JP2021075904A - バケット装置及びそれを備える作業機械 - Google Patents

バケット装置及びそれを備える作業機械 Download PDF

Info

Publication number
JP2021075904A
JP2021075904A JP2019203382A JP2019203382A JP2021075904A JP 2021075904 A JP2021075904 A JP 2021075904A JP 2019203382 A JP2019203382 A JP 2019203382A JP 2019203382 A JP2019203382 A JP 2019203382A JP 2021075904 A JP2021075904 A JP 2021075904A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tooth
bucket
attached
long
short
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019203382A
Other languages
English (en)
Inventor
貴明 中川
Takaaki Nakagawa
貴明 中川
勝彦 玉石
Katsuhiko Tamaishi
勝彦 玉石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP2019203382A priority Critical patent/JP2021075904A/ja
Publication of JP2021075904A publication Critical patent/JP2021075904A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Shovels (AREA)

Abstract

【課題】歯部に詰まった土砂等を簡便に除去可能なバケット装置及びそれを備える作業機械を提供する。【解決手段】バケット装置13は、第1バケット20と、回動軸32を中心として開閉可能に第1バケット20に取り付けられる第2バケット30とを有する。第1歯部40は、回動軸方向において交互に配置された第1長歯41及び第1短歯42と、回動軸45aを中心として2枚の第1長歯41の間を揺動可能に第1短歯42に取り付けられる第1揺動プレート45と、一端が第1揺動プレート45に取り付けられ、他端に第1フック47aが取り付けられた第1連結具47とを有する。第2歯部50は、回動軸方向において交互に配置された第2長歯51及び第2短歯52と、第2長歯51に取り付けられ、第1フック47aを着脱可能な第1固定具59とを有する。【選択図】図4

