JP2021080086A - シート給送装置、画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

シート給送装置、画像読取装置及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】シート積載部におけるシートの誤検知を低減する。【解決手段】シート給送装置(1)は、シート積載部(2)、給送手段(3)、分離搬送手段(4、5)、第1検知位置でのシートの有無を検知する第1検知手段(SS1)、第1検知位置よりも上流の第2検知位置でのシートの有無を検知する第2検知手段(SS2)、制御手段(501)を備える。第1検知手段は、光学式センサであり、第2検知手段は、第2検知位置にシートがあるときに第1位置であり、第2検知位置にシートが無いときに第2位置であるメカフラグを有する。制御手段は、給送動作の開始後、第1検知位置にシートが無いことを検知した場合において、メカフラグが第1位置であるときに、給送動作を継続する第1モードと、メカフラグが第2位置であるときに、給送動作を終了する第2モードとを実行可能である。【選択図】図1

Description

本発明は、シートを給送するシート給送装置、並びにこれを備えた画像読取装置及び画像形成装置に関する。
近年、複写機やファクシミリ、複合機等の画像形成装置には、様々なシート給送装置が設けられている。シート給送装置として、例えば、特許文献1には、昇降自在に配備された用紙積載部上の用紙の有無を検知する第1のセンサと、ピックアップローラによりピックアップされた用紙の有無を検知する第2のセンサとを有する構成が開示されている(図5参照)。特許文献1では、用紙の給送動作が終了した後において、第1のセンサ又は第2のセンサのうち、少なくとも一方が用紙有りと検知した場合に、用紙積載部が配置されるカセット内に紙有りと判定している。
特開2005−247482号公報
特許文献1の第2のセンサは、用紙積載部から用紙がピックアップされない限り、用紙積載部上にシートがあることを検知することができない。このような構成により、例えば用紙積載部上に用紙があるにも関わらず用紙がピックアップされなかった場合に、用紙積載部上に用紙が無いと誤検知してしまうおそれがある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、シート積載部におけるシートの誤検知を低減することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、シートが積載されるシート積載部と、前記シート積載部に積載されたシートを給送方向に給送する給送手段と、前記給送方向において前記給送手段よりも下流に配置され、前記給送手段から給送されるシートを1枚ずつ分離して搬送する分離搬送手段と、前記シート積載部における前記給送方向の前記給送手段と前記分離搬送手段との間の第1検知位置において、前記シート積載部に積載されたシートの有無を検知する第1検知手段と、前記シート積載部における前記給送方向の前記第1検知位置よりも上流の第2検知位置において、前記シート積載部に積載されたシートの有無を検知する第2検知手段と、前記第1検知位置にシートがある場合に、前記給送手段によるシートの給送動作を開始する制御手段と、を備えるシート給送装置、画像読取装置及び画像形成装置において、前記第1検知手段は、光学式センサであり、前記第2検知手段は、前記第2検知位置にシートがあるときに第1位置であり、前記第2検知位置にシートが無いときに第2位置であるメカフラグを有するセンサであり、前記制御手段は、前記給送動作の開始後、前記第1検知位置にシートが無いことを検知した場合において、前記メカフラグが第1位置であるときに、前記給送動作を継続する第1モードと、前記メカフラグが第2位置であるときに、前記給送動作を終了する第2モードとを実行可能であることを特徴とする。
また、本発明の他の態様は、シート給送時の給送モードと、前記給送モードのときよりも消費電力が少なくなる省電力モードとを切り替え可能なシート給送装置であって、シートが積載されるシート積載部と、前記シート積載部に積載されたシートを給送方向に給送する給送手段と、前記給送方向において前記給送手段よりも下流に配置され、前記給送手段から給送されるシートを1枚ずつ分離して搬送する分離搬送手段と、前記給送モードである場合に電力が供給され、前記シート積載部における前記給送方向の前記給送手段と前記分離搬送手段との間の第1検知位置において、前記シート積載部に積載されたシートの有無を検知する第1検知手段と、前記給送モード及び前記省電力モードである場合に電力が供給され、前記シート積載部における前記給送方向の前記第1検知位置よりも上流の第2検知位置において、前記シート積載