本願発明は印刷分野に関わり、具体的には木材燻蒸マークの印刷装置である。
木質の包装に燻蒸マークを押印する目的は全球農業の安全を確保するのであり、有効の措置を採って有害生物は植物と植物製品の輸送とともに広まって拡散することを防止し、有害生物を制御する措置を促進し、高温処理又は消毒処理により、国際標準化機構の規定に符合するようになり、伝統的な燻蒸マークは手動により印刷する必要があり、効率が低く、印刷する時、つり上げて据え付ける作業も必要があり、非常に不便であり、従い、上記の問題を改善するために、木材燻蒸マークの印刷装置が必要となる。
本願発明の解決しようとする問題は木材燻蒸マークの印刷装置を提供することによって既存の技術にある上記の欠点を解決し、設備の実用性を高めることを目的とする。
本願発明の木材燻蒸マークの印刷装置は、本体及び前記本体の左右両側の端壁の中に対称に設置された外に開口したスライド空間を含み、左右二つの前記スライド空間が伝送空間により連通され、前記スライド空間の中には支持板がスライド可能に設置され、左右二つの前記スライド空間の間には前記支持板を駆動して上下に移動させる上げ装置が設置され、前記上げ装置は左側の前記支持板を上方へ一つ単位の距離移動させると同時に右側の前記支持板を下方へ一つ単位の距離移動させ、左側の前記スライド空間の頂壁には下方に開口した回転空間が設置され、前記回転空間の中には木材を移動させる伝送装置が設置され、前記伝送装置は前記支持板の上方に置かれた燻蒸処理の木材を右方へ前記伝送空間の中に設置された伝送ベルトの上方まで移動させ、この時、前記伝送ベルトが燻蒸処理の木材を駆動して右方に移動させ、前記伝送空間の頂壁内にはつけ空間が設置され、前記つけ空間と前記伝送空間とが連通溝により連通され、前記つけ空間の底壁には墨汁を貯蔵できる墨汁ボックスが置かれ、前記つけ空間の中には外歯車が回転可能に設置され、前記外歯車の中には上下に貫通したスライド穴が左右対称に設置され、前記スライド穴の中にはスライドロッドがスライド可能に設置され、前記スライドロッドの末端には印章が固定的に設置され、前記印章と前記外歯車との間には第一ばねが設置され、前記つけ空間の頂壁内に設置されたプッシュ装置が前記外歯車を燻蒸処理の木材とともに上下方向に移動させ、そして左側の前記印章に木材にマークをつけさせ、それと同時に、右側の木材を駆動して下方へ移動させて墨汁をつけ、前記プッシュ装置が前記外歯車を駆動して下方に移動させる時、前記外歯車は回転しないが、前記外歯車が上方へ前記つけ空間の頂部まで移動した時に前記外歯車は自動で半周回転し、こうして左右二つの前記印章の位置を交換する。
有益なように、前記上げ装置は前記スライド空間の頂壁内に形成されて前記スライド空間と連通した位置制限溝を含み、前記支持板の片側末端が前記位置制限溝の中に伸びており、また前記支持板の片側末端には上下に貫通したねじ穴が設置され、前記ねじ穴の中にはネジロッドがネジ山により連結され、前記ネジロッドの底部末端が前記本体の底壁内に設置された鎖空間の中に伸びており、前記鎖空間の中に位置する前記ネジロッドの末端には第一鎖歯車が固定的に設置され、前記鎖空間の頂壁内には第一モーターが設置され、前記第一モーターの出力軸の末端には第二鎖歯車が固定的に設置され、前記第二鎖歯車と左右二つの前記第一鎖歯車とが鎖により伝動可能に連結されている。
有益なように、前記伝送装置は前記回転空間の前後端壁内に対称に形成されて前記回転空間と連通したスライドガイド溝を含み、前記スライドガイド溝の中にはスライドガイドブロックがスライド可能に設置され、前記スライドガイドブロックと前記スライドガイド溝の頂壁との間には第二ばねが設置され、前後二つの前記スライドガイドブロックの間には第一回転軸が回転可能に設置され、前記第一回転軸の外面には前後対称の送り車及び前後二つの前記送り車の間に位置した第一歯車が固定的に設置され、前記送り車と前記第一歯車との間には前記第一回転軸に回転可能に設置された第一コンロッドが設置され、前後二つの前記第一コンロッドの間には前記第一歯車と噛み合う第二歯車が回転可能に設置され、前記本体の後側端壁内にはベルト空間が設置され、前記ベルト空間と前記回転空間との間には第二回転軸が回転可能に設置され、前記回転空間の中に位置する前記第二回転軸の外面には前記第二歯車と噛み合う第三歯車が固定的に設置され、前記第三歯車の前後両側には前記第二回転軸の外面に回転可能に設置された第二コンロッドが設置され、前記第二コンロッドと前記第一コンロッドの末端とがヒンジで連結され、前記ベルト空間の中に位置する前記第二回転軸の末端と前記ベルト空間の後側端壁内に固定的に設置された第二モーターとが伝動可能に連結されている。
有益なように、前記プッシュ装置は前記本体の頂壁内に設置された空き空間を含み、前記空き空間と前記ベルト空間との間には第三回転軸が回転可能に設置され、前記ベルト空間の中に位置する前記ベルト空間の末端には第一プーリが固定的に設置され、前記空き空間の中に位置する前記第三回転軸の末端には回転盤が固定的に設置され、前記回転盤と前記つけ空間とが第一スライド溝により連通され、前記第一スライド溝の中には第一ラックがスライド可能に設置され、前記第一ラックの末端と前記外歯車とが回転可能に連結され、前記第一ラックの頂壁の末端には第三コンロッドがヒンジで連結され、前記第三コンロッドの頂部の末端が前記回転盤の前側端壁に回転可能に連結されている。
