JP2021097488A - 積層鉄心の製造方法及びそれに用いられる治具 - Google Patents

積層鉄心の製造方法及びそれに用いられる治具 Download PDF

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【課題】鉄心片群の軸心を貫通している治具を鉄心片群から容易に取り外すことが可能な積層鉄心の製造法及びその治具を提供する。【解決手段】複数の鉄心片10が積層されてなる鉄心片群11の各鉄心片11を硬化性樹脂12によって固定する積層鉄心の製造方法において、鉄心片群11の軸心に沿って形成された貫通孔19に治具13を挿通して、治具13に鉄心片群11を装着する工程Aと、鉄心片群11の外周に未硬化の硬化性樹脂12を塗布する工程Bと、硬化性樹脂12を硬化させて、各鉄心片10を他の鉄心片10に固定する工程Cと、治具13から鉄心片群11を取り外す工程Dとを有し、工程Aで、治具13は、鉄心片群11の内周18に部分的に接触した状態となる。【選択図】図3

Description

本発明は、複数の鉄心片を積層した状態で固定する積層鉄心の製造方法及びそれに用いられる治具に関する。
積層鉄心には各鉄心片が硬化性樹脂で固定されたものがあり、そのような積層鉄心の製造方法が、例えば、特許文献1に記載されている。特許文献1には、複数の鉄心片を積層し仮固定して得られた鉄心片群の外周側に硬化性樹脂を塗布し、硬化性樹脂を硬化させて各鉄心片を本固定する製造方法が記載されている。硬化性樹脂は毛細管現象により鉄心片群の外周側から鉄心片間を内側に向かって進入し、各鉄心片の広範囲に硬化性樹脂が塗布されることから、各鉄心片を確実に固定することができる。
特開2017−108474号公報
しかしながら、鉄心片群の軸心に治具を貫通させた状態で、鉄心片群の外周領域に硬化性樹脂を塗布する場合、鉄心片間を外周側から内側に向かって進入する硬化性樹脂が治具まで達し、硬化性樹脂の硬化によって治具が鉄心片群に固定されることがある。このため、治具から鉄心片群を容易に取り外せないという問題があった。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、鉄心片群の軸心を貫通している治具を鉄心片群から容易に取り外すことが可能な積層鉄心の製造法及びその治具を提供することを目的とする。
前記目的に沿う第1の発明に係る積層鉄心の製造方法は、複数の鉄心片が積層されてなる鉄心片群の該各鉄心片を硬化性樹脂によって固定する積層鉄心の製造方法において、前記鉄心片群の軸心に沿って形成された貫通孔に治具を挿通して、前記治具に前記鉄心片群を装着する工程Aと、前記鉄心片群の外周に未硬化の硬化性樹脂を塗布する工程Bと、前記硬化性樹脂を硬化させて、前記各鉄心片を他の該鉄心片に固定する工程Cと、前記治具から前記鉄心片群を取り外す工程Dとを有し、前記工程Aで、前記治具は、前記鉄心片群の内周に部分的に接触した状態となる。
前記目的に沿う第2の発明に係る治具は、複数の鉄心片が積層されてなる鉄心片群の軸心に沿って形成された貫通孔に挿通されて、前記鉄心片群が装着された状態となる治具において、前記貫通孔内に配される領域に、前記鉄心片群の内周に接触する接触部と前記鉄心片群の内周に非接触な非接触部とが設けられている。
第1の発明に係る積層鉄心の製造方法は、工程Aで、治具(第2の発明に係る治具)が、鉄心片群の内周に部分的に接触した状態となるので、仮に、硬化性樹脂が鉄心片群の内周まで達して治具に付着したとしても、鉄心片群の内周全体に接触する治具を採用する場合に比べて、鉄心片群の貫通孔(軸心)を貫通している治具から鉄心片群を容易に取り外すことが可能である。
(A)、(B)はそれぞれ、本発明の一実施の形態に係る積層鉄心の製造方法によって製造された積層鉄心の平面図及び側面図である。 鉄心片群の外周に硬化性樹脂を塗布する様子を示す説明図である。 治具の形状を示す説明図である。 (A)、(B)はそれぞれ、第1の変形例に係る治具の説明図である。 (A)、(B)はそれぞれ、第2の変形例に係る治具の説明図である。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
図1(A)、(B)、図2に示すように、本発明の一実施の形態に係る積層鉄心の製造方法(以下、「本積層鉄心の製造方法」とも言う)は、複数の鉄心片10が積層されてなる鉄心片群11の各鉄心片10を硬化性樹脂12によって固定して積層鉄心を製造する方法である。以下、詳細に説明する。
本積層鉄心の製造方法では、主に以下の工程を経て積層鉄心を製造する。
