JP2021099157A - クランプカラー - Google Patents
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Abstract
【課題】事前取り付けの保持力の分散を最適化することが可能となるクランプシステムを提供する。【解決手段】突出したクランプ面(1A、2A)を有する二つのチューブ(1、2)を接続するためのクランプシステム。このシステムは、クランプ面と協働し得るストリップを有するカラー(10)を備える。ストリップは、第1側面及び第2側面(13A、13B)を有し、その間にクランプ面を受け入れ得る内側凹部(14)が区画されている。このシステムは、内側凹部を横切って伸びるクロスメンバー(22)と、側面(13A、13B)を覆うことによってクロスメンバーに対して径方向外側に伸びる第1ウィング(24A)及び第2ウィングと、少なくとも一つの保持突起をそれぞれ備える第1保持構成及び第2保持構成とを備える少なくとも一つの保持クリップ(20)を備える。このクロスメンバーは、内部凹部内に貫通するために変形することができる。【選択図】図1
Description
本開示は、二つのチューブを接続するためのクランプシステムに関し、二つのチューブの対向する端は、その二つのチューブの円筒形外面に対して突出するクランプ面を有し、クランプシステムは、クランプ面と協働し得るストリップを有するカラーを備え、カラーは、ストリップの直径の縮小によって締め付けられることが可能であり、ストリップは、第1側面及び第2側面を有し、その間にクランプ面を受け入れ得る内側凹部が区画される。
このタイプのクランプシステムは、特許文献1より公知である。カラーのストリップの断面は、例えば、実質的にV字型又はU字型であり、その結果、この断面によって形成されるウィングは、それぞれ、第1チューブ及び第2チューブのクランプ面上に支えられる。従って、カラーの締め付けは、チューブを相互にクランプした状態に保つ傾向がある。V字型の断面は、カラーを締め付ける際にチューブを相互に近づけるという点において、興味深い。
例えば、カラーはネジ式で締め付けられる。従って、ストリップの端は、ネジを挿入することができる穴を備えた軸受突起を形成するように隆起させることができる。ネジのヘッドは、これらの突起の一つに対して保持され、一方、ナットは、他の突起に対して保持されるので、ネジとナットとの間の相対的な回転により、ストリップの直径が縮小してカラーの締め付けが促される。しかしながら、このストリップの直径の縮小は、別の方法で達成し得る。例えば、ストリップの一方の端を他方に引っ掛けることにより、特に、ストリップに対して盛り上がったフック及びストリップに対して同様に盛り上がった突起を使用して、突起の後ろにフックが引っ掛かり、カラーを締め付けた状態に保つ。
特許文献1では、クランプシステムは、さらにワッシャを含み、このワッシャに備わる固定突起によってワッシャがカラーに固定される。このワッシャは、カラーがこの第1チューブの端に事前取り付けされているときに第1チューブを把持することができる突起も有する。本明細書の趣旨の範囲内で、「事前取り付け」とは、カラーを締め付けることなく、単にチューブをカラーの内側に取り付けることを意味する。従って、第1チューブの端の周りにカラーを事前取り付けした状態で保持することで、二つのチューブを当接して集合した端の周りにカラーのストリップを締め付ける前にカラーを保持することを可能にする。
特許文献2は、第1チューブ及び第2チューブが相互に接近してカラーに取り付けられると、カラーを第1チューブ及び第2チューブに事前取り付けする第1事前取り付け手段及び第2事前取り付け手段をシステムに設けることを提案している。これにより、二つのチューブを所定の位置に保持することなく、カラーの締め付けを行うことができる。この特許では、第1事前取り付け手段及び第2事前取り付け手段は、カラーのストリップ、特にその第1側面に取り付けられる単一のワッシャ上に形成され得、又は二つのワッシャ、すなわち、第1側面に取り付けられた特許文献1のシステムのワッシャと同様の第1ワッシャ上、及び第2側面に取り付けられた第2ワッシャ上に形成され得る。
特許文献3は、前述のタイプのカラー、ワッシャ及び事前取り付けクリップを備えるクランプシステムを提案している。ワッシャは、カラーに対して保持され、突起が設けられており、チューブの一方のクランプ面に事前取り付けができる。事前取り付けクリップは、個々のクリップであり、一方の側面に挟まれることによってストリップに対して保持され、他方のチューブのクランプ面に事前取り付けすることができる。
前述の装置は、概して満足できるものであるが、少なくとも一つのチューブに事前取り付けを行うために、一つ又は二つのワッシャの使用を必要とする。カラーの内周と同様の内周を有するこれらのワッシャは、比較的材料が多量になることを意味する。加えて、ワッシャの幾何学的形状は、比較的複雑であり、その結果、ワッシャは、その全周にわたってカラーのストリップに対して正確に保持され得て、協働するそれぞれのチューブの端をカラーに対して正確に保持し得る。さらに、場合によっては、ワッシャは、事前取り付けの機能以外の機能、例えばシール機能も果たさなければならない。場合によっては、この機能は、ワッシャが正確な厚さを有する場合にのみ確保され得て、これはそれらの機能を正しく遂行するために事前取り付け突起が有するべき弾力性と必ずしもいつも対応するとは限らない。これらの突起は、同じストラップから製造されるので、原則としてワッシャと同じ厚さを有することが理解される。
