JP2021073074A - 遊技用装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
このような遊技場では、例えば、1円レートで貸し出された遊技球で遊べるパチンコ機を設置した1円コーナー、2円レートで貸し出された遊技球で遊べるパチンコ機を設置した2円コーナーなど、遊技機を貸出レート別に区分して設置することにより、手持ちの遊技資金に応じて遊技機を選択できるようにしてある(例えば、特許文献1)。
再プレイシステムでは、一の遊技者が預け入れた遊技媒体の数量を、貸出レートごとに設けられた口座別に、例えば、1円レートの口座に遊技球をX個、2円レートの口座に遊技球をY個、4円レートの口座に遊技球をZ個というように管理している。また、預け入れた遊技媒体は、遊技者を特定可能な情報の入力に基づいて、口座から引き出すことがきる。
これらの遊技用装置は、それぞれ通信手段を備え、所定のネットワーク(例えば、ローカル・エリア・ネットワーク)を介してデータ通信可能に接続されている。
遊技場には、図1に示すように、パチンコ機10a及びスロットマシン10bが貸出レート別に設置されている。
例えば、コーナーAは、遊技球1玉の貸出レートを4円/玉とする4円コーナー、コーナーBは、遊技球1玉の貸出レートを2円/玉とする2円コーナー、コーナーCは、遊技球1玉の貸出レートを1円/玉とする1円コーナー、コーナーDは、メダル1枚の貸出レートを20円/枚とする20円コーナー、コーナーEは、メダル1枚の貸出レートを10円/枚とする10円コーナー、コーナーFは、メダル1枚の貸出レートを5円/枚とする5円コーナーというように、コーナーA〜Fには、それぞれ異なる貸出レートで貸し出された遊技球やメダルを用いて遊べるパチンコ機10a、スロットマシン10bが設置されている。
例えば、遊技機10及び貸出機20から出力される、アウト信号、セーフ信号、大当り信号及び貸出信号などの遊技信号や操作信号が、台コンピュータ30、島コンピュータ40などの中継情報処理装置を介して、ホールコンピュータ70などに伝送されて集計、管理される。
貯玉再プレイシステムとは、遊技場が遊技者の獲得した遊技媒体を一旦預かり、再度その遊技者が再プレイ可能に引き出すことができるシステムであり、本実施形態では、例えば、各計数機50で計数された数量の遊技媒体を貯玉として貯玉管理装置80で管理するともに、貯玉を貸出機20や再プレイ機60から引き出し可能とし、引き出した遊技媒体を用いて遊技機10において遊技(再プレイ)できるようになっている。
また、貯玉管理装置80で管理される貯玉は、貸出レートごとに設けられた口座別に管理されている。
例えば、遊技者が、コーナーA(4円コーナー)に設置されたパチンコ機10aで遊技を行う際に、2円口座の貯玉から引き出して再プレイを行うような場合であり、該パチンコ機10aと同じコーナーにある貸出機20や再プレイ機60において自レートの口座と異なる他レートの口座から貯玉を払い出して、パチンコ機10aで再プレイを行うことができる。
なお、以下の説明では、このような自レート以外の他レートの口座から遊技媒体を引き出して遊技(再プレイ)を行うことを、「乗り入れ」又は「乗り入れ再プレイ」と称して、説明する。
また、乗り入れを行うコーナーに対応付けられている貸出レート(自レート)を「乗り入れ使用レート」と称し、遊技者によって乗り入れに利用された貸出レート(他レート)を「乗り入れ引落レート」と称して、説明する。
なお、払出しボタン24とは別にボタンを設けることで、一方のボタンが操作された場合にいずれかが払い出される構成としてもよい。
玉貸ボタン11が操作されると、貸出レートに応じて所定数単位(例えば、4円/玉の貸出レートで500円分に相当する125個)の遊技媒体が貸し出される(売上玉)。また、売上玉の数量を含む貸出信号がホールコンピュータ70へ送信される。
なお、玉貸ボタン11は、遊技機10に設けた構成に限らず、貸出機20に設けてもよい。
再プレイ機60は、表示部に再プレイの払い出しに関する各画面を表示する。この表示部に表示される画面から、遊技者により選択操作を受け付け、遊技媒体払出口から遊技媒体を払い出す。
具体的には、再プレイ機60は、遊技者により乗り入れに係る操作がされた場合には、自レート(乗り入れ使用レート)とは異なる他レート(乗り入れ引落レート)の口座の貯玉を、自レートの貯玉として換算して払い出すことで、再プレイ乗り入れを可能としている。
一方、再プレイ機60は、遊技者により乗り入れに係る操作がされずに、再プレイに係る操作がされた場合には、再プレイ機60に予め設定された自レートの口座の貯玉から遊技媒体を払い出す。
会員データベースは、遊技者に関する情報を記憶し、例えば、遊技者を特定可能な会員カード等の媒体ID、暗証番号、氏名、性別、最終来店日、来店回数等によって構成されている。
貯玉データベースは、例えば、媒体ID、貯玉数等によって構成されており、貸出レートごとの口座別に管理されている。
