JP2021094389A - 撹拌翼を備えた食品調理用の電気調理器 - Google Patents

撹拌翼を備えた食品調理用の電気調理器 Download PDF

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Abstract

【課題】コンパクトで低コストの電気調理器を、その電気調理器の調理槽に入れた食品の十分な撹拌を果たしながら提供する。【解決手段】電気調理器(2)は、調理槽(4)を具備する筐体(3)と、調理槽内(4)に入れた食品を撹拌するように構成された少なくとも1つの撹拌アーム(8)を具備する撹拌翼(7)と、磁気駆動システム(11)であって、調理槽(4)の周りに延びる外周輪(12)と、外周輪(12)に固定された第1の永久磁気装置と、撹拌アーム(8)の先端部位(9)に固定されて、第1の永久磁気装置と協働するように構成された第2の永久磁気装置と、外周輪(12)を調理槽(4)の周りに回転駆動するように構成された駆動モータ(16)とを具備する磁気駆動システム(11)とを備え、磁気駆動システム(11)は、第2の永久磁気装置(20)が第1の永久磁気装置(18)に対向して置かれたとき、駆動モータ(16)が外周輪(12)を回転駆動すると、撹拌アーム(8)を回転駆動するように構成される。【選択図】図1

Description

本発明は一般に、加圧下または無加圧で食品を調理するための、圧力鍋または電気圧力鍋のような電気調理器に関する。
特許文献1は、
− 調理対象の食品を受け入れるように構成された調理槽と、
− 調理槽内に回転可能に取り付けられた撹拌翼であって、中心部と、中心部から延びて調理槽内に入れた食品を撹拌するように構成された複数の撹拌アームとを具備する撹拌翼と、
− 撹拌翼を回転駆動するように構成された磁気駆動システムと、
− 調理槽の下方に配置されて、調理槽を加熱するように構成された加熱装置と
を備える電気調理器を開示している。
上記の電気調理器の磁気駆動システムは、撹拌翼の中央部に配置された永久磁石と、調理槽の底壁の下方に、したがって加熱装置に近接して配置された回転磁場発生ユニットとを備える。
磁気駆動システムのこのような構成は、調理槽の底壁を貫いて延びる駆動軸の存在を必要とすることなしに撹拌翼の回転駆動を可能にするものであり、それによって調理槽の底壁レベルにおける密封性の問題を回避することができる。
国際公開第2015/129254号パンフレット
しかし、回転磁場発生ユニットを加熱装置に近接して配置し、かつ永久磁石を撹拌翼の回転軸に近接して配置するためには、回転磁場発生ユニットおよび永久磁石を大型化して、撹拌翼に十分な磁気トルクを伝達できるようにする必要がある。こうした磁気駆動システムの大型化は、電気調理器のサイズおよびコストを顕著に増大させる。
電気調理器の構成上、磁気駆動システムを大型化できない場合や、磁石など、製造のための原材料コストを最小限に抑えたいという場合には、撹拌翼に伝達される磁気トルクが、調理槽内に入れた食品の十分な撹拌を行うには不足する可能性がある。また、撹拌翼が外れてしまう可能性もある。
本発明は、これらの不都合のすべてまたは一部を解決することを目的とする。
本発明の根本にある技術的課題は、特に、コンパクトで低コストの電気調理器を、その電気調理器の調理槽に入れた食品の十分な撹拌を果たしながら提供することにある。
そのため、本発明は、電気調理器であって、
− 調理対象の食品を入れるように構成された調理槽を具備する筐体と、
− 調理槽内に回転可能に取り付けられた撹拌翼であって、調理槽内に入れた食品を撹拌するように構成された少なくとも1つの撹拌アームを具備し、その撹拌アームが調理槽の側壁に近接または接触して延びるように構成された先端部位を具備する撹拌翼と、
− 撹拌翼を回転駆動するように構成された磁気駆動システムであって、調理槽の側壁の周りに延びる外周輪と、外周輪に固定された第1の永久磁気装置と、撹拌アームの先端部位に固定されて、第1の永久磁気装置と協働するように構成された第2の永久磁気装置と、外周輪を調理槽の側壁の周りに回転駆動するように構成された駆動モータとを具備する磁気駆動システムと
を備え、
磁気駆動システムは、第2の永久磁気装置が第1の永久磁気装置に対向して置かれたとき、駆動モータが外周輪を回転駆動すると、撹拌翼を回転駆動するように構成された電気調理器に関する。
磁気駆動システムのこのような構成、特に調理槽の側壁の周りに配置された外周輪に対する第1の永久磁気装置の配置は、撹拌翼に対して(とりわけ撹拌翼の回転軸レベルに発生する磁気トルクと比べて)高い磁気トルクを伝達することができ、それによって、調理槽内に大量の食品が入っている場合を含め、撹拌翼の効率的な回転を果たすことができる。
