JP2021095750A - 鍵管理装置、鍵管理システム及び鍵管理方法 - Google Patents

鍵管理装置、鍵管理システム及び鍵管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】キーホルダを返却する場合に、該キーホルダの返却誤りに伴う利用効率の低下を防止することを課題とする。【解決手段】各キーホルダの収納先となる収納部に係る情報を管理する登録鍵情報を記憶部18に記憶し、返却対象となるキーホルダが、該キーホルダの収納部と異なる収納部に返却されたか否かを判定する返却適否判定部11eと、返却適否判定部11eにより異なる収納部に返却されたと判定された場合に、記憶部18に記憶された情報に基づいてキーホルダの収納先となる収納部に係る情報を報知する。【選択図】図3

Description

本発明は、鍵をリングに繋げたキーホルダ(以下、「キーホルダ」と総称する)を返却する場合に、該キーホルダの返却誤りに伴う利用効率の低下を防止することができる鍵管理装置、鍵管理システム及び鍵管理方法に関する。
従来、金融機関や流通機関などの店舗には、店舗内に設置された機器を作動させるための鍵や管理場所を開閉する鍵などの複数の鍵が存在するため、これらの鍵をリングに繋げたキーホルダが鍵管理装置によって管理されることが多い。かかる場合に、利用者は、鍵又はキーホルダを誤った収納部に返却しようとする返却誤りが生ずる場合がある。
このため、鍵の返却誤り時に警報を行う従来技術が知られている。例えば、特許文献1には、テンキーにより入力された返却先の番号が入力された場合に、この鍵番号が誤っているならば警報ブザーを鳴動するよう構成した鍵保管装置が開示されている。
特開平9−189152号公報
しかしながら、上記従来技術のものは、鍵の返却誤りが生じた場合に、単に警報ブザーを鳴動させるだけのものであるため、利用者はどの収納部に鍵を返却すべきかが分からないという問題点がある。
特に、鍵を取り出す鍵管理装置とこの鍵を返却する鍵管理装置とが異なる場合には、利用者はどの鍵管理装置を訪れて鍵を返却すべきかが分からず、利用者の混乱を招く結果となる。また、鍵が正常に返却されるまでの間、他の利用者が該鍵を用いて装置を利用することができず、装置の利用効率が低下するという問題も生ずる。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、キーホルダを返却する場合に、該キーホルダの返却誤りに伴う利用効率の低下を防止することができる鍵管理装置、鍵管理システム及び鍵管理方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、キーホルダをそれぞれ収納する複数の収納部と、返却対象となるキーホルダが、該キーホルダの返却先となる収納部とは異なる収納部に返却される返却誤りが生じた場合に、返却誤りが発生した旨を報知する報知部とを備える。
また、本発明は、キーホルダをそれぞれ収納する複数の収納部と、少なくとも各キーホルダの収納先となる収納部に係る情報を管理する管理部と、返却対象となるキーホルダが、前記管理部にて管理される該キーホルダの返却先となる収納部とは異なる収納部に返却されたか否かを判定する判定部と、前記判定部により前記キーホルダの返却先となる収納部とは異なる収納部に返却されたと判定された場合に、前記管理部にて管理された情報に基づいて前記キーホルダの収納先となる収納部に係る情報を報知する報知部とを備える。
また、本発明は、上記の発明において、前記返却対象となるキーホルダの記憶部に記憶された該キーホルダの識別情報を含む鍵情報を取得する取得部をさらに備え、前記判定部は、前記取得部により取得された鍵情報に含まれる前記キーホルダの識別情報、前記返却対象となるキーホルダが収納された収納部の識別情報及び前記管理部にて管理された収納部に係る情報に基づいて、前記管理部にて管理される該キーホルダの返却先となる収納部と異なる収納部に返却されたか否かを判定する。
また、本発明は、上記の発明において、前記取得部は、少なくとも1以上の前記収納部内に設けられ、該収納部に収納されたキーホルダの記憶部から非接触通信により前記鍵情報を取得する。
また、本発明は、上記の発明において、前記報知部は、前記判定部により前記返却対象となるキーホルダが前記管理部にて管理される該キーホルダの収納部に返却されたと判定された場合には、正しく返却された旨を報知する。
また、本発明は、上記の発明において、前記管理部は、各キーホルダのキーホルダ情報と該キーホルダの収納先となる収納部に係る情報を管理し、前記報知部は、前記管理部により管理されたキーホルダ情報に基づき、前記判定部により前記返却対象となるキーホルダが前記管理部にて管理されていないと判定された場合には、該キーホルダが前記鍵管理装置の管理対象外である旨を報知する。
また、本発明は、上記の発明において、前記報知部は、前記返却対象となるキーホルダが返却の承認が必要であると判定された場合には、該キーホルダの返却時に返却の承認が必要である旨を報知する。