ワッシャ及び個々のクリップを組み合わせて、二つのチューブのクランプ面に事前取り付けを行うことは興味深い。しかし、チューブの一つに事前取り付けを行うために複雑な形状のワッシャを使用する必要があり、また、異なるプロセスに応じて様々なエレメントを取り付ける必要もある。
本開示は、二つのチューブを接続するためのクランプシステムに関し、二つのチューブの対向する端は、その二つのチューブの円筒形外面に対して突出するクランプ面を有し、クランプシステムは、クランプ面と協働し得るストリップを有するカラーを備え、カラーは、ストリップの直径の縮小によって締め付けられることが可能であり、ストリップは、第1側面及び第2側面を有し、その間にクランプ面を受け入れ得る内側凹部が区画され、クランプシステムは少なくとも一つの保持クリップを備える:
−内側凹部を横切って伸びるクロスメンバー、
−第1側面及び第2側面をそれぞれ覆うことによってクロスメンバーに対して径方向外側に伸びる第1ウィング及び第2ウィング、並びに
−クロスメンバーに対して径方向内側に伸びる少なくとも一つの保持突起をそれぞれ備える第1保持構成及び第2保持構成であって、
カラーの締め付け時にクロスメンバーを取り外すことができる。
−内側凹部を横切って伸びるクロスメンバー、
−第1側面及び第2側面をそれぞれ覆うことによってクロスメンバーに対して径方向外側に伸びる第1ウィング及び第2ウィング、並びに
−クロスメンバーに対して径方向内側に伸びる少なくとも一つの保持突起をそれぞれ備える第1保持構成及び第2保持構成であって、
カラーの締め付け時にクロスメンバーを取り外すことができる。
ここで、カラーの締め付けの際にクロスメンバーが取り外し可能であるという表示は、カラーの締め付けの際に、クロスメンバーが締め付けの障害とならないようにクロスメンバーの構成を変形させることを意味する。特に、クロスメンバーは、変形及び/又は破損し得る。
必要に応じて、クロスメンバーは、ウィングの内縁に必要に応じて取り付けられることによって第1ウィングと第2ウィングとの間に伸びる。
必要に応じて、保持突起は、前記ウィングの内縁に取り付けられる。
必要に応じて、ストリップは、第1側面と第2側面との間に伸びる環状隆起部分を有し、保持クリップは、環状隆起部分を少なくとも部分的に覆う隆起突起を有する。
必要に応じて、環状隆起部分は、隆起突起が協働するウェッジ構成を有し、ウェッジ構成は、必要に応じて隆起突起が貫通するオリフィス又はボウルを備える。
必要に応じて、カラーの非締め付け状態において、第1ウィング及び第2ウィングは、隙間を有して第1側面及び第2側面をそれぞれ覆う。
必要に応じて、第1ウィング及び第2ウィングは、内側凹部内に貫通するためにクロスメンバーの変形を容易にして相互に離間するように構成される。
必要に応じて、第1ウィング及び第2ウィングは、外側径方向の端で外されるように構成される。
必要に応じて、前記ウィングは、外側径方向の端の間隔に対して取り外し可能に保持できるように構成される。
必要に応じて、クロスメンバーは、くぼみを有する、内側に折り畳まれた少なくとも一つの縁を有する。
必要に応じて、くぼみは、二つのリム部分の間に区画された切込みを備え、必要に応じて、リム部分の一方は、内側に伸びるタブ形状部分を有する。
必要に応じて、クランプシステムは、ストリップの内側に配置され、保持クリップと協働する環状シールをさらに備える。
必要に応じて、保持クリップは、一体に形成されていて、必要に応じて、プレート、例えばストラップから切り出されて折り畳まれた金属部品で形成される。
必要に応じて、第1ウェッジ構成及び第2ウェッジ構成のうち少なくとも一つは、クロスメンバーの両側に配置された二つの保持突起を備える。
必要に応じて、クランプシステムは、角度的に分散された同様の保持クリップを複数備える。
必要に応じて、クロスメンバーは、内側凹部内に貫通するために変形するように構成される。
従って、保持クリップは、簡単な構成の一つのエレメントにおいて、二つのチューブのクランプ面に対して事前取り付けの実行を可能にする。保持クリップをストリップの周囲の所望の位置に配置することが可能である。角度的に分散された複数の保持クリップを使用し得る。各保持クリップは、単独で、二つのチューブに対して事前取り付けを行う。クリップとクランプ面との間の係合領域は、クリップの幾何学的形状によって定義され、これにより、事前取り付けの保持力の分散を最適化することが可能になる。例えば、これらの係合領域は、軸方向に整列される。