例えば、貸出レート(4円/玉)に係る口座にA玉、貸出レート(2円/玉)に係る口座にB玉、貸出レート(1円/玉)に係る口座にC玉、貸出レート(20円/枚)に係る口座にD枚、貸出レート(10円/枚)に係る口座にE枚、貸出単価(5円/枚)に係る口座にF枚というように、貯玉数が貸出レートごとの口座別に記憶されている。
例えば、計数機50から、媒体ID、計数値及び貸出レートなどを含む情報を受信すると、これらに基づき該当する遊技者のデータをプラス更新する。
また、再プレイ機60から、操作信号(貯玉再プレイ信号)とともに、媒体ID、貸出レートなどを含む情報を受信すると、これらの情報に基づき該当する遊技者のデータをマイナス更新する。
また、貸出機20から、払出しボタン24が操作された際に送信されてくる操作信号(貯玉再プレイ信号)とともに、媒体ID、貸出レートなどを含む情報を受信すると、これらの情報に基づき該当する遊技者のデータをマイナス更新する。
つまり、他レートの口座の貯玉数を、自レートと同価値となるように換算し、貸出機20や再プレイ機60において遊技媒体の払い出しが可能な貯玉数として算出する。
貯玉を用いた再プレイにおいては、自レートの口座からの引き出しに関しては、遊技者の意思確認は必要としないものの、再プレイ乗り入れに関しては、他レートからの引き出しを前提とし、遊技者の利益を損なうおそれがあるため、遊技者の事前の意思確認を必要とする。
そこで、遊技者の意思確認を得ることのできる遊技用装置として、景品交換装置90に乗り入れ意思確認機能を設けてある。
この乗り入れ意思確認処理では、客側表示部90a及び店員側表示部90b(例えば、タッチパネル式液晶ディスプレイ)において、図3(a)〜(g)に示すような画面を表示させながら、遊技者の入力を受け付ける。
図3(a)に示す画面において、遊技者が「乗り入れ確認」ボタンを操作(タッチ)すると、図3(b)に示すように「会員カードを入れてください」などのメッセージが表示され、これに従い、景品交換装置90に併設されたリーダー100に会員カードを挿入すると、図3(c)に示すように「暗証番号を入力してください」などのメッセージが表示される。リーダー100には、テンキー入力部が付設されており、このテンキー入力部から暗証番号を入力することができる。
この画面では、現在の設定状況が表示されるとともに、現在の設定を変更するための「変更する」ボタンと、現在の設定を変更せずに操作を終了するための「終了する」ボタンと、現在の貯玉数を確認可能な「貯玉数確認」ボタンが表示される。
「変更する」ボタンが操作されると、図3(e)に示すように、乗り入れの意思確認を要求するための画面が表示され、「乗り入れします」ボタンと「乗り入れしません」ボタンが表示される。「乗り入れします」ボタン又は「乗り入れしません」ボタンのいずれかを選択して、「決定する」ボタンが操作されると、図3(g)に示すように、設定が変更されたことを示す画面が表示される。
一方、「中止する」ボタンが操作されると、現在の設定を変更せずに操作を終了して図3(a)に示す画面に戻る。
なお、「乗り入れする」ことの意思確認を行った後に、乗り入れすることをやめたい場合には、「乗り入れしない」ことの意思確認(「乗り入れしません」ボタンを選択する)を、行うことで設定を変更することができる。つまり、遊技場の営業中に乗り入れの意思確認の設定を適宜変更可能である。
なお、これに限らず、このような有効期間を設けることなく、遊技者によって設定が変更されるまでの間、現在の設定が継続して有効化されるようにしてもよい。
乗り入れ確認端末110は、前述の景品交換装置90と同様の乗り入れ意思確認機能を有している。
また、図示しないが、乗り入れ確認端末110には、会員カード等を挿入可能なカード挿入部と、挿入されているカードから所定の情報を読み取るカードリーダーが設けられており、カードが挿入されると、図3(c)に示す画面が表示され、遊技者から乗り入れの意思を確認するための操作を受け付けることができる。
そして、乗り入れ確認端末110から、遊技者の意思確認を特定可能な情報が、カードリーダーが読み取った媒体IDと関連付けられて貯玉管理装置80を介してホールコンピュータ70に送信される。
情報公開装置120は、ホールコンピュータ70等とデータ通信が可能であり、ホールコンピュータ70から受信した遊技情報や種々の画像データ等を記憶しており、これらの画像データや遊技情報等を遊技者等によるタッチ操作に基づいて液晶ディスプレイに表示させる。
また、情報公開装置120は、会員カード等を挿入可能なカード挿入部と、挿入されているカードから所定の情報を読み取るカードリーダーが設けられている。
なお、乗り入れ意思確認処理は、前述した景品交換装置90及び乗り入れ確認端末110における動作と同様のため、詳細な説明は省略する。
次に、本実施形態において特徴的な動作を行う、ホールコンピュータ70について説明する。
