JP2016152721A - 光発電デバイス - Google Patents
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Abstract
【課題】一方向に並べて配置され互いに直列接続された光電変換素子を有する太陽電池モジュールが一般的である。しかしながら、照射される光の光量の分布が大きい環境、例えば屋内で使用する場合には、光発電デバイスの出力電流が、光量の少ない部分に対応した光電変換素子の電流に律速されるため、光発電デバイスから出力される電力量が大きく低下するという問題があった。【解決手段】本発明の光発電デバイスは、複数の光電変換素子が電気的に直列接続された第1の光電変換素子列と、前記直列接続方向と交差する方向に複数の光電変換素子が電気的に直列接続された第2の光電変換素子列とを備え、第1の光電変換素子列と第2の光電変換素子列が並列接続された光発電デバイスである。【選択図】図1
Description
本発明は、光発電デバイスに関する
太陽電池に代表される光発電デバイスは、所望の電圧・電流を得るために複数の光電変換素子を直列接続および並列接続されているのが一般的である。特許文献1には、一方向に並べて配置され互いに直列接続された光電変換素子を有する太陽電池モジュールが開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示された一方向に直列接続された光電変換素子群から成る光発電デバイスを、照射光量の分布が大きい環境、例えば屋内、で使用する場合には、光発電デバイスの出力電流が、光量の少ない部分に対応した光電変換素子の電流に律速されるため、光発電デバイスから出力される電力量が大きく低下するという問題があった。例えば図15に示す一般的な住宅の屋内のような環境下において、採光部分(窓)151と対向した壁152では、下部から上部にかけて照射される光の強度が弱くなるような縦方向153の光量の勾配が生じ、採光部分(窓)151と隣り合う面(壁)154や床部分155では、採光部分(窓)151から遠ざかるにしたがって照射される光の強度が弱くなるような横方向156、157に光量の勾配が生じるので、同じ公称出力値の太陽電池を設置しても実際に出力される電力量は大きく異なってしまう。このように、設置環境により出力される電力量が大きく変化する為、光発電デバイスに接続した電力消費機器に十分な電力供給が出来ず、電力消費機器の動作に不具合が生じるおそれがある。
本発明は上記の問題点を鑑みて生み出されたものであって、設置環境の違いによる出力電力量低下が小さい光発電デバイスを提供することを目的とする。
本発明の光発電デバイスは、複数の光電変換素子が電気的に直列接続された第1の光電変換素子列と、前記直列接続方向と異なる方向に複数の光電変換素子が電気的に直列接続され、前記第1の光電変換素子列と並列接続された第2の光電変換素子列とを備えることを特徴とする。
本発明の光発電デバイスによれば、照射光量の分布がある環境で使用しても出力発電量の低下を低減することができる。
本発明に基づいた各実施の形態における光発電デバイスについて、以下、図を参照しながら説明する。尚、以下に説明する各実施形態において、個数、量などに言及する場合、特に記載が有る場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。また、同一の部品、相当部品に対しては、同一参照番号を付し、重複する説明は繰り返さない場合が有る。
(実施の形態1)
図1に実施の形態1における光発電デバイスの平面模式図を示す。図1では、6つの正方形の光電変換素子列2が配置されている。図示しないが、全ての光電変換素子列2の出力は並列接続されている。このように、本実施形態に係る光発電デバイスは、複数の光電変換素子列2が電気的に並列接続して構成されている。それぞれの光電変換素子列2は、複数の光電変換素子1を電気的に直列接続して構成されている。光電変換素子列2を構成する複数の光電変換素子1は、各光電変換素子の端部が直線状に並ぶように配置されている。光電変換素子列2を構成する複数の光電変換素子1は、各光電変換素子の少なくとも一部が直線上に並ぶように配置されていれば良い。