部に積載されたシートの有無を検知する第2検知手段と、前記第1検知位置にシートがある場合に、前記給送手段によるシートの給送動作を開始する制御手段と、を備えるシート給送装置、画像読取装置及び画像形成装置において、前記制御手段は、前記省電力モードである場合において、前記第2検知位置にシートがあることが検知されたときに、前記省電力モードから前記給送モードに切替え、前記給送動作の開始後、前記第1検知位置にシートが無いことが検知された場合において、前記第2検知位置にシートがあることが検知されたときに、前記給送動作を継続する第1モードと、前記第2検知位置にシートがないことが検知されたときに、前記給送動作を終了する第2モードとを実行可能であることを特徴とする。
本発明によれば、シート積載部におけるシートの誤検知を低減することができる。
本実施例に係るシート給送装置を備えた画像読取装置の断面図。 本実施例に係るシート給送装置の制御構成を示す機能ブロック図。 本実施例に係る給送トレイの拡大図。 本実施例に係るシートの給送動作の流れを示すフローチャート。 参考例のシート給送装置を示す図。
以下、図面を参照して本実施例のシート給送装置1を備える画像読取装置13及び画像形成装置100について説明する。画像形成装置100は、シートに画像を形成する画像形成手段として電子写真方式やインクジェット方式等の画像形成エンジン100Aを備えるプリンタである。
まず、シート給送装置1を備えた画像読取装置13の構成について説明する。図1は、シート給送装置1を備えた画像読取装置13の断面図である。シート給送装置1は、シートSを積載して収容する給送トレイ2と、繰り出しローラ3と、分離上ローラ4と、分離下ローラ5と、レジストレーションローラ6と、を有する。また、シート給送装置1は、搬送ローラ7と、第1読取ローラ8と、第2読取ローラ9と、排出ローラ11とを有する。給送トレイ2には、第1シート検知手段SS1と、第2シート検知手段SS2とが設けられている。第1シート検知手段SS1は、給送トレイ2上の第1検知位置P1(図3参照)におけるシートSの有無を検知する。また、第2シート検知手段SS2は、シートSの給送方向において第1検知位置P1よりも上流の第2検知位置P2(図3参照)でのシートSの有無を検知する。給送トレイ2に積載されたシートSは、分離上ローラ4と揺動アーム12によって連結された給送手段を構成する給送ローラである繰り出しローラ3によって給送トレイ2からピックアップされる。本実施例のシート積載部が給送トレイ2である。揺動アーム12は、分離上ローラ4の軸に対して回転自在に支持されており、繰り出しローラ昇降モータM5(図2参照)によって回転する。繰り出しローラ3は、揺動アーム12の回転により、給送トレイ2に積載されたシートSの上面に対して当接及び離間可能である。繰り出しローラ3は、給送トレイ2に積載されたシートSが給送可能となる給送位置と、給送位置よりも上方であって、給送トレイ2に積載されたシートSの給送を行わない退避位置との間で移動する。そして、繰り出しローラ3は、給送トレイ2に積載されたシートの上面に当接した状態で回転することによりシートSをピックアップして給送する。
分離上ローラ4及び分離下ローラ5は、繰り出しローラ3によってピックアップされたシートSを1枚ずつ分離させ、レジストレーションローラ6に向けて搬送する。分離上ローラ4は、給送モータM1(図2参照)の駆動により回転する。分離前センサSS3は、分離上ローラ4と分離下ローラ5とが形成するニップ部よりも、シートSの給送方向上流であり、かつ、第1検知位置P1よりも下流の検知位置におけるシートSの有無を検知する。また、分離後センサSS4は、分離上ローラ4と分離下ローラ5とが形成するニップ部よりも、シートSの給送方向下流の検知位置におけるシートSの有無を検知する。分離上ローラ4及び分離下ローラ5は、本実施例の分離搬送手段である。また、分離搬送手段として、ブレーキパット分離方式又はローラ分離方式、リタードローラ分離方式等の構成を用いることができる。ここで、これらの分離搬送方式の特徴について説明する。ブレーキパット分離方式は、分離上ローラ4に摩擦ブレーキ板を圧接して、摩擦によりシートSを分離させる方式である。ローラ分離方式は、ブレーキパット分離方式における摩擦ブレーキ板を摩擦ローラ(例えば、分離下ローラ5)としたものである。リタード分離方式は、ローラ分離方式において、例えば、分離上ローラ4の逆転の駆動を分離下ローラ5によって加えるものである。なお、分離搬送手段をリタードローラ分離方式によって構成することにより、シートSの分離性能をより向上させることができる。
