JP2021090868A - ゲームシステム、それに用いるコンピュータプログラム及びサーバ装置 - Google Patents

ゲームシステム、それに用いるコンピュータプログラム及びサーバ装置 Download PDF

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明広 石原
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満美 新保
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Yumi Matsuura
優美 松浦
恭雄 藤井
Yasuo Fujii
恭雄 藤井
勇二 恒松
Yuji Tsunematsu
勇二 恒松
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Hikari Kadoguchi
光 門口
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Abstract

【課題】一のユーザによって設定されるイベントの他のユーザとの共有を制限することができるゲームシステムを提供する。【解決手段】ゲームシステム1は、複数のユーザのうちの一のユーザUによる私設イベントPEの設定を許容するクイズゲームを提供する。そして、ゲームシステム1は、その複数のユーザのうちの他のユーザとの私設イベントPEの共有、換言すれば私設イベントPEの公式イベント化が許可条件に基づいて許可された場合に、その共有(公式イベント化)の許可を示す認証コードを発行し、その許可情報の発行を条件に、その私設イベントPEを公式イベントOEとして他のユーザと共有するために必要なログ情報を取得する。【選択図】図4

Description

本発明は、複数のユーザのうちの一のユーザによるイベントの設定を許容するゲームを提供するゲームシステム等に関する。
複数のユーザのうちの一のユーザによるイベントの設定を許容するゲームを提供するゲームシステムが存在する。このようなゲームとして、ユーザによって選択された選択肢に対応するイベントが設定されるゲームを提供するシステムが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2017−113175号公報
特許文献1のシステムでは、予め用意された選択肢を介してイベントが設定されるため、そのイベントの許可或いは不許可を判断するという概念はない。一方で、イベントの種類によっては開催期間や場所(対象)によって定義される場合もある。そして、このような開催期間等がユーザによって任意に設定される場合もある。このような場合、開催期間や開催場所が重なる場合等、無条件にユーザの設定を受け入れることができない場合が生じ得る。
そこで、本発明は、一のユーザによって設定されるイベントの他のユーザとの共有を制限することができるゲームシステム等を提供することを目的とする。
本発明のゲームシステムは、複数のユーザのうちの一のユーザによるイベントの設定を許容するゲームを提供するゲームシステムであって、前記複数のユーザのうちの他のユーザとの前記イベントの共有が許可条件に基づいて許可された場合に、当該共有の許可を示す許可情報を発行する情報発行手段と、前記許可情報の発行を条件に、前記イベントを前記他のユーザと共有するために必要な当該イベントのプレイ状況に関するプレイ情報を取得する情報取得手段と、を備えている。
一方、本発明のコンピュータプログラムは、前記ゲームのプレイに使用される入力装置及び出力装置に接続されるコンピュータを、上述のゲームシステムの各手段として機能させるように構成されたものである。また、本発明のサーバ装置は、前記ゲームのプレイに使用される入力装置及び出力装置にネットワークを介して接続され、上述のゲームシステムの各手段として機能するものである。
本発明の一形態に係るゲームシステムの概略構成を示す図。 ゲームシステムの制御系の要部を示す機能ブロック図。 クイズゲームのゲーム範囲を説明するための説明図。 イベントサービスの一例の概要を説明するための説明図。 許可データの構成の一例を示す図。 公式イベントデータの構成の一例を示す図。 私設イベントデータの構成の一例を示す図。 許可発行処理の手順の一例を示すフローチャート。 イベント処理の手順の一例を示すフローチャート。 ログ取得処理の手順の一例を示すフローチャート。
以下、本発明の一形態に係るゲームシステムの一例を説明する。まず、図1を参照して、本発明の一形態に係るゲームシステムの全体構成を説明する。ゲームシステム1は、サーバ装置としてのセンターサーバ2と、センターサーバ2に所定のネットワーク5を介して接続可能なクライアント装置としての複数のゲーム機3及び複数のユーザ端末装置4とを含む。センターサーバ2は、複数のコンピュータ装置としてのサーバユニット2A、2B…が組み合わされることにより一台の論理的なサーバ装置として構成されている。ただし、単一のサーバユニットによりセンターサーバ2が構成されてもよい。あるいは、クラウドコンピューティングを利用して論理的にセンターサーバ2が構成されてもよい。
ゲーム機3は、所定のプレイ料金の支払いと引き換えに、そのプレイ料金に対応した範囲でユーザにゲームをプレイさせる商業用(業務用)のゲーム機として構成されている。この種のゲーム機3は、アーケードゲーム機と呼ばれることがある。ゲーム機3は、多数のユーザにゲームを繰り返しプレイさせて収益を上げることを主たる目的として店舗6等の所定の施設に設置されるコンピュータ装置である。ゲーム機3は、出題に対して回答を入力するいわゆるクイズゲームをプレイするためのゲーム機として構成されている。なお、ゲーム機3は、クイズゲームに限定されず、適宜に各種のゲームを提供してよい。
ユーザ端末装置4は、ネットワーク接続が可能でかつユーザの個人用途に供されるコンピュータ装置である。例えば、据置型又はブック型のパーソナルコンピュータ(以下、PCと表記する。)4a、あるいは携帯電話(スマートフォンを含む。)のようなモバイル端末装置4bがユーザ端末装置4として利用される。その他にも、据置型の家庭用ゲーム機、携帯型ゲーム機、携帯型タブレット端末装置といった、ネットワーク接続が可能でかつユーザの個人用途に供される各種のコンピュータ装置がユーザ端末装置4として利用されてよい。ユーザ端末装置4は、各種のコンピュータソフトウエアを実装することにより、センターサーバ2が提供する種々のサービスをユーザに享受させることが可能である。
ネットワーク5は、センターサーバ2に対してゲーム機3及びユーザ端末装置4をそれぞれ接続させることができる限り、適宜に構成されてよい。一例として、ネットワーク5は、TCP/IPプロトコルを利用してネットワーク通信を実現するように構成される。典型的には、WANとしてのインターネット5Aと、センターサーバ2及びゲーム機3のそれぞれとインターネット5Aとを接続するLAN5B、5Cとがルータ5Dを介して接続されることにより構築される。ユーザ端末装置4も適宜の構成によりインターネット5Aに接続される。なお、ゲーム機3と店舗6のルータ5Dとの間にローカルサーバが設置され、そのローカルサーバを介してゲーム機3がセンターサーバ2と通信可能に接続されてもよい。センターサーバ2のサーバユニット2A、2B…はLAN5Cに代えて、又は加えてWAN5Aにより、相互に接続される場合もある。