また、本発明は、キーホルダをそれぞれ収納する複数の収納部を有する複数の鍵管理装置を備えた鍵管理システムであって、少なくとも1台の鍵管理装置は、他の鍵管理装置から取り出された返却対象となるキーホルダが、該キーホルダの返却先となる収納部とは異なる収納部に返却される返却誤りが生じた場合に、返却誤りが発生した旨を報知する報知部とを有する。
また、本発明は、キーホルダをそれぞれ収納する複数の収納部を有する複数の鍵管理装置を備えた鍵管理システムであって、各キーホルダの収納先となる収納部に係る情報を管理する管理装置を備え、少なくとも1台の鍵管理装置は、前記管理装置に対して、返却対象となるキーホルダの収納部に係る情報を問い合わせる問合部と、前記問合部による問合結果に基づいて、前記返却対象となるキーホルダが、前記管理装置にて管理される該キーホルダの返却先となる収納部とは異なる収納部に返却されたか否かを判定する判定部と、前記判定部により前記キーホルダの返却先となる収納部とは異なる収納部に返却されたと判定された場合に、前記管理装置にて管理された情報に基づいて前記キーホルダの収納先となる収納部に係る情報を報知する報知部とを有する。
また、本発明は、上記の発明において、前記収納部に係る情報は、各キーホルダの返却先となる鍵管理装置の識別情報を含む。
また、本発明は、上記の発明において、前記収納部に係る情報は、各キーホルダの返却先となる収納部の識別情報を含む。
また、本発明は、キーホルダをそれぞれ収納する複数の収納部を有する鍵管理装置における鍵管理方法であって、返却対象となるキーホルダが、該キーホルダの収納先と異なる収納部に返却する返却誤りが生じた場合に、返却誤りが発生した旨を報知する。
また、本発明は、キーホルダをそれぞれ収納する複数の収納部を有する鍵管理装置における鍵管理方法であって、各キーホルダの収納先となる収納部に係る情報を管理する管理工程と、返却対象となるキーホルダが、前記管理工程にて管理される該キーホルダの返却先となる収納部とは異なる収納部に返却されたか否かを判定する判定工程と、前記判定工程により前記キーホルダの返却先となる収納部とは異なる収納部に返却されたと判定された場合に、前記管理工程にて管理された情報に基づいて前記キーホルダの収納先となる収納部に係る情報を報知する報知工程とを含む。
また、本発明は、キーホルダをそれぞれ収納する複数の収納部を有する複数の鍵管理装置を備えた鍵管理システムにおける鍵管理方法であって、前記鍵管理装置が、各キーホルダの収納先となる収納部に係る情報を管理する管理装置に対して、返却対象となるキーホルダの収納先装置及び収納部に係る情報を問い合わせる問合工程と、前記鍵管理装置が、前記問合工程による問合結果に基づいて、前記返却対象となるキーホルダが、前記管理装置にて管理される該キーホルダの返却先となる収納部とは異なる収納部に返却されたか否かを判定する判定工程と、前記鍵管理装置が、前記判定工程により前記キーホルダの返却先となる収納部とは異なる収納部に返却されたと判定された場合に、前記管理装置にて管理された情報に基づいて前記キーホルダの収納先となる収納部に係る情報を報知する報知工程とを含む。
本発明によれば、キーホルダを返却する場合に、該キーホルダの返却誤りに伴う利用効率の低下を防止することができる。
図1は、実施例1に係る鍵管理装置によるキーホルダ返却時の概念を示す図である。 図2は、図1に示した鍵管理装置の外観を示す斜視図である。 図3は、図1に示した鍵管理装置の内部構成を示す機能ブロック図である。 図4は、実施例1に係る鍵管理装置へのキーホルダ返却時における表示例を示す図である。 図5は、実施例1及び実施例2に係る鍵情報及び登録鍵情報の例を示す図である。 図6は、実施例1に係る適正な返却がなされているか確認する場合の処理手順を示すフローチャートである。 図7は、実施例2に係る鍵管理システムのシステム構成を示す図である。 図8は、図7に示した鍵管理装置の内部構成を示す機能ブロック図である。 図9は、図7に示した管理装置の内部構成を示す機能ブロック図である。 図10は、実施例2に係る鍵管理装置へのキーホルダ返却時における表示例を示す図である。 図11は、実施例2に係る適正な返却がなされているか確認する場合の処理手順を示すフローチャートである。
以下に、添付図面を参照して、本発明に係る鍵管理装置、鍵管理システム及び鍵管理方法の好適な実施例を詳細に説明する。
<実施例1に係る鍵管理装置10の概要>
まず、本実施例1に係る鍵管理装置10の概要について説明する。図1は、実施例1に係る鍵管理装置10によるキーホルダ返却時の概要を示す図である。金融機関や流通機関などの店舗には、店舗内に設置された機器を作動させるための鍵や管理場所を開閉する鍵などの複数の鍵が存在するため、これらの鍵をリング等で繋いだキーホルダが鍵管理装置10によって管理される。ここでは、鍵管理装置10は鍵単体を管理することもできるが、鍵管理装置10が一又は複数の鍵がリング等に繋がれたキーホルダを管理する場合を示すこととする。
