JP2021086967A - ノイズフィルタ - Google Patents

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祐貴 安西
Yuki Anzai
祐貴 安西
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Abstract

【課題】容量性カップリングの影響を受け難い距離に電線と金属部材とを離間させることが可能となるノイズフィルタを提供する。【解決手段】ノイズフィルタ100は、ハーネスが配置される溝が形成されたフェライト151a,151bをそれぞれ収納する第1及び第2ケース部111a,111bと、第1及び第2ケース部111a,111bを回動可能に連結するヒンジ部130と、第1ケース部111aを形成する第1周壁のうち、第1ケース部111aに収納されたフェライト151aの溝と並んで配置された両壁の一方の壁116aから外側に延び出る第1ボルト固定部121aと、第2ケース部111bを形成する第2周壁のうち、第2ケース部111bに収納されたフェライト151bの溝と並んで配置された両壁の一方の壁116bから外側に延び出る第2ボルト固定部121bと、を備えている。【選択図】 図1

Description

本開示は、ノイズフィルタに関するものである。
特許文献1には、筒状のフェライトコアを軸方向に半分に分割したものを一対のケースに嵌め込み、電線(インタフェースケーブル)をその両端からケースごとフェライトコアで挟んで、電線に流れるノイズ電流を除去するようにした雑音吸収具(ノイズフィルタ)が記載されている。
特開平7−183686号公報
しかし、特許文献1に記載のノイズフィルタでは、電線が金属部材と近接した場合に発生する容量性カップリングについては考慮していないので、高周波帯域の信号が流れている電線が金属部材と接触するほど近接した場合には、容量性カップリングの影響によりインピーダンスの低下が起こる。
そこで、本開示は、容量性カップリングの影響を受け難い距離に電線と金属部材とを離間させることが可能となるノイズフィルタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本開示のノイズフィルタは、電線が配置される溝が形成された磁性体をそれぞれ収納する第1及び第2ケース部と、第1及び第2ケース部を回動可能に連結するヒンジ部と、第1ケース部を形成する第1周壁のうち、第1ケース部に収納された磁性体の溝と並んで配置された両壁の一方の壁から外側に延び出る第1固定部と、第2ケース部を形成する第2周壁のうち、第2ケース部に収納された磁性体の溝と並んで配置された両壁の一方の壁から外側に延び出る第2固定部と、を備え、第1及び第2固定部は、第1及び第2ケース部を閉じたときに、同じ方向に延び出る。
本開示によれば、ノイズフィルタを取り付ける被取付部材が金属部材である場合、容量性カップリングの影響を受け難い距離に電線と金属部材とを離間させることが可能となる。
図1Aは、本開示の第1実施形態に係るノイズフィルタを開いた状態を示す斜視図である。図1Bは、図1Aのノイズフィルタを閉じた状態を示す斜視図である。図1Cは、図1Bのノイズフィルタを被取付部材に取り付けた状態を示す正面図である。 図2Aは、本開示の第2実施形態に係るノイズフィルタを開いた状態を示す斜視図である。図2Bは、図2Aのノイズフィルタを閉じた状態を示す斜視図である。 図3Aは、本開示の第3実施形態に係るノイズフィルタを開いた状態を示す斜視図である。図3Bは、図3Aのノイズフィルタを閉じた状態を示す斜視図である。図3Cは、図3Aのノイズフィルタの平面図である。図3Dは、図3Bのノイズフィルタの平面図である。
以下、本開示の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1Aに示すように、第1実施形態に係るノイズフィルタ100は、樹脂製の磁性体保持ケース110に、磁性体である一対のフェライト151a,151bを収容したものである。各フェライト151a,151bは、磁性体保持ケース110を閉じたときに、図示しないワイヤーハーネス(以下「ハーネス」と略す)の周囲を囲むように、厚肉の円筒のフェライト部材をその中心軸を含む平面に沿って切断した半円筒形状である。
なお、図1Aから図1Cにおいて方向に言及する場合には、図中に示される矢印の方向を用いるものとする。但し、これらの方向は、ノイズフィルタ100を構成する各部の相対的な位置関係を説明するために規定したに過ぎない。したがって、ノイズフィルタ100を実際に使用する際に、ノイズフィルタ100を向ける方向は、図示例の方向に限らない。例えば、図中に示す上下方向が重力の方向とは一致しない状態でノイズフィルタ100を使用してもかまわない。
