JP2021095350A - 繊維芽細胞増殖促進用組成物、皮膚コラーゲン産生促進用組成物、皮膚ヒアルロン酸産生促進用組成物、皮膚エラスチン産生促進用組成物、及び保湿性の改善用組成物 - Google Patents

繊維芽細胞増殖促進用組成物、皮膚コラーゲン産生促進用組成物、皮膚ヒアルロン酸産生促進用組成物、皮膚エラスチン産生促進用組成物、及び保湿性の改善用組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP2021095350A
JP2021095350A JP2019226467A JP2019226467A JP2021095350A JP 2021095350 A JP2021095350 A JP 2021095350A JP 2019226467 A JP2019226467 A JP 2019226467A JP 2019226467 A JP2019226467 A JP 2019226467A JP 2021095350 A JP2021095350 A JP 2021095350A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
skin
composition
promoting
promoting composition
tyr
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019226467A
Other languages
English (en)
Inventor
丸山 広恵
Hiroe Maruyama
広恵 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
API Co Ltd
Original Assignee
API Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by API Co Ltd filed Critical API Co Ltd
Priority to JP2019226467A priority Critical patent/JP2021095350A/ja
Publication of JP2021095350A publication Critical patent/JP2021095350A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)

Abstract

【課題】優れた皮膚の繊維芽細胞の増殖性を示す繊維芽細胞増殖促進用組成物等を提供する。【解決手段】本発明の繊維芽細胞増殖促進用組成物、皮膚コラーゲン産生促進用組成物、皮膚ヒアルロン酸産生促進用組成物、皮膚エラスチン産生促進用組成物、及び保湿性の改善用組成物は、Ala−Leu及びTyr−Tyrから選ばれる少なくとも一種のジペプチドを有効成分として含有する。【選択図】なし