Description

本発明は、バケット装置及びそれを備える作業機械に関する。
特許文献1には、作業機械のアームの先端に取り付けられる第1バケットと、第1バケットに固定される櫛歯状の第1歯部と、第1バケットに対して揺動可能に取り付けられる第2バケットと、第2バケットに固定された櫛歯状の第2歯部とを備えるバケット装置が開示されている。
第1歯部は交互に配置された長歯と短歯を含み、第2歯部は交互に配置された長歯と短歯を含む。第1歯部の長歯は第2歯部の短歯と対向し、第2歯部の長歯は第1歯部の短歯と対向する。
特開2016−125212号公報
特許文献1に記載のバケット装置では、第1歯部の短歯と第2歯部の長歯とによって押し固められた土砂や破砕対象物(以下、「土砂等」と総称する。)が第1歯部の2つの長歯の隙間に詰まりやすく、同様に、第2歯部の短歯と第1歯部の長歯とによって押し固められた土砂等が第2歯部の2つの長歯の隙間に詰まりやすい。
本発明は、上述の状況に鑑みてなされたものであり、歯部に詰まった土砂等を簡便に除去可能なバケット装置及びそれを備える作業機械を提供することを目的とする。
一態様に係るバケット装置は、第1バケットと、回動軸を中心として開閉可能に前記第1バケットに取り付けられる第2バケットと、前記第1バケット内に配置される第1歯部と、前記第2バケット内に配置される第2歯部とを備える。前記第1歯部は、前記回動軸方向において交互に配置された第1長歯及び第1短歯と、前記回動軸に平行な回動軸を中心として2枚の前記第1長歯の間を揺動可能に前記第1短歯に取り付けられる第1揺動プレートと、一端が前記第1揺動プレートに取り付けられ、他端に第1フックが取り付けられた第1連結具とを有する。前記第2歯部は、前記回動軸方向において交互に配置された第2長歯及び第2短歯と、前記第2長歯に取り付けられ、前記第1フックを着脱可能な第1固定具とを有する。
本発明によれば、歯部に詰まった土砂等を簡便に除去可能なバケット装置及びそれを備える作業機械を提供することができる。
作業機械の斜視図 開状態のバケット装置の斜視図 閉状態のバケット装置の斜視図 第1歯部の分解斜視図 第2歯部の分解斜視図
(作業機械1の構成)
実施形態に係る作業機械1の構成について、図面を参照しながら説明する。作業機械1は、「作業機械」の一例であり、具体的には油圧ショベルである。以下の説明において、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」は、運転席から前方を見た状態を基準とする方向である。「前後方向」は、作業機械1の前後方向を意味する。「車幅方向」は、作業機械1の左右方向を意味する。「上下方向」は、前後方向及び車幅方向に対して垂直な方向である。「上下方向」は、鉛直方向と一致しなくてもよい。
図1は、作業機械1の斜視図である。作業機械1は、走行体2、ブレード3と、旋回台4、カウンタウェイト5、エンジン室6、キャブ7、シールド8、機器室9及び作業機10を備える。
走行体2は、互いに独立して回転可能な一対の履帯2a,2bを有する。作業機械1は、一対の履帯2a,2bそれぞれを正転又は逆転させることによって前後進又は左右回転することができる。ブレード3は、走行体2に上下揺動可能に取り付けられる。ブレード3は、地面の整地作業に利用することができる。旋回台4は、走行体2上に旋回可能に支持される。旋回台4は、作業機械1の車体フレームを構成する。旋回台4上には、カウンタウェイト5、エンジン室6、キャブ7及び作業機10が配置される。
カウンタウェイト5は、旋回台4の後端部上に配置される。エンジン室6は、カウンタウェイト5の前方に配置される。エンジン室6には、エンジンや排ガス処理装置などが収容される。キャブ7は、エンジン室6の前方に配置される。キャブ7には、運転席や操作具などが収容される。シールド8は、キャブ7の前窓に取り付けられる。機器室9は、エンジン室6の前方に配置される。機器室9には、作動油を供給するための油圧ポンプなどが収容される。
作業機10は、エンジン室6の前方かつキャブ7の側方に配置される。作業機10は、ブーム11、アーム12、バケット装置13、及びアタッチメント用油圧配管14を有する。
ブーム11は、旋回台4に揺動可能に支持される。ブーム11は、ブームシリンダ11aによって駆動される。アーム12は、ブーム11に揺動可能に支持される。アーム12は、アームシリンダ12aによって駆動される。
バケット装置13は、危険物の破砕、地面の掘削、雑草の除去、及び瓦礫等の破砕に利用することができる。バケット装置13は、アーム12に着脱可能に取り付けられる。バケット装置13は、アーム12に揺動可能に支持される。バケット装置13は、バケットシリンダ13aによって駆動される。アタッチメント用油圧配管14は、後述する左右一対の油圧シリンダ60,60に連結される。
(バケット装置13の構成)
図2は、開状態のバケット装置13を下方から見た斜視図である。図3は、閉状態のバケット装置13を下方から見た斜視図である。
バケット装置13は、第1バケット20、第2バケット30、第1歯部40、及び第2歯部50を備える。
第1バケット20は、下側及び第2バケット30側それぞれに開口する箱型に形成される。第1バケット20の後面には、左右一対のカプラ21,21が取り付けられる。第1バケット20は、左右一対のカプラ21,21を介して作業機械1のアーム12(図1参照)に取り付けられる。
第2バケット30は、第1バケット20の前方に配置される。第2バケット30は、下側及び第1バケット20側それぞれに開口する箱型に形成される。第2バケット30の前端部には、掘削ツース31が取り付けられる。掘削ツース31は、掘削時に切刃として機能する。
第2バケット30は、回動軸32を中心として開閉可能に第1バケット20に取り付けられる。回動軸32は、車幅方向と平行な軸心AXを有する。回動軸32は、第1バケット20と第2バケット30との連結部分に挿通される。
第1バケット20の後面に固定された左右一対の第1連結具23と第1バケット20の上面に固定された左右一対の第2連結具35とには、左右一対の油圧シリンダ60,60が連結される。左右一対の油圧シリンダ60,60が伸縮すると、第2バケット30の上面に固定されたマウント33に連結されるリンク22を介して第2バケット30が揺動する。これにより、第2バケット30は第1バケット20に対して開閉する。
第1歯部40は、第1バケット20のうち第2バケット30側の開口に沿って配置される。第2歯部50は、第2バケット30のうち第1バケット20側の開口に沿って配置される。
(第1歯部40の構成)
図4は、第1歯部40の分解斜視図である。
