JP2021082722A - 太陽電池モジュール - Google Patents
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Abstract
【課題】発電面積の異なる太陽電池セルの配置を工夫することで、出力が低下することを抑制することができる太陽電池モジュールを提供する。【解決手段】直列接続された複数の太陽電池セルクラスター3,3を備え、各太陽電池セルクラスター3は、並列接続された複数の太陽電池セルストリング4を備え、複数の太陽電池セルストリング4は、第1の発電面積を有する第1太陽電池セル5の複数で構成される第1太陽電池セルストリング51と、第1の発電面積と異なる第2の発電面積を有する第2太陽電池セル6の複数で構成される第2太陽電池セルストリング61と、を備え、各々の太陽電池セルクラスター3,3に備える第1太陽電池セルストリング51の個数と第2太陽電池セルストリング61の個数とが、それぞれ同数である。【選択図】図1
Description
本発明は、一方向に並べられた複数の太陽電池セルを電気的に接続して構成される太陽電池セルストリングが複数集合した太陽電池セルクラスターの複数を接続して構成される太陽電池モジュールに関する。
例えば、非特許文献1の図10に示された太陽電池モジュールでは、シングリング方式で15個の太陽電池セルを直列に接続して構成した太陽電池セルストリングの6個をシングリングの接続方向と垂直な方向に配列して並列に接続することで太陽電池セルクラスターを構成し、構成した太陽電池セルクラスターの3個を配列して直列に接続することで太陽電池モジュールを構成している。
Cell-to-Module (CTM) Analysis for Photovoltaic Modules with Shingled Solar Cells(IEEE Xploreに追加された日付2018年11月5日)著者:Max Mittag,Tobias Zech,Martin Wiese,David Blasi,Matthieu Ebert,Harry Wirth
上記非特許文献1では、太陽電池セルストリングを構成する複数の太陽電池セルを同一の発電面積を有するものから構成することによって、太陽電池セルストリング内における電気特性(特に電流)を一致させるようにしている。
ところで、所定の電極パターンが形成された略正方形状(例えば8角形)の分割前セルを小区画(少なくとも3区画以上)に均等分割し、分割された太陽電池セルを例えばシングリング接続により接続して略矩形状の太陽電池セルストリングを構成する場合に、次のような不都合が発生する。つまり、分割された太陽電池セルのうち、端部側に位置する太陽電池セルは、分割前セルの形状に起因した隅に面取りのある形状であるため、両端部の間に位置する矩形状の太陽電池セルに比べて発電面積が減少し、電気特性(特に電流)が異なる。このため、電気特性が異なる複数種類の太陽電池セルを用いて太陽電池セルストリングを構成すると、太陽電池セルストリング内で流れる電流のミスマッチが発生し、太陽電池セルストリングとしての電流値が、最も電流の小さい太陽電池セルの電流値に律速されてしまう。その結果、太陽電池セル電力を効率的に取り出せない(出力が低下する)という不都合が生じる。
そこで、本発明は、かかる実情に鑑み、発電面積の異なる太陽電池セルの配置を工夫することで、出力が低下することを抑制することができる太陽電池モジュールを提供することを課題とする。
本発明に係る太陽電池モジュールは、直列接続された複数の太陽電池セルクラスターを備え、該太陽電池セルクラスターの各々は、並列接続された複数の太陽電池セルストリングを備え、該太陽電池セルストリングの各々は、複数の太陽電池セルと、該複数の太陽電池セルを接続する導電性の接続部材とを備え、前記太陽電池セルの各々は、該太陽電池セルの受光面に設けられた受光面側集電電極と、前記太陽電池セルの裏面に設けられた裏面側集電電極とを備え、前記複数の太陽電池セルのうち、一の太陽電池セルの前記受光面側集電電極の一部と、前記一の太陽電池セルと隣接する他の太陽電池セルの前記裏面側集電電極の一部とが重なった状態で、前記接続部材を介して接続されており、前記複数の太陽電池セルストリングは、第1の発電面積を有する第1太陽電池セルの複数で構成される第1太陽電池セルストリングと、第1の発電面積と異なる第2の発電面積を有する第2太陽電池セルの複数で構成される第2太陽電池セルストリングと、を備え、各々の前記太陽電池セルクラスターに備える前記第1太陽電池セルストリングの個数と前記第2太陽電池セルストリングの個数とが、それぞれ同数であることを特徴としている。
