JP2021084170A - ブレード交換ユニット、及び、それを備える切削装置 - Google Patents

ブレード交換ユニット、及び、それを備える切削装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 ブレードマウントに対する切削ブレードの着脱作業を自動的に実施可能とするブレード交換ユニットにおいて、新規な技術を提案する。【解決手段】 切削ブレード21のハブ基台212を保持する把持手段としての把持部材330と、ハブ基台212を加熱する加熱面を構成する面状の加熱手段としてのヒーター343と、切削ブレード21を切削ユニット20のブレードマウント24の軸方向に移動させる移動手段359と、を有するブレード交換ユニット3とする。【選択図】図7

Description

本発明は、切削ブレードを自動で交換するブレード交換ユニット、及び、それを備える切削装置の構成に関する。
従来、例えば、特許文献1に開示されるように、ハブ基台に切り刃を形成してなる切削ブレード(ハブブレード)により、半導体ウェーハなどの被加工物を切削する切削装置が知られている。
特許文献1には、切削ユニットのスピンドルの先端部にブレードマウントが着脱可能に装着され、ブレードマウントのボス部が、切削ブレード(ハブブレード)のハブ基台の貫通孔に貫挿されるとともに、固定ナットをボス部に締結することで、切削ブレードがブレードマウントを介してスピンドルの先端に固定される構成が開示されている。
特許文献1に開示されるような切削ブレードの装着の形態では、ハブ基台の貫通孔の内径(直径)は、ブレードマウントのボス部の外径(直径)よりも大きく構成され、両者の間に遊びを形成する隙間を確保することで(隙間嵌め)、ボス部がスムーズにハブ基台の貫通孔に挿入されるようにしている。
そして、特許文献1では、切削ブレードを自動に交換する切削ブレードの交換装置について開示がされている。
特開2007−105829号公報
特許文献1に開示される構成のように、切削ブレードの貫通穴にブレードマウントのボス部に貫挿される構成においては、貫通穴とボス部の嵌合を設計する必要がある。
両者の嵌合を隙間嵌めとすることによれば、切削ブレードの着脱作業は容易なものとなるが、ブレードマウント、及び、ブレードマウントを固定するスピンドルと、切削ブレードの軸芯に生じるズレ量が大きくなることが懸念され、切削ブレードが偏心して高精度な加工ができなくなるという問題が生じる。
他方、両者の嵌合をきついしまり嵌めにすることによれば、偏心の問題は少なくなるが、着脱作業に困難を増すことになる。特に、切削ブレードの切り刃は非常に薄いため、外力を付加した際に衝撃で切り刃を破損させてしまう恐れがある。
さらに、切削ブレードを自動的に装着する装置構成においては、手作業で装着する場合のような力加減の調整が難しく、よりスムーズに装着ができるようにする必要がある。
本発明は、以上に鑑み、ブレードマウントに対する切削ブレードの着脱作業を自動的に実施可能とするブレード交換ユニットにおいて、新規な技術を提案するものである。
本発明の一態様によれば、
切削ブレードのハブ基台を保持する把持手段と、
該ハブ基台を加熱する加熱面を構成する面状の加熱手段と、
該切削ブレードを切削ユニットのブレードマウントの軸方向に移動させる移動手段と、
を有するブレード交換ユニットとする。
また、本発明の一態様によれば、
上記記載のブレード交換ユニットを有する切削装置とする。
本発明の一態様によれば、加熱により切削ブレードの嵌合孔の内径が拡げられているため、ボス部をスムーズに挿入させることができる。特に、しまり嵌めによる固定がされる設計においては優れた取り付け性が実現でき、また、装着された切削ブレードの軸芯のズレが生じ難く高精度な加工が可能となる。また、切削ブレードの取外しも加熱により嵌合孔の内径が拡げられることでスムーズに行うことができる。
切削ブレードの真円出しを行う機能を備える切削装置について示す図である。 被加工物の例について示す図である。 切削ユニットの構成について示す図である。 ブレード交換ユニットの構成について示す図である。 ナットホルダの構成について示す図である。 ブレードホルダの構成について示す図である。 (A)はブレードホルダによる切削ブレードを保持した状態について示す図である。(B)はブレードホルダによる切削ブレードの装着について示す図である。 ブレード搬送用治具等の構成について説明する図である。 ナットホルダによる締結ナットの締結について示す図である。 切削ブレードを保持したブレード交換ユニットについて示す図である。 切削ブレードの取付け/取外しの手順に関するフローチャート図である。