鍵の利用者は、鍵管理装置10から目的のキーホルダを取り出し、使用後には該鍵管理装置10に返却する。鍵管理装置10にはキーホルダを収納する収納部16があり、鍵管理装置10では、キーホルダと収納部16を一対一で固定的に対応付け、ある収納部16には特定のキーホルダしか収納させないようしている。収納部16に対して適正にキーホルダが返却されない場合は、返却先が間違っている旨を示すブザーを鳴動させる。
しかしながら、キーホルダの返却誤りが生じた場合に、単に警報ブザーを鳴動させただけでは、利用者はどの鍵管理装置10のどの収納部16にキーホルダを返却すべきかが分からない。特に、キーホルダを取り出す鍵管理装置とこのキーホルダを返却する鍵管理装置とが異なる場合には、利用者はどの鍵管理装置を訪れてキーホルダを返却すべきかが分からず、利用者の混乱を招く結果となる。また、キーホルダが正常に返却されるまでの間、他の利用者が該キーホルダを用いて装置を利用することができず、装置の利用効率が低下してしまう。
このため、本実施例1に係る鍵管理装置10では、鍵管理装置10にキーホルダを返却する場合に、キーホルダの返却誤りが生じたならば、キーホルダの返却先に係る情報を報知することにより、該キーホルダの返却誤りに伴う利用効率の低下を防止するよう構成している。
図1に示すように、鍵管理装置10は、金融機関や流通機関などの店舗に設けられ、店舗内に設置された機器を作動させるための鍵や管理場所を開閉する鍵をリング等で繋いだキーホルダを収納する装置であり、操作表示部13及びR/W部14等を有する。
図1に示すように、操作者が所持するカードをR/W部14に翳したならば、該R/W部14はカードからカードIDを読み取る(ステップS1)。その後、鍵管理装置10は、R/W部14にて読み取られたカードIDに基づいて操作者の認証を行い、操作者がキーホルダを取り出す権限を有するか否かを判定する(ステップS2)。その結果、操作者がキーホルダを取り出す権限を有すると判定されたならば、図示しない鍵収納庫の扉が解錠され、扉が開放可能となる(ステップS3)。鍵収納庫には、複数のキーホルダが収納されている。また、各キーホルダは、それぞれ該キーホルダに対応する収納部16に収納される。
その後、鍵管理装置10の収納部16にキーホルダが挿入されたならば(ステップS4)、キーホルダ内のRFIDに記憶された鍵情報を読み取り(ステップS5)、該鍵情報と鍵管理装置10内に記憶されている登録鍵情報とを照合し(ステップS6)、照合結果を操作表示部13に表示する(ステップS7)。例えば、「返却誤りです。No.13の収納部に返却して下さい。」等とのメッセージが操作表示部13に表示される。
このように、本実施例1に係る鍵管理装置10は、キーホルダ内の鍵情報と鍵管理装置10内の登録鍵情報とを照合することにより、キーホルダを間違った収納部16に返却した場合でも、適正な返却先を表示することが可能となる。
<鍵管理装置10の外観構成>
次に、本実施例1に係る鍵管理装置10の外観について説明する。図2は、本実施例1に係る鍵管理装置10の外観を示す斜視図である。図2に示すように、この鍵管理装置10は、扉施錠部12にて開閉される鍵収納部19、操作表示部13、R/W部14、ホルダランプ15及び収納部16を有する。
扉施錠部12は、鍵収納部19の扉を施錠する機構である。操作表示部13は、操作表示部13及びR/W部14等を有する。操作表示部13は、タッチパネルディスプレイ等であり、操作者による操作入力の受付及び各種情報の表示を行う処理部である。
R/W部14は、操作者が携行するカードが翳されたならば、非接触通信により該カードからのカードID等のデータの読み取り又はカードへのデータの書き込みを行うリーダ/ライタ部である。ここでは、カードIDを内部メモリに記憶する非接触型のIC(integrated circuit)カードからデータを読み出す場合について説明するが、接触型のICカード又はカードIDを磁気記録する磁気カードからデータを読み出すこともできる。
収納部16は、鍵がリング等に繋がれたキーホルダを着脱可能に収納する。各収納部16は、キーホルダの取り出しを許可又は禁止できるように図示しないロック機構が設けられる。鍵管理装置10は、各収納部16に対するロック機構を制御することによって、キーホルダの取り出しの許可又は禁止を制御する。また、各収納部16は、キーホルダに内蔵された無線IDタグを読み込むセンサ部17が設けられている。このセンサ部17がキーホルダから読み出した鍵情報により、キーホルダが正しく返却されているか又は取出中であるかを検知することができる。また、1つのキーホルダに対して、1つのメイン返却収納部と1以上のサブ返却収納部を指定できる。この際、メイン返却収納部はキーホルダ相互に重複しないように制御し、サブ返却収納部については重複を許容する。なお、キーホルダの返却先が複数存在する場合に、該複数の返却先のうち2以上の返却先を報知部にて報知するよう構成することもできる。また、メイン返却収納部とサブ返却収納部とを区別可能に報知することもできる。
