JP2021073953A - 軒付き丸パイプハウス - Google Patents

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Abstract

【課題】ビニールハウス側部の換気用開口部から室内への降雨の吹き込みを軽減したり、ビニールハウスの裾部における雪の堆積を軽減するとともに、側部に雨水や結露水等によって氷が形成されるのを抑制することができる、軒付き丸パイプハウスを提供する。【解決手段】複数本の丸形アーチパイプ21を平行に並べて配置し、これらを棟パイプ22および胴縁パイプ23により連結して骨組み構造2を形成し、ビニールシート3を被覆して構成される丸パイプハウスであって、各々の丸形アーチパイプ21の肩部213または胴縁パイプ23には、膨出部241を有する軒用アーチ材25が、膨出部251の最大膨出部分251aを丸形アーチパイプ21の裾部211より外側に突出させて固定されているとともに、それら軒用アーチ材25の膨出部251が奥行き方向に長い軒用梁材27によって連結され、ビニールシート3が軒用アーチ材25の外側を経て被覆されてなる。【選択図】 図1

Description

本発明は、骨組み構造にビニールシートを被覆して構成される軒付き丸パイプハウスに関するものである。
ビニールハウスは、複数本の丸形アーチパイプ等によって構成された骨組み構造に、ビニールシート等の合成樹脂からなるシート材を被覆してなる簡易建物であり、主に、農作物栽培に使用される。ビニールハウスは、風や雨、雪から農作物を守るとともに、保温効果により農作物の成長を促すことができる。
一方、このようなビニールハウスにおいて、室内が高温多湿になると、一般的に農作物の育成不良や病気の原因になる。そこで、日中の過度の昇温を抑制したり、土壌表面から蒸発した水蒸気により上昇した湿度を低下させるため、外気と内気を交換する換気が行われる。また換気により、室内への二酸化炭素の補給や栽培されている農作物群落内のガス交換を促進させることができる。
従来、ビニールハウスの換気は、ビニールハウスの側部を覆うビニールシートを巻き上げることで行われている。このような換気作業について実用新案登録第3027395号公報では、換気に伴うビニールシートの巻き上げ作業を減速機能を有するモータにより自動的に行うことができる温室・ビニールハウスの換気装置に関する発明が提案されている(特許文献1)。
実用新案登録第3027395号公報
しかしながら、特許文献1に記載された発明では、外気温が零度以下になるような時期には、雨水や結露水等が氷結してビニールシートに張り付き、前記ビニールシートを自動的に巻き上げると、張り付いた氷を巻き込んでビニールシートが破損してしまうという問題がある。
また、換気時に降雨があると、降雨が室内へ進入し土壌を濡らすことがある。よって、自動的に巻き上げる際の開口幅は狭く設定せざるを得なく、十分な換気が行えないという問題もある。
ところで、降雪の多い地域では、ビニールハウスの裾部に屋根部から降下する雪が堆積してしまう。この堆積した雪を放置すると、その雪の重みでビニールシートの裾部が破損したり、骨組み構造が変形したりする。このため裾部に堆積した雪を除雪するために、従来、ロータリー式の除雪機が用いられている。しかし、除雪機のロータリーや除雪機を駆動させる無限軌道がビニールシートやこのビニールシートを押さえる紐、いわゆるハウスバンドを巻き込んでしまうという問題がある。
本発明は、以上のような問題点を解決するためになされたものであって、ビニールハウス側部の換気用開口部から室内への降雨の吹き込みを軽減したり、ビニールハウスの裾部における雪の堆積を軽減するとともに、側部に雨水や結露水等によって氷が形成されるのを抑制することができる、軒付き丸パイプハウスを提供することを目的としている。
本発明に係る軒付き丸パイプハウスは、ビニールハウス側部の換気用開口部から室内への降雨の吹き込みを軽減するとともに、屋根部から滑り落ちる雪や雨水、結露水を裾部から離れた位置に落下させるという課題を解決するために、複数本の丸形アーチパイプを平行に並べて配置し、これらを棟パイプおよび胴縁パイプにより連結して骨組み構造を形成し、ビニールシートを被覆して構成される丸パイプハウスであって、前記各々の丸形アーチパイプの肩部または前記肩部に設けられた前記胴縁パイプには、湾曲形成された膨出部を有する軒用アーチ材が、前記膨出部の最大膨出部分を前記丸形アーチパイプの裾部より外側に突出させて固定されているとともに、それら軒用アーチ材の前記膨出部が奥行き方向に長い軒用梁材によって連結され、前記ビニールシートが前記軒用アーチ材の外側を経て被覆されてなる。
