JP2021099387A - ワイヤレスカメラシステムおよびワイヤレスカメラシステムの駆動方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】信号伝送手段および電力伝送手段がともにワイヤレスであるカメラシステムにおいて、太陽光が照射されない環境において使用できないという課題、および、太陽光が照射される環境に設置されていても、撮影対象への照明を行いながらの撮影など多くの電力を必要とする条件での撮影ができない。【解決手段】撮影した画像をワイヤレスで伝送する画像撮影ターミナルの有する発電パネルにレーザ光を照射することにより電力を伝送する際に、発電パネルの周囲に配置した電力伝送に用いるレーザ光の波長とは異なる波長を発光するガイドマーカーの画像を撮影した画像からの情報に基づいて、発電パネルに照射する際に用いるズームレンズの倍率およびレーザ光の位置を調整する。【選択図】図1
Description
本発明は、カメラが撮影した画像をサーバーなどへの伝送方法がワイヤレスであることに加え、カメラに供給する電力配線もワイヤレスであるカメラを有するワイヤレスカメラシステムおよびワイヤレスカメラシステムの駆動方法に関するものである。
近年のセキュリティ(安全)意識の高まりや警備の省力化の要求から、監視用の動画や静止画像のカメラ(監視カメラ)を用いた監視システムの設置要求は高まり、カメラの設置要求は増加傾向にある。そして、人工知能(AI)などの技術の発展・普及により、画像認識技術さらに人物認識技術の精度およびその処理性能は急速に発展しており、カメラの台数が増えても処理を行うことが可能となっている。
一方、4Gおよび5Gといったワイヤレス通信技術の発展により、データ転送は従来よりも大きな容量のデータを転送することが可能となり、カメラにより撮影した画像は高精細画像であってもワイヤレス伝送が容易となっている。
一方、4Gおよび5Gといったワイヤレス通信技術の発展により、データ転送は従来よりも大きな容量のデータを転送することが可能となり、カメラにより撮影した画像は高精細画像であってもワイヤレス伝送が容易となっている。
しかしながら、カメラを駆動させるためには、電力が必要である。カメラに電力を供給する手法として、監視カメラにソーラーパネルを具備する方法がある(特許文献1)。しかしながら、ソーラーパネルは太陽光の受光が可能な状態でなければ発電を行うことができないので、撮影対象に照明を行いながらのカメラ連続使用は多くの電力を必要とするため実現が困難である。また、ソーラーパネルを具備するカメラは、太陽光の受光が困難な場所での使用はできない。
太陽光の受光が困難な場所でのカメラの使用を可能とする方法として、光ファイバーを介して電力を伝送するカメラも提案されている(特許文献2)。しかしながらこのカメラにおいては、有線の光ファイバーを接続する必要があるので、あらかじめ光ファイバーが施工されている環境へのカメラ設置は容易であるが、光ファイバーが施工されていない環境へのカメラ設置においては、光ファイバーの施工工事を行う必要があるので、電力線の施工工事を行うことと同様の準備が必要となる。そのため、カメラの使用目的がオリンピック開催期間などの一時的な場合においては、高コストとなってしまうことに加え、カメラ台数が多い場合などにおいては施工工事の期間も長くかかってしまうという欠点がある。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、信号伝送手段および電力伝送手段がともにワイヤレスであるカメラシステムにおいて、太陽光が照射されない環境において使用できないという課題、および、太陽光が照射される環境に設置されていても、夜間に照明を発光しながらのカメラ連続使用など多くの電力を必要とする条件での撮影ができないという課題を解決する。
かかる課題を解決するため本発明は、撮影した画像を伝送する無線信号伝送手段および光発電パネルを有する画像撮影ターミナルと、レーザ光をカメラ装置の光発電パネルに照射することにより画像撮影ターミナルに電力を伝送する光給電ターミナルとを有し、前記画像撮影ターミナルの光発電パネルの周囲にガイドマーカーが具備されており、光給電ターミナルは前記ガイドマーカーの画像を撮影する撮像素子を有しており、電力伝送に用いられるレーザ光の照射位置は、前記光給電ターミナルにより前記ガイドマーカーを撮影した画像情報に基づいて調整することにより、太陽光が照射されない環境において使用できないという課題、および、太陽光が照射される環境に設置されていても、夜間に照明を発光しながらのカメラ連続使用など多くの電力を必要とする条件での撮影ができないという課題を解決する。
以上のように、本発明によれば、太陽光が照射されない環境においても使用することが可能である信号伝送手段および電力伝送手段がワイヤレスであるカメラシステムを提供する。また、本発明は、夜間に照明を発光しながらのカメラ連続使用など多くの電力を必要とするカメラにおいても、信号伝送手段および電力伝送手段がワイヤレスであるカメラシステムを提供する。さらに、本発明は、信号伝送手段および電力伝送手段がワイヤレスであるカメラシステムを提供するので、複数のカメラを設置する際においても、有線ケーブルの施工工程を伴わないので短期間で設置が可能となる。さらに、本発明によるカメラは、設置工程が簡易であることに加え、取り外し工程も簡易である。