また、各収納部16の近傍にはホルダランプ15が設けられている。利用者がキーホルダを取り出す場合及び利用者がキーホルダを交換する場合に、このホルダランプ15を点灯させることによって、当該キーホルダの位置を操作者に報知する。このホルダランプ15は、例えば複数色による発光、連続点灯又は点滅点灯の複数の発光態様での発光が可能なLEDとすることができる。これにより、メイン返却収納部とサブ返却収納部の発光色を異なるものと指定することができる。なお、ここでは各収納部16の近傍にホルダランプ15を設ける場合を示したが、このホルダランプ15は鍵管理装置10の任意の位置に設けることができ、キーホルダ自体に設けることもできる。
<鍵管理装置10の内部構成>
次に、図2に示した鍵管理装置10の内部構成について説明する。図3は、図2に示した鍵管理装置10の内部構成を示す機能ブロック図である。図3に示すように、鍵管理装置10は、鍵管理制御部11、扉施錠部12、操作表示部13、R/W部14、ホルダランプ15、収納部16、センサ部17及び記憶部18を有する。扉施錠部12、操作表示部13、R/W部14、ホルダランプ15及び収納部16については、図2の外観構成において説明したため、ここではその説明を省略する。
鍵管理制御部11は、鍵管理装置10を全体制御する制御部であり、受付部11a、登録部11b、認証処理部11c、鍵情報読取部11d、返却適否判定部11e及び返却判定表示部11fを有する。実際には、これらの機能部に対応するプログラムを図示しないROMや不揮発性メモリに記憶しておき、これらのプログラムをCPU(Central Processing Unit)にロードして実行することにより、受付部11a、登録部11b、認証処理部11c、鍵情報読取部11d、返却適否判定部11e及び返却判定表示部11fにそれぞれ対応するプロセスを実行させることになる。
受付部11aは、操作者が操作表示部13から入力した鍵管理装置10に対するキーホルダの登録指示を受け付け、該登録指示を登録部11bに通知する。登録部11bは、該登録指示を登録鍵情報として記憶部18に登録する。
認証処理部11cは、R/W部14にて読み取られたカードIDに基づいて操作者の認証を行い、操作者がキーホルダを取り出す権限を有するか否かを判定する処理部である。その結果、操作者がキーホルダを取り出す権限を有すると判定されたならば、図示しない鍵収納庫の扉が解錠され、扉が開放可能となる。ここでは、カードIDに基づいて認証する場合について説明するが、あらかじめ設定されるコードを利用者が入力して操作者の認証を行うこともできる。また、顔、指紋、掌紋などの生体識別情報を用いた認証を行うこともできる。
鍵情報読取部11dは、収納部16にキーホルダが挿入されたならば、センサ部17によってキーホルダ内の鍵情報を読み取る。返却適否判定部11eは、該鍵情報と記憶部18に記憶された登録鍵情報とを照合し、該収納部16が該キーホルダの返却先として適正かどうかの判定を行う。返却判定表示部11fは、該判定の結果を操作表示部13に表示する。
センサ部17は、収納部16内に設置され、収納部16にキーホルダが挿入されたならば、キーホルダ内の鍵情報を読み取る。記憶部18は、ハードディスク装置や不揮発性メモリ等の記憶デバイスであり、登録鍵情報を記憶する。
<キーホルダ返却時における表示例>
次に、図1に示したキーホルダ返却時に、鍵情報と登録鍵情報の照合結果を表示する際の表示例について説明する。図4は、図1に示したキーホルダ返却時に、鍵情報と登録鍵情報の照合結果を表示する際の表示例を示す図である。
キーホルダの返却が適正に行われた場合は、「返却を受け付けました。」と操作表示部13に表示され、返却箇所が間違っていた場合は、「返却誤りです。No.13の収納部に返却してください。」と、適正な返却先が表示される。
また、返却されたキーホルダの鍵情報が登録鍵情報に該当しない未登録の場合は、「このキーホルダは未登録です。」と操作表示部13に表示され、鍵情報に返却承認「要」と設定されている場合は、「返却には承認が必要です。」と操作表示部13に表示される。なお、かかる承認を管理者による承認とすることもできる。
<鍵情報及び登録鍵情報例>
次に、図1に示したキーホルダ返却時に照合される鍵情報と登録鍵情報の一例について説明する。図5は、図1に示したキーホルダ返却時に照合される鍵情報と登録鍵情報の一例を示した図である。
図5(a)に示すように、キーホルダ内に記憶される鍵情報には、キーホルダID、鍵用途、返却先鍵管理装置ID、取扱者及び返却承認の要否が含まれる。ここでは、鍵情報として、キーホルダID「1002」、鍵用途「店舗正面玄関鍵」、返却先鍵管理装置ID「A01」、取扱者に社員番号「12345」、返却承認に「要」が設定された状況を示している。
図5(b)に示すように、鍵管理装置10内に記憶する登録鍵情報には、キーホルダID及び割当収納部ID等が含まれる。ここでは、登録鍵情報として、キーホルダID「1002」、割当収納部ID「013」が設定された状況を示している。