図1に実施の形態1における光発電デバイスの平面模式図を示す。図1では、6つの正方形の光電変換素子列2が配置されている。図示しないが、全ての光電変換素子列2の出力は並列接続されている。このように、本実施形態に係る光発電デバイスは、複数の光電変換素子列2が電気的に並列接続して構成されている。それぞれの光電変換素子列2は、複数の光電変換素子1を電気的に直列接続して構成されている。光電変換素子列2を構成する複数の光電変換素子1は、各光電変換素子の端部が直線状に並ぶように配置されている。光電変換素子列2を構成する複数の光電変換素子1は、各光電変換素子の少なくとも一部が直線上に並ぶように配置されていれば良い。
図2は、図1の光電変換素子列における光電変換素子の直列接続方向を示す図である。両矢印21は、それぞれの光電変換素子列における光電変換素子の直列接続方向を示している。6つの光電変換素子列は、隣り合う光電変換素子列の光電変換素子の直列接続方向が90度の角度をなすように配置されている。光電変換素子列は、光電変換素子の直列接続方向が少なくとも2つの光電変換素子列の間で異なるように配置されていれば良い。本構成により、照射光量の分布が大きい環境で光発電デバイスを使用しても出力発電量の低下を低減することができる。また、本実施の形態のように、光電変換素子列は、隣り合う光電変換素子列の光電変換素子の直列接続方向が異なるように配置されていることが望ましい。さらに、光電変換素子の直列接続方向が異なる光電変換素子列が交互に配置されていることが望ましい。
光電変換素子としては、シリコンや化合物等の半導体基板を用いた素子、基板上に第1電極層、半導体層、第2電極層が積層された薄膜型素子を用いることができる。特に、薄膜型素子は、各層をレーザ等でパターニングすることにより、複数の光電変換素子列を同一基板内に容易に作成することができるという利点を有する。
(実施の形態2)
図3は、実施の形態2における光発電デバイスの平面模式図である。実施の形態1と同様、本実施の形態に係る光発電デバイスは、複数の光電変換素子列2を組み合わせて構成されており、全ての光電変換素子列2は並列接続されている。本実施の形態では、光電変換素子列2は正方形を3等分した形状である。光電変換素子列2は、光電変換素子の3つ並べて配置されており、光電変換素子列群31を構成する。本実施形態では、6つの光電変換素子列群31が並べて配置されている。各光電変換素子列群31の外形は、正方形形状である。このように、光電変換素子列が正方形を等分した形状であれば、光電変換素子列を平面に隙間なく敷き詰めることが出来る。図4は、図3の光電変換素子列における光電変換素子の直列接続方向を示す図である。各光電変換素子列群31内の光電変換素子列2は、光電変換素子の直列接続方向が同じ方向である。隣り合う光電変換素子列群31の光電変換素子1の直列接続方向41は、互いに90度の角度をなすように配置されている。このように、少なくとも2つの光電変換素子列の間で、光電変換素子の直列接続方向が異なるように配置された構成とすることにより、照射光量の分布がある環境で光発電デバイスを使用しても出力発電量の低下を低減することができる。
図3は、実施の形態2における光発電デバイスの平面模式図である。実施の形態1と同様、本実施の形態に係る光発電デバイスは、複数の光電変換素子列2を組み合わせて構成されており、全ての光電変換素子列2は並列接続されている。本実施の形態では、光電変換素子列2は正方形を3等分した形状である。光電変換素子列2は、光電変換素子の3つ並べて配置されており、光電変換素子列群31を構成する。本実施形態では、6つの光電変換素子列群31が並べて配置されている。各光電変換素子列群31の外形は、正方形形状である。このように、光電変換素子列が正方形を等分した形状であれば、光電変換素子列を平面に隙間なく敷き詰めることが出来る。図4は、図3の光電変換素子列における光電変換素子の直列接続方向を示す図である。各光電変換素子列群31内の光電変換素子列2は、光電変換素子の直列接続方向が同じ方向である。隣り合う光電変換素子列群31の光電変換素子1の直列接続方向41は、互いに90度の角度をなすように配置されている。このように、少なくとも2つの光電変換素子列の間で、光電変換素子の直列接続方向が異なるように配置された構成とすることにより、照射光量の分布がある環境で光発電デバイスを使用しても出力発電量の低下を低減することができる。
(実施の形態3)
