JP7281169B2 - 撹拌機 - Google Patents

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Description

本発明は、磁気コンタクト部を介して撹拌容器部内の撹拌子保持部の回動部と、撹拌容器部外の本体部の回動部駆動部とが配置された撹拌機に関するものであり、特に、撹拌桶部を着脱可能にすることにより、食品の製造にも対応した撹拌機に関するものである。
建物の内装仕上げとして、各種素材からなるシート状壁装材、所謂壁紙が壁面に貼付される。通常、この壁紙の施工は、現場にて壁紙の裏面に糊を塗布し、順次壁面に貼付される。従来から、壁紙への糊の塗布には、壁紙糊付機が用いられている。この壁紙糊付機は、本体内に複数のロールと糊桶を備え、本体後部から引き入れた壁装材を内部の各種ロールで前方へ送り出しながら、途中の糊付ロールに壁装材裏面を接触させることによって糊桶の糊を塗布するものである。
従来の糊液調製装置としては、撹拌子を取り付けた回転軸を糊材と水とを保持する容器の底面に突設し、容器の下部の基台内部に配した電動機でギアやベルト等を介して回転軸の撹拌子を回転させて、糊の調整を行う撹拌装置が既に市販されていた。しかし、この従来の撹拌装置では、シールドを行っているO-リングやゴムパッキングのシールド効果が著しく低減され、容器を貫通する回転軸と容器とのシールド部分から被撹拌物の糊液が漏れ出てしまうことがあった。これは、使用後に充分に洗浄しない状態で容器内部が乾燥すると、回転軸と容器とのシールド部分に付着した糊液の乾燥に伴う収縮によって、O-リングやゴムパッキングも収縮して、回転軸と容器との間の収縮したシールド部分から糊液が漏れ出てしまうためである。
容器から基台内部への糊液の漏れは、ギアやベルトの噛合を阻害し、動作の不具合を招く、また、最悪の場合には、電動機等の電気駆動系のショートの事故を招きかねない。そこで、駆動源を容器の上方に配置したものも考慮できるが、装置自体の重心が高くなり、安定性に欠ける欠点が生じる。また、安定性を考慮して基台自体を重たくすると、上方の駆動源と相まって装置自体が重くなり、現場への配置に支障が生じることともなる。更に、ギアやベルトを介して電動機の回転を撹拌子に伝える機構では、駆動時の騒音が大きくなる。
そこで、本出願人は容器を貫通する回転軸をなくした撹拌機を提案した(特許文献1及び特許文献2を参照)。これらの撹拌機は、回転磁界の変位に応じて回動するターンテーブル等の回動手段と、この回動手段の回転軸とを備えた撹拌子保持部を桶材内の底面に配置し、桶材の底面下方に回動手段の回転軸に回動中心を有する回転磁界を発生させる回転子駆動部を配置させ、回転子駆動部の回転磁界で桶材内の撹拌子保持部の回転軸を回転させるものである。
特開2007-89249号公報 特開2018-1113号公報
しかしながら、特許文献1では、回動手段としてのマグネットを多数個使用せざるを得ないため装置自体が重くなる課題があった。また、広い面でマグネットとコイル群とを配置せざるを得ないため装置が大きくなる課題があった。更に、撹拌子保持部のターンテーブル上に回転軸を備えるため、駆動時に回転軸のブレが生じる場合があり、故障の原因となったり、騒音の原因となる可能性もあった。
また、特許文献1及び特許文献2では、コイル群でマグネットを駆動させる場合には、コイル群に流れる電流の切換を高速で行う必要があるため、その抵抗等で発熱する。長時間の使用に際しては、その発熱によって制御系に悪影響を与え、停止したり、誤動作を生じたりすることもあった。
更に、特許文献2については、撹拌容器は撹拌機の基台から取り外すことができず、内部の撹拌済みの液体は撹拌容器の底部に形成された排出口から排出する構成となっている。この場合、排出口内の洗浄等の問題のため、食品の製造に好適ではなく、食品の製造に適した改良を行う必要があった。
