JP2021078706A - 水栓の施工方法及び水栓の固定構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】洗面化粧台に吐水部を容易に取り付けることができる水栓の施工方法及び水栓の固定構造を提供する。【解決手段】吐水部72を取り付けたベース部材71を、洗面化粧台10に設けられた支持部材69に載置し、載置されたベース部材71を、ネジS1によって固定することを含む。この方法によれば、洗面化粧台10に吐水部72を容易に取り付けることができる。【選択図】図6

Description

本開示は、水栓の施工方法及び水栓の固定構造に関する。
従来、吐水部を有する洗面化粧台が知られている。例えば下記特許文献1に記載された洗面化粧台は、吐水部を有するカラン部が、洗面台の壁部の上側に備えられている。カラン部は、壁部の上端に載せられ、ミラーキャビネットの下端に設けられた凹所に収納される。カラン部は、壁部やミラーキャビネットに固定される。
特開2008−237602号公報
上記のような構成では、カラン部を壁部の上端に載せた不安定な状態で、カラン部を壁部に固定したり、ミラーキャビネットを設置したりする必要がある。このため洗面化粧台に吐水部を取り付ける作業が容易ではなかった。
本開示は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、洗面化粧台に吐水部を容易に取り付けることができる水栓の施工方法及び水栓の固定構造を提供することを目的とする。
本開示の水栓の施工方法は、吐水部を取り付けたベース部材を、洗面化粧台に設けられた支持部材に載置し、前記載置されたベース部材を、固定部材によって固定することを含む方法である。
洗面化粧台を示す斜視図 水栓ユニットを示す斜視図 水栓ユニットが取り付けられた状態のキャビネットの下部を示す一部拡大斜視図 配管配置空間に配管が配置された状態を示す洗面化粧台の一部拡大側断面図 水栓ユニットが室内の壁面に固定された状態を示す一部拡大側面図 キャビネットに固定された状態の水栓ユニットを示す正面図 キャビネットに固定された状態の水栓ユニットを示す底面図 水栓ユニットが取り付けられた状態のキャビネットの下部を示す一部拡大側面図 洗面台の上方にフレームを固定する様子を示す斜視図 フレームの上方にキャビネットを固定する様子を示す斜視図 水栓ユニットを水栓配置空間の取付位置に仮置きした状態を示す斜視図 パネル本体を取り付ける様子を示す斜視図 水栓カバー及び洗面ボウルを取り付けた状態を示す斜視図
<実施形態>
洗面化粧台10は、図1に示すように、洗面台20、カウンター22、洗面ボウル30、バックパネル40、キャビネット60、及び水栓ユニット70を備えている。以下、各構成部材において、洗面化粧台10を室内に設置した状態における上側(図1のZ軸の正方向側)を上側、下側(図1のZ軸の負方向側)を下側、洗面化粧台10を正面に見た状態における左側(図1のY軸の負方向側)を左側、右側(図1のY軸の正方向側)を右側、室内側(図1のX軸の正方向側)を手前側、室内側とは反対側(図1のX軸の負方向側)を奥側として説明する。洗面台20、バックパネル40、及びキャビネット60は、左右方向の寸法が等しい。他の実施形態においては、洗面台20、バックパネル40、及びキャビネット60は、左右方向の寸法が非対称でもよい。
洗面台20は、室内の床面に設置される。洗面台20は、ネジによって室内の壁面11に固定される。洗面台20は、箱体21と、カウンター22とを有している。
洗面ボウル30は、洗面台20の上面に設置される。洗面ボウル30は、上方から見ると、左右方向に長い方形状をなしている。洗面ボウル30の上端は、左右方向から見ると、奥側に向かうに連れて高くなる。洗面ボウル30の背面部35は、バックパネル40の前面に沿って立つ(図4参照)。
洗面ボウル30は、カウンター22に形成された開口部23に嵌め込まれる。洗面ボウル30の周縁部は、カウンター22の上面に載置された後、図示しないボルト及びナットによって固定される。洗面ボウル30の排水口に備えられた排水接続部(図示せず)には、排水器具85が取り付けられている。排水器具85は、後述する排水操作部74の操作によって排水栓39を上下方向に移動自在なポップアップ機構を備えている。