図5に実施の形態3に係る光発電デバイスを設置したテーブルの斜視図を示す。複数の光電変換素子1を電気的に直列接続して構成された光電変換素子列2が、テーブルの周縁部に並べて配置されている。光電変換素子列2は、隣り合う光電変換素子列2の光電変換素子1の直列接続方向が90度の角度をなすように配置されている。光電変換素子列2は、すべて並列接続しても良いし、複数のグループに分けてグループ毎に並列接続しても良い。本実施形態のような構成にすることによって、テーブルの設置環境において照射される光の光量分布の勾配がテーブルの奥行き方向の場合または左右方向の場合の何れの場合でも、光発電デバイスの出力発電量の違いを小さく抑えることができる。本実施形態のように、本発明の光発電デバイスは、建具や家具・電化製品などと共に屋内に設置することができる。屋内のように照射される光の光量分布が大きな環境では、本願発明の効果がより顕著になる。
図5に実施の形態3に係る光発電デバイスを設置したテーブルの斜視図を示す。複数の光電変換素子1を電気的に直列接続して構成された光電変換素子列2が、テーブルの周縁部に並べて配置されている。光電変換素子列2は、隣り合う光電変換素子列2の光電変換素子1の直列接続方向が90度の角度をなすように配置されている。光電変換素子列2は、すべて並列接続しても良いし、複数のグループに分けてグループ毎に並列接続しても良い。本実施形態のような構成にすることによって、テーブルの設置環境において照射される光の光量分布の勾配がテーブルの奥行き方向の場合または左右方向の場合の何れの場合でも、光発電デバイスの出力発電量の違いを小さく抑えることができる。本実施形態のように、本発明の光発電デバイスは、建具や家具・電化製品などと共に屋内に設置することができる。屋内のように照射される光の光量分布が大きな環境では、本願発明の効果がより顕著になる。
(実施の形態4)
図6に実施の形態4に係る光発電デバイスを設置した引き戸の平面模式図を示す。実施の形態2に係る光電変換素子列2と同様に、光電変換素子列2は正方形を3等分した形状である。光電変換素子列2は、光電変換素子の直列接続方向と垂直な方向に3つ並べて配置されており、光電変換素子列群61を構成する。光電変換素子列群61の外形は、正方形形状である。各光電変換素子列群61内の光電変換素子列2は、光電変換素子の直列接続方向が同じ方向である。本実施形態では、4つの光電変換素子列群61が引き戸62に設置されている。隣り合う光電変換素子列群61の光電変換素子1の直列接続方向は、互いに90度の角度をなすように配置されており、光電変換素子1の直列接続方向は、上下方向または左右方向とされている。本実施形態の構成によると、引き戸の設置環境における照射光の光量分布の勾配が、上下方向であっても左右方向であっても光発電デバイスの出力発電量の違いを小さく抑えることができる。
図6に実施の形態4に係る光発電デバイスを設置した引き戸の平面模式図を示す。実施の形態2に係る光電変換素子列2と同様に、光電変換素子列2は正方形を3等分した形状である。光電変換素子列2は、光電変換素子の直列接続方向と垂直な方向に3つ並べて配置されており、光電変換素子列群61を構成する。光電変換素子列群61の外形は、正方形形状である。各光電変換素子列群61内の光電変換素子列2は、光電変換素子の直列接続方向が同じ方向である。本実施形態では、4つの光電変換素子列群61が引き戸62に設置されている。隣り合う光電変換素子列群61の光電変換素子1の直列接続方向は、互いに90度の角度をなすように配置されており、光電変換素子1の直列接続方向は、上下方向または左右方向とされている。本実施形態の構成によると、引き戸の設置環境における照射光の光量分布の勾配が、上下方向であっても左右方向であっても光発電デバイスの出力発電量の違いを小さく抑えることができる。
(実施の形態5)
図7に実施の形態5における光発電デバイスの平面模式図を示す。本実施形態に係る光発電デバイス71は、正六角形状の外形を有し、ひし形状の3つの光電変換素子列2が配置されている。図示しないが、3つの光電変換素子列2は、電気的に並列接続されている。各光電変換素子列2は、複数の光電変換素子1を電気的に直列接続して構成されている。光電変換素子列2を構成する複数の光電変換素子1は、各光電変換素子1の端部が直線状に並ぶように配置されている。図8は、図7の光電変換素子列2の直列接続方向を示す図である。両矢印81で示した光電変換素子1の直列接続方向は同じ方向では無く、本実施形態の場合は、60°または120°ずらしてある。このように、少なくとも2つの光電変換素子列の間で、光電変換素子の直列接続方向が異なるように配置された構成とすることにより、照射光量の分布がある環境で光発電デバイスを使用しても出力発電量の低下を低減することができる。また、光発電デバイス71の外形が正六角形であるので、光発電デバイス71を平面に隙間なく敷き詰めることが出来る。
