JP2021095199A - 吐出容器 - Google Patents
吐出容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2021095199A JP2021095199A JP2019228691A JP2019228691A JP2021095199A JP 2021095199 A JP2021095199 A JP 2021095199A JP 2019228691 A JP2019228691 A JP 2019228691A JP 2019228691 A JP2019228691 A JP 2019228691A JP 2021095199 A JP2021095199 A JP 2021095199A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- discharge
- nozzle
- liquid
- container
- cap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
- Nozzles (AREA)
Abstract
Description
本実施形態に係る吐出容器1は、図1及び図2に示すように、被吐出体に対して非泡状の液体を吐出可能な吐出容器本体2と、該吐出容器本体2に装着されるオーバーキャップ100とを備えている。液体を受け取る被吐出体としては、手、洗浄用又は塗布用のスポンジ、クリーム等が塗布されるパン等の食品等が例示される。なお、以下の説明では、液体を吐出させる液体吐出容器であるものとして説明するが、これに限定されず、泡を吐出する泡吐出容器とすることも可能である。
吐出容器本体2は、図2に示すように、吐出対象となる液体を収容する容器部10と、容器部10内の液体を被吐出体に向けて吐出する吐出部20とを備えている。吐出容器本体2は、吐出部20を容器部10に対して接近させる押圧操作により、被吐出体に向けて液体を吐出させるよう構成された液体吐出容器である。ここでいう「押圧操作」には、吐出部20を被吐出体に対して押し付けることで生じた反力により吐出部20を容器部10に対して接近させる操作と、被吐出体によって吐出部20が押し付けられることにより吐出部20を容器部10に対して接近させる操作との双方が含まれる。
容器部10は、収容する液体の減少に応じて内袋10Bが収縮して内袋10Bが外殻10Aから離間するいわゆるデラミ(デラミネーション)容器であり、図2に示すように、例えばブロー成形等によって形成された硬質合成樹脂製の外殻10Aと、外殻10Aの内側に収容された薄膜状の内袋10Bとを備えている。
吐出部20は、図2に示すように、オーバーキャップ100に対向する底面40aと、底面40aから液体の吐出方向に沿って延び、容器部10内の液体を吐出可能な1又は複数のノズル44と、底面40aに形成された溝部48と、ノズル44と被吐出体との間に所定の間隔を形成するスペーサ46とを備えている。
以下、このような吐出部20の詳細な構成について、詳述する。
装着機構20Aは、図2に示すように、容器部10の口部14に装着可能に構成された装着部22と、該装着部22に支持された筒状ガイド24と、容器部10内の液体を吸い上げるためのディップチューブ26とを備えている。
吐出ヘッド機構20Bは、図2に示すように、装着機構20Aの筒状ガイド24内に挿通可能に配された円筒状のピストン60と、該ピストン60の下端に結合されたヘッドキャップ30とを備えている。本実施形態において、ヘッドキャップ30は、ピストン60の下端に結合されたベース部材50と、該ベース部材50の下端に組み付けられるノズル部材40とにより構成されている。
オーバーキャップ100は、図1及び図2に示すように、円筒状に形成されたキャップ本体110と、キャップ本体110に対して開閉可能な蓋部120と、キャップ本体110に対して蓋部120を開閉可能に接続するヒンジ部130とを備えており、全体として、上端が開放された有底筒状に形成されている。
次に、本実施形態に係る吐出容器1の使用方法について、説明する。
まず、使用者は、吐出容器本体2を正立状態で把持した状態において、蓋部120の指掛け部140に指を引っ掛ける等して蓋部120をキャップ本体110に対して回動させることで、オーバーキャップ100を開き状態とし、図5(a)に示すように、吐出容器本体2の吐出部20を露出させる。この蓋部120の開閉操作は、片手で行っても良いし、両手で行っても良い。
例えば、上述した実施形態では、オーバーキャップ100がヒンジ部130により蓋部120を開閉させることが可能なヒンジ付きキャップであるものとして説明したが、これに限定されるものではない。オーバーキャップ100は、例えば図6に示すように、吐出容器本体2に対して全体が着脱される有底円筒状の着脱式オーバーキャップ200としても良い。
また、上述した実施形態では、吐出容器本体2が、被吐出体に対して押し付ける押圧操作に応じて液体を吐出するポンプ式の液体吐出容器であるものとして説明したが、これに限定されず、例えば、使用者の圧搾操作により液体を吐出する圧搾式の液体吐出容器等、種々の態様の液体吐出容器を採用することが可能である。このような圧搾式の液吐出容器としては、例えば図7及び図8に示すように、圧搾可能な可撓性を有する袋状の容器部310を有するチューブ容器300が例示される。このような圧搾式の液吐出容器によれば、構造を簡素化することが可能となるため、製造コストを抑えることできるという利点がある。
さらに、上述した実施形態では、底面40aが傾斜面を形成するものとして説明したが、これに限定されず、例えば図8に示すように、底面320aは、吐出方向に直交する方向に延びる平坦面であっても良い。
