JP2021082387A - ヒータ装置 - Google Patents

ヒータ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2021082387A
JP2021082387A JP2019206284A JP2019206284A JP2021082387A JP 2021082387 A JP2021082387 A JP 2021082387A JP 2019206284 A JP2019206284 A JP 2019206284A JP 2019206284 A JP2019206284 A JP 2019206284A JP 2021082387 A JP2021082387 A JP 2021082387A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermal fuse
heater
heater device
heat generating
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019206284A
Other languages
English (en)
Inventor
真志 梶
Shinji Kaji
真志 梶
拓也 唐澤
Takuya Karasawa
拓也 唐澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Cosmos Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Cosmos Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Cosmos Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Cosmos Electric Co Ltd
Priority to JP2019206284A priority Critical patent/JP2021082387A/ja
Publication of JP2021082387A publication Critical patent/JP2021082387A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Resistance Heating (AREA)
  • Fuses (AREA)

Abstract

【課題】異常加熱の検出精度を上げることが可能なヒータ装置を提供する。【解決手段】ヒータ装置は、面状の発熱面を有するヒータ本体と、ヒータ本体に配置され、発熱面に面接触する接触部を有する温度ヒューズと、を備える。例えば、温度ヒューズは、温度ヒューズが配置される位置から発熱面の周縁部の位置まで直線状に延在するリード線を有する。また、例えば、接触部は、発熱面の周縁部に面接触する。【選択図】図4