また、本発明の一態様として、屋根部から流れ落ちる雨水や結露水を側部に伝わらないようにするという課題を解決するために、前記各軒用アーチ材の最大膨出部分より下方の位置には、奥行き方向に長尺状に形成された水切り部材が設けられており、この水切り部材が前記各軒用アーチ材と連結されているとともに、前記水切り部材の上面を水切り面として下方外側に向けて傾斜されていてもよい。
さらに、本発明の一態様として、屋根部のビニールシートの内側面に沿って流れ落ちる結露水をハウス外に排出するという課題を解決するために、前記ビニールシートは、少なくとも前記各丸形アーチパイプの前記裾部から前記軒用アーチ材の最大膨出部分の下部までを覆う左右一対の下部シートと、少なくとも前記軒用アーチ材の最大膨出部分の下部から前記各丸形アーチパイプの屋根部および棟部までを覆う上部シートとから構成されており、前記下部シートの上端縁部の外側に前記上部シートの下端縁部を重ねて固定されていてもよい。
また、本発明の一態様として、水切り部材とビニールシートの固定を容易にするという課題を解決するために、前記ビニールシートは、前記水切り部材によって固定されていてもよい。
本発明によれば、ビニールハウス側部の換気用開口部から室内への降雨の吹き込みを軽減したり、ビニールハウスの裾部における雪の堆積を軽減するとともに、側部に雨水や結露水等によって氷が形成されるのを抑制することができる。
本発明に係る軒付き丸パイプハウスの一実施形態を示す正面図である。 本実施形態における骨組み構造を示す斜視図である。 本実施形態における丸形アーチパイプの肩部に取り付けられた状態の軒用アーチ材を示す拡大正面図である。 本実施形態における丸形アーチパイプの裾部と、軒用アーチ材の最大膨出部分との位置関係を示す正面図である。 本発明に係る軒付き丸パイプハウスの他の実施形態であって丸形アーチパイプの肩部に設けられた胴縁パイプに軒用アーチ材を交差させて固定した状態を示す(a)正面図および(b)側面図である。 本発明に係る軒付き丸パイプハウスの他の実施形態であって丸形アーチパイプの肩部に設けられた胴縁パイプに交差金具を用いて軒用アーチ材を固定した状態を示す(a)正面図および(b)側面図である。 本実施形態におけるビニールシートの固定状態を示す模式図である。 本実施形態において上部シートの内側面を伝って流れ落ちる結露水が軒付き丸パイプハウス外に排出される状態を示す模式図である。 本発明に係る軒付き丸パイプハウスの他の実施形態であって、複数棟の丸パイプハウスを左右方向に連続的に並設させるとともに、左右端に位置する丸パイプハウスの肩部に軒用アーチ材を設置した状態を示す正面図である。
以下、本発明に係る軒付き丸パイプハウスの一実施形態について図面を用いて説明する。
本実施形態の軒付き丸パイプハウス1は、図1に示すように、骨組み構造2と、この骨組み構造2に被覆されるビニールシート3とを有する。本実施形態における軒付き丸パイプハウス1は、間口が5m〜11m程度、肩高(「軒高」ともいう。)が1.5m〜3.5m程度であって、主に農作物栽培に用いられる簡易建物である。以下、各構成について説明する。
骨組み構造2は、軒付き丸パイプハウス1における骨組みとなるものであり、本実施形態では、図1および図2に示すように、複数本の丸形アーチパイプ21と、これら丸形アーチパイプ21を連結する棟パイプ22、母屋パイプ23および胴縁パイプ24と、丸形アーチパイプ21の肩部213に固定される軒用アーチ材25と、を有する。
丸形アーチパイプ21は、亜鉛メッキ鋼等の金属材料によって断面円形状に形成されたパイプをアーチ状に形成してなるものである。パイプの外径(パイプ径)は、特に限定されるものではないが、例えば直径19mm〜50mm程度のパイプが用いられ、軒付き丸パイプハウス1の間口の大きさや肩高の高さが大きくなるまたは高くなるに従い太いものが選択される。
本実施形態における丸形アーチパイプ21は、下端において地面に埋設される裾部211と、この裾部211から肩高位置までの直管部212と、この直管部212から湾曲状に延出される肩部213と、この肩部213から上方に延出される屋根部214とからなるアーチ状のパイプを、左右一対に配置し連結部材26により各上端部同士を連結することで、図1に示すように、略半円形状になるように構成されている。骨組み構造2では、図2に示すように、複数本の丸形アーチパイプ21が奥行き方向に平行に並べて配置される。
棟パイプ22は、平行に並べられた複数本の丸形アーチパイプ21を連結するものであり、主に各丸形アーチパイプ21の頂部である棟部215同士を連結するものである。本実施形態における棟パイプ22は、奥行き方向に長尺状に形成された直管状のパイプからなり、屋根部214の端部同士を連結する連結部材26の設置箇所に位置する棟部215に設置されている。棟パイプ22と丸形アーチパイプ21は、パイプ同士を連結する市販の交差金具30等によって連結されている。