有益なように、前記伝送空間の中には左右対称である第四回転軸が回転可能に設置され、前記第四回転軸の外面には伝送車が固定的に設置され、左右二つの前記伝送車が前記伝送ベルトにより伝動可能に連結され、左側の前記第四回転軸の後側末端が前記ベルト空間の中に伸びており、また左側の前記第四回転軸の後側末端には第二プーリが固定的に設置され、前記第二プーリが前記第三プーリ及び前記第一プーリとベルトにより伝動可能に連結されている。
有益なように、前記第一スライド溝の右側端壁内にはウォームホイール空間が設置され、前記ウォームホイール空間の前後両側には前記第一スライド溝と連通した歯車空間が対称に設置され、前記歯車空間の中には第五回転軸が回転可能に設置され、前記第五回転軸の末端には第四歯車が固定的に設置され、前記第四歯車と前記第一ラックとが噛み合っており、前記第五回転軸と前記ウォームホイール空間の中に回転可能に設置されたウォームとの間にはラチェット装置が設置され、前記ウォームホイール空間の右側端壁内には捻りばね空間が設置され、前記捻りばね空間と前記ウォームホイール空間との間には第六回転軸が回転可能に設置され、前記ウォームホイール空間の中に位置する前記第六回転軸の末端には前記ウォームと噛み合うウォームホイールが固定的に設置され、前記捻りばね空間の右側端壁内にはロック空間が設置され、前記ロック空間の右側端壁内には伝動空間が設置され、前記伝動空間と前記捻りばね空間との間には前記ロック空間を貫通した第七回転軸が回転可能に設置され、前記伝動空間の中に位置する前記第七回転軸の末端には第一傘歯車が固定的に設置され、前記捻りばね空間の中の前記第七回転軸と前記第六回転軸とが捻りばねにより連結され、前記ロック空間の中に位置する前記第七回転軸の外面にはロック車が固定的に設置され、前記ロック空間の底壁内には上方に開口した第二スライド溝が形成され、前記第二スライド溝の中には第二ラックがスライド可能に設置され、前記第二ラックと前記第二スライド溝の底壁との間には第三ばねが設置され、前記つけ空間の頂壁内には下方に開口した第三スライド溝が形成され、前記第三スライド溝の中には第三ラックがスライド可能に設置され、前記第三スライド溝と前記第二スライド溝とが連通空間により連通され、前記連通空間の中には前記第二ラック及び前記第三ラックと噛み合う第五歯車が回転可能に設置され、前記伝送空間と前記つけ空間との間には第八回転軸が回転可能に設置され、前記伝送空間の中に位置する前記八回転軸の末端には前記第一傘歯車と噛み合う第二傘歯車が固定的に設置され、前記つけ空間の中に位置する前記第八回転軸の末端には前記外歯車と噛み合う第六歯車が固定的に設置されている。
本願発明の効果は:本願発明は木材燻蒸マークの印刷装置であって、燻蒸処理の木材に対して燻蒸マークを自動に印刷でき、本願発明は木材を自動で上げて木材の自動伝送を実現し、それと同時に、本願発明は印刷完了後、木材を自動的に積み重ねられ、時間と労働力を省き、また、毎回、燻蒸マークの印刷が終わった時、自動的に墨汁をつけ、次回の印刷をはっきりさせることができる。
下記に図1〜4をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:図1は本発明装置の正面図であり、本願に記載の各方向が、図1と同じ向きに装置を見た際の方向である。
図1は本願発明の木材燻蒸マークの印刷装置の全体構成概略図
図2は図1の「AーA」の構成概略図
図3は図1の「B」の拡大構成概略図
図4は図3の「CーC」の構成概略図
附図1〜4に示しているように、木材燻蒸マークの印刷装置であって、本体10及び前記本体10の左右両側の端壁の中に対称に設置された外に開口したスライド空間11を含み、左右二つの前記スライド空間11が伝送空間24により連通され、前記スライド空間11の中には支持板14がスライド可能に設置され、左右二つの前記スライド空間11の間には前記支持板14を駆動して上下に移動させる上げ装置99が設置され、前記上げ装置99は左側の前記支持板14を上方へ一つ単位の距離移動させると同時に右側の前記支持板14を下方へ一つ単位の距離移動させ、左側の前記スライド空間11の頂壁には下方に開口した回転空間35が設置され、前記回転空間35の中には木材を移動させる伝送装置98が設置され、前記伝送装置98は前記支持板14の上方に置かれた燻蒸処理の木材を右方へ前記伝送空間24の中に設置された伝送ベルト21の上方まで移動させ、この時、前記伝送ベルト21が燻蒸処理の木材を駆動して右方に移動させ、前記伝送空間24の頂壁内にはつけ空間26が設置され、前記つけ空間26と前記伝送空間24とが連通溝81により連通され、前記つけ空間26の底壁には墨汁を貯蔵できる墨汁ボックス25が置かれ、前記つけ空間26の中には外歯車30が回転可能に設置され、前記外歯車30の中には上下に貫通したスライド穴31が左右対称に設置され、前記スライド穴31の中にはスライドロッド32がスライド可能に設置され、前記スライドロッド32の末端には印章34が固定的に設置され、前記印章34と前記外歯車30との間には第一ばね33が設置され、前記つけ空間26の頂壁内に設置されたプッシュ装置97が前記外歯車30を燻蒸処理の木材とともに上下方向に移動させ、そして左側の前記印章34に木材にマークをつけさせ、それと同時に、右側の木材を駆動して下方へ移動させて墨汁をつけ、前記プッシュ装置97が前記外歯車30を駆動して下方に移動させる時、前記外歯車30は回転しないが、前記外歯車30が上方へ前記つけ空間26の頂部まで移動した時に前記外歯車30は自動で半周回転し、こうして左右二つの前記印章34の位置を交換する。