また、第1の永久磁気装置および第2の永久磁気装置のこのような配置は、第1の永久磁気装置および第2の永久磁気装置の小型化を可能とし、それによって、撹拌翼の十分な回転駆動を果たしながら、磁気駆動システムのサイズおよび製造コストを抑えることができる。
さらに、第1の永久磁気装置を外周に置くことで、電気調理器が調理槽の下に配置された加熱装置を装備する場合に第1の永久磁気装置を加熱装置から遠ざけることができ、それによってより大きな磁場を発生させることができる。実際、永久磁石によって発生する磁気吸引力は、温度が上昇すると低下する。第1の永久磁気装置と協働するように構成された第2の永久磁気装置に関しても同様である。ただし、より強い磁場の印加を望むのでなければ、第1の永久磁気装置および第2の永久磁気装置を一段と小型化し、それによって磁気駆動システムの製造コストをさらに抑えることが可能である。
そのほか、電気調理器は、以下の特徴の1つまたは複数を単独で、または組み合わせて有することができる。
一実施形態によれば、第1の永久磁気装置と第2の永久磁気装置は、第1の永久磁気装置と第2の永久磁気装置が互いに対向して置かれたときに第1の永久磁気装置と第2の永久磁気装置が互いに磁気吸引力を及ぼし合うように構成される。
第1の永久磁気装置と第2の永久磁気装置は、極性が逆で互いに対向するその配置によって互いが相手に対して磁気吸引力を及ぼすことによって、外周輪が回転するときに撹拌翼を回転させることができ、それが調理槽の内容物の撹拌をもたらす。
本発明の一実施形態によれば、複数の第1の永久磁気装置と複数の第2の永久磁気装置は、各々の第1の永久磁気装置と、それに対して相補的な各々の第2の永久磁気装置とが互いに相手に対して磁気吸引力を及ぼす構成となるようにアレンジされる。
本発明の一実施形態によれば、第1の永久磁気装置は、適宜、互いの間を角度的にずらして外周輪上に配分された、1つまたは複数の第1の永久磁石を備える。
本発明の一実施形態によれば、第2の永久磁気装置は、第1の永久磁気装置と同数の磁石を備える。
本発明の別の実施形態によれば、第1の永久磁気装置と第2の永久磁気装置は、第1の永久磁気装置と、その第1の永久磁気装置に対向して置かれた第2の永久磁気装置とによって互いに働く磁気吸引力が、撹拌アームを調理槽の底壁に押着させることのできる成分を有するようにアレンジされる。
本発明の一実施形態によれば、第1の永久磁気装置は、調理槽の底壁に近接して配置される。
本発明の一実施形態によれば、第1の永久磁気装置は、調理槽の底壁に対して鉛直方向にずらされる。
本発明の一実施形態によれば、撹拌アームの先端部位は、第2の永久磁気装置が収まる収容区画を有する。そうすることで、撹拌翼の製造後に第2の永久磁気装置を撹拌アーム内に追加することが可能となり、撹拌翼の製造が容易になる。
本発明の一実施形態によれば、収容区画は密閉式である。
本発明の一実施形態によれば、第2の永久磁気装置は、収容区画内に取外し可能に取り付けられるインサート内に配置される。
一実施形態によれば、第2の永久磁気装置は、第2の永久磁気装置のオーバーモールド段階に続いて撹拌アーム内に挿入される。
一実施形態によれば、第1の永久磁気装置は単一の第1の永久磁石を備え、第2の永久磁気装置は単一の第2の永久磁石を備えており、第1の永久磁石および第2の永久磁石は、外周輪の回転軸または翼の回転軸に対してほぼ径方向を向いた磁化軸を有し、第1の永久磁石と第2の永久磁石は、反対の極性で配置される。
本発明の一実施形態によれば、第1の永久磁気装置は、外周輪の回転軸に対してほぼ径方向を向いた磁化軸を有する2つの第1の永久磁石であって、極性が反対になるようにアレンジされた第1の永久磁石を備え、第2の永久磁気装置は、翼の回転軸に対して径方向を向いた磁化軸を有する2つの第2の永久磁石であって、極性が反対になるようにアレンジされた第2の永久磁石を備えており、第1の永久磁気装置の2つの第1の永久磁石は、それぞれが第2の永久磁気装置の2つの第2の永久磁石の一方と反対の極性で対向して配置されるようにアレンジされる。
一実施形態によれば、第2の永久磁気装置の2つの永久磁石の間の磁極間隙距離の半分は、第2の永久磁気装置の1つの第2の永久磁石と第1の永久磁気装置の1つの第1の永久磁石との間の磁極間隙よりも大きい。
一実施形態によれば、磁気駆動システムは、外周輪に固定された複数の第1の永久磁気装置であって、互いの間を角度的にずらした第1の永久磁気装置を備える。
