JP2021075358A - 電波測定システム - Google Patents

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Abstract

【課題】作業者による電波の測定時の環境のばらつきを低減し得る電波測定システムを提供する。【解決手段】乗客コンベアの機械室に設けられる無線通信装置で受信される電波を測定する電波測定システムであって、機械室に設けられ、機械室を開閉するための開閉部材を検出するための第1のセンサと、機械室に設けられ、乗客コンベアの稼動の状態を検出するための第2のセンサと、第1のセンサのセンサ値に基づいて開閉部材が閉じているか否かを判定し、第2のセンサのセンサ値に基づいて乗客コンベアが稼動しているか否かを判定する測定処理部と、を備え、測定処理部は、開閉部材が閉じていると判定し、かつ、乗客コンベアが稼動していると判定した場合、電波を測定する条件を満たしていると判定するようにした。【選択図】図1

Description

本発明は、電波測定システムに関し、例えば、乗客コンベアの機械室に設けられる無線通信装置で受信される電波を測定する電波測定システムに適用して好適なものである。
従来、エスカレーターの運転監視装置として、エスカレーターの運転の状況を示す監視データを無線信号で管理室の装置に送信し、管理室の装置で受信した信号を、電話回線を利用して監視局の装置に電送し、専門の作業者が運転の状況を正確に把握することが行われている。
エスカレーターが故障した場合、管理人にとっては保守会社に故障の状況を報告する負担がなくなる利点があり、また保守会社にとっては故障の原因を逸早く確認できる利点がある。
しかしながら、保守会社からの作業者の派遣を待たなければ、エスカレーターを正常な運転に復帰させることができず、早急な復帰が望めなかった。さらに、監視データを監視局の装置に送るために、エスカレーターから管理室の装置へ、管理室の装置から監視局の装置へとそれぞれのルートに通信設備の構築が必要となる。
この点、保守会社が運転の状況を直ちに把握でき、かつ、無線通信を用いることで、有線通信時に管理室の装置と監視局の装置とが通信するための通信設備の構築を無くしつつ、監視局の装置からの遠隔操作に応じて直ちに運転を復帰させることができるエスカレーターの運転監視装置が知られている(特許文献1参照)。
特開平9−278336号公報
特許文献1に記載の技術については、無線通信でも安定して通信が行える環境で使用可能である。通信が不安定な環境、通信が接続不可な環境では、開発の通りの成果を出すことができない。そのため、無線通信装置を設置する前に、無線通信が使用可能な環境であるかを調査して測定する必要があり、実際に無線通信を行う環境で測定する必要がある。
しかしながら、電波の測定時の環境が作業者によって異なり、正しい条件で電波を測定できていないときは、運用時に通信ができなくなる場合がある。この場合、原因の調査、再測定等のため、作業者が現場に行ことになり、対応に時間を要してしまう。
本発明は、以上の点を考慮してなされたもので、作業者による電波の測定時の環境のばらつきを低減し得る電波測定システムを提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、乗客コンベアの機械室に設けられる無線通信装置で受信される電波を測定する電波測定システムであって、前記機械室に設けられ、前記機械室を開閉するための開閉部材を検出するための第1のセンサと、前記機械室に設けられ、前記乗客コンベアの稼動の状態を検出するための第2のセンサと、前記第1のセンサのセンサ値に基づいて前記開閉部材が閉じているか否かを判定し、前記第2のセンサのセンサ値に基づいて前記乗客コンベアが稼動しているか否かを判定する測定処理部と、を備え、前記測定処理部は、前記開閉部材が閉じていると判定し、かつ、前記乗客コンベアが稼動していると判定した場合、電波を測定する条件を満たしていると判定するようにした。
上記構成では、例えば、電波を測定する条件を満たしていることが判定されるので、誤った条件で電波の測定が行われる事態を回避することができる。また、例えば、電波を測定する条件を満たしていることがシステムにおいて画一的に判定されるので、作業者による電波を測定する環境の差異により、運用時に通信が不良となり、原因の調査が必要となる件数を低減することができる。
本発明によれば、乗客コンベアの機械室における電波の測定を適切に行うことができる。