本発明は、食品の製造にも好適であり、駆動時の騒音が少なく、撹拌桶部から被撹拌液体が漏れることが少なく、駆動部自体を小さく、軽量化することができ、長時間の使用でも誤動作することが少ない撹拌機を得ることを目的とする。
請求項1に記載された発明に係る撹拌機は、内部に被撹拌物を保持する撹拌桶部と、この撹拌桶部の底部の一部の予め定められた位置に前記撹拌桶部の底部に対して下部方向へ立設された磁気コンタクト部とを備えた撹拌容器部と、
前記撹拌桶部内部に配された撹拌子と、回転軸の軸心回りにN極とS極が交互に配されたマグネット部を備えて前記撹拌子を軸心回りに回動する回動部とを備えた撹拌子保持部と、
前記撹拌子保持部の回動部に対向して回転磁界を発生させる回動部駆動部を備えた本体部と、
前記磁気コンタクト部を介して前記撹拌容器部内の前記撹拌子保持部の回動部と、前記撹拌容器部外の前記本体部の回動部駆動部とが配置された撹拌機において、
前記回動部駆動部が、前記撹拌子保持部の回動部に対向して同心円状に多数のコイル群を環状に配したコイル部と、前記多数のコイル群の各々の通電を制御して前記回転磁界を誘導制御する誘導磁界制御手段とを備え、
前記コイル群の各々のコイルが、前記回動部に対峙する誘導磁界を発生させる方向に配され、
前記磁気コンタクト部は、前記撹拌子保持部の軸心回りの下端部を嵌合支持する支持部と、前記撹拌子保持部の回動部を内側に遊嵌する拡径部とを備えている保持カップ部であり
前記撹拌桶部と前記保持カップ部とは、同一部材の容器で構成されているか、又は各々の部材がシールド部材を介して結合されているものであり、
前記撹拌容器部が、前記保持カップ部に着脱自在に挿入されている前記撹拌子保持部と共に前記撹拌機の本体部に対して着脱自在に配されていることを特徴とするものである。
請求項2に記載された発明に係る撹拌機は、請求項1に記載の撹拌機において、前記撹拌桶部の底部には、中心位置から離れる方句に伸ばした一対の固定片が形成され、この固定片の各々は点対称に凹部が形成されており、
前記本体部の上面に、前記保持カップ部が嵌められる凹部と、前記固定片の凹部に対応するねじ込み式固定具とを有しており、
前記固定片は、前記本体部の上面の凹部に嵌められた前記保持カップ部を中心として回動されて前記点対称の凹部が対応する前記ねじ込み式固定具の直下に配置された際に当該ねじ込み式固定具で固定されるものであることを特徴とする。
請求項に記載された発明に係る撹拌機は、請求項又はに記載の回動部の回動によって発生した発熱を拡散する放熱手段を更に備えたことを特徴とするものである。
請求項に記載された発明に係る撹拌機は、請求項に記載の放熱手段が、前記回動部の前記撹拌桶部側に配置された熱伝導性ブラケットと、前記熱伝導性ブラケットに撹拌流を供給する前記撹拌子とを備えた回動部放熱手段であることを特徴とするものである。
請求項に記載された発明に係る撹拌機は、請求項又はに記載の放熱手段が、前記回動部駆動部に配置された空冷用ヒートシンクと、前記空冷用ヒートシンクに送風する送風手段とを備えた駆動部放熱手段であることを特徴とするものである。
本発明は、食品の製造にも好適であり、駆動時の騒音が少なく、容器から被撹拌液体が漏れることがなく、駆動部自体を小さく、軽量化することができ、長時間の使用でも誤動作することが少ない撹拌機を得ることができるという効果がある。
本発明の撹拌機の一実施例の構成を示す正面図である。 図1の密閉蓋を除いた平面図である。 図1の底面図である。 図1の側方断面図である。 図1の撹拌機の分解斜視図である。 図1の撹拌容器部の説明図であり、a図は側方断面図、b図は斜視図、c図は断面斜視図である。 図1の要部の構成を示す説明図であり、a図は正面図、b図はa図の断面図である。 図1の撹拌子保持部の撹拌子の構成を示す説明図であり、a図は平面図、b図は斜視図、c図は正面図である。 本発明の撹拌機の別の実施例の構成を示す平面図である。 図9の断面図である。 図9の要部の構成を示す断面図である。