本発明によるカメラは、設置工程および取り外し工程が簡易であるため、短期間の用途に適している。したがってレンタル用途などにおいても適したカメラとなる。
本発明の第1の実施の形態によるワイヤレスカメラシステム101の概略構成図を図1に示す。図1に示すワイヤレスカメラシステム101は、監視カメラ(セキュリティカメラ)として静止画あるいは動画を撮影する画像撮影ターミナル21と、画像撮影ターミナル21に電力をワイヤレスで伝送する光給電ターミナル11と、画像撮影ターミナル21が撮影した静止画あるいは動画を受信して処理、あるいは保存、さらにあるいはデータ転送を行うデータセンター10よりなる。また、光給電ターミナル11とデータセンター10との間も有線あるいは無線による通信がなされる。ここで図1にワイヤレスカメラシステム101においては、光給電ターミナル11とデータセンター10が独立した形態となっているが、データセンター10の機能が光給電ターミナル11に含まれることも可能である。ここで画像撮影ターミナル21は、電力供給および静止画あるいは動画データの転送、さらには制御命令の送受信がともにワイヤレスで可能なターミナルである。したがって、設置工程および取り外し工程が簡易である。
画像撮影ターミナル21の概略構成の説明を行う。画像撮影ターミナル21は、監視カメラ(セキュリティカメラ)の目的に対応する静止画あるいは動画を撮影するカメラ22およびカメラ22に接続され撮影対象の画像を取得するレンズ23を有している。そして、撮影対象をはっきりと撮影することなどの目的として撮影用照明32を有している。なお、撮影用照明32は、本発明において必須の要件ではない。また、光給電ターミナル11より発光されるレーザ光束30を受光し電力エネルギに変換する光発電パネル25を有しており、光発電パネル25が発電した電力は、電力コントローラー26に伝送され、コントローラー24に供給される。光発電パネル25が発電した電力は、また、蓄電池27に蓄えることも可能であり、電力コントローラー26は、蓄電池27に蓄えられている電力量をモニターするとともに、電力の配分などを行う。本発明の第1の実施例においては、光発電パネル25の材料をシリコン系材料よりなる光発電パネルであるとする。
ここで、画像撮影ターミナル21は蓄電池27を有しているので、光給電ターミナル11より電力が供給されていない時であっても、蓄電池27に充電された電力によりカメラ22の稼働が可能となっている。また、画像撮影ターミナル21のカメラ22により撮影した画像は、コントローラー24を介して、通信ユニット29よりデータセンター10に伝送される。通信ユニット29とデータセンター10との間で送受信される信号としては、カメラ22の撮影時間、撮影条件などカメラ制御信号、蓄電池27の電力量および光給電ターミナル11からの電力供給情報あるいは光給電ターミナル11への制御信号などの情報がある。
画像撮影ターミナル21には、人感センサー40が配置されており、光給電ターミナル11からの電力伝送に用いるレーザ光束30の光路内に人が立ち入っているかの情報を検知する機能を有しており、人感センサー40により人立ち入りの信号の検出が発報された際には、電力伝送に用いるレーザ光を消灯するあるいは発光しないという対応を行うように情報伝送がなされる。
光発電パネル25は、ガイドマーカー28とともに、光発電パネル搭載台31に搭載されている。光発電パネル25とガイドマーカー28の光発電パネル搭載台31への搭載例を図2に示す。ガイドマーカー28は図2に示すように例えば矩形形状の光発電パネル25の4つの角の位置を示すように4つのガイドマーカー28が配置されている。そしてガイドマーカー28は、例えば可視光波長である波長650nmの赤色を発色するLEDよりなり、電力供給を目的として光給電ターミナル11より発光されるレーザ光の波長とは異なる波長を用いることとする。
図1に示す光給電ターミナル11は、電力供給を目的として画像撮影ターミナル21の光発電パネル25にレーザ光を照射するレーザ光のレーザ光源15を有し、レーザ光源15から出射したレーザ光を、光ファイバー18を用いてカメラ+ビーム制御ユニット12に導入する。カメラ+ビーム制御ユニット12は、ズームレンズ13を介して、電力供給を目的として画像撮影ターミナル21の光発電パネル25にレーザ光束30を照射する。
光給電ターミナル11は、角度調整を行うことができる雲台14に搭載されている。また光給電ターミナル11には、通信ユニット17を有しており、画像撮影ターミナル21の蓄電池27の電力容量の情報、人感センサー40の情報などの情報伝達を、データセンター10を介して画像撮影ターミナル21と行う。
光給電ターミナル11には、人感センサー41が配置されており、光給電ターミナル11からの電力伝送に用いるレーザ光束30の光路内に人が立ち入っているかの情報を検知する機能を有しており、人感センサー41により人立ち入りの信号の検出が発報された際には、電力伝送に用いるレーザ光源15を消灯するあるいは発光しないという対応を行う。
