JP2016516928A - 作業具の互換性を拡張した掘削機 - Google Patents
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Abstract
掘削機(10)は、車台アセンブリ(22)と、車台アセンブリ(22)に対して回転可能なタレットアセンブリ(60)とを有する。車台アセンブリ(22)は、揚力軸(31)周りを枢動してもよい車台器具支持部(26)を有する。車台カプラ(40)は、車台支持部に連結され、車台器具(80)に設けられた車台器具接触面(84)に対して動作可能に接合される車台カプラ接触面(94)を備える。タレットアセンブリ(60)がさらにタレット器具(74)も運搬するため、掘削機(10)は車台器具(80)とタレット器具(74)の双方を同時に採用してもよい。【選択図】図1
Description
本開示は、作業に適用される機械全般に係り、特に作業具を掘削機に連結する装置及び方法に係る。
スキッドステアローダーや小型掘削機等の機械とともに用いられる様々な作業具が知られている。通常、作業具は特定種別の機械との使用に特に適している。例えば、小型掘削機の器具は、小型掘削機のブームへのアタッチメントとして構成され、スキッドステアローダーの器具は、スキッドステアローダーへのアタッチメントとして構成される。歴史的に、スキッドステアローダーに用いられる作業具は、搭載要件が異なるため、小型掘削機に用いることができなかった。結果として、小型掘削機とスキッドステア作業具の双方が必要な作業現場には、双方の種別の装備が搬送されることが頻繁にあった。或いは、オペレータは、小型掘削機のみの搬送を希望している場合でも、2セットの特定タスク専用アタッチメントを購入しなければならなかった。
最近では、スキッドステアローダーのアタッチメントを掘削機のアームに搭載するアダプターがEcksteinらによる米国特許第7,524,158号において提案されている。‘158号特許のアダプターは、掘削機のスティック又はアームに取り付けられることにより、通常掘削機アームの端部に取り付けられるバケットの代わりに用いられる。従って、‘158号特許のアダプターは、小型掘削機のアーム上で使用される標準化スキッドステアローダー搭載構成を有する作業具の使用を容易にする一方で、バケットの取り外しを要することにより、通常掘削機動作の費用でこれを実現する。さらに、‘158号特許のアダプターは、一度に1つのアタッチメントの使用のみを許容するものであるため、小型掘削機の機能を制限する。
小型掘削機は通常、車台若しくは裏込、グレーディング、又はその他の目的に用いられてもよい車台に搭載されるブレードを備える。既知の設計によると、車台とブレードを保持する支持部との間に揚力シリンダーが取り付けられてもよく、ブレードを昇降させるよう作動されてもよい。Bowersらによる米国特許第5,367,796号は、既存のブレード構造に搭載されるキャリアアタッチメントの提供を提案している。この‘796号特許のキャリアは、掘削機に設けられるブレードの特別な構成に合わせてカスタマイズされなければならない。
本開示の一様態によると、掘削機は、車台器具接触面を有する車台器具とタレット器具とともに用いるように提供される。この掘削機は、車台フレーム、車台フレームに連結された地面接合部材、車台フレームに対して枢動可能に連結された車台器具支持部、車台フレームと車台器具支持部との間に動作可能に連結され、車台器具支持部を揚力軸周りに枢動させる揚力アクチュエータを有する車台アセンブリを備えてもよい。車台カプラは、車台器具支持部に対して動作可能に連結され、車台器具接触面に対して動作可能に接合される車台カプラ接触面を備えてもよい。この掘削機はさらに、車台アセンブリに連結され、車台アセンブリに対してタレット軸周りを回転可能なタレットアセンブリを備えてもよく、タレットフレームと、タレットフレームに対して枢動可能に連結されたブームと、ブームに対して枢動可能に連結され、タレット器具に対して動作可能に接合されるスティックとを備えてもよい。