例えば、上述した実施形態では、吐出容器本体2から非泡状の液体が吐出されるものとして説明したが、これに限定されず、泡が吐出される構成としても良い。このような構成は、吐出部20に種々の公知のフォーマー機構を採用することで実現することが可能である。この場合において、液体は、目的に応じた任意の液体とすることが可能であり、例えば、ハンドソープ、洗顔料、クレンジング剤、食器用洗剤、整髪料、ボディソープ、髭剃り用クリーム、ファンデーションや美容液等の肌用化粧料、染毛剤、消毒薬、パン等の食品に塗布するクリーム、住居用洗剤、除菌剤、部分洗い用等の衣料用洗剤等、泡状で用いられる種々のものを例示することができる。
2 :吐出容器本体
6 :手の平(被吐出体)
8 :液体
10 :容器部
10A :外殻
10B :内袋
12 :胴部
14 :口部
16 :上面部
18 :空気導入孔
20 :吐出部
20A :装着機構
20B :吐出ヘッド機構
22 :装着部
22a :ねじ溝形成壁
22b :オーバーキャップ装着壁
22c :ガイド壁
22d :筒状ガイド支持部
23 :ピストン挿通孔
24 :筒状ガイド
24a :段差部
25 :ピストン付勢手段
26 :ディップチューブ
30 :ヘッドキャップ
40 :ノズル部材
40a :底面
40b :前室
44 :ノズル
45a :外側係合壁
45b :内側係合壁
46 :スペーサ
48 :溝部
48a :第1溝部
48b :第2溝部
50 :ベース部材
50a :内側筒壁
50b :外側筒壁
50c :貫通孔
60 :ピストン
100 :オーバーキャップ
100a :開放側端部
100b :閉塞側端部
110 :キャップ本体
120 :蓋部
130 :ヒンジ部
140 :指掛け部
150 :凸部
150a :対向面
152 :ノズル収納空間
200 :着脱式オーバーキャップ
300 :チューブ容器
310 :容器部
320 :ヒンジ付きオーバーキャップ
320a :底面
322 :キャップ本体
324 :ノズル
Claims (11)
- 液体を収容する容器部と、前記容器部内の液体を被吐出体に向けて吐出するノズルを有する吐出部と、少なくとも前記吐出部の前記ノズルを覆うキャップとを備える吐出容器であって、
前記吐出部は、前記キャップに対向する底面と、前記底面から液体の吐出方向に沿って延び、前記容器部内の液体を吐出可能な前記ノズルと、前記底面に形成された溝部と、前記ノズルと被吐出体との間に所定の間隔を形成するスペーサとを備え、
前記キャップは、前記ノズルを覆う閉じ状態において前記吐出部の前記底面に向けて突出する凸部を有し、
前記凸部及び前記底面は、前記閉じ状態において前記底面又は前記ノズルに付着した液体を前記溝部に向けて移動させることが可能な形状を有している、吐出容器。 - 前記底面は、前記吐出方向に対して傾斜する傾斜面を有する、請求項1に記載の吐出容器。
- 前記傾斜面は、前記底面の径方向中心から径方向外側に向けて傾斜している、請求項2に記載の吐出容器。
- 前記溝部は、前記傾斜面の前記吐出方向側の端部よりも該吐出方向の反対方向側に位置している、請求項3に記載の吐出容器。
- 前記溝部は、前記底面の外周縁部に形成されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の吐出容器。
- 前記凸部は、前記底面と対向する対向面を有しており、該対向面は、前記底面に沿った形状を有している、請求項1〜5のいずれか1項に記載の吐出容器。
- 前記凸部の前記対向面には、前記ノズルと整合する位置にノズル収納空間が形成されている、請求項6に記載の吐出容器。
- 前記ノズルは、複数設けられている、請求項1〜7のいずれか1項に記載の吐出容器。
- 前記ノズルは、所定の形状に形成された吐出口を有している、請求項1〜8のいずれか1項に記載の吐出容器。
- 前記キャップは、前記容器部又は前記吐出部に取り付けられるキャップ本体と、前記凸部を有する蓋部と、前記キャップ本体に対して前記蓋部を開閉可能に接続するヒンジ部とを備えている、請求項1〜9のいずれか1項に記載の吐出容器。
- 前記吐出部は、被吐出体に対して非泡状の液体を吐出するよう構成されている、請求項1〜10のいずれか1項に記載の吐出容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019228691A JP2021095199A (ja) | 2019-12-18 | 2019-12-18 | 吐出容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019228691A JP2021095199A (ja) | 2019-12-18 | 2019-12-18 | 吐出容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021095199A true JP2021095199A (ja) | 2021-06-24 |
Family
ID=76430409
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019228691A Pending JP2021095199A (ja) | 2019-12-18 | 2019-12-18 | 吐出容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2021095199A (ja) |
Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61104961A (ja) * | 1984-10-25 | 1986-05-23 | サンビ−ム プラステイツクス コ−ポレ−シヨン | 容器用封止具 |
JPH0263359U (ja) * | 1988-10-31 | 1990-05-11 | ||
JPH0299795U (ja) * | 1989-01-25 | 1990-08-08 | ||
JPH0667353U (ja) * | 1993-03-01 | 1994-09-22 | 花王株式会社 | ヒンジキャップ |
JPH08337264A (ja) * | 1995-06-14 | 1996-12-24 | Kao Corp | キャップ |