本発明を実施するための実施形態につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、切削ブレードの真円出しを行う機能を備える切削装置1について示すものものである。このように、本発明は、被加工物であるウェーハを連続的に切削加工する切削装置1の構成にて実施する他、切削装置の真円出しのみを実施する装置により実施することとしてもよい。
切削装置1は、図2に示す被加工物200を切削加工する装置として構成される。被加工物200は、シリコン、サファイア、ガリウムなどを母材とする円板状の半導体ウェーハや光デバイスウェーハ等のウェーハである。被加工物200は、表面201に格子状に形成された複数の分割予定ライン202によって格子状に区画された領域にデバイス203が形成されている。
また、被加工物200は、ウェーハの他に、樹脂により封止されたデバイスを複数有した矩形状のパッケージ基板、セラミックス基板、フェライト基板、又はニッケル及び鉄の少なくとも一方を含む基板等でもよい。
図2において、被加工物200の裏面204が、外周縁に環状フレーム211が装着された粘着テープ210に貼着されることにより、被加工物200が環状フレーム211に支持されている。このように、被加工物200を環状フレーム211と一体化することでウェーハユニット222が構成され、このウェーハユニット222がウェーハカセット61(図1)に収容される。
図1に示すように、切削装置1は、被加工物200(図2)を切削する加工ユニット2と、加工ユニット2の切削ユニット20の消耗品である切削ブレード21を交換する切削ブレード交換手段であるブレード交換ユニット3と、制御ユニット4とを備える。
図1に示すように、切削装置1は、被加工物をチャックテーブル10で保持し分割予定ライン202に沿って切削ブレード21で切削加工するように構成される。加工ユニット2は、被加工物を保持面11で吸引保持するチャックテーブル10と、チャックテーブル10が保持する被加工物をスピンドル23に装着した切削ブレード21で切削する切削ユニット20と、チャックテーブル10に保持された被加工物を撮影する撮像ユニット30とを備える。
図1に示すように、切削装置1は、チャックテーブル10を水平方向と平行なX軸方向に加工送りする図示せぬX軸移動ユニットと、切削ユニット20を水平方向と平行でかつX軸方向に直交するY軸方向に割り出し送りするY軸移動ユニット40と、切削ユニット20をX軸方向とY軸方向との双方と直交する鉛直方向に平行なZ軸方向に切り込み送りするZ軸移動ユニット50とを少なくとも備える。
図1に示すように、切削装置1は、切削ユニット20を2つ備える構成として、いわゆるフェイシングデュアルタイプの切削装置として構成される。
図1に示すように、チャックテーブル10は、円盤形状であり、被加工物を保持する保持面11がポーラスセラミック等から形成されている。また、チャックテーブル10は、X軸移動ユニットにより切削ユニット20の下方の加工領域91と、切削ユニット20の下方から離間して被加工物が搬入出される搬入出領域92と、に亘りX軸方向に移動自在に設けられる。また、チャックテーブル10は、図示せぬ回転駆動源によりZ軸方向と平行な軸心回りに回転自在に設けられている。
図1に示すように、チャックテーブル10は、図示せぬ真空吸引源と接続され、真空吸引源により吸引されることで、保持面11に載置された被加工物200(図2)を吸引、保持する。チャックテーブル10の周囲には、環状フレーム211(図2)をクランプするクランプ部12が複数設けられている。
図1に示すように、切削ユニット20は、Y軸移動ユニット40及びZ軸移動ユニット50により、チャックテーブル10の保持面11の任意の位置に切削ブレード21を位置付け可能となっている。一方の切削ユニット20は、図1に示すように、Y軸移動ユニット40、Z軸移動ユニット50などを介して、装置本体6から立設した門型の支持フレーム5の一側に設けられている。他方の切削ユニット20は、図1に示すように、Y軸移動ユニット40、Z軸移動ユニット50などを介して、支持フレーム5の他側に設けられている。
図3に示すように、切削ユニット20は、Y軸移動ユニット40(図1)及びZ軸移動ユニット50(図1)によりY軸方向及びZ軸方向に移動自在に設けられたスピンドルハウジング22と、スピンドルハウジング22から突出し図示せぬモータにより回転駆動されるスピンドル23と、スピンドル23の先端部に装着されるブレードマウント24とを備える。
図3に示すように、切削ユニット20は、ブレードマウント24をスピンドル23の先端部に固定するマウント固定ナット25と、ブレードマウント24に装着される切削ブレード21と、切削ブレード21をブレードマウント24との間で挟んで固定するブレード固定ナット26とを備える。
図3に示すように、ブレードマウント24は、円筒状のボス部241と、ボス部241のスピンドルハウジング22側の一端部に設けられたフランジ部242とを備えている。フランジ部242は、ボス部241の外径より大径の円環状に形成されている。また、ブレードマウント24のボス部241の他端部の外周には、雄ネジ243が形成されている。