母屋パイプ23は、平行に並べられた複数本の丸形アーチパイプ21を連結するものであり、主に各丸形アーチパイプ21の屋根部214同士を連結するものである。本実施形態における母屋パイプ23は、奥行き方向に長尺状に形成された直管状のパイプからなり、前記屋根部214の左右対称となる位置に1本ずつ設置されている。母屋パイプ23と丸形アーチパイプ21は、棟パイプ22と同様に市販の交差金具30等によって連結されている。
胴縁パイプ24は、棟パイプ22や母屋パイプ23と同様に平行に並べられた複数本の丸形アーチパイプ21を連結するものであり、主に骨組み構造2における側部となる各丸形アーチパイプ21の直管部212同士や湾曲状の肩部213同士を連結するものである。本実施形態では、図1に示すように、左右両方の直管部212に1本ずつ設置されている。また、胴縁パイプ24と丸形アーチパイプ21とは、棟パイプ22や母屋パイプ23と同様に、市販の交差金具30等によって連結されている。
なお、棟パイプ22、母屋パイプ23および胴縁パイプ24の設置本数や連結する部材は、特に限定されるものではなく、軒付き丸パイプハウス1の大きさ、各部材の重量および各部材の強度等を考慮して適宜選択されるものである。
軒用アーチ材25は、丸形アーチパイプ21の裾部211より外側に突出する、いわゆる軒を形成するためのものであり、図3に示すように、断面円形状のパイプを湾曲形成させてなる膨出部251を有している。軒用アーチ材25の上端部および下端部には、断面円形状のパイプを平面状に潰した連結部252が形成されており、ボルト等の締結部材253を挿通させるボルト孔254が開口されている。この軒用アーチ材25は、図4に示すように、屋根部214に沿って流れ落ちる雨や雪を裾部211から離れた位置に落下させるため、膨出部251の最大膨出部分251aが前記裾部211より外側に突出するように丸形アーチパイプ21の両肩部213に、市販の交差金具30等を介して固定されている。裾部211と最大膨出部分251aとの水平距離Lは、特に限定されるものではないが、50mm〜500mm程度になるように設置されることが好ましく、本実施形態では、150mm〜200mm程度になるように設置している。
なお、軒用アーチ材25は、本実施形態のように丸形アーチパイプ21の肩部213に固定されるものに限定されるものではなく、図5および図6に示すように、交差金具30等によって前記肩部213に設けられた胴縁パイプ24に固定されていてもよい。
また、軒用アーチ材25の膨出部251同士は、奥行き方向(丸形アーチパイプ21を並べて配置する方向)に長い軒用梁材27によって連結されている。本実施形態における軒用梁材27は、軒パイプ22や胴縁パイプ24、母屋パイプ23と同様に断面円形状に形成されたパイプにより形成されており、軒用アーチ材25の最大膨出部分251aより上方の位置同士を連結するように、市販の交差金具30等によって連結されている。
また、各軒用アーチ材25の最大膨出部分251aより下方の位置には、奥行き方向に長尺状に形成された水切り部材28が設けられている。水切り部材28の上面は、水切り面281として下方外側に向けて傾斜されており、軒用アーチ材25に被覆したビニールシート3に沿って流れる雨水等を水切り面281に沿って流し、その下端縁部282から落水するように構成されている。
なお、軒用アーチ材25の固定位置は、左右の両肩部213または左右の両胴縁パイプ24に限定されるものではなく、左右いずれか一方の肩部213または胴縁パイプ24であってもよい。
本実施形態における水切り部材28は、薄板状の長尺材料を断面形状が略T字状になるように屈曲させて形成されている。一方、前記各軒用アーチ材25の最大膨出部分251aより下方の位置には、開口側の幅に対して底部の幅が広く形成された凹状溝291を有する凹状固定部材29が設けられている。そして、前記水切り部材28の屈曲部分と、図7における奥行き方向に対して長尺状でかつ波形状に形成された固定用波形スプリング材292とを前記凹状固定部材29の凹状溝291に嵌め入れることで、前記固定用波形スプリング材292が発揮する弾性力により軒用アーチ材25に固定されるようになっている。
また、本実施形態における水切り部材28は、図7に示して後述するように、ビニールシート3を固定する役割も果たしている。
ビニールシート3は、塩化ビニールフィルムやPO(ポリオレフィン)フィルム等の合成樹脂からなるシート材により形成されており、軒用アーチ材25の外側を経て被覆されるものである。本実施形態におけるビニールシート3は、少なくとも各丸形アーチパイプ21の裾部211から軒用アーチ材25の最大膨出部分251aの下部までを覆う左右一対の下部シート31と、少なくとも軒用アーチ材25の最大膨出部分251aの下部から各丸形アーチパイプ21の屋根部214および棟部215までを覆う上部シート32とを有する。