別の構成では、第1の永久磁気装置と第2の永久磁気装置は、互いに相手に対して斥力を及ぼすことができよう。その場合、第1の永久磁気装置は、外周輪および翼の回転の向きに第2の永久磁気装置の上流側に配置されることになろう。このような実施形態では、翼を調理槽の底に保持するように構成された追加的な装置がさらに必要とされよう。そのような追加的な装置は、ただ1つの自由度、すなわち回転しか許さないという機能を有し、これはとりわけ、槽の底での保持を意味する。
本発明のそのような実施形態では、調理槽は、調理槽の底壁から延びる心合せコマであって、撹拌翼と協働して撹拌翼を調理槽内に心合せするように構成されたコマを備え、かつ/または電気調理器は、調理槽の中心部の下に配置された可動中心磁石であって、強磁性体部位を含んだ翼の中心部分を吸引するようにアレンジされた磁石を備える。
本発明の一実施形態によれば、撹拌翼は、調理槽内に入れた食品を撹拌するように構成された複数の、たとえば2つまたは3つの撹拌アームであって、各々が調理槽の側壁に近接または接触して延びるように構成された先端部位を有する撹拌アームを備える。
一実施形態によれば、複数のアームのうちの少なくとも2つのアームは、異なる形状を有する。
そうすることで、小さめの食品の撹拌のために1つのアームの形状を最適化し、大きめの食品の撹拌のために別のアームの形状を最適化することができる。
本発明の一実施形態によれば、撹拌アームは互いの間を角度的にずらされる。そうすることで、撹拌翼を調理槽に対して同心位置に置くことができ、それによって調理槽の底壁に心合せコマを設ける必要をなくすことができる。
本発明の一実施形態によれば、撹拌アームは、互いの間に規則的な間隔が空けられる。有利には、撹拌アームは、撹拌翼の回転軸の周りに規則的に配分される。
本発明の一実施形態によれば、撹拌翼は、撹拌翼の回転軸の周りに規則的に配分された3つの撹拌アームを備える。
本発明の一実施形態によれば、撹拌翼は一体構造である。
一実施形態によれば、磁気駆動システムは、複数の第2の永久磁気装置を備え、第2の永久磁気装置の各々が、それぞれ撹拌アームの先端部位に固定される。そうすることで、撹拌翼に伝達される磁気トルクを顕著に増大させるとともに、調理槽内における撹拌翼の同心回転を果たし、それによって、大量の食品を撹拌したときに第1の永久磁気装置と第2の永久磁気装置とが「磁気離脱」するようなことを防ぐ。
有利には、第1の永久磁気装置の数は、撹拌アームと同数以上である。本発明の一実施形態によれば、各々の撹拌アームの先端部位は、第2の永久磁気装置を備える。本発明の別の実施形態によれば、第2の永久磁気装置の数は、撹拌アームの数に満たず、一部の撹拌アームのみ、その先端部位に第2の永久磁気装置を備える。本発明のさらに別の実施形態によれば、第2の永久磁気装置を備えるのは、1つの撹拌アームの先端部位のみである。
本発明の一実施形態によれば、第1の永久磁気装置の数は、第2の永久磁気装置の数と同じである。
本発明の一実施形態によれば、第1の永久磁気装置は、第2の永久磁気装置と協働して撹拌翼を調理槽内に心合せするように構成される。
本発明の一実施形態によれば、第1の永久磁気装置は、撹拌翼が調理槽内に配置されたときに第2の永久磁気装置の各々が自動的に相補的な第1の永久磁気装置と対向する位置に来るように、第2の永久磁気装置と協働するように構成される。それにより、撹拌翼が調理槽内に挿入されると、撹拌アーム上にある第2の永久磁気装置は、外周輪に設けられた第1の永久磁気装置によって吸引され、それによって各撹拌アームを自動的に定位置に収めることができる。
本発明の一実施形態によれば、外周輪に固定された第1の永久磁気装置の数は、第2の永久磁気装置の数とは異なっており、たとえば第2の永久磁気装置の数よりも多い。
本発明の一実施形態によれば、各々の第2の永久磁気装置は、相補的な第1の永久磁気装置と協働するように構成される。
本発明の一実施形態によれば、外周輪は、外周輪の外周面に配分された複数の歯を有する。
本発明の一実施形態によれば、磁気駆動システムは、駆動モータの出力軸と回転連結された小歯車を備え、外周輪の歯は、小歯車に設けられた歯列と噛み合うように構成される。
本発明の一実施形態によれば、駆動モータは、調理槽の側壁の外周に配置される。そうすることにより、電気調理器に加熱装置が装備される場合に、駆動モータを加熱装置から遠ざけることができる。
本発明の別の実施形態によれば、駆動モータは、調理槽の底の下に配置される。
本発明の一実施形態によれば、駆動モータは、外周輪の中心軸とほぼ平行な位置にある回転軸を有する。
