JP2021086139A - 制御装置およびその制御方法 - Google Patents

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【課題】動体へのフォーカスレンズ駆動中に合焦状態をより維持させることができる制御装置及びその制御方法。【解決手段】被写体のデフォーカス量を算出する焦点検出手段と、レンズの位置に関する情報を取得する取得手段と、前記デフォーカス量、前記レンズの位置に関する情報及び時刻、のデータを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶した複数の焦点検出結果に基づいて算出される被写体の像面速度に基づいて、レンズの駆動速度の上限値・下限値を設定する。【選択図】図4

Description

本発明は、焦点調節機能を有する電子スチルカメラなどが有するフォーカスレンズの駆動に関するものである。
デジタルカメラ等の撮像装置には、被写体像を撮像するための撮像素子からの出力信号を用いて位相差検出方式による焦点検出を行うものがある。また、位相差検出方式による焦点検出の結果を用いて、移動している被写体に対してピントを合わせるためのフォーカスレンズ駆動制御に関する技術が知られている。特許文献1で開示されている撮像装置では、被写体像面速度を演算し、被写体像面速度に相関する補正量を算出する。この補正量を、位相差検出方式によって検出された最新のデフォーカス量に加算して追尾サーボのためのフォーカスレンズ駆動量を算出し、フォーカスレンズの実際の移動量を検出する。そして、フォーカスレンズ駆動量とフォーカスレンズの実際の移動量に従って、フォーカスレンズを合焦位置に駆動させるサーボ駆動を行う。撮像素子が有する光電変換素子の蓄積とサーボ駆動とを次々とオーバラップさせて行う。
特開平4−133016号公報
特許文献1にて開示された方法では、被写体像面速度の算出はデフォーカス量の補正に利用しており、レンズ駆動は当該デフォーカス量に基づくフォーカスレンズ駆動量に従ってサーボ駆動を実施している。このようにあくまでフォーカスレンズ駆動量に従ってフォーカスレンズを駆動させる構成では、フォーカスレンズ駆動量に依存してフォーカスレンズの駆動速度が変わってしまう。このため、動体にピントが合わせるためのフォーカスレンズ駆動中に、合焦状態を維持するのが難しい場合があった。そこで本発明は、動体へのフォーカスレンズ駆動中に合焦状態をより維持させることができる制御装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、被写体のデフォーカス量を算出する焦点検出手段と、レンズの位置に関する情報を取得する取得手段と、前記デフォーカス量、前記レンズの位置に関する情報及び時刻、のデータを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶した複数の前記データに基づいて被写体の将来の像面位置を予測する予測手段と、前記像面位置を基に、レンズの駆動量を算出する第1の算出手段と、前記駆動量を基に、レンズの駆動速度を算出する第2の算出手段と、前記第2の算出手段によって算出された駆動速度でレンズの駆動の制御を行っている際、前記記憶手段に記憶した複数の前記データに基づいて算出される被写体の像面速度に基づいてレンズの駆動速度の上限に対応する第1の値と下限に対応する第2の値を設定する第3の算出手段と、を有し、前記第3の算出手段によって算出された前記第1の値および前記第2の値に基づいてレンズ駆動速度を制限するよう構成したことを特徴とする。
本発明によれば、動体へのフォーカスレンズ駆動中に合焦状態をより維持させることができる。
レンズ交換式カメラシステムのブロック図 サーボモード処理のフローチャート図 焦点検出処理のフローチャート図 フォーカスレンズ駆動速度算出のフローチャート図 像面位置の履歴と像面予測位置の図 被写体の像面速度と制限速度の関係図 被写体の像面速度と制限速度の関係図2 フォーカスレンズ駆動速度算出のフローチャート図2 レンズ駆動速度の履歴
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る制御装置の一例としてのレンズ交換式カメラ(撮像装置とも称する)の機能構成例を示すブロック図である。