レジストレーションローラ6に到達したシートSは、搬送ローラ7を経由して第1読取ローラ8へと搬送される。搬送センサSS5は、シートSの搬送方向においてレジストレーションローラ6と搬送ローラ7との間の検知位置におけるシートSの有無を検知する。また、リードセンサSS6は、シートSの搬送方向において搬送ローラ7と第1読取ローラ8との間の検知位置におけるシートSの有無を検知する。シートSは、第1読取ローラ8によって表面画像読取部13Aに搬送され、シートSの表面の読取が行われる。表面画像読取部13Aによって画像が読み取られたシートSは、第2読取ローラ9によって排出トレイ10に向けて搬送され、排出ローラ11によって排出トレイ10に排出される。なお、シートSの裏面に対して読取を行う場合、シートSは、第2読取ローラ9と排出ローラ11との間に配置されている裏面画像読取部1Aによって裏面の画像が読み取られた後、排出トレイ10へと排出される。排出センサSS7は、シートSの搬送方向において第2読取ローラ9と排出ローラ11との間の検知位置におけるシートSの有無を検知する。表面画像読取部13Aは、画像読取装置13に設けられている。
画像読取装置13は、プラテンガラス14と、プラテンガラス14を通してシートSを読み取る表面画像読取手段16とを有する。シート給送装置1は、画像読取装置13に対して開閉可能に設けられており、表面画像読取部13Aによってプラテンガラス14に載置されたシートSの読取を行うことができる。シート給送装置1において、プラテンガラス14に対向する位置には、シートSをプラテンガラス14に向けて付勢するプラテンガイド15が設けられている。また、裏面画像読取部1Aは、シート給送装置1に設けられており、裏面画像読取部1Aには、シートの裏面を読み取る裏面画像読取手段17が設けられている。
次に、シート給送装置1の制御構成について説明する。図2は、シート給送装置1の制御構成を示すブロック図である。本実施例の制御手段としての制御部501は、CPU502と、ROM503と、RAM504とを有する。CPU502は、シート給送装置1に搭載される各種のプログラムを実行する演算手段である。ROM503は、プログラムが格納される記憶領域である。RAM504は、各種の情報を一時的に記憶する記憶領域であり、かつ、CPU502が演算に際し用いる作業領域である。CPU502は、ROM503に格納されたプログラムをRAM504に展開し、展開したプログラムを実行する。
第1シート検知手段SS1、第2シート検知手段SS2、分離前センサSS3、分離後センサSS4、搬送センサSS5、リードセンサSS6及び排出センサSS7から出力される信号は、制御部501に入力される。制御部501は、入力された信号及びRAM504に展開されたプログラムに基づいて給送モータM1、搬送モータM2、読取モータM3、給送トレイ昇降モータM4、繰り出しローラ昇降モータM5及び給送クラッチCL1の制御を行う。具体的に、制御部501から出力された給送モータM1、搬送モータM2、読取モータM3、給送トレイ昇降モータM4及び繰り出しローラ昇降モータM5の制御信号は、それぞれ、ドライバIC201、202、203、204、205に入力される。給送モータM1、搬送モータM2、読取モータM3、給送トレイ昇降モータM4及び繰り出しローラ昇降モータM5は、それぞれ、ドライバIC201、202、203、204、205に入力された制御部501からの制御信号に従って動作する。また、制御部501は、給送クラッチCL1に制御信号を出力し、給送クラッチCL1は制御部501から入力された制御信号に従って動作する。
なお、CPU502は、画像読取装置13のCPUとの間でシリアル通信を行って制御データの受渡を行っているが、シート給送装置1と画像読取装置13の制御構成を一体化してもよい。シート給送装置1と画像読取装置13の制御構成を一体化した場合、CPU502によって画像読取装置13の制御プログラムを実行する構成としてもよい。
次に、給送トレイ2における第1シート検知手段SS1及び第2シート検知手段SS2の配置位置について説明する。図3は、給送トレイ2の拡大図である。給送トレイ2には、第1検知位置P1におけるシートの有無を検知する第1シート検知手段SS1と、シートの給送方向において第1検知位置P1よりも上流の第2検知位置P2でのシートの有無を検知する第2シート検知手段SS2とが設けられている。本実施例の第1検知手段としての第1シート検知手段SS1は、例えば、発光素子及び受光素子を備え、第1検知位置P1におけるシートの有無に応じて出力値を変化させるフォトリフレクタ構成を有する光学式センサである。また、第1検知位置P1は、給送トレイ2におけるシートの給送方向の繰り出しローラ3と分離下ローラ5との間に配置されている。このような第1検知位置P1の配置により、第1シート検知手段SS1は、給送トレイ2においてシートの給送方向の繰り出しローラ3よりも下流に積載されたシートの有無を検知することができる。また、第1検知位置P1を給送トレイ2の下流端の近傍に配置することにより、給送トレイ2上において繰り出しローラ3によってピックアップ可能な位置におけるシートの有無を精度よく検知することが可能となる。