図3に示すように、切削ブレード21は、いわゆるハブブレードとして構成されるものであり、アルミニウム合金等の金属で構成された円環状のハブ基台212と、ハブ基台212の外周を囲むように形成される円環状の切り刃213を備える。ハブ基台212は、ブレードマウント24のボス部241に装着するための嵌合孔214が中央に設けられている。嵌合孔214は、内側にブレードマウント24のボス部241が貫挿される。切り刃213は、ダイヤモンドやCBN(Cubic Boron Nitride)等の砥粒と、金属や樹脂等のボンド材(結合材)とからなり所定厚みに形成されている。
図3に示すように、切削ブレード21は、ハブ基台212の嵌合孔214をブレードマウント24の円筒状のボス部241の外周に嵌合させた状態とし、ブレード固定ナット26をボス部241の雄ネジ243に締結することで、ブレードマウント24に固定される。この状態で、切削ブレード21は、ブレード固定ナット26とブレードマウント24の間で挟持され、切り刃213の一側面は、ブレードマウント24のフランジ部242に当接して支持される。
なお、図3に示す構成において、切削ブレード21の嵌合孔214の内径は、ブレードマウント24のボス部241の外径以下に設定され、詳しくは後述するように、切削ブレード21がブレードマウント24に対してしまり嵌めされることができる。この他、切削ブレード21の嵌合孔214の内径が、ブレードマウント24のボス部241の外径よりも大きい場合においても、本発明は適用可能である。
図3に示すように、ブレード固定ナット26には、端面に4個のピン係合孔261がそれぞれ90度の間隔を開けて設けられる。また、ブレード固定ナット26は円環状に構成され、外周面には環状の係合溝262が形成される。
図3に示すように、切削ブレード21を装着した状態において、スピンドル23、ブレードマウント24、切削ブレード21の軸心は同軸上に配置され、Y軸方向と平行となる。
図1に示すように、撮像ユニット30は、切削ユニット20と一体的に移動するように、切削ユニット20に固定されている。撮像ユニット30は、チャックテーブル10に保持された切削前の被加工物の分割すべき領域を撮影する撮像素子を備えている。撮像素子は、例えば、CCD(Charge−CoupledDevice)撮像素子又はCMOS(ComplementaryMOS)撮像素子である。撮像ユニット30は、チャックテーブル10に保持された被加工物を撮影して、被加工物と切削ブレード21との位置合わせを行なうアライメントを遂行するため等の画像を得、得た画像を制御ユニット4に出力する。
図1に示すように、図示せぬX軸移動ユニットは、チャックテーブル10を加工送り方向であるX軸方向に移動させることで、チャックテーブル10と切削ユニット20とを相対的にX軸方向に沿って加工送りするものである。Y軸移動ユニット40は、切削ユニット20を割り出し送り方向であるY軸方向に移動させることで、チャックテーブル10と切削ユニット20とを相対的にY軸方向に沿って割り出し送りするものである。Z軸移動ユニット50は、切削ユニット20を切り込み送り方向であるZ軸方向に移動させることで、チャックテーブル10と切削ユニット20とを相対的にZ軸方向に沿って切り込み送りするものである。
図1に示すように、図示せぬX軸移動ユニット、Y軸移動ユニット40及びZ軸移動ユニット50は、軸心回りに回転自在に設けられた周知のボールねじ、ボールねじを軸心回りに回転させる周知のモータ及びチャックテーブル10又は切削ユニット20をX軸方向、Y軸方向又はZ軸方向に移動自在に支持する周知のガイドレールを備える。
図1に示すように、切削装置1は、チャックテーブル10のX軸方向の位置を検出するため図示せぬX軸方向位置検出ユニットと、切削ユニット20のY軸方向の位置を検出するための図示せぬY軸方向位置検出ユニットと、切削ユニット20のZ軸方向の位置を検出するためのZ軸方向位置検出ユニットとを備える。X軸方向位置検出ユニット及びY軸方向位置検出ユニットは、X軸方向、又はY軸方向と平行なリニアスケールと、読み取りヘッドとにより構成することができる。Z軸方向位置検出ユニットは、モータのパルスで切削ユニット20のZ軸方向の位置を検出する。X軸方向位置検出ユニット、Y軸方向位置検出ユニット及びZ軸方向位置検出ユニットは、チャックテーブル10のX軸方向、切削ユニット20のY軸方向又はZ軸方向の位置を制御ユニット4に出力する。
図1に示すように、切削装置1は、切削前後の被加工物を収容するウェーハカセット61を昇降可能に支持するカセットエレベータ60と、切削後の被加工物を洗浄する洗浄ユニット70と、ウェーハカセット61に被加工物を出し入れするとともに被加工物を搬送する搬送手段である搬送ユニット80とを備える。