Description

本発明は、ヒータ装置に関する。
例えば、特許文献1には、筒状のケースと、ケースの内部に配置されるヒューズ素子と、ケースとヒューズ素子との間の隙間に充填される封止剤と、を備える温度ヒューズが開示されている。
また、例えば、特許文献2には、筒状の温度ヒューズと、温度ヒューズが配置された面状のヒータとを備え、ヒータに異常加熱が生じた場合、温度ヒューズが切断し、ヒータへの給電が停止されるヒータ装置が開示されている。
特開2012−216478号公報 特開2018−142542号公報
ところで、特許文献1に開示された温度ヒューズは、例えば、ヒータ本体の発熱面に沿うように配置されて、ヒータ本体の異常加熱を検出する。この場合、筒状のケースがヒータ本体の発熱面に点や線で接触するため、筒状のケースとヒータ本体の発熱面との接触領域が狭い。これにより、ヒータ本体の熱がケース内のヒューズ素子に伝わり難く、集熱性が低下し、異常加熱を検出する精度が低下するという問題がある。
仮に、集熱性を上げるため、例えば、発泡テープによりケースを固定する場合、部品点数が増えて、コストが嵩む。また、ヒューズ素子から延在するリード線を集熱部とすることにより、集熱性を上げる場合、例えば、リード線を長くして発熱面をつづら折りに引き回すことが必要になる。また、ヒューズ素子は、感温精度を上げるため、発熱面の中央部もしくは重心部に配置する必要がある。これにより、ヒータ装置が大型化する。
本発明の目的は、異常加熱の検出精度を上げることが可能なヒータ装置を提供することである。
上記の目的を達成するため、本発明におけるヒータ装置は、
面状の発熱面を有するヒータ本体と、
前記ヒータ本体に配置され、前記発熱面に面接触する接触部を有する温度ヒューズと、
を備える。
本発明によれば、異常加熱の検出精度を上げることができる。
本発明の一実施の形態に係るヒータ装置を概略的に示す図である。 図1のA−A線断面図である。 温度ヒューズを概略的に示す図である。 図3のB−B線断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係るヒータ装置を概略的に示す図である。図2は、図1のA−A線断面図である。図1には、X軸、Y軸およびZ軸が描かれている。図1において左右方向をX方向といい、左方向を「+X方向」、右方向を「−X方向」という。また、図1において上下方向をY方向といい、上方向を「+Y方向」、下方向を「−Y方向」という。また、図1の紙面に直交する方向を奥行き方向又は表裏方向といい、手前方向を「+Z方向」、「表側」又は「表方向」、奥方向を「−Z方向」、「裏側」又は「裏方向」という。
図1および図2に示すように、ヒータ装置1は、例えば、カメラユニットの内部(設置位置)に配置される。ヒータ装置1は、カメラユニット内の空気を加温し、カメラユニットに接するガラス面(例えば、自動車のフロントガラス)の曇り止めを行うものである。ヒータ装置1は、ヒータ本体2と、温度ヒューズ3と、断熱シート4とを備える。
ヒータ本体2は、図2に示すように、両面テープ21と、ベース基板22と、発熱体23と、粘着材24と、保護フィルム25とを有している。
両面テープ21は、例えば、ベース基板22の裏側(−Z方向)面に配置される。両面テープ21は、その両面に合成樹脂系粘着材が塗布される粘着テープである。両面テープ21は、ベース基板22を設置位置に貼り付ける。
ベース基板22は、例えば、耐熱性、電気絶縁性、可撓性、および、耐屈曲性を有する基板である。ベース基板22は、公知の材料、例えば、ポリエチレンテレフタレートやポリエチレンナフタレート、ポリイミドなどの樹脂材料で製造される。
発熱体23は、線状又は箔状の発熱素子を、ベース基板22の表面側に面状に配置されたものである。発熱体23は、ベース基板22の表面上を蛇行するように配置される。これにより、発熱体23は、ベース基板22の表面に密に配置されるとともに、面状発熱に近い加熱効果を奏する。図1に、発熱体23の一端部23a、および、発熱体他端部23bを示す。
粘着材24は、保護フィルム25をベース基板22の表面側に貼り付ける。発熱体23は、ベース基板22と保護フィルム25との間に挟まれた状態で固定される。
保護フィルム25は、例えば、耐熱性、電気絶縁性、可撓性、および、耐屈曲性を有する樹脂フィルムである。保護フィルム25の表面は、「面状の発熱面」に相当する。
次に、温度ヒューズ3について図3および図4を参照して説明する。図3は、温度ヒューズ3を概略的に示す図である。図4は、図3のB−B線断面図である。
温度ヒューズ3は、例えば、図2に示すように、保護フィルム25の表面(面状の発熱面)に配置される。
温度ヒューズ3は、保護フィルム25の表面に面接触する。温度ヒューズ3は、例えば、矩形薄型板状の外形形状を有する。
温度ヒューズ3は、基板31と、可溶部34と、リード線39と、を有する。
基板31は、図2に示すように、保護フィルム25の表面に面接触し、ヒータの熱を基板31を通して可溶部34(図3を参照)に伝える。ヒータの温度が所定の温度よりも上昇した場合に可溶部34が溶断することで、発熱体23への通電を遮断する。
断熱シート4の裏側(−Z方向)面には粘着材が塗布される。断熱シート4は、ヒータ本体2および温度ヒューズ3(リード線39を含む)を表面から被覆し、かつ、密着する。これにより、ヒータ本体2と温度ヒューズ3との密着性を上げることができる。
上記実施の形態に係るヒータ装置1は、保護フィルム25の表面(平面状の発熱面)を有するヒータ本体2と、ヒータ本体2に配置され、発熱面に面接触する基板31(接触部)を有する温度ヒューズ3とを備える。これにより、基板31が発熱面からの熱を集める集熱性が向上する。その結果、ヒータ本体2の異常加熱の検出精度を上げることが可能となる。さらに、リード線を集熱部として用いる必要がないため、リード線を発熱面に沿ってつづら折りに引き回すことなく、リード線を短くすることができるため、ヒータ装置1の小型化を図ることができる。ひいては、ヒータ装置1が複数の発熱面を有する場合、それぞれの発熱面に温度ヒューズを配置することが可能となる。
また、温度ヒューズ3は薄型板状の外形形状を有する。これにより、ヒータ装置1を薄型にすることができるため、ヒータ装置1を狭小の隙間に搭載することが可能となる。また、温度ヒューズ3が薄型であるため、温度ヒューズ3を保護するための例えば発泡テープが不要となる。
また、温度ヒューズ3が薄型板状の外形形状を有し、かつ、粘着材付きの断熱シート4を用いるため、断熱シート4が温度ヒューズ3を被覆し、かつ、密着した場合、断熱シートを曲げたとき、断熱シート4に応力がかかり難くなる。その結果、発熱素子に負荷がかかり難くなるため、発熱素子が断線し難くなる。その結果、堅牢性を上げることができる。また、堅牢性を上げるための部品を用いる必要がないため、部品点数を削減することができ、コスト低減することが可能となる。
また、温度ヒューズ3の集熱性が向上するため、異常加熱の検出精度を低下することなく、温度ヒューズを小型化することができる。これにより、ヒータ装置1の小型化を図ることが可能となる。
その他、上記実施の形態は、何れも本発明の実施をするにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
上記実施の形態では、温度ヒューズ3は、保護フィルム25の表面(面状の発熱面)の中央部に配置されるが、本発明はこれに限らない。例えば、温度ヒューズ3を保護フィルム25の表面の端部(X方向の端部やY方向の端部)や隅部(左上隅、左下隅、右上隅、右下隅)に配置してもよい。発熱面に面接触する基板31(接触部)を備えることで、温度ヒューズ3が保護フィルム25の表面の端部や隅部に配される場合でも、発熱面からの熱を集める集熱性の低下を抑えることができる。また、発熱面の中央部を、加熱対象を加熱するための有効な領域として確保することが可能となる。
温度ヒューズ3は、上記実施の形態では矩形丸形や楕円形であっても良い。なお、温度ヒューズ3が配置される周辺の形状に応じて、温度ヒューズが様々な形状を採ることで、ヒータ装置1の小型化を図ることができる。
温度ヒューズ3は、バイメタルやPTCサーミスタ、温度センサICであっても良い。これらの場合であっても、バイメタル等は、ヒータ本体の発熱面に面接触する接触部を有する。
本発明は、異常加熱の検出精度を上げることが要求されるヒータ装置に好適に利用される。
1 ヒータ装置
2 ヒータ本体
3 温度ヒューズ
4 断熱シート
21 両面テープ
22 ベース基板
23 発熱体
24 粘着材
25 保護フィルム
31 基板
34 可溶部
39 リード線

Claims (3)

  1. 面状の発熱面を有するヒータ本体と、
    前記ヒータ本体に配置され、前記発熱面に面接触する接触部を有する温度ヒューズと、
    を備えるヒータ装置。
  2. 前記温度ヒューズは、前記温度ヒューズが配置される位置から前記発熱面の周縁部の位置まで直線状に延在するリード線を有する、
    請求項1に記載のヒータ装置。
  3. 前記接触部は、前記発熱面の周縁部に面接触する、
    請求項1または2に記載のヒータ装置。
JP2019206284A 2019-11-14 2019-11-14 ヒータ装置 Pending JP2021082387A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019206284A JP2021082387A (ja) 2019-11-14 2019-11-14 ヒータ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019206284A JP2021082387A (ja) 2019-11-14 2019-11-14 ヒータ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021082387A true JP2021082387A (ja) 2021-05-27

Family

ID=75965809

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019206284A Pending JP2021082387A (ja) 2019-11-14 2019-11-14 ヒータ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021082387A (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4874338U (ja) * 1971-12-20 1973-09-14
JPH09311570A (ja) * 1996-05-16 1997-12-02 Canon Inc 画像形成装置
JP2004281062A (ja) * 2003-03-12 2004-10-07 Denso Corp 車両用電気ヒータ装置
JP2009095663A (ja) * 2007-09-28 2009-05-07 Panasonic Corp 便座装置
US20180124871A1 (en) * 2016-10-31 2018-05-03 Gentherm Gmbh Carbon veil heater and method of making
JP2019119321A (ja) * 2017-12-28 2019-07-22 株式会社ニフコ 車両用ウインド装置の断熱構造

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4874338U (ja) * 1971-12-20 1973-09-14
JPH09311570A (ja) * 1996-05-16 1997-12-02 Canon Inc 画像形成装置
JP2004281062A (ja) * 2003-03-12 2004-10-07 Denso Corp 車両用電気ヒータ装置
JP2009095663A (ja) * 2007-09-28 2009-05-07 Panasonic Corp 便座装置
US20180124871A1 (en) * 2016-10-31 2018-05-03 Gentherm Gmbh Carbon veil heater and method of making
JP2019119321A (ja) * 2017-12-28 2019-07-22 株式会社ニフコ 車両用ウインド装置の断熱構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3898118B2 (ja) 温度検知機能を有する面状発熱装置の製造方法
EP2811271B1 (en) Infrared sensor
JP6314413B2 (ja) 温度センサ
JP2007040585A (ja) 温度センサ及びこれを用いた暖房システム
KR20140012697A (ko) 적외선 센서
JP6869882B2 (ja) 面状発熱体、および、車両用ウインドシールド装置
CN113632000A (zh) 加热装置和相机模块
JP2021082387A (ja) ヒータ装置
JP5707081B2 (ja) 非接触形温度センサ
JP6319406B2 (ja) 赤外線センサ装置
JP2011033358A (ja) 温度センサ
JP6691681B2 (ja) 赤外線センサ装置
JP2006118992A (ja) 非接触温度センサ
JP6477058B2 (ja) 赤外線センサ
JP2020051979A (ja) センサデバイス
JP2017181031A (ja) 赤外線センサ
WO2016017283A1 (ja) 温度検知装置および電子機器
EP3605040B1 (en) Infrared sensor
KR100840601B1 (ko) 온도센서 및 이것을 사용한 난방 시스템
EP3800452B1 (en) Temperature sensor device for a windshield of a vehicle
JP2016186434A (ja) 温度センサ
JP6620608B2 (ja) 赤外線センサ
JP6282526B2 (ja) 非接触型温度センサ
JP2017181130A (ja) 赤外線センサ装置
JP6410045B2 (ja) 温度センサ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221014

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230609

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230613

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230814

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231003

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231129

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20240319