図7に実施の形態5における光発電デバイスの平面模式図を示す。本実施形態に係る光発電デバイス71は、正六角形状の外形を有し、ひし形状の3つの光電変換素子列2が配置されている。図示しないが、3つの光電変換素子列2は、電気的に並列接続されている。各光電変換素子列2は、複数の光電変換素子1を電気的に直列接続して構成されている。光電変換素子列2を構成する複数の光電変換素子1は、各光電変換素子1の端部が直線状に並ぶように配置されている。図8は、図7の光電変換素子列2の直列接続方向を示す図である。両矢印81で示した光電変換素子1の直列接続方向は同じ方向では無く、本実施形態の場合は、60°または120°ずらしてある。このように、少なくとも2つの光電変換素子列の間で、光電変換素子の直列接続方向が異なるように配置された構成とすることにより、照射光量の分布がある環境で光発電デバイスを使用しても出力発電量の低下を低減することができる。また、光発電デバイス71の外形が正六角形であるので、光発電デバイス71を平面に隙間なく敷き詰めることが出来る。
(実施の形態6)
図9に実施の形態6に係る光発電デバイスを設置したスピーカーの模式図を示す。実施の形態5に係る光発電デバイス71をスピーカー91に設置した際の模式図である。スピーカー91の設置環境の光量分布の勾配が、上下方向であっても左右方向であっても光発電デバイスの出力発電量の違いを小さく抑えることができる。
図9に実施の形態6に係る光発電デバイスを設置したスピーカーの模式図を示す。実施の形態5に係る光発電デバイス71をスピーカー91に設置した際の模式図である。スピーカー91の設置環境の光量分布の勾配が、上下方向であっても左右方向であっても光発電デバイスの出力発電量の違いを小さく抑えることができる。
(実施の形態7)
図10に実施の形態7における光発電デバイスの平面模式図を示す。各光電変換素子列は、実施の形態2と同様に正方形を3等分した形状である。光電変換素子列は、光電変換素子の直列接続方向104と垂直な方向に3つ並べて配置されており、光電変換素子列群101を構成する。光発電デバイスは、外形が正方形の16個の光電変換素子列群101により構成されている。各光電変換素子列群101における光電変換素子列は、光電変換素子の直列接続方向104が同じ方向である。隣り合う光電変換素子列群101の光電変換素子の直列接続方向104は、互いに90度の角度をなすように配置されている。各光電変換素子列群101は、正極102および負極103を有している。各光電変換素子列群101は、正極102または負極103の一端が、1箇所に集まるように配置されている。例えば、左上の4つの光電変換素子列群101aにおいては、負極103の一端が、4つの光電変換素子列群101aの中央に集まるように配置されている。左下、右上および右下に位置する4つの光電変換素子列群も、それぞれ同様の構成になるように配置されている。また、中央の4つの光電変換素子列群101bにおいては、正極102の一端が、4つの光電変換素子列群101bの中央に集まるように配置されている。
図10に実施の形態7における光発電デバイスの平面模式図を示す。各光電変換素子列は、実施の形態2と同様に正方形を3等分した形状である。光電変換素子列は、光電変換素子の直列接続方向104と垂直な方向に3つ並べて配置されており、光電変換素子列群101を構成する。光発電デバイスは、外形が正方形の16個の光電変換素子列群101により構成されている。各光電変換素子列群101における光電変換素子列は、光電変換素子の直列接続方向104が同じ方向である。隣り合う光電変換素子列群101の光電変換素子の直列接続方向104は、互いに90度の角度をなすように配置されている。各光電変換素子列群101は、正極102および負極103を有している。各光電変換素子列群101は、正極102または負極103の一端が、1箇所に集まるように配置されている。例えば、左上の4つの光電変換素子列群101aにおいては、負極103の一端が、4つの光電変換素子列群101aの中央に集まるように配置されている。左下、右上および右下に位置する4つの光電変換素子列群も、それぞれ同様の構成になるように配置されている。また、中央の4つの光電変換素子列群101bにおいては、正極102の一端が、4つの光電変換素子列群101bの中央に集まるように配置されている。