センターサーバ2は、ゲーム機3又はそのユーザに対して各種のゲーム機用サービスを提供する。ゲーム機用サービスは、クイズゲームに公式イベントを設定するためのイベントサービスを含んでいる。具体的には、ゲーム機3に提供されるゲーム機3用のイベントサービスと、ユーザ端末装置4に提供されるユーザ端末装置4用のイベントサービスと、をイベントサービスが含む場合において、ゲーム機サービスはゲーム機3用のイベントサービスを含んでいる。イベントサービスの詳細は後述する。
なお、ゲーム機用サービスは、ゲーム機3からユーザの識別情報を受け取って、そのユーザを認証するサービスを含んでいてもよい。また、認証したユーザのプレイデータをゲーム機3から受け取って保存し、或いは保存するプレイデータをゲーム機3に提供するサービスを含んでいてもよい。さらに、ゲーム機用サービスは、ネットワーク5を介してゲーム機3のプログラム或いはデータを配信し、更新するサービス、ネットワーク5を介して複数のユーザが共通のゲームをプレイする際にユーザ同士をマッチングするマッチングサービス、或いはユーザから料金を徴収する課金サービス等を含んでいてよい。
同様に、センターサーバ2は、ネットワーク5を介してユーザ端末装置4のユーザに各種のWebサービスを提供する。Webサービスは、イベントサービスがユーザ端末装置4用のイベントサービスを含む場合、このユーザ端末装置4用のイベントサービスを含んでいる。なお、Webサービスは、ゲーム機3が提供するゲームに関する各種の情報を提供するゲーム用情報サービス、各ユーザ端末装置4に各種データ或いはソフトウエアを配信(データ等のアップデートを含む)する配信サービス、ユーザによる情報発信、交換、共有といった交流の場を提供するコミュニティサービス、及び各ユーザを識別するためのユーザIDを付与するサービス等のサービスを含んでよい。
次に、図2を参照してゲームシステム1の制御系の要部を説明する。まず、センターサーバ2には、ゲームサービス管理部21、及びデータ記憶手段としての記憶部23が設けられる。ゲームサービス管理部21は、センターサーバ2のコンピュータハードウエア(CPU及びその動作に必要な内部記憶装置としてのメモリを含む。)とソフトウエアとの組み合わせによって実現される論理的装置である。記憶部23は、ハードディスクアレイ等の不揮発性記憶媒体(コンピュータ読み取り可能な記憶媒体)を含んだ記憶ユニットによって実現される外部記憶装置である。記憶部23は、一の記憶ユニット上に全てのデータを保持するように構成されてもよいし、複数の記憶ユニットにデータを分散して記憶するように構成されてもよい。記憶部23には、センターサーバ2のコンピュータハードウエア資源をゲームサービス管理部21として機能させるためのソフトウエアとしてのコンピュータプログラムPG1が記録される。また記憶部23には各種のデータも記録されるが、図2では許可データ51及び公式イベントデータED1が示されている。許可データ51及び公式イベントデータED1の詳細は後述する。
ゲームサービス管理部21は、ゲーム機3に対して上述のゲーム機用サービスを提供する。ゲームサービス管理部21には、論理的装置としてのイベント提供部24がさらに設けられる。イベント提供部24は、イベントサービスを実現するための各種の処理を提供する。このような各種の処理は、公式イベントを管理するためのイベント処理のうち、サーバ側にて行われるべき処理を含んでいる。また、イベント提供部24は、このような各種の処理として、公式イベントを運営するためのログ取得処理、及び新しく公式イベントを追加するための許可発行処理も実行する。イベント処理、ログ取得処理、及び許可発行処理の手順については後述する。
次に、ゲーム機3には、ゲーム制御部31と、記憶手段としての記憶部32とが設けられる。ゲーム制御部31は、ゲーム機3のハードウエア(CPU及びその内部記憶装置としてのメモリを含む。)とソフトウエアとしてのコンピュータプログラムPG2との組み合わせによって実現される論理的装置である。ゲーム制御部31は、ゲームの進行に必要な各種の演算制御を実行するとともに、センターサーバ2のゲームサービス管理部21が提供するゲーム機用サービスを享受するために必要な各種の処理を実行する。ゲーム制御部31には、さらなる論理的装置としてゲーム提供部33が設けられている。ゲーム提供部33は、センターサーバ2のイベント提供部24と協働して各種のイベントを実現するために必要な処理も実行する。
記憶部32は、ハードディスク、半導体記憶装置といった不揮発性記憶媒体(コンピュータ読み取り可能な記憶媒体)を含んだ記憶ユニットによって実現される外部記憶装置である。記憶部32には、上述したプログラムPG2とともに、各種のデータが記録されるが、図2ではイベントデータEDが示されている。イベントデータEDは、クイズゲームに設定される各種のイベントを管理するためのデータである。イベントデータEDは、センターサーバ2から提供された公式イベントデータED1、及び私設イベントデータED2を含んでいる。私設イベントデータED2の詳細は、公式イベントデータED1とともに後述する。
なお、記憶部32には、その他にもゲームデータが記録されている。ゲームデータは、プログラムPG2に従ってユーザに所定のクイズゲームをプレイさせるために必要な各種のデータを含んでいる。具体的には、ゲームデータは、ユーザに出題されるべきクイズ及びその回答を管理するためのクイズデータといった各種のデータを含んでいる。また、ゲームデータは、上述のプレイデータを含んでいてもよい。プレイデータは、前回までのプレイ結果(過去の実績)を次回以降に引き継ぐため、或いは各ユーザに固有の設定内容を引き継ぐためのデータである。しかし、これらの図示は省略した。
ゲーム機3には、ユーザの操作に対応した信号を出力する入力装置36、ユーザにゲーム画面等を提示するための出力装置としての表示装置37及びカードリーダ38といった各種の入出力装置が設けられる。カードリーダ38は、ユーザが所持するカード39に記録されたカード毎にユニークなカードIDを読み取るための装置である。カード39は、ユーザの認証或いは料金の徴収等に使用されてよい。
次に、クイズゲームのイベント及びイベントサービスの詳細について説明する。図3は、クイズゲームのゲーム範囲を説明するための説明図である。図3に示すように、クイズゲームのゲーム範囲は、通常プレイモード及びイベントモードを含んでいる。通常プレイモードは、クイズゲームを通常にプレイするモードである。一方、イベントモードは、各種のイベントを提供するモードである。ここでは、イベントは、複数のユーザが参加してクイズゲームの結果を競う大会(競技)を意味する。イベントは個別のユーザだけでなくグループ単位のユーザの参加を許容してもよい。なお、イベントは、大会だけでなく、期間限定のゲーム範囲、特別なキャラクタを含むゲーム範囲、或いは特別の特典が付与されるゲーム範囲といった通常のプレイ範囲に適宜に付与される各種の催し物(出来事)を含んでよい。
イベントモードは、公式イベントOE及び私設イベントPEを含んでいる。私設イベントPEは、各ゲーム機3のユーザ、或いは店舗6の運営者等によって適宜に設定されるイベントである。私設イベントPEは、それを設定したユーザ(店舗6の運営者を含んでよい)だけでなくゲームシステム1を利用する複数のユーザのうち他のユーザに共有されてもよいし、それを設定したユーザだけに提供されてもよい。私設イベントPEの設定には、各ユーザ端末装置4或いは各ゲーム機3が使用されてよい。また、私設イベントPEには、各ユーザ或いは各運営者等によって付与される特典(例えば、フィギュア等の物理的特典、或いは店舗6における優待券等)が設定されてもよい。