本発明においては、内部に被撹拌物を保持する撹拌桶部と、この撹拌桶部の底部の一部の予め定められた位置に撹拌桶部の底部に対して上部方向又は下部方向へ立設された磁気コンタクト部とを備えた撹拌容器部と、撹拌桶部内部に配された撹拌子と、回転軸の軸心回りにN極とS極が交互に配されたマグネット部を備えて前記撹拌子を軸心回りに回動する回動部とを備えた撹拌子保持部と、撹拌子保持部の回動部に対向して回転磁界を発生させる回動部駆動部を備えた本体部と、磁気コンタクト部を介して撹拌容器部内の撹拌子保持部の回動部と、撹拌容器部外の本体部の回動部駆動部とが配置された撹拌機である。
回動部駆動部が、撹拌子保持部の回動部に対向して同心円状に多数のコイル群を環状に配したコイル部と、多数のコイル群の各々の通電を制御して回転磁界を誘導制御する誘導磁界制御手段とを備える。また、コイル群の各々のコイルが、回動部に対峙する誘導磁界を発生させる方向に配されている。
このような撹拌機において、撹拌容器部が、撹拌子保持部と共に撹拌機の本体部に対して着脱自在に配されていることを特徴とする。このため、食品の製造にも好適であり、駆動時の騒音が少なく、容器から被撹拌液体が漏れることがなく、駆動部自体を小さく、軽量化することができ、長時間の使用でも誤動作することが少ない利点を奏する。
本発明の撹拌容器部としては、撹拌桶部とこの撹拌桶部の底部の一部の予め定められた位置に撹拌桶部の底部に対して上部方向又は下部方向へ立設された磁気コンタクト部とを備えたものであればよく、内部の液体が外部に漏れ出ないものであればよい。本発明の磁気コンタクト部としては、撹拌桶部の底部に対して上部方向又は下部方向へ立設されたものであればよい。これら撹拌桶部と磁気コンタクト部とは同一のステンレス製の容器で構成してもよく、各々の部材を結合させたものでもよい。各々の部材を結合させる際には、O-リングやゴムパッキング等のシールド部材を介することにより、十分に止水することが可能となる。尚、磁気コンタクト部の開口部はより好ましくは撹拌桶部内部の底部のほぼ中央部に形成させることにより、撹拌子の回動による撹拌をムラなく効率よく行うことができる。
本発明の撹拌容器部としては、内部に被撹拌物を保持する撹拌桶部とこの撹拌桶部の底部の一部の予め定められた位置に前記撹拌桶部の底部に対して上部方向又は下部方向へ立設された磁気コンタクト部とを備えたものであればよく、この撹拌容器部が撹拌機本体から取り外すことが可能となるため、容器内部を洗浄することが容易となり、食品の製造にも好適となる。本発明の撹拌容器部は、洗浄性を維持できるのであれば材質として限定はないが、滅菌等の措置を行うことができることから、金属製、特に、錆びが発生することのないステンレス製とすることにより、食品の製造に対してより好適となる。
尚、撹拌容器部をステンレス製とすることにより、回動部駆動部の回転磁界によって渦電流による過大な発熱の問題を生じさせないために、後述する放熱手段を更に備えるだけでなく、磁気コンタクト部を介した撹拌容器部内の撹拌子保持部の回動部のマグネット部のN極又はS極の位置を検知するセンサーを配し、特に、撹拌初期及び後期において回動部駆動部の回転速度に応じた回転磁界の誘導を制御する安全手段を講じてもよい。また、撹拌容器部の撹拌桶部と磁気コンタクト部とを分離可能とし、磁気コンタクト部のみをセラミック製又は樹脂製として渦電流自体を発生させないようにしてもよい。
磁気コンタクト部としては、撹拌桶部の底部の一部の予め定められた位置に撹拌桶部の底部に対して上部方向又は下部方向へ立設されたものであればよい。即ち、撹拌桶部の底面から下方に突設されるか、撹拌桶部の底面から上方に突設されるかの何れかが開示される。先ず、撹拌桶部の底部に対して下部方向へ立設された場合には、磁気コンタクト部が、前記撹拌子保持部の軸心回りの下端部を嵌合支持する支持部と、前記撹拌子保持部の回動部を内側に遊嵌する拡径部とを備えている。次に、撹拌桶部の底部に対して上部方向へ立設された場合には、回動部駆動部が、磁気コンタクト部の凹部に配置され、撹拌子保持部の回動部が、磁気コンタクト部の側壁周囲に配置されている。これにより、撹拌子を軸心回りに回動する回動部が撹拌桶部の内部の被撹拌物中に保持されるため、駆動時の騒音が少ない。