第1の実施の形態による電波測定システムに係る構成の一例を示す図である。 第1の実施の形態による電波測定装置と無線通信装置との構成の一例を示す図である。 第1の実施の形態による電波測定手順および電波測定処理との一例を示す図である。 第1の実施の形態による電波測定値と、照度センサ値と、磁気センサ値と、乗客コンベア110の速度との時系列の変化を模擬的に示す図である。
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。本実施の形態では、エスカレーター、電動道路等の乗客コンベアの機械室に設けられる無線通信装置の周囲の環境を監視し、無線通信装置で受信される電波の測定が正しい環境で行われることを診断する構成について主に説明する。本実施の形態では、電波の測定が正しい環境で行われるかが診断されるので、作業者による電波の測定時の環境のばらつきを低減することができる。以下、詳細について説明する。
(1)第1の実施の形態
図1において、100は全体として第1の実施の形態による電波測定システムを示す。
図1は、電波測定システム100に係る構成の一例を示す図である。電波測定システム100は、乗客コンベア110について、無線通信が可能な環境であるかを診断するために必要な電波の測定を行うシステムである。
乗客コンベア110は、基本的に、踏段120と、踏段120を走行させるための装置とを含んで構成されている。踏段120を走行させるための装置については、図示は省略するが、踏段チェーン、上部スプロケット、下部スプロケット、駆動モータ、制御装置、制動装置等である。
踏段120は、鉄等の磁性体を含んで構成され、無端状に連結された踏段チェーンに軸支されている。踏段チェーンは、上部スプロケットと下部スプロケットとに巻きかけられる。上部スプロケットは、駆動モータの駆動力によって回転駆動される。これにより、駆動モータが駆動されると、上部スプロケットが回転し、この駆動力を踏段チェーンが受けて回転する。踏段120は、この踏段チェーンの回転と一体となって回転して走行する。
また、制御装置は、上部機械室(図示は省略)に設けられ、駆動モータの加速度、速度、トルク等を制御する。したがって、踏段120の走行制御は、制御装置によって実行される。さらに、上部スプロケットの回転軸には、上部スプロケット、延いては踏段チェーンの走行を制動する制動装置が設けられている。
また、電波測定システム100は、電波測定装置130および無線通信装置140を含んで構成される。なお、電波測定装置130および無線通信装置140は、作業者(図示は省略)により現場に持ち込まれ、下部機械室150に設置される。
電波測定装置130は、照度センサ131と磁気センサ132とを備える。照度センサ131は、電波測定装置130の上面に電波測定装置130の方向133に向けられて設けられ、電波測定装置130近辺の明るさを測定する。磁気センサ132は、電波測定装置130の側面または上面に踏段120の方向134に向けられて設けられ、電波測定装置130近辺の磁場の大きさおよび方向を測定する。
無線通信装置140は、電波測定装置130と通信可能に接続され、電波測定装置130からの制御を受けて、一般回線の基地局(図示は省略)と通信を行い、基地局から受信する電波(例えば、電波の強度)を測定する機能を備える。
図2は、電波測定装置130と無線通信装置140との構成の一例を示す図である。
電波測定装置130は、制御部201、記憶部202等を含むハードウェアと、記憶部202に記憶され、制御部201により実行されるソフトウェアとを含んで構成されている。制御部201は、全体の動作を制御するための各種の演算を行うCPU(Central Processing Unit)等である。記憶部202は、制御部201による演算を実行するためのプログラムを格納するROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)等であり、制御部201がプログラムを実行する際の作業領域となるRAM(Random Access Memory)等である。また、記憶部202は、照度センサ値203、磁気センサ値204、電波測定値205、電波測定結果206を備える。
このような構成の電波測定装置130では、ハードウェアとソフトウェアとが協働することにより、電波測定装置130の動作制御に必要な機能が実現される。