本発明の第1の実施例においては、レーザ光源15より発光されるレーザ光の波長を808nmの近赤外光とする。レーザ光の波長を808nmとすることにより、シリコン系材料よりなる光発電パネル25が効率よく発電を行う。808nmの波長を選択する理由は、高出力の半導体レーザが安価な波長帯域であるとともに、シリコン製太陽電池材料との相性も良いためである。レーザ光源15は、BWT Beijing LTD社により、ファイバー出力のK808DN2RN−150.0Wという出力が150Wでファイバー出力する光源を用いた。光ファイバー18は具体的には、三菱電線株式会社より市販されている方形コア光ファイバーの使用が可能であり、光ファイバーコアの形状が350ミクロンメートル×350ミクロンメートルの正方形である型番:ST350SQGなどのマルチモードの光ファイバーなどを用いることにより、正方形の光発電面を有する光発電素子25に、正方形でフラットな強度プロファイルのレーザ光を照射することができる。
図3と図4を用いて、ズームレンズ13を介して画像撮影ターミナル21の光発電パネル25にレーザ光束30を照射するカメラ+ビーム制御ユニット12の概略構成についての説明を行う。
カメラ+ビーム制御ユニット12は、ズームレンズ13の結像面に撮像素子51が配置されており、ズームレンズ13を介して観察される画像を取得する。ズームレンズ13と撮像素子51との間には、レーザ光束30の波長を反射しガイドマーカー28の波長を透過する分光ミラー52と、レーザ光束30の波長を透過せずガイドマーカー28の波長を透過するブロックフィルター60が配置されている。本発明の第1の実施例においては、レーザ光源15より発光されるレーザ光の波長を808nmとし、ガイドマーカー28の波長を650nmとしているので、分光ミラー52は例えば750nm以上の光を反射する分光ミラーとし、ブロックフィルター60は750nm以下の波長を透過するブロックフィルターを使用する。この構成とすることにより、ガイドマーカー28の観察画像の光束33は、図3に示すように撮像素子51に入射し、光発電パネル搭載台31に搭載されているガイドマーカー28の画像を観察することができる。
カメラ+ビーム制御ユニット12は、光ファイバー18のファイバーコネクタ58より出射されるレーザ光をコリメートレンズ57によりほぼ平行光化した後、ミラー56および可動ミラー55を介してスキャンレンズ54に入射する。スキャンレンズ54に入射した光は、ミラー53により反射した後、ズームレンズ13の結像面61付近に集光スポットを形成する。レーザ光は、ズームレンズ13の結像面61付近に集光スポットを形成した後、分光ミラー52により反射した後、ズームレンズ13を介して、光発電パネル搭載台31に搭載されている光発電パネル25に照射される。
ここで、本発明の第1の実施例においては、光ファイバー18に方形コア光ファイバーを用いているので、ズームレンズ13の結像面61付近の集光スポットは、コリメートレンズ57およびスキャンレンズ54の組み合わせにより決定される倍率の矩形形状のスポットとなり、ズームレンズ13により光発電パネル25の大きさに調整された矩形形状パターンのレーザ光が光発電パネル25に照射される。光発電パネル25に照射されるレーザ光束30の大きさは、ズームレンズ13のズーム倍率を調整することにより光発電パネル25の大きさに調整がなされる。また、光発電パネル25に照射されるレーザ光束30の位置は、可動ミラー55の角度を調整することにより光発電パネル25の位置に調整がなされる。
本発明においては、ズームレンズ13のズーム倍率の調整および可動ミラー55の角度の調整は撮像素子51により観察されるガイドマーカー28の画像により調整がなされる。可動ミラー55の可動方向59は、レーザ光束30の照射位置が光発電パネル25の主面内の2方向の調整が可能な2方向とする。可動ミラー55に1軸の角度が可変であるガルバノミラー部材などを用いた場合には、2つのガルバノミラー部材を組合わせて用いる。
本発明においては、ガイドマーカー28の発光する波長と、レーザ光の波長とを異なる波長とすることにより、分光ミラー52により撮像素子51にて観察を行う波長と、光発電パネル25に照射するレーザ光を容易に高効率で分離することができることとなる。
図5を用いて、撮像素子51により観察される像と、結像面61におけるレーザ光集光スポットとの関係を説明する。ズームレンズ13は、ガイドマーカー28の波長である650nmとレーザ光の波長808nmの2つの波長の光に関して、軸上色収差が存在しないレンズを用いている。撮像素子51により観察されるガイドマーカー28の観察像が合焦状態にあるとすると、撮像素子51の位置は、ズームレンズ13による光発電パネル搭載台31の結像面となっている。そして、結像面61は808nmの波長の光におけるズームレンズ13による光発電パネル搭載台31の結像面となっている。したがって、結像面61に、808nmの波長のレーザ光が焦点を結んでいるレーザ光束30は光発電パネル搭載台31上に結像する。ここで、上述したように、光ファイバー18に方形コア光ファイバーを用いているので、ズームレンズ13の結像面61付近に集光スポットは、コリメートレンズ57およびスキャンレンズ54の組み合わせにより決定される倍率の矩形形状のスポットとなるので、光発電パネル搭載台31上に結像するレーザ光束30の結像する像も矩形となる。撮像素子51の位置と結像面61はともに同一のズームレンズ13による結像面であるので、焦点状態のみではなく2次元の位置についても相関関係がある。したがって、光軸の中心付近にレーザ光束30の矩形の集光スポットが位置している場合においては、撮像素子51により観察される画像の中心付近に位置する光発電パネル搭載台31上の位置にレーザ光束30の集光像が位置する。つまり、撮像素子51により観察される画像においては、808nmの波長は観察することはできないが、結像面61のどこにレーザ光束30の矩形の集光スポットが位置しているかの情報がわかれば、すなわち、可動ミラーの位置と観察画像との相関情報が既知であれば、図5に破線で示すように、観察画像151のフレームに対するレーザ光束30の矩形の集光スポットが位置130を知ることができる。