本発明の別の実施形態によれば、駆動モータは、調理槽の下に配置される。そうすることで、電気調理器に別のデザインを与えることができる。
本発明の一実施形態によれば、駆動モータは、外周輪の中心軸に対してほぼ横断方向をなす位置にある回転軸を有する。
本発明の一実施形態によれば、電気調理器は、筐体内に配置された加熱装置であって、たとえば少なくとも伝導によって調理槽を加熱するように構成された加熱装置を備え、外周輪は、その加熱装置に対して鉛直方向にずらされる。そうすることで、1つまたは複数の第1の永久磁気装置をその加熱装置に対してずらすことができ、それによってその、または各々の第1の永久磁気装置が相補的な第2の永久磁気装置に対して及ぼす磁気吸引力を保つことができる。加熱装置は、たとえば抵抗加熱体を含むことができる。
本発明の一実施形態によれば、加熱装置は、調理槽の底壁の下方に配置される。
本発明の一実施形態によれば、外周輪は、調理槽のアクセス開口よりも調理槽の底壁の方に近い。
本発明の一実施形態によれば、電気調理器は、蓋要素であって、蓋が調理槽へのアクセスを可能にする開放位置と、蓋が調理槽へのアクセスを妨げる閉鎖位置との間で移動可能な蓋要素を備える。蓋は、筐体に、たとえば枢動可能に取り付けることができる。
本発明の一実施形態によれば、撹拌翼は取外し可能である。
本発明の一実施形態によれば、調理槽の底壁は全体に平滑である。
本発明の一実施形態によれば、電気調理器は、外周輪を摺動可能に支持するように構成された支持部を備える。有利には、支持部は、外周輪を載せる複数の軸受要素を備える。本発明のある変形実施形態によれば、支持部は、玉軸受、ころ軸受またはすべり軸受を備えることができよう。
本発明の一実施形態によれば、撹拌翼は、単一の撹拌アームを備える。
本発明の一実施形態によれば、翼は、翼と調理槽の底および/または縁との摩擦を最小限にするための特定要素を備える。
このような特定要素は、シリコーンなどの低摩擦係数の材料で製作したインサートや、一般にPTFEの略号で呼ばれるポリテトラフルオロエチレンなどの低摩擦係数の被覆を含むことができる。
一実施形態によれば、調理槽の側壁は、内部突出部を有しており、撹拌翼の先端部位は、その内部突出部をまたぐようにアレンジされる。
本発明の一実施形態によれば、電気調理器は、電気圧力鍋や多機能電気加圧調理器のような電気圧力調理器である。
本発明は、上述のような電気調理器の使用法であって、
− 調理槽の内部に撹拌翼を挿入するステップと、
− 調理槽内に大気圧より高い圧力を発生させるステップと、
− 磁気駆動システムによって撹拌翼を回転駆動するステップと
を含む使用法をさらにその対象とする。
この方法は、電気調理器を加圧動作モードにしたとき、使用者が調理槽の内容物に直接手を出すことなしに内容物を均質化することを可能にする。
本発明は、限定的でない例としてこの電気調理器の1つの実施形を表す添付の図面を参照した以下の説明を読むことによってよく理解されよう。
本発明による電気調理器の長手方向断面図である。 図1の電気調理器の部分上面図である。 磁気駆動システムの第1の永久磁気装置および第2の永久磁気装置のアレンジに関する概略図である。 撹拌翼の端部と調理槽の側壁の一部分の輪郭図である。
図1および図2は、電気調理器2、より詳細には電気圧力鍋や多機能電気加圧調理器のような電気圧力調理器を示している。
電気調理器2は、調理する食品を入れるように構成された調理槽4を具備する筐体3と、蓋であって、蓋が調理槽4へのアクセスを可能にする開放位置と、蓋が調理槽4へのアクセスを妨げる閉鎖位置との間で移動可能な蓋(図示せず)とを備える。図示した実施形態によれば、調理槽4は、ほぼ円形の横断方向断面を有する。
電気調理器2は、筐体3内に配置された加熱装置5であって、調理槽4を伝導によって加熱するように構成された加熱装置5をさらに備える。しかし、他の種類の加熱、特に誘導または放射による加熱を企図することもできよう。加熱装置5は、たとえば抵抗加熱体であり、有利には調理槽4の底壁6の下方に配置することができる。
電気調理器2は、取外し可能で、調理槽4内に回転可能に取り付けられた撹拌翼7も備える。図示した実施形態によれば、撹拌翼7は一体構造であり、調理槽4に入った食品を撹拌するように構成された複数の撹拌アーム8、たとえば3つの撹拌アーム8を備える。
撹拌アーム8は、互いの間を角度的にずらされる。有利には、撹拌アーム8は、撹拌翼7の回転軸Aの周りに規則的に配分される。
各々の撹拌アーム8は、より詳細には、調理槽4の側壁10の内面に近接して、または接触して延びるように構成された先端部位9を有する。