第1歯部40は、4枚の第1長歯41、4枚の第1短歯42、6本の第1スペーサ43、3本の第1シャフト44を有する。ただし、第1長歯41及び第1短歯42それぞれの枚数は特に制限されない。また、第1スペーサ43及び第1シャフト44それぞれの本数は特に制限されない。
第1長歯41及び第1短歯42は、回動軸32の軸心に平行な方向(以下、「回動軸方向」という。)において交互に配置される。
第1長歯41は、後述する第2歯部50の第2長歯51(図5参照)とともに、破砕対象物の破砕、雑草や廃棄物などの把持に用いられる。第1長歯41は、板状に形成される。第1長歯41は、回動軸方向に直交する方向(以下、「直交方向」という。)に延びる刃形に形成される。
第1長歯41の基端部は、3つの開口41aに挿通される3本の第1シャフト44によって固定される。第1長歯41の先端部は、第1バケット20の下方開口から突出する。
第1長歯41は、後述する第2歯部50の第2短歯52(図5参照)と対向する対向面41Sと、第2短歯52の反対側に設けられる背面41Tとを有する。
第1短歯42は、2枚の第1長歯41の間に配置される。第1短歯42は、直交方向に延びる半刃形に形成される。直交方向において、第1短歯42の長さは、第1長歯41の長さよりも短い。そのため、2枚の第1長歯41の間には、隙間が形成される。
第1短歯42の基端部は、3つの開口42aに挿通される3本の第1シャフト44によって固定される。第1短歯42は、第2歯部50の第2長歯51と対向する対向面42Sと、第2長歯51の反対側に設けられる背面42Tとを有する。
第1スペーサ43は、第2歯部50に対して第1歯部40を位置決めするための筒状部材である。第1シャフト44は、第1長歯41、第1短歯42及び第1スペーサ43に挿通される。第1シャフト44の両端部は、第1バケット20の左右一対の内側面に着脱可能に取付けられる。
第1歯部40は、第1揺動プレート45、第1係止具46、第1連結具47、第1留め具48、及び第2固定具49を有する。
第1揺動プレート45は、第1短歯42に取り付けられる。第1揺動プレート45の基端部は、第1短歯42に固定された回動軸45aに連結される。回動軸45aは、第1短歯42の対向面42Sの基端部側に配置される。第1揺動プレート45の先端部は、自由端である。第1揺動プレート45は、回動軸45aを中心として、2枚の第1長歯41の間を揺動可能である。
第1揺動プレート45は、板状に形成される。回動軸方向において、第1揺動プレート45の幅は、第1短歯42の対向面42Sの幅と同程度にすることができる。
第1係止具46は、作業中に第1揺動プレート45が不必要に揺動しないよう、第1揺動プレート45を第1短歯42に係止するための部材である。第1係止具46は、第1揺動プレート45のうち自由端である先端部を第1短歯42に着脱可能に係止する。第1係止具46は、第1揺動プレート45を第1短歯42に係止する構成を有していればよい。例えば、第1揺動プレート45が磁性材料によって構成される場合、第1係止具46としては磁石が好適である。本実施形態において、第1係止具46は、第1短歯42の先端面に取り付けられているが、第1係止具46の配置位置は特に限られない。例えば、第1係止具46は、第1揺動プレート45と第1短歯42の対向面42Sとの間に配置されていてもよい。
第1連結具47は、第1揺動プレート45と後述する第2歯部50の第1固定具59(図5参照)とを連結するための部材である。第1連結具47の一端は、第1揺動プレート45に取り付けられる。第1連結具47の他端には、第1フック47aが取り付けられる。第1フック47aは、第2歯部50の第1固定具59に対して着脱可能である。第2バケット30を閉状態にして第1フック47aを第2歯部50の第1固定具59に装着した後、第2バケット30を開状態にすると、第1揺動プレート45は第1連結具47に引っ張られて揺動する。その結果、2枚の第1長歯41の間に詰まった土砂等が、2枚の第1長歯41の隙間から外部に除去される。
第1留め具48は、第1連結具47を第2歯部50の第1固定具59に装着しない場合(すなわち、作業中)に、第1連結具47の第1フック47aを留めておくための部材である。第1留め具48としては、例えば、環状部材を用いることができる。
第2固定具49は、第1長歯41に取り付けられる。第1長歯41には、後述する第2歯部50の第2連結具57の第2フック57a(図5参照)を着脱可能である。第2固定具49は、第1長歯41のうち背面41Tに取り付けられていることが好ましい。これによって、第2固定具49が作業中に損傷することを抑制できる。第2固定具49としては、例えば、環状部材を用いることができる。
(第2歯部50の構成)
図5は、第2歯部50の分解斜視図である。
第2歯部50は、4枚の第2長歯51、4枚の第2短歯52、6本の第2スペーサ53、3本の第2シャフト54を有する。ただし、第2長歯51及び第2短歯52それぞれの枚数は特に制限されない。また、第2スペーサ53及び第2シャフト54それぞれの本数は特に制限されない。
第2長歯51及び第2短歯52は、回動軸方向において交互に配置される。
第2長歯51は、第1歯部40の第1長歯41(図4参照)とともに、破砕対象物の破砕、雑草や廃棄物などの把持に用いられる。第2長歯51は、板状に形成される。第2長歯51は、直交方向に延びる刃形に形成される。
第2長歯51の基端部は、3つの開口51aに挿通される3本の第2シャフト54によって固定される。第2長歯51の先端部は、第2バケット30の下方開口から突出する。
第2長歯51は、第1歯部40の第1短歯42(図4参照)と対向する対向面51Sと、第1短歯42の反対側に設けられる背面51Tとを有する。
第2短歯52は、2枚の第2長歯51の間に配置される。第2短歯52は、直交方向に延びる半刃形に形成される。直交方向において、第2短歯52の長さは、第2長歯51の長さよりも短い。そのため、2枚の第2長歯51の間には、隙間が形成される。
第2短歯52の基端部は、3つの開口52aに挿通される3本の第2シャフト54によって固定される。第2短歯52は、第1歯部40の第1長歯41と対向する対向面52Sと、第1長歯41の反対側に設けられる背面52Tとを有する。
第2スペーサ53は、第1歯部40に対して第2歯部50を位置決めするための筒状部材である。第2シャフト54は、第2長歯51、第2短歯52及び第2スペーサ53に挿通される。第2シャフト54の両端部は、第2バケット30の左右一対の内側面に着脱可能に取付けられる。
第2歯部50は、第2揺動プレート55、第2係止具56、第2連結具57、第2留め具58、及び第1固定具59を有する。