クランプシステムがシールをさらに備える場合、事前取り付けを実行するシステム部分、すなわち、本実施の事前取り付けクリップを非相関化し得ることにより、このシールの材料及びその形状の自由度が大きくなる。シールは、特に、多層シール又は複合シール(例えば、雲母系)、及び/又は表面処理を施したステンレス鋼タイプの金属製のものでもあり得る。
本開示は、非限定的な例として表される実施形態の以下の詳細な説明を読むことにより、十分に理解され、その利点がより明らかになるのであろう。
本開示によるクランプシステムのカラーは、例えば、特許文献1、特許文献2及び特許文献3に記載されているものと概して同様である。
従って、特に図1〜図3に見られるように、このカラー10は、第1側面13A及び第2側面13Bを有するストリップ12を含み、その間に内側凹部14が区画される。
以下では、別段の定めのない限り、カラーの軸A(すなわち、カラーのストリップによって形成されたリングの軸A)に向けられたエレメントを、他のエレメントに対してこの軸Aに最も近いエレメントと同様に「内側」エレメントと呼び、これとは対照的なエレメントを、「外側」エレメントと呼ぶ。さらに、「外側」エレメントは、軸Aから離間する方向に向けられたエレメントでもある。
クランプシステムは、二つのチューブを両端で接続するために使用する。従って、図1は、第1チューブ1及び第2チューブ2を示しており、これらのチューブは、それぞれの円筒形外面に対して突出する第1クランプ面1A及び第2クランプ面2Aをそれぞれ有している。第1チューブ1及び第2チューブ2の組み立てによって、クランプシステムは、チューブが組み立てられた端の周りに配置され得て、その結果、クランプ面1A及びクランプ面2Aは、ストリップ12の凹部14に配置される。この状態では、第1側面13A及び第2側面13Bがそれぞれクランプ面1A及びクランプ面2Aと協働して、カラーのクランプが二つの端を保持する。
ストリップ12は、例えば、実質的にU字型又はV字型の断面を有する。本実施例においては、ストリップがU字の底辺を形成するような、比較的広い環状隆起部分13C(ストリップの幅は、軸Aに平行な寸法)を有するので、断面は、U字状及びV字状を組み合わせた混合型となる。一方、第1側面13A及び第2側面13Bは、それぞれの内縁13’A及び内縁13’Bに向かって移動するにつれて、相互に次第に離間して移動する傾向がある一方で、軸Aに向かって、V字の枝のように傾斜する。さらに、第1側面13A及び第2側面13Bは、この場合、軸Aに対して実質的に平行になるまで、それらの内縁13’A及び内縁13’Bにおいてわずかに湾曲している。
それらの部分に関して、クランプ面1A及びクランプ面2Aは、例えば、円錐台形状であることによって、チューブに対向する自由端に向かって徐々に拡大する直径を有する。従って、組み立てられるチューブの端のクランプ面のカラーの締め付けは、これらの端を相互に近づけようとする。本実施例においては、第1チューブ1の自由端は、クランプ面1Aの上部から、チューブの軸に徐々に近づくように径方向の面に対し傾斜している端面1Bを有する。特に、この端面1Bは、第2チューブのクランプ面2Aの内周に適合した円錐台形状を有し得る。組み立ての場合、第1チューブ1及び第2チューブ2の軸は、明らかに整列しており、カラーの軸Aと同軸である。
カラー10を締め付けるために、ストリップ12の直径を縮小させる。本実施例においては、ストリップ12は、それぞれ端12A及び端12Bを有し、これらの端は、軸受突起を形成するように実質的に径方向に隆起している。これらの突起は、これらの突起を通るネジ16のロッド16Aが通過できるように貫通される。それ自体が公知の方法では、ネジのヘッドは、突起12Aに対して保持され得る一方、ナット18は、突起12Bと協働する。その結果、ネジ及びネジ締めの方向へのナットの相対的な回転によって、軸受突起12A及び軸受突起12Bを相互に近づける。従って、巻かれたストリップによって形成されるリングの内径を縮小させ、これによってカラーを締め付け得る。それはまた、二つのナットと協働するネジ付きロッドであってもよい。
本クランプシステムは、少なくとも一つの保持クリップ20を含み、保持クリップは第1チューブ1及び第2チューブ2の端で事前取り付けシステムを保持するのに役立つ。本実施例においては、クランプシステムは、カラーの円周に応じて角度的に分散された複数の保持クリップを含む。本実施例においては、クランプシステムは、四つの保持クリップを備える。それは、四つより少なくてもよく多くてもよい。
図2及び図3から、保持クリップ20は、クリップがカラー上にあるとき、この凹部の内側に内側凹部14を横切って伸びるクロスメンバー22を備えることが分かる。保持クリップは、クロスメンバー22に対してそれぞれの径方向外側に伸びる第1ウィング24A及び第2ウィング24Bをさらに備える。保持クリップがストリップ上にあるとき、第1ウィング24A及び第2ウィング24Bは、第1側面13A及び第2側面13Bをそれぞれ覆う。