有益なように、前記上げ装置99は前記スライド空間11の頂壁内に形成されて前記スライド空間11と連通した位置制限溝13を含み、前記支持板14の片側末端が前記位置制限溝13の中に伸びており、また前記支持板14の片側末端には上下に貫通したねじ穴15が設置され、前記ねじ穴15の中にはネジロッド12がネジ山により連結され、前記ネジロッド12の底部末端が前記本体10の底壁内に設置された鎖空間20の中に伸びており、前記鎖空間20の中に位置する前記ネジロッド12の末端には第一鎖歯車16が固定的に設置され、前記鎖空間20の頂壁内には第一モーター18が設置され、前記第一モーター18の出力軸の末端には第二鎖歯車17が固定的に設置され、前記第二鎖歯車17と左右二つの前記第一鎖歯車16とが鎖19により伝動可能に連結されている。
有益なように、前記伝送装置98は前記回転空間35の前後端壁内に対称に形成されて前記回転空間35と連通したスライドガイド溝52を含み、前記スライドガイド溝52の中にはスライドガイドブロック50がスライド可能に設置され、前記スライドガイドブロック50と前記スライドガイド溝52の頂壁との間には第二ばね51が設置され、前後二つの前記スライドガイドブロック50の間には第一回転軸49が回転可能に設置され、前記第一回転軸49の外面には前後対称の送り車48及び前後二つの前記送り車48の間に位置した第一歯車38が固定的に設置され、前記送り車48と前記第一歯車38との間には前記第一回転軸49に回転可能に設置された第一コンロッド47が設置され、前後二つの前記第一コンロッド47の間には前記第一歯車38と噛み合う第二歯車37が回転可能に設置され、前記本体10の後側端壁内にはベルト空間39が設置され、前記ベルト空間39と前記回転空間35との間には第二回転軸46が回転可能に設置され、前記回転空間35の中に位置する前記第二回転軸46の外面には前記第二歯車37と噛み合う第三歯車36が固定的に設置され、前記第三歯車36の前後両側には前記第二回転軸46の外面に回転可能に設置された第二コンロッド53が設置され、前記第二コンロッド53と前記第一コンロッド47の末端とがヒンジで連結され、前記ベルト空間39の中に位置する前記第二回転軸46の末端と前記ベルト空間39の後側端壁内に固定的に設置された第二モーター44とが伝動可能に連結されている。
有益なように、前記プッシュ装置97は前記本体10の頂壁内に設置された空き空間28を含み、前記空き空間28と前記ベルト空間39との間には第三回転軸41が回転可能に設置され、前記ベルト空間39の中に位置する前記ベルト空間39の末端には第一プーリ40が固定的に設置され、前記空き空間28の中に位置する前記第三回転軸41の末端には回転盤29が固定的に設置され、前記回転盤29と前記つけ空間26とが第一スライド溝54により連通され、前記第一スライド溝54の中には第一ラック55がスライド可能に設置され、前記第一ラック55の末端と前記外歯車30とが回転可能に連結され、前記第一ラック55の頂壁の末端には第三コンロッド27がヒンジで連結され、前記第三コンロッド27の頂部の末端が前記回転盤29の前側端壁に回転可能に連結されている。
有益なように、前記伝送空間24の中には左右対称である第四回転軸23が回転可能に設置され、前記第四回転軸23の外面には伝送車22が固定的に設置され、左右二つの前記伝送車22が前記伝送ベルト21により伝動可能に連結され、左側の前記第四回転軸23の後側末端が前記ベルト空間39の中に伸びており、また左側の前記第四回転軸23の後側末端には第二プーリ45が固定的に設置され、前記第二プーリ45が前記第三プーリ43及び前記第一プーリ40とベルト42により伝動可能に連結されている。
有益なように、前記第一スライド溝54の右側端壁内にはウォームホイール空間59が設置され、前記ウォームホイール空間59の前後両側には前記第一スライド溝54と連通した歯車空間79が対称に設置され、前記歯車空間79の中には第五回転軸78が回転可能に設置され、前記第五回転軸78の末端には第四歯車80が固定的に設置され、前記第四歯車80と前記第一ラック55とが噛み合っており、前記第五回転軸78と前記ウォームホイール空間59の中に回転可能に設置されたウォーム58との間にはラチェット装置77が設置され、前記ウォームホイール空間59の右側端壁内には捻りばね空間75が設置され、前記捻りばね空間75と前記ウォームホイール空間59との間には第六回転軸57が回転可能に設置され、前記ウォームホイール空間59の中に位置する前記第六回転軸57の末端には前記ウォーム58と噛み合うウォームホイール56が固定的に設置され、前記捻りばね空間75の右側端壁内にはロック空間73が設置され、前記ロック空間73の右側端壁内には伝動空間70が設置され、前記伝動空間70と前記捻りばね空間75との間には前記ロック空間73を貫通した第七回転軸72が回転可能に設置され、前記伝動空間70の中に位置する前記第七回転軸72の末端には第一傘歯車71が固定的に設置され、前記捻りばね空間75の中の前記第七回転軸72と前記第六回転軸57とが捻りばね76により連結され、前記ロック空間75の中に位置する前記第七回転軸72の外面にはロック車74が固定的に設置され、前記ロック空間73の底壁内には上方に開口した第二スライド溝60が形成され、前記第二スライド溝60の中には第二ラック61がスライド可能に設置され、前記第二ラック61と前記第二スライド溝60の底壁との間には第三ばね62が設置され、前記つけ空間26の頂壁内には下方に開口した第三スライド溝67が形成され、前記第三スライド溝67の中には第三ラック66がスライド可能に設置され、前記第三スライド溝67と前記第二スライド溝60とが連通空間63により連通され、前記連通空間63の中には前記第二ラック61及び前記第三ラック66と噛み合う第五歯車64が回転可能に設置され、前記伝送空間70と前記つけ空間26との間には第八回転軸68が回転可能に設置され、前記伝送空間70の中に位置する前記八回転軸68の末端には前記第一傘歯車71と噛み合う第二傘歯車69が固定的に設置され、前記つけ空間26の中に位置する前記第八回転軸68の末端には前記外歯車30と噛み合う第六歯車65が固定的に設置されている。
本実施例に記載の固定連結方法はボルト固定や溶接などの方法を含むが、これに限定されるものではない。
図1〜4の示すように、左側の前記支持板14が左側の前記スライド空間11の底部に位置し、右側の前記支持板14が右側の前記スライド空間11の頂部に位置し、前記第三ばね62が圧縮された状態にある。
本願発明全体の機械動作の順序は以下の通りである。
本願発明は作動する時、マックをつける木材を左側の前記支持板14の上方に積み重ね、この時、前記第一モーター18が起動して前記第二鎖歯車17を駆動して回転させ、そして前記第一鎖歯車16を駆動して回転させ、更に前記ネジロッド12を駆動して回転させ、左側の前記支持板14を駆動して上方に移動させると同時に右側の前記支持板14を駆動して下方に移動させ、左側の前記木材が上方へ移動して前記送り車48と当接した時、前記送り車48が上方に移動して前記スライドガイドブロック50を駆動して上方に移動させて前記第二ばね52を圧縮し、この時、前記第二ばね51が下方へ前記スライドガイドブロック50を押圧し、そして前記送り車48が一番上の木材と当接し、前記第二モーター44が起動して前記第二回転軸46を駆動して回転させ、前記第二回転軸46が回転して前記第三歯車36を駆動して回転させ、そして前記第二歯車37を駆動して回転させ、さらに前記第一歯車38を駆動して回転させ、前記送り車48を駆動して回転させ、一番上に位置する木材を右方へ前記伝送ベルト21の上方に移動させ、それと同時に、前記第二回転軸46が回転して前記第三プーリ43を駆動して回転させ、そして前記第二プーリ45を駆動して回転させ、さらに前記送り車22を駆動して回転させ、前記伝送ベルト21を駆動して回転させ、木材を駆動して右方に移動させ、それと同時に前記第三プーリ43が回転して前記第一プーリ40を駆動して回転させ、さらに前記第三回転軸41を駆動して回転させ、前記回転盤29を駆動して回転させ、前記第三コンロッド27を駆動して揺れさせ、前記第一ラック55を駆動して上下に移動させ、前記第一ラック55が下方に移動する時、前記第四歯車80を駆動して正方向に回転させ、この時、前記ラチェット装置77が前記ウォーム58を駆動して回転させることができなく、前記第一ラック55が下方に移動して前記外歯車30を押圧して下方に移動させ、そして前記印章34を駆動して下方に移動させ、この時、左側の前記印章34が下方に移動して前記連通溝81を通過して木材の底壁と当接し、木材の頂部には燻蒸マークをつけ、また、右側の前記印章34が下方へ前記墨汁ボックス25の中に移動してインクをつけ、この時、前記第一ラック55が上方に移動して前記第四歯車80を駆動して逆方向に回転させ、そして前記ウォーム58を駆動して回転させ、前記第六回転軸57を駆動して回転させ、この時、前記外歯車30が下方に移動しているため、前記第三ラック66が当接を失い、この時、前記第二ラック61が前記第三ばね62の作用により上方に移動して前記ロック車74の中に挿入されて前記ロック車74をロックし、この時、前記第六回転軸57は回転することにより前記第七回転軸72を駆動して回転させることができなく、この時、前記捻りばね76がねじって力を蓄え、前記第一ラック55が上方に移動して前記外歯車30を駆動して上方に移動させて前記第三ラック66と当接させる時、前記第三ラック66が上方に移動して前記第二ラック61を駆動して下方に前記ロック車74を出るまで移動させ、この時、前記捻りばね76がエネルギーを放出し、そして前記第七回転軸72が駆動されて回転し、前記第一傘歯車71が駆動されて回転し、前記第二傘歯車69が駆動されて回転し、前記第六歯車65が駆動されて回転し、前記外歯車30が駆動されて半周回転し、この時、左右二つの前記印章34が位置を交換し、木材は前記伝送ベルト21の作用により移動し、同時に前記印章34が上下に移動し続け、木材の表面には直線に沿って一列の燻蒸マークがつけられ、前記木材が右方へ右側の前記支持板14の上方に移動した時、再び前記第一モーター18が起動して左側の前記支持板14を駆動して上方に移動させ、また右側の前記支持板14を駆動して下方に移動させ、再び燻蒸マークの印刷を行い、印刷された木材が右側の前記支持板14の上方に積み重ねられる。
上記の実施例は本願発明の技術的構想と特徴を説明するだけであり、その目的は当業者に本願発明内容を了解させてさらに実施させるのであり、本願発明の保護範囲を制限することはできない。本願発明の精神の実質に基づいて行われたすべての等価的な変化又は修飾は、本願発明の保護範囲の中に含むべきである。
本願発明は印刷分野に関わり、具体的には木材燻蒸マークの印刷装置である。