また、電波測定装置130への入力を行う入力部207と、無線通信装置140を制御し、診断のための電波の測定に係る処理を行う測定処理部208と、電波の測定に係る情報を音(例えば、音声)として出力するスピーカ209と、入力された内容、電波の測定の結果等を表示する表示部210とを備える。
入力部207は、電波測定装置130を作業者が操作するための入力装置(図示は省略)と照度センサ131と磁気センサ132とを備える。入力部207は、測定処理部208の制御により、照度センサ131と磁気センサ132とを起動する。入力部207は、照度センサ131が取得した測定データを照度センサ値203に格納する。入力部207は、磁気センサ132が取得した測定データを磁気センサ値204に格納する。
測定処理部208は、無線通信装置140から受信した測定データを電波測定値205に格納する。また、測定処理部208は、電波の測定の終了後に、電波測定値205の良否を判定し、判定した結果を電波測定結果206に格納する。
スピーカ209は、診断のための電波の測定が開始した音である開始音、診断のための電波の測定が終了した音である終了音等を出力する。表示部210は、電波測定結果206等を表示する。スピーカ209および表示部210は、測定処理部208による電波の測定に係る情報を出力する出力部211の一例である。出力部211は、作業者が所持する携帯端末等に出力するための通信部(通信インタフェース)等であってもよい。
無線通信装置140は、制御部221、記憶部222等を含むハードウェアと、記憶部222に記憶され、制御部221により実行されるソフトウェアとを含んで構成されている。制御部221は、全体の動作を制御するための各種の演算を行うCPU等である。記憶部222は、制御部221による演算を実行するためのプログラムを格納するROM、HDD等であり、制御部221がプログラムを実行する際の作業領域となるRAM等である。
このような構成の無線通信装置140では、ハードウェアとソフトウェアとが協働することにより、無線通信装置140の動作制御に必要な機能が実現される。
また、制御部221は、電波測定装置130の制御部201と通信可能に接続され、測定処理部208からの制御により、アンテナ223を使用して基地局と通信を行い、基地局から受信する電波の強度を測定し、電波測定装置130に測定データを送信する。
図3は、無線通信が可能な環境であるかの診断に係る作業者の作業の手順(電波測定手順)と無線通信が可能な環境であるかの診断に係る電波を測定する処理(電波測定処理)との一例を示す図である。
作業者は、電波測定装置130と無線通信装置140とを下部機械室150に設置する(ステップS301)。より具体的には、作業者は、乗客コンベア110が設けられている現場に到着すると、安全柵を設置し、乗客コンベア110を停止させ、下部機械室150のカバープレート160を取り外し、電波測定装置130と無線通信装置140とを設置し、電波測定装置130と無線通信装置140とを接続し、電波測定装置130を起動させる操作を行う。
ステップS302では、電波測定装置130は、作業者による上記操作に応じて起動する。
ステップS303では、電波測定装置130は、照度センサ131を起動し、照度センサ131は、測定を開始する。照度センサ131による測定データは、照度センサ値203として格納される。
ステップS304では、電波測定装置130は、磁気センサ132を起動し、磁気センサ132は、測定を開始する。磁気センサ132による測定データは、磁気センサ値204として格納される。
ステップS305では、電波測定装置130は、起動する指示を無線通信装置140に送信する。無線通信装置140は、電波測定装置130からの上記指示に応じて起動し、電波の測定を行う。電波測定装置130は、無線通信装置140により測定された測定データを受信して電波測定値205に格納する。
ステップS306では、作業者は、カバープレート160を取り付ける。
ステップS307では、作業者は、乗客コンベア110を起動する。
ステップS308では、電波測定装置130は、照度センサ値203を読み出し、照度センサ値203が一定以上低下したか否かを判定する。電波測定装置130は、照度センサ値203が一定以上低下したと判定した場合、ステップS309に処理を移し、照度センサ値203が一定以上低下していないと判定した場合、ステップS308に処理を戻す。
