JP2021081517A - クリーニング装置及び画像形成装置 - Google Patents
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しかしながら、捕集した付着物がクリーニング部材表面部分にしか保持されないと、経時で付着物の捕集能力が低下し、帯電ローラ上に付着物が蓄積してしまうおそれがある。帯電ローラ表面の付着物の蓄積により帯電能力が低下すると、画像品質の劣化につながる。異常画像が発生した場合は、感光体ユニットが寿命前であっても交換を行う必要が生じるという問題がある。
図1は、本実施形態に係る画像形成装置の一例としてのカラープリンタを概略的に示す縦断側面図である。
画像形成装置(カラープリンタ)1の本体ケース2内には、プリンタエンジン3、光ビームを出射する光書込装置4、被転写体である記録媒体Pを収納する記録媒体収納部である給紙カセット5、トナー画像が転写された記録媒体Pを定着処理する定着装置6、トナー画像を転写した後に発生した廃トナーを回収する廃トナー回収容器7等が設けられている。
なお、図中の符号のY、C、M、Kの添え字は、各々イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの色を示している。
感光体8の外周面には静電潜像が形成される感光層が設けられている。
帯電ローラ9は、感光体8の外周面に当接または微小な隙間をもって配置されている。この帯電ローラ9に対して電源部(図示せず)から電圧が印加されることにより、帯電ローラ9と感光体8との間でコロナ放電が発生し、感光体8の外周面が一様に帯電される。
光書込装置4は、画像データに応じた光ビームを出射し、一様に帯電された感光体8の外周面を露光する。
この露光により、感光体8の外周面に画像データに応じた静電潜像が形成される。
供給されたトナーは感光体8の外周面に形成されている静電潜像に付着し、感光体8の外周面上の静電潜像がトナー画像として顕像化される。
入口ローラ17とテンションローラ18とは、中間転写ベルト13が矢印A方向へ回転することにより中間転写ベルト13との摩擦力によって従動回転する。
各感光体8上に形成されたトナー画像は中間転写ベルト13上に順次転写されて重ね合わされ、中間転写ベルト13上にはカラーのトナー画像が形成される。
なお、本実施形態に係るクリーニング装置11の詳細については後述する。
記録媒体Pは、給紙カセット5内から給紙されて搬送ローラ19やレジストローラ20により搬送され、トナー画像を転写された後に定着装置6に送り込まれる。
トナー画像が転写された記録媒体Pは定着装置6内で熱と圧力とを加えられて定着処理され、この定着処理により溶融したトナー画像が記録媒体Pに定着される。
定着処理が終了した記録媒体Pは本体ケース2の上面部に形成されている排紙トレイ21上に排紙される。
このクリーニングによって、トナー画像の転写後に中間転写ベルト13の外周面上に残留したトナーや紙粉等が廃トナーとして回収される。
廃トナー回収容器7は、クリーニング装置(感光体8に対するクリーニング装置11、中間転写ベルトに対するクリーニング装置15)で回収された廃トナーが投入され、貯留される容器である。
各プロセスカートリッジ23は本体ケース2内に着脱可能に装着されている。
感光体8と帯電ローラ9と現像装置10とクリーニング装置11とがプロセスカートリッジ23としてユニット化されることにより、交換やメンテナンスの作業が容易になり、また、各部材間の位置精度を高精度の維持することができ、形成される画像品質の向上を図ることができる。
側面カバー24を開放することにより、プリンタエンジン3と廃トナー回収容器7とが現われ、プロセスカートリッジ23や中間転写ベルト13及び廃トナー回収容器7の交換等やその他のメンテナンスを行うことができる。中間転写ベルト13とローラ16、17、18とクリーニング装置15とは、ベルトケース13a内に収納されてユニット化されている。
感光体8に対するクリーニング装置11の概略構成図を図3に示す。
図3(A)は従来の構成を示し、図3(B)は本発明に係るクリーニング装置の構成の一例を示している。
クリーニング装置11は、感光体8の表面を帯電させる帯電ローラ9に当接し、該帯電ローラ9の表面に付着した付着物を除去するクリーニング部材91を備える。
クリーニング部材91は、押圧手段(例えば、バネ等)により加圧され、駆動源は備えず、帯電ローラ9と連れ回る構成を有する。
クリーニング部材91は、帯電ローラ9の表面に付着したトナーや潤滑剤、放電生成物等の付着物を除去し、多孔質層の孔内に除去した付着物を保持することができる。
また、クリーニング部材91は多孔質層を備えることにより帯電ローラ9の表面の形状に対応して変形可能であるため、高い取付精度を必要とせず、かつ確実に付着物を除去することができる。
これに対し、図3(B)に示す本実施形態に係るクリーニング装置11は、クリーニング部材91の表面に当接し、該クリーニング部材91の被当接部位を押圧可能に配設された当接部材92を備える。当接部材92は、クリーニング部材91の多孔質層よりも硬い材料からなり、クリーニング部材91の被当接部位を押圧することにより多孔質層を圧縮させる。
クリーニング部材91の多孔質層が当接部材92により圧縮されて変形することにより、多孔質層の表面に近い領域に保持されていた付着物がより内部へ移動(浸透)することとなる。その結果クリーニング部材91が保持できる付着物の量が従来よりも増加し、経時でのクリーニング性の低下を抑制することができる。
図4(A)は、帯電ローラ9に対するクリーニングを行った後、当接部材92による圧縮を受けていない多孔質層91aの写真であり、図4(B)は当接部材92による圧縮を受けた後の多孔質層91aの写真である。
図4(A)では多孔質層91aの表面に付着した状態の付着物による汚染が確認できるが、図4(B)では当接部材92による圧縮を受けて付着物が内部に移動しているため、多孔質層91aの表面の付着物による汚染は、(A)と比較して極めて少ない。