これらの様態のいずれかと組み合わされてもよい本開示の他の様態によると、掘削機は、車台器具接触面を有して連続的に動力供給される車台器具とタレット器具とともに用いられるよう提供される。掘削機は、車台フレームと、車台フレームに連結された地面接合部材と、車台フレームに対して枢動可能に連結された車台器具支持部と、車台フレームと車台器具支持部との間に動作可能に連結され、車台器具支持部を揚力軸周りに枢動させる揚力アクチュエータとを有する車台アセンブリを備えてもよい。車台カプラは、車台器具支持部に対して動作可能に連結されてもよく、車台器具接触面に対して動作可能に接合される車台カプラ接触面を備えてもよく、車台カプラに隣接して配置される車台器具動力接触面を備えた車台器具動力源が設けられてもよい。この掘削機はさらに、車台アセンブリに連結され、車台アセンブリに対してタレット軸周りに回転可能なタレットアセンブリを備えてもよく、このタレットアセンブリは、タレットフレームと、タレットフレームに対して枢動可能に連結されたブームと、ブームに対して枢動可能に連結され、タレット器具に対して動作可能に接合されたスティックとを備える。
これらの様態のいずれかと組み合わされてもよい本開示の他の様態によると、掘削機及び器具のキットが、複数の車台器具を備えて設けられ、各車台器具は、標準化器具接触面を有する。掘削機は、車台フレームと、車台フレームに連結された地面接合部材と、車台フレームに対して枢動可能に連結された車台器具支持部と、車台フレームと車台器具支持部との間に動作可能に連結され、車台器具支持部を揚力軸周りに枢動させる揚力アクチュエータと、車台器具支持部に対して動作可能に連結され、標準化器具接触面に対して動作可能に接合される車台カプラ接触面を備えた車台カプラを有する車台アセンブリを備えてもよい。この掘削機はさらに、車台アセンブリに連結され、車台アセンブリに対してタレット軸周りに回転可能なタレットアセンブリを備えてもよく、タレットアセンブリは、タレットフレームと、タレットフレームに対して枢動可能に連結されたブームと、ブームに対して枢動可能に連結されたスティックと、スティックに対して動作可能に連結されたタレット器具とを備える。
図1及び図2は、タスクを達成するために協働する複数のシステムと構成要素とを有する掘削機10の形態で、一例としての機械を示している。この機械は、鉱業、建設業、農業、交通等の産業、又はその他の従来既知の産業と関連づけられた任意の種別の動作を実施する固定的機械又は機動性機械として実装されてもよい。例えば、この機械は、小型掘削機(図示)、バックホー、トラック型トラクター、ローダー、モーターグレーダー等の土木機械、又はその他の土木機械であってもよい。掘削機10は、1つ以上の器具を動かす器具システム12と、地面接合部材16を推進させる駆動システム14と、器具システム12及び駆動システム14に動力供給を行う動力源18(図1)と、器具システム12及び駆動システム14のオペレータ制御を行うオペレータステーション20とを備えてもよい。
動力源18は、例えば、ディーゼルエンジン、ガソリンエンジン、ガス燃料動力供給エンジン等のエンジン、又はその他の種別の従来既知の内燃機関として具体化されてもよい。動力源18は、代わりに、燃料電池、動力貯蔵装置等の非燃焼型動力源、又はその他の従来既知の動力源として具体化されてもよいと考えられる。動力源18は、器具システム12及び駆動システム14に直接供給される機械的又は電気的な動力出力を生成してもよく、若しくは、動力源18の出力が器具システム12及び駆動システム14を動かす油圧力に変換されてもよい。
車台アセンブリ22が掘削機10の下方部分を形成してもよい。図3に最もよく示されるとおり、車台アセンブリ22は、地面接合部材16の間に延びる車台フレーム24を備えてもよい。車台器具支持部26は、車台フレーム24に対して枢動可能に連結されてもよい。図示の実施形態において、車台フレーム24は、揚力軸31を規定した車軸30を有する一対のブラケット27を備えてもよい。車台器具支持部26は、車軸30に対して枢動可能に連結された第1端部32を備える一対の脚部28を有してもよい。脚部28の第2端部33は、横方向支持部34によって結合される。揚力アクチュエータ36は、車台フレーム24と横方向支持部34との間に延び、車台器具支持部26を揚力軸周りに枢動させるよう作動されることにより、車台器具支持部26を昇降させてもよい。
