JP2021083221A - Ipmロータ製造方法 - Google Patents

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【課題】スロットと当該スロット内の永久磁石との間に、ロータコアの外周面における磁束低下を招く隙間が生じていないIPMロータを製造可能とする。【解決手段】IPMロータ製造方法は、第1主面における磁束密度が第2主面における磁束密度よりも高くなるように未着磁の磁石素材を着磁する一次着磁工程と、前記磁石素材をロータコアのスロットに差し入れ、前記第1主面を前記スロットの内壁面に磁力によって吸着させる挿入工程と、前記スロット内の前記磁石素材を着磁する二次着磁工程と、を有する。前記挿入工程では、前記ロータコアの外周面側に位置する前記スロットの外側内壁面に前記第1主面を吸着させる。前記二次着磁工程では、前記一次着磁工程において前記磁石素材に与える磁界よりも強い磁界を前記磁石素材に与える。【選択図】図5

Description

本発明は、モータを構成するロータの製造方法に関し、特に磁石埋込型のモータを構成するロータの製造方法に関する。
ロータ及びステータを主要な構成要素とするモータが多くの電動機や発電機に用いられている。従来のモータの1つとして、磁石埋込型のモータが知られている。磁石埋込型のモータは、ロータコアとロータコアに埋め込まれた磁石とを備える磁石埋込型のロータを有する。上記のような磁石埋込型のモータは「IPM(Interior Permanent Magnet)モータ」と呼ばれ、磁石埋込型のロータは「IPM(Interior Permanent Magnet)ロータ」と呼ばれることがある。
IPMロータの従来の製造方法の1つでは、磁石素材をロータコアに形成されているスロットに挿入した後、ロータコアの外部から磁石素材に強磁界を与えて磁石素材を着磁する(特許文献1)。IPMロータの従来の製造方法の他の1つでは、着磁されている磁石素材(永久磁石)をロータコアに形成されているスロットに挿入する。つまり、従来のIPMロータ製造方法は、未着磁の磁石素材をロータコア内で着磁する「後着磁方式」と、着磁済の磁石素材(永久磁石)をロータコア内に配置する「前着磁方式」と、に大別することができる。
図10に、前着磁方式のIPMロータ製造方法によって製造されたIPMロータ100の一例を示す。IPMロータ100の主要な構成要素であるロータコア101は全体として略円柱状に形成されており、図10にはロータコア101の一方の端面が示されている。ロータコア101には、軸方向に延びる複数のスロット102が設けられており、それらスロット102はロータコア101の周方向に沿って所定ピッチで並んでいる。永久磁石103は、スロット102に挿入可能な平板形状を有し、一方の主面はN極に着磁され、他方の主面はS極に着磁されている。従来のIPMロータ製造方法では、永久磁石103をそれぞれのスロット102に挿入してロータコア101の内部に配置する。
特開2018−98842号公報
図10に示されるように、永久磁石103をスロット102に挿入し易くすべく、スロット102は永久磁石103よりも若干大きく形成されている。例えば、スロット102の幅は永久磁石103の厚みよりも若干大きい。言い換えれば、スロット102の外側内壁面102aと内側内壁面102bとの対向間隔は、永久磁石103の厚みよりも若干大きい。この結果、隣接するスロット102のそれぞれに、互いの同極同士が向き合うように2つの永久磁石103を挿入すると、それら永久磁石103同士が反発し合い、各スロット102内に隙間が生じる。例えば、図10に拡大して示されている2つのスロット102には、互いのN極同士が向き合うように2つの永久磁石103が挿入されている。この場合、紙面右側のスロット102に挿入された永久磁石103は、当該スロット102の内側内壁面102bに押し付けられ、紙面左側のスロット102に挿入された永久磁石103は、当該スロット102の内側内壁面102bに押し付けられる。この結果、それぞれのスロット102の外側内壁面102aと永久磁石103との間に隙間104が生じる。同様の原理により、図10に拡大して示されている2つのスロット102以外の各スロット102においても、当該スロット102の外側内壁面102aと当該スロット102に挿入された永久磁石103との間に隙間104が生じる。このようにして、全て又は多数のスロット102において、スロット102の外側内壁面102aと当該スロット102に挿入された永久磁石103との間に隙間104が生じ、ロータコア101の外周面における磁束が低下してしまう。
ここでは、前着磁方式を例にとって従来のIPMロータ製造方法の課題について説明した。しかし、後着磁方式のIPMロータ製造方法においても、何らかの手段によって磁石素材をスロット内で固定した上で着磁を行わない限り上記と同様の問題が発生し得る。
本発明の目的は、スロットと当該スロット内の永久磁石との間に、ロータコアの外周面における磁束低下を招く隙間が生じていないIPMロータを製造可能とすることである。