電気調理器2は、撹拌翼7を回転駆動するように構成された磁気駆動システム11をさらに備える。
磁気駆動システム11は、調理槽4の側壁10の周りに延びる外周輪12であって、加熱装置5に対して鉛直方向にずらされた外周輪12を備える。有利には、外周輪12の中心軸は、撹拌翼7の回転軸とほぼ重なり、電気調理器2が水平な台の上に置かれたときにほぼ鉛直となる。
外周輪12は、外周輪12の外周面に配分された複数の歯13を有する。有利には、外周輪12は、調理槽4内に入れる食品を通すことができる調理槽4のアクセス開口14よりも調理槽4の底壁6の方に近い。ただし、それ以外のどのような構成も、特に蓋が加熱手段を備える場合に外周輪12が調理槽4の底壁6よりも調理槽4のアクセス開口14の方に近いものなど、なお可能である。
電気調理器2は、外周輪12を摺動可能に支持するように構成された支持部15をさらに備える。有利には、支持部15は、外周輪12を載せる複数の球を備える。また、玉軸受、ころ軸受、またはすべり軸受を設けることもできる。またさらには、支持部15と外周輪12とが単純に接するようにして、低摩擦係数の2つの材料を使用することを優先しつつ、互いを摺動させることも考えられる。
磁気駆動システム11は、外周輪12を調理槽4の側壁10の周りに回転駆動するように構成された駆動モータ16も備える。駆動モータ16は、有利には調理槽4の側壁10の外面に配置され、外周輪12の中心軸とほぼ平行をなす回転軸を有する。この駆動モータ16は、電気調理器2に対する所望のサイズによっては調理槽4の下方に配置することも考えられる。
図示した実施形態によれば、磁気駆動システム11は、駆動モータ16の出力軸と回転連結された小歯車17であって、外周輪12の歯13と噛み合うように構成された歯列を有する小歯車17を備える。
磁気駆動システム11は、外周輪12に固定された複数の第1の永久磁気装置18であって、互いの間を角度的にずらした第1の永久磁気装置18を備える。第1の永久磁気装置18の各々は、たとえば調理槽4の底壁6に近接して配置するか、または調理槽4の底壁6に対して鉛直方向にずらしたものであることができる。
本発明の一実施形態によれば、外周輪12は、互いの間を角度的にずらした複数の内部区画19であって、各々の中に第1の永久磁気装置18が配置された内部区画19を備える。各々の内部区画19は、たとえば外周輪12の上面に開口して、外周輪12の製作後にその内部区画19内に第1の永久磁気装置18を挿入することが可能となるように構成することができる。第1の永久磁気装置は、外周輪12の射出成形時にあらかじめその中にオーバーモールドしておくこともできる。
磁気駆動システム11は、調理槽4内に配置されるように構成された複数の第2の永久磁気装置20をさらに備える。
第2の永久磁気装置20の各々は、相補的な撹拌アーム8の先端部位9に固定される。そのため、各々の撹拌アーム8の先端部位9は、相補的な第2の永久磁気装置20が収められる収容区画を有する。有利には、各々の撹拌アーム8と関連する第2の永久磁気装置20は、相補的な収容区画内に取外し可能に取り付けられたインサート内に配置することもできよう。本発明の一実施形態によれば、各々の収容区画は密閉式である。第2の永久磁気装置20は、撹拌アーム8の射出成形時にあらかじめその中にオーバーモールドしておくこともできる。
図示した実施形態によれば、第2の永久磁気装置20の数は、撹拌アーム8の数と同じであり、第2の永久磁気装置20の数は、第1の永久磁気装置18の数と同じである。
第1の永久磁気装置18と第2の永久磁気装置20は、各々の第1の永久磁気装置18が相補的な第2の永久磁気装置20に対向して置かれるとき、その第1の永久磁気装置18がその第2の永久磁気装置20に対して磁気吸引力を及ぼす構成となるようにアレンジされる。そのため、磁気駆動システム11は、各々の第2の永久磁気装置20が相補的な第1の永久磁気装置18に対向して置かれたとき、駆動モータ16が外周輪12を回転駆動すると、撹拌アーム8を回転駆動するように構成される。
本発明の一実施形態によれば、第1の永久磁気装置18と第2の永久磁気装置20は、各々の第1の永久磁気装置とそれに対向して置かれる各々の第2の永久磁気装置との間に働く互いの磁気吸引力が撹拌翼7の回転軸Aに対してほぼ径方向の成分を含むようにアレンジされる。
また、第1の永久磁気装置18と第2の永久磁気装置20は、各々の第1の永久磁気装置とその第1の永久磁気装置18に対向して置かれる各々の第2の永久磁気装置20との間に働く互いの磁気吸引力がそれぞれの撹拌アーム8を調理槽4の底壁6に押着させることのできる成分を有するようにアレンジされる。