一方、公式イベントOEは、クイズゲームをプレイする複数のユーザによって共有されるイベントである。また、公式イベントOEは、センターサーバ2の運営者(以下、サーバ管理者と呼ぶ場合がある)によってプレイ状況が管理される。結果として、公式イベントOEでは、サーバ管理者によってプレイ状況がランキング付けされたり、その結果に応じて所定の特典が付与されたりする場合が多い。また、このような所定の特典としてクイズゲームにおいて利用される特典(例えば、クイズゲーム用のアイテム等)が付与される場合が多い。公式イベントOEは、特典用のイベントとしての予選イベントOE1、及び特別のイベントとしての本戦イベントOE2を含んでいる。本戦イベントOE2は、参加条件が満たされた場合に参加が許可される特別のイベントである。参加条件は、予選イベントOE1の実績を要件に含んでいる。具体的には、参加条件は、予選イベントの入賞者(優勝者、準優勝者、或いは特別賞等)に付与されるポイント(賞の価値に応じて変化してよい)が所定値以上になった場合に満たされてよい。また、このようなポイントは、複数の予選イベントOE1(以下、一連の予選イベントOE1と呼ぶ場合がある)を通じて付与されてよい。そして、予選イベントOE1では、このようなポイントを介して本戦イベントOE2への参加が所定の特典として利用されてよい。
イベントサービスは、私設イベントPEを公式イベント化するための公式化サービスを含んでいる。また、公式化サービスは、私設イベントPEを予選イベントOE1として登録するためのサービスを含んでいる。つまり、イベントサービスは、私設イベントPEを予選イベント化するためのサービスを含んでいる。そして、そのようなサービスを通じて私設イベントPEが予選イベントOE1として機能する場合がある。このような場合、私設イベントPEであっても参加条件の要件とされるポイントが付与される。つまり、このような私設イベントPEは、それを設定したユーザUだけでなく、A店舗6のゲーム機3を利用する他のユーザにも必然的に共有される。
図4は、私設イベントPEを予選イベント化するためのサービスとして機能する場合のイベントサービスの一例の概要を説明するための説明図である。図4の例は、A店舗6のユーザUによって設定された“A店舗大会”という私設イベントPEが予選イベント(公式イベント)化される(予選イベントOE1として機能する)場合を示している。この場合、図4に示すように、イベントサービスは、申請工程及び公式化工程を含んでいる。また、この場合、ユーザUが本発明の一のユーザとして、私設イベントPEをプレイする他のユーザが本発明の他のユーザとして、それぞれ機能する。
申請工程は、予選イベント化する対象の私設イベントPEをセンターサーバ2(或いはサーバ管理者)に申請するための工程である。申請工程では、まずユーザ端末装置4を介してユーザUによって“A店舗大会”の開催情報がセンターサーバ2に送信される(ステップS1)。この開催情報は、大会名(イベント名)、大会グレード(イベントのレベル)、大会日時(開催期間でもよい)、参加人数、対戦形式(例えばトーナメントやリーグ戦等)、及び開催場所(A店舗6、或いはA店舗6の各ゲーム機3等)の情報を含んでいてよい。また、このような送信は、開催情報を入力するための専用のWebサイト(不図示)を通じて実現されてもよい。この場合、このような送信は、ユーザ端末装置4用のイベントサービスの少なくとも一部として機能する。なお、申請は書類を通じて実行されてもよい。また、開催情報の送信(申請)は、ゲーム機3を通じて実行されてもよい。この場合、ゲーム機3は、専用のWebサイトの代わりに、申請専用の申請画面(不図示)を提供してもよい。また、開催情報は、私設イベントPEの設定のために必要な情報と相違していても、共通していてもよい。
開催情報の送信後、開催情報が許可条件を満たす場合には、センターサーバ2(あるいはサーバ管理者でもよい)は、申請工程において開催場所の店舗6、つまりA店舗6の運営者に申請情報が送信される(ステップS2)。A店舗6の運営者は、申請情報を取得すると、その申請情報に基づいて私設イベントPEの公式イベント化を承認するか否か判断し、その判断結果(承認結果)をセンターサーバ2(あるいはサーバ管理者でもよい)に送信する(ステップS3)。これらの送信は、申請と同様に専用のWebサイトを通じて実行されてもよいし、ゲーム機3を通じて実行されてもよい。あるいは、センターサーバ2或いはゲーム機3等の各種装置によってセンターサーバ2或いはA店舗6の運営者のメールアドレスが管理されている場合には、メールを通じて実行されてもよい。
A店舗6から承認結果を取得すると、センターサーバ2(あるいはサーバ管理者でもよい)は、申請工程において承認結果をユーザU(申請者)に送信する(ステップS4)。この送信は、公式イベント化が承認されている場合には申請対象の私設イベントPEの予選イベント化を許可する許可情報の送信を通じて、承認されていない(拒否されている)場合には不許可を示す情報の送信を通じて、それぞれ実行される。具体的には、センターサーバ2は、公式イベント化が承認されている場合には、予選イベント化の許可を示す認証コードを許可情報として発行し、その認証コードをユーザ端末装置4に送信する。認証コードの発行は、認証コードをユニークに管理しつつ開催情報を関連付ける許可データ51に基づいて実行される。また、認証コードの送信は、専用のWebサイトを通じて実行されてもよいし、開催情報にユーザU(申請者)のメールアドレスが含まれている場合にはメールを通じて実現されてもよい。このような送信は、専用のWebサイト或いはE−MAILを通じて実現される場合にユーザ端末装置4用のイベントサービスの少なくとも一部として機能する。
なお、許可(認証コード等の許可情報)の送信は書類を通じて郵送にて実現されてもよい。また、許可条件はA店舗6の運営者の承認を要件に含んでいてもよい。つまり、許可条件は、A店舗6の運営者によって承認された場合に満たされてもよい。この場合、許可条件は、関連情報に基づく第1要件及び承認結果に基づく第2要件を含み、第1要件が満たされる場合にステップS2の手順が実行され、第2要件が満たされる場合にステップS4の手順が実行されてもよい。
一方、公式化工程は、予選イベント化が許可された私設イベントPEを実際に予選イベントOE1として設定するための工程である。公式化工程は、実際に私設イベントPEが予選イベントOE1として機能するように、その私設イベントPEから変化した予選イベントOE1を実際に提供するゲーム機3を特定し、そのゲーム機3に私設イベントPEを予備イベント化するために必要な情報を提供するために実行される。具体的には、公式化工程では、まず認証コード(許可情報)を受け取ったユーザU(A店舗6の運営者でもよい)によってその認証コードがゲーム機3に入力される(ステップS5)。つまり、ユーザUによって認証コードがゲーム機3に提供される。ゲーム機3は、認証コードを取得すると、センターサーバ2に送信する(ステップS6)。
