JP6507051B2 - 作業機の加振アダプター - Google Patents

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本発明は、土木・建築における掘削、破砕、切断などの作業用に使用される、バケット、カッター等のアタッチメントを加振し、且つ、作業機のアームにピン等で連結し接続する、作業機の加振アダプターに関するものである。
従来、図4に示す作業機18のアーム16a,16bに、作業用のアタッチメント17をピン等で着脱自在に連結し、掘削等の作業機18として使用するが、作業能力を向上させるために前記アタッチメント17を振動機で加振することがある。その場合には、前記アーム16a,16bの先端部と前記アタッチメント17の上端部との間に介在されるアダプターがあり、その一例として、特許文献1に記載されたものが知られている。
即ち、この従来例は、作業機18である掘削機の振動発生アダプターに係る発明であり、掘削機のアームの先端と、バケットとの間に介在され、それ自体でモータ等で振動を発生し、二段階に振動を吸収してアダプターの振動を、前記作業機のアーム側に伝達させないようにした構造である。
特開2002−38514号公報
しかし、従来の作業機18の加振アダプター(上記特許文献1における振動発生アダプターに相当)では、移動できる車体と、該車体に取り付けらたアーム16a,16bと、該アームの先端に連結された加振アダプターと、該加振アダプターの前側に連結されたアタッチメント17の一例であるバケットとからなる。
前記加振アダプターから発生させた振動をアタッチメント17に伝えて土砂の掘削や締固めを行うことができるのであるが、振動を発生させるサーボモータの調整に手間が掛かるとともに、アーム側に振動が伝達されないように軸支持部にゴム等を介在させる構造が複雑になる。
また、加振アダプターの質量が小さいので、土砂等の重量が加重されるアタッチメント17に対する加振効果が有効に発揮されず、また、製造コストが嵩むことに課題がある。本発明に係る作業機の加振アダプターは、このような課題を解決するために提案されたものである。
本発明に係る作業機の加振アダプターの上記課題を解決して目的を達成するための要旨は、作業機におけるアームと作業用のアタッチメントとの間に介在してこれら連結するとともに前記アタッチメントを加振機構部で加振する着脱自在な振動制御脱着具であって、
前記アームに連結され脱着具のアーム側の筐体を構成する取付構造体と、前記取付構造体に固着されるとともに、該取付構造体を構成する側板間に架設した偏心軸を回転させる駆動部と、前記偏心軸に一端部が係合して支持されるとともに他端部が前記取付構造体に回動自在に支持されたリンクの端部に回動自在に支持されてなる揺動体と、前記揺動体における前記アームと反対側の端部に、前記アタッチメントを吊持するために設けられた固定フックと回動可能な可動フックと、前記固定フックと可動フックとの間に架設されるとともに、吊持したアタッチメントが前記両フックと前記アタッチメントとの係合部分で係合状態が緩まないように調整する調整手段とでなることである。
前記調整手段は、油圧シリンダーであることである。また、前記調整手段を伸縮・伸長させることによって、アタッチメントが加振アダプターに対して着脱自在であることを含むものである。
本発明の作業機の加振アダプターによれば、アーム側の取付構造体に設けられた加振用駆動装置(油圧モーター等)により、効率よく振動がアタッチメント側に伝達される。更に、アタッチメントを吊持する固定フックと可動フックとが、吊持状態において緩まないように、調整手段によって押圧若しくは引張りにより圧力を掛けているので、前記モーターの振動が無駄なくアタッチメントに伝達されるものである。
また、調整手段である油圧シリンダーのシリンダーロッドを伸縮・伸長させることで、フックとの係合状態を容易に係合・解除等などできるので、アタッチメントを容易で且つ着脱自在にして、加振アダプターに吊持することができると言う優れた効果を奏するものである。
本発明に係る作業機の加振アダプターAの使用状態の一部を拡大して示す側面図(A)、背面図(B)である。 同本発明の作業機の加振アダプターAの全体分解斜視図である。 同本発明の作業機の加振アダプターAの平面図(A)、側面図(B)、背面図(C)である。 従来例に係る作業機の斜視図である。