有利には、第1の永久磁気装置18は、撹拌翼7が調理槽4内に配置されたとき、第2の永久磁気装置20と協働して、撹拌翼7を調理槽4内に心合せするように、さらに、第2の永久磁気装置20の各々を相補的な第1の永久磁気装置18と対向する位置に自動的に持っていくように構成される。
図示した実施形態によれば、各々の第1の永久磁気装置18は、外周輪12の回転軸Aに対してほぼ径方向を向いた磁化軸を有する2つの第1の永久磁石18a、18bであって、極性が反対になるようにアレンジされた第1の永久磁石18a、18bを備える。
一方、第2の永久磁気装置20は、撹拌翼7の回転軸Aに対して径方向を向いた磁化軸を有する2つの第2の永久磁石20a、20bであって、極性が反対になるようにアレンジされた第2の永久磁石20a、20bを備える。
第1の永久磁気装置18の2つの第1の永久磁石18a、18bは、それぞれが第2の永久磁気装置20の2つの第2の永久磁石20a、20bの一方と反対の極性で対向して配置されるようにアレンジされる。
図3に示すように、第2の永久磁気装置20の2つの第2の永久磁石20a、20bの間の磁極間隙e’の距離は、第2の永久磁気装置20の1つの第2の永久磁石20a、20bと第1の永久磁気装置18の1つの第1の永久磁石18a、18bとの間の磁極間隙eの半分と同じであるか、またはそれを上回る。それにより、2つの第2の永久磁石20a、20bの間の漏洩磁束は最小化される。ただし、同じでない場合、磁極間隙e’の距離は、第2の永久磁気装置20の1つの第2の永久磁石20a、20bと第1の永久磁気装置18の1つの第1の永久磁石18a、18bとの間の磁極間隙eの半分を大きく上回るものであってはならない。これは、そうでない場合、磁束が同じ第2の永久磁石20a、20bに対して余計にループを形成することになりかねないためである。折り合いの付けどころとして最もよいのは、第2の永久磁気装置20の2つの第2の永久磁石20a、20bの間の磁極間隙e’と、第2の永久磁気装置20の1つの第2の永久磁石20a、20bと第1の永久磁気装置18の1つの第1の永久磁石18a、18bとの間の磁極間隙eの半分とを同じにすることである。
第1の磁気装置18と第2の磁気装置20との間の有効磁束をなお最大化するため、永久磁気装置18、20の各々の磁石の面であって、他方の永久磁気装置18、20の磁石と反対側の面を背にして積層鉄心を設けることができる。
このような積層鉄心は、内部区画19、すなわち収容区画の容積を一定としたとき、磁石の体積を一段と節減することができる。
一方、第1の永久磁気装置18の2つの第1の永久磁石18a,18bの間の磁極間隙e’’は、第2の永久磁気装置20の2つの第2の永久磁石20a、20bの間の偏差角αと同じ偏差角を維持することによって得られる。これらの偏差角は、第1の永久磁気装置18の第1の永久磁石18a、18bおよび第2の永久磁気装置20の第2の永久磁石20a、20bの中心を通る2つの割線の間で撹拌翼7の回転軸Aレベルにおいて測定される。
そうすることで、第2の永久磁気装置20の2つの第2の磁石20a、20bの磁束を第1の永久磁気装置18の第1の永久磁石18a、18bの方に向かわせ、またそれとは逆に、第1の永久磁気装置18の2つの第1の磁石18a、18bの磁束を第2の永久磁気装置20の第2の永久磁石20a、20bの方に向かわせることができ、磁束が同じ永久磁石に対してループを形成するのを妨げる。
各々の第1の永久磁気装置18および各々の第2の永久磁気装置20のこのような構成は、第1の永久磁気装置18と、相補的な第2の永久磁気装置20との間の吸引力を強めることができ、それによって撹拌翼7に伝達されるトルクを大きくすることができる。実際、1つの第2の永久磁気装置20の2つの第2の永久磁石20a、20bが相補的な第1の永久磁気装置18に対向する位置にあるとき、とりわけ、2つの相補的な第1の永久磁石18a、18bに対して軸方向に心合せされていると、2つの第1の永久磁石18a、18bと2つの相補的な第2の永久磁石20a、20bが形成する磁気回路は、磁束がループをなすには低めのエネルギーとなる。
図示しない本発明の変形実施形態によれば、各々の第1の永久磁気装置18と各々の第2の永久磁気装置20は、それぞれ唯一の第1の永久磁石と唯一の第2の永久磁石を備えるものであることができよう。
第1の永久磁気装置18の第1の永久磁石18a、18bおよび第2の永久磁気装置20の第2の永久磁石20a、20bは、ネオジムやフェライトなどで製作することができる。
図示しない本発明の別の実施形態によれば、複数のアームのうちの少なくとも2つのアームは、異なる形状を有する。