(1)金型によって、帯状鋼板から鉄心片10を打ち抜き、鉄心片10を積層して積層鉄心片群11を得る(工程0)。
(2)鉄心片群11を、図2に示すように、長尺の治具13に装着する(工程A)。
(3)鉄心片群11の外周に未硬化の硬化性樹脂12を塗布する(工程B)。
(4)鉄心片群11に塗布した硬化性樹脂12を硬化させて、各鉄心片10を他の鉄心片10に固定する(工程C)。
(5)治具13から鉄心片群11を取り外す(工程D)。
工程0、工程A、工程B、工程C及び工程Dそれぞれについて、詳細に説明する。
<工程0>
板状の鉄心片10は、図1(A)、(B)に示すように、円環部14を中心にして、複数のティース15が放射状に配され、各ティース15の径方向外側には周方向に長い磁極部16が連結されている。金型は、帯状鋼板から打ち抜いた鉄心片10を、他の鉄心片10に重ね、かしめによって当該他の鉄心片10に仮固定する。鉄心片10の打ち抜きとその鉄心片10の他の鉄心片10への仮固定とを複数回繰り返すことによって、所定数の鉄心片10が積層された鉄心片群11が得られる。
鉄心片群11において、最初に打ち抜かれた鉄心片10を除く鉄心片10には、かしめの際に形成されたかしめ部17が円環部14に設けられ、最初に打ち抜かれた鉄心片10には、2番目に打ち抜かれた鉄心片10のかしめ部17が嵌入される貫通孔が設けられている。鉄心片群11には、各鉄心片10の円環部14の内側(内周部)の集合によって構成された内周18により、鉄心片群11の軸心に沿って貫通孔19が形成されている。
<工程A>
図2に示すように、治具13を円環状のスペーサ20に挿通する作業と、治具13を鉄心片群11の貫通孔19に挿通する作業とを複数回繰り返し、複数(ここでは4つ)の鉄心片群11を、隣り合う鉄心片群11の間にスペーサ20を挟んだ状態で、治具13に装着する(即ち、鉄心片群11の貫通孔19に治具13を挿通して、治具13に鉄心片群11を装着する)。よって、治具13は複数の鉄心片群11それぞれの貫通孔19に挿通されて、複数の鉄心片群11が装着された状態となる。
その後、治具13の両側からそれぞれ固定具21を取り付けて、治具13に装着された複数の鉄心片群11を2つの固定具21で治具13に固定する。固定具21は、例えば、ナットによって構成でき、固定具21にナットを採用する場合、治具13の固定具21が取り付けられる領域には雄螺子部が設けられる。
本実施の形態では、治具13は、図3に示すように、鉄心片群11の内周18にそれぞれ接触する複数の凸部(接触部の一例)22と鉄心片群11の内周18にそれぞれ非接触な複数の凹部(非接触部の一例)23とを備えている。従って、治具13は鉄心片群11の貫通孔19内に配される領域に、鉄心片群11の内周18に接触する接触部と鉄心片群11の内周18に非接触な非接触部とが設けられている。
治具13が鉄心片群11の貫通孔19に挿通された状態で、凸部22及び凹部23は鉄心片群11の内周18の周方向に交互に配される。
なお、本実施の形態において、スペーサ20は樹脂を素材にして形成されており、スペーサ20は、図2に示すように、鉄心片群11(鉄心片10)より径が短い。
<工程B>
複数の鉄心片群11が取り付けられた治具13に対し、軸受ブロック24、25を装着し、治具13の一端にモータ26を連結した後、容器27内に収容された未硬化の硬化性樹脂12の上方から、複数の鉄心片群11を治具13等と共に下降させる。本実施の形態では、硬化性樹脂12として熱硬化性樹脂を採用している。そして、治具13に装着された鉄心片群11それぞれの外周の一部が硬化性樹脂12に浸漬し、かつ、スペーサ20が硬化性樹脂12に非接触な高さ位置で、複数の鉄心片群11を治具13等と共に静止させ、軸受ブロック24、25及びモータ26を図示しない支持部材で支持する。
そして、モータ26の作動によって、治具13等と共に複数の鉄心片群11を、治具13を中心に回転させ、各鉄心片群11の外周全体に未硬化の硬化性樹脂12を塗布する。各鉄心片群11の外周に塗布された硬化性樹脂12は、毛細管現象によって、鉄心片10の各間を鉄心片群11の軸心に向かって進入する。各鉄心片群11の外周全体への硬化性樹脂12の塗布が終了した後、治具13等と共に複数の鉄心片群11を上昇させて、容器27内の硬化性樹脂12に各鉄心片群11が接触しないようにする。
<工程C>
複数の鉄心片群11、複数のスペーサ20及び2つの固定具21が装着された治具13から、軸受ブロック24、25及びモータ26を取り外した後、複数の鉄心片群11を複数のスペーサ20、2つの固定具21及び治具13と共に加熱炉内で加熱する。この加熱処理により硬化性樹脂12を硬化させて、各鉄心片10を他の鉄心片10に固定(本固定、接着)する。