磁性体保持ケース110は、フェライト151a,151bをそれぞれ収容する第1及び第2ケース部111a,111bに、ノイズフィルタ100を被取付部材に固定するための第1及び第2固定部121a,121bを一体的に形成したものである。
第1ケース部111aと第2ケース部111bとは、ヒンジ部130を介して接続されている。第1及び第2ケース部111a,111bは、薄肉の円筒が中心軸を含む平面に沿って切断された形状(略舟形)の箱体であり、これらのケース部111a,111b内にそれぞれ、フェライト151a,151bが嵌め込まれる。
第1及び第2ケース部111a,111bの軸方向(図1Aにおける左右方向)の両端には、軸方向と垂直に板状の壁部112a〜112dが設けられている。この壁部112a〜112dにはそれぞれ、磁性体保持ケース110を閉じたときに略円形の貫通孔となる半円状の開口部113a〜113dが設けられている。
開口部113a,113bの各両端部には、固定凸部114a〜114dが設けられている。また、開口部113c,113dの各両端部には、固定凸部114a〜114dがそれぞれ嵌め込まれる固定凹部115a〜115dが形成されている。磁性体保持ケース110を閉じると、固定凸部114a〜114dと固定凹部115a〜115dとが嵌め合う。
なお、磁性体保持ケース110が開いているときには、半円形の開口部113a〜113dにより半円形のハーネス挿通部が構成されるが、このハーネス挿通部は、磁性体保持ケース110を閉じたときには、向かい合う半円形の開口部113a〜113d同士が一体となって円形の形状となる。
第1ケース部111aの両壁部112a,112bの各後端部に連結して、壁部116aが立設されている。そして、第1ボルト固定部121aが、壁部116aの下端部の左半分から外側に延び出るように形成されている。第1ボルト固定部121aは、板状のボルト締結部122aと、ボルト締結部122aの剛性を増加させるためにその両端部に形成されたリブ部123a,123aとにより構成されている。また、ボルト締結部122aのボルトの軸部が通る孔124aには、孔124aの強度を増加させるために金属カラー125aが挿入されている。したがって、ボルト170a(図1C参照)の軸部は、金属カラー125aに形成された孔を通ることになる。
第2ケース部111bの両壁部112c,112dの各後端部にも、これら壁部112c,112dに連結して、壁部116bが立設されている。そして、第2ボルト固定部121bが、壁部116bの上端部の右半分から外側に延び出るように形成されている。第2ボルト固定部121bは、第1ボルト固定部121aと同様に、板状のボルト締結部122bと、ボルト締結部122bの剛性を増加するためにその両端部に形成されたリブ部123b,123bとにより構成されている。但し、両リブ部123b,123bは、第1ボルト固定部121aの両リブ部123a,123aと異なり、ボルト締結部122bを、壁部116aの高さ分、壁部116bの上端部から上方へ離間させつつ、ボルト締結部122bと壁部116bとを連結する連結部としての機能も果たしている。これは、図1Bに示すように、磁性体保持ケース110を閉じたときに、ボルト締結部122aの裏面とボルト締結部122bの裏面が面一になるように、つまり、両裏面が同一平面内に収まるようにするためである。また、ボルト締結部122bのボルトの軸部が通る孔124bには、孔124bの強度を増加させるために金属カラー125bが挿入されている。
ノイズフィルタ100を被取付部材に固定する場合、例えば図1Bに示すように、磁性体保持ケース110を閉じた状態で、ノイズフィルタ100を被取付部材の取付位置に持って行き、ボルト170a,170bをそれぞれ、ボルト締結部122a,122bの金属カラー125a,125bに通して締め付ける。
図1Cは、ノイズフィルタ100を、被取付部材である、例えば自動車のエンジンルーム内に設けられたアルミダイキャスト500に取り付けた様子を示している。図1Cにおいて、ハーネスは、図示されていないが、向かい合う開口部113a,113c(113b,113d)同士が一体となって形成される円内を通っている。