バックパネル40は、図4に示すように、パネル本体41と、フレーム42とを備えている。パネル本体41は、水栓ユニット70の配管Tが配置される配管配置空間49の手前側に立つ。配管Tは、上下方向に延びて配管配置空間49に配置される。配管配置空間49は、後述するキャビネット60の水栓配置空間68に連通する。配管配置空間49は、カウンター22の開口部23に連通する。
パネル本体41は、図12に示すように、フレーム42に対して着脱自在である。フレーム42は、左右に離れて2つ備えられている。他の実施形態では、フレーム42は、間口の寸法に合わせて、3つ以上、備えられてもよい。パネル本体41及びフレーム42は、着脱自在な係合部47及び固定部48を有している。係合部47は、回転自在に係合する。係合部47は、フレーム42及びパネル本体41の下端部に設けられている。固定部48は、パネル本体41をフレーム42側に押すことによって嵌合する。固定部48は、パネル本体41とフレーム42とを固定状態に保持する。固定部48は、フレーム42及びパネル本体41の上下方向における中間部に設けられている。
キャビネット60は、図1に示すように、洗面ボウル30の上方に配置される。キャビネット60は、キャビネット本体61及び鏡扉62を備えたミラーキャビネットである。キャビネット本体61は、室内の壁面11にネジS3によって固定される(図10参照)。鏡扉62は、鉛直方向に伸びる回転軸を中心に回転自在な状態でキャビネット本体61に取り付けられている。鏡扉62の下端には、水栓ユニット70に設けられた照明センサや吐水レバー78の位置を示すセンサ位置表示部24が備えられている。
キャビネット本体61は、図10に示すように、天板63、左右の側板64、背板65、仕切板66及び底板67を備えている。背板65の後面には、補強板65Aが備えられている(図5参照)。補強板65Aは、キャビネット本体61の下端部に配置されている。補強板65Aは、キャビネット本体61の左右方向に延びている。
仕切板66は、図10に示すように、左右の側板64の間に配置されている。各仕切板66は、左右の側板64と略平行に配置されている。仕切板66は、キャビネット本体61の内部に上下方向に長い収納空間を形成する。複数の底板67のうち1つの底板67は、水栓ユニット70とともにキャビネット60に取り付けられる水栓配置底板67Aである。
水栓配置底板67Aは、図6に示すように、左右の仕切板66の間に配置される。水栓配置底板67Aは、キャビネット60の左右方向における中央部に位置する。水栓配置底板67Aは、左右の仕切板66の下端よりも上方に固定される。水栓配置底板67Aの下面には、水栓ユニット70の照明部96を制御するユニット95が取り付けられる(図8参照)。
水栓配置底板67Aの下方は、水栓ユニット70の配置空間(水栓配置空間68と称する。)である。水栓配置空間68は、鏡扉62の奥側に形成される(図7参照)。水栓配置空間68は、左右の仕切板66の間に形成される。水栓配置空間68は、キャビネット60の下部に設けられる。
水栓配置空間68の左右両側には、図6に示すように、水栓ユニット70を支持する支持部材69が設けられている。支持部材69は、仕切板66の板面から突出したダボである。支持部材69は、左右の仕切板66に設けられている。左側の支持部材69は、左側の仕切板66の右面から右側に突出している。右側の支持部材69は、右側の仕切板66の左面から左側に突出している。支持部材69は、左右に2カ所ずつ設けられている。
支持部材69は、仕切板66の下端部に設けられている。支持部材69は、図7に示すように、各仕切板66の前後に所定の間隔をあけて配置されている。手前側の支持部材69は、奥側の支持部材69よりも上側に位置している(図5参照)。
水栓ユニット70は、図3に示すように、水栓配置空間68に配置されている。水栓ユニット70は、ベース部材71と各種の機能部品75とを備えている。水栓ユニット70は、ベース部材71に機能部品75が組み付けられてユニット化されている。機能部品75は、図2に示すように、吐水部72、水栓本体73、排水操作部74及び照明部96などである。
吐水部72は、ベース部材71に固定されている。吐水部72は、ベース部材71の下面から下方に突出している。吐水部72には、可撓性を有する給水ホース(図示せず)の一端が接続されている。吐水部72は、吐水センサが使用者の手を検知することによって自動吐水され、吐水レバー78の操作によって手動吐水される。
水栓本体73には、各種の配管Tが接続されている。配管Tは、冷水管79、温水管81、手動吐水用給水管82及び自動吐水用給水管83である。水栓本体73は、吐水レバー78によって設定された比率で温水と冷水とを混合する。手動吐水用給水管82及び自動吐水用給水管83は給水ホースに接続されている。配管Tは、ベース部材71から下方に垂下している。
排水操作部74は、洗面ボウル30の排水口に取り付けられた排水栓39を操作するレバーである。排水操作部74は、ワイヤ86によって排水器具85に取り付けられている。照明部96は、水栓ユニット70に設けられた照明センサが使用者の手を検知することによって点灯する。
ベース部材71は、図2に示すように、左右方向に長い箱形状をなしている。ベース部材71は、上面が開口している。ベース部材71の前壁71Aには、水栓カバー91を取り付けるためのネジ孔H1が形成されている。ベース部材71の後壁71Bには、水栓ユニット70を室内の壁面11に固定するためのネジS1が挿通される挿通孔76が形成されている(図5参照)。挿通孔76は、ベース部材71の後壁71Bの上部に形成されている。挿通孔76は、左右方向に並んで設けられている。ベース部材71の後壁71Bの上端は、ベース部材71の前壁71Aの上端よりも上方に位置している。
ネジS1は、固定部材に対応する。ネジS1は、図5に示すように、ベース部材71の後壁71Bの挿通孔76を通り、キャビネット60の背板65を貫通し、室内の壁面11にねじ込まれる。ネジS1は、背板65の補強板65Aを貫通する。ネジS1は、ベース部材71の後壁71Bの3カ所を固定する。全てのネジS1は、同等の高さに配置される。
ベース部材71の底壁71Cには、図5に示すように、支持部材69に支持されるダボ受け部89が設けられている。ダボ受け部89は、受け部に対応する。ダボ受け部89は、ベース部材71の下面から上方に凹んだ窪みである。各ダボ受け部89は、ベース部材71の前後両端部に設けられている。手前側のダボ受け部89は、奥側のダボ受け部89よりも上側に位置している。ダボ受け部89は、図7に示すように、ベース部材71の左右両端部に設けられている。各ダボ受け部89は、ベース部材71の左側面及び右側面に開口している。
ベース部材71の前面には、図8に示すように、水栓カバー91が取り付けられている。水栓カバー91は、ベース部材71及びキャビネット本体61に固定される。水栓カバー91は、カバー本体部91Aと、取付部91Bとを備えている。カバー本体部91Aは、水栓ユニット70の前面の概ね全体を覆う。カバー本体部91Aの高さ寸法は、水栓配置底板67Aの上面からベース部材71の下面までの高さ寸法よりも大きい。カバー本体部91Aは、図13に示すように、左右方向に長い略長方形の板状をなしている。カバー本体部91Aの左右方向の寸法は、左右の仕切板66の間隔と同等である。水栓ユニット70の排水操作部74、吐水部72及び吐水レバー78は、カバー本体部91Aの下方に延出する。カバー本体部91Aは、キャビネット60に取り付けられた状態で、垂直に立つ。カバー本体部91Aは、ネジS6によってベース部材71に固定される(図8参照)。ネジS6は、ベース部材71のネジ孔H1に手前側から締め付けられる。
取付部91Bは、図8に示すように、カバー本体部91Aの上端部に設けられている。取付部91Bは、水栓配置底板67Aの前端部を挟む一対の取付片92を有している。一対の取付片92は、水栓配置底板67Aの上下方向の寸法(厚さ寸法)と同等の間隔をあけて設けられている。一対の取付片92は、略平行である。上側の取付片92は、水栓配置底板67Aの上面に沿う。下側の取付片92は、水栓配置底板67Aの下面に沿う。上側の取付片92の前後方向の寸法は、下側の取付片92の前後方向の寸法よりも大きい。一対の取付片92は、カバー本体部91Aの左右方向の全体にわたっている。上側の取付片92は、ネジS7によって水栓配置底板67Aに固定される。ネジS7は、上側から締め付けられる。