本実施例の第2検知手段としての第2シート検知手段SS2は、例えば、第2検知位置P2におけるシートの有無に応じて給送トレイ2からの突出量が変化するメカフラグFを有するセンサである。なお、「メカフラグ」とは、検知対象物に直接当接することで位置が変化するメカニカルフラグの略語である。第2シート検知手段SS2は、フォトインタラプタ、及び、フォトインタラプタの光路遮断部材としてのメカフラグFによって構成されるセンサである。また、第2検知位置P2は、給送トレイ2におけるシートの給送方向の第1検知位置P1よりも上流に配置されている。なお、第2検知位置P2を、例えば、シートの給送方向において繰り出しローラ3の給送位置又は給送位置よりも下流に設けることにより、第1検知位置P1で検知されなかったシートを繰り出しローラ3によりピックアップすることが可能となる。つまり、第2検知位置P2にあるシートに対して繰り出しローラ3が下降するような位置関係とすることにより、第1検知位置P1で検知されなかったシートを給送することが可能となる。
ここで、給送トレイ2のシート給送面2Dに対するメカフラグFの位置について説明する。給送トレイ2のシート給送面2Dに対するメカフラグFの位置は、第2検知位置P2にシートがない場合には、シートによってシート給送面2Dに向かって押圧されないため、給送トレイ2から突出することとなる。このとき、フォトインタラプタの光路に対するメカフラグFの位置は、光路を遮断しない配置となる。第2検知位置P2にシートがない状態におけるメカフラグFの位置が、本実施例の第2位置である。一方で、給送トレイ2のシート給送面2Dに対するメカフラグFの位置は、第2検知位置P2にシートがある場合には、シートによってシート給送面2Dに向かって押圧される。これにより、メカフラグFは、第2位置にあるときよりも給送トレイ2のシート給送面2Dに対する突出量が小さくなる。このとき、給送トレイ2上のシートに直接当接した状態でシート給送面2Dに向けて押されることにより、フォトインタラプタの光路に対するメカフラグFの位置は、光路を遮断する位置となる。第2検知位置P2にシートがある状態におけるメカフラグFの位置が、本実施例の第1位置である。なお、シート給送装置1の消費電力として、シート給送時の給送モードと、給送モードよりも消費電力が少なくなる省電力モードとを切替えて実行可能な場合がある。このような場合、第2シート検知手段SS2によって第2検知位置P2にシートがあることが検知されたことを省電力モードから給送モードに切り替えるトリガとしてもよい。なお、シート給送装置1が給送モードである場合に、第1シート検知手段SS1には電力が供給される。これに対して、第2シート検知手段SS2には、シート給送装置1が給送モード及び省電力モードである場合に電力を供給することにより、省電力モードから給送モードに切り替えるトリガとすることができる。
次に、シート給送装置1における給送動作の流れについて説明する。図4は、シート給送装置1におけるシートの給送動作の流れを示すフローチャートである。シート給送装置1のシートの給送動作は、制御部501が主体となって実行される。第1シート検知手段SS1によって給送トレイ2上にシートが有ることが検知された場合(S1/Y)、制御部501は、給送トレイ2上にシートが積載されていると判断する。そして、制御部501は、繰り出しローラ3を下降させて給送動作を開始する(S2)。なお、シート給送装置1において給送トレイ2が昇降可能に設けられている場合には、S2において、給送トレイ2を上昇させて給送動作を開始させてもよい。給送動作の開始により、給送トレイ2に積載されたシートが繰り出しローラ3によってピックアップされ、給送方向下流へと給送される(S3)。次に、制御部501は、シートを所定距離だけ搬送させる。このとき、例えば、ピックアップされたシートが分離前センサSS3の検知位置を通過する等してシートが所定の距離にわたって搬送されると、繰り出しローラ3を上昇させて退避位置に移動させる(S4)。
次に、制御部501は、給送動作の開始後において、給送トレイ2上にシートが有るか否かを確認する(S5)。第1シート検知手段SS1によって給送トレイ2上にシートがあることが検知された場合(S5/Y)、制御部501は、繰り出しローラ3を下降させて給送動作を継続する(S6及びS3)。一方で、第1シート検知手段SS1によって給送トレイ2上にシートがないことが検知された場合(S5/N)、制御部501は、第2シート検知手段SS2によるシートの検知結果を確認する(S8)。なお、給送トレイ2が昇降可能な構成である場合には、第1シート検知手段SS1が給送トレイ2上にシートがないことを検知したときに、給送トレイ2を下降させてから(S7)第2シート検知手段SS2によるシートの検知結果を確認する。