図5は、当接部材92を2つ備えた例を示しているが、当接部材92の設置数及び設置位置はこれに限定されない。
金属としては、汎用性のある材料であれば特に限定されないが、例えば、SUS等が挙げられる。樹脂としては、例えば、ポリウレタン樹脂等が挙げられる。
なお、クリーニング部材91による摩耗を防止することができる材料が好ましい。
当接部材92が多孔質材料からなることにより、クリーニング部材91を押圧、圧縮する機能とともに、クリーニング部材91の表面の付着物を回収する機能を備えることができる。具体的には発泡ポリウレタンが好ましい。
本実施形態のクリーニング装置11が搭載される画像形成装置の機種の仕様に応じて、当接する部位の所望の接触面圧が得られるように、また所望のニップ量が得られるようにそれぞれの径を調整することができる。
当接部材92は、クリーニング部材91の回転と連れ回る構成とすることができ、また回転せず固定された構成であってもよい。クリーニング部材91を押圧して圧縮し、付着物を内部へ移動させる効果の観点からは、当接部材92は回転しない態様が好ましい。
軸間固定方式とすることで、クリーニング部材91に対する当接部材92の押圧力略一定となるため、クリーニング部材91が帯電ローラ9に当接する部位への圧力に影響せず、クリーニング機能に必要な押圧力の調整が容易となる。
図6(A)に示すように、クリーニング部材91はクリーニング部材押圧手段93を備え、帯電ローラ9に対する押圧力が付与される。本実施形態において、クリーニング部材押圧手段93はバネである態様を示しているが、所望の押圧力が付与できる部材であればこれに限定されない。
押圧部材94により当接部材92をクリーニング部材91に対して押圧する構成であるため、多孔質層が所望の圧縮量となるように押圧力を調整することができる。
本実施形態において、押圧部材94がバネである態様を示しているが、所望の押圧力が得られる部材であればこれに限定されない。
すなわち図7(B)に示す態様は、押圧部材96が、当接部材92がクリーニング部材91を押圧する部材と、クリーニング部材91が帯電ローラ9を押圧する部材とを兼ねている。これにより帯電ユニット90における押圧部材の数を削減することができ、部品点数の削減によりコストダウンを図ることができる。
すなわち、図7(C)に示す態様は、押圧部材97が、当接部材92がクリーニング部材91を押圧する部材と、クリーニング部材91が帯電ローラ9を押圧する部材と、帯電ユニット90を感光体8に押圧する部材を兼ねている。これにより、帯電ユニット90を構成する一または複数の押圧部材と帯電ユニット90自体の押圧部材とを共通化し、押圧部材の数をより削減することができ、部品点数の削減によりよりコストダウンを図ることができる。
8 感光体
9 帯電ローラ
11 クリーニング装置
91 クリーニング部材(クリーニングローラ)
91a 多孔質層
92 当接部材
93 クリーニング部材押圧手段
94、96、97 押圧部材
95 帯電ユニット押圧手段
Claims (10)
- 感光体の表面を帯電させる帯電ローラに当接し、該帯電ローラの表面に付着した付着物を除去するクリーニング部材と、
前記クリーニング部材の表面に当接し、該クリーニング部材の被当接部位を押圧可能に配設された当接部材と、を備え、
前記クリーニング部材は、連続した空孔を有する弾性変形可能な多孔質層を備え、
前記当接部材は、前記クリーニング部材の前記多孔質層よりも硬い材料からなり、前記クリーニング部材の被当接部位を押圧することにより前記多孔質層を圧縮させることを特徴とするクリーニング装置。 - 前記当接部材を複数備え、前記クリーニング部材が複数の被当接部位を有することを特徴とする請求項1に記載のクリーニング装置。
- 前記当接部材が、金属または樹脂からなることを特徴とする請求項1または2に記載のクリーニング装置。
- 前記当接部材が、多孔質材料からなることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のクリーニング装置。
- 前記当接部材が、ポリウレタン樹脂からなることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のクリーニング装置。
- 前記クリーニング部材及び前記当接部材がローラ部材であり、
前記クリーニング部材の軸と前記当接部材の軸との間隔が一定に固定されていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のクリーニング装置。 - 前記当接部材が前記クリーニング部材に対して接離可能に配設され、
前記クリーニング部材に対して前記当接部材を押圧する押圧部材を備えることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のクリーニング装置。 - 前記当接部材を押圧する押圧部材が、
前記当接部材を介して前記クリーニング部材を前記帯電ローラに押圧することを特徴とする請求項7に記載のクリーニング装置。 - 前記当接部材を押圧する押圧部材が、
前記当接部材を介して前記クリーニング部材及び前記帯電ローラを、前記感光体に押圧することを特徴とする請求項8に記載のクリーニング装置。 - 請求項1から9のいずれかに記載のクリーニング装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
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JP2019207252A JP2021081517A (ja) | 2019-11-15 | 2019-11-15 | クリーニング装置及び画像形成装置 |
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