車台カプラ40は、車台器具支持部26に対して動作可能に連結され、車台器具支持部26の作業具へのアタッチメントを容易にしてもよい。図3及び図4に最もよく示すとおり、車台カプラ40は前方プレート42を備えてもよい。外側壁部44、中間壁部46、内側壁部48の関連対は、前方プレート42から後方に延びる。外側壁部44及び中間壁部46には、車台カプラ40が周りを枢動してもよい傾斜軸52を規定した傾斜車軸50を受容するように一列に並んだ下方開口が形成されてもよい。横方向支持部34の両端から突出したチャンネル54は、傾斜車軸50を受容する追加開口を規定することにより、車台カプラ40を枢動可能に車台器具支持部26に連結する。図示の実施形態において、傾斜車軸50は、車台アセンブリ22を横断して延びており、揚力軸31と略並行してもよい。中間壁部46及び内側壁部48には、一列に並んだ上方開口が形成されてもよい。一対の傾斜アクチュエータ56が、車台器具支持部26の脚部28と上方開口を通って延びた上方車軸58との間に動作可能に連結されることで、傾斜アクチュエータ56の作動で車台カプラ40を車台器具支持部26に対して傾斜軸52周りに枢動させることにより、車台カプラ40の配置角度を調整してもよい。傾斜アクチュエータ56は、動作を行うため、動力源18に対して動作可能に連結されてもよい。
タレットアセンブリ60は、車台アセンブリ22に対して回転可能に連結された、掘削機10の上方部分を形成してもよい。例えば、車台フレーム24は、タレットフレーム64が支持されてもよい回転台ジョイント62(図3)を備えることで、タレットアセンブリが車台アセンブリ22に対してタレット軸65周りを回転するようにしてもよい。タレット軸65は、回転台ジョイント62の中心点67に対して略同軸であり、且つ、揚力軸31及び傾斜軸52の双方と略直交してもよい。揺動モーター63は、動力源18に対して動作可能に連結されてもよく、タレットアセンブリ60を車台アセンブリ22に対して回転させる揺動力を提供してもよい。
タレットフレーム64は、オペレータステーション20を支持してもよい。ブーム66は、タレットフレーム64に対して枢動可能に連結され、タレットフレーム64とブーム66との間に延びた、複動式油圧シリンダー等のブームアクチュエータ68によって作動されてもよい。スティック70は、ブーム66に対して枢動可能に連結され、ブーム66とスティック70との間に動作可能に連結された複動式油圧シリンダーであってもよいスティックアクチュエータ72によって作動されてもよい。さらに、図1に示すようなバケット等のタレット器具74は、スティック70に対して動作可能に連結されてもよい。タレット器具アクチュエータ76は、スティック70とタレット器具74との間に動作可能に連結されることにより、タレット器具74をスティック70に対して枢動させてもよい。
タレットアセンブリ60に設けられたタレット器具74に加え、掘削機10はさらに、車台アセンブリ22が設けられた車台器具80(図1)を備えてもよい。図示の実施形態において、車台器具80は、トレンチャーの形態で示されているが、あらゆる既知の種別の器具が用いられてもよい。車台器具80は、通常、1つ以上のタスクを実施する作業具端部82と、掘削機10上の構成要素に接合される車台器具接触面84とを備える。車台器具接触面84は、特定の構成を有する凹部86を備えてもよい。
車台器具接触面84は、標準化構成を有してもよい。図5及び図6に示す一例としての実施形態において、車台器具接触面84は、ISO24410に準じており、スキッドステアローダー上で用いられる器具の標準化接触面を提供する。従って、凹部86の上側縁部88はダブテール形状を有し、一方で2つのポケット90が凹部86の下側縁部92に形成される。接合面87は、凹部86の境界を規定し、略平面的である。上側縁部88とパケット90の配向はすべて、凹部86の全体的高さ及び幅並びに接合面87の構成と同様、ISO24410規格に準じて選択されてもよく、これは車台器具接触面84との接合に用いられる構成要素の最大寸法を規定するものである。車台器具接触面84のスキッドステアローダー構成を図示及び説明したが、小型ホイールローダー器具等、他の既存の標準化構成が用いられてもよいことが理解されるであろう。さらに、車台器具接触面84は、過去に存在するいかなる構成とも合致しないものの、新たに開発された構成に適合するという意味で標準化されているカスタム構成を有してもよい。
車台カプラ40は、車台器具接触面84に対して動作可能に接合されてもよい。より具体的には、車台カプラ40は、車台器具接触面84の凹部86に確実に接合される車台カプラ接触面94を提供してもよい。図4及び図6に最もよく示されるとおり、車台カプラ接触面94は、前方プレート42の上側縁部に連結される楔片96を備えてもよい。楔片96は、前方プレート42の前方面98に対して、凹部上側縁部88(図6)の一部を補完する表面を形成するように配向される。車台カプラ接触面94はさらに、凹部86の高さ及び幅に収まる最大高さHと最大幅Wとを有する前方プレート42の前方面98を備えてもよい。前方面98はまた、車台器具接触面84の接合面87に密着するよう、略平面的であってもよい。