ホールコンピュータ70は、図4に示すように、遊技場内の各装置から各種信号や各種情報を送受信する通信部71、ホールコンピュータ70が備える各種機能を実行するためのプログラムやデータを記憶する記憶部72、所定の情報を画面表示する液晶ディスプレイなどの表示部73、所定の情報や命令などを入力するために操作されるキーボードやマウスなどの入力部74、所定の情報を所定の用紙に印字出力するプリンターなどの出力部77、所定の演算処理を行うALUなどの演算部76、上記各部を制御する制御部75(コンピュータ)等を備え、主に遊技場の店員等により操作される遊技用装置である。
乗り入れ実績データベースは、媒体IDをキーとして遊技者単位で乗り入れの実績を記憶した遊技者別乗り入れ実績データベース(図5(a)参照)と、遊技場単位で乗り入れの実績を記憶した遊技場別乗り入れ実績データベース(図5(b)参照)を有している。
例えば、貸出レートごとに「乗り入れ引落人数」、「乗り入れ使用人数」、「乗り入れ引落数」、「乗り入れ使用数」等の項目を有しており、「当日」、「当月」、「当年」のそれぞれの期間別に各情報が記憶されている。
「当月」項目に記憶される各情報は、例えば、同月内の「当日」項目の各情報を合計したものであり、「当年」項目に記憶される各情報は、例えば、同年内の「当月」項目の各情報を合計したものである。
なお、「当月」項目と「当年」項目を設けずに、「当月」分と「当年」分の期間の各情報は、「当日」項目の各情報を積算したものを各画面に表示させてもよい(図7及び図8参照)。
「乗り入れ使用人数」には、乗り入れの際に、他レート(乗り入れ引落レート)の口座から引き出した貯玉を利用して自レート(乗り入れ使用レート)で払い出した遊技者の人数が記憶される。
「乗り入れ引落数」には、乗り入れの際に、引き出された遊技媒体数が記憶される。
「乗り入れ使用数」には、乗り入れの際に、払い出された遊技媒体数が記憶される。
「乗り入れ意思設定フラグ」は、乗り入れに係る意思確認の現在の設定状況を示しており、前述の「乗り入れ意思確認処理」において設定される。
具体的には、「乗り入れする」を示す情報(1)又は「乗り入れしない」を示す情報(0)が記憶され、乗り入れ意思設定フラグに「1」が設定されているときは、該当する遊技者は乗り入れを許容していることを示しており、自レート及び他レートの貯玉の双方がある場合には、他レートの貯玉の引き出しが優先的に行われることになる。
一方、乗り入れ意思設定フラグに「0」が設定されているときは、該当する遊技者は、乗り入れを許容していないことを示しており、自レート及び他レートの貯玉の双方がある場合には、自レートの貯玉の引き出しが優先的に行われ、乗り入れが規制される。
「乗り入れ非承認人数」は、当日営業中に、乗り入れに係る意思確認において「乗り入れしない」ことの意思確認を行った人数を示している。
そのため、当日分における乗り入れの意思確認を行った遊技者の人数を、正確に把握することができる。
再プレイ履歴データベースは、遊技機10ごとに再プレイによる遊技履歴を記憶しており、例えば、「遊技日時」、「会員番号(媒体ID)」、「払い出し前貯玉数」、「再プレイ数(払い出し数)」、「手数料」、「払い出し後貯玉数」、「乗り入れ使用数」、「乗り入れ引落レート」、「乗り入れ引落数」等の項目から構成されている。遊技者が再プレイによる遊技を行うたびにデータが更新される。
乗り入れ優先順位データベースは、乗り入れを行う際に、貯玉が引き落とされる口座の優先順位を貸出レート別に記憶している。
例えば、玉4円レートでは、優先順位を2円口座からの引き出しを1位とし、以下、1円口座、自レート口座である4円口座がこれに続くように設定されている。
同様に、玉2円レートでは、例えば、1円口座、4円口座、2円口座の順に設定されており、玉1円レートでは、例えば、2円口座、4円口座、1円口座の順に設定されている。
このような優先順序の設定により、例えば、玉4円レートの遊技機10では、2円口座に預け入れた貯玉が遊技の進行によって無くなると(充当できなくなると)、次いで1円口座からの払い出しが可能となり、その後、1円口座の貯玉が無くなると(充当できなくなると)、次に4円口座から、というように、順次、払い出し可能な口座が変移することになる。
例えば、自レートに対してレート差が小さい他レート口座ほど優先順位を高くすることや、これとは逆に、自レートに対するレート差が大きい貸出レートの口座ほど優先順位が高くなるように優先順序を並べ替えることもできる。
また、遊技場で運用されていない貸出レートを示す運用外レートの口座からの引き落としの優先順位を高くすることもできる。
また、会員の有する貯玉口座の残高などに応じて、遊技者に有利となるように引き落としの優先順序を適宜最適化することとしてもよい。
また、このような優先順位の設定は、貸出レート別のみならず、すべての貸出レートに対する優先順位を設定することもできる。
この制御部75は、ROMに記憶された制御プログラムやデータに基づいてホールコンピュータ70の構成各部からの入力を監視しながらこれら構成各部を制御することにより、通信部71で受信された遊技信号や操作信号にもとづいて所定の遊技情報を算出、集計し、記憶部72に記憶させる。