第1ウィング24A及び第2ウィング24Bがクロスメンバーに対して径方向外側に伸びるということは、これらのウィングがクロスメンバーに対して径方向外側に突出することを意味する。しかしながら、図面で分かるように、それらは、径方向の面において厳密には伸びていないことがある。本実施例においては、第1ウィング24A及び第2ウィング24Bは、クランプシステムの軸Aから離間するにつれて相互に近づくように傾斜している。各第1ウィング24A又は第2ウィング24Bはそれぞれ、第1側面13A又は第2側面13Bに局所的に重なり合うことによって、それぞれの第1側面13A又は第2側面13Bの外側に伸びる。従って、図3で分かるように、これらのウィングは、カラーのストリップの一部が配置されるハウジングを区画する。
保持クリップは、それぞれ第1保持構成26A及び第2保持構成26Bも有する。図3で分かるように、第1保持構成26A及び第2保持構成26Bは、それぞれ、クランプシステムをチューブの端部に事前取り付けした状態を保つために、第1チューブのクランプ面1A及び第2チューブのクランプ面2Aと協働する。各保持構成は、クロスメンバー22に対して径方向内側に伸びる少なくとも一つの保持突起を構成する。本実施例においては、保持構成26A及び保持構成26Bはそれぞれ、二つの保持突起27A、保持突起28A及び保持突起27B、保持突起28Bを備え、これらは、クロスメンバー22に対して、径方向内側に突出する。各第1ウィング24A又は第2ウィング24Bについて、保持構成26A又は保持構成26Bは、この場合、クロスメンバー22の両側に伸びる二つの保持突起27A、保持突起28A及び保持突起27B、保持突起28Bをそれぞれ備える。
本実施例においては、保持突起が軸Aに垂直なカラーの径方向中央面Pに近づくにつれて、軸Aに近づくように傾斜している。従って、保持突起の自由端は、この径方向平面の方向、かつ、この軸Aに向けられている。言い換えれば、一方のウィングの側に位置する保持突起、例えば、第1ウィング24Aの側に位置する保持突起27Aは、その自由端に向かって、他方のウィングの側に位置する保持突起、例えば、第2ウィング24Bの側に位置する保持突起27Bに近づく。
クロスメンバー22は、それぞれ内縁24’A及び内縁24’Bに取り付けられることによって、第1ウィング24Aと第2ウィング24Bとの間で伸びる。切込み25は、クロスメンバーと各保持突起との間で区画されて、これにより、保持突起及びクロスメンバー22の変形及び移動を分離することを可能にする。本実施例においては、保持突起27A、保持突起28A、保持突起27B、保持突起28Bは、ウィングの内縁24’A、内縁24’Bにも取り付けられる。
図3で示しているように、カラーの非締め付け状態では、保持クリップがストリップ上に取り付けられ、クロスメンバー22が内側凹部14を横切って伸びる。つまり、この凹部のための内側ブリッジ形状を何らかの形で形成する。事前取り付けステップでは、第1チューブ1のクランプ面1A及び第2チューブ2のクランプ面2Aの上部は、図3に示すようにおそらくクロスメンバーと接触することによって、クロスメンバー22の内側に配置している。カラーの締め付けに際して、ストリップの直径が縮小し、第1側面13A及び第2側面13Bがそれぞれクランプ面1A及びクランプ面2Aに対して配置される。すなわち、これらのクランプ面は、凹部14内に貫通している。これを可能にするために、クロスメンバー22は、例えば、図14を参照して以下でより詳細に記載しているように、凹部の内壁を圧迫するまで変形、又は破壊して除去される。
上記で示したように、カラーのストリップ12は、第1側面13Aと第2側面13Bとの間に伸びる環状隆起部分13Cを有する。この環状隆起部分は、第1側面13A及び第2側面13Bが合流する領域である。保持クリップは、環状隆起部分13Cの外側径方向に部分的に伸びることが分かる。本実施例においては、保持クリップ20は、環状隆起部分13Cを部分的に覆う隆起突起30A、隆起突起30Bをそれぞれ有する。本実施例においては、隆起突起30A及び隆起突起30Bは、それらの外側径方向の端24”A及び端24”Bから第1ウィング24A及び第2ウィング24Bを伸ばす。隆起突起30A及び隆起突起30Bは、相互に向かい合っている。この場合、隆起突起は、それぞれ端30’A及び端30’Bを備え、これらの端は、径方向外側に向いたフックにおいて湾曲しており、ストリップのウェッジ構成と協働する。この場合、ウェッジ構成は、隆起突起のフックされた端が貫通する環状隆起部分のオリフィス13’Cを備える。従って、隆起突起及びオリフィス13’Cは、カラーのストリップ12に対して保持クリップ20を押し込む役割を果たす。他のウェッジ構成を設けることもできる。特に、隆起突起は、径方向内側にそこまで伸びずにフックにおいて湾曲でき、オリフィスは、これらの湾曲した端が貫通する径方向内側に押し下げられたボウルによって、又は、ウィング又は隆起突起と協働する別のレリーフによって置き換えられ得る。この形態であれば、カラーが締め付けられた状態において、第1ウィング24A及び第2ウィング24Bが相互にタイミング悪く離間する性質を有することを防げる。
従って、隆起突起とウェッジ構成との間の協働により、ウィングをそれらの外側径方向の端の間隔に対して保持することが可能になるが、ウィングは、保持クリップが所定の位置にない間、又はこの協働が停止したときに、離すことができる。