Description

本発明は、優れた皮膚繊維芽細胞の増殖性等を発揮する繊維芽細胞増殖促進用組成物、皮膚コラーゲン産生促進用組成物、皮膚ヒアルロン酸産生促進用組成物、皮膚エラスチン産生促進用組成物、及び保湿性の改善用組成物に関する。
一般に、ローヤルゼリーは、血圧降下作用、抗腫瘍作用、血清コレステロール低下作用、抗菌作用、放射線及び化学療法剤の副作用軽減作用、慢性疾患に対する作用等の種々の生理作用を有していることが知られている。したがって、従来よりローヤルゼリーは、健康食品のみならず、様々な食品、医薬品、化粧料等の用途にも用いられてきた。
また、近年、例えば特許文献1に開示されるように、ローヤルゼリーエキス抽出後の抽出溶媒に不溶性の画分に対して、中性プロテアーゼを作用させることにより得られるローヤルゼリーペプチドにおいて、抗酸化作用の向上効果等、生体に有用な作用の向上効果が見出されるようになった。
特開2009−29772号公報
本発明の目的とするところは、優れた皮膚繊維芽細胞の増殖性を示す繊維芽細胞増殖促進用組成物を提供することにある。
また、本発明の別の目的とするところは、優れた皮膚コラーゲン産生促進作用を示す皮膚コラーゲン産生促進用組成物を提供することにある。
また、本発明の別の目的とするところは、優れた皮膚ヒアルロン酸産生促進作用を示す皮膚ヒアルロン酸産生促進用組成物を提供することにある。
また、本発明の別の目的とするところは、優れた皮膚エラスチン産生促進作用を示す皮膚エラスチン産生促進用組成物を提供することにある。
また、本発明の別の目的とするところは、優れた保湿作用を示す保湿性の改善用組成物を提供することにある。
本発明は、特定のジペプチドが優れた皮膚繊維芽細胞の増殖促進作用を発揮することを見出したことに基づくものである。
上記目的を達成するために、本発明の一態様の繊維芽細胞増殖促進用組成物では、Ala−Leu及びTyr−Tyrから選ばれる少なくとも一種のジペプチドを有効成分として含有することを特徴とする。
本発明の別の態様の皮膚コラーゲン産生促進用組成物は、Ala−Leu及びTyr−Tyrから選ばれる少なくとも一種のジペプチドを有効成分として含有することを特徴とする。
本発明の別の態様の皮膚ヒアルロン酸産生促進用組成物は、Ala−Leu及びTyr−Tyrから選ばれる少なくとも一種のジペプチドを有効成分として含有することを特徴とする。
本発明の別の態様の皮膚エラスチン産生促進用組成物は、Ala−Leu及びTyr−Tyrから選ばれる少なくとも一種のジペプチドを有効成分として含有することを特徴とする。
本発明の別の態様の保湿性の改善用組成物は、Ala−Leu及びTyr−Tyrから選ばれる少なくとも一種のジペプチドを有効成分として含有することを特徴とする。
本発明によれば、皮膚繊維芽細胞の増殖性に優れる。また、本発明によれば、皮膚コラーゲン産生促進作用に優れる。また、本発明によれば、皮膚ヒアルロン酸産生促進作用に優れる。また、本発明によれば、皮膚エラスチン産生促進作用に優れる。また、本発明によれば、保湿性の改善作用に優れる。
(第1実施形態)
以下、本発明の繊維芽細胞(線維芽細胞)増殖促進用組成物を具体化した一実施形態を説明する。本実施形態の繊維芽細胞増殖促進用組成物は、Ala−Leu(以下、「AL」という)及びTyr−Tyr(以下、「YY」という)から選ばれる少なくとも一種を有効成分として含有する。これらの有効成分は、一種のジペプチドを使用してもよく、二種のジペプチドを組み合わせて使用してもよい。
また、これらのジペプチドは、天然由来のもの又は化学的に合成したもののいずれを用いてもよく、市販品を使用してもよい。ジペプチドを含む天然由来の素材そのものを有効成分として使用してもよいが、ジペプチドの含有比率を高めてジペプチド由来の作用を有効に発揮させる観点から、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)等を介して粗精製又は精製したものを使用することが好ましい。例えば、後述するローヤルゼリー(以下、「RJ」という)にタンパク質分解酵素を用いて酵素処理したものが用いられる場合、処理物中において有効成分であるジペプチドの濃度を高めたものが用いられる。より具体的には、処理物中において固形分濃度として、好ましくは0.001質量%以上、より好ましくは0.01質量%以上、さらに好ましくは0.1質量%以上である。
ジペプチドを天然由来のものから入手する場合、生RJ及び乾燥RJ(生RJを凍結乾燥処理等により乾燥させて粉末化したもの)から選ばれる少なくとも一種が原料として用いられる。かかる原料中に含まれるRJタンパク質をタンパク質分解酵素を用いて酵素処理し、公知のクロマトグラフィーを用いて粗精製又は精製することにより得ることができる。
原料の生RJ及び乾燥RJの産地は、特に限定されず、例えば中国、台湾、日本等のアジア諸国、ヨーロッパ諸国、北アメリカ諸国、ブラジル等の南アメリカ諸国、及びニュージーランド、オーストラリア等のオセアニア諸国が挙げられる。
なお、原料は、生RJ及び乾燥RJから選ばれる少なくとも一種から抽出溶媒を用いて得られる不溶性の分画を原料として使用してもよい。かかる不溶性の画分には、主としてRJ由来のタンパク質が高含有されている。抽出溶媒としては、親水性有機溶媒又は含水親水性有機溶媒が使用される。親水性有機溶媒としては、例えばエタノール、メタノール、ブタノール及びプロパノール等の低級アルコール類、クロロホルム等のハロゲン化炭化水素類が挙げられる。一種の親水性有機溶媒を適用してもよく、二種以上の親水性有機溶媒を組み合わせて使用してもよい。含水親水性有機溶媒として例えば含水エタノールが使用される場合、抽出溶媒中におけるエタノールの濃度は、50〜99容量%が好ましく、80〜99容量%がより好ましく、90〜99容量%が最も好ましい。これらの抽出溶媒の添加量は、抽出効率の点から、生RJ及び乾燥RJから選ばれる少なくとも一種を1重量部に対して1〜30重量部が好ましく、2〜20重量部がより好ましく、3〜10重量部が最も好ましい。これらの抽出溶媒は、生RJ及び乾燥RJから選ばれる少なくとも一種とともに混合及び撹拌される。抽出の温度は、溶媒の揮発を防ぐ点から、10〜40℃が好ましく、20〜30℃がより好ましい。抽出の時間は、収率の点から、1〜24時間が好ましく、1.5〜12時間がより好ましく、2〜6時間がさらに好ましい。得られた抽出物は、溶媒に可溶性の画分と沈殿物からなる不溶性の画分から構成される。これらの可溶性画分と不溶性画分は、公知の方法、例えば濾過処理、遠心分離を用いることにより、容易に分離することができる。