例えば、遊技機10から出力されて通信部71で受信された遊技信号(例えばアウト信号やセーフ信号、あるいは、メダル投入信号やメダル払出信号)等にもとづいて、遊技機10ごと又は機種ごとの遊技情報(例えばアウト数やセーフ数、投入数や払出数)を算出して集計し、記憶部72に記憶させる。
また、制御部75は、所定の遊技情報の集計を行いつつ、以下に説明するような特徴的な動作を行う。
具体的には、制御部75は、貯玉管理装置80から貯玉再プレイに関する情報(貯玉再プレイ信号、媒体ID、貸出レート等)を受信すると、これらの情報に基づいて、媒体IDに対応する遊技者が、どの貸出レート(乗り入れ引落レート)の口座の貯玉を利用して、どの貸出レート(乗り入れ使用レート)で乗り入れを行ったかを特定する。
そして、制御部75は、乗り入れ引落レートの口座から貯玉が引き出されたと判断して乗り入れ引落人数をカウント(計数)する。また、この貯玉を利用して乗り入れ使用レートで遊技媒体が払い出されたと判断して乗り入れ使用人数をカウント(計数)する。
次の説明では、前提条件として、図6(a)に示すように、遊技者(媒体ID:0001)の4円口座には「1000」玉、2円口座には「4000」玉、1円口座には「6000」玉が貯玉されているものとし、再プレイによる払出単位数は、玉4円レートでは「125」玉、玉2円レートでは「200」玉、玉1円レートでは「200」玉とし、乗り入れ優先順位が、玉4円レートの場合は、2円口座→1円口座→4円口座、玉2円レートの場合は、1円口座→4円口座→2円口座、玉1円レートの場合は、2円口座→4円口座→1円口座の順番で設定してあるものとする。
また、遊技者は、乗り入れの意思確認を「乗り入れする」で設定してあるものとする。
なお、本実施形態においては、貸出機20又は再プレイ機60から貯玉を引き出して乗り入れを行うことができるが、以下の説明においては、貸出機20を使用した場合を例に挙げて説明する。
この状態において、払出しボタン24が操作されると、乗り入れ優先順位に従って、2円口座が優先されて、2円口座の貯玉から「250」玉が乗り入れ引落数として引き出されるとともに、これを4円に換算した「125」玉が乗り入れ使用数として貸出機20から払い出される。
このとき、制御部75は、遊技者が2円口座の貯玉を利用して、玉4円レートで乗り入れを行ったことを特定し、玉2円レートの乗り入れ引落人数をカウント(計数)し、玉4円レートの乗り入れ使用人数をカウント(計数)する(第1計数手段)。
すなわち、図6(c)に示すように、該当の遊技者の玉2円レートの乗り入れ引落人数と、玉4円レートの乗り入れ使用人数の数値がそれぞれ「+1」されて遊技者別乗り入れ実績データベースが更新される。
このとき、制御部75は、遊技者が1円口座の貯玉を利用して、玉4円レートで乗り入れを行ったことを特定し、玉1円レートの乗り入れ引落人数をカウント(計数)する。
すなわち、図6(d)に示すように、該当の遊技者の玉1円レートの乗り入れ引落人数の数値が「+1」されて遊技者別乗り入れ実績データベースが更新される。
これは、一営業日のうち同じ遊技者(会員)が、同じ貸出レートにおいて複数回乗り入れを行った場合を示しており、この場合、乗り入れが行われるごとに遊技者の人数を「+1」加算すると、同じ遊技者の乗り入れにもかかわらず、乗り入れがされた回数だけ遊技者の人数を加算することになり、正確な遊技者の人数が算出できなくなるからである。
そのため、一営業日のうち同じ遊技者が同じ貸出レートにおいて複数回乗り入れを行ったと判断した場合には、遊技者の人数(乗り入れ引落人数及び乗り入れ使用人数)を「+1」加算しないようになっている。
このとき、制御部75は、遊技者が4円口座の貯玉を利用して、玉2円レートで乗り入れを行ったことを特定し、玉4円レートの乗り入れ引落人数をカウント(計数)し、玉2円レートの乗り入れ使用人数をカウント(計数)する(第2計数手段)。
すなわち、図6(e)に示すように、該当の遊技者の玉4円レートの乗り入れ引落人数と、玉2円レートの乗り入れ使用人数の数値がそれぞれ「+1」されて遊技者別乗り入れ実績データベースが更新される。
このとき、制御部75は、遊技者が4円口座の貯玉を利用して、玉1円レートで乗り入れを行ったことを特定し、玉1円レートの乗り入れ使用人数をカウント(計数)する。
すなわち、図6(f)に示すように、該当の遊技者の玉1円レートの乗り入れ使用人数の数値が「+1」されて遊技者別乗り入れ実績データベースが更新される。
また、このとき、該当の遊技者の玉4円レートの乗り入れ引落人数は、前述と同様の理由により「+1」加算されないようになっている。
つまり、一営業日のうち同じ遊技者が、同じ貸出レートにおいて複数回乗り入れを行ったとしても「乗り入れ使用人数」と「乗り入れ引落人数」の数値は「+1」しかされないようになっている。
これにより、一営業日において乗り入れを行った遊技者の人数を正確に把握することができる。