そして、鍵情報に含まれるキーホルダID「1002」と、登録鍵情報に含まれるキーホルダID「1002」とが照合されることになる。ここでは、両者が一致する状況を示している。その後、このキーホルダが挿入された収納部の収納部ID(例えば、「014」)と、登録鍵情報に含まれる割当収納部ID「013」とが照合される。この場合は、両者が一致しないため、返却誤りであると判定されることになる。その結果、「返却誤りです。No.13の収納部に返却してください。」と操作表示部13に表示される
<適正な返却がなされているか確認する処理手順>
次に、図1に示した鍵管理装置10に対してキーホルダが返却される際に、適正な返却がなされているか確認する処理手順について説明する。図6は、図1に示した鍵管理装置10に対してキーホルダが返却される際に、適正な返却がなされているか確認する処理手順を示すフローチャートである。なお、ここではカードIDによる認証処理は終了しているものとする。
図6に示すように、鍵管理装置10の収納部16にキーホルダが挿入されたならば(ステップS101;Yes)、センサ部17においてキーホルダ内の鍵情報を読み取り、返却先の適否を判定する(ステップS102)。返却先が適正であれば(ステップS103;Yes)、「返却を受け付けました。」と操作表示部13に表示し(ステップS104)、本処理を終了する。
返却先が適正でない場合は(ステップS103;No)、キーホルダが登録済みかどうか判定する(ステップS105)。キーホルダが未登録の場合は(ステップS105;No)、「このキーホルダは未登録です。」と操作表示部13に表示し(ステップS106)、本処理を終了する。
キーホルダが登録済みの場合は(ステップS105;Yes)、返却に際して承認が必要かどうか判定する(ステップS107)。返却承認が必要な場合は(ステップS107;Yes)、「返却には承認が必要です。」と操作表示部13に表示し(ステップS108)、本処理を終了する。
返却承認が不要の場合は(ステップS107;No)、「返却先の間違いです。No.13の収納部に返却してください。」と適正な返却先を操作表示部13に表示する(ステップS109)。
上述してきたように、本実施例1では、鍵管理装置10において、キーホルダ内の鍵情報と鍵管理装置10内の登録鍵情報とを照合することにより、キーホルダを間違った収納部16に返却した場合でも、適正な返却先を表示することが可能となる。
なお、上記の実施例1では、鍵情報としてキーホルダID、鍵用途、返却先鍵管理装置ID、取扱者及び返却承認者の項目が含まれている場合を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、鍵の使用可能な時間帯情報を含ませて、キーホルダの取り出し及び返却を制御することもできる。
ところで、上記実施例1では、単一の鍵管理装置において、キーホルダを間違った収納部16に返却した際に適正な返却先の収納部16を表示する場合を説明したが、複数の鍵管理装置を運用する場合には、間違った収納部16に返却した際の適正な返却先が他の鍵管理装置であり、その設置場所を含めた情報を提供する必要のある場合が考えられる。このため、本実施例2では、鍵管理システムによって、適正な鍵管理装置の設置場所を含めた返却先情報を提供する場合について説明する。
<実施例2に係る鍵管理システムの概要>
まず、本実施例2に係る鍵管理システムの概要について説明する。図7は、本実施例2に係る鍵管理システムのシステム構成を示す図である。図7に示すように、本鍵管理システムは、異なる複数の地点に配設された鍵管理装置20A及び20B(以下、「鍵管理装置20」と総称する)と、管理装置40とがネットワークNを介して接続されるシステム構成となる。
鍵管理装置20は、キーホルダが間違った収納部16に返却された場合に、適正な返却先が自装置でないと判定されたならば、管理装置40に対して該キーホルダの適正な返却先としての鍵管理装置10を示す適正返却先情報を問い合わせる。
管理装置40は、それぞれの鍵管理装置20が設置されている場所に係る情報を返却先情報として記憶しており、鍵管理装置20からの適正返却先情報の問い合わせに対して、適正な返却先としての適正返却先情報を該鍵管理装置20に対して通知する。
図7に示すように、利用者がキーホルダを返却するために、キーホルダを鍵管理装置20Aに挿入すると(ステップS11)、鍵管理装置20Aにおいて適正な返却先かどうかが判定される(ステップS12)。なお、各鍵管理装置20A、20Bが、収納部16の識別情報(収納部ID)として同じ番号(例えば、No.1〜No.30)を使用し、鍵管理装置20の識別情報(鍵管理装置ID)だけが異なる場合には、収納部IDを読み取るだけでは収納部16を特定することができない。このため、上記のステップS12において、管理装置40に適正返却先情報を問い合わせることもできる。また、鍵管理装置IDを含む適正返却先情報を、キーホルダ内に設けられた記憶部に記憶させるよう構成することもできる。この場合には、管理装置への問い合わせが不要となる。