一方、センターサーバ2は、ゲーム機3から認証コードを取得すると、私設イベントPEを実際に予選イベント(公式イベント)化するために必要な情報をそのゲーム機3に送信する(ステップS7)。具体的には、センターサーバ2は、まず許可データ51を参照しつつ、ゲーム機3から取得した認証コードに関連する私設イベントPEの開催情報を取得する。その後、センターサーバ2は、その取得した開催情報に対応する予選イベントOE1を公式イベントデータED1に追加する。そして、センターサーバ2は、その追加後の公式イベントデータED1を私設イベントPEの予選イベント(公式イベント)化に必要な情報としてゲーム機3(認証コードを送信してきたゲーム機3)に送信する。なお、私設イベントPEが一連の予選イベントOE1の一部として予選イベント化される場合には、公式イベントデータED1を通じて一連の予選イベントOE1との関連付けが設定されてよい。つまり、センターサーバ2は、ステップS7において申請対象の私設イベントPEが一連の予選イベントOE1として機能するように公式イベントデータED1を生成し、そのような公式イベントデータED1をゲーム機3に送信してよい。また、一連の予選イベントOE1として機能させるための情報(一連の予選イベントOE1を指定する情報等)は、開催情報に含まれていてよい。あるいは、開催期間や規模、場所等の各種の情報に基づいて私設イベントPEは自動的に一連の予選イベントOE1に振り分けられ、その結果がそのような情報として機能してもよい。
センターサーバ2から公式イベントデータED1を取得すると、ゲーム機3はその取得した公式イベントデータED1に基づいてイベントモードに含まれる公式イベントOEを表示する(ステップS8)。この公式イベントデータED1には、予選イベント化が申請された私設イベントPEも正式に公式イベントOEとして含まれている。このため、公式イベントOEは、“A店舗大会”という予選イベントOE1を含むように表示される。結果として、“A店舗大会”は公式イベントOEとして選択され、機能する。つまり、“A店舗大会”が実際に予選イベントOE1として提供(予選イベント化)される。
なお、ゲーム機3は、公式イベントデータED1の取得に伴い、私設イベントデータED2の内容を更新してもよい。具体的には、ゲーム機3は、ユーザの削除指示、或いは公式イベントデータED1に含まれる情報に基づいて“A店舗大会”に対応する私設イベントPEを削除するように私設イベントデータED2の内容を更新してよい。この場合、“A店舗大会”は公式イベント化に伴い私設イベントPEの表示から消える。つまり、私設イベントPEから公式イベントOEに移動したかのように、“A店舗大会”は私設イベントPEの対象から削除される。また、私設イベントPEの設定者、或いは私設イベントPEの公式イベント化を申請した申請者には、このような設定等を促進するために、各種の報酬(特典)が付与されてもよい。このような報酬は、設定時(或いは申請時)、開催時、或いは許可時等、適宜の時期に付与されてよい。
さらに、公式イベントOEを実施した場合には、ゲーム機3は、その公式イベントのログ(各種の実績)をセンターサーバ2に提供する(ステップS9)。ログ情報は、公式イベントOEの実現に必要な情報である。具体的には、ログ情報は、公式イベントOEのプレイ状況の情報(例えば本戦イベントOE2のためのポイント獲得数等)を含んでいる。そして、センターサーバ2は、そのログ情報に基づいて公式イベントOEの結果を管理したり、Webサービスの一部としてプレイ実績の情報を各ユーザ端末装置4に提供(各ユーザに共有)したりしてよい。私設イベントPEが公式イベント化されている場合には、このログにはその私設イベントPEのログ情報も含まれる。つまり、センターサーバ2は、予選イベント化された私設イベントPEのプレイ状況も含むように結果を管理したり、提供したりしてよい。具体的には、センターサーバ2は、そのような私設イベントPEを含む一連の予選イベントOE1全体のプレイ状況(例えばポイントの付与状況)に基づいて各ユーザにランキング(順位付け)を設定したり、そのランキング結果に応じて本戦イベントOE2への参加の可否を判別したりしてよい。このような場合、このログ情報が本発明のプレイ情報として機能する。また、公式化工程のステップS6〜S7及びS9の手順がゲーム機用のイベントサービスとして機能する。一例として、このようにイベントサービスは提供される。
なお、各ユーザは一連の予選イベントOE1の一部にだけ参加してもよい。この場合、その一部の実績に基づいて一連の予選イベントOE1全体における順位付け(ランキング)がされ、本戦イベントOE2への参加の可否が判別されてよい。また、店舗6の運営者によってイベントサービスが利用される場合には、ステップS1及びS4は店舗6(ゲーム機3或いは運営者用のユーザ端末装置4等)に対して実行されてよい。この場合、ステップS2及びS3の手順は省略されてよい。また、私設イベントの設定時に、各ユーザを識別するユーザID或いは各店舗6の運営者を識別するオペレータID等の設定者を識別するID情報が要求される場合には、このようなID情報に基づいて公式イベントの申請対象あるいは非申請対象が判別されてもよい。具体的には、例えば、私設イベントの設定者が店舗6の運営者或いは信頼度等に基づいてサーバ管理者によって認定された特定のユーザの場合には、ID情報を基準にその私設イベントは自動的に公式イベントの申請対象として判別され、イベントサービスの手順に沿って公式イベント化がすすめられてもよい。一方で、私設イベントの設定及び公式イベント化(イベントサービスの提供)は同時に実行されてもよい。つまり、私設イベントの設定は、例えば専用のWebサイト等を通じてイベントサービスの一部として実行されてもよい。このような場合、イベントサービスにおいて、設定対象のイベントの種類(例えば私設イベント若しくは公式イベント等)が指定されてもよい。あるいは、私設イベントは全て公式イベント化されるように全て申請工程等の対象とされてもよい。つまり、実際に私設イベントとして実行されるイベントは存在していなくてもよい。さらに、ランキング等の公式イベントOEのプレイ結果の確定には、ログ情報だけでなくその他の情報が利用されてもよい。具体的には、店舗6の運営者からイベントのプレイ状況に関する追加情報(例えば、実際の入賞結果の情報等)がサーバ管理者に送信され、この追加情報も加味されてプレイ結果は確定されてもよい。このような追加情報は、例えばログ情報だけでは実績(例えば入賞結果)を特定できない場合、換言すれば開催情報が対戦形式の情報を含まない場合、あるいはトーナメントにおける各ユーザの配置等、センターサーバ2が対戦形式の詳細の情報を管理していない場合等に利用されてよい。
次に、許可データ51、公式イベントデータED1、及び私設イベントデータED2の詳細を説明する。許可データ51は、許可情報をユニークに管理するためのデータである。具体的には、許可データ51は、許可情報をユニークに記述したレコードの集合である。図5は、許可データ51の構成の一例を示す図である。図5に示すように、許可データ51は、私設イベントPE毎にユニークな許可情報とそれに対応する私設イベントPEとを関連付ける許可レコード51Rを含んでいる。許可レコード51Rは、“許可”、“イベントID”、“詳細”の情報を含んでいる。