また、上記の説明では、「乗り入れ引落人数」及び「乗り入れ使用人数」を計数(集計)し、遊技者別乗り入れ実績データベースに記憶することを説明したが(図5(a)参照)、同様に「乗り入れ引落数」及び「乗り入れ使用数」も計数(集計)されて、遊技者別乗り入れ実績データベースに記憶される。
(1)貸出レートごとの乗り入れ人数の計数
制御部75は、貸出レートごとに、乗り入れを行った遊技者の人数を計数する。
具体的には、遊技者別乗り入れ実績データベース(図5(a))を参照して、貸出レートごとに全遊技者分のデータを集計する(レート別乗り入れ人数集計処理)。
集計した結果は、図5(b)に示すように、遊技場別乗り入れ実績データベースに記憶される。
このように集計、記憶された遊技場別乗り入れ実績データベースは、図7に示すように、表示部73を介して確認できるようになっている(レート別乗り入れ会員数画面)。
具体的には、「当日」、「当月」、「当年」のそれぞれの期間で、乗り入れを行った遊技者の人数が貸出レート別に表示される。
これにより、遊技場の店員は、貸出レート別に、乗り入れを行った遊技者の人数がどの位存在するのかを把握することができる。
その結果、乗り入れによって利用され易い又は利用され難い貸出レートを把握することができる。
また、制御部75は、種別(玉・メダル別)ごとに、乗り入れを行った遊技者の人数を計数する。
具体的には、遊技者別乗り入れ実績データベース(図5(a))を参照して、種別ごとに全遊技者分のデータを集計する(P/S別乗り入れ人数集計処理)。集計した結果は、記憶部72に記憶される。
このように集計、記憶された種別ごとの乗り入れ人数等は、図8に示すように、表示部73を介して確認できるようになっている(P/S別乗り入れ会員数画面)。
このように、「当日」、「当月」、「当年」のそれぞれの期間で、乗り入れを行った遊技者の人数が種別(玉・メダル別)ごとに表示される。
これにより、遊技場の店員は、パチンコ機10aとスロットマシン10b別に、乗り入れを行った人数がどの位存在するのかを把握することができる。
また、制御部75は、遊技者の性別ごとに、乗り入れを行った遊技者の人数を計数する。
具体的には、遊技者別乗り入れ実績データベース(図5(a))と会員データベースを参照して、性別ごとに全遊技者分のデータを集計する(男女別乗り入れ人数集計処理)。この集計した結果は、記憶部72に記憶される。
具体的には、遊技者別乗り入れ実績データベース(図5(a))を参照して、「乗り入れ承認人数」に「1」が記憶されている遊技者の人数を計数し(特定計数手段)、「乗り入れ非承認人数」に「1」が記憶されている遊技者の人数を計数する(特別計数手段)(乗り入れ意思確認人数集計処理)。
さらに、制御部75は、会員データベースを参照して、性別ごとの乗り入れの意思確認を行った遊技者の人数を集計する。
このように、「当日」、「当月」、「当年」のそれぞれの期間で、「乗り入れする」と意思確認を行った遊技者の人数、「乗り入れしない」と意思確認を行った遊技者の人数が男女別に表示される。また、「当日」、「当月」、「当年」のそれぞれの期間で、乗り入れを行った遊技者の人数が、男女別に表示される。
これにより、遊技場の店員は、性別ごとに、乗り入れを行う又は乗り入れを行わない意思確認を行った人数を把握することができる。また、性別ごとに、乗り入れを行った人数が、どの位存在するのかを把握することができる。
図10に示す例では、例えば、会員(媒体ID:0001)が、1円コーナーに設置された貸出機20において、所定の日時に、当初「700」玉が貯玉されている自レート(玉1円レート)の口座から、3回にわたり再プレイを行うことで「200」玉ずつ引き出すことで、引き出し後の玉1円レートの口座の貯玉が「100」玉となり、さらに、「2000」玉が貯玉されている他レート(玉4円レート)の口座から「50」玉(乗り入れ引落数)を引き出し、これを1円に換算した「200」玉(乗り入れ使用数)が貸出機20から払い出された例を示している。
これにより、どの貸出レートの口座の貯玉を利用して乗り入れが行われたのかを明確に把握できる。
そのため、遊技機10ごとに、どの貸出レートの口座の貯玉が、乗り入れに利用され易いかを把握することができる。
例えば、「玉4円乗り入れ使用数」、「玉2円乗り入れ使用数」、「玉1円乗り入れ使用数」を、遊技者別乗り入れ実績データベースを参照して表示する。
また、所定の期間における、乗り入れ使用数の累積値を、貸出レートごとに表示する。
例えば、指定した期間中(例えば、一か月)において、玉4円レートの遊技機10で乗り入れを行うことで払い出された遊技球の累積値を「玉4円基本ラリー乗り入れ使用数」として表示し、また、この指定した期間中において、玉1円レートの遊技機10で乗り入れを行うことで払い出された遊技球の累積値を「玉1円基本ラリー乗り入れ使用数」として表示する。
これにより、指定した期間中において、乗り入れによって払い出された乗り入れ使用数の累計を貸出レートごとに把握することができる。