第2揺動プレート55は、第2短歯52に取り付けられる。第2揺動プレート55の基端部は、第2短歯52に固定された回動軸55aに連結される。回動軸55aは、第2短歯52の対向面52Sの基端部側に配置される。第2揺動プレート55の先端部は、自由端である。第2揺動プレート55は、回動軸55aを中心として、2枚の第2長歯51の間を揺動可能である。
第2揺動プレート55は、板状に形成される。回動軸方向において、第2揺動プレート55の幅は、第2短歯52の対向面52Sの幅と同程度にすることができる。
第2係止具56は、作業中に第2揺動プレート55が不必要に揺動しないよう、第2揺動プレート55を第2短歯52に係止するための部材である。第2係止具56は、第2揺動プレート55のうち自由端である先端部を第2短歯52に着脱可能に係止する。第2係止具56は、第2揺動プレート55を第2短歯52に係止する構成を有していればよい。例えば、第2揺動プレート55が磁性材料によって構成される場合、第2係止具56としては磁石が好適である。本実施形態において、第2係止具56は、第2短歯52の先端面に取り付けられているが、第2係止具56の配置位置は特に限られない。例えば、第2係止具56は、第2揺動プレート55と第2短歯52の対向面52Sとの間に配置されていてもよい。
第2連結具57は、第2揺動プレート55と上述した第1歯部40の第2固定具49(図4参照)とを連結するための部材である。第2連結具57の一端は、第2揺動プレート55に取り付けられる。第2連結具57の他端には、第2フック57aが取り付けられる。第2フック57aは、第1歯部40の第2固定具49に対して着脱可能である。第2バケット30を閉状態にして第2フック57aを第1歯部40の第2固定具49に装着した後、第2バケット30を開状態にすると、第2揺動プレート55は第2連結具57に引っ張られて揺動する。その結果、2枚の第2長歯51の間に詰まった土砂等が、2枚の第2長歯51の隙間から外部に除去される。
第2留め具58は、第2連結具57を第1歯部40の第2固定具49に装着しない場合(すなわち、作業中)に、第2連結具57の第2フック57aを留めておくための部材である。第2留め具58としては、例えば、環状部材を用いることができる。
第1固定具59は、第2長歯51に取り付けられる。第2長歯51には、上述した第1歯部40の第1連結具47の第1フック47a(図4参照)を着脱可能である。第1固定具59は、第2長歯51のうち背面51Tに取り付けられていることが好ましい。これによって、第1固定具59が作業中に損傷することを抑制できる。第1固定具59としては、例えば、環状部材を用いることができる。
(作用及び効果)
(1)本実施形態に係るバケット装置13は、第1バケット20と、回動軸32を中心として開閉可能に第1バケット20に取り付けられる第2バケット30とを有する。第1歯部40は、回動軸方向において交互に配置された第1長歯41及び第1短歯42と、回動軸45aを中心として2枚の第1長歯41の間を揺動可能に第1短歯42に取り付けられる第1揺動プレート45と、一端が第1揺動プレート45に取り付けられ、他端に第1フック47aが取り付けられた第1連結具47とを有する。第2歯部50は、回動軸方向において交互に配置された第2長歯51及び第2短歯52と、第2長歯51に取り付けられ、第1フック47aを着脱可能な第1固定具59とを有する。
従って、第2バケット30を閉状態にして第1フック47aを第2歯部50の第1固定具59に装着した後、第2バケット30を開状態にすると、第1揺動プレート45は第1連結具47に引っ張られて揺動する。これによって、2枚の第1長歯41の間に詰まった土砂等を簡便に除去することができる。
(2)第1歯部40は、第1揺動プレート45を第1短歯42に係止するための第1係止具46を有する。従って、作業中に第1揺動プレート45が不必要に揺動することを抑制することができる。
(3)第1係止具46は、磁石であることが好ましい。これによって、簡素な構成によって第1揺動プレート45を係止することができる。
(4)第1固定具59は、第2長歯51のうち背面51Tに取り付けられる。これによって、第1固定具59が作業中に損傷することを抑制できる。
(5)第1バケット20は、第1連結具47の第1フック47aを着脱可能な第1留め具48を有する。これによって、第1連結具47を第2歯部50の第1固定具59に装着しない場合(すなわち、作業中)に、第1連結具47が土砂等に擦れて損傷することを抑制できる。
なお、以上の作用及び効果は、第1歯部40と同様の構成を有する第2歯部50においても得られるものである。
(実施形態の変形例)
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
[変形例1]
上記実施形態では、作業機械の一例である油圧ショベルに対して本発明に係るバケット装置を適用した場合について説明したが、本発明に係るバケット装置は、作業機を取付け可能な種々の作業機械に適用可能である。
[変形例2]
上記実施形態では、第1歯部40及び第2歯部50のそれぞれが土砂等を除去するための構成を有することとしたが、第1歯部40及び第2歯部50の一方のみが当該構成を有していてもよい。すなわち、第1歯部40は第1揺動プレート45及び第1連結具47を有し、かつ、第2歯部50は第1固定具59を有していればよい。或いは、第1歯部40は第2固定具49を有し、かつ、第2歯部50は、第2揺動プレート55及び第2連結具57を有していればよい。
[変形例3]
上記実施形態では、第1歯部40は、第1係止具46及び第1留め具48を有することとしたが、これらは任意付加的な部材である。また、第1歯部40は、第2固定具49を有することとしたが、第2歯部50が第2揺動プレート55及び第2連結具57を有していない場合、第2固定具49は不要である。
同様に、第2歯部50は、第2係止具56及び第2留め具58を有することとしたが、これらは任意付加的な部材である。また、第2歯部50は、第1固定具59を有することとしたが、第1歯部40が第1揺動プレート45及び第1連結具47を有していない場合、第1固定具59は不要である。
1 作業機械
10 作業機
13 バケット装置
20 第1バケット
30 第2バケット
32 回動軸
40 第1歯部
41 第1長歯
41S 対向面
41T 背面
42 第1短歯
42S 対向面
42T 背面
45 第1揺動プレート
46 第1係止具
47 第1連結具
47a 第1フック
48 第1留め具
49 第2固定具
50 第2歯部
51 第2長歯
51S 対向面
51T 背面
52 第2短歯
52S 対向面
52T 背面
55 第2揺動プレート
56 第2係止具
57 第2連結具
57a 第2フック
58 第2留め具
59 第1固定具