適正な返却先が自装置内にはない場合には、管理装置40に対して適正返却先情報を問い合わせる(ステップS13)。一方、管理装置40は、適正な返却先を検索し(ステップS14)、検索結果を適正返却先情報として鍵管理装置20Aに対して通知する(ステップS15)。鍵管理装置20Aは、該適正返却先情報を操作表示部13に表示する(ステップS16)。
このように、本実施例2に係る鍵管理システムは、鍵管理装置20から管理装置40に対して適正返却先情報を問い合わせることにより、自装置以外の返却先についても、適正返却先情報として表示することが可能となる。
<鍵管理装置20の内部構成>
次に、図7に示した鍵管理装置20の内部構成について説明する。図8は、図7に示した鍵管理装置20の内部構成を示す機能ブロック図である。図8に示すように、鍵管理装置20は、鍵管理制御部21、扉施錠部12、操作表示部13、R/W部14、ホルダランプ15、収納部16、センサ部17、記憶部18及び通信部22を有する。扉施錠部12、操作表示部13、R/W部14、ホルダランプ15、収納部16、センサ部17及び記憶部18については、実施例1と同様であるため、ここではその説明を省略する。
鍵管理制御部21は、鍵管理装置20を全体制御する制御部であり、受付部11a、登録部11b、認証処理部11c、鍵情報読取部11d、返却適否判定部11e、返却判定表示部11f及び適正返却先情報問合部23を有する。実際には、これらの機能部に対応するプログラムを図示しないROMや不揮発性メモリに記憶しておき、これらのプログラムをCPUにロードして実行することにより、受付部11a、登録部11b、認証処理部11c、鍵情報読取部11d、返却適否判定部11e、返却判定表示部11f及び適正返却先情報問合部23にそれぞれ対応するプロセスを実行させることになる。
適正返却先情報問合部23以外の各機能部については、実施例1と同様であるため、ここではその説明を省略する。適正返却先情報問合部23は、キーホルダが自装置に挿入された際に適正な返却先ではないと判定され、適正な返却先が自装置内にはない場合、管理装置40に対して適正返却先情報を問い合わせる。
通信部22は、ネットワークNを介して管理装置40とデータ通信するためのインタフェース部である。
<管理装置40の内部構成>
次に、図7に示した管理装置40の内部構成について説明する。図9は、図7に示した管理装置40の内部構成を示す機能ブロック図である。図9に示すように、管理装置40は、制御部41、入力部42、表示部43、通信部44及び記憶部45を有する。
制御部41は、管理装置40を全体制御する制御部であり、返却先管理部41a及び適正返却先情報通知部41bを有する。実際には、これらの機能部に対応するプログラムを図示しないROMや不揮発性メモリに記憶しておき、これらのプログラムをCPUにロードして実行することにより、返却先管理部41a及び適正返却先情報通知部41bにそれぞれ対応するプロセスを実行させることになる。
返却先管理部41aは、入力部42から入力されたそれぞれの鍵管理装置20の設置場所に係る返却先情報を記憶部45に記憶するとともに、鍵管理装置20からの適正返却先情報の問い合わせに対して、適正な返却先を検索する。なお、かかる返却先情報は、鍵管理装置20側で指定され、該情報を鍵管理装置20から受信して記憶部45に記憶するよう構成することもできる。
適正返却先情報通知部41bは、返却先管理部41aで検索された適正な返却先を、適正返却先情報として鍵管理装置20に対して通知する。
入力部42は、キーボードやマウス等の入力デバイスである。表示部43は、液晶ディスプレイ装置等の表示デバイスである。通信部44は、鍵管理装置20との通信を行う通信インタフェースである。記憶部45は、ハードディスク装置や不揮発性メモリ等の記憶デバイスであり、返却先情報を記憶する。
<キーホルダ返却時における表示例>
次に、図7に示したキーホルダ返却時に、鍵情報と登録鍵情報の照合結果を表示する際の表示例について説明する。図10は、図7に示したキーホルダ返却時に、鍵情報と登録鍵情報の照合結果を表示する際の表示例を示す図である。
キーホルダの返却が適正に行われた場合は、「返却を受け付けました。」と操作表示部13に表示する。返却箇所が間違っていた場合において、返却先が自装置内である場合は「返却誤りです。No.13の収納部に返却してください。」と表示し、返却先が自装置外である場合は、「返却装置の間違いです。A支店1階の鍵管理装置に返却してください。」と、適正な返却先を表示する。なお、返却先の収納部16に係る情報には、(1)鍵管理装置の識別情報(鍵管理装置ID)、(2)鍵管理装置の所在位置を示す情報(例えば、A支店1階の鍵管理装置)、(3)収納部16の識別情報(収納部ID)が含まれる。このため、状況に応じて、上記(1)〜(3)のいずれか一つを含むものであれば良い。