以上説明したように、本実施形態のノイズフィルタ100は、ハーネスが配置される溝が形成されたフェライト151a,151bをそれぞれ収納する第1及び第2ケース部111a,111bと、第1及び第2ケース部111a,111bを回動可能に連結するヒンジ部130と、第1ケース部111aを形成する第1周壁のうち、第1ケース部111aに収納されたフェライト151aの溝と並んで配置された両壁の一方の壁116aから外側に延び出る第1ボルト固定部121aと、第2ケース部111bを形成する第2周壁のうち、第2ケース部111bに収納されたフェライト151bの溝と並んで配置された両壁の一方の壁116bから外側に延び出る第2ボルト固定部121bと、を備えている。そして、第1及び第2ボルト固定部121a,121bは、第1及び第2ケース部111a,111bを閉じたときに、同じ方向に延び出る。
このように、本実施形態のノイズフィルタ100では、ノイズフィルタ100を被取付部材に取り付ける場合、第1及び第2ケース部111a,111bを閉じたときに、同じ方向に延び出る第1及び第2ボルト固定部121a,121bを介して固定されるので、被取付部材とノイズフィルタ100、特にフェライト151a,151bとが離間する。したがって、被取付部材が金属部材である場合、フェライト151a,151bの溝に配置されたハーネスと金属部材とが離間するので、容量性カップリングの影響を受け難い距離にハーネスを位置させることが可能となる。
ちなみに、本実施形態において、ハーネスは、「電線」の一例である。フェライト151a,151bは、「磁性体」の一例である。第1ボルト固定部121aは、「第1固定部」の一例である。第2ボルト固定部121bは、「第2固定部」の一例である。
また、第1及び第2ボルト固定部121a,121bは、第1及び第2ケース部111a,111bを閉じたときに、並んで延び出、ノイズフィルタ100は、第1及び第2ボルト固定部121a,121bにそれぞれ形成された、少なくとも1つの孔124a,124bにそれぞれ挿入されるボルトによってアルミダイキャスト500に固定される。
これにより、ノイズフィルタ100は、少なくとも2点で被取付部材に固定されるので、ノイズフィルタ100は固定後、ノイズフィルタ100に加わる振動等により回転することが抑制される。また、第1ケース部111aと第2ケース部111bとが、第1及び第2ボルト固定部121a,121bを介して別々にアルミダイキャスト500に固定されるので、ヒンジ部130が破損したとしても、第1ケース部111aと第2ケース部111bとが閉じた状態は維持される。つまり、ノイズフィルタとしての機能は維持される。
ちなみに、アルミダイキャスト500は、「被取付部材」の一例である。
また、第1周壁の上端部上には、固定凸部114a〜114dが形成され、第2周壁の上端部上には、固定凸部114a〜114dが嵌め合わされる固定凹部115a〜115dが形成される。
これにより、固定凸部114a〜114dと固定凹部115a〜115dとは、第1ケース部111aと第2ケース部111bとを閉じる際の位置合わせとなるので、正確な位置で閉じることができる。さらに、第1ケース部111aと第2ケース部111bとが閉じた後は、ヒンジ部130が破損したときに、第1ケース部111aが第2ケース部111bからずれることを抑制することができる。
また、第1ボルト固定部121aは、第1周壁に含まれる一方の壁116aの下端部から延び出、第2ケース部111bは、第1及び第2ケース部111a,111bを閉じたときに、第2ボルト固定部121bの下面が第1ボルト固定部121aの下面と面一になるように、第2ボルト固定部121bを第2ケース部111bから離間させつつ、第2ボルト固定部121bと第2ケース部111bとを連結する両リブ部123b,123bを有する。
これにより、第1及び第2ケース部111a,111bが、アルミダイキャスト500から水平方向だけでなく、垂直方向にも離間するので、フェライト151a,151bの溝に配置されたハーネスとアルミダイキャスト500とが垂直方向にも離間するので、さらに容量性カップリングの影響を受けないような距離にハーネスを位置させることが可能となる。
ちなみに、両リブ部123b,123bは、「連結部」の一例である。
(第2実施形態)
図2Aに示すように、第2実施形態に係るノイズフィルタ200は、上記第1実施形態に係るノイズフィルタ100に対し、磁性体保持ケース210の構成の一部、つまり、第1及び第2ケース部211a,211bの形状が異なっている。以下、ノイズフィルタ200の構成中、ノイズフィルタ100の構成と同様の構成については、同一符号を付して、その説明は省略する。なお、図2Aから図2Bにおいて方向に言及する場合には、図中に示される矢印の方向を用いるものとする。