次に、図6から図8を用いて、光発電パネル25に照射されるレーザ光束30の大きさおよび位置の調整方法を説明する。本発明においては、ズームレンズ13の初期状態は低倍率の状態としておく。低倍率の状態とする理由は、雲台14の位置が少々ずれている場合などにおいても、撮影した画像においてガイドマーカー28が確実に撮影されることを目的としている。
図6にズームレンズ13の初期状態の低倍率の状態として撮影した画像151を示す。図6に示した画像においては、実際に観察される像は、実線で示したガイドマーカー28の4つの観察像128のみであるが、光発電パネル搭載台31における光発電パネル25の位置とガイドマーカー28の位置は既知であるので、光発電パネル25は観察されないが、破線125に示す位置に光発電パネル25が位置していることは推定することができる。また図5に示したように可動ミラー55の位置が初期状態である時におけるレーザ光束30の結像面61における集光スポットの位置130も既知である。なお、図6から図8に示す撮像画像および本発明の撮像素子51による撮影は、波長650nmの可視光帯域の光を発光するガイドマーカー28の位置のみを撮影することが目的であるので、撮影条件としてシャッター時間を短くするなどの暗い画像が撮影できる条件とし、光を発光するガイドマーカー28以外の部分は輝度がほとんどゼロとなる条件での撮影を行う。
次に図6に示したガイドマーカー28の4つの観察像128から、ズームレンズ13の倍率は、観察像128から推定される光発電パネル25の位置125の大きさがレーザ光束30の結像面61における集光スポットの位置130の大きさと同じになる倍率である。図6に示した例において破線125の大きさは、破線130の大きさに比較して1/4の大きさであるので、ズームレンズ13の倍率が4倍になるように調整を行う。なお、ズームレンズ13の倍率を変更した後に、観察像128が観察視野内に含まれないことが想定される場合には、雲台14の位置を観察像128が観察視野内に含まれるように調整する。
ズームレンズの大きさを調整後に撮影した画像を図7に示す。図7においては、ズームレンズの倍率を調整した後の撮影画像であるので、ガイドマーカー28の4つの観察像128から推定される光発電パネル25の位置125とレーザ光束30の結像面61における集光スポットの位置130の大きさは同じになっている。集光スポットの位置130は、可動ミラー55の調整がなされていないので、レーザ光を発光させた場合に結像面61に集光する集光スポットの位置130は画像151のほぼ中心に位置している。図7におけるガイドマーカー28の4つの観察像128から推定される光発電パネル25の位置125は、可動ミラー55の調整目標位置であるので、図7により観察される位置125の座標情報に基づいて可動ミラー55の位置を調整する。
調整後の可動ミラー55の位置に応じてレーザ光を発光させた場合に結像面61に集光する集光スポットの位置130情報を図8に示すが稼働ミラー55の調整により、ガイドマーカー28の4つの観察像128から推定される光発電パネル25の位置125とレーザ光束30の結像面61における集光スポットの位置130を重ねることができることとなる。なお、この状態においては、レーザ光源15は発光していない。つまり、本発明においては、レーザ光源15を発光した状態において、可動ミラー55の位置調整を行わないので、レーザ光束30が光発電パネル25ではない領域に照射される危険性は低い。
本発明においては、ガイドマーカー28の撮影とレーザ光束30の光発電パネル25への照射がともにズームレンズ13を介して行われるので、結像面61のレーザ光の集光スポットと撮像素子51により観察される画像との関係が、光給電ターミナル11と画像撮影ターミナル21との距離に影響されない。したがって、上記図6から図8に示した説明において、光給電ターミナル11と画像撮影ターミナル21との距離情報を用いることなく、ズームレンズ13の倍率調整およびレーザ光の照射位置調整を行うことができる。
なお、光発電パネル25は光給電ターミナル11のレーザ光束30が光発電パネル25の法線方向より入射するような角度に調整されていることが望ましい。また光発電パネル25の面内の回転角度も光発電パネル25の矩形形状とレーザ光束30の照射スポットの矩形形状が一致する角度に調整されていることが望ましい。