また、返却されたキーホルダの鍵情報が登録鍵情報に該当しない未登録の場合は、「このキーホルダは未登録です。」と操作表示部13に表示し、鍵情報に返却承認「要」と設定されている場合は、「返却には承認が必要です。」と表示する。
<適正な返却がなされているか確認する処理手順>
次に、図7に示した鍵管理装置20に対してキーホルダが返却される際に、適正な返却がなされているか確認する処理手順について説明する。図11は、図7に示した鍵管理装置20に対してキーホルダが返却される際に、適正な返却がなされているか確認する処理手順を示すフローチャートである。
図11に示すように、鍵管理装置20の収納部16にキーホルダが挿入されたならば(ステップS201;Yes)、センサ部17においてキーホルダ内の鍵情報を読み取り、返却先の適否を判定する(ステップS202)。返却先が適正であれば(ステップS203;Yes)、「返却を受け付けました。」と操作表示部13に表示し(ステップS204)、本処理を終了する。
返却先が適正でない場合は(ステップS203;No)、キーホルダが登録済みかどうか判定する(ステップS205)。キーホルダが未登録の場合は(ステップS205;No)、「このキーホルダは未登録です。」と操作表示部13に表示し(ステップS206)、本処理を終了する。
キーホルダが登録済みの場合は(ステップS205;Yes)、返却に際して承認が必要かどうか判定する(ステップS207)。返却承認が必要な場合は(ステップS207;Yes)、「返却には承認が必要です。」と操作表示部13に表示し(ステップS208)、本処理を終了する。
返却承認が不要の場合は(ステップS207;No)、返却先が自装置かどうか判定する(ステップS209)。返却先が自装置である場合は(ステップS209;Yes)、「返却誤りです。No.13の収納部に返却してください。」と適正な返却先を操作表示部13に表示し(ステップS210)、本処理を終了する。
返却先が自装置でない場合は(ステップS209;No)、鍵管理装置20から管理装置40に対して適正返却先情報を問い合わせ(ステップS211)、管理装置40において適正な返却先を検索し、検索結果を適正返却先情報として鍵管理装置20に対して通知する(ステップS212)。
鍵管理装置20は、該適正返却先情報に基づき、「返却装置の間違いです。A支店1階の鍵管理装置に返却してください。」と適正な返却先を操作表示部13に表示する(ステップS213)。
上述してきたように、本実施例2では、鍵管理装置20において、キーホルダ内の鍵情報と鍵管理装置20内の登録鍵情報とを照合し、適正な返却先が自装置外である場合においては、管理装置40に対して適正返却先情報を問い合わせることにより、自装置外を含めた適正な返却先を表示することが可能となる。
また、キーホルダを収納する収納部と、キーホルダが収納部に返却される際に返却エラーが生じた場合、返却エラーの原因に係る情報を報知する報知部とを備えるよう構成することもできる。
なお、上記の実施例1、2で図示した各構成は機能概略的なものであり、必ずしも物理的に図示の構成をされていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
本発明に係る鍵管理装置、鍵管理システム及び鍵管理方法は、鍵又はキーホルダの返却誤りに伴う利用効率の低下を防止する場合に有用である。
10 鍵管理装置
11 鍵管理制御部
11a 受付部
11b 登録部
11c 認証処理部
11d 鍵情報読取部
11e 返却適否判定部
11f 返却判定表示部
12 扉施錠部
13 操作表示部
14 R/W部
15 ホルダランプ
16 収納部
17 センサ部
18 記憶部
19 鍵収納部
20,20A,20B 鍵管理装置
21 鍵管理制御部
22 通信部
23 適正返却先情報問合部
40 管理装置
41 制御部
41a 返却先管理部
41b 適正返却先情報通知部
42 入力部
43 表示部
44 通信部
45 記憶部
N ネットワーク

Claims (14)

  1. キーホルダをそれぞれ収納する複数の収納部と、
    返却対象となるキーホルダが、該キーホルダの返却先となる収納部とは異なる収納部に返却される返却誤りが生じた場合に、返却誤りが発生した旨を報知する報知部と
    を備える鍵管理装置。
  2. キーホルダをそれぞれ収納する複数の収納部と、
    少なくとも各キーホルダの収納先となる収納部に係る情報を管理する管理部と、
    返却対象となるキーホルダが、前記管理部にて管理される該キーホルダの返却先となる収納部とは異なる収納部に返却されたか否かを判定する判定部と、
    前記判定部により前記キーホルダの返却先となる収納部とは異なる収納部に返却されたと判定された場合に、前記管理部にて管理された情報に基づいて前記キーホルダの収納先となる収納部に係る情報を報知する報知部と
    を備える鍵管理装置。
  3. 前記返却対象となるキーホルダの記憶部に記憶された該キーホルダの識別情報を含む鍵情報を取得する取得部をさらに備え、
    前記判定部は、