本発明のIPMロータ製造方法は、第1主面における磁束密度が前記第1主面の反対側の第2主面における磁束密度よりも高くなるように、未着磁の磁石素材を着磁する一次着磁工程と、前記磁石素材をロータコアのスロットに差し入れ、前記第1主面を前記スロットの内壁面に磁力によって吸着させる挿入工程と、前記スロット内の前記磁石素材を着磁する二次着磁工程と、を有する。前記挿入工程では、前記スロットの対向する2つの内壁面のうち、前記ロータコアの外周面側に位置する外側内壁面に前記磁石素材の前記第1主面を吸着させる。前記二次着磁工程では、前記一次着磁工程において前記磁石素材に与える磁界よりも強い磁界を前記磁石素材に与える。
本発明の一態様では、前記一次着磁工程では、前記磁石素材の前記第1主面の側のみを着磁する。
本発明の他の一態様では、IPMロータ製造方法は、前記磁石素材が差し入れられている前記スロット内に充填材を注入する固定工程をさらに有する。前記固定工程は、前記挿入工程の後であって、前記二次着磁工程の前に実施される。
本発明の他の一態様では、前記固定工程では、前記充填材として接着剤を用いる。
本発明によれば、スロットと当該スロット内の永久磁石との間に、ロータコアの外周面における磁束低下を招く隙間が生じていないIPMロータを製造することができる。
本発明のIPMロータ製造方法によって製造されたロータを含むIPMモータの斜視図である。 図1に示されるIPMモータの構造を示す平面図である。 図1に示されるIPMモータに含まれるロータコアの平面図である。 図1に示されるIPMモータを構成するロータの平面図である。 本発明のIPMロータ製造方法に含まれる工程を示す説明図である。 一次着磁工程で用いられる着磁装置の一例を示す模式図である。 挿入工程を示す説明図である。 固定工程を示す説明図である。 (a),(b)は、仮着磁の異なる態様を示す説明図である。 従来のIPMロータ製造方法によって製造されたロータの平面図である。
以下、本発明のIPMロータ製造方法の実施形態の一例について図面を参照しながら詳細に説明する。本実施形態に係るIPMロータ製造方法によって製造されるIPMロータは、図1に示されるIPMモータ1Aを構成するものである。そこで、図1に示されるIPMモータ1Aについて概説した後に、本実施形態に係るIPMロータ製造方法について詳細に説明する。
図1に示されるIPMモータ1Aは、概ね円筒形のモータハウジング2を有する。モータハウジング2の下端からはケーブル3が引き出されおり、ケーブル3の先端には不図示のコントローラ等に接続されるコネクタ3aが設けられている。また、モータハウジング2の外周面には不図示の電源線が接続される動力線接続部4が設けられている。さらに、モータハウジング2の上面からは出力軸21の端部が突出している。
図2に示されるように、モータハウジング2の内部には、ステータ10と、本実施形態に係るIPMロータ製造方法によって製造されたIPMロータ20と、が収容されている。以下の説明では、IPMロータ20を「ロータ20」と略称する場合がある。
ステータ10は、環状に並べられ、かつ、一体化された複数の分割ステータコア11の集合体である。それぞれの分割ステータコア11には、インシュレータ13を介して銅線14が巻回されている。つまり、ステータ10には、環状に並ぶ複数のコイルが設けられている。
ロータ20は、ステータ10の内側に配置され、かつ、回転自在に支持されている。具体的には、ステータ10はモータハウジング2に固定されている一方、ロータ20の中心に固定されている出力軸21は、軸受を介してモータハウジング2に固定されている。そして、ステータ10とロータ20との間には所定のエアギャップが設けられている。この結果、ロータ20は、モータハウジング2及びステータ10に対して回転自在となっている。
図2に示されるように、ロータ20は、ロータコア30と、ロータコア30の内側に配置された複数の永久磁石40と、を有する。図3に示されるように、ロータコア30は、磁性鋼板の積層体であって、出力軸21が挿通される貫通孔31と、永久磁石40(図2)が配置される複数のスロット32と、を備えている。本実施形態におけるロータコア30には16個のスロット32が設けられており、それら16個のスロット32は、貫通孔31の周囲に当該貫通孔31を取り囲むように配置されている。
それぞれのスロット32は、ロータコア30の外周面側に位置する外側内壁面32a及び当該外側内壁面32aと対向する内側内壁面32bの少なくとも2つの内壁面を含んでいる。本実施形態におけるロータコア30では、当該ロータコア30の周方向において隣接し、かつ、互いの外側内壁面32aが向き合っている2つのスロット32によって1つのスロット対が構成されている。つまり、本実施形態にロータコア30には、8つのスロット対32A〜32Hが設けられている。