本発明に係る掘削機、切断機、破砕機などの作業機18(図4参照)における加振アダプターAは、図1に示すように、アーム16a,16b側に取り付けられる取付構造体1に加振用のモーター(油圧モーター、電動モーター等)6が固着され、固定フック13と可動フック14との間にアタッチメント17を緩み無く吊持するための調整手段(油圧シリンダー)15が設けられている。
本発明に係る作業機の加振アダプターAは、図1乃至図3に示すように、作業機18(図4参照)におけるアーム16a,16bと、掘削・切断等の作業用のアタッチメント17との間に介在してこれら連結するとともに、前記アタッチメント17を加振機構部(リンクシャフト3、偏心シャフト5、モーター6等)で加振する着脱自在なアダプターAである。
前記加振アダプターAは、図1に示すように、前記アーム16a,16bに連結され、加振アダプターのアーム側の筐体を構成するもので、図2に示すように、左右一対で対向配置にされた側基板1a,1b、これらの間に設けられるカバー12とで構成される取付構造体1がある。なお、ピン孔1c,1dは、前記アーム16a,16bのピン孔にピンを差し込んで該アーム16a,16bと取付構造体1とを連結するための孔を示している。
前記取付構造体1に固着されるとともに、該取付構造体1を構成する側基板1a,1b間に架設した偏心軸である偏心シャフト5(以下、同じ)を回転させる駆動部であるモーター6(以下、同じ)がある。図2に示すように、前記偏心シャフト5を前記側基板1a,1bに回転自在に支持させるベアリング11が設けられ、前記偏心シャフト5の一方の端部に、傘歯車7aが取り付けられている。
図2乃至図3に示すように、前記モーター6が前記側基板1bの固着板1eにボルト等で固定され、該モーター6の回転軸に傘歯車7bが取り付けられ、該傘歯車7bが前記傘歯車7aと直交して歯合している。
図2に示すように、前記偏心シャフト5に一端部が係合して支持されるとともに他端部が前記取付構造体1に回動自在に支持されたリンクであるリンクロッド3,3(以下、同じ)の端部に回動自在に連結されてなる揺動体2がある。
前記揺動体2は、図2に示すように、平板状の基台2aに一対の支承板2b,2cが、前後方向に沿って平行に立設され、その一端部(後部)側で前記偏心シャフト5とカム機構を介して係合され、他端部(前部)側で前記リンクロッド3,3の端部と、軸受け板2d,2eおよび軸孔に挿通されるリンク用シャフト10、10を介して回動自在に連結されている。
前記揺動体2は、前記偏心シャフト5の回転によるカム機構で、一対の支承板2b,2cが主に前後方向で揺動し、前記リンクロッド3,3とのリンク機構により、全体として、前後に揺動するものである。
前記リンクロッド3,3は、前記取付構造体1の側基板1a,1bの前部に設けられた軸受け孔に挿通されるリンク用シャフト8によって、リンク間にリンクスペーサ4を介在させて、一端側部が回動自在に吊持されている。リンクロッド3,3の他端側部は、前記支承板2b,2cと、軸受け板2d,2eとに挿通されるリンク用シャフト10で、回動自在に連結されている。
前記揺動体2における前記アーム側(図1では上側)と反対側(図1では、下側)の端部に、具体的は基台2aの裏面において、前記アタッチメント17を吊持するための、固定フック13と回動可能な可動フック14とが設けられている。
前記固定フック13は、図1(A)と図3(B)とに示すように、基台2の裏面に溶接等で固着され、フック部13aを後方に向けている。また、可動フック14は、図2に示すように、基板2の一部に上下に貫通する孔が設けられ、更に、基台2における一対の支承板2b,2cに軸受け孔2f,2fが設けられ、該軸受け孔2f,2fに挿通されるフック用シャフト9で、一定範囲内で回動自在に吊持されている。
前記可動フック14のフック部14aは、図3(B)に示すように、前方向に向けている。前記フック部13aと前記フック部14aとの間隔を固定し位置決めするために、図1(A)、図2、図3(B),(C)に示すように、前記固定フック13と可動フック14との間に、調整手段である油圧シリンダー15が架設されている。該油圧シリンダー15の基部側が固定フック13に設けた取付台座13bに揺動自在にして固定され、油圧シリンダー15のロッドが可動フック14の一部にピン等で連結されている。