ステップS309では、電波測定装置130は、磁気センサ値204を読み出し、磁気センサ値204の波形が一定の周期となったか否かを判定する。磁気センサ値204の波形が一定の周期となったと判定した場合、ステップS310に処理を移し、磁気センサ値204の波形が一定の周期となっていないと判定した場合、ステップS308に処理を戻す。
つまり、カバープレート160が適切(正常)に取り付けられていない場合、または、踏段120が適切(正常)に動作していない場合は、再度、照度センサ値203および磁気センサ値204の値が読み出される。カバープレート160が適切に取り付けられ、かつ、踏段120が適切に動作している場合は、電波の測定の条件を満たしていると判定され、ステップS310に処理が移される。
ステップS310では、電波測定装置130は、無線通信が可能な環境であるかを診断するために必要な電波の測定を開始することを開始音としてスピーカ209から出力する。以下では、当該電波の測定を開始した時点を「測定開始時点」と記す。なお、下部機械室150に設置する無線通信装置は、実際に診断に用いた無線通信装置140に限られるものではない。
ステップS311では、電波測定装置130は、照度センサ値203を参照し、カバープレート160が開けられる等で、照度センサ値203が一定値上昇したか否かを判定する。電波測定装置130は、照度センサ値203が一定値上昇したと判定した場合、ステップS315に処理を移し、照度センサ値203が一定値上昇していないと判定した場合、ステップS312に処理を移す。
ステップS312では、電波測定装置130は、磁気センサ値204を参照し、乗客コンベア110が停止される等で、磁気センサ値204の波形が乱れたか否かを判定する。電波測定装置130は、磁気センサ値204の波形が乱れたと判定した場合、ステップS315に処理を移し、磁気センサ値204の波形が乱れていないと判定した場合、ステップS313に処理を移す。
ステップS313では、電波測定装置130は、測定開始時点から一定の時間が経過したか否かを判定する。電波測定装置130は、測定開始時点から一定の時間が経過したと判定した場合、ステップS314に処理を移し、測定開始時点から一定の時間が経過していないと判定した場合、ステップS311に処理を戻す。以下では、測定開始時点から一定の時間が経過した時点を「測定終了時点」と記す。また、測定開始時点から測定終了時点までの期間(上記の一定の時間)を「測定期間」と記す。
ステップS314では、スピーカ209は、正常に終了したことを終了音(正常終了音)としてスピーカ209から出力し、電波測定処理を終了する。
ステップS315では、スピーカ209は、異常に終了したことを終了音(異常終了音)としてスピーカ209から出力し、電波測定処理を終了する。
図4は、電波測定値205(電波強度)と、照度センサ値203と、磁気センサ値204と、乗客コンベア110の速度(乗客コンベア速度)との時系列の変化を模擬的に示す図である。
(A)カバープレート取付前期間400
診断の開始時は、カバープレート160が開いているため、電波測定値グラフ410は、相対的に高く、照度センサ値グラフ420も相対的に高い。
(B)カバープレート閉作業期間401
カバープレート160を閉じる作業により、電波測定値グラフ410と照度センサ値グラフ420との値が下がる。本例では、カバープレート160がずらしながら閉められているので、閉められている割合に応じて電波測定値グラフ410および照度センサ値グラフ420の値が下がっている。
また、カバープレート160は、鉄等の磁性体を含んで構成されるため、カバープレート160が閉められている割合に応じて磁気の量が増え、磁気センサ値グラフ430の値も上がっている。
(C)乗客コンベア運転開始時402
乗客コンベア110が動作することにより、踏段120が動作し、磁気センサ値グラフ430が周期的に変化する。踏段120の速度が上がるに従って、磁気センサ値グラフ430の波形の周期が短くなり、踏段120の速度が定格速度に達すると、磁気センサ値グラフ430の波形の周期が一定となる。
また、乗客コンベア速度グラフ440は、乗客コンベア110の運転が開始してから定格速度に達するまで乗客コンベア速度が上昇する。
(D)測定開始時点403
照度センサ値グラフ420の値がしきい値421まで低下した(カバープレート160が適切に閉じられた)と判定され、磁気センサ値グラフ430の波形が一定となった(乗客コンベア110が適切に稼働している)と判定された場合、スピーカ209より開始音が出力される。