Claims (11)

  1. 第1バケットと、
    回動軸を中心として開閉可能に前記第1バケットに取り付けられる第2バケットと、
    前記第1バケット内に配置される第1歯部と、
    前記第2バケット内に配置される第2歯部と、
    を備え、
    前記第1歯部は、
    前記回動軸方向において交互に配置された第1長歯及び第1短歯と、
    前記回動軸に平行な回動軸を中心として2枚の前記第1長歯の間を揺動可能に前記第1短歯に取り付けられる第1揺動プレートと、
    一端が前記第1揺動プレートに取り付けられ、他端に第1フックが取り付けられた第1連結具と、
    を有し、
    前記第2歯部は、
    前記回動軸方向において交互に配置された第2長歯及び第2短歯と、
    前記第2長歯に取り付けられ、前記第1フックを着脱可能な第1固定具と、
    を有する、
    バケット装置。
  2. 前記第1歯部は、前記第1揺動プレートを第1短歯に係止するための第1係止具を有する、
    請求項1に記載のバケット装置。
  3. 前記第1係止具は、磁石である、
    請求項2に記載のバケット装置。
  4. 前記第2長歯は、前記第1短歯に対向する対向面と、前記第1短歯の反対側に設けられる背面とを有し、
    前記第1固定具は、前記第2長歯の前記背面に取り付けられる、
    請求項1乃至3のいずれかに記載のバケット装置。
  5. 前記第1バケットは、前記第1フックを着脱可能な第1留め具を有する、
    請求項1乃至4のいずれかに記載のバケット装置。
  6. 前記第2歯部は、
    前記回動軸に平行な回動軸を中心として2枚の前記第2長歯の間を揺動可能に前記第2短歯に取り付けられる第2揺動プレートと、
    一端が前記第2揺動プレートに取り付けられ、他端に第2フックが取り付けられた第2連結具と、
    を有し、
    前記第1歯部は、
    前記第1長歯に取り付けられ、前記第2フックを着脱可能な第2固定具と、
    を有する、
    請求項1乃至5のいずれかに記載のバケット装置。
  7. 前記第2歯部は、前記第2揺動プレートを第2短歯に係止するための第2係止具を有する、
    請求項6に記載のバケット装置。
  8. 前記第2係止具は、磁石である、
    請求項7に記載のバケット装置。
  9. 前記第1長歯は、前記第2短歯に対向する対向面と、前記第2短歯の反対側に設けられる背面とを有し、
    前記第2固定具は、前記第1長歯の前記背面に取り付けられる、
    請求項6乃至8のいずれかに記載のバケット装置。
  10. 前記第2バケットは、前記第2フックを着脱可能な第2留め具を有する、
    請求項6乃至9のいずれかに記載のバケット装置。
  11. 車体フレームと、
    前記車体フレームに揺動可能に取り付けられる作業機と、
    を備え、
    前記作業機は、請求項1乃至10のいずれかに記載のバケット装置を含む、
    作業機械。
JP2019203382A 2019-11-08 2019-11-08 バケット装置及びそれを備える作業機械 Pending JP2021075904A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019203382A JP2021075904A (ja) 2019-11-08 2019-11-08 バケット装置及びそれを備える作業機械