木質の包装に燻蒸マークを押印する目的は全球農業の安全を確保するのであり、有効の措置を採って有害生物は植物と植物製品の輸送とともに広まって拡散することを防止し、有害生物を制御する措置を促進し、高温処理又は消毒処理により、国際標準化機構の規定に符合するようになり、伝統的な燻蒸マークは手動により印刷する必要があり、効率が低く、印刷する時、つり上げて据え付ける作業も必要があり、非常に不便であり、従い、上記の問題を改善するために、木材燻蒸マークの印刷装置が必要となる。
本願発明の解決しようとする問題は木材燻蒸マークの印刷装置を提供することによって既存の技術にある上記の欠点を解決し、設備の実用性を高めることを目的とする。
本願発明の木材燻蒸マークの印刷装置は、本体及び前記本体の左右両側の端壁の中に対称に設置された外に開口したスライド空間を含み、左右二つの前記スライド空間が伝送空間により連通され、前記スライド空間の中には支持板がスライド可能に設置され、左右二つの前記スライド空間の間には前記支持板を駆動して上下に移動させる上げ装置が設置され、前記上げ装置は左側の前記支持板を上方へ一つ単位の距離移動させると同時に右側の前記支持板を下方へ一つ単位の距離移動させ、左側の前記スライド空間の頂壁には下方に開口した回転空間が設置され、前記回転空間の中には木材を移動させる伝送装置が設置され、前記伝送装置は前記支持板の上方に置かれた燻蒸処理の木材を右方へ前記伝送空間の中に設置された伝送ベルトの上方まで移動させ、この時、前記伝送ベルトが燻蒸処理の木材を駆動して右方に移動させ、前記伝送空間の頂壁内にはつけ空間が設置され、前記つけ空間と前記伝送空間とが連通溝により連通され、前記つけ空間の底壁には墨汁を貯蔵できる墨汁ボックスが置かれ、前記つけ空間の中には外歯車が回転可能に設置され、前記外歯車の中には上下に貫通したスライド穴が左右対称に設置され、前記スライド穴の中にはスライドロッドがスライド可能に設置され、前記スライドロッドの末端には印章が固定的に設置され、前記印章と前記外歯車との間には第一ばねが設置され、前記つけ空間の頂壁内に設置されたプッシュ装置が前記外歯車を燻蒸処理の木材とともに上下方向に移動させ、そして左側の前記印章に木材にマークをつけさせ、それと同時に、右側の木材を駆動して下方へ移動させて墨汁をつけ、前記プッシュ装置が前記外歯車を駆動して下方に移動させる時、前記外歯車は回転しないが、前記外歯車が上方へ前記つけ空間の頂部まで移動した時に前記外歯車は自動で半周回転し、こうして左右二つの前記印章の位置を交換する。
有益なように、前記上げ装置は前記スライド空間の頂壁内に形成されて前記スライド空間と連通した位置制限溝を含み、前記支持板の片側末端が前記位置制限溝の中に伸びており、また前記支持板の片側末端には上下に貫通したねじ穴が設置され、前記ねじ穴の中にはネジロッドがネジ山により連結され、前記ネジロッドの底部末端が前記本体の底壁内に設置された鎖空間の中に伸びており、前記鎖空間の中に位置する前記ネジロッドの末端には第一鎖歯車が固定的に設置され、前記鎖空間の頂壁内には第一モーターが設置され、前記第一モーターの出力軸の末端には第二鎖歯車が固定的に設置され、前記第二鎖歯車と左右二つの前記第一鎖歯車とが鎖により伝動可能に連結されている。
有益なように、前記伝送装置は前記回転空間の前後端壁内に対称に形成されて前記回転空間と連通したスライドガイド溝を含み、前記スライドガイド溝の中にはスライドガイドブロックがスライド可能に設置され、前記スライドガイドブロックと前記スライドガイド溝の頂壁との間には第二ばねが設置され、前後二つの前記スライドガイドブロックの間には第一回転軸が回転可能に設置され、前記第一回転軸の外面には前後対称の送り車及び前後二つの前記送り車の間に位置した第一歯車が固定的に設置され、前記送り車と前記第一歯車との間には前記第一回転軸に回転可能に設置された第一コンロッドが設置され、前後二つの前記第一コンロッドの間には前記第一歯車と噛み合う第二歯車が回転可能に設置され、前記本体の後側端壁内にはベルト空間が設置され、前記ベルト空間と前記回転空間との間には第二回転軸が回転可能に設置され、前記回転空間の中に位置する前記第二回転軸の外面には前記第二歯車と噛み合う第三歯車が固定的に設置され、前記第三歯車の前後両側には前記第二回転軸の外面に回転可能に設置された第二コンロッドが設置され、前記第二コンロッドと前記第一コンロッドの末端とがヒンジで連結され、前記ベルト空間の中に位置する前記第二回転軸の末端と前記ベルト空間の後側端壁内に固定的に設置された第二モーターとが伝動可能に連結されている。
有益なように、前記プッシュ装置は前記本体の頂壁内に設置された空き空間を含み、前記空き空間と前記ベルト空間との間には第三回転軸が回転可能に設置され、前記ベルト空間の中に位置する前記ベルト空間の末端には第一プーリが固定的に設置され、前記空き空間の中に位置する前記第三回転軸の末端には回転盤が固定的に設置され、前記回転盤と前記つけ空間とが第一スライド溝により連通され、前記第一スライド溝の中には第一ラックがスライド可能に設置され、前記第一ラックの末端と前記外歯車とが回転可能に連結され、前記第一ラックの頂壁の末端には第三コンロッドがヒンジで連結され、前記第三コンロッドの頂部の末端が前記回転盤の前側端壁に回転可能に連結されている。