レーザ光源15の発光工程を含めた光給電ターミナル11による画像撮影ターミナル21への電力のワイヤレス伝送(給電)工程のフローを図9に示す。まず光給電ターミナル11と画像撮影ターミナル21との相互通信により光給電ターミナル11による画像撮影ターミナル21への電力のワイヤレス伝送を行うこととなったら、LED部材よりなるガイドマーカー28を発光させる。(STEP1)次に、前記図6を用いて説明したガイドマーカー28の画像を取得することとしてズームレンズ13の倍率が低倍率である状態にてガイドマーカー28の画像を撮影する。(STEP2)ガイドマーカーの画像128の位置から推定される光発電パネル25の位置125の大きさからズームレンズ13のズーム倍率の調整量を計算する。またガイドマーカーの画像128の位置から推定される光発電パネル25の位置125の位置から雲台14の調整の有無および調整が必要であれば調整すべき調整量を算出する。(STEP3)STEP3において得られた調整量に基づき、ズームレンズ13のズーム倍率の調整および雲台14の調整が必要である場合には雲台14の位置調整を行う。(STEP4)前記図7を用いて説明した画像を取得することとしてズームレンズ13の倍率および雲台14の位置を調整した状態にてガイドマーカー28の画像を撮影する。(STEP5)ガイドマーカーの画像128の位置から推定される光発電パネル25の位置125の位置から可動ミラー55の調整量を計算する。(STEP6)STEP6において得られた調整量に基づき、可動ミラー55の位置調整を行う。(STEP7)画像撮影ターミナル21における人感センサー40の情報、光給電ターミナル11における人感センサー41の情報を確認する。ここで人感センサー40あるいは人感センサー41のいずれか人が近接している状態であるという信号を発報している際には、次STEPには進まないこととする。(STEP8)人感センサー40および人感センサー41がともに信号を発報していない場合にレーザ光源15を発光させる。この状態においては、レーザ光束30が光発電パネル25に所定の大きさで照射されるようにズームレンズの倍率および可動ミラー55の位置が調整されているので、レーザ光源15の発光を開始した時点で、ワイヤレス給電が開始される。(STEP9)画像撮影ターミナル21に十分な電力が供給され、充電終了の状態であることを、画像撮影ターミナル21から光給電ターミナル11に伝えられたら、レーザ光源15の発光を停止(消灯)する。なお、このレーザ光源15の発光中に人感センサー40あるいは人感センサー41が発報された場合には、その発報を受信した時点で、レーザ光源15の発光を停止(消灯)する。(STEP10)次回の画像撮影に備えて、ズームレンズ13の倍率を低倍率とする。(STEP11)
画像撮影ターミナル21および光給電ターミナル11は、レーザ光源15が人に対して損傷を与えることのないように、画像撮影ターミナル21および光給電ターミナル11さらには、レーザ光束30の伝送路は、一般人が立ち入らない高い場所などに設置されることが望ましい。しかしながら、作業中の作業者がレーザ光束30に照射されてしまうことを防止するため、本発明は上述したように、人感センサー40、41により画像撮影ターミナル21および光給電ターミナル11の周囲に人がいない場合にレーザ光源15の発光を行うこととする。
図10には、光発電パネル搭載台31に搭載されている光発電パネル25の周囲に配置されるガイドマーカー28の第2の配置構成を示す。図10に示すガイドマーカー28の配置構成は、図2に示した配置構成に比較してガイドマーカー28が光発電パネル25の周囲に密となっており、隙間なく配置されている。図10に示したガイドマーカー28を光給電ターミナル11の撮像素子51により撮影した画像の例を図11に示す。図11においては、ガイドマーカー28の観察像128が連続して並んでいるパターンから上記に記した説明と同様に光発電パネル25の位置を推定することができる。さらに、ガイドマーカー28の観察像128が密に並んでいるということを利用し、レーザ光束30の伝送路に何者かが立ち入っているかどうかの情報を得ることができる。
レーザ光束30の伝送路に何者かが立ち入っているかどうかの情報取得方法は、ガイドマーカー28の観察像128が連続でない位置がある場合には、レーザ光束30の伝送路に遮蔽物があるとして情報を得る方法である。人感センサー40、41は、画像撮影ターミナル21および光給電ターミナル11の周囲に人がいないかどうかを得るセンサーであることに比較して、図10、図11を用いて説明をしたガイドマーカー28の観察像128が連続であるか連続でないかにより得られる情報は、画像撮影ターミナル21および光給電ターミナル11の周囲ではないレーザ光束30に遮蔽物があるかどうかの情報を得ることができる。レーザ光束30の伝送路は、一般人が立ち入らない高い場所などに設置されることが望ましいが、レーザ光束30の伝送路を一般人が立ち入らない高い場所に設置しても、人が立ち入る可能性をゼロにすることはできないので、ガイドマーカー28を隙間なく配置し、ガイドマーカー28の観察画像が連続となっているかをレーザ光束30に遮蔽物があるかどうかの情報を得ることができることにより、本発明のワイヤレスカメラシステムの安全性を高めることができる。図12にレーザ光束30の伝送路の一部が遮蔽されている例を示すが、図12は、図11に比較してガイドマーカー28の観察像128が減少しており、連続でなくなっているので、このような像が観察された場合にはレーザ光束30に遮蔽物があると認識することができる。そのため、上記図9に示したフローにおいてSTEP8およびSTEP9において、人感センサー40、41の確認とともにガイドマーカー28の観察像128が連続であるか不連続であるかの情報によりレーザ光束30に遮蔽物があるか確認手段として用いることができる。