図11は、図10の光発電デバイスにおける光電変換素子列群の正極102および負極103を外部に取り出す配線図である。正極102が集まる箇所に共通正電極112が配置され、負極103が集まる箇所に共通負電極113が配置されている。共通正電極112には正極配線114が接続され、共通負電極113には負極配線115が接続されている。正極配線114および負極配線115は負荷116に接続され、光発電デバイスの出力が取り出される。光電変換素子列群の正極102および負極103がそれぞれ集まるように配置された構成であるため、出力を取り出す正極配線114および負極配線115の構成が簡易化される。
(実施の形態8)
図12に実施の形態8における光発電デバイスの平面模式図を示す。各光電変換素子列は、実施の形態2と同様に正方形を3等分した形状である。光電変換素子列は、光電変換素子の直列接続方向124と垂直な方向に3つ並べて配置されており、光電変換素子列群121を構成する。光発電デバイスは、外形が正方形の16個の光電変換素子列群121により構成されている。各光電変換素子列群121における光電変換素子列は、光電変換素子の直列接続方向124が同じ方向である。隣り合う光電変換素子列群121の光電変換素子の直列接続方向124は、互いに90度の角度をなすように配置されている。各光電変換素子列群121は、正極122および負極123を有している。各光電変換素子列群121は、正極122および負極123が、左上から右下にかけて階段状に配置されている。
図12に実施の形態8における光発電デバイスの平面模式図を示す。各光電変換素子列は、実施の形態2と同様に正方形を3等分した形状である。光電変換素子列は、光電変換素子の直列接続方向124と垂直な方向に3つ並べて配置されており、光電変換素子列群121を構成する。光発電デバイスは、外形が正方形の16個の光電変換素子列群121により構成されている。各光電変換素子列群121における光電変換素子列は、光電変換素子の直列接続方向124が同じ方向である。隣り合う光電変換素子列群121の光電変換素子の直列接続方向124は、互いに90度の角度をなすように配置されている。各光電変換素子列群121は、正極122および負極123を有している。各光電変換素子列群121は、正極122および負極123が、左上から右下にかけて階段状に配置されている。
図13は、図12の光発電デバイスにおける光電変換素子列群の正極122および負極123を外部に取り出す配線図である。階段状に配置された正極122は正極接続体125により相互に接続され、光発電デバイス周縁に位置する正極122が正極配線127に接続されている。負極123も同様に、負極接続体126により相互に接続され、光発電デバイス周縁に位置する負極123が負極配線128に接続されている。正極配線127および負極配線128は負荷136に接続され、光発電デバイスの出力が取り出される。光電変換素子列の正極122および負極123が階段状に配置されているため、隣り合う正極122どうし及び隣り合う負極123どうしを接続することが容易であり、出力を取り出す正極配線127および負極配線128を、光発電デバイス周縁に設けるだけで済み、出力配線構造が簡易化される。
(実施の形態9)
図14は、図12の光発電デバイスにおける光電変換素子列群の正極122および負極123を外部に取り出す配線図であり、図13の配線図の変形例である。階段状に配置された正極122は正極接続体125により相互に接続されている。負極123は、負極接続体126により相互に接続されている。正極122と電気的に接続されるように共通正電極142が配置され、負極123と電気的に接続されるように共通負電極143が配置されている。共通正電極142には正極配線147が接続され、共通負電極143には負極配線148が接続されている。正極配線147および負極配線148は負荷136に接続され、光発電デバイスの出力が取り出される。光電変換素子列の正極122および負極123が階段状に配置されているため、隣り合う正極122どうし、隣り合う負極123どうしを容易に接続することができ、正極配線147または負極配線148を接続する共通正電極142や共通負電極143の数を少なくすることができ、出力配線構造が簡易化できる。