有益なように、前記伝送空間の中には左右対称である第四回転軸が回転可能に設置され、前記第四回転軸の外面には伝送車が固定的に設置され、左右二つの前記伝送車が前記伝送ベルトにより伝動可能に連結され、左側の前記第四回転軸の後側末端が前記ベルト空間の中に伸びており、また左側の前記第四回転軸の後側末端には第二プーリが固定的に設置され、前記第二プーリが、前記第二回転軸の外表面に固定的に設置された第三プーリ及び前記第一プーリとベルトにより伝動可能に連結されている。
有益なように、前記第一スライド溝の右側端壁内にはウォームホイール空間が設置され、前記ウォームホイール空間の前後両側には前記第一スライド溝と連通した歯車空間が対称に設置され、前記歯車空間の中には第五回転軸が回転可能に設置され、前記第五回転軸の末端には第四歯車が固定的に設置され、前記第四歯車と前記第一ラックとが噛み合っており、前記第五回転軸と前記ウォームホイール空間の中に回転可能に設置されたウォームとの間にはラチェット装置が設置され、前記ウォームホイール空間の右側端壁内には捻りばね空間が設置され、前記捻りばね空間と前記ウォームホイール空間との間には第六回転軸が回転可能に設置され、前記ウォームホイール空間の中に位置する前記第六回転軸の末端には前記ウォームと噛み合うウォームホイールが固定的に設置され、前記捻りばね空間の右側端壁内にはロック空間が設置され、前記ロック空間の右側端壁内には伝動空間が設置され、前記伝動空間と前記捻りばね空間との間には前記ロック空間を貫通した第七回転軸が回転可能に設置され、前記伝動空間の中に位置する前記第七回転軸の末端には第一傘歯車が固定的に設置され、前記捻りばね空間の中の前記第七回転軸と前記第六回転軸とが捻りばねにより連結され、前記ロック空間の中に位置する前記第七回転軸の外面にはロック車が固定的に設置され、前記ロック空間の底壁内には上方に開口した第二スライド溝が形成され、前記第二スライド溝の中には第二ラックがスライド可能に設置され、前記第二ラックと前記第二スライド溝の底壁との間には第三ばねが設置され、前記つけ空間の頂壁内には下方に開口した第三スライド溝が形成され、前記第三スライド溝の中には第三ラックがスライド可能に設置され、前記第三スライド溝と前記第二スライド溝とが連通空間により連通され、前記連通空間の中には前記第二ラック及び前記第三ラックと噛み合う第五歯車が回転可能に設置され、前記伝送空間と前記つけ空間との間には第八回転軸が回転可能に設置され、前記伝送空間の中に位置する前記八回転軸の末端には前記第一傘歯車と噛み合う第二傘歯車が固定的に設置され、前記つけ空間の中に位置する前記第八回転軸の末端には前記外歯車と噛み合う第六歯車が固定的に設置されている。
本願発明の効果は:本願発明は木材燻蒸マークの印刷装置であって、燻蒸処理の木材に対して燻蒸マークを自動に印刷でき、本願発明は木材を自動で上げて木材の自動伝送を実現し、それと同時に、本願発明は印刷完了後、木材を自動的に積み重ねられ、時間と労働力を省き、また、毎回、燻蒸マークの印刷が終わった時、自動的に墨汁をつけ、次回の印刷をはっきりさせることができる。
下記に図1〜4をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:図1は本発明装置の正面図であり、本願に記載の各方向が、図1と同じ向きに装置を見た際の方向である。
図1は本願発明の木材燻蒸マークの印刷装置の全体構成概略図
図2は図1の「AーA」の構成概略図
図3は図1の「B」の拡大構成概略図
図4は図3の「CーC」の構成概略図
附図1〜4に示しているように、木材燻蒸マークの印刷装置であって、本体10及び前記本体10の左右両側の端壁の中に対称に設置された外に開口したスライド空間11を含み、左右二つの前記スライド空間11が伝送空間24により連通され、前記スライド空間11の中には支持板14がスライド可能に設置され、左右二つの前記スライド空間11の間には前記支持板14を駆動して上下に移動させる上げ装置99が設置され、前記上げ装置99は左側の前記支持板14を上方へ一つ単位の距離移動させると同時に右側の前記支持板14を下方へ一つ単位の距離移動させ、左側の前記スライド空間11の頂壁には下方に開口した回転空間35が設置され、前記回転空間35の中には木材を移動させる伝送装置98が設置され、前記伝送装置98は前記支持板14の上方に置かれた燻蒸処理の木材を右方へ前記伝送空間24の中に設置された伝送ベルト21の上方まで移動させ、この時、前記伝送ベルト21が燻蒸処理の木材を駆動して右方に移動させ、前記伝送空間24の頂壁内にはつけ空間26が設置され、前記つけ空間26と前記伝送空間24とが連通溝81により連通され、前記つけ空間26の底壁には墨汁を貯蔵できる墨汁ボックス25が置かれ、前記つけ空間26の中には外歯車30が回転可能に設置され、前記外歯車30の中には上下に貫通したスライド穴31が左右対称に設置され、前記スライド穴31の中にはスライドロッド32がスライド可能に設置され、前記スライドロッド32の末端には印章34が固定的に設置され、前記印章34と前記外歯車30との間には第一ばね33が設置され、前記つけ空間26の頂壁内に設置されたプッシュ装置97が前記外歯車30を燻蒸処理の木材とともに上下方向に移動させ、そして左側の前記印章34に木材にマークをつけさせ、それと同時に、右側の木材を駆動して下方へ移動させて墨汁をつけ、前記プッシュ装置97が前記外歯車30を駆動して下方に移動させる時、前記外歯車30は回転しないが、前記外歯車30が上方へ前記つけ空間26の頂部まで移動した時に前記外歯車30は自動で半周回転し、こうして左右二つの前記印章34の位置を交換する。