車台器具80を掘削機10に連結するため、車台カプラ40は、車台カプラ接触面94の楔片96が車台器具接触面84の凹部上側縁部88内に挿入できるような配向に配置されてもよい。そして車台カプラ40は、図6に示すとおり、車台器具接触面84の接合面87に前方プレート42の前方面98が接合するまで上昇、傾斜、又はその他の操作が施されることにより、車台カプラ40を車台器具80に連結するようにしてもよい。結果として、車台カプラ接触面94は、車台カプラ40を車台器具80の車台器具接触面84に対して迅速且つ容易に接合及び分離させる。
小型掘削機の裏込ブレードが通常設けられる箇所に、スキッドステアローダーのアタッチメントに用いられる標準接触面等の標準器具接触面を設けることにより、小型掘削機の用途及び機能を著しく拡大する。
車台カプラ接触面94が過去に存在した標準化器具接触面と互換性を有する構成であれば、掘削機10は、カスタマイズされたアダプターを必要とすることなく、種々の既存の器具とともに用いられてもよい。例えば、車台カプラ接触面94がISO24410に規定されたスキッドステアローダー器具接触面と互換性を有していれば、車台カプラ40は、いくつかの既存のスキッドステアローダーの器具又はアタッチメントのうちのいずれか1つに取り付けられてもよい。或いは、車台カプラ接触面94は、後に開発される標準化器具接触面を有する器具と互換性を有する構成であってもよい。いずれにしても、車台カプラ40が車台アセンブリ22に関連付けられるため、掘削機10は、バケットやその他のタレット器具を取り外すことなく、これらの標準化器具を用いてもよい。
図1に示すとおり、完遂させる作業に応じて、タレットアセンブリ60が車台アセンブリ22に対して回転することで、タレット器具74が掘削機10の車台器具80と同じ側に配置されるようにしてもよい。図1に示す実施形態において、タレット器具74はバケットであり、車台器具80はトレンチャーである。或いは、図2に示すとおり、タレットアセンブリ60が車台アセンブリ22に対して回転することで、タレット器具74が掘削機10の車台器具80と反対側に配置されるようにしてもよい。図2に示す実施形態において、タレット器具74は地面穴あけ機であり、車台器具80はバケットである。
掘削機10はさらに、連続的に動力供給された車台器具の使用を許容してもよい。例えば、図3に示すとおり、ライン100により、車台器具動力接触面102を車台カプラ40に隣接して配置してもよい。このライン100は、動力源18に対して動作可能に連結されてもよい。車台器具は、ブラシ、リッパー、ハンマー又はその他の作業具への連続的動力供給を必要としてもよい。従って、車台器具は、車台器具に必要な動力を供給するために車台器具動力接触面102に取り付けられてもよい供給ラインを備えてもよい。いくつかの実施形態において、連続的に動力供給される車台器具は、連続油圧フロー車台器具からなり、この場合、動力源18は油圧動力源からなる。
車台器具に加えて、タレット器具もまた連続動力源を必要としてもよい。従って、動力源18は、タレット器具の作動に要する動力を提供するため、タレット器具動力接触面104(図1)等によってタレット器具に連結されてもよい。
従って、種々の既知の器具が車台器具及びタレット器具として用いられてもよい。互換性を有する器具には、例えば、ドリル、バケット、地面穴あけ機、ブレード、ショベル、リッパー、ブーム、除雪機、切断機械、把持機械等の特定タスクの実施に用いられる任意の機械、又は従来既知のその他のタスク実施機械が含まれてもよい。
さらに、同一の掘削機10に取り付けられた2つの器具を同時又は連続的に用いる能力により、協働関係の器具の組合せを用いることができるようになる。本明細書において用いられる「協働関係」という用語は、特定プロセスの1つ以上のステップに関連するタスクを実施する作業具の説明を意図するものである。従って、車台器具は資材の運搬に用いられるバケットであり、タレット器具はその資材を把持し、所望の位置に配置するのに用いられる把持機械であってもよい。或いは、車台器具は瓦礫を受容するバケットであり、タレット器具はこの瓦礫をバケット内に掃き入れるのに用いられる回転ブラシであってもよい。さらに、車台器具はコンクリート切断機であってもよく、タレット器具はコンクリートの破砕に用いられるドリルであってもよい。さらに他の実施形態において、車台器具はトレンチャーであってもよく、タレット器具はトレンチの裏込に用いられるブレードであってもよい。他の例として、車台器具は荷台の運搬を行うフォークであってもよく、タレット器具はこの荷台を把持し、所望の位置に配置するのに用いられる把持機械であってもよい。これらの器具の組合せ及び他の組合せが単一の掘削機に設けられることにより、掘削機の用途及び機能を拡張することができる。