図1に示すように、ウェーハカセット61は、被加工物(ウェーハユニット222(図2))を収容するための箱状の収容器であり、その開口が搬入出領域92に対向する状態でカセットエレベータ60の上面に載置される。
図1に示すように、洗浄ユニット70は、被加工物を吸引保持するとともに、Z軸方向と平行な軸心回りに回転するスピンナーテーブル71と、スピンナーテーブル71に吸引保持された被加工物に洗浄液を供給する洗浄液供給ノズルとを備える。
図1に示すように、搬送アーム81,82を有する搬送ユニット80は、被加工物を加工ユニット2に供給するとともに、ウェーハカセット61、チャックテーブル10、及び洗浄ユニット70の間で被加工物を搬送するものである。ウェーハカセット61から搬出されたウェーハユニット222(図2)は、加工前後において、一対の仮置レール812に一時的に載置される。
図1に示すように、切削ブレードを自動で交換するためのブレード交換ユニット3が、支持フレーム5の背面側でかつ加工領域91よりも搬入出領域92から離れた位置に配置される。ブレード交換ユニット3は、図4に示すように、ユニット本体31と、ナットホルダ32と、ブレードホルダ34とを備える。
図1、及び、図4に示すように、ブレード交換ユニット3のユニット本体31は、支持フレーム5の背面側に設置され、Z軸方向に昇降自在な支持テーブル311上に設けられている。また、支持テーブル311は、図示せぬ移動ユニットによりX軸方向に移動自在に設けられている。なお、支持テーブル311をX軸方向、及び、Z軸方向に移動させる移動ユニットの構成は、前述した移動ユニット40,50と同様に、周知のボールねじ、周知のモータ及び周知のガイドレールにより構成することができる。
図4に示すように、ユニット本体31は、支持テーブル311上に設けられた被支持部312と、被支持部312対しモータによりX軸方向と平行な軸心回りに回転自在に設けられた回転部313と、を備える。
図4に示すように、ナットホルダ32とブレードホルダ34は、回転部313に取り付けられ、かつ互いにX軸方向に間隔をあけて配置されている。ナットホルダ32は、ブレードホルダ34よりも搬入出領域92(図1)寄りに配置されている。
図4に示すように、ナットホルダ32は、図3に示される切削ユニット20のブレード固定ナット26をブレードマウント24のボス部241から取外し、取外したブレード固定ナット26を保持するとともに、保持したブレード固定ナット26を再度ブレードマウント24のボス部241に取り付けるものである。ナットホルダ32は、回転部313に取り付けられたエアシリンダを有する移動手段319によりX軸方向に対して直交する方向に移動自在に設けられている。
図5に示すように、ナットホルダ32は、移動手段319(図4)によりX軸方向に対して直交する方向に移動自在に設けられた円筒状のモータケース321と、モータケース321内に配設された電動モータ322と、電動モータ322の駆動軸に連結された円柱状の回動部材323と、回動部材323の外周を覆う作動リング324と、モータケース321と作動リング324とを連結する第2エアシリンダ325と、を備える。
図5に示すように、電動モータ322は、駆動軸をX軸方向と直交する方向に配置し、駆動軸を軸心回りに回転することで、回動部材323を軸心回りに回転させる。回動部材323は、外径が段階的に変化する円柱状に形成され、かつ駆動軸に連結された小径部326と、小径部326と同軸に配置されて小径部326に連なるとともに小径部326よりも外径が大きな大径部327とを一体に備える。電動モータ322の駆動軸と、モータケース321と、回動部材323とは同軸となる位置に配置されている。
図5に示すように、作動リング324は、底部328を回転部313寄りに配置し、かつ駆動軸、モータケース321及び回動部材323と同軸に配置された有底筒状(円筒状)に形成されている。作動リング324は、底部328に回動部材323の小径部326を通す通し孔329を設けている。作動リング324は、第2エアシリンダ325のピストンロッドに連結しており、第2エアシリンダ325のピストンロッドが伸縮することで、図5において実線で示す位置と二点鎖線で示す位置とに亘って、回動部材323と同じ軸方向にスライドする。なお、作動リング324の回転部313から離れた側の端には、後述する把持部材330を通す切欠き331が設けられている。