また、撹拌子保持部を駆動する回動部駆動部は磁気コンタクト部を介して回動部に対峙して配され、この回動部を駆動するため、回動部と回動部駆動部とを小さくすることができ、軽量化することができる。より好ましくは、回動部として、回転軸の軸心回りにN極とS極が交互に配されたマグネット部を備え、回動部駆動部が回動部に対向して同心円状に多数のコイル群を筒状に配したコイル部と、多数のコイル群の各々の通電を制御して回転磁界を誘導制御する誘導磁界制御手段とを備えるため、実質的に磁気コンタクト部を覆う程度の大きさで駆動部が形成される。従って、駆動部自体を小さく、軽量化することが可能となる。
本発明の撹拌容器部の撹拌桶部は、上部の開口部の大きさと下部の保持カップ部の開口部が形成された底部の大きさは、同じ大きさとした筒状としてもよいが、底部を小さくし開口部を大きくした形状とすることにより、内部の撹拌ムラが解消される。
本発明の回動部は、回動部駆動部の回転磁界に対峙して、回転磁界の変位に応じて回動するものであればよい。従って、磁気吸引可能なものであれば回転磁界の変位に応じて回動する。より好ましい態様として、回転磁界の変位に応じたトルクのロスが少ないように、回転軸の軸心回りにN極とS極が交互に配されたマグネット部を備える。マグネットは強力な磁場を発生するものがトルク上、好ましく、例えば、ネオジウム、サマコバ系の希土類磁石、フェライト等が用いられる。
本発明の撹拌子保持部としては、回転磁界の変位に応じて回動する回動部とこの回動部を軸心回りに配した回転軸とこの回転軸の上端部に配された撹拌子とを備えればよく、電気的な接続はない。従って、当然ではあるが、撹拌子保持部自体は漏電の心配がない。また、回転する回転軸及び撹拌子が、被撹拌液中に保持されるため、駆動時の騒音が少ない利点を奏する。
また、回動部駆動部としては、対峙する回動部の回転軸に回動中心を有する回転磁界を発生させるものであればよく、例えば、磁界の向きを回動部に対峙させた多数の永久磁石を回転軸心方向に円筒体内に配し、この円筒体を電動機で回転させるようにしてもよいが、回動部駆動部には回転する駆動系が実質的に存在しなくなるため、回動部駆動部自体の騒音はなく、騒音の少ない電動装置を得ることを想定して、回動部駆動部が回動部に対向して同心円状に多数のコイル群を筒状又は平板状に環状として配したコイル部と、多数のコイル群の各々の通電を制御して回転磁界を誘導制御する誘導磁界制御手段とを備え、コイル群の各々のコイルが、回動部に対峙する誘導磁界を発生させる方向に配されている。
この誘導磁界制御手段としては、個々のコイル群に通電する電力をPWM制御すればよい。通常のPWM制御は、磁界の位置を検出し、各コイルに流す電流量を指定の回転数に応じて制御する。電流波形としては、矩形波駆動と正弦波駆動とがあるが、その何れの駆動を用いても良い。
本発明の撹拌機は、前述の磁気コンタクト部を介して前記撹拌容器部内の前記撹拌子保持部の回動部と、前記撹拌容器部外の前記本体部の回動部駆動部とが配置された撹拌機である。より具体的には、内部に被撹拌物を保持する撹拌桶部と、この撹拌桶部の底部の一部の予め定められた位置に前記撹拌桶部の底部に対して上部方向又は下部方向へ立設された磁気コンタクト部とを備える。磁気コンタクト部として、撹拌桶部の底部に対して下部方向へ立設された場合には、磁気コンタクト部が、前記撹拌子保持部の軸心回りの下端部を嵌合支持する支持部と、前記撹拌子保持部の回動部を内側に遊嵌する拡径部とを備えている。また、撹拌桶部の底部に対して上部方向へ立設された場合には、回動部駆動部が、磁気コンタクト部の凹部に配置され、撹拌子保持部の回動部が、磁気コンタクト部の側壁周囲に配置されている。これにより、ギアの駆動による動作不良や騒音の心配もない。