第1ケース部211aは、上記第1ケース部111aと同様に、壁部116aの下端部から外側に延び出るように形成された第1ボルト固定部221aを備えている。但し、第1ボルト固定部221aは、上記第1ボルト固定部121aと異なり、壁部116aの下端部全体から外側に延び出ている。そして、第1ボルト固定部221aに含まれる板状のボルト締結部222aの両端部に形成されたリブ部223a,223aは、それぞれ壁部112a,112bから後方向に延び出ている。
また、ボルト締結部222aには、2つの孔224a1,224a2が形成され、各孔224a1,224a2には、各孔224a1,224a2の強度を増加させるために金属カラー225a1,225a2が挿入されている。
第2ケース部211bも、上記第2ケース部111bと同様に、壁部116bの下端部から外側に延び出るように形成された第2ボルト固定部221bを備えている。但し、第2ボルト固定部221bも、上記第2ボルト固定部121bと異なり、壁部116bの下端部全体から若干内側に寄った下端部全体から外側に延び出ている。したがって、第2ボルト固定部221bに含まれる板状のボルト締結部222bの両端部に形成されたリブ部223b,223bは、上記リブ部223a,223aと異なり、壁部112c,112dからではなく、壁部116bから前方向に延び出ている。さらに、リブ部223b,223bは、上記リブ部123b,123bと同様に、ボルト締結部222bを、壁部116aの高さからボルト締結部222aの厚さを引いた分、壁部116bの上端部から上方へ離間させつつ、ボルト締結部222bと壁部116bとを連結する連結部としての機能も果たしている。
また、ボルト締結部222bには、2つの孔224b1,224b2が形成され、各孔224b1,224b2には、各孔224b1,224b2の強度を増加させるために金属カラー225b1,225b2が挿入されている。
ノイズフィルタ200を被取付部材に固定する場合、例えば図2Bに示すように、磁性体保持ケース210を閉じた状態で、ノイズフィルタ200を被取付部材の取付位置に持って行き、2本のボルトをそれぞれ、重なったボルト締結部222a,222bの金属カラー225a1,225a2,225b1,225b2に通して締め付ける。つまり、ボルト締結部222a,222bは、2本のボルトにより共締めされる。
以上説明したように、本実施形態のノイズフィルタ200は、第1及び第2ボルト固定部221a,221bにそれぞれ形成された2つの孔124a1,124a2,124b1,124b2にそれぞれ挿入されるボルトによって被取付部材に固定される。
これにより、ノイズフィルタ200は、2点で被取付部材に固定されるので、ノイズフィルタ200は固定後、ノイズフィルタ200に加わる振動等により回転することが抑制される。
ちなみに、本実施形態において、2つは、「複数」の一例である。
また、第1及び第2固定部221a,221bは、第1及び第2ケース部211a,211bを閉じたときに重なり合い、ノイズフィルタ200は、2つの孔124a1,124a2,124b1,124b2にそれぞれ挿入されるボルトにより重なった第1及び第2固定部221a,221bを共締めすることで被取付部材に固定される。
これにより、ノイズフィルタ200は、2点で被取付部材に固定されるので、ノイズフィルタ200は固定後、ノイズフィルタ200に加わる振動等により回転することが抑制される。
(第3実施形態)
図3Aに示すように、第3実施形態に係るノイズフィルタ300は、上記第1実施形態に係るノイズフィルタ100に対し、磁性体保持ケース310の構成の一部、つまり、第1及び第2ボルト固定部321a,321bの形状が異なっている。以下、ノイズフィルタ300の構成中、ノイズフィルタ100の構成と同様の構成については、同一符号を付して、その説明は省略する。なお、図3Aから図3Dにおいて方向に言及する場合には、図中に示される矢印の方向を用いるものとする。
第1ボルト固定部321aに含まれる両リブ部123a,123aのうち、右側のリブ部123aの表面から右方向に延び出るように係合部326aが形成されている。同様に、第2ボルト固定部321bに含まれる両リブ部123b,123bのうち、左側のリブ部123bの表面から左方向に延び出るように係合部326bが形成されている。
両係合部326a,326bは、磁性体保持ケース310を閉じたときに、係合部326aの先端と係合部326bの先端とが係合するような長さに設定されている。したがって、磁性体保持ケース310を閉じると、係合部326aの先端が係合部326bの先端により押さえつけられ、各係合部326a,326bの弾性により、係合部326bの先端が係合部326aの先端の下に入り込む。これにより、両係合部326a,326bが係合する。なお、係合方法は、これに限らず、どのような方法を採用してもよい。