JP2002017439A (ja) * | 2000-07-10 | 2002-01-22 | Shiseido Co Ltd | 液状化粧料容器 |
US20100230447A1 (en) * | 2009-03-13 | 2010-09-16 | Barproducts.Com Inc. | Pour spout with drip supressing feature |
DE202011002326U1 (de) * | 2011-02-03 | 2011-08-23 | Hausco Enterprises Co., Ltd. | Ölflasche |
WO2016084955A1 (ja) * | 2014-11-28 | 2016-06-02 | 花王株式会社 | 泡吐出容器 |
JP2018193128A (ja) * | 2016-09-29 | 2018-12-06 | 花王株式会社 | 泡吐出容器 |
JP2019123511A (ja) * | 2018-01-12 | 2019-07-25 | ライオン株式会社 | キャップ |
-
2019
- 2019-12-18 JP JP2019228691A patent/JP2021095199A/ja active Pending
Patent Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61104961A (ja) * | 1984-10-25 | 1986-05-23 | サンビ−ム プラステイツクス コ−ポレ−シヨン | 容器用封止具 |
JPH0263359U (ja) * | 1988-10-31 | 1990-05-11 | ||
JPH0299795U (ja) * | 1989-01-25 | 1990-08-08 | ||
JPH0667353U (ja) * | 1993-03-01 | 1994-09-22 | 花王株式会社 | ヒンジキャップ |
JPH08337264A (ja) * | 1995-06-14 | 1996-12-24 | Kao Corp | キャップ |
JP2002017439A (ja) * | 2000-07-10 | 2002-01-22 | Shiseido Co Ltd | 液状化粧料容器 |
US20100230447A1 (en) * | 2009-03-13 | 2010-09-16 | Barproducts.Com Inc. | Pour spout with drip supressing feature |
DE202011002326U1 (de) * | 2011-02-03 | 2011-08-23 | Hausco Enterprises Co., Ltd. | Ölflasche |
WO2016084955A1 (ja) * | 2014-11-28 | 2016-06-02 | 花王株式会社 | 泡吐出容器 |
JP2018193128A (ja) * | 2016-09-29 | 2018-12-06 | 花王株式会社 | 泡吐出容器 |
JP2019123511A (ja) * | 2018-01-12 | 2019-07-25 | ライオン株式会社 | キャップ |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6582027B2 (ja) | 泡吐出容器 | |
KR101559078B1 (ko) | 회전 토출식 화장품 용기 | |
JP7328715B2 (ja) | 皮膚管理器具 | |
KR20090065146A (ko) | 액상 화장품 용기 | |
JP2019172313A (ja) | 液体吐出容器 | |
KR101268869B1 (ko) | 펌프디스펜서의 푸시헤드유닛 | |
JP2014169114A (ja) | 液剤容器用キャップ | |
KR200481202Y1 (ko) | 다수의 도포용볼을 구비한 겔상 화장료용 펌프 용기 | |
KR101392980B1 (ko) | 퍼프를 가지는 화장품용기의 내용물 토출장치 | |
JP6385203B2 (ja) | 塗布容器 | |
JP2021095199A (ja) | 吐出容器 | |
JP7128799B2 (ja) | 吐出容器 | |
KR200478920Y1 (ko) | 승강 개폐장치를 갖는 클렌징용 액상 화장용기 | |
KR200372911Y1 (ko) | 분리형 펌프식 액상 화장품 용기 | |
KR101876759B1 (ko) | 이종 화장품을 저장함과 아울러 맛사지 기능을 가지는 튜브형 화장품용기 | |
JP2021095197A (ja) | 吐出容器 | |
JP2021095196A (ja) | 吐出容器 | |
KR200486850Y1 (ko) | 액상 화장품 용기 | |
JP2013180762A (ja) | ノズルキャップ付き容器 | |
JP2012066849A (ja) | 液体注出容器 | |
KR20110010162U (ko) | 펌핑 화장용기 | |
JP4282290B2 (ja) | 液体塗布容器 | |
JP5554160B2 (ja) | 塗布具付き注出器 | |
JP4626959B2 (ja) | 粘稠性物質の注出容器 | |
KR101673396B1 (ko) | 가변형 몸체를 갖는 화장용기 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210304 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220221 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220322 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220509 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20220927 |