タンパク質分解酵素としては、至適pHを中性付近(好ましくはpH5.0〜8.5、より好ましくはpH6.5〜7.5)に有する中性プロテアーゼを使用することが好ましい。中性プロテアーゼとして、ペプチドの途中から分解するエンド型プロテアーゼを適用することが好ましい。
中性プロテアーゼとして、具体的には、バチルス・サブティリス由来の中性プロテアーゼ、バチルス・ステアロサーモフィルス(バチルス・サーモプロテオライティクス・ロッコ)由来の中性プロテアーゼであるサーモリシン、アスペルギルス・オリザエ由来の中性プロテアーゼ等を挙げることができる。これらの中で、有効成分であるジペプチドの産生に優れる観点からバチルス・サブティリスのエンド型中性プロテアーゼが好ましい。
RJの酵素処理は、原料RJを所定量の水又は緩衝液に、溶解又は分散させた酵素反応液が用いられる。酵素反応液のpHは、使用する酵素の至適pH付近に調整するのが好ましい。中性プロテアーゼを使用する場合、酵素処理液のpHは好ましくは5.0〜8.5、より好ましくは6.5〜7.5、さらに好ましくは6.8〜7.2に調整される。酵素反応液は、粘度上昇を十分に抑え、酵素処理を迅速に進行させる観点、及び次の乾燥処理を効率的に行う観点から、原料の質量に対して好ましくは1〜10倍量、より好ましくは1.5〜6倍量の水又は緩衝液が使用される。酵素処理の時間は、反応温度、酵素の力価等により適宜設定されるが、効果の発現を高める観点及び経済性の観点から、好ましくは0.1〜24時間、より好ましくは0.5〜16時間である。なお、このタンパク質分解酵素処理は、酵素処理後に酵素反応液を直ちに75〜100℃で5〜60分間加熱して前記プロテアーゼを失活させることが望ましい。
公知のクロマトグラフィーとしては、例えば液体クロマトグラフィー、超臨界流体クロマトグラフィー、薄層クロマトグラフィー等が挙げられる。液体クロマトグラフィーとしては、例えばカラムクロマトグラフィーを用いることができ、より具体的には高速液体クロマトグラフィー(HPLC)及びオープンカラムクロマトグラフィーを挙げることができる。クロマトグラフィー担体としては、例えば、イオン交換クロマトグラフィー、分配クロマトグラフィー(順相・逆相クロマトグラフィー)、吸着クロマトグラフィー、及び分子排斥クロマトグラフィー(ゲル濾過・分子篩クロマトグラフィー)が挙げられる。それらを適宜組み合わせて、公知の使用方法で有効成分であるジペプチドを精製することができる。
本実施形態の繊維芽細胞増殖促進用組成物は、皮膚繊維芽細胞の増殖を促進する作用を有する。皮膚繊維芽細胞の増殖促進により、皮膚繊維芽細胞によって産生される細胞外マトリックス、例えば皮膚の弾力性に寄与するコラーゲン、保湿成分であるヒアルロン酸、及びコラーゲンの線維を支え、皮膚の弾力性に寄与するエラスチンの増加が期待される。加齢に伴い、又は皮膚が紫外線及び活性酸素等に曝されると繊維芽細胞が減少することが知られている。それにより、繊維芽細胞によってもたらされるコラーゲン等の細胞外マトリックスも減少し、老化現象、例えば真皮の厚みの減少、皮膚のしわ及びたるみの発生、はりの消失、並びに保湿性の低下が生じる。本実施形態の繊維芽細胞増殖促進用組成物により、皮膚の繊維芽細胞の増殖が促進されると、しわやたるみの防止、はりの消失の防止、及び皮膚の保湿性の向上が期待され、優れた皮膚の老化防止・改善効果が発揮される。
また、皮膚組織が損傷した場合、損傷部位から繊維芽細胞が遊走・増殖し、細胞外マトリックスの合成により、損傷箇所が修復されることが知られている。本実施形態の繊維芽細胞増殖促進用組成物により、皮膚繊維芽細胞の増殖が促進されると、皮膚組織の損傷修復が促進され、治癒が早まることが期待される。
本実施形態の繊維芽細胞増殖促進用組成物の具体的な適用形態としては、上記の作用効果を得ることを目的とした飲食品、皮膚外用剤、化粧品、医薬品、研究用試薬等として適用することができる。本実施形態の繊維芽細胞増殖促進用組成物を飲食品、皮膚外用剤、及び化粧品として適用する場合は、従来品と区別するために、上記作用・効果、例えば皮膚繊維芽細胞の増殖促進、しわやたるみの防止、はりの消失の防止、皮膚の保湿性の向上、老化防止・改善、及び皮膚創傷治癒促進等の効果を得ることを目的とする旨の表示を付すことが好ましい。
本実施形態の繊維芽細胞増殖促進用組成物は、好ましくは飲食品に適用される。飲食品とする場合、繊維芽細胞増殖促進用組成物を飲食品そのものとして、又は種々の食品素材若しくは飲料品素材に配合して使用できる。飲食品の形態としては、特に限定されず、液状、粉末状、ゲル状、固形状のいずれであってもよく、また剤形としては、粉末、所定形状の顆粒、錠剤、カプセル剤(ハードカプセル、ソフトカプセル)、ドリンク剤のいずれであってもよい。前記飲食品としては、その他の成分としてゲル化剤含有食品、糖類、香料、甘味料、油脂、基材、賦形剤、食品添加剤、副素材、増量剤等を適宜配合してもよい。また、飲食品の用途としては、特に限定されず、いわゆる一般食品、健康食品、機能性食品、栄養補助食品、サプリメント、特定保健用食品、機能性表示食品、病者用食品として適用できる。
本実施形態の繊維芽細胞増殖促進用組成物を化粧品に適用する場合、化粧品基材に配合することにより製造することができる。化粧品の形態は、乳液状、クリーム状、粉末状などのいずれであってもよい。このような化粧品を肌に適用することにより、皮膚の繊維芽細胞増殖促進作用を得ることができる。化粧品基剤は、一般に化粧品に共通して配合されるものであって、例えば、油分、精製水及びアルコールを主要成分として、界面活性剤、保湿剤、酸化防止剤、増粘剤、抗脂漏剤、血行促進剤、美白剤、pH調整剤、色素顔料、防腐剤及び香料から選択される少なくとも一種が適宜配合される。