第2シート検知手段SS2によって給送トレイ2上にシートがないことが検知された場合(S8/N)、制御部501は、シートの給送動作を終了する(第2モード)(S9)。給送動作の終了に伴って、繰り出しローラ3は回転を停止し、退避位置へと移動する。一方で、第2シート検知手段SS2によって給送トレイ2上にシートがあることが検知された場合(S8/Y)、制御部501は、繰り出しローラ3を下降させて給送動作を継続する(第1モード)(S10)。なお、シート給送装置1において給送トレイ2が昇降可能に設けられている場合には、S10において、給送トレイ2を上昇させて給送動作を継続する構成であってもよい。給送動作を継続する場合、制御部501は、所定時間にわたって繰り出しローラ3を回転させ、第2検知位置P2にあるシートをピックアップする(S11)。
次に、制御部501は、第1シート検知手段SS1によるシートの検知結果を確認する(S12)。そして、第1シート検知手段SS1によって給送トレイ2上にシートが有ることが検知された場合(S12/Y)、制御部501は、給送トレイ2上にシートが積載されていると判断する。そして、制御部501は、S3のステップにリターンして給送動作を継続する。一方で、第1シート検知手段SS1によって給送トレイ2上にシートが有ることが検知されなかった場合(S12/N)、制御部501は、シートの給送動作を終了する(S9)。つまり、給送動作を継続する場合において、繰り出しローラ3の回転開始後、所定時間経過後に第1検知位置P1にシートが無いときには、給送動作が終了することとなる。給送動作の終了に伴って、繰り出しローラ3は回転を停止し、退避位置へと移動する。
本実施例では、第2シート検知手段SS2によってシートが検知された場合には、このように、シートがばらついた状態で給送トレイにセットされた状態や、給送動作によってシートが給送トレイ上で移動した状態でも給送動作を継続することができる。これにより、給送トレイにシートが残留しているにも関わらず、誤検知によってシートの給送が行われない等のシートの給送不良を低減させることが可能となる。また、給送動作を継続して繰り出しローラ3の回転を開始した後、所定時間が経過する間に第1シート検知手段SS1によってシートが検知されない場合には給送動作を終了させる。これにより、繰り出しローラ3と給送トレイ2との接触時間も少なくすることができ、給送トレイ2の摩耗等を抑制するが可能となる。
<その他の実施例>
上記実施例では、画像読取装置13に向けてシートを給送するシート給送装置1の構成について説明を行った。これ以外にも、例えば、画像形成装置100に設けられている手差しトレイ等からシートを給送する構成に対しても上記実施例を同様に適用することができる。例えば、画像形成装置100の手差しトレイに上記実施例の構成を適用した場合にも、手差しトレイ上のシートがばらついた状態でも給送動作を継続することができ、手差しトレイにおけるシートの誤検知を低減することが可能となる。
1 シート給送装置/2 給送トレイ(シート積載部)/3 繰り出しローラ(給送手段、給送ローラ)/4 分離上ローラ(分離搬送手段)/5 分離下ローラ(分離搬送手段)/13 画像読取装置/100 画像形成装置/100A 画像形成エンジン(画像形成手段)/501 制御部(制御手段)/F メカフラグ/P1 第1検知位置/P2 第2検知位置/S シート

Claims (9)

  1. シートが積載されるシート積載部と、
    前記シート積載部に積載されたシートを給送方向に給送する給送手段と、
    前記給送方向において前記給送手段よりも下流に配置され、前記給送手段から給送されるシートを1枚ずつ分離して搬送する分離搬送手段と、
    前記シート積載部における前記給送方向の前記給送手段と前記分離搬送手段との間の第1検知位置において、前記シート積載部に積載されたシートの有無を検知する第1検知手段と、
    前記シート積載部における前記給送方向の前記第1検知位置よりも上流の第2検知位置において、前記シート積載部に積載されたシートの有無を検知する第2検知手段と、
    前記第1検知位置にシートがある場合に、前記給送手段によるシートの給送動作を開始する制御手段と、を備え、
    前記第1検知手段は、光学式センサであり、
    前記第2検知手段は、前記第2検知位置にシートがあるときに第1位置であり、前記第2検知位置にシートが無いときに第2位置であるメカフラグを有するセンサであり、