図5に示すように、ナットホルダ32は、回動部材323の大径部327の端面から突出した4つの回動ピン332をそれぞれ90度ずらして配設している。回動ピン332は、基端(図5において左端)に円形状の係合部333を備えており、係合部333が回動部材323の端面に設けられたシリンダ穴334に摺動可能に配設されている。シリンダ穴334の底面と係合部333との間には、圧縮スプリング335が配設されている。圧縮スプリング335は、回動ピン332を端面から突出させる方向に付勢している。なお、シリンダ穴334には、回動ピン332の係合部333と係合し回動ピン332の脱落を規制するストッパー部336が設けられている。上述した4つの回動ピン332は、ブレード固定ナット26に設けられた4つのピン係合孔261に嵌合する位置に配設されている。
図5に示すように、ナットホルダ32は、回動部材323の外周にそれぞれ90度ずらして配設された4つの把持部材330を備える。把持部材330は、アーム状に形成され、長手方向が回動部材323の軸方向に沿って配置されている。把持部材330は、先端部にブレード固定ナット26の外周に設けられた係合溝262に係合可能で大径部327の端面よりも回転部313から離れた把持爪337を備えており、回転部313寄りの基端部が回動部材323の小径部326の外周面に揺動可能に支持されている。
図5に示すように、把持部材330は、基端部を中心として揺動することにより、把持爪337同士が互いに近接/離反する。また、回動部材323の外周面と把持部材330の中央部との間には、圧縮スプリング338が配設されている。圧縮スプリング338は、把持爪337が常に径方向外側に向かうように把持部材330を付勢している。
図5に示すように、このように構成されたナットホルダ32は、図5の実線で示す位置では、把持部材330の把持爪337同士が離れて、把持爪337のブレード固定ナット26の係合溝262への係合が解除される。また、ナットホルダ32は、第2エアシリンダ325のピストンロッドが伸張して、作動リング324を図5中の2点鎖線で示す位置に移動すると、把持部材330の把持爪337同士が近付いて、把持爪337がブレード固定ナット26の係合溝262に係合する。
図4及び、図6に示すように、ブレードホルダ34は、切削ブレード21のハブ基台212の保持するものである。ブレードホルダ34は、回転部313(図4)に取り付けられたエアシリンダを有する移動手段359によりX軸方向に対して直交する方向に移動自在に設けられている。
図6に示すように、ブレードホルダ34は、移動手段359(図4)によりX軸方向に対して直交する方向に移動自在に設けられた円筒状の連結部341と、連結部341の先端に取り付けられる保持軸部342と、保持軸部342の先端部に設けられるヒーター343と、保持軸部342の外周を覆う作動リング346と、連結部341と作動リング346とを連結する第3エアシリンダ347と、を備える。
図6に示すように、連結部341の先端に取り付けられる保持軸部342は、連結部341側の小径部342aと、連結部341と反対側の小径部342aよりも外径が大きな大径部342bと、を有して構成される。大径部342bには、図3に示されるブレードマウント24のボス部241を挿入するための装着用穴342cが開口される。
図6に示すように、作動リング346は、底部348が連結部341寄りに配置され、かつ、連結部341及び保持軸部342と同軸に配置された有底筒状(円筒状)に形成されている。作動リング346は、底部348に保持軸部342の小径部342aを通す通し孔348aを設けている。作動リング346は、第3エアシリンダ347のピストンロッドに連結しており、第3エアシリンダ347のピストンロッドが伸縮することで、図6において実線で示す位置と二点鎖線で示す位置とに亘って、保持軸部342と同じ軸方向にスライドする。なお、作動リング346において、連結部341から離れた側の端には、後述する把持部材350を通す切欠き349が設けられている。
図6に示すように、ブレードホルダ34は、保持軸部342の外周にそれぞれ90度の位相をもって配設された4つの把持部材350を備える。把持部材350は、アーム状に形成され、長手方向が保持軸部342の軸方向に沿って配置されている。各把持部材350は、切削ブレード21のハブ基台212のフランジ部216の外周面216aに当接する把持爪351を備えており、各把持部材350の各把持爪351により、合計4箇所においてハブ基台212のフランジ部216を挟持できるよう構成される。
図6に示すように、各把持部材350は、連結部341寄りの基端部が保持軸部342の小径部342aの外周面に揺動可能に支持されている。把持部材350は、基端部を中心として揺動することにより、把持爪351同士が互いに近接/離反する。また、保持軸部342の外周面と把持部材350の中央部との間には、圧縮スプリング358が配設されている。圧縮スプリング358は、把持爪351が常に径方向外側に向かうように把持部材350を付勢している。