図13に本発明の第2の実施例として、複数の画像撮影ターミナル21よりなるワイヤレスカメラシステム102の構成例を図12に示す。ワイヤレスカメラシステム102においては、3つの画像撮影ターミナル21と1つの光給電ターミナル11および1つのデータセンター10よりなるシステムである。このシステムにおいて、画像撮影ターミナル21および光給電ターミナル11の構成は、図1に示したワイヤレスカメラシステム101の構成と同様であるが、1つの光給電ターミナル11により3つの画像撮影ターミナル21に電力を伝送することが異なる。本発明の光給電ターミナル11は、同時に3つの方向にレーザ光束30を出射することができないので、3つの画像撮影ターミナル21に対して順次、電力を伝送する。図13においては、レーザ光束30が照射されている部分を実線で示し、レーザ光束30が照射されていない部分を破線にて示している。
またデータセンター10と各画像撮影ターミナル21および光給電ターミナル11は通信を行うこととしている。なお、上記第1の実施例と同様に、図13に示すワイヤレスカメラシステム102においては、光給電ターミナル11とデータセンター10が独立した形態となっているが、データセンター10の機能が光給電ターミナル11に含まれることも可能である。ここで画像撮影ターミナル21は、電力供給および静止画あるいは動画データの転送、さらには制御命令の送受信がともにワイヤレスで可能なターミナルである。したがって、設置工程および取り外し工程が簡易である。
図14に複数の画像撮影ターミナル21よりなるワイヤレスカメラシステム102のレーザ光源15の発光工程を含めた光給電ターミナル11による画像撮影ターミナル21への電力のワイヤレス伝送(給電)工程のフローを示す。
上記の図9に示した本発明の第1の実施例におけるフローにおいては、画像撮影ターミナル21は1つであったので、画像撮影ターミナル21を選択する必要はなかったが、図14においては、電力伝送が必要な画像撮影ターミナルの選択から行う必要がある。
具体的なフローとしては、画像撮影ターミナル21の選択として電力伝送が必要な画像撮影ターミナル21の番号(認識番号)を選択する。認識番号の選択に際しては、それぞれの画像撮影ターミナル21の蓄電池27の充電状態および画像撮影ターミナル21による画像撮影の予定などを鑑みてなされる。(STEP1)そして、選択された画像撮影ターミナル21における光発電パネル搭載台31に搭載されているガイドマーカー28が、ズームレンズ13の倍率を低倍率とした状態での撮影において視野に入るように光給電ターミナル11の雲台14の位置を調整する。(STEP2)選択された画像撮影ターミナル21ガイドマーカー28を発光させる。(STEP3)次に、前記図6を用いて説明した画像を取得することとしてズームレンズ13の倍率が低倍率である状態にてガイドマーカー28の画像を撮影する。(STEP4)ガイドマーカーの画像128の位置から推定される光発電パネル25の位置125の大きさからズームレンズ13のズーム倍率の調整量を計算する。またガイドマーカーの画像128の位置から推定される光発電パネル25の位置125の位置から雲台14の調整の有無および調整が必要であれば調整すべき調整量を算出する。(STEP5)STEP3において得られた調整量に基づき、ズームレンズ13のズーム倍率の調整および雲台14の調整が必要である場合には雲台14の位置調整を行う。(STEP6)前記図7を用いて説明した画像を取得することとしてズームレンズ13の倍率および雲台14の位置を調整した状態にてガイドマーカー28の画像を撮影する。(STEP7)ガイドマーカーの画像128の位置から推定される光発電パネル25の位置125の位置から可動ミラー55の調整量を計算する。(STEP8)STEP8において得られた調整量に基づき、可動ミラー55の位置調整を行う。(STEP9)画像撮影ターミナル21における人感センサー40の情報、光給電ターミナル11における人感センサー41の情報を確認する。ここで人感センサー40あるいは人感センサー41のいずれか人が近接している状態であるという信号を発報している際には、次STEPには進まないこととする。(STEP10)人感センサー40および人感センサー41がともに信号を発報していない場合にレーザ光源15を発光させる。この状態においては、レーザ光束30が光発電パネル25に所定の大きさで照射されるようにズームレンズの倍率および可動ミラー55の位置が調整されているので、レーザ光源15の発光を開始した時点で、ワイヤレス給電が開始される。(STEP11)画像撮影ターミナル21に十分な電力が供給され、充電終了の状態であることを、画像撮影ターミナル21から光給電ターミナル11に伝えられたら、レーザ光源15の発光を停止(消灯)する。なお、このレーザ光源15の発光中に人感センサー40あるいは人感センサー41が発報された場合には、その発報を受信した時点で、レーザ光源15の発光を停止(消灯)する。(STEP12)次回の画像撮影に備えて、ズームレンズ13の倍率を低倍率とする。(STEP13)