保持クリップがカラーのストリップの所定の位置にあり、事前取り付けが行われるとき、クランプ面1A及びクランプ面2Aは、カラーとそれぞれのクランプ面との間の相対的な軸方向の移動の端において、クロスメンバー22の径方向内側で係合することが理解される。この軸方向の移動の間、クランプ面1A及びクランプ面2Aの径方向上部は、それぞれ、保持突起27A、保持突起28A、保持突起27B、保持突起28Bと協働する。これにより、考慮されるクランプ面は、径方向中央面Pに近似する方向にこれらの保持突起の自由端を超えるまで、これらの保持突起が一時的に取り外される。この取り外しの際、レバー効果が第1ウィング24A及び第2ウィング24Bを相互にわずかに離間させる可能性があり、これは、それらの自然の弾力、及び/又は前述したように隆起突起をストリップに接続するウェッジ構成によって、又は後述するウィングを一緒に接続する構成によって、対抗し得る。
考慮されるクランプ面1A又はクランプ面2Aが、考慮される保持突起27A、保持突起28A又は保持突起27B、保持突起28Bの自由端を越えて径方向中央面Pに達すると、これらの保持突起は、それらの各自由端がそれぞれのクランプ面1A、クランプ面2Aに対して当接するように、自然にそれらの初期位置に戻り得る。
さらに、本実施例においては、上記のウェッジ構成は、ストリップの円周に従って保持クリップの位置の決定も可能にする。
カラーの非締め付け状態において、第1ウィング24A及び第2ウィング24Bは、それぞれ、隙間(すなわち考慮されるウィングの内面と側面の外面との間に区画された空間E)で第1側面13A及び第2側面13Bを覆うことが図3から分かる。この隙間は、ウィング及び保持突起に一定の移動の自由を与え、ストリップ上の保持クリップの取り付け及び記載されたように事前取り付け中の保持突起の取り外しを容易にする。
第1ウィング24A及び第2ウィング24Bは、それらの外側径方向の端では接合されていない。言い換えれば、ウィングは、それらの外側径方向の端において相互に離間して移動し得る一方、それらは、クロスメンバー22を介してそれらの内側径方向の端に接続される。従って、保持クリップは、クロスメンバー22の内側を通ってストリップに取り付けられる。そうするために、ユーザは、第1側面13A及び第2側面13Bを覆うようにウィングが戻るまで、ストリップの下をクリップで保持し、第1ウィング24A及び第2ウィング24Bを離間して動かし、ウィングの間に配置された内部空間にストリップを挿入する。本実施例においては、ユーザは、隆起突起を図3に示す位置にまた戻し、それらを協働させる。
示されるように、第1ウィング24A及び第2ウィング24Bは、その外側径方向の端24”A、端24”Bで分離され、そこから隆起突起30A、隆起突起30Bが伸びる。特に、図2において、クロスメンバー22は、くぼみを有する内側に折り畳まれた縁を少なくとも一つ有する。本実施例においては、図2は、軸Aを横断するクロスメンバー22の縁22’の一つを示す。この縁22’は、内側に折り畳まれたリム部分23A及びリム部分23Bをそれぞれ有し、その間に切込み23Cが配置されることが分かる。クロスメンバー22の反対側の縁22”は、軸Aに垂直で、クロスメンバー22の中心線LMを通る平面に対し対称であるという点で類似しており、この中心線は、クロスメンバー22の幅の中央を通過し、この幅は、軸Aに平行に測定される。従って、縁22’及び縁22”のそれぞれのくぼみは、内側に折り畳まれた二つのリム部分の間に区画される切込みを備える。リム部分23Bは、さらに内側に伸びるタブ形状部分23’Bを有する。図3及び図4Aを参照すると、チューブの端のクランプシステムの事前取り付け状態において、クランプ面1A及びクランプ面2Aの上部は、リム部分23A及びリム部分23Bの自由縁と接触することができ、クランプシステムに対するチューブの回転を防止するのに役立つことが理解される。これにより、チューブに対するクランプシステムの保持が促進される。リム部分23A及びリム部分23Bは、クランプシステムへのチューブのクランプ面の挿入に十分な直径寸法を規定するために、外側に折り畳み得る。
図3に示す例では、クランプシステムは、チューブ間にシールワッシャを備えていない。これにより、事前取り付け状態では、第1チューブ1の端面1Bと第2チューブ2のクランプ面2Aの内面との間に隙間が配置される。クロスメンバーの縁22’及び/又は縁22”のタブ形状部分23Cは、この隙間に嵌合する。従って、タブ形状部分は、チューブに対するクランプシステムの正確な位置決めに寄与する。特に、タブは、考慮されるチューブのクランプ面と反対側のクランプシステムを挟み込むことによって、チューブの一つの最初の再取り付けに貢献し得る。タブは、このチューブの端にクランプシステムを挿入する際に接合部として機能する。
上記のように、クランプするとき、クロスメンバー22はストリップの凹部14の内壁に圧迫されて変形し、チューブの端が接触できるようにタブ23Cが取り外される。