カバープレート160が適切に閉じられたか否かは、磁気センサ値グラフ430の値により判定してもよい。この場合、電波測定装置130は、磁気センサ値グラフ430の値が一定値まで上昇していて一定になっているか否かを判定する。電波測定装置130は、磁気センサ値グラフ430の値が一定値まで上昇していて一定になっている場合、カバープレート160が適切に閉じられたと判定する。なお、カバープレート160が適切に閉じられたか否かは、照度センサ値グラフ420の値により判定してもよいし、磁気センサ値グラフ430の値により判定してもよいし、両方の値を用いて判定してもよい。例えば、電波測定装置130は、照度センサ値203からカバープレート160が閉じていることを検出し、かつ、磁気センサ値204からカバープレート160が閉じていることを検出した場合に、カバープレート160が閉じていると判定してもよい。
(E)測定期間404
電波の測定が一定の時間(測定期間404)実施される。測定期間404において、照度センサ値グラフ420の値がしきい値421よりも一定値上昇したと判定された場合、電波の測定は、終了され、スピーカ209により異常終了音が出力される。なお、照度センサ値グラフ420の値がしきい値421よりも一定値降下したと判定された場合、電波の測定は、継続される。
また、測定期間404において、磁気センサ値グラフ430の波形の周期が乱れた(例えば、波形の周期が長くなった)と判定された場合、電波の測定は、終了され、スピーカ209により異常終了音が出力される。
(F)測定終了時点405
測定期間404が終了し、測定終了時点405になると、スピーカ209により正常終了音が出力される。なお、電波測定装置130は、測定終了時点405後の適宜のタイミングで、電波測定値グラフ410の良否を判定する。電波測定装置130は、電波測定値グラフ410の良否の判定では、例えば、測定期間404において、電波測定値グラフ410の値が所定の回数、しきい値411を下回ったか否かを判定する。電波測定装置130は、電波測定値グラフ410の値が所定の回数、しきい値411を下回ったと判定した場合、測定の結果として「否」を電波測定結果206に格納し、電波測定値グラフ410の値が所定の回数、しきい値411を下回っていないと判定した場合、測定の結果として「良」を電波測定結果206に格納する。
(G)乗客コンベア運転終了時406
作業者が乗客コンベア110を停止することにより、乗客コンベア速度グラフ440の値が低下し、磁気センサ値グラフ430の周期的な変化が無くなる。踏段120の速度が下がるに従って、磁気センサ値グラフ430の波形の周期が長くなり、踏段120が停止すると、磁気センサ値グラフ430の波形の周期が一定となる。
(H)カバープレート開作業期間407
カバープレート160を開ける作業により、電波測定値グラフ410と照度センサ値グラフ420との値が上がる。本例では、カバープレート160がずらしながら開けられているので、開けられている割合に応じて電波測定値グラフ410および照度センサ値グラフ420の値が上がっている。
また、カバープレート160は、鉄等の磁性体を含んで構成されるため、カバープレート160が開けられている割合に応じて磁気の量が減り、磁気センサ値グラフ430の値も下がっている。
本実施の形態では、電波を測定する条件を満たしていることが判定されて電波の測定が行われるので、乗客コンベアの機械室について無線通信が可能な環境であるかを正確に診断することができる。
(2)他の実施の形態
なお、上述の実施の形態においては、本発明を電波測定システムに適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々のシステム、装置、方法、プログラムに広く適用することができる。
また、上述の実施の形態においては、電波測定装置130が照度センサ131と磁気センサ132とを備えること(一体型)について述べたが、本発明はこれに限らず、電波測定装置130が照度センサ131および/または磁気センサ132と通信可能に接続される構成(分離型)にしてもよい。例えば、電波測定装置130は、パーソナルコンピュータとスマートフォンとの組み合わせにより構成されてもよい。かかる構成においては、例えば、スマートフォンが照度センサ131および磁気センサ132を備え、照度センサ131が取得した測定データと磁気センサ132が取得した測定データとをパーソナルコンピュータが記憶し、パーソナルコンピュータが電波測定部208の処理を行うようにしてもよい。また、かかる構成において、電波測定システムは、照度センサ131および磁気センサ132の設置の向きを調整して固定するための固定部(例えば、台座)を更に備えてもよい。