“許可”は、公式イベント化の許可を示す許可情報である。具体的には、“許可”には、許可情報として認証コードを示す情報が記述される。このような認証コードを示す情報として所定桁数のユニークな数字が記述されてよい。“イベントID”は、各公式イベントを識別するために公式イベント毎にユニークなイベントIDを示す情報である。“詳細”は、“イベントID”に対応する公式イベントの詳細を示す情報である。“詳細”には、公式イベントの詳細を示す情報として、上述の開催情報(申請時に提供される情報)が記述されてよい。許可レコード51Rには、これらの情報が相互に関連付けて記録されている。
公式イベントデータED1は、クイズゲームの各公式イベントOEを管理するためのデータである。公式イベントデータED1は、各公式イベントOEを定義するレコードの集合である。図6は、公式イベントデータED1の構成の一例を示す図である。図6に示すように、公式イベントデータED1は、各公式イベントOEとその詳細とを関連付ける公式イベントレコードRS1を含んでいる。公式イベントレコードRS1は、“イベントID”、“詳細”、“承認範囲”、及び“種類”の情報を含んでいる。“イベントID”及び“詳細”は、許可データ51と同様の情報である。
一方、“承認範囲”は、公式イベント化を承認した範囲を示す情報である。具体的には、“承認範囲”には、許可情報の送信を通じて公式イベント化を許可したゲーム機3を示す筐体ID(各ゲーム機3を識別するためにゲーム機3毎にユニークなID)の情報が記述される(店舗6の単位で許可される場合には、各店舗6を識別するための店舗IDの情報が記述されてもよい)。センターサーバ2のサーバ管理者によって設定された公式イベントOE(当初から公式イベントOEとして設けられているもの)の場合には、“詳細”の情報に含まれる開催場所の情報と同じ情報が“承認範囲”に記述されてもよいし、“承認範囲”の情報は省略されてもよい。“種類”は、“イベントID”に対応する公式イベントの種類を示す情報である。“種類”の情報として、本戦イベントOE2、予選イベントOE1、或いは私設イベントPE(私設イベントPEから公式化されたもの)を示す情報が使用されてよい。“関連”は、各イベントの関連を示す情報である。“関連”には、一連の予選イベントOE1として機能する各予選イベントOE1(予選イベント化された私設イベントPEを含む)を互いに関連付ける情報(例えば一連の予選イベントOE1毎にユニークなIDあるいは数字等)が記述されてよい。公式イベントレコードRS1には、これらの情報が相互に関連付けて記録されている。なお、公式イベント化に伴い私設イベントデータED2から該当の私設イベントPEが削除される場合、公式イベントデータED1は、このような私設イベントPEを特定するために、後述の“私設ID”の情報を含んでいてもよい。また、“詳細”に含まれる開催情報が本発明のイベント情報として、“承認範囲”に含まれる筐体IDの情報が本発明のゲーム識別情報として、それぞれ機能する。そして、これらを含むことにより公式イベントデータED1が本発明のイベントデータとして機能する。
私設イベントデータED2は、クイズゲームの私設イベントPEを管理するためのデータである。私設イベントデータED2は、各私設イベントPEを定義するレコードの集合である。図7は、私設イベントデータED2の構成の一例を示す図である。図7に示すように、私設イベントデータED2は、各私設イベントPEとその詳細とを関連付ける私設イベントレコードRS2を含んでいる。私設イベントレコードRS2は、“私設ID”及び“詳細”の情報を含んでいる。“詳細”は、公式イベントデータED1と同様の情報である。“私設ID”は、各私設イベントPEを識別するために私設イベントPE毎にユニークな私設IDを示す情報である。私設イベントレコードRS2には、これらの情報が相互に関連付けて記録されている。
なお、私設イベントPEを示す“種類”の情報を含む公式イベントレコードRS1が私設イベントレコードRS2として機能してもよい。つまり、私設イベントデータED2は、公式イベントデータED1の一部として機能してもよい。この場合、“私設ID”にはイベントIDの情報が記述されてよい。つまり、“イベントID”(或いは“私設ID”)の情報として、各私設イベントPEだけでなく各公式イベントOEも識別するように全イベントをユニークに管理するイベントIDの情報が利用されてよい。また、私設イベントデータED2も公式イベントデータED1と同様にセンターサーバ2で管理されていてもよい。さらに、これらの私設イベントデータED2及び公式イベントデータED1はゲーム機3に提供されなくてもよい。つまり、センターサーバ2によって私設イベントPE及び公式イベントOEは一元的に管理され、ゲーム機3はこれらを認識していなくてもよい。この場合、公式イベントOE等は、ゲーム機3を介さずにメールやWebサイト等を通じて案内され、センターサーバ2がその開催期間等に該当するログ情報をゲーム機3に取りに行くことにより公式イベントOE等が実現されてもよい。
次に、図8〜図10を参照して、イベント提供部24或いはゲーム提供部33が実行する許可発行処理、イベント処理、及びログ取得処理の手順を説明する。許可発行処理は、私設イベントPEを公式イベント化するための申請に基づいて許可情報を発行するための処理である。申請対象の開催情報を取得すると(あるいは取得後に所定の周期でもよい)、イベント提供部24は、図8の許可発行処理を開始し、まずその取得した開催情報に対応する私設イベントPEが許可条件を満たすか否か判別する(ステップS101)。許可条件は、私設イベントPEの開催条件が所定の条件を満たす場合(例えば全ての項目が適切に入力されている場合、あるいは所定の参加規模、参加期間等を有する場合等)に満たされてもよいし、開催情報に基づいて運営者によって許可を示す操作が私設イベントPEに対して実行された場合に満たされてもよい。また、許可条件が第1条件及び第2条件を含む場合、このような開催条件に基づいて第1条件が満たされ、店舗6から公式イベント化の承認が届いた場合に第2条件が満たされてよい。そして、第1条件及び第2条件の両方が満たされた場合に許可条件が満たされてもよい。これらに基づいて私設イベントPEが許可条件を満たさない場合、イベント提供部24は以降の処理をスキップして今回の処理を終える。
一方、私設イベントPEが許可条件を満たす場合、イベント提供部24はその許可条件を満たした私設イベントPEに許可情報を発行する(ステップS102)。より具体的には、イベント提供部24は、許可データ51を参照しつつ、許可情報としてユニークな認証コードをその私設イベントPEに新しく発行する。続いてイベント提供部24は、その発行した許可情報(例えば新しく発行した認証コード)を申請者に送信する(ステップS103)。この送信は、E−MAIL(例えば開催情報に含まれていよい)を通じて実行されてもよいし、専用のWebサイト(例えば専用のWebサイトへの掲示による通知)を通じて実行されてもよい。そして、イベント提供部24は、許可情報を送信した後、今回の処理を終了する。これにより、許可条件に基づいて公式イベント化の可否が判別され、公式イベント化が許可される場合にその許可を示す許可情報が発行され、申請者に送信される。より具体的には、図4の例の申請工程におけるステップS1及びS4が実現される。