事前取り付けにおいて、まず、様々な保持クリップがストリップ上に配置される。次いで、クランプシステムは、保持突起27A、保持突起28A又は保持突起27B、保持突起28Bによってこのチューブのクランプ面1A又はクランプ面2A上に保持されるまで、チューブの一方の端に運ばれる。次いで、クランプシステムは、保持突起27B、保持突起28B又は保持突起27A、保持突起28Aによってこの他方のチューブのクランプ面2A又はクランプ面1A上に保持されるまで、他方のチューブの端に運ばれる。
図5〜図7を参照して、変形例を説明する。図5に見られるように、この変形例によれば、クランプシステムは、ワッシャ40、特に第1チューブ1と第2チューブ2の対向面の間に配置されたシーリングワッシャを備える。特に図7に見られるように、このワッシャは、例えば、チューブのクランプ中にチューブの対向面と密封接触するために、圧縮することで変形可能な円錐台状のリングの形状を有する。保持クリップ20は、前述の図のものと実質的に同一である。本変形例は、クロスメンバー22の折り込まれた縁22’及び縁22”のくぼみの形態において、上述の実施例とは異なる。実際、図6に見られるように、縁22’のくぼみは、二つのリム部分123A、リム部分123Bを有し、それらの間に切込み123Cが配置されるが、リム部分は、上記のリム部分23Bとは異なり、タブ形状の延長部を有さない。リム部分123A及びリム部分123Bは、上記のリム部23A及びリム部23Bと同様に、チューブのクランプ面の上部と接触する。切込み123Cは、シーリングワッシャ40の外側環状縁40’を受け入れ、そこから、外側環状縁40’を軸方向に押し込む。従って、まず、いくつかの保持クリップをカラーのストリップ上に配置することができ、次いで、シーリングワッシャをクランプシステム内に配置することができ、その結果、シーリングワッシャは、カラー内に「埋め込まれる」ことによって、様々な保持クリップの切込み123Cによって保持される。次いで、クランプシステムは、保持突起27A、保持突起28Aによってそのクランプ面1Aに、又は保持突起27B、保持突起28Bによってそのクランプ面2Aに保持されながらチューブの一方の端に事前取り付けされ得る。次いで、クランプシステムは、図5の状態を達成するために、他方の保持突起27B、保持突起28Bによってそのクランプ面2Aに、又は保持突起27A、保持突起28Aによってそのクランプ面1Aに事前取り付けされながら他方のチューブの端に持ち込まれ得る。
図8〜図10を参照すると、異なる形態のシールを使用した他の変形例が記載されている。この他の変形例では、保持クリップ20は、前述したものとほぼ同一である。クランプシステムは、例えば、ビード又はエラストマー素材又は雲母のようなより硬い材料で作られた、ビートと同様の環状シール140を備える。図8では、この環状シールは、装置を用いて組み立てられた第1チューブ101の対向面と第2チューブ102の対向面との間に配置されていることが分かる。これらのチューブは、前述したものとはわずかに異なる。第1チューブ101及び第2チューブ102は、前述したクランプ面1A及びクランプ面2Aと同様のクランプ面101A及びクランプ面102Aを有するが、それらの対向面は、環状シール140を受け入れるためにハウジング101’Aを区画する。本実施例においては、このハウジング101’Aは、チューブ101の端にある環状溝によって配置される。図9から分かるように、保持クリップ20のクロスメンバー22の縁のくぼみは、先に説明したものとはわずかに異なる。本実施例においては、これらのくぼみは、各縁に対して、二つのリム部分223Aとリム部分223Bとの間に配置された切込み223Cを備える。切込み223Cの幅は、リム部分23Aとリム部分23Bとの間で測定され、環状シール140の厚さを収容するのに十分である。図8から、環状シール140がリム部分223Aとリム部分223Bとの間に挟み込まれていることが分かる。このシールは、図5〜図7を参照して前述したように、クランプシステムに押し込まれ得る。
図10〜図13を参照して、他の変形例を説明する。これらの図において、図1〜図7の要素に対応する要素は、300を加えた同じ参照符号で示されている。
図10は、前述したものと同様のクランプ面301Aとクランプ面302Aを備えた二つの第1チューブ301及び第2チューブ302を示している。第1チューブ301は、クランプ面301Aを越えて、スリーブ301Cによって伸ばされ、表面301Bは、クランプ面301Aとスリーブ301Cとの間に配置されているチューブの自由端に向かって移動しながら、軸Aに近づく。チューブ202の端は、スリーブ301Cを収容するフレア部分を有する。言うまでもなく、これは一例に過ぎず、チューブは、先の図面を参照して説明したものと同様であってもよい。
本実施例においては、クランプシステムは、ストリップ312を備えるカラー310を備え、このストリップは、クランプ突起312Aとクランプ突起312Bとの間に位置する内部空間をブリッジするために、ストリップの端の一方を伸ばしているフランジ312’を備える。この場合、ストリップは、図11から分かるように、V字部分を有する。従って、第1側面313Aと第2側面313Bとの間に伸びる環状隆起部分313Cは、軸Aに対して平行に測定された小さな幅を有する。