かかる構成によれば、複数の太陽電池セルストリングが、第1の発電面積を有する第1太陽電池セルの複数で構成される第1太陽電池セルストリングと、第1の発電面積と異なる第2の発電面積を有する第2太陽電池セルの複数で構成される第2太陽電池セルストリングとで、構成されることによって、第1太陽電池セルストリング内で流れる電流及び第2太陽電池セルストリング内で流れる電流のミスマッチが生じることがない。しかも、各々の太陽電池セルクラスターに備える第1太陽電池セルストリングの個数と第2セルストリングの個数とを、それぞれ同数にすることによって、各々に流れる太陽電池セルクラスターの電流を同一にすることができ、直列接続される複数の太陽電池セルクラスター間に流れる電流のミスマッチが発生することがない。
また、本発明に係る太陽電池モジュールは、前記第1太陽電池セルは、第一形状の太陽電池セルからなり、前記第2太陽電池セルは、前記第1太陽電池セルよりも面積の小さい第二形状の太陽電池セルからなっていてもよい。
上記のように、第一形状の太陽電池セルからなる第1太陽電池セルを用いて第1太陽電池セルストリングを構成し、第1太陽電池セルよりも面積の大きい第二形状の太陽電池セルを用いて第2太陽電池セルストリングを構成することができる。
また、本発明に係る太陽電池モジュールは、前記第二形状の太陽電池セルは、隅に面取りのある形状であり、前記第一形状の太陽電池セルは、長辺と短辺を有した略矩形状であってもよい。
上記構成によれば、切断前の原料セルの隅部から切り出される面取りのある第一形状の太陽電池セルを有効に利用することができる。
また、本発明に係る太陽電池モジュールは、略正方形状の分割前太陽電池セルを一の辺に略平行でかつ略均等に3個以上に分割して得られた端部側の分割セルが、前記第2太陽電池セルであり、前記端部側の2個の分割セルの間に位置する中間の分割セルが前記第1太陽電池セルであってもよい。
上記構成によれば、端部側の分割セルである第1太陽電池セルを用いて第1太陽電池セルストリングを構成し、中間の分割セルである第2太陽電池セルを用いて第2太陽電池セルストリングを構成することができる。
以上より、本発明によれば、発電面積の異なる太陽電池セルの配置を工夫して、電流のミスマッチが生じないようにすることができるので、出力が低下することを抑制することができる太陽電池モジュールを提供することができる。
以下、本発明の一実施形態に係る太陽電池モジュールについて、図面を参照しつつ説明する。
図1に、太陽電池モジュール1を示している。なお、図1の紙面において、左右方向(横方向)をX方向とし、上下方向(縦方向)をY方向として説明する。この太陽電池モジュール1は、略矩形状(X方向に長い長方形状)の基台2と、基台2上にX方向に配置された2組の太陽電池セルクラスター3,3と、を備えている。
図1の紙面上で左側の太陽電池セルクラスター3の上側の端辺部と下側の端辺部とはそれぞれ、太陽電池セルクラスター3のプラス極、およびマイナス極となっている。また、右側の太陽電池セルクラスター3の上側の端辺部と下側の端辺部とはそれぞれ、太陽電池セルクラスター3のマイナス極、およびプラス極となっている。右側の太陽電池セルクラスター3の上側の端辺部と左側の太陽電池セルクラスター3の上側の端辺部とは、接続配線15を介して直列に接続されている。各太陽電池セルクラスター3は、Y方向に長い太陽電池セルストリング4の5つを後述する複数の第1太陽電池セル5(又は複数の第2太陽電池セル6)の接続方向に対して垂直の方向(X方向)に並べた状態で、接続配線15を介して並列に接続されて構成されている。