複数の画像撮影ターミナル21を有するワイヤレスカメラシステムにおいては、画像撮影ターミナル21と光給電ターミナル11との距離はそれぞれ異なるが、本発明においては、ガイドマーカー28の撮影とレーザ光束30の光発電パネル25への照射がともにズームレンズ13を介して行われるので、結像面61のレーザ光の集光スポットと撮像素子51により観察される画像との関係が、光給電ターミナル11と画像撮影ターミナル21との距離に影響されない。したがって、本発明の第2の実施例に示したワイヤレスカメラシステム102においては、複数の画像撮影ターミナル21を有しているが上述したように、1つの画像撮影ターミナル21を用いた場合と同様の制御方法により電力供給を行うことができる。すなわち、複数の画像撮影ターミナル21を有するワイヤレスカメラシステムが容易に構築できるという特徴を持っている。
なお、上記フローにおいて、ガイドマーカー28が図10に示す形状であり、ガイドマーカー28の観察画像128の連続性の情報からレーザ光束30の光路に遮蔽物の有無を認識できる場合においては、人感センサー40あるいは人感センサー41の情報にレーザ光束30の光路への遮蔽物の有無の情報を加えて判断を行う。
本発明においては、上述の実施例にて説明したように、レーザ光束30を光発電パネル25に照射する際の面内の位置合わせ方法に可動ミラー55を用いて行われるので、雲台14は電気的に制御可能な部材である必要はあるが、さほど高精度な分解能のステージ部材を用いる必要がないという特徴がある。
上述の実施例にて説明したように、本発明のワイヤレスカメラシステムおよびワイヤレスカメラの駆動方法においては、レーザ光源15を発光した状態において、可動ミラー55の位置調整を行うのではないので、レーザ光束30が光発電パネル25ではない領域に照射される危険性は低いという特徴がある。さらに、人感センサー40あるいは人感センサー41の情報にレーザ光束30の光路への遮蔽物の有無の情報を加えて、レーザ光源15の発光を行うかどうかの判定を行うので、レーザ光束30の人体への被ばくリスクは低いという特徴がある。
本発明は、太陽光が照射されない環境においても使用することが可能である信号伝送手段および電力伝送手段がワイヤレスカメラシステム、さらには、設置工程および取り外し工程が簡易なワイヤレスカメラシステムを提供する。したがって、セキュリティカメラ、特にセキュリティを要する期間が短期間であるセキュリティカメラの用途などに利用が可能である。
10……データセンター、11……光給電ターミナル、12……カメラ+ビーム制御ユニット、13……ズームレンズ、14……雲台、15……レーザ光源、16……コントローラー、17、29……通信ユニット、18……光ファイバー、21……画像撮影ターミナル、22……カメラ、23……レンズ、24……コントローラー、25……光発電パネル、26……電力コントローラー、27……蓄電池、28……ガイドマーカー、30……レーザ光束、31……光発電パネル搭載台、32……撮影用照明、33……ターゲットマーカー観察画像の光束、40、41……人感センサー、51……撮像素子、52……分光ミラー、53、56……ミラー、54……スキャンレンズ、55……可動ミラー、57……コリメートレンズ、58……ファイバーコネクタ、59……可動方向、60……ブロックフィルター、61……結像面、101、102……ワイヤレスカメラシステム、125……ガイドマーカー観察像から推定される発電パネルの位置、128……ガイドマーカー観察像、130……可動ミラー位置から推定されるレーザ光が照射される位置、151……カメラ観察画面
Claims (18)
- 撮影した画像を伝送する無線信号伝送手段および光発電パネルを有する画像撮影ターミナルと、
光学倍率が可変であるズームレンズ光学系とレーザ光発光部とを有し、ズームレンズ光学系を介してレーザ光をカメラ装置の光発電パネルに照射することにより画像撮影ターミナルに電力を伝送する光給電ターミナルよりなるワイヤレスカメラシステムにおいて、
前記画像撮影ターミナルの光発電パネルの周囲にガイドマーカーが具備されており、
光給電ターミナルは、前記ガイドマーカーの画像を撮影する撮像素子を有しており、
前記ズームレンズ光学系の光学倍率は、前記光給電ターミナルにより前記ガイドマーカーを撮影した画像情報により決定されることを特徴とするワイヤレスカメラシステム。 - 上記ワイヤレスカメラシステムにおいて、前記電力伝送に用いられるレーザ光の照射位置は、前記光給電ターミナルにより前記ガイドマーカーを撮影した画像情報により調整することを特徴とする請求項1に記載のワイヤレスカメラシステム。
- 上記ワイヤレスカメラシステムにおいて、前記光給電ターミナルにより前記ガイドマーカーの画像撮影は、前記ズームレンズ光学系を介して行われることを特徴とする請求項1または2に記載のワイヤレスカメラシステム。
- 上記ワイヤレスカメラシステムにおいて、前記ガイドマーカーは、電力伝送に用いられるレーザ光とは異なる波長を発光する部材であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のワイヤレスカメラシステム。
- 上記ワイヤレスカメラシステムにおいて、画像撮影ターミナルは撮影に際して点灯する照明用光源を有することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のワイヤレスカメラシステム。
- 上記ワイヤレスカメラシステムにおいて、画像撮影ターミナルは複数であることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のワイヤレスカメラシステム。