また、図7に示すように、上部シート32の下端縁部321は、下部シート31の上端縁部311の外側に重ねて固定されている。これにより、図8に示すように、上部シート32の内側面を伝って流れ落ちる軒付き丸パイプハウス1内で発生した結露水が下部シート31との間に流れ込む。よって、結露水は、下部シート31の外側面に沿って流れ落ちて軒付き丸パイプハウス1の外に排出することができる。
以上のような本実施形態の軒付き丸パイプハウス1によれば、以下に記載の作用および効果を奏することができる。
1.軒付き丸パイプハウス1から滑り落ちる雪や雨水、結露水を丸形アーチパイプ21の裾部211から離れた位置に落下させることができる。
2.降雨の吹き込みを低減させることができるため、側部の換気用開口部を大きく開口することができ、室内の温度および湿度を調整するための十分な換気を行うことができる。
3.裾部211に雪が堆積するのを軽減するため、除雪作業幅を確保することが可能となり、ビニールシート3やハウスバンドの巻き込み事故を防止することができる。
4.屋根部214から流れ落ちる雨水や結露水が軒用アーチ材25に被覆されたビニールシート3を伝って、軒付き丸パイプハウス1の側部に流れ落ちないようにすることができる。
5.屋根部214を被覆する上部シート32の内側面に沿って流れ落ちる結露水をハウス外に排出することができる。
6.ビニールシート3を水切り部材28によって固定することで、下部シート31および上部シート32を容易に固定できるとともに、部材を減らすこともできる。
なお、本発明に係る軒付き丸パイプハウスは、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜変更することができる。例えば、換気等において下部シート31を自動的に巻き上げるシート巻き上げ装置を備えていてもよい。また、図9に示すように丸パイプハウスが左右方向に連続するように設置される場合、軒用アーチ材25は、左右端に位置する丸パイプハウスの肩部213に設置してもよい。
1 軒付き丸パイプハウス
2 骨組み構造
3 ビニールシート
21 丸形アーチパイプ
22 棟パイプ
23 母屋パイプ
24 胴縁パイプ
25 軒用アーチ材
26 連結部材
27 軒用梁材
28 水切り部材
29 凹状固定部材
30 交差金具
31 下部シート
32 上部シート
211 裾部
212 直管部
213 肩部
214 屋根部
215 棟部
251 膨出部
251a 最大膨出部分
252 連結部
253 締結部材
254 ボルト孔
281 水切り面
282 下端縁部
291 凹状溝
292 固定用波形スプリング材
311 上端縁部
321 下端縁部
L 水平距離

Claims (4)

  1. 複数本の丸形アーチパイプを平行に並べて配置し、これらを棟パイプおよび胴縁パイプにより連結して骨組み構造を形成し、ビニールシートを被覆して構成される丸パイプハウスであって、
    前記各々の丸形アーチパイプの肩部または前記肩部に設けられた前記胴縁パイプには、湾曲形成された膨出部を有する軒用アーチ材が、前記膨出部の最大膨出部分を前記丸形アーチパイプの裾部より外側に突出させて固定されているとともに、それら軒用アーチ材の前記膨出部が奥行き方向に長い軒用梁材によって連結され、前記ビニールシートが前記軒用アーチ材の外側を経て被覆されてなる、軒付き丸パイプハウス。
  2. 前記各軒用アーチ材の最大膨出部分より下方の位置には、奥行き方向に長尺状に形成された水切り部材が設けられており、この水切り部材が前記各軒用アーチ材と連結されているとともに、前記水切り部材の上面を水切り面として下方外側に向けて傾斜されている、請求項1に記載の軒付き丸パイプハウス。
  3. 前記ビニールシートは、少なくとも前記各丸形アーチパイプの前記裾部から前記軒用アーチ材の最大膨出部分の下部までを覆う左右一対の下部シートと、少なくとも前記軒用アーチ材の最大膨出部分の下部から前記各丸形アーチパイプの屋根部および棟部までを覆う上部シートとから構成されており、
    前記下部シートの上端縁部の外側に前記上部シートの下端縁部を重ねて固定されている、請求項1または請求項2に記載の軒付き丸パイプハウス。
  4. 前記ビニールシートは、前記水切り部材によって固定されている、請求項2または請求項3に記載の軒付き丸パイプハウス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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