本実施形態の繊維芽細胞増殖促進用組成物を皮膚外用剤、医薬用素材、又は医薬品として使用する場合は、各用途に応じて、皮膚への塗布、服用(経口摂取)により投与する場合の他、皮下注射、血管内投与、経皮投与等のあらゆる投与方法を採用することが可能である。剤形としては、特に限定されないが、例えば、散剤、粉剤、顆粒剤、錠剤、カプセル剤、丸剤、坐剤、液剤、注射剤等が挙げられる。また、添加剤として賦形剤、基剤、乳化剤、溶剤、安定剤等を配合してもよい。また、本実施形態の繊維芽細胞増殖促進用組成物を繊維芽細胞増殖促進用の試薬の形態で実験用・研究用試薬として適用してもよい。皮膚繊維芽細胞が関係する生理作用のメカニズムの解明又は各種症状の治療法等の研究・開発等の分野において、好適に用いられる。
本実施形態の繊維芽細胞増殖促進用組成物の作用及び効果について説明する。
(1)本実施形態の繊維芽細胞増殖促進用組成物は、優れた皮膚繊維芽細胞増殖促進作用を発揮する。したがって、皮膚繊維芽細胞増殖促進作用の発揮を目的とした飲食品、皮膚外用剤、化粧品、医薬品、研究用試薬等の分野に好ましく適用することができる。
(2)ジペプチドとして天然由来の原料であるRJから得られたものである場合、安全に飲食品、皮膚外用剤、化粧品、医薬品等の分野に適用することができる。
(第2実施形態)
以下、本発明の皮膚コラーゲン産生促進用組成物を具体化した第2実施形態を説明する。本実施形態の皮膚コラーゲン産生促進用組成物は、AL及びYYから選ばれる少なくとも一種のジペプチドを有効成分として含有する。これらの有効成分は、一種のジペプチドを使用してもよく、二種のジペプチドを組み合わせて使用してもよい。これらのジペプチドの入手方法は、第1実施形態と同一である。
本実施形態の皮膚コラーゲン産生促進用組成物は、皮膚において、特に繊維芽細胞においてコラーゲン産生を促進する作用を有する。加齢に伴い繊維芽細胞が減少したり、又は紫外線及び活性酸素等で変性することにより皮膚コラーゲンが減少することが知られている。それにより、老化現象、例えば真皮の厚みの減少、皮膚のしわ及びたるみの発生、はりの消失、並びに保湿性の低下が生じる。本実施形態の皮膚コラーゲン産生促進用組成物により、皮膚コラーゲンの産生が促進されると、しわやたるみの防止、はりの消失の防止、及び皮膚の保湿性の向上が期待され、優れた皮膚の老化防止・改善効果が発揮される。
また、皮膚組織が損傷した場合、損傷部位において繊維芽細胞が、コラーゲンを合成することにより、損傷箇所が修復されることが知られている。本実施形態の皮膚コラーゲン産生促進用組成物により、皮膚のコラーゲン産生が促進されると、皮膚組織の損傷修復を促進し、治癒を早めることが期待される。
本実施形態の皮膚コラーゲン産生促進用組成物の具体的な配合形態としては、上記の作用効果を得ることを目的とした飲食品、皮膚外用剤、化粧品、医薬品、研究用試薬等として適用することができる。これらの中で、本実施形態の皮膚コラーゲン産生促進用組成物は飲食品として適用されることが好ましい。本実施形態の皮膚コラーゲン産生促進用組成物を飲食品、皮膚外用剤、化粧品として適用する場合は、従来品と区別するために、上記作用・効果、例えば皮膚コラーゲン産生促進、しわやたるみの防止、はりの消失の防止、皮膚の保湿性の向上、老化防止・改善、及び皮膚創傷治癒促進等の効果を得ることを目的とする旨の表示を付すことが好ましい。その他、具体的な適用形態の構成は、第1実施形態と同一である。
本実施形態の皮膚コラーゲン産生促進用組成物の作用及び効果について説明する。
(3)本実施形態の皮膚コラーゲン産生促進用組成物は、優れた皮膚コラーゲン産生促進作用を発揮する。したがって、皮膚コラーゲン産生促進作用の発揮を目的とした飲食品、皮膚外用剤、化粧品、医薬品、研究用試薬等の分野に好ましく適用することができる。
(第3実施形態)
以下、本発明の皮膚ヒアルロン酸産生促進用組成物を具体化した第3実施形態を説明する。本実施形態の皮膚ヒアルロン酸産生促進用組成物は、AL及びYYから選ばれる少なくとも一種のジペプチドを有効成分として含有する。これらの有効成分は、一種のジペプチドを使用してもよく、二種のジペプチドを組み合わせて使用してもよい。これらのジペプチドの入手方法は、第1実施形態と同一である。
本実施形態の皮膚ヒアルロン酸産生促進用組成物は、皮膚において、特に繊維芽細胞においてヒアルロン酸産生を促進する作用を有する。加齢に伴い繊維芽細胞が減少したり、又は紫外線及び活性酸素等で変性することにより皮膚ヒアルロン酸が減少することが知られている。それにより、老化現象、例えば真皮の厚みの減少、皮膚のしわ及びたるみの発生、はりの消失、並びに保湿性の低下が生じる。本実施形態の皮膚ヒアルロン酸産生促進用組成物により、皮膚のヒアルロン酸の産生が促進されると、しわやたるみの防止、はりの消失の防止、及び皮膚の保湿性の向上が期待され、優れた皮膚の老化防止・改善効果が発揮される。
また、皮膚組織が損傷した場合、損傷部位において繊維芽細胞が、ヒアルロン酸を合成することにより、損傷箇所が修復されることが知られている。本実施形態の皮膚ヒアルロン酸産生促進用組成物により、皮膚ヒアルロン酸産生が促進されると、皮膚組織の損傷修復を促進し、治癒を早めることが期待される。
本実施形態の皮膚ヒアルロン酸産生促進用組成物の具体的な配合形態としては、上記の作用効果を得ることを目的とした飲食品、皮膚外用剤、化粧品、医薬品、研究用試薬等として適用することができる。これらの中で、本実施形態の皮膚ヒアルロン酸産生促進用組成物は飲食品として適用されることが好ましい。本実施形態の皮膚ヒアルロン酸産生促進用組成物を飲食品、皮膚外用剤、化粧品として適用する場合は、従来品と区別するために、上記作用・効果、例えば皮膚ヒアルロン酸産生促進、しわやたるみの防止、はりの消失の防止、皮膚の保湿性の向上、老化防止・改善、及び皮膚創傷治癒促進等の効果を得ることを目的とする旨の表示を付すことが好ましい。その他、具体的な適用形態の構成は、第1実施形態と同一である。
本実施形態の皮膚ヒアルロン酸産生促進用組成物の作用及び効果について説明する。
(4)本実施形態の皮膚ヒアルロン酸産生促進用組成物は、優れた皮膚ヒアルロン酸産生促進作用を発揮する。したがって、皮膚ヒアルロン酸産生促進作用の発揮を目的とした飲食品、皮膚外用剤、化粧品、医薬品、研究用試薬等の分野に好ましく適用することができる。