さらに、所定の期間において、乗り入れによって貯玉から引き落とされた遊技球の数量(乗り入れ引落数)の累積値を、貸出レートごとに表示することもできる(例えば、「玉4円基本ラリー乗り入れ引落数」)。
例えば、「玉4円乗り入れ使用数」が「1000」玉の場合、2円口座の貯玉から引き落として実際に払い出した玉数が「400」玉、1円口座の貯玉から引き落として実際に払い出した玉数が「600」玉であることを表示してもよい。
次に、遊技用装置(ホールコンピュータ70)が実行する特徴的な動作を図12及び図13に示すフローチャートに基づいて説明する。ホールコンピュータ70などの遊技用装置において各制御部が実行可能なプログラムは、これらのフローチャートに基づいて作成され、各記憶部に記憶されている。
この処理では、まず、貸出機20や再プレイ機60において乗り入れに係る操作がされると、貯玉管理装置80を介して貯玉再プレイに関する情報(貯玉再プレイ信号、媒体ID、貸出レート等)を受信する(S10)。
これらの情報に基づいて、媒体IDに対応する遊技者(会員)が、どの貸出レート(乗り入れ引落レート)の口座の貯玉を利用して、どの貸出レート(乗り入れ使用レート)で乗り入れを行ったかを特定する(S11)。
具体的には、遊技者別乗り入れ実績データベースを参照して、該当する会員の乗り入れ引落レートの「乗り入れ引落人数」項目に「1」以上の数値が記憶されているかを判定する。
その結果、「1」以上の数値が記憶されていないときには(S12−NO)、「乗り入れ引落人数」を+1計数して、記憶する(S13)。
一方、「1」以上の数値が記憶されているときには(S12−YES)、該当する会員が当日営業中に、既に乗り入れ引落レートの口座から貯玉を引き出して乗り入れを行ったと判断して、「乗り入れ引落人数」を+1加算しない。
具体的には、遊技者別乗り入れ実績データベースを参照して、該当する会員の乗り入れ使用レートの「乗り入れ使用人数」項目に「1」以上の数値が記憶されているかを判定する。
その結果、「1」以上の数値が記憶されていないときには(S14−NO)、「乗り入れ使用人数」を+1計数して、記憶する(S15)。
一方、「1」以上の数値が記憶されているときには(S14−YES)、該当する会員が当日営業中に、既に乗り入れ使用レートで貯玉を払い出して乗り入れを行ったと判断して、「乗り入れ使用人数」を+1加算しない。
この処理では、まず、表示部73に表示されている貯玉管理表画面において、「貯玉」タブが選択されたか否かを判定する(S20)。
「貯玉」タブが選択されたと判断した場合は(S20−YES)、「貸出レート別」ボタンが選択されたか否かを判定する(S21)。「貸出レート別」ボタンが選択されたと判断されると(S21−YES)、レート別乗り入れ人数集計処理が実行される(S22)。
この集計結果は記憶部72の遊技場別乗り入れ実績データベースに記憶されるとともに、表示部73には「レート別乗り入れ人数画面」が表示される(S23)(図7参照)。
この集計結果は記憶部72に記憶されるとともに、表示部73には「P/S別乗り入れ人会員数画面」が表示される(S26)(図8参照)。
これらの集計結果は記憶部72に記憶されるとともに、表示部73には「乗り入れ意思確認会員数画面」を表示させる(S30)(図9参照)。
上記の実施形態では、景品交換装置90、乗り入れ確認端末110、情報公開装置120が、意思確認手段として動作する場合を説明したが、これに限らず、再プレイ機60に乗り入れ意思確認機能を備えることで、意思確認手段として動作させてもよい。
この場合、再プレイ機60は、適正な会員カードの挿入及び暗証番号の入力に応じて、乗り入れの意思確認を要求するための画面を表示し、遊技者から入力を受け付けることで、景品交換装置90等と同様の機能を備えることができる。
このように、景品交換装置90、乗り入れ確認端末110、情報公開装置120が、乗り入れ意思確認機能を備えていない場合又は遊技場に設置されていない場合、これらの装置に代わって、再プレイ機60が乗り入れ意思確認処理を実行することができる。
各台計数機能付き貸出機は、少なくとも、併設された遊技機10において獲得された遊技媒体を計数する計数部、計数された遊技媒体や貯玉を払い出す払出部、所定の表示を行うとともに遊技者からの操作を受け付け可能な操作表示部等を備えている。
この場合、操作表示部において、適正な会員カードの挿入及び暗証番号の入力に応じて、乗り入れの意思確認を要求するための画面を表示し、遊技者の入力を受け付けることで、景品交換装置90等と同様の機能を備えることができる。
また、各台計数機能付き貸出機においては、遊技者が異なる遊技機10で遊技を行うごとに、意思確認を要求するようになっている。つまり、会員カードを各台計数機能付きの貸出機に挿入して、乗り入れに係る操作がされるごとに乗り入れの意思確認の要求が行われる。
この場合、何れかの装置において乗り入れの意思確認の操作を行えば、遊技者の意思確認を特定可能な情報が貯玉管理装置80を介してホールコンピュータ70に送信されて、「乗り入れ意思設定フラグ」、「乗り入れ承認人数」及び「乗り入れ非承認人数」が設定される構成としてもよい。これにより、遊技者に遊技場内の様々な場所での乗り入れを促すことができる。