図4に示されるように、各スロット対32A〜32Hを構成している2つのスロット32に挿入された永久磁石40によって、それら2つのスロット32の間のロータコア30の一部がそれぞれ励磁されている。各スロット対32A〜32Hには、ロータコア30の周方向に沿ってN極に励磁される部分とS極に励磁される部分とが交互に並ぶように、永久磁石40が配置されている。つまり、8つのスロット対32A〜32Hに挿入された16個の永久磁石40によって、ロータコア30に図4に示される磁極パターン(周方向に沿ってN極とS極とが交互に現れる磁極パターン)が形成されている。
それぞれの永久磁石40は、スロット32に挿入可能な平板形状を有し、一方の主面側はN極に着磁され、他方の主面側はS極に着磁されている。そして、スロット対32Aを構成している2つのスロット32には、それらスロット32の外側内壁面32a(図3)にN極が対向する向きで永久磁石40が配置されている。言い換えれば、スロット対32Aを構成している2つのスロット32においては、それらスロット32の外側内壁面32a(図3)と永久磁石40のN極に着磁された側の主面とが対向している。一方、スロット対32Aの隣のスロット対32Bを構成している2つのスロット32には、それらスロット32の外側内壁面32a(図3)にS極が対向する向きで永久磁石40が配置されている。言い換えれば、スロット対32Bを構成している2つのスロット32においては、それらスロット32の外側内壁面32a(図3)と永久磁石40のS極に着磁された側の主面とが対向している。さらに、スロット対32Bの隣のスロット対32Cを構成している2つのスロット32には、それらスロット32の外側内壁面32a(図3)にN極が対向する向きで永久磁石40が配置されている。言い換えれば、スロット対32Cを構成している2つのスロット32においては、それらスロット32の外側内壁面32a(図3)と永久磁石40のN極に着磁された側の主面とが対向している。
次に、図2等に示されているロータ20の製造方法について説明する。本実施形態に係るロータ製造方法には、図5に示される一次着磁工程(Step1),挿入工程(Step2),固定工程(Step3)及び二次着磁工程(Step4)が含まれる。
図5に示されている一次着磁工程(Step1)では、着磁装置を用いて未着磁の磁石素材を着磁する。一次着磁工程(Step1)は、例えば図6に示される着磁装置50を用いて実施することができる。図6に示される着磁装置50は、それぞれに着磁コイル51が設けられた2つの着磁ヨーク52を備えている。一次着磁工程(Step1)では、着磁ヨーク52を磁石素材41の第1主面41aに近接させて磁石素材41に比較的弱い磁界を与える。このとき、磁界の強度をコントールして、第1主面41aにおける磁束密度が第1主面41aの反対側の第2主面41bにおける磁束密度よりも高くなるように磁石素材41を着磁する。好ましくは、磁石素材41の第1主面41aの側のみを着磁する。言い換えれば、磁石素材41の第1主面41aのみを着磁し、第2主面41bは着磁しない。より好ましくは、磁石素材の第1主面41a上の複数個所のみを着磁する。以下の説明では、一次着磁工程(Step1)における着磁を「仮着磁」と呼ぶ場合がある。
次に、図5に示される挿入工程(Step2)について説明する。挿入工程(Step2)では、図7に示されるように、仮着磁された磁石素材41をロータコア30の各スロット32に差し入れる。このとき、仮着磁されている磁石素材41の第1主面41aを各スロット32の外側内壁面32aの側に向けて磁石素材41をスロット32に差し入れ、磁石素材41の第1主面41aをスロット32の外側内壁面32aに磁力によって吸着させる。
次に、図5に示されている固定工程(Step3)について説明する。固定工程(Step3)では、図8に示されるように、磁石素材41が差し入れられた各スロット32内に充填材60を注入する。このとき、スロット32内の磁石素材41の第1主面41aは、仮着磁によって発生した磁力によってスロット32の外側内壁面32aに吸着している。つまり、磁石素材41の第1主面41aとスロット32の外側内壁面32aとは密着している一方、磁石素材41の第2主面41bとスロット32の内側内壁面32bとの間には隙間61が生じている。よって、スロット32内に注入された充填材60は、専ら磁石素材41の第2主面41bとスロット32の内側内壁面32bとの間の隙間61に充填され、当該隙間61を埋める。この結果、磁石素材41は、第1主面41aがスロット32の外側内壁面32aに密着した状態でスロット32内に固定される。本実施形態では、充填材60として接着剤を用いたので、磁石素材41をスロット32においてより確実に固定することができる。尚、一次着磁工程(Step1)と挿入工程(Step2)との間に、一次着磁工程(Step1)によって仮着磁された磁石素材41の表面(少なくとも第1主面41a)に接着剤を塗布する工程を設けることによって固定工程(Step3)を省略することもできる。