- 上記ワイヤレスカメラシステムにおいて、画像撮影ターミナル、光給電ターミナル、および電力伝送に用いられるレーザ光の光路は、人が容易に立ち入らない高さに設置されていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のワイヤレスカメラシステム。
- 上記ワイヤレスカメラシステムにおいて、遮蔽物を検知するセンサーデバイスを有することを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のワイヤレスカメラシステム。
- 上記ワイヤレスカメラシステムにおいて、画像撮影ターミナルは人感センサーを具備することを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載のワイヤレスカメラシステム。
- 撮影した画像を伝送する無線信号伝送手段および光発電パネルを有する画像撮影ターミナルと、
光学倍率が可変であるズームレンズ光学系とレーザ光発光部とを有し、ズームレンズ光学系を介してレーザ光をカメラ装置の光発電パネルに照射することにより画像撮影ターミナルに電力を伝送する光給電ターミナルよりなるワイヤレスカメラシステムの駆動方法において、
前記画像撮影ターミナルの光発電パネルの周囲にガイドマーカーが具備されており、
光給電ターミナルは、前記ガイドマーカーの画像を撮影する撮像素子を有しており、
前記ズームレンズ光学系の光学倍率および前記電力伝送に用いられるレーザ光の照射位置は、前記光給電ターミナルにより前記ガイドマーカーを撮影した画像情報により調整することを特徴とするワイヤレスカメラシステムの駆動方法。 - 上記ワイヤレスカメラシステムの駆動方法において、前記光給電ターミナルにより前記ガイドマーカーの画像撮影は、前記ズームレンズ光学系を介して行われることを特徴とする請求項10に記載のワイヤレスカメラシステムの駆動方法。
- 上記ワイヤレスカメラシステムの駆動方法において、前記ガイドマーカーは、電力伝送に用いられるレーザ光とは異なる波長を発光する部材であることを特徴とする請求項10または11に記載のワイヤレスカメラシステムの駆動方法。
- 上記ワイヤレスカメラシステムの駆動方法において、画像撮影ターミナルは撮影に際して点灯する照明用光源を有することを特徴とする請求項10から12のいずれかに記載のワイヤレスカメラシステムの駆動方法。
- 上記ワイヤレスカメラシステムの駆動方法において、画像撮影ターミナルは複数であることを特徴とする請求項10から13のいずれかに記載のワイヤレスカメラシステムの駆動方法。
- 上記ワイヤレスカメラシステムの駆動方法において、光給電ターミナルは電力伝送に用いられるレーザ光の光路の遮蔽物を検知するセンサー機能を有し、遮蔽物を検知するセンサー機能が遮蔽物を検出している状態においては、電力伝送に用いられるレーザ光を消灯状態とすることを特徴とする請求項10から14のいずれかに記載のワイヤレスカメラシステムの駆動方法。
- 上記ワイヤレスカメラシステムの駆動方法において、画像撮影ターミナルは人感センサーを具備し、画像撮影ターミナルが具備する人感センサーがしている状態においては、電力伝送に用いられるレーザ光を消灯状態とすることを特徴とする請求項10から15のいずれかに記載のワイヤレスカメラシステムの駆動方法。
- 上記ワイヤレスカメラシステムの駆動方法において、光給電ターミナルは人感センサーを具備し、光給電ターミナルが具備する人感センサーが反応している状態においては、電力伝送に用いられるレーザ光を消灯状態とすることを特徴とする請求項10から16のいずれかに記載のワイヤレスカメラシステムの駆動方法。
- 上記ワイヤレスカメラシステムの駆動方法において、前記ズームレンズ光学系の光学倍率は、電力伝送に用いられるレーザ光の照射工程が終了した後に、低倍率の状態とすることを特徴とする請求項10から17のいずれかに記載のワイヤレスカメラシステムの駆動方法。
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JP2019229847A JP2021099387A (ja) | 2019-12-20 | 2019-12-20 | ワイヤレスカメラシステムおよびワイヤレスカメラシステムの駆動方法 |
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Cited By (2)
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KR102513724B1 (ko) * | 2022-09-20 | 2023-03-24 | 중앙대학교 산학협력단 | 마커를 이용한 구조광 정밀 정렬 시스템 |
US11945376B1 (en) * | 2023-02-01 | 2024-04-02 | Haloview Technology Co., Limited | Recreational vehicle camera with marker light |
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2019
- 2019-12-20 JP JP2019229847A patent/JP2021099387A/ja active Pending
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