<工程D>
治具13から2つの固定具21を取り外し、次に、治具13から複数の鉄心片群11及び複数のスペーサ20を取り外す。スペーサ20は、硬化性樹脂12の硬化により鉄心片10に強固に接着される素材でないことから、たとえスペーサ20と鉄心片群11の間に硬化性樹脂12が進入していたとしても、鉄心片群11とスペーサ20とは容易に分離可能である。
ここで、工程Bにおいて、鉄心片群11の外周に塗布され、鉄心片10の各間に進入した硬化性樹脂12が、治具13まで到達していることもあり得るが、治具13は、図3に示すように、鉄心片群11の内周18に部分的に接触しているので、鉄心片群11の内周18全体に接触する治具からの鉄心片群11の取り外しに比べ、治具13からの鉄心片群11の取り外しは容易である。治具13から鉄心片群11を容易に取り外せるようにする観点において、鉄心片群11の内周18全体の面積に対し、治具13が接触している面積の割合は、70%以下が好ましく、50%以下がより好ましく、30%以下が更に好ましい。
また、鉄心片群11の内周18に部分的に接触した状態となる治具は、治具13だけに限定されない。図4(A)、(B)、図5(A)、(B)を参照して、鉄心片群11の内周18に部分的に接触した状態となる治具30、31について説明する。
治具30は、図4(A)に示すように、中心部材32と、中心部材32を間に挟んだ状態で、鉄心片群11の貫通孔19に挿通される複数(ここでは、2つ)の外側部材33、34を備えている。中心部材32は断面が矩形であり、中心部材32及び外側部材33、34はそれぞれ、鉄心片群11の軸心に沿って長い。
工程Aにおいて、治具30は、中心部材32を外側部材33、34で挟んだ状態、即ち、中心部材32に外側部材33の一側及び外側部材34の他側が接触した状態で、複数の鉄心片群11それぞれの貫通孔19を挿通する。治具30が複数の鉄心片群11それぞれの貫通孔19を挿通した状態で、外側部材33は他側(中心部材32に接触している一側の反対側)が複数の鉄心片群11それぞれの内周18に押し付けられ、外側部材34は一側(中心部材32に接触している他側の反対側)が複数の鉄心片群11それぞれの内周18に押し付けられる。このとき、外側部材33、34は間隔を空けて配置され、中心部材32は複数の鉄心片群11に非接触である。従って、治具30は、各鉄心片群11の内周18に部分的に接触している。
工程Dにおいて、治具30から複数の鉄心片群11を取り外す際は、中心部材32を2つの外側部材33、34の間から抜き取り、図4(B)に示すように、2つの外側部材33、34が複数の鉄心片群11それぞれの内周18に押し付けられていた状態を解除した後に、2つの外側部材33、34を複数の鉄心片群11それぞれの貫通孔19から取り除く。このようにすることで、複数の鉄心片群11から治具30を容易に取り外すことができる。
また、治具31は、図5(A)、(B)に示すように、長尺のベース部材36と、ベース部材36に形成された複数の溝にそれぞれ移動可能に取り付けられた複数の可動部材37とを備えている。各可動部材37は、ベース部材36の長手方向に長く、ベース部材36の軸心を中心にして放射状に配置され、一部がベース部材36の溝から突出し、その他の部分がベース部材36の溝内に配されている。
ベース部材36に形成された図示しない空気孔への空気の吹き込みにより、各可動部材37がベース部材36の軸心から遠ざかる方向(ベース部材36からの突出長が長くなる方向)に移動し、同空気孔内への空気の吹き込みの停止により、各可動部材37がベース部材36の軸心に接近する(ベース部材36からの突出長が短くなる)。本実施の形態では、各可動部材37の径方向外側断面(鉄心片群11の内周18に接触する側の断面)が鋸状に形成されているが、これに限定されない。
工程Aにおいて、治具31は、図5(B)に示すように、各可動部材37がベース部材36の軸心に接近した状態で、複数の鉄心片群11それぞれの貫通孔19に挿通され、各可動部材37が、図5(A)に示すように、ベース部材36からの突出長が長く(大きく)なる方向に移動して、複数の鉄心片群11それぞれの内周18に接触する(押し付けられる)。このとき、ベース部材36は、複数の鉄心片群11それぞれの内周18に非接触な状態で複数の鉄心片群11それぞれの貫通孔19を挿通し、各可動部材37は、複数の鉄心片群11それぞれの内周18に接触する。従って、治具31は、各鉄心片群11の内周18に部分的に接触した状態となる。本実施の形態では、一の可動部材37及び他の可動部材37が間隔を空けて鉄心片群11の内周18に接触する。