    前記制御手段は、前記給送動作の開始後、前記第1検知位置にシートが無いことを検知した場合において、前記メカフラグが第1位置であるときに、前記給送動作を継続する第1モードと、前記メカフラグが第2位置であるときに、前記給送動作を終了する第2モードとを実行可能である、
    ことを特徴とするシート給送装置。
  2. 前記制御手段は、シート給送時の給送モードと、前記給送モードのときよりも消費電力が少なくなる省電力モードとを切り替え可能であり、
    前記第1検知手段は、前記給送モードである場合に電力が供給され、
    前記第2検知手段は、前記給送モード及び前記省電力モードである場合に電力が供給され、
    前記制御手段は、
    前記省電力モードである場合において、前記第2検知位置にシートがあることが検知されたときに、前記省電力モードから前記給送モードに切替え、
    前記給送動作の開始後、前記第1検知位置にシートが無いことが検知された場合に、前記メカフラグの位置に応じて前記第1モードと前記第2モードとを実行可能である、
    ことを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
  3. シート給送時の給送モードと、前記給送モードのときよりも消費電力が少なくなる省電力モードとを切り替え可能なシート給送装置であって、
    シートが積載されるシート積載部と、
    前記シート積載部に積載されたシートを給送方向に給送する給送手段と、
    前記給送方向において前記給送手段よりも下流に配置され、前記給送手段から給送されるシートを1枚ずつ分離して搬送する分離搬送手段と、
    前記給送モードである場合に電力が供給され、前記シート積載部における前記給送方向の前記給送手段と前記分離搬送手段との間の第1検知位置において、前記シート積載部に積載されたシートの有無を検知する第1検知手段と、
    前記給送モード及び前記省電力モードである場合に電力が供給され、前記シート積載部における前記給送方向の前記第1検知位置よりも上流の第2検知位置において、前記シート積載部に積載されたシートの有無を検知する第2検知手段と、
    前記第1検知位置にシートがある場合に、前記給送手段によるシートの給送動作を開始する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、
    前記省電力モードである場合において、前記第2検知位置にシートがあることが検知されたときに、前記省電力モードから前記給送モードに切替え、
    前記給送動作の開始後、前記第1検知位置にシートが無いことが検知された場合において、前記第2検知位置にシートがあることが検知されたときに、前記給送動作を継続する第1モードと、前記第2検知位置にシートがないことが検知されたときに、前記給送動作を終了する第2モードとを実行可能である、
    ことを特徴とするシート給送装置。
  4. 前記給送手段は、前記シート積載部に積載されたシートの上面に対して当接及び離間可能であり、シートの上面に当接した状態で回転することによりシートを給送可能な給送ローラを有し、
    前記制御手段は、前記第1モードにおいて、前記給送ローラを下降させることによって給送動作を継続する、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のシート給送装置。
  5. 前記制御手段は、前記第1モードで前記給送動作を継続する場合において、前記給送ローラの回転を開始した後、所定時間経過後に前記第1検知位置にシートがないことが検知された場合に、前記給送動作を終了する、
    ことを特徴とする請求項4に記載のシート給送装置。
  6. 前記給送ローラは、前記第2検知位置で検知されるシートの上面に当接するように下降する、
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載のシート給送装置。
  7. 前記制御手段は、前記第1モードにおいて、前記シート積載部を上昇させることによって前記給送動作を継続する、
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のシート給送装置。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載のシート給送装置と、
    前記シート給送装置によって給送されたシートを読み取る画像読取手段と、を備える、
    ことを特徴とする画像読取装置。
  9. 請求項8に記載の画像読取装置と、
    前記画像読取装置が読み取ったシートの画像に基づいてシートに画像を形成する画像形成手段と、を備える、
    ことを特徴とする画像形成装置。
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