(第4実施形態)
以下、本発明のエラスチン産生促進用組成物を具体化した第4実施形態を説明する。本実施形態の皮膚エラスチン産生促進用組成物は、AL及びYYから選ばれる少なくとも一種のジペプチドを有効成分として含有する。これらの有効成分は、一種のジペプチドを使用してもよく、二種のジペプチドを組み合わせて使用してもよい。これらのジペプチドの入手方法は、第1実施形態と同一である。
本実施形態の皮膚エラスチン産生促進用組成物は、皮膚において、特に繊維芽細胞においてエラスチン産生を促進する作用を有する。加齢に伴い繊維芽細胞が減少したり、又は紫外線及び活性酸素等で変性することにより皮膚エラスチンが減少することが知られている。それにより、老化現象、例えば真皮の厚みの減少、皮膚のしわ及びたるみの発生、はりの消失、並びに保湿性の低下が生じる。本実施形態の皮膚エラスチン産生促進用組成物により、皮膚のエラスチンの産生が促進されると、しわやたるみの防止、はりの消失の防止、及び皮膚の保湿性の向上が期待され、優れた皮膚の老化防止・改善効果が発揮される。
本実施形態の皮膚エラスチン産生促進用組成物の具体的な配合形態としては、上記の作用効果を得ることを目的とした飲食品、皮膚外用剤、化粧品、医薬品、研究用試薬等として適用することができる。これらの中で、本実施形態の皮膚エラスチン産生促進用組成物は飲食品として適用されることが好ましい。本実施形態の皮膚エラスチン産生促進用組成物を飲食品、皮膚外用剤、化粧品として適用する場合は、従来品と区別するために、上記作用・効果、例えば皮膚エラスチン産生促進、しわやたるみの防止、はりの消失の防止、皮膚の保湿性の向上、老化防止・改善等の効果を得ることを目的とする旨の表示を付すことが好ましい。その他、具体的な適用形態の構成は、第1実施形態と同一である。
本実施形態の皮膚エラスチン産生促進用組成物の作用及び効果について説明する。
(5)本実施形態の皮膚エラスチン産生促進用組成物は、優れた皮膚エラスチン産生促進作用を発揮する。したがって、皮膚エラスチン産生促進作用の発揮を目的とした飲食品、皮膚外用剤、化粧品、医薬品、研究用試薬等の分野に好ましく適用することができる。
尚、上記実施形態は、以下のように変更して実施できる。上記実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施できる。
・上記実施形態における有効成分として用いられるジペプチドは、繊維芽細胞増殖促進作用、皮膚コラーゲン産生促進作用、皮膚ヒアルロン酸産生促進作用、及び皮膚エラスチン産生促進作用を有する。そのため、さらにAL及びYYから選ばれる少なくとも一種のジペプチドを有効成分とする保湿性の改善用組成物として構成してもよい。また、AL及びYYから選ばれる少なくとも一種のジペプチドを有効成分とする皮膚の老化防止・改善用組成物として構成してもよい。また、AL及びYYから選ばれる少なくとも一種のジペプチドを有効成分とする皮膚創傷治癒促進用組成物として構成してもよい。
・上記実施形態において、ジペプチドを経口摂取する場合、摂取量の下限は、特に限定されないが、好ましくは成人1日当たりジペプチドの固形分として1μg以上、より好ましくは10μg以上、さらに好ましくは100μg以上である。一方、摂取量の上限は、特に限定されないが、好ましくは成人1日当たりジペプチドの固形分として5g以下、より好ましくは1g以下である。
以下に実施例を挙げ、前記実施形態をさらに具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
<試験例1:ヒト皮膚繊維芽細胞の増殖促進作用の評価1>
(1)評価する試験品
(実施例1)
実施例1として、ジペプチドAL(Ala−Leu)、及びYY(Tyr−Tyr)の混合物を使用した。ジペプチドは、純度95%以上の標準品(市販品)を使用した。ジペプチドの混合比(質量比)は、AL:YY=1:0.3〜3とした。
(2)使用細胞及び培養
正常ヒト線維芽細胞(Normal Human Dermal Fibroblasts [NHDF]、TAKARA社製)を使用した。線維芽細胞増殖培地2(Supplement Pack; TAKARA社製)の中の血清(終濃度0.02mL/mL)及びインスリン(終濃度5μg/mL)を、基礎培地(PromoCell社製)に添加したものを基本培地として使用した。また、抗生物質としてペニシリン−ストレプトマイシン−アムホテリシンB懸濁液(和光純薬工業社製)を使用した。事前に試験を行い、抗生物質が増殖に影響を及ぼさないことを確認した(data not shown)。
NHDFの基礎培養は、培養フラスコ(培養面積25cm2、又は75cm2)に終濃度が1〜2×104 cells/mL、全量8〜20mLとなるよう基礎培地で調整し、CO2インキュベーター(37℃、CO2 5%)内で、3〜5日程度培養して必要細胞数を確保した。
(3)試験品溶液の調製
実施例1の試験品は、DMSO(final:50%DMSO溶液)に溶解し、120mg/mLとした。
試験品の濃度域は、1、0.3、0.1、0.03、0.01、0.003、0.001、0.0003mg/mLとした。
(4)細胞増殖能評価
培養したNHDFをTrypsin処理により培養フラスコから回収し、細胞数をカウントした。
細胞を基礎培地で懸濁し、細胞濃度が2×104cells/mLの細胞懸濁液を調製した。
調製した細胞懸濁液を培養プレート(24well)の適量の半量(0.5mL)を播種し、CO2インキュベーター(37℃、CO2 5%)にて培養を行った。1wellあたりの細胞数は、1×104個であった。
今回の細胞は、1時間ほどで完全に接着するのが顕微鏡下で確認できたので、被験品の添加は、播種後3時間後に行った。
各用量の試験品を含む基礎培地を半量重層し、さらに3日間培養を継続した。陽性対照には、細胞増殖活性を有するFGF(最終用量:3、1、0.3、0.1ng/mL)を用いた。
3日間培養後、培地を一旦回収し、残った細胞にWST-8を基本培地100μLに対して10μL添加した溶液500μL添加し、3時間のインキュベーション(37℃、CO2 5%)を行い、生細胞によって生成したホルマザン色素を450nmにて測定し、細胞増殖活性(n=4)を算出した。コントロールを100%とした場合の細胞数相対比として示した。結果を表1に示す。尚、表中の*は、細胞増殖が有意に高かった(p<0.05)用量を示している。