また、磁気コンタクト部を介して撹拌容器部内の撹拌子保持部の回動部と、撹拌容器部外の本体部の回動部駆動部とが配置されているため、回動部駆動部のコイル群と、撹拌子保持部の回動部との距離については、回動部のマグネット部を強力なマグネットとし、マグネットの数(極数)を多くすることにより、10mm程度の間隙とすることも可能となる。しかしながら、間隙を可能な限り小さくすることでトルクのロスが小さくなる。このため、回動部のマグネット部を強力なマグネットとし、マグネット部と回動部駆動部のコイル部との間隙をより小さくするほど、駆動系自体の小型化がより達成でき、軽量化及び静音化が更に進む。従って、マグネット部とコイル部との間隙が好ましくは、5mm以下、より好ましくは、3mm以下、更に好ましくは2mm以下とする。
また、本発明においては、より好ましくは、回動部の回動によって発生した発熱を拡散する放熱手段を更に備える。これにより、駆動時の騒音が少なく、容器から被撹拌液体が漏れることがなく、駆動部自体を小さく、軽量化することができ、長時間の使用でも誤動作することが少ない撹拌機を得ることができる。
本発明の放熱手段としては、回動部駆動部で発生する熱を回動部駆動部から拡散するものと、回動部で発生する熱を回動部から拡散するものとの何れかであればよい。即ち、放熱手段が、回動部駆動部の外壁に配置された空冷用ヒートシンクと、空冷用ヒートシンクに送風する送風手段とを備えた駆動部放熱手段であるものと、回動部の前記撹拌桶部側に配置された熱伝導性ブラケットと、前記熱伝導性ブラケットに撹拌流を供給する前記撹拌子とを備えた回動部放熱手段であるものとが好ましい。
本発明の撹拌子は、撹拌桶部内に保持された被撹拌物を回転によって混合するものであればよい。回転軸の回りに複数の板状又は棒状の部材を均等に配したものを指す。尚、板状の部材は、回転方向に対して水平、垂直、斜め、又は、彎曲させて配したものを含み、先端部分を曲折したものを含む。棒状の部材は、回転軸に対して直交、傾斜して配したものを含み、先端部分を曲折したものを含む。特に、撹拌子が、回転軸に対して斜め上方に立ち上がった2枚の撹拌羽根片に加えて、熱伝導性ブラケットに撹拌流を供給するための回転軸に対して斜め下方に向かって形成された2枚の撹拌小羽根片を備えることにより、良好に回動部で発生する熱を回動部から拡散することができる。
図1は本発明の撹拌機の一実施例の構成を示す正面図である。図2は図1の密閉蓋を除いた平面図である。図3は図1の底面図である。図4は図1の側方断面図である。図5は図1の撹拌機の分解斜視図である。図6は図1の撹拌容器部の説明図であり、a図は側方断面図、b図は斜視図、c図は断面斜視図である。図7は図1の要部の構成を示す説明図であり、a図は正面図、b図はa図の断面図である。図8は図1の撹拌子保持部の撹拌子の構成を示す説明図であり、a図は平面図、b図は斜視図、c図は正面図である。
図1~図8に示す通り、本実施例の撹拌機10は、内部に水と食材とを保持するステンレス製の撹拌容器部11と、撹拌桶部12の底部13に当接してこれを支持する本体部としての基台21とからなる。基台21は前後左右の4つのキャスター22で移動可能に支持されており、基台21の正面には駆動タイマー等を備えた操作パネル23が配置されている。
撹拌容器部11は、底部13の内径が上部の開口部14の内形よりも小さくなるように側壁の中央高さ位置から縮径された撹拌桶部12と、この撹拌桶部12の底部13の中央部に形成された貫通孔を塞ぐように開口部34が連通して装着されている磁気コンタクト部としての保持カップ部31とから構成されている。撹拌桶部12の上部の開口部14にシリコンゴムパッキン(図示せず)を備えた密閉蓋15を備え、この密閉蓋15を撹拌桶部12の外周壁に均等に配置された4つのキャッチクリップ16で密閉蓋15を着脱自在に固定することができる。