前記油圧シリンダー15は、前記フック部13a,14aで吊持したアタッチメント17が、図1(A)に示すように、前記両フック13a,14aと前記アタッチメント17のシャフト17a,17bとの係合部分で、係合状態が緩まないように調整するものである。これにより、前記モーター6で回転駆動され偏心シャフト5による加振作用が、揺動体2の基台2aを介して効率的にアタッチメント17に伝達されるのである。なお、前記固定フック13及び可動フック14のフック部13a,14aの向きは、一例であって、特に限定しないものである。
前記調整手段である油圧シリンダー15のロッドを伸縮・伸長させることによって、アタッチメント17が加振アダプターAに対して着脱自在となり、且つ、緩み止めとなるのである。
以上のようにして、本発明に係る加振アダプターAが構成される。この加振アダプターAを、作業機18のアーム16a,16bにピンで連結し、更に、アタッチメント17を、調整手段である油圧シリンダー15を伸長させて、図1に示すように、緩み無く取り付ける。なお、前記アタッチメント17は、特にその種類を限定されるものではなく、掘削用のバケット、篩・選別用のバケット、破砕用の爪等、種々の加振させる作業用アタッチメントである。
前記加振アダプターAをアーム16a,16bとアタッチメント17の間に介在させてなる作業機18において、例えば、土砂などの掘削等の作業を開始して、図1に示すように、運転室から制御装置により高圧油を送り油圧モーター6を回転駆動させると、偏心シャフト5が回転し、揺動体2がリンクロッド3,3とともに前後に往復移動し、且つ、若干上下にも往復移動する。
それにより、油圧シリンダー15によって揺動体2に緩み無く固定され吊持されたアタッチメント17が、主に前後に振動する。アタッチメント17が加振され前後に振動することで、掘削等の作業がスムーズに行われるものである。
前記モーター6および偏心シャフト5による加振作用は、アーム16a,16b側に連結・固定されたアーム側の取付構造体1を基盤にして振動するので、作業機18全体の重量で保持されるモーター6側の加振作用が、揺動体2およびアタッチメント17の小重量側に確実に伝達され、効率的にアタッチメント17が振動するものである。
本発明に係る加振アダプターAは、各種の振動を付加させたいアタッチメントに広く適用することができるものである。
1 アーム側の取付構造体、 1a,1b 側基板、
1c,1d 連結用のピン孔、 1e 固着板、
2 揺動体、 2a 基台、
2b,2c 支承板、 2d,2e 軸受け板、
2f 軸受け孔、
3 リンクロッド、
4 リンクスペーサー、
5 偏心シャフト、
6 モーター、
7a 傘歯車、 7b 傘歯車、
8 リンク用シャフト、
9 フック用シャフト、
10 リンク用シャフト、
11 ベアリング、
12 カバー、
13 固定フック、 13a フック部、
13b 取付台座、
14 可動フック、 14a フック部、
15 油圧シリンダー、
16a,16b アーム、
17 アタッチメント(バケット等)、
17a,17b アタッチメント用シャフト、
18 作業機、
A 加振アダプター。

Claims (3)

  1. 作業機におけるアームと作業用のアタッチメントとの間に介在してこれら連結するとともに前記アタッチメントを加振機構部で加振する着脱自在なアダプターであって、
    前記アームに連結され脱着具のアーム側の筐体を構成する取付構造体と、
    前記取付構造体に固着されるとともに、該取付構造体を構成する側基板間に架設した偏心軸を回転させる駆動部と、
    前記偏心軸に一端部が係合して支持されるとともに他端部が前記取付構造体に回動自在に支持されたリンクの端部に回動自在に支持されてなる揺動体と、
    前記揺動体における前記アームと反対側の端部に、前記アタッチメントを吊持するために設けられた固定フックと回動可能な可動フックと、
    前記固定フックと可動フックとの間に架設されるとともに、吊持したアタッチメントが前記両フックと前記アタッチメントとの係合部分で係合状態が緩まないように調整する調整手段とでなること、
    を特徴とする作業機の加振アダプター。
  2. 調整手段は、油圧シリンダーであること、
    を特徴とする請求項1に記載の作業機の加振アダプター。
  3. 調整手段を伸縮・伸長させることによって、アタッチメントが加振アダプターに対して着脱自在であること、
    を特徴とする請求項1または2に記載の作業機の加振アダプター。
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