Figure 2021095350
表1に示されるように、ジペプチドを添加した実施例1は、濃度依存的に細胞増殖性が向上することが確認された。なお、1mg/mLの場合、DMSOによる影響があったものと思われる。
<試験例2:ヒト皮膚繊維芽細胞の増殖促進作用の評価2>
(1)評価する試験品(実施例2,3)
実施例2として、ジペプチドAL(Ala−Leu)を使用した。
実施例3として、ジペプチドYY(Tyr−Tyr)を使用した。
ジペプチドは、それぞれ純度95%以上の標準品(市販品)を使用した。
(2)使用細胞及び培養
正常ヒト線維芽細胞(Normal Human Dermal Fibroblasts [NHDF]、TAKARA社製)を使用した。試験例1と同様に培養した。
(3)試験品溶液の調製
実施例2,3の試験品は、まずDMSO(final:50%DMSO溶液)に溶解し、その後、蒸留水で試験品の濃度域を0.3、0.1、0.03、0.01mg/mLに調製した。なお、試験品0.3mg/mLの場合、DMSOを0.3%含有する。
(4)細胞増殖能評価
培養したNHDFをTrypsin処理により培養フラスコから回収し、細胞数をカウントした。
細胞を基礎培地で懸濁し、細胞濃度が2×104cells/mLの細胞懸濁液を調製した。
調製した細胞懸濁液を培養プレート(96well)の適量の半量(100μl)を播種し、CO2インキュベーター(37℃、CO2 5%)にて一晩前培養を行った。
各試験品を含む基礎培地をさらに半量重層し、さらに5日間培養を続けた。陽性対照には、FGF(最終用量:3、1、0.3、0.1ng/mL)を用いた。
培養後、培地を一旦回収し、残った細胞にCell Counter Kit-8 Assay(WST-8試薬、同仁化学研究所社製)を基本培地100μLに対して10μL添加した溶液500μL添加し、3時間のインキュベーション(37℃、CO2 5%)を行い、生細胞によって生成したホルマザン色素を450nmにて測定し、細胞増殖活性(n=4)を算出した。コントロールを100%とした場合の細胞数相対比として示した。結果を表2に示す。尚、表中の*は、細胞増殖が有意に高かった(p<0.05)用量を示している。
Figure 2021095350
表2に示されるように、実施例2,3のジペプチドともに、濃度依存的に細胞増殖性が向上することが確認された。表には示していないが、実施例2のジペプチドは、3mg/mlの用量において、DMSOによる細胞毒性に対する保護作用も認められた(溶媒コントロールとの有意差あり)。
<試験例3:保湿、弾性、バリア機能に関する遺伝子発現の評価>
(1)評価する試験品
試験品として、試験例1の実施例1の試料を使用した。また、試験例1の細胞増殖能を有する陽性対照として使用したFGFも使用した。
(2)使用細胞及び培養
正常ヒト線維芽細胞(Normal Human Dermal Fibroblasts [NHDF]、TAKARA社製)を使用した。試験例1の細胞増殖能評価方法と同様に試験品を投与し、培養後の細胞を回収し、-80℃にて保管した。
(3)RNAの採取とcDNAの作製
(a)-80℃にて保管した細胞に対して、SuperPrep II Cell Lysis & RT Kit for qPCR(TOYOBO社製)を用いて、凍結細胞の溶解とcDNAの調製を行った。
(b)G3PDH(ハウスキーピングgene)を用いて、cDNA量を調整し、下記の項目についてPCRを行い、対象と比較した。アガロースゲル電気泳動法にて行った。
(c)候補遺伝子は、下記の通りである。
コラーゲンTypeI、コラーゲンTypeIII、コラーゲンTypeIV、エラスチン、ヒアルロン酸合成酵素(HAS2)の5遺伝子とした。
プライマーの設計は、Primer3(v.0.4.0)(タルトゥ大学の生命情報学部のサイト(http://bioinfo.ut.ee/primer3-0.4.0/)にて利用可能に公開されているPCR用プライマー設計ツール)を用いて行った。
PCRは、GoTaq G2 Hot Start Green Master MIX(プロメガ社製)を使用した。
尚、PCR産物の同定(配列決定)は行わず、PCR産物のサイズの確認により行った。
アガロース電気泳動後、SYBR Green I(TAKARA社製)にて染色した。PCR産物の電気泳動像のイメージから、その強度(Intensity)をImageJ(アメリカ国立衛生研究所のサイト(https://imagej.nih.gov/ij/)からダウンロード可能な画像解析ソフトウェア)を用いて定量化した。結果を表3に示す。
Figure 2021095350
コラーゲンType IIIは、コントロールの4倍程度の発現量が認められた。コラーゲンTypeIVは、コントロールに比べて発現量の増大が最大で4倍程度認められた。エラスチンは、コントロールに比べて発現量の増大が最大で4倍程度認められた。ヒアルロン酸合成酵素(HAS2)は、コントロールの2倍程度の発現を認められた。
以上のように、各遺伝子の発現量を比較するとFGFとは異なり、いくつかの遺伝子の発現を用量依存的に調節することが確認された。これらの結果から、本発明のジペプチドは、肌の保湿や柔軟性に寄与することが期待される。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
(イ)Ala−Leu及びTyr−Tyrから選ばれる少なくとも一種のジペプチドは、RJ由来のタンパク質を中性プロテアーゼを用いて酵素処理し、固形分濃度として0.001質量%以上に粗精製したものが適用される前記皮膚繊維芽細胞増殖促進用組成物、前記皮膚コラーゲン産生促進用組成物、前記皮膚ヒアルロン酸産生促進用組成物、前記皮膚エラスチン産生促進用組成物、又は保湿性の改善用組成物。
(ロ)Ala−Leu及びTyr−Tyrから選ばれる少なくとも一種のジペプチドを有効成分として含有する皮膚の老化防止・改善用組成物、又は皮膚創傷治癒促進用組成物。