図6に示すように、このように構成されたブレードホルダ34は、図6の実線で示す位置では、把持部材350の把持爪351同士が離れて、把持爪351による切削ブレード21のハブ基台212の保持が解除される。また、ブレードホルダ34は、第3エアシリンダ347のピストンロッドが伸張して、作動リング346を図6中の2点鎖線で示す位置に移動すると、把持部材350の把持爪351同士が近付いて、把持爪351が切削ブレード21のハブ基台212を挟持し、図7に示す状態となる。
図6に示すように、保持軸部342の大径部342bの端面342dには、ヒーター343が設けられている。ヒーター343は、把持爪351にて切削ブレード21を把持した状態において、ハブ基台212のフランジ部216の端面216bに当接する。ヒーター343には、装着用穴342cと同一の内径を有する貫通用穴343cが形成される。
図6に示すように、ヒーター343は、例えば、シート状のシリコンラバーヒーターにより構成することができ、図示せぬワイヤーハーネスを介して電源部に接続され、通電により所定の温度に昇温される構成とすることができる。
図7(A)に示すように、ヒーター343に切削ブレード21のフランジ部216を当着させた状態で、ヒーター343の温度を昇温させることで、フランジ部216の温度を昇温させることができる。
図7(B)に示すように、このようにハブ基台212のフランジ部216の温度を上昇させることにより、フランジ部216の嵌合孔214の内径が拡げられ、後述するように、ブレードマウント24のボス部241に対する温度変形によるしまり嵌めや、加熱による取外し(抜き出し)を可能とするものである。なお、切削ブレード21の嵌合孔214の内径が、ブレードマウント24のボス部241の外径よりも大きい場合においても、嵌合孔214の内径が拡げられることにより、切削ブレード21の着脱をスムーズに行うことが可能となる。
また、本実施例のように、シート状のヒーター343を使用することによれば、加熱面が広く形成される面状のヒーターを構成することができ、フランジ部216の端面216bを均一に加熱することが可能となり、ひいては、フランジ部216の嵌合孔214を均一、かつ、効率よく拡げることが可能となる。
図1、及び、図4に示すように、以上のように構成したブレード交換ユニット3は、支持テーブル311をZ軸方向に昇降させる図示せぬ移動ユニットと、支持テーブル311をX軸方向に移動させる図示せぬ移動ユニットと、により、Z軸方向、及び、X軸方向に移動可能に構成される。そして、支持フレーム5の背面側の位置となる待機位置と、ナットホルダ32及びブレードホルダ34を切削ユニット20に対向させる交換位置と、に位置づけ可能となっている。
図1に示すように、制御ユニット4は、上述した切削装置1の各構成要素をそれぞれ制御して、被加工物200に対する加工動作や、ブレード交換ユニット3の動作を切削装置1に実施させるものである。なお、制御ユニット4は、CPU(central processing unit)のようなマイクロプロセッサを有する演算処理装置と、ROM(read only memory)又はRAM(random access memory)のようなメモリを有する記憶装置と、入出力インターフェース装置とを有するコンピュータである。制御ユニット4の演算処理装置は、記憶装置に記憶されているコンピュータプログラムに従って演算処理を実施して、切削装置1を制御するための制御信号を、入出力インターフェース装置を介して切削装置1の上述した構成要素に出力する。
図1に示すように、制御ユニット4は、加工動作の状態や画像などを表示する液晶表示装置などにより構成される図示せぬ表示ユニットと、オペレータが加工内容情報などを登録する際に用いる入力ユニットとに接続されている。入力ユニットは、表示ユニットに設けられたタッチパネル機能や、キーボード等の外部入力装置により構成することができる。
なお、以上に説明したブレード交換ユニットの形態は図4等に示される構成に限定されるものではなく、ナットホルダ32と、ブレードホルダ34がブレードマウント24に対面する位置に位置付け可能とするものであればよく、具体的な構成を限定するものではない。また、ブレードホルダ34を複数組備え、ブレードマウント34から取外されるべきブレードと、新たに取付けられる交換用のブレードを、それぞれ保持する構成としてもよい。また、ブレード搬送用治具100にブレードを収容する形態に限定されず、ブレードの嵌合孔に保持軸を挿入してブレードを保持するブレードストッカを別に設けることとしてもよい。また、ナットホルダ32についても以上に説明した実施例に限定されるものではなく、ブレードマウント24にて切削ブレード21を吸引保持(バキューム保持)する装置構成ではブレード固定ナット26が不要となることから、ナットホルダ32の構成も不要となる。
次に、図4に示すブレード交換ユニットによる切削ブレードの交換について説明する。
<切削ブレードの装着について>