あるいは、特定の装置(例えば、景品交換装置90、乗り入れ確認端末110、情報公開装置120)で乗り入れの意思確認の操作がされた場合に限り、設定される構成としてもよい。
この場合、乗り入れが行われた「回数」として計数されることになるが、例えば、遊技者ごとに、この乗り入れの回数を計数することで、一営業日のうち各遊技者が何回乗り入れを行ったかを把握することができる。
さらに、所定の期間を指定して、各遊技者が乗り入れを行った回数を計数してもよい。
この場合、意思確認が行われた「回数」として計数されることになるが、例えば、遊技者ごとに、「乗り入れ承認人数」や「乗り入れ非承認人数」を計数することで、一営業日のうち各遊技者が何回意思確認を行ったかを把握することができる。
また、「意思確認が既に行われている遊技者の人数」の表示としては、乗り入れすることの意思確認をした遊技者の人数と乗り入れしないことの意思を確認した遊技者の人数を合計した数値を表示してもよい。
これにより、各貸出レートの口座から貯玉を引き出して乗り入れを行った遊技者の人数と、引き出した貯玉を利用して各貸出レートで払い出した遊技者の人数を把握することができる。
その結果、遊技場の店員は、乗り入れによって利用され易い貸出レートと利用され難い貸出レートを把握することができる。
これにより、遊技場内において、遊技機10や各装置の配置を決定する際や、各種設定データを設定する際等の遊技場の営業戦略を立てる際の有用な情報として用いることができる。
例えば、「乗り入れ使用人数」や「乗り入れ引落人数」が多い貸出レートにおいては、この貸出レートの遊技コーナーや貸出レートの遊技機10の増設、設置の継続を選択する際の判断材料として有用できる。また、スロットマシン10bに設定される内部設定値(1〜6)を設定する際の判断材料として有用できる。
また、「乗り入れ使用人数」が多い貸出レートの遊技コーナーの近くに、乗り入れ確認端末110や情報公開装置120を配置することで、乗り入れを行う遊技者に対して遊技が行い易い環境を提供することができる。
また、「乗り入れ使用人数」や「乗り入れ引落人数」が少ない貸出レートについては、乗り入れ機能を停止する等によって、貯玉管理装置80やホールコンピュータ70の処理負担を軽減させることができる。
しかしながら、このような遊技用装置では、異なる貸出レートの遊技機に移動した遊技者の人数は把握できるものの、移動前の貸出レートの遊技機で獲得した遊技媒体を利用して、移動後の他の貸出レートの遊技機で遊技する遊技者の人数は把握することはできなかった。すなわち、乗り入れを行った遊技者の人数を把握することはできなかった。
そのため、遊技場の営業戦略などに活用するための貸出レートごとの情報としては十分な情報を得ることができなかった。
本実施形態の遊技用装置及びプログラムによれば、従来の遊技用装置が改善すべきこのような課題の全部又は一部などを解決することができる。
例えば、上述した実施形態では、ホールコンピュータ70を本発明における遊技用装置の一例として説明したが、これに限定されるものではなく、他の遊技用装置(貯玉管理装置80、景品交換装置90、貸出機20等)で動作させてもよい。この場合、ホールコンピュータ70が備える各種手段(計数手段、出力手段等)の全て又は一部を他の遊技用装置に備えてもよい。
例えば、上述した実施形態では、ホールコンピュータ70(制御部75)が、乗り入れ人数計数処理を行うように説明したが、これに限らず、例えば、貯玉管理装置80が行ってもよい。この場合、貯玉管理装置80で計数した貸出レートごとの乗り入れ人数などの情報をホールコンピュータ70で受信することで、ホールコンピュータ70で当該情報を出力してもよい。
また、上述した実施形態では、ホールコンピュータ70(記憶部72)が、乗り入れ実績データベース、再プレイ履歴データベース、乗り入れ優先順位データベースを記憶することで説明したが、これに限らず、これらのデータベースを貯玉管理装置80に記憶してもよい。この場合、ホールコンピュータ70は、貯玉管理装置80に記憶されている各データベースを参照(受信)し、各種集計処理等を行うとともに、集計した結果を出力する。
具体的には、計数機50のカード挿入部にワンデイカードが挿入されている場合に、カードリーダーが、当該ワンデイカードを特定可能な媒体IDを読み取るとともに、この読み取った媒体IDと、計数結果である計数値及び計数機50の設置されたコーナーの貸出レートとを関連付けて上記他の装置などに送信することで、計数された遊技媒体を持玉として貸出レートに関連付けて遊技場で管理することができ、遊技場で持玉を貸出レートごとに管理することによって再プレイの乗り入れを行うことができる。
これにより、非会員の遊技者でも再プレイの乗り入れを行うことができる。
10 遊技機
20 貸出機
23 表示部
24 払出しボタン
60 再プレイ機(意思確認手段)
70 ホールコンピュータ