Claims (5)

  1. Ala−Leu及びTyr−Tyrから選ばれる少なくとも一種のジペプチドを有効成分として含有する繊維芽細胞増殖促進用組成物。
  2. Ala−Leu及びTyr−Tyrから選ばれる少なくとも一種のジペプチドを有効成分として含有する皮膚コラーゲン産生促進用組成物。
  3. Ala−Leu及びTyr−Tyrから選ばれる少なくとも一種のジペプチドを有効成分として含有する皮膚ヒアルロン酸産生促進用組成物。
  4. Ala−Leu及びTyr−Tyrから選ばれる少なくとも一種のジペプチドを有効成分として含有する皮膚エラスチン産生促進用組成物。
  5. Ala−Leu及びTyr−Tyrから選ばれる少なくとも一種のジペプチドを有効成分として含有する保湿性の改善用組成物。
JP2019226467A 2019-12-16 2019-12-16 繊維芽細胞増殖促進用組成物、皮膚コラーゲン産生促進用組成物、皮膚ヒアルロン酸産生促進用組成物、皮膚エラスチン産生促進用組成物、及び保湿性の改善用組成物 Pending JP2021095350A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019226467A JP2021095350A (ja) 2019-12-16 2019-12-16 繊維芽細胞増殖促進用組成物、皮膚コラーゲン産生促進用組成物、皮膚ヒアルロン酸産生促進用組成物、皮膚エラスチン産生促進用組成物、及び保湿性の改善用組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019226467A JP2021095350A (ja) 2019-12-16 2019-12-16 繊維芽細胞増殖促進用組成物、皮膚コラーゲン産生促進用組成物、皮膚ヒアルロン酸産生促進用組成物、皮膚エラスチン産生促進用組成物、及び保湿性の改善用組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021095350A true JP2021095350A (ja) 2021-06-24