洗面化粧台10の施工方法の一例を説明する。初めに、室内に洗面台20を取り付ける作業を行う。具体的には、洗面台20を床面に設置し、室内の壁面11に固定する。
次に、設置された洗面台20の上方にフレーム42を配置する作業を行う(図9参照)。具体的には、洗面台20の幅寸法にあわせて2つのフレーム42を洗面台20の左右両端部に配置し、その後、ネジS2によって各フレーム42を室内の壁面11に固定する。ネジS2は、フレーム42の前面から締め込む。
続いて、図10に示すように、固定されたフレーム42の上方にキャビネット60を取り付ける作業を行う。具体的には、キャビネット60の下面をフレーム42の上面に載置し、その後、ネジS3によってキャビネット60を室内の壁面11に固定する。ネジS3は、キャビネット60の前面から締め込む。
続いて、図11に示すように、水栓ユニット70を水栓配置空間68の取付位置に仮置きする作業を行う。具体的には、水栓配置空間68の左右両側に設けられた支持部材69に、水栓ユニット70を載置し、その後、水栓ユニット70のダボ受け部89が支持部材69に嵌合する。これによって、水栓ユニット70の上下方向及び前後方向の位置が決まる。水栓ユニット70の左右両側面が、水栓配置空間68の左右両側の仕切板66に近接する。これによって、水栓ユニット70の左右方向の位置が決まる。
取付位置に仮置きした水栓ユニット70は、取付位置から上方に持ち上げることができる。水栓ユニット70を取付位置に配置すると、水栓ユニット70から垂下した配管Tは、配管配置空間49に延びる。水栓ユニット70を水栓配置空間68に仮置きした状態で、照明センサ等の電気配線を、制御ユニット95に接続する。この電気配線の接続は、水栓ユニット70をビス固定した後に、実施してもよい。
続いて、図12に示すように、キャビネット60の下方にパネル本体41を取り付ける作業を行う。具体的には、初めに、水栓ユニット70を取付位置から退避位置に持ち上げる。退避位置は、水栓ユニット70の吐水部72がパネル本体41の取り付け作業の邪魔にならない位置である。次に、パネル本体41及びフレーム42の係合部47を係合し、パネル本体41の上端を奥側へ押してパネル本体41を回転させる。この回転によって、パネル本体41の固定部48が、フレーム42の固定部48に手前側から押し付けられる。この結果、固定部48が嵌合し、パネル本体41とフレーム42とが固定状態に保持される。
続いて、水栓ユニット70を水栓配置空間68の取付位置に固定する作業を行う。具体的には、初めに、退避位置に持ち上げていた水栓ユニット70を、取付位置に下ろす。この結果、水栓ユニット70は支持部材69に載置されて仮置き状態になる。次に、図5に示すように、水栓ユニット70のベース部材71の後壁71Bに設けられた挿通孔76に、手前からネジS1を挿入し、キャビネット60の背板65を貫通させて室内の壁面11に固定する。次に、水栓ユニット70の上方に水栓配置底板67Aを設置する。
続いて、図8に示すように、水栓ユニット70の前面に水栓カバー91を取り付ける。具体的には、水栓カバー91の取付部91Bを水栓配置底板67Aの前端部に嵌合し、ネジS7によって上側の取付片92を水栓配置底板67Aに固定する。次いで、水栓カバー91のカバー本体部91AをネジS6によってベース部材71に固定する。
続いて、洗面ボウル30を洗面台20に取り付ける作業を行う。具体的には、洗面台20の内部において水栓ユニット70から垂下した配管Tを上水道や給湯器と接続する。洗面ボウル30の排水口に取り付けられた排水接続部32に排水器具85を取り付ける。洗面ボウル30の排水口と図示しない排水トラップとを接続する。以上により、洗面化粧台10の施工が完了する。
洗面化粧台10から水栓ユニット70を取り外す作業の一例を説明する。初めに、水栓ユニット70の配管T及び排水器具85をそれぞれ接続先から取り外す。次に、ネジS6,S7を緩めて水栓カバー91を取り外し、水栓配置底板67Aを持ち上げて取り外す。ネジS1を緩めて、水栓ユニット70を取付位置から持ち上げ、洗面化粧台10から取り外す。
