JP2021094106A - パンツ型着用物品の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
図1には、パンツ型着用物品の一例であるパンツ型の使い捨ておむつの製造工程の一部が示されている。おむつ1は、以下に説明する製造工程を経て連続的に製造される。
図1に示すように、各原反ロール(図示せず)からそれぞれ連続的に供給される帯状の外層シート3aと内層シート3bとの間に、ウエストギャザーを形成するウエスト部弾性部材5、胴周ギャザーを形成する胴周り部弾性部材6及びレッグギャザーを形成するレッグ部弾性部材7が、所定の伸長率で伸長した状態で各々複数配置される。このとき、ウエスト部弾性部材5と胴周り部弾性部材6には、不図示の接着剤塗工機によってホットメルト接着剤が連続的又は間欠的に塗工される。又、外層シート3aと内層シート3bには、これらを重ね合わせる前に、両者の何れか一方又は双方の相対向する面の所定部位に、不図示の接着剤塗工機によってホットメルト接着剤が塗工される。
折起点Aを形成する工程及び折り工程では、図2に示すガイド機構50によって本体連続体1Bがガイドされつつ搬送されて二つ折りに折り曲げられる。図2に示すガイド機構50は、図1に符号100で示すレッグホールLO形成後の製造装置における領域に配されて機能する。
本実施形態においては、本体連続体1Bは、図2に示すように、中央ガイド部51が備える中央ガイド部材52と当接した状態で搬送方向Yへと搬送されると、搬送が進むに従い徐々に下方へと押し下げられる。
本実施形態において、本体連続体1Bのガイド機構50への導入側には、内側面1Baに当接する第2ガイド部材532が配され、本体連続体1Bのガイド機構50からの排出側には、内側面1Baに当接する第3ガイド部材533が配された構成となっている。
さらに、第1ガイド部材531が外側面1Bbと接触し、第2ガイド部材532が内側面1Baと接触することで、本体連続体1Bの幅方向Xへのブレを抑制することができるので、搬送状態が安定する。
第1ガイド部材531を通過した本体連続体1Bは、図5(c)に示すように、第3ガイド部材533が内側面1Baと接触することで、第1ガイド部材531と第3ガイド部材533によって幅方向Xへのブレを抑制することができるため、より搬送状態が安定する。
軸部531a,532a,533aは、支持部534a,534b,534cによってそれぞれ保持されている。支持部534a,534b,534cは、軸部531a,532a,533aを保持する位置が調整可能とされていて、搬送される本体連続体1Bに対して第1ガイド部材531〜第3ガイド部材533を符号B1〜B3で示す進退方向に移動可能にしている。すなわち、第1ガイド部材531と本体連続体1Bの外側面1Bb及び第2ガイド部材532、第3ガイド部材533と本体連続体1Bの内側面1Baとのそれぞれの幅方向に沿う接触長さを調整することで、接触面積を調整可能としている。B1は第1ガイド部材531の進退方向、符号B2は第2ガイド部材532の進退方向、符号B3は第2ガイド部材532の進退方向をそれぞれ示す。
つまり、本実施形態においては、同一径で同一表面粗さを有する側部ガイド部材53と本体連続体1Bとの、幅方向Xにおける接触長さL1〜L3、及び接触する角度を調整することで本体連続体1Bとの接触面積を調整可能にしている。第2ガイド部材532と、第3ガイド部材533は、吸収体2が存在している部位に当接しないように、本体連続体1Bと当接するように、その長さL2,L3が設定されている。
更に本製造方法によれば、第1ガイド部材531と第3ガイド部材533が搬送方向Yに沿って、この順で配されているので、第1ガイド部材531を通過した本体連続体1Bは、第1ガイド部材531と第3ガイド部材533によって、外側面1Bbと内側面1Baとが両側から案内される。このため、本体連続体1Bの搬送状態がより安定し、本体連続体1Bの二つに折れる位置が安定する。さらに、第1ガイド部材531の長さL1は、第3ガイド部材533の長さL3よりも長いので、本体連続体1Bの搬送状態が安定し、本体連続体1Bの二つに折れる位置が安定する。
第1ガイド部材531の接触長さL1は、50mm以上、好ましくは100mm以上、また500mm以下、好ましくは400mm以下である。
第2ガイド部材532の接触長さL2は、10mm以上、好ましくは20mm以上、150mm以下、好ましくは100mm以下である。
第3ガイド部材533の接触長さL3は、10mm以上、好ましくは20mm以上、150mm以下、好ましくは100mm以下である。
接触長さL1>接触長さL2の大小関係は、例えば、接触長さL2に対して接触長さL1が2倍以上、好ましくは3倍以上である。
接触長さL1>接触長さL3の大小関係は、例えば、接触長さL3に対して接触長さL1が2倍以上、好ましくは3倍以上である。
毛羽立ちを抑える観点から、内側面1Baに当接する第3ガイド部材533の表面533sも、第1ガイド部材531の表面531sよりも滑らかに形成すると、内側面1Baとの接触抵抗をより低減できるとともに、毛羽立ちを一層抑えることができるので好ましい。
