向して開口する。段付部52hは、枠状部52gの内側において、枠状部52gの第1方向Xの先端から主基板3側に段落ちした部分(主基板3側に下がった部分)として形成される。段付部52hは、第2方向Yに沿って間隔をあけて一対で設けられ、第3方向Zに沿って延在する。載置部52eは、枠状部52gの内側に副基板4の端部が嵌った状態で、当該副基板4の端部を段付部52h上に載置し、これを保持する。
端子保持部52fは、載置部52eの第1方向Xの中腹部位において、当該載置部52eを閉塞させる隔壁として形成される。端子保持部52fは、第1方向Xに対して概ね端子保持部52bと同等の位置に位置しており、第1方向Xに対して間隔をあけて主基板3の実装面31と対向して位置する。端子保持部52fは、複数のキャビティ(保持貫通孔)52jが形成される。各キャビティ52jは、端子保持部52fを第1方向Xに沿って貫通して形成され、それぞれ第2端子51Bを第1方向Xに沿って保持する。端子保持部52fは、例えば、各キャビティ52jに各第2端子51Bが圧入されることで当該各キャビティ52jに各第2端子51Bを保持する。また、端子保持部52fは、当該端子保持部52fに各第2端子51Bがインサート成形されることで当該各キャビティ52jに各第2端子51Bを保持してもよい。
本実施形態の複数のキャビティ52jは、第3方向Zに沿って間隔をあけて並んで形成されており、端子保持部52fは、第3方向Zに沿って間隔をあけて複数の第2端子51Bを並べて保持する。各第2端子51Bは、端子保持部52fの各キャビティ52jに保持された状態で、主基板3の実装面31の法線方向(第1方向X)に沿って位置し、端部が各スルーホール32にそれぞれ1つずつ挿通されて位置する。各第2端子51Bは、各スルーホール32に挿通された当該端部が主基板3の回路体にハンダ付け等によって電気的に接続される。これにより、基板コネクタ5は、各第2端子51Bと主基板3とが電気的に接続される。
上記のように構成される副基板保持部52Bは、図1〜図5に示すように、副基板4の第2方向Yの端部が載置部52eの内側に嵌った状態で、段付部52h上に当該副基板4の端部を載置し、これを保持する。本実施形態の副基板4は、第2方向Yの一方の端部が基板コネクタ5Aの載置部52eに載置、保持され、第2方向Yの他方の端部が基板コネクタ5Bの載置部52eに載置、保持される。そして、副基板4は、基板コネクタ5A、5Bの各載置部52eに載置、保持された状態で、各開口部52iを介して第2方向Yに沿って両載置部52eに渡って延在する。
そして、副基板4は、基板コネクタ5A、5Bの各載置部52eに載置、保持された状態で、上述したように、各スルーホール41にそれぞれ1つずつ第2端子51Bの端部が挿通されて位置し、当該第2端子51Bが副基板4の回路体にハンダ付け等によって電気的に接続される。これにより、副基板4は、当該端子51を介して主基板3と電気的に接続される。
また、副基板4は、上記のように、副基板保持部52Bに保持された状態で、第1方向Xに沿って主基板3と間隔をあけて対向して位置し、当該主基板3との間に形成される搭載空間部Sに電子部品2等が配置される。
ここで、本実施形態のコネクタブロック52は、さらに、図3、図4、図6等に示すように、固定部53を含んで構成される。固定部53は、コネクタブロック52を主基板3に固定する部分である。コネクタブロック52は、コネクタ嵌合部52A、副基板保持部52Bと共に、当該固定部53も一体で形成される。
本実施形態の固定部53は、コネクタブロック52において、コネクタ嵌合部52A、及び、副基板保持部52Bの共通の固定部として設けられる。ここでは、固定部53は、1つのコネクタブロック52に対して一対で設けられる(特に図4参照)。
固定部53は、コネクタブロック52において、第3方向Zの両端部にそれぞれ1つずつ設けられ、一対の組みをなす。ここでは、固定部53は、コネクタ嵌合部52Aのフード部52aの外面から第3方向Zに沿って突出して形成される。固定部53は、第1方向Xに沿って貫通する締結孔53aが形成されており、主基板3の裏面側(実装面31の背面側)から当該締結孔53aにネジ等の締結部材53bが螺合することで、主基板3に固定される(特に図3、図6参照)。この構成により、基板コネクタ5は、固定部53がコネクタ嵌合部52A、及び、副基板保持部52Bの共通の固定部として機能し、当該固定部53を介してコネクタ嵌合部52A、及び、副基板保持部52Bを一括で主基板3に固定することができる。
以上で説明した基板コネクタ5、電子部品ユニット1、ワイヤハーネスWHは、コネクタブロック52のコネクタ嵌合部52Aに相手コネクタCが嵌合することで、複数の第1端子51Aを介して、相手コネクタC、配索材Wと主基板3とを電気的に接続することができる。また、基板コネクタ5、電子部品ユニット1、ワイヤハーネスWHは、コネクタブロック52の副基板保持部52Bに副基板4が載置されることで、複数の第2端子51Bを介して、副基板4と主基板3とを電気的に接続することができる。