また、イベント処理は、公式イベント化が許可された私設イベントPEを公式イベントOEとして提供するための処理である。より具体的には、公式イベント化が許可された私設イベントPEは、イベント処理を通じて公式イベントOEとして管理される。なお、図9の例の左側はゲーム機3のゲーム提供部33の処理を、右側はセンターサーバ2のイベント提供部24の処理を、それぞれ示している。
公式イベント化が許可された私設イベントPEを実際に公式イベントOEとして提供することを了承する了承操作が実行されると、ゲーム提供部33は図9のイベント処理を開始し、まず許可情報を取得する(ステップS201)。より具体的には、ゲーム提供部33は許可情報としてその私設イベントPEに対応する認証コードの情報を取得する。認証コードの情報は、了承操作に認証コードの入力操作が含まれている場合にはその入力結果から取得されてよい。あるいは、認証コードの情報は、ゲーム機3を通じて申請が実行されている場合等、認証コードの情報(許可情報)が直接ゲーム機3に提供されている場合には、その提供結果(取得結果)から取得されてもよい。続いてゲーム提供部33は、その取得した許可情報をセンターサーバ2に送信する(ステップS202)。
センターサーバ2のイベント提供部24は、許可情報を取得すると図9のイベント処理を開始し、まず取得した許可情報を反映するようにデータを更新する(ステップS301)。具体的には、イベント提供部24は、取得した許可情報に対応する公式イベントレコードRS1を追加するように、公式イベントデータED1を更新する。この追加は、公式イベントOEの対象が店舗6の単位の場合には店舗6の単位(つまり店舗6の一つのゲーム機3からの許可情報の送信に伴いその店舗6の同じクイズゲームを提供する全ゲーム機3)で実行されてもよいし、各ゲーム機3の単位で実行されてもよい。また、イベント提供部24は、許可情報に基づいて許可データ51を参照しつつ開催情報を取得することによりこの追加を実現してよい。さらに、公式イベントデータED1が“関連”の情報を含むことにより、このような追加は一連の予選イベントOE1として機能させるための関連付けとして機能してよい。つまり、イベント提供部24は、ステップS301において、指定情報に基づく“関連”の情報を含む公式イベントレコードRS1を追加することにより一連の予選イベントOE1として機能するように私設イベントPEに関連を設定してよい。続いてイベント提供部24は、その更新後のデータをゲーム機3に送信する(ステップS302)。具体的には、イベント提供部24は、取得した許可情報に対応する公式イベントレコードRS1を含む最新の公式イベントデータED1をゲーム機3に送信する。そして、イベント提供部24は、最新の公式イベントデータED1をゲーム機3に送信した後に、今回の処理を終える。
一方、ゲーム機3のゲーム提供部33は、最新の公式イベントデータED1を取得すると、データを更新する(ステップS203)。具体的には、ゲーム提供部33は、既存の公式イベントデータED1をその取得した最新の公式イベントデータED1に置き換えるように、公式イベントデータED1を更新する。また、公式イベント化に伴い私設イベントデータED2から該当の私設イベントPEが削除される場合、ゲーム提供部33は、公式イベントデータED1の更新とともに、該当の私設イベントPEを削除するように私設イベントデータED2を更新してもよい。あるいは、私設イベントデータED2がセンターサーバ2で管理される場合には、このような削除は公式イベントデータED1の更新及び送信とともに、センターサーバ2によって更新及び送信されてよい。そして、ゲーム提供部33は、ステップS203において公式イベントデータED1の更新とともに、私設イベントデータED2を最新のものに更新してもよい。ゲーム提供部33は、ステップS203にいてデータを更新した後に、今回の処理を終える。これにより、公式イベント化が許可された私設イベントPEが実際に公式イベントOEとして管理され、提供される。また、他の予選イベントOE1と関連付けられた場合には、そのような私設イベントPEが一連の予選イベントOE1の一つとして提供される。より具体的には、図4の例のステップS6〜S8に対応する公式化工程が実現される。
一方、ログ取得処理は、公式イベントOEのログ情報を管理するための処理である。図10の例は、ログ情報に基づいて各ユーザ端末装置4に公式イベントOEの結果が共有される場合を示している。また、図10の例は、センターサーバ2側が所定の周期において公式イベントOEを開催する店舗6の各ゲーム機3にログ(プレイ結果等のイベントの実績に関する詳細情報)の取得を行う場合を示している。なお、ログは、イベント終了後の適宜の時期にゲーム機3側からセンターサーバ2に送信されてもよい。この場合、図10の例のステップS401〜S402は省略されてよい。
所定の周期において、イベント提供部24は、図10のログ取得処理を開始し、まず公式イベントデータED1を取得する(ステップS401)。続いてイベント提供部24は、ログ情報を取得する対象を特定する(ステップS402)。具体的には、イベント提供部24は公式イベントデータED1の“承認範囲”(あるいは“詳細”に含まれる開催場所)の情報に基づいて公式イベントOEを実際に開催する各ゲーム機3を特定する。次に、イベント提供部24は、その特定した各ゲーム機3から該当の公式イベントOEに関するログを取得する(ステップS403)。また、イベント提供部24は、各ゲーム機3からログの情報を取得すると、各公式イベントOEに関連する関連情報を生成する(ステップS404)。関連情報は、各公式イベントOEに関する情報としてWebサービスを通じて各ユーザに共有されるべき情報である(例えば、優勝者等のランキング、各参加者の獲得ポイント数等)。また、関連情報は、一連の予選イベントOE1の場合、それらの全体における入賞状況等のプレイ状況の情報を含んでいてよい。つまり、イベント提供部24は、ステップS403において、各公式イベントOEにおける各ユーザのランキングを生成したり、一連の予選イベントOE1全体における各ユーザのランキングを生成したりしてよい。そして、イベント提供部24は、その作成した関連情報をWebサービスの一部として各ユーザに提供して、今回の処理を終える。これにより、公式イベントに関するログがセンターサーバ2によって取得され、Webサービスの一部として各ユーザに共有される。また、このような取得は、私設イベントPEから変化した公式イベントOEの場合、その開催を許可した(認証コードを提供した)ゲーム機3に限定される。より具体的には、図4の例のステップS9に対応する公式化工程が実現される。
以上に説明したように、この形態によれば、イベントサービスを通じて私設イベントPEを公式イベント化することができる。具体的には、許可条件に基づく許可情報(認証コード)の発行を条件に私設イベントPEのプレイ状況を公式イベントOEとして共有するために必要なログ情報がセンターサーバ2によって取得される。これにより、私設イベントPEの共有に必要なログ情報の取得を許可情報が発行された場合、つまりその私設イベントPEの公式化が許可された場合に限定することができる。つまり、例えば予選イベントOE1として機能するためのポイントの付与結果等、私設イベントPEにおけるプレイ状況の他のユーザとの共有、換言すれば私設イベントPEを実際に公式イベントOEとして機能させる場合を許可情報が発行された場合に制限することができる。