有益なように、前記上げ装置99は前記スライド空間11の頂壁内に形成されて前記スライド空間11と連通した位置制限溝13を含み、前記支持板14の片側末端が前記位置制限溝13の中に伸びており、また前記支持板14の片側末端には上下に貫通したねじ穴15が設置され、前記ねじ穴15の中にはネジロッド12がネジ山により連結され、前記ネジロッド12の底部末端が前記本体10の底壁内に設置された鎖空間20の中に伸びており、前記鎖空間20の中に位置する前記ネジロッド12の末端には第一鎖歯車16が固定的に設置され、前記鎖空間20の頂壁内には第一モーター18が設置され、前記第一モーター18の出力軸の末端には第二鎖歯車17が固定的に設置され、前記第二鎖歯車17と左右二つの前記第一鎖歯車16とが鎖19により伝動可能に連結されている。
有益なように、前記伝送装置98は前記回転空間35の前後端壁内に対称に形成されて前記回転空間35と連通したスライドガイド溝52を含み、前記スライドガイド溝52の中にはスライドガイドブロック50がスライド可能に設置され、前記スライドガイドブロック50と前記スライドガイド溝52の頂壁との間には第二ばね51が設置され、前後二つの前記スライドガイドブロック50の間には第一回転軸49が回転可能に設置され、前記第一回転軸49の外面には前後対称の送り車48及び前後二つの前記送り車48の間に位置した第一歯車38が固定的に設置され、前記送り車48と前記第一歯車38との間には前記第一回転軸49に回転可能に設置された第一コンロッド47が設置され、前後二つの前記第一コンロッド47の間には前記第一歯車38と噛み合う第二歯車37が回転可能に設置され、前記本体10の後側端壁内にはベルト空間39が設置され、前記ベルト空間39と前記回転空間35との間には第二回転軸46が回転可能に設置され、前記回転空間35の中に位置する前記第二回転軸46の外面には前記第二歯車37と噛み合う第三歯車36が固定的に設置され、前記第三歯車36の前後両側には前記第二回転軸46の外面に回転可能に設置された第二コンロッド53が設置され、前記第二コンロッド53と前記第一コンロッド47の末端とがヒンジで連結され、前記ベルト空間39の中に位置する前記第二回転軸46の末端と前記ベルト空間39の後側端壁内に固定的に設置された第二モーター44とが伝動可能に連結されている。
有益なように、前記プッシュ装置97は前記本体10の頂壁内に設置された空き空間28を含み、前記空き空間28と前記ベルト空間39との間には第三回転軸41が回転可能に設置され、前記ベルト空間39の中に位置する前記ベルト空間39の末端には第一プーリ40が固定的に設置され、前記空き空間28の中に位置する前記第三回転軸41の末端には回転盤29が固定的に設置され、前記回転盤29と前記つけ空間26とが第一スライド溝54により連通され、前記第一スライド溝54の中には第一ラック55がスライド可能に設置され、前記第一ラック55の末端と前記外歯車30とが回転可能に連結され、前記第一ラック55の頂壁の末端には第三コンロッド27がヒンジで連結され、前記第三コンロッド27の頂部の末端が前記回転盤29の前側端壁に回転可能に連結されている。
有益なように、前記伝送空間24の中には左右対称である第四回転軸23が回転可能に設置され、前記第四回転軸23の外面には伝送車22が固定的に設置され、左右二つの前記伝送車22が前記伝送ベルト21により伝動可能に連結され、左側の前記第四回転軸23の後側末端が前記ベルト空間39の中に伸びており、また左側の前記第四回転軸23の後側末端には第二プーリ45が固定的に設置され、前記第二プーリ45が、前記第二回転軸46の外表面に固定的に設置された第三プーリ43及び前記第一プーリ40とベルト42により伝動可能に連結されている。
有益なように、前記第一スライド溝54の右側端壁内にはウォームホイール空間59が設置され、前記ウォームホイール空間59の前後両側には前記第一スライド溝54と連通した歯車空間79が対称に設置され、前記歯車空間79の中には第五回転軸78が回転可能に設置され、前記第五回転軸78の末端には第四歯車80が固定的に設置され、前記第四歯車80と前記第一ラック55とが噛み合っており、前記第五回転軸78と前記ウォームホイール空間59の中に回転可能に設置されたウォーム58との間にはラチェット装置77が設置され、前記ウォームホイール空間59の右側端壁内には捻りばね空間75が設置され、前記捻りばね空間75と前記ウォームホイール空間59との間には第六回転軸57が回転可能に設置され、前記ウォームホイール空間59の中に位置する前記第六回転軸57の末端には前記ウォーム58と噛み合うウォームホイール56が固定的に設置され、前記捻りばね空間75の右側端壁内にはロック空間73が設置され、前記ロック空間73の右側端壁内には伝動空間70が設置され、前記伝動空間70と前記捻りばね空間75との間には前記ロック空間73を貫通した第七回転軸72が回転可能に設置され、前記伝動空間70の中に位置する前記第七回転軸72の末端には第一傘歯車71が固定的に設置され、前記捻りばね空間75の中の前記第七回転軸72と前記第六回転軸57とが捻りばね76により連結され、前記ロック空間75の中に位置する前記第七回転軸72の外面にはロック車74が固定的に設置され、前記ロック空間73の底壁内には上方に開口した第二スライド溝60が形成され、前記第二スライド溝60の中には第二ラック61がスライド可能に設置され、前記第二ラック61と前記第二スライド溝60の底壁との間には第三ばね62が設置され、前記つけ空間26の頂壁内には下方に開口した第三スライド溝67が形成され、前記第三スライド溝67の中には第三ラック66がスライド可能に設置され、前記第三スライド溝67と前記第二スライド溝60とが連通空間63により連通され、前記連通空間63の中には前記第二ラック61及び前記第三ラック66と噛み合う第五歯車64が回転可能に設置され、前記伝送空間70と前記つけ空間26との間には第八回転軸68が回転可能に設置され、前記伝送空間70の中に位置する前記八回転軸68の末端には前記第一傘歯車71と噛み合う第二傘歯車69が固定的に設置され、前記つけ空間26の中に位置する前記第八回転軸68の末端には前記外歯車30と噛み合う第六歯車65が固定的に設置されている。
本実施例に記載の固定連結方法はボルト固定や溶接などの方法を含むが、これに限定されるものではない。
図1〜4の示すように、左側の前記支持板14が左側の前記スライド空間11の底部に位置し、右側の前記支持板14が右側の前記スライド空間11の頂部に位置し、前記第三ばね62が圧縮された状態にある。
本願発明全体の機械動作の順序は以下の通りである。
本願発明は作動する時、マックをつける木材を左側の前記支持板14の上方に積み重ね、この時、前記第一モーター18が起動して前記第二鎖歯車17を駆動して回転させ、そして前記第一鎖歯車16を駆動して回転させ、更に前記ネジロッド12を駆動して回転させ、左側の前記支持板14を駆動して上方に移動させると同時に右側の前記支持板14を駆動して下方に移動させ、左側の前記木材が上方へ移動して前記送り車48と当接した時、前記送り車48が上方に移動して前記スライドガイドブロック50を駆動して上方に移動させて前記第二ばね52を圧縮し、この時、前記第二ばね51が下方へ前記スライドガイドブロック50を押圧し、そして前記送り車48が一番上の木材と当接し、前記第二モーター44が起動して前記第二回転軸46を駆動して回転させ、前記第二回転軸46が回転して前記第三歯車36を駆動して回転させ、そして前記第二歯車37を駆動して回転させ、さらに前記第一歯車38を駆動して回転させ、前記送り車48を駆動して回転させ、一番上に位置する木材を右方へ前記伝送ベルト21の上方に移動させ、それと同時に、前記第二回転軸46が回転して前記第三プーリ43を駆動して回転させ、そして前記第二プーリ45を駆動して回転させ、さらに前記送り車22を駆動して回転させ、前記伝送ベルト21を駆動して回転させ、木材を駆動して右方に移動させ、それと同時に前記第三プーリ43が回転して前記第一プーリ40を駆動して回転させ、さらに前記第三回転軸41を駆動して回転させ、前記回転盤29を駆動して回転させ、前記第三コンロッド27を駆動して揺れさせ、前記第一ラック55を駆動して上下に移動させ、前記第一ラック55が下方に移動する時、前記第四歯車80を駆動して正方向に回転させ、この時、前記ラチェット装置77が前記ウォーム58を駆動して回転させることができなく、前記第一ラック55が下方に移動して前記外歯車30を押圧して下方に移動させ、そして前記印章34を駆動して下方に移動させ、この時、左側の前記印章34が下方に移動して前記連通溝81を通過して木材の底壁と当接し、木材の頂部には燻蒸マークをつけ、また、右側の前記印章34が下方へ前記墨汁ボックス25の中に移動してインクをつけ、この時、前記第一ラック55が上方に移動して前記第四歯車80を駆動して逆方向に回転させ、そして前記ウォーム58を駆動して回転させ、前記第六回転軸57を駆動して回転させ、この時、前記外歯車30が下方に移動しているため、前記第三ラック66が当接を失い、この時、前記第二ラック61が前記第三ばね62の作用により上方に移動して前記ロック車74の中に挿入されて前記ロック車74をロックし、この時、前記第六回転軸57は回転することにより前記第七回転軸72を駆動して回転させることができなく、この時、前記捻りばね76がねじって力を蓄え、前記第一ラック55が上方に移動して前記外歯車30を駆動して上方に移動させて前記第三ラック66と当接させる時、前記第三ラック66が上方に移動して前記第二ラック61を駆動して下方に前記ロック車74を出るまで移動させ、この時、前記捻りばね76がエネルギーを放出し、そして前記第七回転軸72が駆動されて回転し、前記第一傘歯車71が駆動されて回転し、前記第二傘歯車69が駆動されて回転し、前記第六歯車65が駆動されて回転し、前記外歯車30が駆動されて半周回転し、この時、左右二つの前記印章34が位置を交換し、木材は前記伝送ベルト21の作用により移動し、同時に前記印章34が上下に移動し続け、木材の表面には直線に沿って一列の燻蒸マークがつけられ、前記木材が右方へ右側の前記支持板14の上方に移動した時、再び前記第一モーター18が起動して左側の前記支持板14を駆動して上方に移動させ、また右側の前記支持板14を駆動して下方に移動させ、再び燻蒸マークの印刷を行い、印刷された木材が右側の前記支持板14の上方に積み重ねられる。
上記の実施例は本願発明の技術的構想と特徴を説明するだけであり、その目的は当業者に本願発明内容を了解させてさらに実施させるのであり、本願発明の保護範囲を制限することはできない。本願発明の精神の実質に基づいて行われたすべての等価的な変化又は修飾は、本願発明の保護範囲の中に含むべきである。