また、上述の実施の形態においては、磁気センサ132の磁気センサ値204から踏段120が動作していることを検出する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、踏段チェーン等、乗客コンベア110の走行に応じて動く磁性体を含む他の部材が動作していることを検出するようにしてもよい。
また、上述の実施の形態においては、カバープレート160が閉じていることを検出するセンサとして照度センサ131および/または磁気センサ132を用いる場合について述べたが、本発明はこれに限らず、他のセンサを用いるようにしてもよい。他のセンサとしては、カバープレート160に接触することなく、カバープレート160が閉じていることを検出可能なセンサ(画像センサ、ミリ波レーダー等)が好適である。
また、上述の実施の形態においては、乗客コンベア110が動作していることを検出するセンサとして磁気センサ132を用いる場合について述べたが、本発明はこれに限らず、他のセンサを用いるようにしてもよい。他のセンサとしては、乗客コンベア110に接触することなく、乗客コンベア110が動作していることを検出可能なセンサ(画像センサ、ミリ波レーダー等)が好適である。
また、上述の実施の形態においては、下部機械室150において電波を測定する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、上部機械室において電波を測定するようにしてもよい。
また、上述の実施の形態においては、開始音、終了音(正常終了音または異常終了音)をスピーカ209より出力する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、作業者が所持する携帯端末等に出力(例えば、電波の測定が開始または測定が終了したことの表示、音の出力、ランプの点灯等)するようにしてもよい。
また、上述の実施の形態においては、開始音、終了音(正常終了音または異常終了音)をスピーカ209より出力する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、開始音および終了音のうちの少なくとも1つを出力するようにしてもよい。
また、上述の実施の形態においては、無線通信装置140が基地局と無線通信する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、無線通信装置140が無線LANルータ等、他の無線通信用の機器と無線通信するようにしてもよい。
また、上述の実施の形態においては、ステップS305より無線通信装置140が電波を測定する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ステップS310において、即ち、電波の測定の条件を満たしていると判定された場合、無線通信装置140が電波を測定するようにしてもよい。
また、上述の実施の形態においては、電波の測定の条件が満たされるまでステップS308およびステップS309が行われる場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ステップS302〜ステップS305の処理の何れかが行われてから、所定の時間(例えば、30秒)が経過するまでに電波の測定の条件が満たされない場合、電波測定処理を終了するようにしてもよい。この場合、電波測定装置130は、異常終了音を出力するようにしてもよい。
また、上述の実施の形態においては、電波を測定する条件が満たされていると判定された場合に自動的に電波の測定が開始される構成について述べたが、本発明はこれに限らず、電波を測定する条件が満たされていると判定された場合に、当該条件が満たされたことを出力し、作業者による指示に基づいて電波の測定が開始されるように構成してもよい。
また、上記の説明において、各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記憶装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
上述した実施の形態は、例えば、以下の特徴的な構成を有する。
乗客コンベア(例えば、乗客コンベア110)の機械室(例えば、機械室150)に設けられる無線通信装置(例えば、無線通信装置140)で受信される電波を測定する電波測定システム(例えば、電波測定システム100)であって、上記機械室に設けられ、上記機械室を開閉するための開閉部材(例えば、カバープレート160)を検出するための第1のセンサ(例えば、照度センサ131、磁気センサ132、画像センサ、ミリ波レーダー)と、上記機械室に設けられ、上記乗客コンベアの稼動の状態を検出するための第2のセンサ(例えば、磁気センサ132、画像センサ、ミリ波レーダー)と、上記第1のセンサのセンサ値に基づいて上記開閉部材が閉じているか否かを判定し、上記第2のセンサのセンサ値に基づいて上記乗客コンベアが稼動しているか否かを判定する測定処理部(例えば、測定処理部208)と、を備え、上記測定処理部は、上記開閉部材が閉じていると判定し、かつ、上記乗客コンベアが稼動していると判定した場合、電波を測定する条件を満たしていると判定する(例えば、ステップS308、ステップS309参照)。
上記構成では、例えば、電波を測定する条件を満たしていることが判定されるので、誤った条件で電波の測定が行われる事態を回避することができる。また、例えば、電波を測定する条件を満たしていることがシステムにおいて画一的に判定されるので、作業者による電波を測定する環境の差異により、運用時に通信が不良となり、原因の調査が必要となる件数を低減することができる。
上記測定処理部は、電波を測定する条件を満たしていると判定した場合、上記機械室に設けられる無線通信装置による無線通信が可能であるか否かの診断をするための電波の測定を開始する(例えば、ステップS310参照)。
上記構成によれば、例えば、電波を測定する条件が満たされていると判定された場合に自動的に電波の測定が開始されるので、電波を測定する条件を満たした状態で電波の測定を開始することができ、人為的なミスを低減することができる。
上記測定処理部による電波の測定に係る情報を出力する出力部(例えば、スピーカ209、作業者が所持する携帯端末等に出力するための通信部)を備え、上記第1のセンサは、照度センサ(例えば、照度センサ131)であり、上記測定処理部は、上記機械室に設けられる無線通信装置による無線通信が可能であるか否かの診断をするための電波の測定を開始すると、上記第1のセンサのセンサ値がしきい値を超えたか否かを判定し(例えば、ステップS308参照)、上記出力部は、上記測定処理部により上記第1のセンサのセンサ値がしきい値を超えたと判定された場合、上記診断をするための電波の測定が失敗したことを出力する(ステップS315参照)。
上記構成によれば、例えば、電波の測定に失敗したことが出力されるので、作業者は、誤った条件での電波の測定が終了するまで待つ必要がなくなり、電波の測定の失敗時に、正しい条件での結果を得るまでの時間を短縮することができる。また、開閉部材が閉じていないことにより電波の測定に失敗したことが出力されるので、例えば、作業者は、失敗の原因を把握でき、正しい条件での電波の測定を行うための対応を容易に行うことができるようになる。
上記測定処理部による電波の測定に係る情報を出力する出力部(例えば、スピーカ209、作業者が所持する携帯端末等に出力するための通信部)を備え、上記第2のセンサは、磁気センサ(例えば、磁気センサ132)であり、上記測定処理部は、上記機械室に設けられる無線通信装置による無線通信が可能であるか否かの診断をするための電波の測定を開始すると、上記第2のセンサのセンサ値の波形が一定の周期であるか否かを判定し(例えば、ステップS309参照)、上記出力部は、上記測定処理部により上記第2のセンサのセンサ値の波形が一定の周期でないと判定された場合、上記診断をするための電波の測定が失敗したことを出力する(ステップS315参照)。
上記構成によれば、例えば、電波の測定に失敗したことが出力されるので、作業者は、誤った条件での電波の測定が終了するまで待つ必要がなくなり、電波の測定の失敗時に、正しい条件での結果を得るまでの時間を短縮することができる。また、乗客コンベアが稼動していないことにより電波の測定に失敗したことが出力されるので、例えば、作業者は、失敗の原因を把握でき、正しい条件での電波の測定を行うための対応を容易に行うことができるようになる。