本実施形態の撮像装置は交換可能なレンズユニット10及びカメラ本体20から構成されている。レンズ全体の動作を統括制御するレンズ制御部106と、レンズユニット10を含めたカメラシステム全体の動作を統括するカメラ制御部212とは、レンズマウントに設けられた端子を通じて相互に通信可能である。
まず、レンズユニット10の構成について説明する。固定レンズ101、絞り102、フォーカスレンズ103は撮影光学系を構成する。絞り102は、絞り駆動部104によって駆動され、後述する撮像素子201への入射光量を制御する。フォーカスレンズ103はフォーカスレンズ駆動部105によって駆動され、フォーカスレンズ103の位置に応じて撮像光学系の合焦距離が変化する。絞り駆動部104、フォーカスレンズ駆動部105はレンズ制御部106によって制御され、絞り102の開口量や、フォーカスレンズ103の位置を決定する。
レンズ操作部107は、ユーザがレンズユニット10の動作に関する設定を行うための入力デバイス群であり、例えば次の入力デバイスを含む。AF(オートフォーカス)/MF(マニュアルフォーカス)モードの切り替え、MFによるフォーカスレンズの位置調整、フォーカスレンズの動作範囲設定、手ブレ補正モードの設定など。レンズ操作部107が操作された場合、レンズ制御部106が操作に応じた制御を行う。
レンズ制御部106は、後述するカメラ制御部212から受信した制御命令や制御情報に応じて絞り駆動部104やフォーカスレンズ駆動部105を制御し、また、レンズ制御情報をカメラ制御部212に送信する。
次に、カメラ本体20の構成について説明する。カメラ本体20はレンズユニット10の撮影光学系を通過した光束から撮像信号を取得できるように構成されている。
撮像素子201はCCDやCMOSセンサにより構成される。レンズユニット10の撮影光学系から入射した光束は撮像素子201の受光面上に結像し、撮像素子201に配列された画素に設けられたフォトダイオードにより、入射光量に応じた信号電荷に変換される。各フォトダイオードに蓄積された信号電荷は、カメラ制御部212の指令に従ってタイミングジェネレータ214が出力する駆動パルスより、信号電荷に応じた電圧信号として撮像素子201から順次読み出される。
本実施形態で用いられる撮像素子201の各画素は、2つ(一対)のフォトダイオードA、Bとこれら一対のフォトダイオードA、Bに対して設けられた1つのマイクロレンズとより構成されている。各画素は、入射する光をマイクロレンズで分割して一対のフォトダイオードA、B上に一対の光学像を形成し、該一対のフォトダイオードA、Bから後述するAF用信号に用いられる一対の画素信号(A信号およびB信号)を出力する。また、一対のフォトダイオードA、Bの出力を加算することで、撮像用信号(A+B信号)を得ることができる。
複数の画素から出力された複数のA信号はA信号同士、複数のB信号はB信号同士でそれぞれ合成する。これによって、撮像面位相差検出方式によるAF(以下、撮像面位相差AFという)に用いられるAF用信号(言い換えれば、焦点検出用信号)としての一対の像信号が得られる。後述するAF信号処理部204は、該一対の像信号に対する相関演算を行って、これら一対の像信号のずれ量である位相差(以下、像ずれ量という)を算出し、さらに該像ずれ量から撮影光学系のデフォーカス量(およびデフォーカス方向)を算出する。
CDS/AGC/ADコンバータ202は、撮像素子201から読み出されたAF用信号および撮像用信号に対して、リセットノイズを除去するための相関二重サンプリング、ゲイン調節およびAD変換を行う。該コンバータ202は、これらの処理を行った撮像用信号およびAF用信号をそれぞれ、画像入力コントローラ203およびAF信号処理部204に出力する。
画像入力コントローラ203は、コンバータ202から出力された撮像用信号をバス21を介してSDRAM209に画像信号として格納する。SDRAM209に格納された画像信号は、バス21を介して表示制御部205によって読み出され、表示部206に表示される。また、画像信号の記録を行う録画モードでは、SDRAM209に格納された画像信号は記録媒体制御部207によって半導体メモリ等の記録媒体208に記録される。
ROM210には、カメラ制御部212が実行する制御プログラムや処理プログラムおよびこれらの実行に必要な各種データ等が格納されている。フラッシュROM211には、ユーザにより設定されたカメラ20の動作に関する各種設定情報等が格納されている。