なお、ノイズフィルタ300の係合部326a,326b以外の構成は、上記ノイズフィルタ100の対応する構成と同様であるので、その説明は省略する。
以上説明したように、本実施形態のノイズフィルタ300において、第1及び第2ボルト固定部321a,321bは、第1及び第2ケース部311a,311bを閉じたときに係合する一対の係合部326a,326bを有する。
これにより、第1及び第2ケース部311a,311bを閉じた状態を一時的に維持する、つまり仮止めすることができるので、第1及び第2ケース部311a,311bを閉じた状態でノイズフィルタ300を被取付部材に持って行くときに、便利である。
なお、本発明は上記各実施形態に限定されるものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
(1)上記第1実施形態では、ノイズフィルタ100を自動車のエンジンルーム内に設けられたアルミダイキャスト500に固定する例を挙げたが、ノイズフィルタ100(ノイズフィルタ200,300も同様)を取り付ける場所は、これに限らず、どのような場所であってもよい。要するに、ノイズフィルタ100内にハーネスを通した状態で、金属部材からハーネスを離間させたい場所であれば、本開示の目的を達成することができる。
(2)上記各実施形態では、第1及び第2ボルト固定部121a,121b,221a,221b,321a,321bの下面はそれぞれ、第1ケース部111a,211a,311aの下面と面一になるようにしているが、これに限らず、第1ケース部111a,211a,311aの下面を上方に上げるようにしてもよい。
(3)上記各実施形態では、ノイズフィルタ100,200,300と被取付部材とは、2点で固定するようにしたが、これに限らず、3点以上で固定するようにしてもよい。
100,200,300:ノイズフィルタ 110,210,310:磁性体保持ケース 111a,211a,311a:第1ケース部 111b,211b,311b:第2ケース部 114a〜114d:固定凸部 115a〜115d:固定凹部 121a,221a,321a:第1ボルト固定部 121b,221b,321b:第2ボルト固定部 124a,124b,224a1,224a2,224b1,224b2:孔 125a,125b,225a1,225a2,225b1,225b2:金属カラー 130:ヒンジ部 151a,151b:フェライト。

Claims (5)

  1. 電線が配置される溝が形成された磁性体をそれぞれ収納する第1及び第2ケース部と、
    前記第1及び第2ケース部を回動可能に連結するヒンジ部と、
    前記第1ケース部を形成する第1周壁のうち、前記第1ケース部に収納された前記磁性体の前記溝と並んで配置された両壁の一方の壁から外側に延び出る第1固定部と、
    前記第2ケース部を形成する第2周壁のうち、前記第2ケース部に収納された前記磁性体の前記溝と並んで配置された両壁の一方の壁から外側に延び出る第2固定部と、
    を備え、
    前記第1及び第2固定部は、前記第1及び第2ケース部を閉じたときに、同じ方向に延び出る、
    ノイズフィルタ。
  2. 前記第1及び第2固定部は、前記第1及び第2ケース部を閉じたときに、並んで延び出、
    前記ノイズフィルタは、前記第1及び第2固定部にそれぞれ形成された、少なくとも1つの孔にそれぞれ挿入されるボルトによって被取付部材に固定される、
    請求項1に記載のノイズフィルタ。
  3. 前記第1固定部は、前記第1周壁に含まれる前記一方の壁の下端部から延び出、
    前記第2ケース部は、前記第1及び第2ケース部を閉じたときに、前記第2固定部の下面が前記第1固定部の下面と面一になるように、前記第2固定部を前記第2ケース部から離間させつつ、前記第2固定部と前記第2ケース部とを連結する連結部を有する、
    請求項1又は2に記載のノイズフィルタ。
  4. 前記ノイズフィルタは、前記第1及び第2固定部にそれぞれ形成された複数の孔にそれぞれ挿入されるボルトによって被取付部材に固定される、
    請求項1に記載のノイズフィルタ。
  5. 前記第1及び第2固定部は、前記第1及び第2ケース部を閉じたときに重なり合い、
    前記ノイズフィルタは、前記複数の孔にそれぞれ挿入されるボルトにより前記重なった第1及び第2固定部を共締めすることで前記被取付部材に固定される、
    請求項4に記載のノイズフィルタ。
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