まず、図7(A)に示すように、未調整の切削ブレード21をブレードホルダ34にて保持する。ここで、未調整の切削ブレード21は、例えば、図8に示すウェーハカセット61に収容されるブレード搬送用治具100に載置することで供給されることができる。即ち、ブレード搬送用治具100をチャックテーブル10(図1)に搬送し、下向きに配置したブレードホルダ34にてピックアップするものである。
図8は、ブレード搬送用治具100の一例を示すものであり、板状のブレード搬送用治具100の上面101aに、切削ブレード21を載置する載置部101を複数(この例では4個)備えて構成される。各載置部101は、一つの切削ブレード21を位置決めして配置するものである。載置部101は、ブレード搬送用治具100の上面101aから立設した筒状の立設筒部102と、立設筒部102内に設けられブレード搬送用治具100の上面101aから立設した位置決め凸部103と、を有して構成される。立設筒部102の内径は、切削ブレード21の切り刃213の外縁よりも大きく構成され、立設筒部102の内側に切削ブレード21を収容可能に構成する。
図7(A)に示すように、切削ブレード21(ハブ基台212)をブレードホルダ34にて保持した状態において、フランジ部216に当接させたヒーター343を昇温させ、切削ブレード21(ハブ基台212)を所定の温度まで加熱する。これにより嵌合孔214の内径が拡げられ、ブレードマウント24のボス部241の外径よりも大きくなる。
図7(B)に示すように、連結部341をブレードマウント24のボス部241に向けて伸長し、嵌合孔214にボス部241を貫挿させる。次いで、ブレードホルダ34による把持を解除し、連結部341を後退させることで、ボス部241に対する切削ブレード21(ハブ基台212)の装着が完了する。この装着は、嵌合孔214の内径が拡げられていることでスムーズに行うことができる。
次いで、図9に示すように、ナットホルダ32で保持していたブレード固定ナット26をボス部241の雄ネジ243に締結することで、切削ブレード21がブレード固定ナット26とブレードマウント24の間で挟持されるようにして、切削ブレード21の装着が完了する。
<切削ブレードの取外しについて>
切削ブレードを取外す際には、図9に示すように、ナットホルダ32にてブレード固定ナット26を緩めて取外した後、図7(B)に示すように、ブレードホルダ34のヒーター343を切削ブレード21(ハブ基台212)に当着させて、所定の温度まで加熱する。この加熱により、嵌合孔214の内径が拡げられ、ブレードマウント24のボス部241の外径よりも大きくなる。
次いで、図7(A)に示すように、切削ブレード21(ハブ基台212)をブレードホルダ34にて保持し、ブレードホルダ34をブレードマウント24から離れる方向に後退させることで、ボス部241から切削ブレード21をスムーズに取外すことができる。取外された切削ブレードは、図8に示すブレード搬送用治具100に戻される。
なお、以上に説明した切削ブレードの装着、取外しは、治具を利用して手作業で行うこととしてもよい。この治具は、例えば、図10に示されるように、切削ブレード21のハブ基台212部分を把持可能であって、ハブ基台212を加熱可能なヒーター402を備えるブレード把持具400により実現することができる。
次に、切削ブレードの取り付け/取外しの手順の例について説明する。図11は、以下の手順を示すフローチャート図である。
<S1:切削ブレード準備ステップ>
切削ブレードを準備するステップである。図8に示すように、未調整の切削ブレード21をブレード搬送用治具100にセットし、ハンドリングできるような状態とするステップである。切削ブレード21は、図3に示すように、切削ブレード21は、アルミニウム合金等の金属で構成され、加熱冷却により伸縮する円環状のハブ基台212と、ハブ基台212の外周を囲むように形成される円環状の切り刃213を有するものである。
<S2:切削ブレード保持ステップ>
切削ブレード21を切削ユニット20のブレードマウント24に装着するために保持するステップである。図10に示すように、ブレードホルダ34にて切削ブレード21を保持するとともに、図7(A)に示すように、切削ブレード21の嵌合孔214をブレードマウント24のボス部241に対向させるものである。
<S3:切削ブレード加熱ステップ>
切削ブレード21のハブ基台212を加熱し、嵌合孔214を内径を拡げるステップである。図7(A)、及び、図10に示すように、ブレードホルダ34にて切削ブレード21を保持した状態において、ヒーター343に通電して昇温させ、ヒーター343に接触するハブ基台212を熱伝導により加熱することにより行われる。
<S4:切削ブレード装着ステップ>