焦点検出装置としてのAF信号処理部204は、コンバータ202から出力されたAF用信号である一対の像信号に対して相関演算を行い、これら一対の像信号の像ずれ量や信頼性を算出する。信頼性は二像一致度と相関変化量の急峻度を用いて算出される。また、AF信号処理部204は、撮像画面内で焦点検出およびAFを行う領域である測距領域の位置および大きさの設定を行う。AF信号処理部204は、測距領域で算出した像ずれ量(検出量)および信頼性の情報をカメラ制御部212に出力する。
カメラ制御部212内のAF制御部2121は、換算したデフォーカス量に基づいて焦点位置を移動させるようにレンズ制御部106に指示を行う。さらに動き判定部2122は、記憶部2123がメモリ回路215に記憶させた撮影時刻とデフォーカス量から算出した被写体像面位置をもとに動き判定を行う。AF制御部2121は、将来の像面位置を、予測部2124を用いて予測し、フォーカスレンズ103が予測した像面位置に来るために必要なレンズ駆動量を算出し、レンズ制御部106に指示を行う。
カメラ制御部212は、カメラ本体20内の各部と情報をやり取りしながらこれらを制御する。また、カメラ制御部212は、ユーザ操作に基づくカメラ操作部213からの入力に応じて、電源のON/OFF、各種設定の変更、撮像処理、AF処理、記録画像の再生処理等、ユーザ操作に対応する様々な処理を実行する。さらに、カメラ制御部212は、レンズユニット10(レンズ制御部106)に対する制御命令やカメラ本体20の情報をレンズ制御部106に送信したり、レンズユニット10の情報をレンズ制御部106から取得したりする。カメラ制御部212は、マイクロコンピュータにより構成され、ROM210に記憶されたコンピュータプログラムを実行することで、交換レンズ10を含むカメラシステム全体の制御を司る。
カメラ制御部212は、AF信号処理部204にて算出された測距領域での像ずれ量を用いてデフォーカス量を算出し、該デフォーカス量に基づいてレンズ制御部106を通じてフォーカスレンズ103の駆動を制御する。
以下、カメラ本体20で行われる処理について説明する。カメラ制御部212は、コンピュータプログラムである撮像処理プログラムに従って以下の処理を行う。
図2はカメラ本体20の撮影処理、特にAF制御部2121で行われるサーボモードにおける処理を示すフローチャートである。Sはステップを意味する。
初めに、カメラ制御部212はS201において、SW1(撮影開始スイッチ)の状態を判定し、スイッチオン状態であればS202に移行し、スイッチオフ状態であればサーボモード処理を終了する。
S202では焦点検出処理を行う。処理の詳細については図3を用いて後述する。
S203では動体判定処理を行う。処理の詳細については省略するが、メモリ回路215に記憶させた撮影時刻とデフォーカス量から算出した被写体像面位置が連続的に所定量以上変化しているか、などの判定方法がある。
S204では、S203の動体判定処理による結果が動体であったかどうかを判定し、動体であった場合S205へ進み、そうでなかった場合S206へ進む。
S205では、記憶部2123によってメモリ回路215に記憶された、撮影時刻とデフォーカス量から算出した被写体像面位置を用いて予測演算処理を行い、将来の像面位置を算出する。予測方法の詳細については省略するが、公知の予測方法を用いることができる。また、2次曲線を予測関数としてもよいし、最新の2点だけを求めて1次曲線によって予測してもよい。さらには、最小二乗法によって式(1)に示すような予測式f(t)を統計演算によって求めてもよい。
f(t)=α+βt+γtn ・・・式(1)
S206では合焦状態か否かの判定を行い、合焦状態であった場合S201へ進み、合焦状態でなかった場合S207へ進む。
S207では焦点検出処理が終了したかどうかの判定を行い、終了と判定された場合サーボモードの処理を終了し、終了でない場合S208へ進む。焦点検出処理を終了したかどうかの判定の例としては、フォーカスレンズが駆動可能な範囲の全域をスキャンしたなど、これ以上フォーカスレンズを動かしても合焦状態とならないと判断された場合がある。
S208では、S205で算出された像面位置を基に、現在のレンズの像面位置との差分を算出して、レンズの駆動量を算出する。
S209では、被写体の像面位置にレンズの像面位置を合わせるようにレンズ駆動するため、S208で算出されたレンズの駆動量から、レンズ駆動時間で除算することにより、レンズの駆動速度を算出する。速度算出方法の詳細については図4を用いて後述する。