太陽電池セルストリング4は、同一形状(図1では長方形)で同一面積を有する複数(図1では39個)の第一形状の第1太陽電池セル5で構成される第1太陽電池セルストリング51と、同一形状(隅に面取り部6A,6Aのある台形状)で同一面積を有し、かつ、第1太陽電池セル5の面積よりも小さな面積を有する複数(第1太陽電池セルストリング51を構成する第1太陽電池セル5と同数であり、図1では39個)の第二形状の第2太陽電池セル6で構成される第2太陽電池セルストリング61と、を備えている。前記のように、太陽電池セルストリング4が、第1の発電面積を有する第1太陽電池セル5の複数で構成される第1太陽電池セルストリング51と、第1の発電面積と異なる第2の発電面積を有する第2太陽電池セル6の複数で構成される第2太陽電池セルストリング61とで、構成されることによって、第1太陽電池セルストリング51内で流れる電流及び第2太陽電池セルストリング61内で流れる電流のミスマッチが生じることがない。
Y方向で隣り合う第1太陽電池セル5,5同士が直列接続されている。また、Y方向で隣り合う第2太陽電池セル6,6同士が直列接続されている。これらの接続は、後述するシングリング接続によりなされる。各第1太陽電池セル5の幅(X方向)の寸法は、同一に構成され、また、各第2太陽電池セル6の幅(X方向)の寸法は、同一に構成されている。この実施形態では、第1太陽電池セル5の幅(X方向)の寸法と第2太陽電池セル6の幅(X方向)の寸法とを同一に構成し、かつ、第1太陽電池セル5の縦(Y方向)の寸法と第2太陽電池セル6の縦(Y方向)の寸法とを同一に構成している。これは、1枚の半導体基板を短冊状に切断することで第1太陽電池セル5及び第2太陽電池セル6が製造されるからである。一般的に、前記半導体基板は、四隅に面取り部を有するため、第2太陽電池セル6に面取り部6A,6A(図1参照)が形成される。したがって、面取り部6A,6Aが形成された分だけ、第2太電池ストリング61が第1太陽電池セルストリング51よりも小さい面積で構成されている。
そして、両端に位置する端部側太陽電池セルストリング4A,4Aのそれぞれが、第2太陽電池セルストリング61から構成されている。なお、左側の太陽電池セルクラスター3のX方向両端に位置する各第2太陽電池セルストリング61を構成する全ての第2太陽電池セル6の向きが、面取り6A,6Aのある側が下方を向いた向きになっているのに対して、右側の太陽電池セルクラスター3のX方向両端に位置する各第2太陽電池セルストリング61を構成する全ての第2太陽電池セル6の向きが、面取り6A,6Aのある側が上方を向いた向きになっている。
前記構成の太陽電池モジュール1は、X方向両端に位置する端部側太陽電池セルストリング4A,4Aのそれぞれを、第2太陽電池セルストリング61から構成するとともに、X方向中央部に位置する2つの太陽電池セルストリング4,4のそれぞれを、第2太陽電池セルストリング61から構成し、第2太陽電池セルストリング61,61間のそれぞれに位置する3つの太陽電池セルストリング4,4,4のそれぞれを、第1太陽電池セルストリング51から構成している。なお、第2太陽電池セルストリング61,61の位置は、図1に示すものに限定されない。
第1太陽電池セル5および第2太陽電池セル6は次にようにして得られる。図2〜図4及び図6(A)に示すように、四隅をカットした面取り部6A,6Aが形成された略矩形状である八角形状の半導体基板7にPN接合を形成する。この半導体基板7上に複数の集電電極(図2、図3の表側に備えるバスバー電極8と図4の裏側に備える裏面バスバー電極9)を形成することで太陽電池セルを構成することができる。この太陽電池セルを、一の辺10に略平行でかつ略均等に直線状の5本の分割ライン11で複数(図2,3では6つ)に等分すると、両端に位置する2つの面取り部6A,6Aを有する2つの台形の第2太陽電池セル6,6と、2つの台形の第2太陽電池セル6,6の間に分割される複数(4つ)の長方形状の第1太陽電池セル5,5,5,5と、を得ることができる(図5(B),(C)参照)。そのため、2種類の形状の第1太陽電池セル5及び第2太陽電池セル6を無駄なく用いて太陽電池モジュール1を構成しようとすると、図1のように、X方向両端以外の位置にも第2太陽電池セルストリング61,61を配置することになる。
前記複数の集電電極は、前記複数のバスバー電極8,9を含み、各バスバー電極に複数のフィンガー電極12(図3参照)が交差するように接続されている。この集電電極により、太陽電池セル(第1太陽電池セル5及び第2太陽電池セル6)に発生した電気を効率的に集めて取り出すことができる。