工程Dで、治具31は、図5(B)に示すように、複数の可動部材37をベース部材36からの突出長が短く(小さく)なる方向に移動させた後に、治具13から各鉄心片群11を取り外す。従って、治具13からの各鉄心片群11の取り外しを容易に行うことができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明は、上記した形態に限定されるものでなく、要旨を逸脱しない条件の変更等は全て本発明の適用範囲である。
例えば、硬化性樹脂は熱硬化性樹脂に限定されず、例えば、2液を混合して硬化するものであってもよい。
また、鉄心片群の外周への硬化性樹脂の塗布にモータを利用する必要はなく、例えば、人がはけやスポンジを用いて硬化性樹脂を鉄心片群の外周に塗布するようにしてもよい。更に、治具には、1つの鉄心片群のみを装着するようにしてもよい。
そして、鉄心片の形状は前記実施の形態のものに限定されない。
10:鉄心片、11:鉄心片群、12:硬化性樹脂、13:治具、14:円環部、15:ティース、16:磁極部、17:かしめ部、18:内周、19:貫通孔、20:スペーサ、21:固定具、22:凸部、23:凹部、24、25:軸受ブロック、26:モータ、27:容器、30、31:治具、32:中心部材、33、34:外側部材、36:ベース部材、37:可動部材

Claims (8)

  1. 複数の鉄心片が積層されてなる鉄心片群の該各鉄心片を硬化性樹脂によって固定する積層鉄心の製造方法において、
    前記鉄心片群の軸心に沿って形成された貫通孔に治具を挿通して、前記治具に前記鉄心片群を装着する工程Aと、
    前記鉄心片群の外周に未硬化の硬化性樹脂を塗布する工程Bと、
    前記硬化性樹脂を硬化させて、前記各鉄心片を他の該鉄心片に固定する工程Cと、
    前記治具から前記鉄心片群を取り外す工程Dとを有し、
    前記工程Aで、前記治具は、前記鉄心片群の内周に部分的に接触した状態となることを特徴とする積層鉄心の製造方法。
  2. 請求項1記載の積層鉄心の製造方法において、前記治具は、前記鉄心片群の内周に接触する凸部と前記鉄心片群の内周に非接触な凹部とを備え、前記貫通孔に挿通された状態で、前記凸部及び前記凹部が前記鉄心片群の内周の周方向に交互に配されることを特徴とする積層鉄心の製造方法。
  3. 請求項1記載の積層鉄心の製造方法において、前記治具は、中心部材と、前記中心部材を間に挟んで、前記鉄心片群の内周に押し付けられる複数の外側部材とを備え、前記工程Dで、前記中心部材を、前記複数の外側部材の間から抜き取り、該複数の外側部材が前記鉄心片群の内周に押し付けられていた状態を解除した後に、前記複数の外側部材を前記貫通孔から取り除くことを特徴とする積層鉄心の製造方法。
  4. 請求項1記載の積層鉄心の製造方法において、前記治具は、前記工程Aで、前記鉄心片群の内周に非接触な状態で前記貫通孔を挿通するベース部材と、前記ベース部材に移動可能に取り付けられ、前記工程Aで、前記ベース部材からの突出長が長くなる方向に移動して、前記鉄心片群の内周に接触する可動部材とを備え、前記工程Dで、前記複数の可動部材を前記ベース部材からの突出長が短くなる方向に移動させた後に、前記治具から前記鉄心片群を取り外すことを特徴とする積層鉄心の製造方法。
  5. 複数の鉄心片が積層されてなる鉄心片群の軸心に沿って形成された貫通孔に挿通されて、前記鉄心片群が装着された状態となる治具において、
    前記貫通孔内に配される領域に、前記鉄心片群の内周に接触する接触部と前記鉄心片群の内周に非接触な非接触部とが設けられていることを特徴とする治具。
  6. 請求項5記載の治具において、前記貫通孔を挿通した状態で、前記接触部及び前記非接触部が前記鉄心片群の内周の周方向に交互に配されることを特徴とする治具。
  7. 請求項5記載の治具において、前記接触部は複数あって、該複数の接触部は、前記非接触部を間に挟んで前記鉄心片群の内周に押し付けられ、前記非接触部が前記複数の接触部の間から抜き取られて、該複数の接触部は、前記鉄心片群の内周に押し付けられている状態が解除されることを特徴とする治具。
  8. 請求項5記載の治具において、前記接触部は、前記非接触部からの突出長が変化可能に該非接触部に取り付けられ、該非接触部からの突出長が長くなる方向に移動して、前記鉄心片群の内周に接触することを特徴とする治具。
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