上記のように構成された実施形態の作用および効果について説明する。
吐水部72を取り付けたベース部材71を、洗面化粧台10に設けられた支持部材69に載置し、ネジS1によって固定する。この方法によれば、ベース部材71を支持部材69に載置することによって、ベース部材71は安定した状態で支持される。安定した状態でベース部材71を固定できる為、洗面化粧台10に吐水部72を容易に取り付けることができる。
ベース部材71を、洗面台20の上側に設けられたキャビネット60に固定する。この方法によれば、吐水部72をキャビネット60に固定できる。
ベース部材71を、設置場所の壁面11に固定する。この方法によれば、吐水部72を強固に固定できる。
ベース部材71の前面に水栓カバー91を取り付ける。この方法によれば、水栓カバー91によってベース部材71を隠すことができるから、洗面化粧台の見栄えをよくすることができる。
<他の実施形態>
本開示は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本開示の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、ベース部材71をキャビネット60に固定する。これに限らず、ベース部材をバックパネルに固定してもよい。
(2)上記実施形態では、ベース部材71を室内の壁面11に固定する。これに限らず、ベース部材をキャビネットのみに固定してもよい。
(3)上記実施形態では、ベース部材71の前面に水栓カバー91を取り付ける。これに限らず、例えば機能部品をカバーする部分をベース部材に一体に設けても良い。
(4)上記実施形態では、水栓カバー91をキャビネット60及びベース部材71の両方に固定する。これに限らず、水栓カバーをキャビネット及びベース部材のいずれか一方のみに固定してもよい。
(5)上記実施形態では、固定部材はネジS1である場合を例示した。これに限らず、固定部材は変更できる。
(6)上記実施形態では、支持部材69はダボである場合を例示した。これに限らず、支持部材は変更できる。例えば支持部材は、ベース部材をひっかけるフックなどであってもよい。
S1…固定部材、10…洗面化粧台、11…設置場所の壁面、20…洗面台、60…キャビネット、69…支持部材、71…ベース部材、72…吐水部、89…受け部、91…水栓カバー

Claims (9)

  1. 吐水部を取り付けたベース部材を、洗面化粧台に設けられた支持部材に載置し、
    前記載置されたベース部材を、固定部材によって固定することを含む水栓の施工方法。
  2. 前記固定は、前記ベース部材を、洗面台の上側に設けられたキャビネットに固定することを含む請求項1に記載の水栓の施工方法。
  3. 前記固定は、前記ベース部材を、設置場所の壁面に固定することを含む請求項1から請求項2までの何れか一項に記載の水栓の施工方法。
  4. 前記載置の後、前記ベース部材の前面に水栓カバーを取り付けることを含む請求項1から請求項3までの何れか一項に記載の水栓の施工方法。
  5. 前記水栓カバーを、洗面台の上側に設けられたキャビネット及び前記ベース部材の少なくとも一方に固定することを含む請求項4に記載の水栓の施工方法。
  6. 洗面化粧台に吐水部を固定する水栓の固定構造であって、
    前記吐水部が取り付けられるベース部材と、
    前記ベース部材を支持する支持部材と、
    前記ベース部材を固定する固定部材と、を備えている水栓の固定構造。
  7. 前記支持部材は、洗面台の上側に備えられたキャビネットに設けられ、
    前記ベース部材は、前記支持部材に受けられる受け部を有する請求項6に記載の水栓の固定構造。
  8. 前記ベース部材の前面に取り付けられる水栓カバーを備えている請求項6から請求項7までの何れか一項に記載の水栓の固定構造。
  9. 前記水栓カバーは、洗面台の上側に設けられたキャビネット及び前記ベース部材の少なくとも一方に固定されている請求項8に記載の水栓の固定構造。
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