図2及び図3の両端に分割される第2太陽電池セル6,6のそれぞれの端の辺にバスバー電極8が設けられ、両端の第2太陽電池セル6,6間に分割される4個の第1太陽電池セル5,5,5,5のそれぞれは、左端部分にバスバー電極8が設けられている。つまり、左端の第2太陽電池セル6及び4個の第1太陽電池セル5,5,5,5が左端にバスバー電極8が設けられているのに対して、右端の第2太陽電池セル6は、右端にバスバー電極8が設けられている。
本実施形態では、図1において、左側に位置する太陽電池セルクラスター3に備える第1太陽電池セルストリング51の個数が3個で、第2太陽電池セルストリング61の個数が2個である。これに対して右側に位置する太陽電池セルクラスター3に備える第1太陽電池セルストリング51の個数が3個で、第2太陽電池セルストリング61の個数が2個である。このように、各々の太陽電池セルクラスター3又は3に備える第1太陽電池セルストリング51の個数と第2セルストリング61の個数とを、それぞれ同数にすることによって、各々に流れる太陽電池セルクラスター3の電流を同一にすることができ、直列接続される複数の太陽電池セルクラスター3,3間に流れる電流のミスマッチが発生することがない。
図5(A)〜図5(E)に分割される複数の第1太陽電池セル5及び第2太陽電池セル6の並びを示す。図5(A)は図2と同一の図である。太陽電池セルは、分割前の複数の第1太陽電池セル5及び第2太陽電池セル6の並び方向において両側に位置する第2太陽電池セル6,6が、図5(B)に示すように分割された第2太陽電池セル6,6となる。そして、残った中央側の部分が、図5(C)に示すように複数(4個)の第1太陽電池セル5に分割される。本実施形態でも従来と同様、分割された第2太陽電池セル6については幅方向(図示の左右方向)に反転させる必要があって、この反転により、図5(D)に示す同一形状(二隅に面取り部6A,6Aを有する形状)の2枚の第2太陽電池セル6,6が形成される。一方、中央に位置する複数の第1太陽電池セル5はそのまま分割され、図5(E)に示す同一形状(長方形状または短冊状)の4枚の複数の第1太陽電池セル5,5,5,5が形成される。
本実施形態における太陽電池セルストリング4を構成する複数の第1太陽電池セル5の並べ方を、図6及び図7に示している。つまり、下側に位置する第1太陽電池セル5が有するバスバー電極8に上側に位置する第1太陽電池セル5が有する裏面バスバー電極(図7参照)9が重なるように配置し、各電極8,9が重なった部分は、図7に示すように、導電性部材13を介して電気的に接続される(シングリング接続という)。なお、図7においてハッチングを付した部分は、半導体基板7の表面及び裏面に形成された透明電極層14である。このように配置することで、複数の第1太陽電池セル5が直列接続され、第1太陽電池セルストリング51を構成する。なお、複数の第2太陽電池セル6も複数の第1太陽電池セル5と同様に、直列接続される。
尚、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加え得ることは勿論である。
前記実施形態では、太陽電池モジュール1を2つの太陽電池セルクラスター3,3から構成したが、3つ以上の太陽電池セルクラスターから構成してもよい。
また、前記実施形態では、太陽電池セルクラスター3に、3つの第1太陽電池セルストリング51,51,51と2つの第2太陽電池セルストリング61,61とを備えたものを示したが、少なくとも1つの第1太陽電池セルストリングと1つの第2太陽電池セルストリングを備えるものであれば、第1太陽電池セルストリングの個数と第2太陽電池セルストリングの個数は、自由に設定可能である。ここで、第1太陽電池セル5および第2太陽電池セル6が、太陽電池セルを略N等分(Nは3以上の自然数)に分割することにより得られる場合には、第1太陽電池セルストリングの個数と第2太陽電池セルストリングの個数の比が、(N−2):2であることが好ましい。なぜならば、分割して得られる2種類の形状の第1太陽電池セル5及び第2太陽電池セル6を無駄なく用いて太陽電池モジュール1を構成することが可能となるからである。