以上の説明は、開示のアセンブリ及び技術を例示したものであると理解されるであろう。しかしながら、本開示の他の実装は以上の例とは詳細な点で異なってもよいと考えられる。開示又はその例への参照はすべて、その時点で議論されている特定の例への参照を意図するものであり、より一般的に本開示の範囲の限定を暗示するものでない。特定の特徴について区別及び軽視する表現はすべて、これらの特徴の優先度が低いことを示すが、指摘の無い限り、これらを本開示の範囲から完全に除外するものでない。
本明細書における数値範囲の引用は、特に指摘の無い限り、単にその範囲内に収まる各値の個別言及を省略する方法として意図されているものであり、各値は、本明細書で個別に引用された場合と同様に、本明細書に組み込まれるものとする。本明細書で述べた方法はすべて、本明細書において指摘の無い限り、又は文脈から明らかでない限り、いかなる好適な順序で実施されてもよい。
従って、本開示には、適用可能な法律により認められるとおり、添付の請求項に引用した主題に対するすべての変形例及び均等物が含まれる。さらに、本明細書において指摘のない限り、又は文脈から明らかでない限り、以上に述べた要素のあらゆる可能な組合せが本開示に包含される。
Claims (7)
- 車台器具接触面(84)を有する車台器具(80)とタレット器具(74)とともに用いる掘削機(10)であって、
車台フレーム(24)、
前記車台フレーム(24)に連結された地面接合部材(16)、
前記車台フレーム(24)に対して枢動可能に連結された車台器具支持部(26)、
前記車台フレーム(24)と前記車台器具支持部(26)との間に動作可能に連結され、前記車台器具支持部(26)を揚力軸(31)周りに枢動させる揚力アクチュエータ(36)、及び
前記車台器具支持部(26)に対して動作可能に連結され、前記車台器具接触面(84)に対して動作可能に接合される車台カプラ接触面(94)を備える車台カプラ(40)
を有する車台アセンブリ(22)と、
前記車台アセンブリ(22)に連結され、前記車台アセンブリ(22)に対してタレット軸(65)周りを回転可能なタレットアセンブリ(60)とを備え、
前記タレットアセンブリ(60)は、
タレットフレーム(64)、
前記タレットフレーム(64)に対して枢動可能に連結されたブーム(66)、及び
前記ブーム(66)に対して枢動可能に連結され、前記タレット器具(74)に対して動作可能に接合されるスティック(70)を備える掘削機(10)。 - 前記車台器具接触面(84)は、スキッドステアローダー器具接触面からなる請求項1に記載の掘削機(10)。
- 前記車台器具指示部(26)と前記車台カプラ(40)との間に動作可能に連結され、前記タレット軸(65)に略直交して延びる器具傾斜軸(52)周りに前記車台カプラ(40)を枢動させる傾斜アクチュエータ(56)をさらに備える請求項1に記載の掘削機(10)。
- 前記車台器具(80)は、連続的に動力供給される車台器具からなり、
前記掘削機(10)はさらに、前記車台カプラ(40)に隣接して配置される車台器具動力接触面(102)を含む車台器具動力源を備える請求項1に記載の掘削機(10)。 - 連続的に動力供給される前記車台器具は、連続油圧フロー車台器具からなり、
前記車台器具動力源は、油圧式動力源からなり、
前記タレット器具(74)は、タレット器具動力源に対して動作可能に連結され、連続的に動力供給されるタレット器具からなる請求項4に記載の掘削機(10)。 - 前記車台器具接触面(84)は、凹部上側縁部(88)を含む凹部(86)と、前記凹部(86)の一部を規定する接合面(87)とを備え、
前記車台カプラ接触面(94)は、
車台器具接触面(84)の前記接合面(87)を補完し、前記車台器具接触面(84)の前記凹部(86)に挿入される高さと幅とを有した前方プレート面(98)を規定する前方プレート(42)と、
前記前方プレート(42)の上側縁部(88)に連結され、前記凹部上側縁部(88)を補完するよう配向される楔片とを備える請求項1に記載の掘削機(10)。 - 前記タレット器具(74)及び前記車台器具(80)は、協働関係にある請求項1に記載の掘削機(10)。
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