スロット32に注入した充填材60を加熱等によって硬化させた後、図5に示される二次着磁工程(Step4)を実施する。二次着磁工程(Step4)では、ロータコア30に図4に示されている磁極パターンが形成されるように、それぞれのスロット32内の磁石素材41を着磁する。二次着磁工程(Step4)を実施する際、スロット32内の磁石素材41は、第1主面41aがスロット32の外側内壁面32aに密着した状態で固定されている(図8)。よって、二次着磁工程(Step4)の前後を通じて、磁石素材41とスロット32の外側内壁面32aとの間に隙間が生じることはない。そして、二次着磁工程(Step4)による着磁によって磁石素材41が永久磁石40(図4)になる。以下の説明では、二次着磁工程(Step4)における着磁を「本着磁」と呼ぶ場合がある。
以上のように、本実施形態に係るロータ製造方法によれば、スロット32と当該スロット32内の永久磁石40との間に、ロータコア30の外周面における磁束低下を招く隙間が生じていないロータ20が製造される。
尚、本着磁では、仮着磁よりも強い磁界を磁石素材41に与える。言い換えれば、仮着磁では、本着磁よりも弱い磁界を磁石素材41に与える。仮着磁よりも強い磁界が与えられる本着磁により、仮着磁によって磁石素材41に生じた磁極は消滅し、磁石素材41の第1主面41a側はN極に着磁され、第2主面41b側はS極に着磁される。また、二次着磁工程(Step4)は、従来の後着磁方式のIPMロータ製造方法で用いられている着磁装置等を用いて実施することができる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、仮着磁によって磁石素材41に生じさせる磁極の態様は図6に示される態様に限られない。図9(a),(b)に、仮着磁によって磁石素材41に生じさせる磁極態様の異なる例を示す。図9(a)に示される態様では、磁石素材41の第1主面41aの半分がN極とされ、残りの半分がS極とされている。図9(b)に示される態様では、磁石素材41の第1主面41aにN極とS極とが3つずつ形成され、かつ、それらN極とS極とが磁石素材41の長手方向に沿って交互に配置されている。
また、上記実施形態におけるロータ20(ロータコア30)には16個のスロットが設けられていたが、本発明のIPMロータ製造方法によって製造されるロータに設けられるスロットの数やロータに埋め込まれる永久磁石の数に特に制限はない。
1A IPMモータ
2 モータハウジング
3 ケーブル
3a コネクタ
4 コネクタ接続部
10 ステータ
11 分割ステータコア
13 インシュレータ
14 銅線
20,100 IPMロータ(ロータ)
21 出力軸
30,101 ロータコア
31 貫通孔
32,102 スロット
32A〜32H スロット対
32a,102a 外側内壁面
32b,102b 内側内壁面
40,103 永久磁石
41 磁石素材
41a 第1主面
41b 第2主面
50 着磁装置
51 着磁コイル
52 着磁ヨーク
60 充填材
61,104 隙間

Claims (4)

  1. 第1主面における磁束密度が前記第1主面の反対側の第2主面における磁束密度よりも高くなるように、未着磁の磁石素材を着磁する一次着磁工程と、
    前記磁石素材をロータコアのスロットに差し入れ、前記第1主面を前記スロットの内壁面に磁力によって吸着させる挿入工程と、
    前記スロット内の前記磁石素材を着磁する二次着磁工程と、を有し、
    前記挿入工程では、前記スロットの対向する2つの内壁面のうち、前記ロータコアの外周面側に位置する外側内壁面に前記磁石素材の前記第1主面を吸着させ、
    前記二次着磁工程では、前記一次着磁工程において前記磁石素材に与える磁界よりも強い磁界を前記磁石素材に与える、
    IPMロータ製造方法。
  2. 前記一次着磁工程では、前記磁石素材の前記第1主面の側のみを着磁する、
    請求項1に記載のIPMロータ製造方法。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のIPMロータ製造方法において、
    前記磁石素材が差し入れられている前記スロット内に充填材を注入する固定工程をさらに有し、
    前記固定工程は、前記挿入工程の後であって、前記二次着磁工程の前に実施される、
    IPMロータ製造方法。
  4. 前記固定工程では、前記充填材として接着剤を用いる、
    請求項3に記載のIPMロータ製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023021984A1 (ja) * 2021-08-18 2023-02-23 株式会社デンソー 回転電機の回転子、及び回転子の製造方法
WO2024009450A1 (ja) * 2022-07-07 2024-01-11 三菱電機株式会社 ロータ、電動機、送風機、空気調和装置およびロータの製造方法

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