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019203382A JP2021075904A (ja) 2019-11-08 2019-11-08 バケット装置及びそれを備える作業機械

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021075904A true JP2021075904A (ja) 2021-05-20

Family

ID=75898692

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019203382A Pending JP2021075904A (ja) 2019-11-08 2019-11-08 バケット装置及びそれを備える作業機械

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021075904A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2016516928A (ja) 作業具の互換性を拡張した掘削機
JP5373041B2 (ja) 振動リッパー
US10480154B2 (en) Implement carrier and implements
JP4503360B2 (ja) 切削工具
JP2010112094A (ja) 建設機械
JP2021075904A (ja) バケット装置及びそれを備える作業機械
CN206706859U (zh) 一种切割组件及土方处理装置
KR102300610B1 (ko) 회전 변환 멀티 링크
JP2004182391A (ja) 林道開設用多機能作業装置
JP2011026887A (ja) 杭引抜き用作業機
JP2021046751A (ja) バケット装置及びそれを備える作業機械
JP2014020012A (ja) 建設機械の作業装置
CA2683130A1 (en) Pivoting implements and adjustment arrangements for earth moving or materials handling machines
KR200245906Y1 (ko) 굴삭기
JP2021025319A (ja) バケット装置及びそれを備える作業機械
JPH10159128A (ja) 溝掘機
JP2019203333A (ja) 建設機械
JP5409506B2 (ja) 溝掘機
JP4864080B2 (ja) 作業用アタッチメントの着脱装置
JP4236609B2 (ja) 旋回作業機におけるロータリジョイントの取付構造
JP2005313836A (ja) 作業機における転輪の取付構造
JP6507051B2 (ja) 作業機の加振アダプター
JPH0344838Y2 (ja)
JPH10176341A (ja) バックホーのアタッチメント
JPS62268431A (ja) 浚渫作業機