さらに、ゲームをプレイするユーザによってそのような私設イベントPEが申請される場合には、その私設イベントPEの開催場所として機能する店舗6に承認の機会が付与される。そして、私設イベントPEを公式イベントOEとして機能させるための公式イベントデータED1(そのような私設イベントPEに対応する公式イベントレコードRS1を含む)の提供先は、実際に許可情報を取得したゲーム機3に制限される。また、このような公式イベントデータED1が存在しなければ、その私設イベントPEは公式イベントOEとして表示されないし、提供もされない。つまり、このような公式イベントデータED1の提供後に、私設イベントPEは実際に公式イベントOEとして提供され、ログ情報も取得される。これにより、その許可情報を利用するか否か(例えばゲーム機3を介してセンターサーバ2に実際に送信するか否か)を通じて、その私設イベントPEを開催する店舗6の運営者に実際に私設イベントPEを公式イベントOEとして提供するか否か判断する機会を付与することができる。つまり、私設イベントPEを実際に公式イベントOEとして機能させる場合を更に店舗6の運営者によって承認された場合に制限することができる。これらにより、例えば開催期間が他の公式イベントOEと重複する場合、十分な開催規模(参加人数或いは期間)でない場合等、不適切な私設イベントPEの公式イベント化を制限することができる。
また、このようなイベントサービスを通じて、予選イベント化された私設イベントPEが一連の予選イベントOE1の一部として設定される。具体的には、そのような私設イベントPEの開催情報に基づいてその私設イベントPEを含む一連の予選イベントOE1が関連づけられ、それらの一連の予選イベントOE1全体において各ユーザがランキングされる。つまり、予め用意された予選イベントOE1だけでなく、事後的に設定される私設イベントPEもランキング対象の一連の予選イベントOE1として提供される。これにより、そのような私設イベントPEを含む一連の予選イベントOE1を事後的に設定することができる。より具体的には、例えば一連の予選イベントOE1が設定された後に事後的にその一部として機能するように、或いは既存の一連の予選イベントOE1が設定された後にそれとは別の新しい一連の予選イベントOE1が追加されるように、そのような私設イベントPEを含む一連の予選イベントOE1を設定することができる。結果として、このような私設イベントPEが運用によって実現される場合、つまりプレイ状況が運用で集計等される場合に比べて店舗6の運営者やサーバ管理者の手間暇を低減することができる。さらに、私設イベントPEが高い自由度で設定される場合でも、このような私設イベントPEを含む一連の予選イベントOE1を事後的に設定することができる。つまり、ユーザによって任意に定義される私設イベントPEを一連の予選イベントOE1に追加することを許容することができる。
さらに、このようなイベントサービスを通じて私設イベントPEを公式イベントOEとして機能させることができるので、このような私設イベントPEが提供されない場合に比べて、より多くの公式イベントOEを提供することができる。より具体的には、このような私設イベントPEを通じて、例えばより多くの予選イベントOE1を提供することができる。これにより、私設イベントPEの実績を本戦イベントOE2への参加条件の一部として活用することができるので、このような私設イベントPEが提供されない場合に比べて、より多くの実績に基づいて本戦イベントOE2への参加の可否を判別することができる。結果として、より適切に参加の可否を判断することができる。また、私設イベントPEの魅力を向上させることもできる。さらに、このような私設イベントPEの関連情報がWebサービスを通じて他のユーザと共有される場合には、例えばランキングやポイントの付与状況等の私設イベントPEのプレイ状況(実績)を、各ユーザ端末装置4を介して他のユーザと共有することができる。これにより、私設イベントPEに対するユーザの興味をより向上させるこができる。
以上の形態において、センターサーバ2のイベント提供部24が、図8のルーチンのステップS102を実行することにより本発明の情報発行手段の一例として機能する。また、センターサーバ2のイベント提供部24が、図10のルーチンを実行することにより本発明の情報取得手段及び関連情報提供手段の一例として機能する。より具体的には、イベント提供部24は、図9のステップS403を実行することにより情報取得手段の一例として、ステップS405を実行することにより関連情報提供手段の一例として、それぞれ機能する。また、センターサーバ2のイベント提供部24が、図9のルーチンを実行することにより本発明のイベント情報提供手段及びデータ更新手段の一例として機能する。より具体的には、イベント提供部24は、図9のステップS302を実行することによりイベント情報提供手段の一例として機能し、ステップS301を実行することによりデータ更新手段の一例として、それぞれ機能する。一方、センターサーバ2の記憶部23が公式イベントデータED1を記憶することにより本発明のデータ記憶手段として機能する。
本発明は上述した形態に限定されず、適宜の変形又は変更が施された形態にて実施されてよい。例えば、上記の形態では、ゲーム機3はアーケードゲーム機として構成されている。しかし、ゲーム機3は、アーケードゲーム機として構成されたゲーム機に限定されない。ゲーム機3として、ユーザ端末装置4等が機能してもよい。また、ゲーム機3はユーザ端末装置4等を遠隔入出力装置として利用しつつセンターサーバ2等のサーバ上で仮想的に動作するゲーム装置として構成されてもよい。一方で、ゲーム機3がセンターサーバ2として機能してもよい。つまり、上述の形態のセンターサーバ2の役割(各種処理等)の全部或いは一部をゲーム機3が実行してもよい。あるいは、センターサーバ2が省略され、ゲーム機3がゲームシステム1として機能してもよい。
上述した実施の形態及び変形例のそれぞれから導き出される本発明の各種の態様を以下に記載する。なお、以下の説明では、本発明の各態様の理解を容易にするために添付図面に図示された対応する部材を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
本発明のゲームシステムは、本発明のゲームシステム(1)は、複数のユーザのうちの一のユーザ(U)によるイベントの設定を許容するゲームを提供するゲームシステムであって、前記複数のユーザのうちの他のユーザとの前記イベントの共有が許可条件に基づいて許可された場合に、当該共有の許可を示す許可情報を発行する情報発行手段(24)と、前記許可情報の発行を条件に、前記イベントを前記他のユーザと共有するために必要な当該イベントのプレイ状況に関するプレイ情報を取得する情報取得手段(24)と、を備えている。
本発明によれば、許可条件に基づく許可情報の発行を条件にイベントのプレイ状況を共有するために必要なプレイ情報が取得される。これにより、イベントの共有に必要なプレイ情報の取得を許可情報が発行された場合に限定することができる。つまり、一のユーザによって設定されるイベントの他のユーザとの共有を許可情報が発行された場合に制限することができる。結果として、開催期間が重複される場合等、不適切なイベントの他のユーザとの共有を制限することができる。