また、矩形状の第1太陽電池セル5の長短比がN:1(Nは3以上の自然数)の場合に、第1太陽電池セルストリングの個数と第2太陽電池セルストリングの個数との比が、(N−2):2であることが好ましい。なぜならば、分割して得られる2種類の形状の第1太陽電池セル5及び第2太陽電池セル6を無駄なく用いて太陽電池モジュール1を構成することが可能となるからである。前記分割数が増えれば増えるほど、第1太陽電池セル5と第2太陽電池セル6の面積比が大きくなり、電流ミスマッチの解消に有効となる一方、分割数が増えすぎると、シングリング接続箇所が増えてコスト増になるため、前記分割数は、好適には8以下であり、特に4−6が好ましい。
また、前記実施形態では、第2太陽電池セル6の形状を第1太陽電池セル5の形状と異ならせることで、第1太陽電池セル5の面積よりも小さな面積を有する第2太陽電池セル6を構成したが、第2太陽電池セル6のX方向の幅寸法を第1太陽電池セル5のX方向の幅寸法よりも小さくする、又は第2太陽電池セル6のY方向の寸法を第1太陽電池セル5のY方向の寸法よりも小さくすることによって、第1太陽電池セルの面積よりも小さな面積を有する第2太陽電池セル6を構成してもよい。
また、前記実施形態では、複数の太陽電池セルストリング4を太陽電池セルの接続方向に対して垂直の方向(直交する方向)に並べて電気的に接続したが、複数の太陽電池セルストリング4を太陽電池セルの接続方向に対して交わる方向に並べて電気的に接続してもよい。
1…太陽電池モジュール、2…基台、3…太陽電池セルクラスター、3…太陽電池クラスター、4…太陽電池セルストリング、4A…端部側太陽電池セルストリング、5…第1太陽電池セル、6…第2太陽電池セル、6A…面取り部、7…半導体基板、8…バスバー電極、9…裏面バスバー電極、10…一の辺、11…分割ライン、12…フィンガー電極、13…導電性部材、14…透明電極層、15…接続配線、51…第1太陽電池セルストリング、61…第2太陽電池セルストリング
Claims (4)
- 直列接続された複数の太陽電池セルクラスターを備え、
該太陽電池セルクラスターの各々は、並列接続された複数の太陽電池セルストリングを備え、
該太陽電池セルストリングの各々は、複数の太陽電池セルと、該複数の太陽電池セルを接続する導電性の接続部材とを備え、
前記太陽電池セルの各々は、該太陽電池セルの受光面に設けられた受光面側集電電極と、前記太陽電池セルの裏面に設けられた裏面側集電電極とを備え、
前記複数の太陽電池セルのうち、一の太陽電池セルの前記受光面側集電電極の一部と、前記一の太陽電池セルと隣接する他の太陽電池セルの前記裏面側集電電極の一部とが重なった状態で、前記接続部材を介して接続されており、
前記複数の太陽電池セルストリングは、第1の発電面積を有する第1太陽電池セルの複数で構成される第1太陽電池セルストリングと、第1の発電面積と異なる第2の発電面積を有する第2太陽電池セルの複数で構成される第2太陽電池セルストリングと、を備え、
各々の前記太陽電池セルクラスターに備える前記第1太陽電池セルストリングの個数と前記第2太陽電池セルストリングの個数とが、それぞれ同数であることを特徴とする太陽電池モジュール。 - 前記第1太陽電池セルは、第一形状の太陽電池セルからなり、前記第2太陽電池セルは、前記第1太陽電池セルよりも面積の小さい第二形状の太陽電池セルからなることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池モジュール。
- 前記第二形状の太陽電池セルは、隅に面取りのある形状であり、前記第一形状の太陽電池セルは、長辺と短辺を有した略矩形状であることを特徴とする請求項2に記載の太陽電池モジュール。
- 略正方形状の分割前太陽電池セルを一の辺に略平行でかつ略均等に3個以上に分割して得られた端部側の分割セルが、前記第2太陽電池セルであり、前記端部側の2個の分割セルの間に位置する中間の分割セルが前記第1太陽電池セルであることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の太陽電池モジュール。
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