上記測定処理部による電波の測定に係る情報を出力する出力部(例えば、スピーカ209、作業者が所持する携帯端末等に出力するための通信部)を備え、上記測定処理部は、上記機械室に設けられる無線通信装置による無線通信が可能であるか否かの診断をするための電波の測定を開始し(例えば、ステップS310参照)、一定の時間の経過後に、上記測定を終了し(例えば、ステップS314参照)、上記出力部は、上記測定の開始および上記測定の終了のうちの少なくとも1つを出力する。
上記構成によれば、電波の測定の開始と電波の測定の終了との少なくとも一方が出力されるので、例えば、作業者は、機械室の中で行われている電波の測定の状況を把握することができることができるようになる。
また上述した構成については、本発明の要旨を超えない範囲において、適宜に、変更したり、組み替えたり、組み合わせたり、省略したりしてもよい。
「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ」という形式におけるリストに含まれる項目は、(A)、(B)、(C)、(AおよびB)、(AおよびC)、(BおよびC)または(A、B、およびC)を意味することができると理解されたい。同様に、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」の形式においてリストされた項目は、(A)、(B)、(C)、(AおよびB)、(AおよびC)、(BおよびC)または(A、B、およびC)を意味することができる。
100……電波測定システム、131……照度センサ、132……磁気センサ、208……測定処理部。

Claims (5)

  1. 乗客コンベアの機械室に設けられる無線通信装置で受信される電波を測定する電波測定システムであって、
    前記機械室に設けられ、前記機械室を開閉するための開閉部材を検出するための第1のセンサと、
    前記機械室に設けられ、前記乗客コンベアの稼動の状態を検出するための第2のセンサと、
    前記第1のセンサのセンサ値に基づいて前記開閉部材が閉じているか否かを判定し、前記第2のセンサのセンサ値に基づいて前記乗客コンベアが稼動しているか否かを判定する測定処理部と、を備え、
    前記測定処理部は、前記開閉部材が閉じていると判定し、かつ、前記乗客コンベアが稼動していると判定した場合、電波を測定する条件を満たしていると判定する、
    電波測定システム。
  2. 前記測定処理部は、電波を測定する条件を満たしていると判定した場合、前記機械室に設けられる無線通信装置による無線通信が可能であるか否かの診断をするための電波の測定を開始する、
    請求項1に記載の電波測定システム。
  3. 前記測定処理部による電波の測定に係る情報を出力する出力部を備え、
    前記第1のセンサは、照度センサであり、
    前記測定処理部は、前記機械室に設けられる無線通信装置による無線通信が可能であるか否かの診断をするための電波の測定を開始すると、前記第1のセンサのセンサ値がしきい値を超えたか否かを判定し、
    前記出力部は、前記測定処理部により前記第1のセンサのセンサ値がしきい値を超えたと判定された場合、前記診断をするための電波の測定が失敗したことを出力する、
    請求項1に記載の電波測定システム。
  4. 前記測定処理部による電波の測定に係る情報を出力する出力部を備え、
    前記第2のセンサは、磁気センサであり、
    前記測定処理部は、前記機械室に設けられる無線通信装置による無線通信が可能であるか否かの診断をするための電波の測定を開始すると、前記第2のセンサのセンサ値の波形が一定の周期であるか否かを判定し、
    前記出力部は、前記測定処理部により前記第2のセンサのセンサ値の波形が一定の周期でないと判定された場合、前記診断をするための電波の測定が失敗したことを出力する、
    請求項1に記載の電波測定システム。
  5. 前記測定処理部による電波の測定に係る情報を出力する出力部を備え、
    前記測定処理部は、前記機械室に設けられる無線通信装置による無線通信が可能であるか否かの診断をするための電波の測定を開始し、一定の時間の経過後に、前記測定を終了し、
    前記出力部は、前記測定の開始および前記測定の終了のうちの少なくとも1つを出力する、
    請求項1に記載の電波測定システム。
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