保持クリップ320は、前述した保持クリップ20と若干異なる。保持クリップ320は、第1ウィング324A、第2ウィング324B及び保持突起327A、保持突起328Aを備えている第1保持構成326A及び保持突起327B、保持突起328Bを備えている第2保持構成326Bを備える。保持クリップ320はまた、前述のクロスメンバー22と同様のクロスメンバー322を有する。クロスメンバー322の縁は、リム部分323Aとリム部分323Bとの間に配置された切込み323Cを備えているくぼみを有する。
この変形例は、一方では保持クリップとカラーのストリップとの間のウェッジ構成の構成が、前の変形例とは異なる。本実施例においては、第1ウィング324A及び第2ウィング324Bの外側径方向の端は、それぞれ隆起突起330A及び隆起突起330Bによって伸ばされる。これらの隆起突起は、保持クリップ320の長さに沿ってオフセットされ、この長さは、この場合、カラーのストリップの円周に従って測定される。隆起突起330’A及び隆起突起330’Bの自由端は、それぞれ、フックを形成するために内側に折り畳まれる。前述の変形例とは異なり、これらの隆起突起は、ストリップ上に形成されたウェッジ構成に引っ掛からず、一方のウィングに備えられた各突起が他方のウィングに引っ掛かる。従って、第2ウィング324Bは、隆起突起330Aの端330’Aのためのフック部分325Bを備え、同様に、第1ウィング324Aは、隆起突起330Bの端330’Bにフック部分325Aを備える。これにより、二つのウィング324A及びウィング324Bの外側径方向の端324”A及び端324”Bが相互に離間する性質を防ぎながら、これら二つのウィングを相互に保持することが可能になる。この場合、フッキング構成325A及びフッキング構成325Bは、ウィング内のオリフィスによって形成される。もちろん、それは、例えばボウルのような、異なる形態であってもよい。
従って、ウィングは、それらの外側径方向の端の間隔に対して保持され得るが、隆起突起を外してこの間隔を空けることができるため、この保持は、取り外し可能である。
従って、保持クリップをカラーのストリップ上に配置するには、第1ウィング324Aと第2ウィング324Bとの間に配置された空間内にストリップ312が収容されるまでウィングを離間して、クリップを内側に通すために、隆起突起の端がフック構成に対して係合解除されることを確実にする。次に、これらのウィングは、隆起突起をフック構成に引っ掛けることによって閉まり得る。
さらに、この変形例は、保持クリップに対する環状シール340の角度設定を可能にするという点で、前の変形例とは異なる。実際、図13で分かるように、この環状シール340の縁340’は、保持クリップ320のクロスメンバー322が収容される切込み340Aを有する。もちろん、クリップと同数の切込み340Aを有する。
図3、5、8、及び11は、事前取り付け状態のクランプシステムを示しており、保持クリップのクロスメンバーは、内側のストリップの凹部を橋渡しする。この事前取り付け状態では、チューブのクランプ面の上部は、ストリップの凹部内に貫通することなく、このクロスメンバーの内面に対して位置している。図14は、図8及び図9の変形例として、カラーがチューブに締め付けられている状態を表している。この状況において、保持クロスメンバー22がストリップの凹部14の内面に対して圧迫されていたことが分かる。この変形は、保持クリップの第1ウィング24A及び第2ウィング24Bの間隔を生じさせた。従って、隆起突起30A及び隆起突起30Bは、オリフィス13’Cから外される。同時に、保持突起は、クランプ面101A及びクランプ面102Aに対して圧迫された。その変形により、クロスメンバーは取り外され、クランプを可能にする。クロスメンバーを取り外す他の方法には、例えば断裂などが開発される可能性がある。
異なる変形例に関連して説明されている保持クリップは、特に、例えば0.2〜0.6mmの範囲で構成された薄い金属プレート又はストラップから切り出して折り畳まれた金属部品の形態で一体に形成することができる。
クランプシステムは、保持クリップがカラーのストリップ上の所定の位置にある、事前取り付け状態で納品できる。シールが設けられる場合、このシールも、例えば、説明されたくぼみの切込みに保持されることによって、所定の位置に配置される。
Claims (17)
- 二つのチューブ(1,2;101,102;301,302)を接続するためのクランプシステムであって、前記二つのチューブの対向する端は、前記二つのチューブの円筒形外面に対して突出するクランプ面(1A,2A;101A,102A;301A,302A)を有し、前記クランプシステムは、前記クランプ面と協働し得るストリップ(12;312)を有するカラー(10;310)を備え、前記カラーは、前記ストリップの直径の縮小によって締め付けられることが可能であり、前記ストリップは、第1側面及び第2側面(13A,13B;313A,313B)を有し、その間に前記クランプ面を受け入れ得る内側凹部(14;314)が区画され、