S210では、S208で算出されたレンズの駆動量、及びS209で算出されたレンズの駆動速度を指定してレンズ駆動制御を行う。
次に、焦点検出処理の動作の一例を、図3のフローチャートに基づいて説明する。
初めに、AF信号処理部204は、撮像素子201における測距領域に含まれる複数の画素からAF用信号としての一対の像信号を取得する(S301)。次に、AF信号処理部204は、取得した一対の像信号を1画素(1ビット)ずつ相対的にシフトさせながらこれら一対の像信号の相関量を算出する(S302)。続いて、AF信号処理部204は、S302で算出した相関量から相関変化量を算出する(S303)。次に、AF信号処理部204は、S303で算出した相関変化量を用いて像ずれ量を算出する(S304)。
次に、AF信号処理部204は、S304で算出された測距領域の像ずれ量を用いて該測距領域のデフォーカス量を算出する(S305)。そして、S306において、得られた焦点検出情報をメモリ回路215に記憶する。ここでは、各焦点検出領域のデフォーカス量と撮影時刻を記憶する。
次に、フォーカスレンズ駆動速度算出について、図4のフローチャートと図5を用いて説明する。図5は、時刻t〜ti―5に取得された像面位置p〜pi−5に基づいて算出された予測式によって、将来の時刻ti+1における像面予測位置pi+1を示したものである。
初めに、S401でS208において算出したレンズの駆動量Dを取得する。次に、S402でレンズ駆動時刻TDifを取得する。S403ではS401で取得したレンズ駆動量とS402で取得したレンズ駆動時間から、レンズ駆動速度VLensを算出する。図5の例では、D=pi+1―pi、Dif=ti+1―ti、Lens=D/TDifとなる。ちなみに、各像面位置の取得時にレンズが動き続けているような場合には、TDif=ti+1―ti´(ti<i´)となる。(ti´はフォーカスレンズ駆動速度を算出している現在時刻に相当する)
次に、S404で被写体の像面速度Vを取得し、S405で像面速度Vに基づく制限速度VMax、Minをそれぞれ算出する。
Max=αV (α>1) ・・・式(2)
Min=βV (β<1) ・・・式(3)
ある時刻tに算出された像面速度Vに基づいて算出される制限速度VMax、Minの関係を図6に示す。また、係数α、βの比率は、±20%のように揃えてもよいし、α=150%、β=80%のように異ならせてもよい。更に、図7に示すように、ある像面速度Vthを境に、αやβの数値を変更してもよい。また、Vthを複数備えて、αやβの数値を段階的に変更してもよい。
S406では、S403で算出したレンズ駆動速度VLensと、S405で算出したVMax、VMinを比較する。比較した結果、制限速度以内に収まっているのであれば、S210においてVLensをそのままレンズ駆動速度として設定し、収まっていないのであれば、制限速度VMaxまたはVMinをレンズ駆動速度として設定する。
以上がフォーカスレンズの駆動速度の算出方法であるが、このような簡易的な方法で駆動速度を制限すると、被写体などの条件によってはピントの追従性を損なう可能性がある。
それらの影響を軽減するためのより制御的に優れる算出方法について、図8を用いて説明する。図4で説明した部分を同様の処理については説明を割愛する。
S804では至近方向に移動している被写体かどうかを判定し、そうであれば、S804へ進み、そうでなければ処理を終了する。
S806では被写体の像面速度が所定以上かどうかを判定し、所定以上であればS807へ進み、そうでなければ処理を終了する。
S807では、過去のレンズ駆動速度の履歴から、現在、レンズが加減速中かどうかの判定を行う。図9を例にすると、V1にかけての区間は加速中、V1〜V2にかけての区間は減速中、V2〜V3にかけての区間は加速中となる。この結果に応じて、加速中と判断された場合には上限値のみを設定することができる。また、減速中と判断された場合には下限値のみを設定することができる。加速中に算出された上限値が前回のレンズ駆動速度よりも小さいため、その制限速度でレンズを制御した場合、減速に転じてしまうような場合には、速度制限を行わないことも可能である。