図14は、図12の光発電デバイスにおける光電変換素子列群の正極122および負極123を外部に取り出す配線図であり、図13の配線図の変形例である。階段状に配置された正極122は正極接続体125により相互に接続されている。負極123は、負極接続体126により相互に接続されている。正極122と電気的に接続されるように共通正電極142が配置され、負極123と電気的に接続されるように共通負電極143が配置されている。共通正電極142には正極配線147が接続され、共通負電極143には負極配線148が接続されている。正極配線147および負極配線148は負荷136に接続され、光発電デバイスの出力が取り出される。光電変換素子列の正極122および負極123が階段状に配置されているため、隣り合う正極122どうし、隣り合う負極123どうしを容易に接続することができ、正極配線147または負極配線148を接続する共通正電極142や共通負電極143の数を少なくすることができ、出力配線構造が簡易化できる。
1 光電変換素子
2 光電変換素子列
21、41、81、104,124 直列接続方向
31、61、101、121 光電変換素子列群
102、122 正極
103、123 負極
112、142 共通正電極
113、143 共通負電極
114、127、147 正極配線
115、128、148 負極配線
116、136 負荷
125 正極接続体
126 負極接続体
2 光電変換素子列
21、41、81、104,124 直列接続方向
31、61、101、121 光電変換素子列群
102、122 正極
103、123 負極
112、142 共通正電極
113、143 共通負電極
114、127、147 正極配線
115、128、148 負極配線
116、136 負荷
125 正極接続体
126 負極接続体
Claims (5)
- 複数の光電変換素子が電気的に直列接続された第1の光電変換素子列と、
前記直列接続方向と異なる方向に複数の光電変換素子が電気的に直列接続された第2の光電変換素子列とを備え、
前記第1の光電変換素子列と前記第2の光電変換素子列は並列接続されている光発電デバイス。 - 請求項1記載の光発電デバイスであって、前記第1の光電変換素子列および前記第2の光電変換素子列を構成する前記光電変換素子は、それぞれの光電変換素子列において直線上に並ぶように配置されていることを特徴とする光発電デバイス。
- 請求項1または請求項2に記載の光発電デバイスであって、前記第1の光電変換素子列の直列接続方向と前記第2の光電変換素子列の直列接続方向が成す角度が90度である光発電デバイス。
- 請求項3に記載の光発電デバイスであって、前記光電変換素子列が、正方形または正方形を等分した形状である光発電デバイス。
- 請求項1または請求項2に記載の光発電デバイスであって、前記第1の光電変換素子列の直列接続方向と前記第2の光電変換素子列の直列接続方向が成す角度が、60度もしくは120度である光発電デバイス。
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109039265A (zh) * | 2018-05-06 | 2018-12-18 | 合肥工业大学 | 一种高聚光无追踪式太阳能收集装置 |
US10749035B2 (en) | 2016-08-03 | 2020-08-18 | Nikon Corporation | Semiconductor device, pH sensor, biosensor, and manufacturing method for semiconductor device |
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-
2015
- 2015-02-18 JP JP2015029874A patent/JP2016152721A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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