そうすることで、あるアームの形状を小さめの食品の撹拌のために最適化する一方で、別のアームの形状を大きめの食品の撹拌のために最適化することができる。
また、図4に示すように、調理槽4の側壁は、内部突出部10aを有しており、撹拌翼7の先端部位は、その内部突出部10aをまたぐようにアレンジされる。
その内部突出部10aは、撹拌翼7がその撹拌機能を正しく果たせるようにする。
本発明による電気調理器2の動作について以下に手短に説明する。
調理対象の食品の撹拌を必要とする調理法を行おうとするとき、消費者は、調理槽4の中に撹拌翼7を挿入する。撹拌アーム8の先端部位9にある第2の永久磁気装置20は、外周輪12の第1の永久磁気装置18によって吸引されて、撹拌翼7を調理槽4内に自動的に心合せすることができる。続いて食品が調理槽4内に投入された後、選択された調理法の順に従い、調理段階および/または食品に焼き色を付ける段階で自動的に電源を供給された駆動モータ16が、小歯車17を介して外周輪12を回転させる。すると、第1の永久磁気装置18と第2の永久磁気装置20との磁気的な協働によって撹拌アーム8が回転駆動される。
図示しない本発明の一実施形態によれば、撹拌翼7は、単一の撹拌アーム8を備え、調理槽4は、調理槽4の底壁6から延びる心合せコマであって、撹拌翼7と協働して撹拌翼7を調理槽4内に心合せするように構成された心合せコマを備える。
そのため、使用者は、上に説明したような電気調理器2の使用法であって、
− 調理槽4の内部に撹拌翼7を挿入するステップと、
− 調理槽4内に大気圧より高い圧力を発生させるステップと、
− 磁気駆動システム11によって撹拌翼7を回転駆動するステップと
を含む使用法を用いることができる。
この方法は、電気調理器2を加圧動作モードにしたとき、使用者が調理槽4の内容物に直接手を出すことなしに内容物を均質化することを可能にする。
当然のことながら、本発明は、あくまでも例として説明し、図示した実施形態に何ら限定されるものではない。変更、特にさまざまな要素の構成という観点からの変更、または技術的な等価物による代替による変更などは、それによって本発明の保護範囲から逸脱することなく、なお可能である。
そのため、第1の永久磁気装置18は、複数の第2の永久磁気装置20が備えることができる強磁性体と相互に作用するようにアレンジされた永久磁石を備えることができ、またはその反対であってもよい。
第1の永久磁気装置18は、複数の第2の永久磁気装置20の強磁性体と相互に作用するようにアレンジされた永久磁石と、複数の第2の永久磁気装置20の永久磁石と相互に作用するようにアレンジされた強磁性体とを同時に備えることができる。

Claims (16)

  1. 電気調理器(2)であって、
    − 調理対象の食品を入れるように構成された調理槽(4)を具備する筐体(3)と、
    − 前記調理槽(4)内に回転可能に取り付けられた撹拌翼(7)であって、前記調理槽内(4)に入れた食品を撹拌するように構成された少なくとも1つの撹拌アーム(8)を具備し、前記撹拌アーム(8)が、前記調理槽内(4)の側壁(10)に近接または接触して延びるように構成された先端部位(9)を具備する撹拌翼(7)と、
    − 前記撹拌翼(7)を回転駆動するように構成された磁気駆動システム(11)であって、前記調理槽(4)の前記側壁(10)の周りに延びる外周輪(12)と、前記外周輪(12)に固定された第1の永久磁気装置(18)と、前記撹拌アーム(8)の前記先端部位(9)に固定されて、前記第1の永久磁気装置(18)と協働するように構成された第2の永久磁気装置(20)と、前記外周輪(12)を前記調理槽(4)の前記側壁(10)の周りに回転駆動するように構成された駆動モータ(16)とを具備する磁気駆動システム(11)と
    を備え、
    前記磁気駆動システム(11)は、前記第2の永久磁気装置(20)が前記第1の永久磁気装置(18)に対向して置かれたとき、前記駆動モータ(16)が前記外周輪(12)を回転駆動すると、前記撹拌翼(7)を回転駆動するように構成された電気調理器(2)。
  2. 前記第1の永久磁気装置(18)は、適宜、互いの間を角度的にずらして前記外周輪(12)上に配分された、1つまたは複数の第1の永久磁石(18a、18b)を備える請求項1に記載の電気調理器(2)。
  3. 前記第2の永久磁気装置(20)は、前記第1の永久磁気装置(18)と同数の磁石を備える請求項1または2に記載の電気調理器(2)。