撹拌容器部11の撹拌桶部12の側壁上部の対向位置には一対の取手17が突設されている。撹拌桶部12の底部13には、中心位置から離れる方向に伸ばした固定片18が形成されている。この固定片18の各々は点対称に凹部が形成されており、この凹部に対応して基台21の上面にねじ込み式の固定具25が形成されており、ねじ込み式の固定具25を緩めた状態で撹拌容器部11の保持カップ部31を基台21の凹部に嵌めた後、保持カップ部31を中心として回動し、凹部をねじ込み式の固定具25の直下に配置した後、固定具25で固定する。
保持カップ部31には撹拌子保持部41が着脱自在に挿入される。撹拌子保持部41は、開口部34を塞ぐように皿状の熱伝導性ブラケット44が装着される。この熱伝導性ブラケット44の下方には、回転磁界の変位に応じて回動する回動部42と、この回動部42を軸心回りに配した回転軸43と、この回転軸43の上端部に配された撹拌子49とを備える。
回動部42は、回転軸43の軸心回りにN極とS極が交互に配されたマグネット部45からなり、これらマグネット部45の外周は個々のマグネット部45を一体化させるために0.5mm厚のステンレス板46で覆われている。また、回転軸43は軸心部に連通孔47が上端から下端にわたって形成されている。この連通孔47によって、被撹拌液体が下端部から上端部に抜けることにより、着脱が容易となる。
保持カップ部31は、撹拌子保持部41の回転軸43の下端部を回転可能に嵌合支持する支持部32と、撹拌子保持部41の回動部42を内部に遊嵌する拡径部33と、撹拌桶部12への開口部34を形成する熱伝導性ブラケット44とを備える。熱伝導性ブラケット44の中央部には、回転軸43に嵌合する第1の軸受けとしてのフッ素系のスリーブベアリング44aが装着されている。
更に、拡径部33と支持部32との境界には第2の軸受けとしてのフッ素系のスリーブベアリング48が回転軸43に嵌合されている。尚、回転軸43の下端部の長さについては、回動部の長さよりも長く形成している。これは開口部34から撹拌子保持部41を装着する際に、回転軸43の下端部が保持カップ部31の支持部32に到達した後に、マグネット部を備えた回動部が拡径部に挿入されるようになるため、装着が容易となる利点がある。
基台21の内部の保持カップ部31の拡径部33の外側壁には円筒状の回動部駆動部51が配されている。回動部駆動部51の内部は、回動部42に対向して同心円状に多数のコイル群を筒状に配したコイル部52が配されている。尚、このコイル部52の多数のコイル群の各々の通電を制御して回転磁界を誘導制御する誘導磁界制御手段は、基台21の制御盤24に配されている。この熱伝導性ブラケット44によって、回動部42で発生された熱が回動部42から撹拌桶部12へ良好に拡散される。
回動部駆動部51のコイル部52の外周壁には、放熱用の空冷用ヒートシンク53が配されている。この空冷用ヒートシンク53への給気は基台21の回動部駆動部51の後方に配されたファン54で行われ、このファン54で給気される空気がヒートシンク53で熱を持った空気と混ざらないように、基台21の後方に開口された給気カバー55を備えている。
制御盤24の誘導磁界制御手段は、回動部駆動部51のコイル部52の個々のコイル群に通電する電力をPWM制御して極性を順次切換えることにより、発生された磁界の極性を順次変位させる。順次変位された回転磁界は回動部42の個々のマグネット部45に対して磁気引力及び斥力が働くことにより、回動部42を回動する。回動部42の回動により回転軸43及び撹拌子49を回動して撹拌桶部12内部の食材と水とを撹拌する。当初コイル群に通電する電流を1.7Aとして駆動していたが、回動部の回動出力を上げるために、2.5Aとした場合には、長時間の使用に際しては、その発熱によって制御系に悪影響を与え、停止したり、誤動作を生じたりすることがあった。ヒートシンク53とファン54とを備えることにより、長時間の使用でも誤動作することがなくなった。