また、図9に示すレンズ駆動速度の履歴において、判定を追加することも可能である。例えばV3を最新のレンズ駆動速度とした場合、最新のレンズ駆動速度を除く履歴の中から極大値V1と極小値V2を求める。また、加速区間の差分値Dif2が、極値の差分Dif1の所定割合以上の場合に制限を行う。
以上の加減速の判定結果を踏まえ、S808では速度制限を行うかどうかを判断し、行うのであればS809へ進み、行わないのであれば処理を終了する。
以上説明したように、本発明によれば、上記のような制御を行うことで、レンズのハンチング現象を防止し、安定的かつ応答性に優れた自動焦点調整動作を提供することが可能となる。
103 フォーカスレンズ
105 フォーカスレンズ駆動部
106 レンズ制御部
20 カメラ本体
204 AF信号処理部
212 カメラ制御部
2121 AF制御部
2122 動き判定部
2123 記憶部
2124 予測部

Claims (7)

  1. 被写体のデフォーカス量を算出する焦点検出手段と、レンズの位置に関する情報を取得する取得手段と、
    前記デフォーカス量、前記レンズの位置に関する情報及び時刻、のデータを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶した複数の前記データに基づいて被写体の将来の像面位置を予測する予測手段と、
    前記像面位置を基に、レンズの駆動量を算出する第1の算出手段と、
    前記駆動量を基に、レンズの駆動速度を算出する第2の算出手段と、
    前記第2の算出手段によって算出された駆動速度でレンズの駆動の制御を行っている際、
    前記記憶手段に記憶した複数の前記データに基づいて算出される被写体の像面速度に基づいてレンズの駆動速度の上限に対応する第1の値と下限に対応する第2の値を設定する第3の算出手段と、を有し、
    前記第3の算出手段によって算出された前記第1の値および前記第2の値に基づいてレンズ駆動速度を制限することを特徴とする制御装置。
  2. 前記第1の値および前記第2の値に基づくレンズ駆動速度の制御は、前記被写体の像面速度が所定以上の場合にのみ行うことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記第1の値および前記第2の値に基づくレンズ駆動速度の制御は、被写体の移動の方向が至近方向の場合のみ行うことを特徴とする請求項1または2に記載の制御装置。
  4. 前記第1の値および前記第2の値が前記像面速度に基づく割合は、前記第1の値と前記第2の値とで異なることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の制御装置。
  5. 前記レンズ駆動速度の履歴から、レンズ駆動速度が加速しているか減速しているかを判断し、加速していると判断された場合は前記第1の値を設定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の制御装置。
  6. 前記レンズ駆動速度の履歴から、レンズ駆動速度が加速しているか減速しているかを判断し、減速していると判断された場合は前記第2の値を設定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の制御装置。
  7. 制御装置の制御方法であって、
    被写体のデフォーカス量を算出する焦点検出ステップと、
    レンズの位置に関する情報を取得する取得ステップと、
    前記デフォーカス量、前記レンズの位置に関する情報及び時刻、のデータを記憶する記憶ステップと、
    前記記憶手段に記憶した複数の前記データに基づいて被写体の将来の像面位置を予測する予測ステップと、
    前記像面位置を基に、レンズの駆動量を算出する第1の算出ステップと、
    前記駆動量を基に、レンズの駆動速度を算出する第2の算出ステップと、
    前記第2の算出手段によって算出された駆動速度でレンズの駆動の制御を行っている際、前記記憶手段に記憶した複数の前記データに基づいて算出される被写体の像面速度に基づいてレンズの駆動速度の上限に対応する第1の値と下限に対応する第2の値を設定する第3の算出ステップと、を有し、
    前記第3の算出ステップによって算出された前記第1の値および前記第2の値に基づいてレンズ駆動速度を制限するステップを更に有することを特徴とする制御装置の制御方法。
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