  4. 前記第1の永久磁気装置(18)と前記第2の永久磁気装置(20)は、前記第1の永久磁気装置(18)と、前記第1の永久磁気装置(18)に対向して置かれた前記第2の永久磁気装置(20)とによって互いに働く磁気吸引力が、前記撹拌アーム(8)を前記調理槽(4)の底壁(6)に押着させることのできる成分を有するようにアレンジされている請求項1に記載の電気調理器(2)。
  5. 前記第1の永久磁気装置(18)は単一の第1の永久磁石(18a)を備え、前記第2の永久磁気装置(20)は単一の第2の永久磁石(20a)を備えており、前記第1の永久磁石(18a)および前記第2の永久磁石(20a)は、前記外周輪(12)の回転軸(A)または前記撹拌翼(7)の回転軸に対してほぼ径方向を向いた磁化軸を有し、前記第1の永久磁石(18a)と前記第2の永久磁石(20a)は、反対の極性で配置されている請求項1乃至4のいずれか一項に記載の電気調理器(2)。
  6. 前記第1の永久磁気装置(18)は、前記外周輪(12)の回転軸(A)に対してほぼ径方向を向いた磁化軸を有する2つの第1の永久磁石(18a、18b)であって、極性が反対になるようにアレンジされた第1の永久磁石(18a、18b)を備え、前記第2の永久磁気装置(20)は、前記撹拌翼(7)の回転軸(A)に対して径方向を向いた磁化軸を有する2つの第2の永久磁石(20a、20b)であって、極性が反対になるようにアレンジされた第2の永久磁石(20a、20b)を備えており、前記第1の永久磁気装置(18)の前記2つの第1の永久磁石(18a、18b)は、それぞれが前記第2の永久磁気装置(20)の前記2つの第2の永久磁石(20a、20b)の一方と反対の極性で対向して配置されるようにアレンジされている請求項1乃至4のいずれか一項に記載の電気調理器(2)。
  7. 前記第2の永久磁気装置(20)の前記2つの第2の永久磁石(20a、20b)の間の磁極間隙(e’)の距離は、前記第2の永久磁気装置(20)の1つの第2の永久磁石(20a、20b)と前記第1の永久磁気装置(18)の1つの第1の永久磁石(18a、18b)との間の磁極間隙(e)の半分以上である請求項6に記載の電気調理器(2)。
  8. 前記磁気駆動システム(11)は、前記外周輪(12)に固定された複数の前記第1の永久磁気装置(18)であって、互いの間を角度的にずらした第1の永久磁気装置(18)を備える請求項1乃至7のいずれか一項に記載の電気調理器(2)。
  9. 前記撹拌翼(7)は、前記調理槽内(4)に入れた食品を撹拌するように構成された複数の撹拌アーム(8)であって、各々が前記調理槽内(4)の前記側壁(10)に近接または接触して延びるように構成された先端部位(9)を有する撹拌アーム(8)を備える請求項1乃至8のいずれか一項に記載の電気調理器(2)。
  10. 前記複数のアームのうちの少なくとも2つのアームは、異なる形状を有する請求項9に記載の電気調理器(2)。
  11. 前記磁気駆動システム(11)は、複数の第2の永久磁気装置(20)を備え、前記第2の永久磁気装置(20)の各々が、それぞれ撹拌アーム(8)の前記先端部位(9)に固定される請求項9または10に記載の電気調理器(2)。
  12. 前記第1の永久磁気装置(18)の数は、前記撹拌アーム(8)と同数以上である請求項8または11に記載の電気調理器(2)。
  13. 前記第1の永久磁気装置(18)は、前記撹拌翼(7)が前記調理槽(4)内に配置されたときに前記第2の永久磁気装置(20)の各々が自動的に相補的な第1の永久磁気装置(18)と対向する位置に来るように、前記第2の永久磁気装置(20)と協働するように構成されている請求項12に記載の電気調理器(2)。
  14. 前記駆動モータ(16)は、前記調理槽(4)の前記側壁(10)の外周または前記調理槽(4)の底の下に配置される請求項1乃至13のいずれか一項に記載の電気調理器(2)。
  15. 前記調理槽(4)の前記側壁(10)は、内部突出部(10a)を有し、前記撹拌翼(7)の前記先端部位(9)は、前記内部突出部(10a)をまたぐようにアレンジされている請求項1乃至14のいずれか一項に記載の電気調理器(2)。
  16. 請求項1乃至15のいずれか一項に記載の電気調理器(2)の使用法であって、
    − 前記調理槽(4)の内部に前記撹拌翼(7)を挿入するステップと、
    − 前記調理槽(4)内に大気圧より高い圧力を発生させるステップと、
    − 前記磁気駆動システム(11)によって前記撹拌翼(7)を回転駆動するステップと
    を含む使用法。
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