一般的に搬送用に使用しているロールは表面処理をして材料が滑らないようになされている。これに対し、本実施形態においては、摩擦係数の小さい材質として、例えばアルミなどの金属類を研磨した物、あるいはカーボン製などの表面が滑らかな物をコーティングせずに使用している。
このような場合、第2ガイド部材532と内側面1Baとの当接による毛羽立ちを抑える観点、搬送時の摩擦抵抗を低減する観点から、図6に示すように、内側面1Baと当接する部位となる第2ガイド部材532の先端部となるロール532bの先端部532cと、内側面1Baと接しないロール532bの中間部532dとで表面粗さを異ならせてもよい。先端部532cの表面粗さは中間部532dの表面粗さよりも低くするか、先端部532cと中間部532dとで平滑性や摩擦係数などが異なる材質を用いて先端部532cを滑りやすくするか、あるいは、先端部532cを中間部532dに対して転動可能に設けてもよい。
このように構成すると、第2ガイド部材532の先端部532cと中間部532dとで表面粗さを個別に設定できるので、本体連続体1Bの搬送時の抵抗を任意に調整することができるとともに、毛羽立ちを抑えることができるので好ましい。
また、内側面1Baとの当接による毛羽立ちを抑える観点、搬送時の摩擦抵抗を低減する観点から、第3ガイド部材533の構成も第2ガイド部材532と同様の構成とすることが好ましい。
例えば、第1ガイド部材531よりも第2ガイド部材532の直径を小径として、本体連続体1Bとの接触面積を小さくして搬送抵抗を低減するようにしてもよい。あるいは、本体連続体1Bの特性に応じて第1ガイド部材531〜第3ガイド部材533の本体連続体1Bとの接触角度を増減して接触面積、摩擦抵抗等を調整してもよい。また、本体連続体1Bの特性に応じて第1ガイド部材531〜第3ガイド部材533の本体連続体1Bとの接触長さを増減して接触面積、摩擦抵抗等を調整してもよい。
なお、本体連続体1Bの特性とは、幅方向Xへの外装体3の幅、外層シート3aや内層シート3bの材質、吸収体2の大きさや材質等である。
上述の実施形態では、本体連続体1Bと側部ガイド部材53との接触する順序を内側面1Ba、外側面1Bb、内側面1Baとしているが、4つ以上のガイド部材を備えた構成においては、内側面1Ba、外側面1Bb、外側面1Bb、内側面1Ba、あるいは内側面1Ba、内側面1Ba、外側面1Bb、内側面1Baの順序で側部ガイド部材が本体連続体1Bと当接するようにしてもよい。
1A 本体
1B 本体連続体
1Ba 内側面
1Bb 外側面
52 中央ガイド部材
531 第1ガイド部材(側部ガイド部材)
531s 第1ガイド部材の表面
532 第2ガイド部材(側部ガイド部材)
532s 第2ガイド部材の表面
532c 第2ガイド部材の先端部
532d 第2ガイド部材の中間部
533 第3ガイド部材(側部ガイド部材)
A 折起点
X 本体連続体の幅方向
L1 第1ガイド部材の幅方向に沿う長さ
L2 第2ガイド部材の幅方向に沿う長さ
L3 第3ガイド部材の幅方向に沿う長さ
X1 中央領域
X2,X3 折起点の両側に位置する領域
Claims (8)
- シート部と該シート部に固定された吸収体とを有する本体を備え、前記シート部は二つ折りされて所定箇所が接合されている、パンツ型着用物品の製造方法であって、
前記本体が連なった構成の本体連続体を連続搬送しつつ、該本体連続体の幅方向の中央領域に中央ガイド部材を当接させて、該本体連続体に二つ折りの折起点を形成する工程と、
前記本体連続体を連続搬送しつつ、前記折起点の両側に位置する領域それぞれの、二つ折りされたときに相対向する面となる内側面及び該内側面とは逆方向を向く面となる外側面に、それぞれ側部ガイド部材を当接させて、該本体連続体を、前記内側面どうしが互いに近づくように折り曲げる折り工程とを有するパンツ型着用物品の製造方法。 - 前記外側面に当接させる側部ガイド部材である第1ガイド部材は、前記内側面に当接させる側部ガイド部材である第2ガイド部材よりも、前記本体連続体との接触面積が大きい、請求項1に記載のパンツ型着用物品の製造方法。
- 前記第1ガイド部材は、前記第2ガイド部材よりも前記本体連続体との幅方向に沿う長さが長く形成されている、請求項2に記載のパンツ型着用物品の製造方法。
- 前記第2ガイド部材と前記第1ガイド部材とは、前記本体連続体の搬送方向に沿って、この順で配されている、請求項2又は3に記載のパンツ型着用物品の製造方法。
- 前記外側面に当接させる側部ガイド部材は、前記第1ガイド部材及び第2ガイド部材よりも前記本体連続体の搬送方向下流側に配置された第3ガイド部材を有し、
前記第1ガイド部材は、前記第3ガイド部材よりも、前記本体連続体との接触面積が大きい、請求項2〜4の何れか一項に記載のパンツ型着用物品の製造方法。 - 前記第1ガイド部材の表面よりも、前記第2ガイド部材の表面が滑らかに形成されている、請求項2〜5の何れか一項に記載のパンツ型着用物品の製造方法。
- 少なくとも前記第2ガイド部材は、前記内側面と接することで連れ回りする回転体で構成されている、請求項2〜6の何れか一項に記載のパンツ型着用物品の製造方法。
- 前記第2ガイド部材は、前記内側面に接する先端部と接しない中間部とで表面粗さを異ならせている、請求項2〜7の何れか一項に記載のパンツ型着用物品の製造方法。
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