Family

ID=76430513

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019226467A Pending JP2021095350A (ja) 2019-12-16 2019-12-16 繊維芽細胞増殖促進用組成物、皮膚コラーゲン産生促進用組成物、皮膚ヒアルロン酸産生促進用組成物、皮膚エラスチン産生促進用組成物、及び保湿性の改善用組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021095350A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007217358A (ja) * 2006-02-17 2007-08-30 Nippon Meat Packers Inc 抗酸化性ペプチド

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007217358A (ja) * 2006-02-17 2007-08-30 Nippon Meat Packers Inc 抗酸化性ペプチド

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
FOOD CHEMISTRY, vol. Vol.113, pp.238-245, JPN6023029491, 2009, ISSN: 0005113165 *
INTERNATIONAL JOURNAL OF MOLECULAR SCIENCES, vol. Vol.20, 2126, JPN6023029490, 29 April 2019 (2019-04-29), ISSN: 0005113166 *

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2371375A1 (en) Peptide for inhibiting skin aging
JP4388289B2 (ja) 皮膚老化防止・改善剤及び/又は肌荒れ防止・改善剤キット
EP2522355B1 (en) Dna damage repair promoter for oral application, and elastase activity inhibitor for oral application
WO2014175001A1 (ja) 美白促進剤またはアトピー性皮膚炎改善剤
JP4286513B2 (ja) 抗老化用組成物
EP2200574B1 (en) Novel use of panduratin derivatives or extract of kaempferia pandurata comprising the same
WO2014203878A1 (ja) エラスチン産生促進剤
JP2016193857A (ja) 皮膚化粧料および飲食品
JP5955499B2 (ja) 皮膚コラーゲン産生促進剤
KR20060037245A (ko) 피부 콜라겐 생성 촉진제
WO2014203883A1 (ja) ヒアルロン酸産生促進剤
JP2021095350A (ja) 繊維芽細胞増殖促進用組成物、皮膚コラーゲン産生促進用組成物、皮膚ヒアルロン酸産生促進用組成物、皮膚エラスチン産生促進用組成物、及び保湿性の改善用組成物
JP7097084B2 (ja) 新規なaimp1タンパク質の断片とこれを有効成分として含む皮膚保護用組成物
JP5548561B2 (ja) 皮膚繊維芽細胞増殖促進剤及び皮膚コラーゲン産生促進剤
KR20190056878A (ko) 피부 세포 활성화제, 이의 제조방법 및 이를 포함하는 피부외용제
JP2019052113A (ja) ヒアルロン酸産生促進剤及びヒアルロン酸産生促進用食品
JP2013034423A (ja) 健康食品
KR102010345B1 (ko) 피부 광노화 억제 및 피부손상세포 재생용 화장료 조성물, 이를 이용한 피부 광노화 억제 및 피부손상세포 재생용 화장료 및 이의 제조방법
KR102037039B1 (ko) 플록쿨린을 포함하는 피부 미용을 위한 조성물
TWI576117B (zh) 玻尿酸產生促進劑
KR102569532B1 (ko) 스타필로코커스 속, 스트렙토코커스 속, 쿠티박테리움 속, 인하이드로박터 균주 및 dna 단편 혼합물을 포함하는 화장료 조성물
KR102609656B1 (ko) 스타필로코커스 호미니스 균주 및 그의 피부 상태 개선 용도
EP4252763A1 (en) Exosome secretion promoting agent
Zhao et al. Attenuating UVA-induced oxidative stress of human skin fibroblasts by enhancing bioactive components of Armillaria luteo-virens by Lactobacillus delbrueckii subsp. Bulgaricus fermentation
TW201347779A (zh) 玻尿酸產生促進劑

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220915

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230706

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230725

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230922

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231114

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240423