73 表示部(出力手段)
75 制御部(計数手段、第1計数手段、第2計数手段、特定計数手段、特別計数手段)
80 貯玉管理装置
90 景品交換装置(意思確認手段)
110 乗り入れ確認端末(意思確認手段)
120 公開情報端末(意思確認手段)
Claims (6)
- 第1レートが対応付けられた第1遊技機と、当該第1レートとは異なる第2レートが対応付けられた第2遊技機と、当該第1レート及び当該第2レートとは異なる第3レートが対応付けられた第3遊技機と、を含む複数の遊技機に関する情報を出力可能な遊技用装置において、
前記第1遊技機において、前記第2遊技機で獲得した遊技媒体を利用して遊技を行った場合、前記第1遊技機において遊技を行った遊技者数を計数可能な第1計数手段と、
前記第1遊技機において、前記第2遊技機で獲得した遊技媒体を利用して遊技を行った場合、前記第2遊技機で獲得した遊技媒体を利用した遊技者数を計数可能な第1特定計数手段と、
前記第2遊技機において、前記第3遊技機で獲得した遊技媒体を利用して遊技を行った場合、前記第2遊技機において遊技を行った遊技者数を計数可能な第2計数手段と、
前記第2遊技機において、前記第3遊技機で獲得した遊技媒体を利用して遊技を行った場合、前記第3遊技機で獲得した遊技媒体を利用した遊技者数を計数可能な第2特定計数手段と、
前記第1計数手段による計数結果と、前記第1特定計数手段による計数結果と、前記第2計数手段による計数結果と、前記第2特定計数手段による計数結果と、を出力可能な出力手段と、
を備えたことを特徴とする遊技用装置。 - 前記出力手段は、
前記第1計数手段による計数結果と、前記第1特定計数手段による計数結果と、前記第2計数手段による計数結果と、前記第2特定計数手段による計数結果と、を同時に出力可能である
ことを特徴とする請求項1に記載の遊技用装置。 - 前記出力手段は、
前記第1レートと共に前記第1計数手段による計数結果と、前記第2レートと共に前記第1特定計数手段による計数結果と、前記第2レートと共に前記第2計数手段による計数結果と、前記第3レートと共に前記第2特定計数手段による計数結果と、を同時に出力可能である
ことを特徴とする請求項1に記載の遊技用装置。 - 前記第1遊技機は、
所定の記憶領域において前記第2レートに対応付けて遊技媒体数が記憶されている場合、当該遊技媒体数を利用することにより、前記第2遊技機で獲得した遊技媒体を利用して遊技を行うことが可能であり、
前記第2遊技機は、
所定の記憶領域において前記第3レートに対応付けて遊技媒体数が記憶されている場合、当該遊技媒体数を利用することにより、前記第3遊技機で獲得した遊技媒体を利用して遊技を行うことが可能である
ことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の遊技用装置。 - 前記第1計数手段は、
前記第1遊技機において、前記第3遊技機で獲得した遊技媒体を利用して遊技を行った場合、当該遊技を行った遊技者が、所定期間中に前記第2遊技機で獲得した遊技媒体を利用して前記第2遊技機で遊技を行っていない場合、前記第1遊技機において遊技を行った遊技者数を計数可能であり、
前記第1遊技機において、前記第3遊技機で獲得した遊技媒体を利用して遊技を行った場合、当該遊技を行った遊技者が、前記所定期間中に前記第2遊技機で獲得した遊技媒体を利用して前記第2遊技機で遊技を行っていた場合、前記第1遊技機において遊技を行った遊技者数を計数しない
ことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の遊技用装置。 - 第1レートが対応付けられた第1遊技機と、当該第1レートとは異なる第2レートが対応付けられた第2遊技機と、当該第1レート及び当該第2レートとは異なる第3レートが対応付けられた第3遊技機と、を含む複数の遊技機に関する情報を出力可能な遊技用装置を構成するコンピュータを、
前記第1遊技機において、前記第2遊技機で獲得した遊技媒体を利用して遊技を行った場合、前記第1遊技機において遊技を行った遊技者数を計数可能な第1計数手段、
前記第1遊技機において、前記第2遊技機で獲得した遊技媒体を利用して遊技を行った場合、前記第2遊技機で獲得した遊技媒体を利用した遊技者数を計数可能な第1特定計数手段、
前記第2遊技機において、前記第3遊技機で獲得した遊技媒体を利用して遊技を行った場合、前記第2遊技機において遊技を行った遊技者数を計数可能な第2計数手段、
前記第2遊技機において、前記第3遊技機で獲得した遊技媒体を利用して遊技を行った場合、前記第3遊技機で獲得した遊技媒体を利用した遊技者数を計数可能な第2特定計数手段、
前記第1計数手段による計数結果と、前記第1特定計数手段による計数結果と、前記第2計数手段による計数結果と、前記第2特定計数手段による計数結果と、を出力可能な出力手段、として機能させる
ことを特徴とするプログラム。
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