本実施例の撹拌機10では、撹拌初期と撹拌後期とで撹拌速度を変更するように制御盤24の誘導磁界制御手段で制御される。即ち、撹拌当初の撹拌羽根の回転数を300rpmとして1分半撹拌後、1分半をかけて800rpmとする制御を行う。これは撹拌当初は食材が水に溶け切れていないため、緩やかに撹拌することにより、水が撹拌子の回転によって撹拌桶部12から飛び出すことを防止し、撹拌後期では水に食材が溶けることにより、粘性を増すため、回転数を大きくして対応することができる。
回動部42のマグネット部45と、回動部駆動部51のコイル部との間隙は、2mm以下である。即ち、回動部42を一体化するためマグネット部45を0.5mm厚のステンレス板46で覆った上で、1mm以下の間隙を隔てて0.5mm厚の保持カップ部31の拡径部33の壁面で回動部駆動部51のコイル群と隔たっており、回動部駆動部51のコイル部との間隙が2mm以下となっている。
本実施例の撹拌子49は、回転軸43に対して直行する水平円板49aに対して、円板の円周に対して10°の角度を持たせて120°の角度で曲折された142mm長の羽根部とを備えた板厚2mmの2枚の撹拌羽根片49bが立ち上がって、同じく円板の円周に対して10°の角度を持たせて-143°の角度で曲折された51mmの中間羽根部と中間羽根部に対して90°に曲折された20mmの先端羽根部とからなる2枚の撹拌小羽根片49cが下方に向かって形成されている。この撹拌小羽根片49cによって、熱伝導性ブラケットに撹拌流を供給することができる。
図9は本発明の撹拌機の別の実施例の構成を示す平面図である。図10は図9の断面図である。図11は図9の要部の構成を示す断面図である。図1~図8の撹拌機においては、撹拌桶部の底部に対して下部方向へ立設された場合を想定し、撹拌桶部の底部に対して下部方向へ立設された磁気コンタクト部の保持カップ部31が、撹拌子保持部41の軸心回りの下端部を嵌合支持する支持部32と、撹拌子保持部41の回動部42を内側に遊嵌する拡径部33とを備えているものであった。
これに対して、撹拌桶部の底部に対して上部方向へ立設された場合を想定して、図9~図11に示す通り、本実施例の撹拌機60は、内部に水と食材とを保持するステンレス製の撹拌容器部61と、撹拌桶部62の底部63に当接してこれを支持する本体部としての基台71とからなる。4つのキャスター72を備えた基台71に着脱可能に装着される撹拌容器部61は撹拌桶部62の底部63に対して上部方向へ立設された磁気コンタクト部としての立設円筒部76を備えている。
立設円筒部76の凹部の内側の基台71には、円盤状の回動部駆動部91が、配置され、立設円筒部76の円筒側壁の周囲には、撹拌子保持部81が、配置されている。撹拌子保持部81は、回転軸83を中心として回転する立設円筒部76の頂部と側壁部とを覆うような外形を有し、その側壁部には対向位置に4枚の撹拌子89が備わっている。
撹拌子保持部81の側壁部には、立設円筒部76の円筒側壁の軸心回りにN極とS極が交互に配されたマグネット部85からなる回動部82が配されている。また、円盤状の回動部駆動部91の内部は、回動部82に対向して同心円状に多数のコイル群を筒状に配したコイル部92が配されている。尚、図示していないが、このコイル部92の多数のコイル群の各々の通電を制御して回転磁界を誘導制御する誘導磁界制御手段は、基台71の制御盤に配されている。
尚、図9~図11には、図示していないが、本実施例でも、前述のような回動部放熱手段及び放熱用の空冷用ヒートシンクを配してもよい。
10、60…撹拌機、
11、61…撹拌容器部、
12、62…撹拌桶部、
13、63…底部、
14 …開口部、