前記クランプシステムは、
−前記内側凹部(14;314)を横切って伸びるクロスメンバー(22;322)、
−前記第1側面及び前記第2側面(13A,13B;313A,313B)をそれぞれ覆うことによって、前記クロスメンバー(22;322)に対して径方向外側に伸びる第1ウィング及び第2ウィング(24A,24B;324A,324B)、並びに
−前記クロスメンバー(22,322)に対して径方向内側に伸びる少なくとも一つの保持突起(27A,28A,27B,28B;327A,328A,327B,328B)をそれぞれ備える第1保持構成及び第2保持構成(26A,26B;326A,326B)、
を備える少なくとも一つの保持クリップ(20;320)を備え、
前記クロスメンバー(22;322)は、前記カラーの締め付け時に取り外すことができることを特徴とするクランプシステム。 - 前記クロスメンバー(22;322)は、前記ウィング(24’A,24’B;324’A,324’B)の内縁に必要に応じて取り付けられることによって、前記第1ウィングと前記第2ウィング(24A,24B;324A,324B)との間に伸びる、請求項1に記載のクランプシステム。
- 前記保持突起(27A,28A,27B,28B;327A,327B,327B,328B)は、前記ウィング(24’A,24’B;324’A,324’B)の内縁に取り付けられる、請求項1又は2に記載のクランプシステム。
- 前記ストリップ(12;312)は、前記第1側面と前記第2側面(13A,13B;313A,313B)との間に伸びる環状隆起部分(13C;313C)を有し、前記保持クリップ(20;320)は、前記環状隆起部分を少なくとも部分的に覆う隆起突起(30A,30B;330A,330B)を有する、請求項1〜3のいずれか一項に記載のクランプシステム。
- 前記環状隆起部分(13C)は、前記隆起突起(30A,30B)が協働するウェッジ構成(13’C)を有する、請求項4に記載のクランプシステム。
- 前記ウェッジ構成は、前記隆起突起(30A,30B)が貫通するオリフィス(13’C)又はボウルを備える、請求項5に記載のクランプシステム。
- 前記カラー(10;310)の非締め付け状態において、前記第1ウィング及び前記第2ウィング(24A,24B;324A,324B)は、隙間(E)を有して前記第1側面及び前記第2側面(13A,13B;313A,313B)をそれぞれ覆う、請求項1〜6のいずれか一項に記載のクランプシステム。
- 前記第1ウィング及び前記第2ウィング(24A,24B;324A,324B)は、前記内側凹部(14;314)内に貫通するために前記クロスメンバー(22;322)の変形を容易にして相互に離間するように構成される、請求項1〜7のいずれか一項に記載のクランプシステム。
- 前記第1ウィング及び前記第2ウィング(24A,24B)は、それらの外側径方向の端(24”A,24”B)で外されるように構成される、請求項1〜8のいずれか一項に記載のクランプシステム。
- 前記ウィング(24A,24B;324A,324B)は、それらの外側径方向の端の間隔に対して取り外し可能に保持できるように構成される、請求項1〜9のいずれか一項に記載のクランプシステム。
- 前記クロスメンバー(22;322)は、くぼみ(23A,23B,23C;123A,123B,123C;223A,223B,223C;323A,323B,323C)を有する、内側に折り畳まれた少なくとも一つの縁を有する、請求項1〜10のいずれか一項に記載のクランプシステム。
- 前記くぼみは、二つのリム部分(23A,23B;123A,123B;223A,223B;323A,323B)の間に区画された切込み(23C;123C;223C;323C)を備え、前記リム部分の一方は、必要に応じて、内側に伸びるタブ形状部分(23’B)を有する、請求項11に記載のクランプシステム。
- 前記ストリップ(12;312)の内側に配置され、前記保持クリップ(20;320)と協働する環状シール(40,140,340)をさらに備える、請求項1〜12のいずれか一項に記載のクランプシステム。
- 前記保持クリップ(20;320)は、一体に形成されている、請求項1〜13のいずれか一項に記載のクランプシステム。
- 前記第1保持構成及び前記第2保持構成(26A,26B;326A,326B)のうちの少なくとも一つが、前記クロスメンバーの両側に配置された二つの保持突起(27A,28A,27B,28B;327A,327B,327B,328B)を備える、請求項1〜14のいずれか一項に記載のクランプシステム。
- 角度的に分散された同様の保持クリップ(20;320)を複数備える、請求項1〜15のいずれか一項に記載のクランプシステム。
- 前記クロスメンバー(22;322)は、前記内側凹部(14;314)内に貫通するために変形するように構成される、請求項1〜16のいずれか一項に記載のクランプシステム。
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