    前記取得部により取得された鍵情報に含まれる前記キーホルダの識別情報、前記返却対象となるキーホルダが収納された収納部の識別情報及び前記管理部にて管理された収納部に係る情報に基づいて、前記管理部にて管理される該キーホルダの返却先となる収納部と異なる収納部に返却されたか否かを判定する
    請求項2に記載の鍵管理装置。
  4. 前記取得部は、
    少なくとも1以上の前記収納部内に設けられ、該収納部に収納されたキーホルダの記憶部から非接触通信により前記鍵情報を取得する請求項3に記載の鍵管理装置。
  5. 前記報知部は、
    前記判定部により前記返却対象となるキーホルダが前記管理部にて管理される該キーホルダの収納部に返却されたと判定された場合には、正しく返却された旨を報知する請求項2乃至4のいずれか一つに記載の鍵管理装置。
  6. 前記管理部は、
    各キーホルダのキーホルダ情報と該キーホルダの収納先となる収納部に係る情報を管理し、
    前記報知部は、
    前記管理部により管理されたキーホルダ情報に基づき、前記判定部により前記返却対象となるキーホルダが前記管理部にて管理されていないと判定された場合には、該キーホルダが前記鍵管理装置の管理対象外である旨を報知する請求項2乃至5のいずれか一つに記載の鍵管理装置。
  7. 前記報知部は、
    前記返却対象となるキーホルダが返却の承認が必要であると判定された場合には、該キーホルダの返却時に返却の承認が必要である旨を報知する請求項2乃至6のいずれか一つに記載の鍵管理装置。
  8. キーホルダをそれぞれ収納する複数の収納部を有する複数の鍵管理装置を備えた鍵管理システムであって、
    少なくとも1台の鍵管理装置は、
    他の鍵管理装置から取り出された返却対象となるキーホルダが、該キーホルダの返却先となる収納部とは異なる収納部に返却される返却誤りが生じた場合に、返却誤りが発生した旨を報知する報知部と
    を有する鍵管理システム。
  9. キーホルダをそれぞれ収納する複数の収納部を有する複数の鍵管理装置を備えた鍵管理システムであって、
    各キーホルダの収納先となる収納部に係る情報を管理する管理装置を備え、
    少なくとも1台の鍵管理装置は、
    前記管理装置に対して、返却対象となるキーホルダの収納部に係る情報を問い合わせる問合部と、
    前記問合部による問合結果に基づいて、前記返却対象となるキーホルダが、前記管理装置にて管理される該キーホルダの返却先となる収納部とは異なる収納部に返却されたか否かを判定する判定部と、
    前記判定部により前記キーホルダの返却先となる収納部とは異なる収納部に返却されたと判定された場合に、前記管理装置にて管理された情報に基づいて前記キーホルダの収納先となる収納部に係る情報を報知する報知部と
    を有する鍵管理システム。
  10. 前記収納部に係る情報は、各キーホルダの返却先となる鍵管理装置の識別情報を含む請求項9に記載の鍵管理システム。
  11. 前記収納部に係る情報は、各キーホルダの返却先となる収納部の識別情報を含む請求項9又は10に記載の鍵管理システム。
  12. キーホルダをそれぞれ収納する複数の収納部を有する鍵管理装置における鍵管理方法であって、
    返却対象となるキーホルダが、該キーホルダの収納先と異なる収納部に返却する返却誤りが生じた場合に、返却誤りが発生した旨を報知する
    鍵管理方法。
  13. キーホルダをそれぞれ収納する複数の収納部を有する鍵管理装置における鍵管理方法であって、
    各キーホルダの収納先となる収納部に係る情報を管理する管理工程と、
    返却対象となるキーホルダが、前記管理工程にて管理される該キーホルダの返却先となる収納部とは異なる収納部に返却されたか否かを判定する判定工程と、
    前記判定工程により前記キーホルダの返却先となる収納部とは異なる収納部に返却されたと判定された場合に、前記管理工程にて管理された情報に基づいて前記キーホルダの収納先となる収納部に係る情報を報知する報知工程と
    を含む鍵管理方法。
  14. キーホルダをそれぞれ収納する複数の収納部を有する複数の鍵管理装置を備えた鍵管理システムにおける鍵管理方法であって、
    前記鍵管理装置が、各キーホルダの収納先となる収納部に係る情報を管理する管理装置に対して、返却対象となるキーホルダの収納先装置及び収納部に係る情報を問い合わせる問合工程と、
    前記鍵管理装置が、前記問合工程による問合結果に基づいて、前記返却対象となるキーホルダが、前記管理装置にて管理される該キーホルダの返却先となる収納部とは異なる収納部に返却されたか否かを判定する判定工程と、
    前記鍵管理装置が、前記判定工程により前記キーホルダの返却先となる収納部とは異なる収納部に返却されたと判定された場合に、前記管理装置にて管理された情報に基づいて前記キーホルダの収納先となる収納部に係る情報を報知する報知工程と
    を含む鍵管理方法。
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