15 …密閉蓋、
16 …キャッチクリップ、
17 …取手、
18 …固定片、
21、71…基台、
22、72…キャスター、
23 …操作パネル、
24 …制御盤、
25 …固定具、
31 …保持カップ部(磁気コンタクト部)、
76…立設円筒部(磁気コンタクト部)、
32 …支持部、
33 …拡径部、
34 …開口部、
41、81…撹拌子保持部、
42、82…回動部、
43、83…回転軸、
44 …熱伝導性ブラケット、
44a …スリーブベアリング(第1の軸受け)、
45、85…マグネット部、
46 …ステンレス板、
47 …連通孔、
48 …スリーブベアリング(第2の軸受け)、
49、89…撹拌子、
49a …水平円板、
49b …撹拌羽根片、
49c …撹拌小羽根片、
51、91…回動部駆動部、
52、92…コイル部、
53 …空冷用ヒートシンク、
54 …ファン、
55 …給気カバー、

Claims (5)

  1. 内部に被撹拌物を保持する撹拌桶部と、この撹拌桶部の底部の一部の予め定められた位置に前記撹拌桶部の底部に対して下部方向へ立設された磁気コンタクト部とを備えた撹拌容器部と、
    前記撹拌桶部内部に配された撹拌子と、回転軸の軸心回りにN極とS極が交互に配されたマグネット部を備えて前記撹拌子を軸心回りに回動する回動部とを備えた撹拌子保持部と、
    前記撹拌子保持部の回動部に対向して回転磁界を発生させる回動部駆動部を備えた本体部と、
    前記磁気コンタクト部を介して前記撹拌容器部内の前記撹拌子保持部の回動部と、前記撹拌容器部外の前記本体部の回動部駆動部とが配置された撹拌機において、
    前記回動部駆動部が、前記撹拌子保持部の回動部に対向して同心円状に多数のコイル群を環状に配したコイル部と、前記多数のコイル群の各々の通電を制御して前記回転磁界を誘導制御する誘導磁界制御手段とを備え、
    前記コイル群の各々のコイルが、前記回動部に対峙する誘導磁界を発生させる方向に配され、
    前記磁気コンタクト部は、前記撹拌子保持部の軸心回りの下端部を嵌合支持する支持部と、前記撹拌子保持部の回動部を内側に遊嵌する拡径部とを備えている保持カップ部であり
    前記撹拌桶部と前記保持カップ部とは、同一部材の容器で構成されているか、又は各々の部材がシールド部材を介して結合されているものであり、
    前記撹拌容器部が、前記保持カップ部に着脱自在に挿入されている前記撹拌子保持部と共に前記撹拌機の本体部に対して着脱自在に配されていることを特徴とする撹拌機。
  2. 前記撹拌桶部の底部には、中心位置から離れる方句に伸ばした一対の固定片が形成され、この固定片の各々は点対称に凹部が形成されており、
    前記本体部の上面に、前記保持カップ部が嵌められる凹部と、前記固定片の凹部に対応するねじ込み式固定具とを有しており、
    前記固定片は、前記本体部の上面の凹部に嵌められた前記保持カップ部を中心として回動されて前記点対称の凹部が対応する前記ねじ込み式固定具の直下に配置された際に当該ねじ込み式固定具で固定されるものであることを特徴とする請求項1に記載の撹拌機。
  3. 前記回動部の回動によって発生した発熱を拡散する放熱手段を更に備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の撹拌機。
  4. 前記放熱手段が、前記回動部の前記撹拌桶部側に配置された熱伝導性ブラケットと、前記熱伝導性ブラケットに撹拌流を供給する前記撹拌子とを備えた回動部放熱手段であることを特徴とする請求項に記載の撹拌機。
  5. 前記放熱手段が、前記回動部駆動部に配置された空冷用ヒートシンクと、前記空冷用ヒートシンクに送風する送風手段とを備えた駆動部放熱手段であることを特徴とする請求項又はに記載の撹拌機。
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