このような構成にあって、コネクタブロック52は、コネクタ嵌合部52Aと副基板保持部52Bとが一体で形成される。つまり、基板コネクタ5は、コネクタ嵌合部52A、第1端子51Aによって配索材対基板接続用の接続機構を構成した上で、コネクタ嵌合部52Aと一体で形成される副基板保持部52B、第2端子51Bによって基板対基板接続用の接続機構を構成することができる。この構成により、基板コネクタ5、電子部品ユニット1、ワイヤハーネスWHは、コネクタ嵌合部52Aと副基板保持部52Bとを一体のコネクタブロック52として集約して一括配置することで、全体として大型化を抑制することができる。例えば、基板コネクタ5、電子部品ユニット1、ワイヤハーネスWHは、コネクタ嵌合部52Aと副基板保持部52Bとを共通の固定部53によって主基板3に固定する構造とすることができるので、この点で大型化を抑制することができる。この結果、基板コネクタ5、電子部品ユニット1、ワイヤハーネスWHは、例えば、主基板3の実装面31において他の電子部品2を設置するための搭載空間部Sを相対的に広く確保することができる。
また、基板コネクタ5、電子部品ユニット1、ワイヤハーネスWHは、上記の構成により、構成部品点数を抑制することができるので、例えば、各部の組み付けに要する工数を抑制することができ、製造コストを抑制することができる。
ここでは、以上で説明した基板コネクタ5、電子部品ユニット1、ワイヤハーネスWHは、コネクタブロック52が主基板3において第2方向Yに沿って間隔をあけて対向して一対で設けられる。この構成により、基板コネクタ5、電子部品ユニット1、ワイヤハーネスWHは、一対のコネクタブロック52の副基板保持部52Bに渡って副基板4を載置し、保持することができる。そして、基板コネクタ5、電子部品ユニット1、ワイヤハーネスWHは、一対のコネクタブロック52の間に搭載空間部Sを確保した上で、当該搭載空間部Sの第3方向Zの両側をコネクタブロック52によって遮らない構成とすることができる。この結果、基板コネクタ5、電子部品ユニット1、ワイヤハーネスWHは、搭載空間部Sの第3方向Zの両側を、電子部品2等で発生した熱を放熱する経路として機能させることができるので、上記のように大型化を抑制した上で、放熱性能を向上することができる。
なお、上述した本発明の実施形態に係る基板コネクタ、電子部品ユニット、及び、ワイヤハーネスは、上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲で種々の変更が可能である。
以上の説明では、基板コネクタ5は、電源BOX用コネクタを構成するものとして説明したがこれに限らない。
本実施形態に係る基板コネクタ、電子部品ユニット、及び、ワイヤハーネスは、以上で説明した実施形態、変形例の構成要素を適宜組み合わせることで構成してもよい。
1 電子部品ユニット
2 電子部品
3 主基板
4 副基板
5、5A、5B 基板コネクタ
31 実装面
32、41 スルーホール
51 端子
51A 第1端子
51B 第2端子
52 コネクタブロック
52A コネクタ嵌合部
52B 副基板保持部
52a フード部
52b、52f 端子保持部
52c 嵌合空間部
52d、52j キャビティ
52e 載置部
52g 枠状部
52h 段付部
52i 開口部
53 固定部
53a 締結孔
53b 締結部材
C 相手コネクタ
S 搭載空間部
W 配索材
WH ワイヤハーネス
X 第1方向
Y 第2方向
Z 第3方向

Claims (4)

  1. 導電性を有し主基板に電気的に接続される複数の端子と、
    前記複数の端子を前記主基板と交差する第1方向に沿って保持するコネクタブロックとを備え、
    前記コネクタブロックは、前記複数の端子の一部と電気的に接続される相手コネクタが嵌合可能であるコネクタ嵌合部と、前記複数の端子の他の一部と電気的に接続される副基板を載置する副基板保持部とを含み、前記コネクタ嵌合部と前記副基板保持部とが一体で形成されることを特徴とする、
    基板コネクタ。
  2. 前記コネクタブロックは、前記主基板において、前記第1方向と交差する第2方向に沿って間隔をあけて対向して一対で設けられる、
    請求項1に記載の基板コネクタ。
  3. 電子部品が実装される主基板と、
    前記主基板とは異なる副基板と、
    前記主基板に実装される基板コネクタとを備え、
    前記基板コネクタは、
    導電性を有し前記主基板に電気的に接続される複数の端子と、
    前記複数の端子を前記主基板と交差する第1方向に沿って保持するコネクタブロックとを備え、
    前記コネクタブロックは、前記複数の端子の一部と電気的に接続される相手コネクタが嵌合可能であるコネクタ嵌合部と、及び、前記複数の端子の他の一部と電気的に接続される前記副基板を載置する副基板保持部とを含み、前記コネクタ嵌合部と前記副基板保持部とが一体で形成されることを特徴とする、
    電子部品ユニット。
  4. 導電性を有する配索材と、
    前記配索材に電気的に接続される電子部品ユニットとを備え、
    前記電子部品ユニットは、
    前記配索材に電気的に接続される電子部品が実装される主基板と、
    前記主基板とは異なる副基板と、
    前記主基板に実装される基板コネクタとを備え、
    前記基板コネクタは、
    導電性を有し前記主基板に電気的に接続される複数の端子と、
    前記複数の端子を前記主基板と交差する第1方向に沿って保持するコネクタブロックとを備え、
    前記コネクタブロックは、前記複数の端子の一部と電気的に接続される相手コネクタが嵌合可能であるコネクタ嵌合部と、及び、前記複数の端子の他の一部と電気的に接続される前記副基板を載置する副基板保持部とを含み、前記コネクタ嵌合部と前記副基板保持部とが一体で形成されることを特徴とする、
    ワイヤハーネス。
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