イベントとして、各種の出来事が採用されてよい。例えば、イベントとして、開催期間や開催場所(対象)等の実行に関連する情報によって特定されるもの、或いは参加者に所定の特典が付与される場合等の参加結果によって特定されるものが採用されてよい。具体的には、本発明のゲームシステムの一態様において、前記情報発行手段は、前記ゲームが所定の特典を付与するための特典用のイベント(OE1)を含む場合に、当該特典用のイベントとして前記イベントが機能するように、前記許可情報を発行してもよい。
イベントが所定の特典の有無によって特定される場合、このような所定の特典は、ゲームに関連していてもよいし、無関係でもよい。また、このような所定の特典は、物理的特典であってもよいし、電子的特典であってもよい。さらに、このような特典は、電子的特典を含む有形の特典であってもよいし、別のイベントへの参加資格等を含む無形の特典であってもよい。具体的には、例えば、本発明のゲームシステムの一態様において、前記ゲームは、前記特典用のイベントにおける実績が参加条件を満たした場合に参加が許可される特別のイベント(OE2)を更に含み、前記特別のイベントへの参加が前記所定の特典として利用されてもよい。この場合、一のユーザによって設定されたイベントの実績を特別のイベントへの参加条件の一部として活用することができる。これにより、このようなイベントが利用されない場合と比べて、より多くの実績に基づいて特別のイベントへの参加の可否を判別することができるので、より適切に参加の可否を判別することができる。結果として、一のユーザによって設定されるイベントの魅力を向上させることもできる。
上述のようなゲームはゲームシステムによって直接提供されてもよいし、ゲーム機を介して間接的に提供されてもよい。つまり、上述のようなゲームを提供する一台のゲーム機が本発明のゲームシステムとして機能してもよいし、本発明のゲームシステムは上述のようなゲームを提供するゲーム機に接続されていてもよい。具体的には、例えば、本発明のゲームシステムの一態様において、前記情報取得手段は、ネットワーク(5)を介して接続されるゲーム機(3)を介して前記ゲームが提供される場合に、前記ゲーム機から前記プレイ情報を取得してもよい。なお、ゲーム機を介してゲームが提供される場合には、上述のユーザの概念には、そのゲーム機のユーザ(ゲームをプレイする者)だけでなく、そのゲーム機の運営者(管理者)が含まれてよい。また、プレイ情報の取得は、該当のイベントのプレイ情報だけを抽出してゲーム機から取得する場合だけでなく、許可不許可に関わらず取得した各種のイベント(ユーザによって設定された共有不許可のイベントを含む)の各種の情報から該当のイベントの共有に必要なプレイ情報を抽出することによって取得する場合を含んでよい。つまり、情報取得手段は、各種のイベントに関する情報を(例えばゲーム機が介在する場合はそのゲーム機から)取得したうえで、その取得した情報から共有許可のイベントの共有に必要なプレイ情報を取得(抽出)してもよい。
上述のゲームがゲーム機を介して提供される場合において、許可情報はゲーム機に直接発行されてもよい。あるいは、許可情報は、そのゲーム機の管理者等への提供(例えばe−mail等)を通じて間接的に発行され、そのような管理者等を介してゲーム機に提供(入力)されてもよい。さらに、許可条件の発行に伴い自動的にゲーム機からプレイ情報が取得されてもよいし、プレイ情報の取得に更に条件が設定されてもよい。例えば、本発明のゲームシステムとして、前記ゲーム機から前記許可情報を取得した場合に、当該ゲーム機に前記イベントを実現するためのイベント情報を提供するイベント情報提供手段(24)を更に備え、前記情報取得手段は、前記ゲーム機が前記イベント情報を取得した後に前記イベントを提供した場合に、前記プレイ情報を前記ゲーム機から取得する態様が採用されてもよい。さらに、このような態様として、前記ゲームをそれぞれ提供する複数のゲーム機が前記ネットワークを介して接続される場合に、各ゲーム機を識別するためのゲーム機識別情報のうち前記イベントを提供するゲーム機の前記ゲーム機識別情報(例えば“承認範囲”の情報)と前記イベントとが関連付けられて記述されたイベントデータ(ED1)を記憶するデータ記憶手段(23)と、前記許可情報を取得したゲーム機が前記イベントに関連付けられるように、前記イベントデータを更新するデータ更新手段(24)と、を備え、前記イベント情報提供手段は、前記イベントデータによって前記イベントに関連付けられるゲーム機に前記イベント情報を提供する態様が採用されてもよい。これらの場合、イベント情報の提供先は実際に許可情報を取得したゲーム機に限定される。また、プレイ情報はイベント情報の提供後に取得される。これにより、例えばゲーム機が別の運営者によって運営されている場合等、イベントの共有の可否を判断する別の主体が存在する場合に、許可情報を利用するか否か(例えばイベント情報提供手段に提供するか否か)を通じて、その別の主体によって実際にイベントの共有を実現するか否か判断する機会を付与することができる。
プレイ情報は、適宜に利用されてよい。例えば、本発明のゲームシステムの一態様として、前記複数のユーザによってそれぞれ使用される複数のユーザ端末装置(4)がネットワーク(5)を通じて接続される場合に、前記プレイ情報に基づいて前記イベントに関連する関連情報を各ユーザ端末に提供する関連情報提供手段(24)を更に備える態様が採用されてもよい。この場合、例えば関連情報としてプレイ状況の情報を利用することにより、各ユーザ端末装置を介してイベントのプレイ状況の情報を各ユーザと共有することができる。なお、ゲーム機が介在する場合において、各ユーザ端末装置はゲーム機と同じネットワークを介して接続されてもよいし、異なるネットワーク(一部共有を含む)を通じて接続されてもよい。
一方、本発明のコンピュータプログラムは、前記ゲームのプレイに使用される入力装置(36)及び出力装置(37)に接続されるコンピュータ(24)を、上述のゲームシステムの各手段として機能させるように構成されたものである。また、本発明のサーバ装置(2)は、前記ゲームのプレイに使用される入力装置(36)及び出力装置(37)にネットワーク(5)を介して接続され、上述のゲームシステムの各手段として機能するものである。本発明のコンピュータプログラム或いはサーバ装置を通じて、本発明のゲームシステムを実現することができる。
1 ゲームシステム
2 センターサーバ
3 ゲーム機
4 ユーザ端末装置
5 ネットワーク
23 記憶部(データ記憶手段)
24 イベント提供部(コンピュータ、情報発行手段、情報取得手段、イベント情報提供手段、データ更新手段)
36 入力装置
37 表示装置(出力装置)
U ユーザ(一のユーザ)
PE 私設イベント(イベント)
OE1 予選イベント(特典用のイベント)
OE2 本戦イベント(特別のイベント)
ED1 公式イベントデータ(イベントデータ)

Claims (1)

  1. 複数のユーザのうちの一のユーザによるイベントの設定を許容するゲームを提供するゲームシステムであって、
    前記複数のユーザのうちの他のユーザとの前記イベントの共有が許可条件に基づいて許可された場合に、当該共有の許可を示す許可情報を発行する情報発行手段と、
    前記許可情報の発行を条件に、前記イベントを前記他のユーザと共有するために必要な当該イベントのプレイ状況に関するプレイ情報を取得する情報取得手段と、
    を備える、ゲームシステム。
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