加熱により嵌合孔214を拡げた切削ブレード21をブレードマウント24に装着するステップである。図7(B)に示すように、ブレード交換ユニットの連結部341をブレードマウント24のボス部241に向けて伸長し、嵌合孔214にボス部241を貫挿させる。次いで、ブレードホルダ34による把持を解除し、連結部341を後退させることで、ボス部241に対する切削ブレード21(ハブ基台212)が装着される。この装着は、嵌合孔214の内径が拡げられていることでスムーズに行うことができる。
そして、装着後はハブ基台212が冷却されることで、嵌合孔214の内径がボス部241の外径よりも小さい場合には、嵌合孔214とボス部241がしまり嵌めされた状態となる。この冷却は、放置による自然冷却により実施する他、エアブローや冷却水などの冷却流体を供給することで、実施することとしてもよい。
次いで、図8に示すように、ナットホルダ32の把持部材330にて保持したブレード固定ナット26をブレードマウント24の雄ネジ243に締結する。
なお、ブレード固定ナット26を用いずに、切削ブレード21のブレードマウント24に対する固定が完了する装置構成とすることもできる。例えば、切削ブレード21がブレードマウント24に対ししまり嵌めされた状態で固定を完了することとする装置構成や、ブレードマウント24にて切削ブレード21を吸引保持(バキューム保持)する装置構成等であり、この場合は、ブレード固定ナット26が不要となり、また、ナットホルダ32の構成も不要となる。
<S5:切削加工>
以上のように取付けた切削ブレードによる切削加工が行われる。この切削加工においては、装着された切削ブレードの軸芯のズレが生じ難くいものとなっているため、高精度な加工が可能となる。
<S6:切削ブレード取外しステップ>
切削加工の繰り返しにより交換の必要が生じた切削ブレードは、以下のようにして取外される。まず図8に示すように、ブレード固定ナット26をナットホルダ32の把持部材330にて保持するとともに、ブレード固定ナット26を緩めることでブレードマウント24の雄ネジ243からブレード固定ナット26を取外す。
次いで、図7(B)に示すように、ブレードホルダ34のヒーター343を切削ブレード21のフランジ部216に当接させて加熱し、嵌合孔214を拡げることで、ボス部241に対する嵌合を緩めるとともに、把持部材350でフランジ部216を把持しつつ連結部341を後退させることで、切削ブレード21が取外される。
取外された切削ブレード21は、チャックテーブルに保持されたブレード搬送用治具100(図8)の載置部101へと戻される。
以上のようにして本発明を実現することができる。
即ち、図4及び図7(A)(B)に示すように、
切削ブレード21のハブ基台212を保持する把持手段としての把持部材330と、
ハブ基台212を加熱する加熱面を構成する面状の加熱手段としてのヒーター343と、
切削ブレード21を切削ユニット20のブレードマウント24の軸方向に移動させる移動手段359と、
を有するブレード交換ユニット3により行わる、こととするものである。
このブレード交換ユニット3によれば、加熱により嵌合孔24の内径が拡げられているため、ボス部34をスムーズに挿入させることができる。特に、しまり嵌めによる固定がされる設計においては優れた取り付け性が実現でき、また、装着された切削ブレードの軸芯のズレが生じ難く高精度な加工が可能となる。また、切削ブレード21の取外しも加熱により嵌合孔24の内径が拡げられることでスムーズに行うことができる。
また、図1、及び、図4に示すように、ブレード交換ユニット3を有する切削装置1とするものである。
この構成によれば、ブレード交換ユニット3により切削ブレード21を自動で交換可能であり、生産性に優れた切削装置を実現することができる。
1 切削装置
2 加工ユニット
3 ブレード交換ユニット
20 切削ユニット
21 切削ブレード
23 スピンドル
24 ブレードマウント
25 マウント固定ナット
26 ブレード固定ナット
31 ユニット本体
32 ナットホルダ
34 ブレードホルダ
52 ドレス材
212 ハブ基台
213 切り刃
214 嵌合孔
216 フランジ部
216a 外周面
216b 端面
241 ボス部
242 フランジ部
243 雄ネジ
341 連結部
342 保持軸部
342a 小径部
342b 大径部
342c 装着用穴
342d 端面
343 ヒーター
343c 貫通穴
346 作動リング
347 エアシリンダ
350 把持部材
351 把持爪
359 移動手段

Claims (2)

  1. 切削ブレードのハブ基台を保持する把持手段と、
    該ハブ基台を加熱する加熱面を構成する面状の加熱手段と、
    該切削ブレードを切削ユニットのブレードマウントの軸方向に移動させる移動手段と、
    を有するブレード交換ユニット。
  2. 請求項1に記載のブレード交換ユニットを有する切削装置。
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