JP2021069854A - 電動歯ブラシ、消耗通知方法及び消耗通知プログラム - Google Patents

電動歯ブラシ、消耗通知方法及び消耗通知プログラム Download PDF

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Katsutoshi Shimizu
克敏 清水
隆 四分一
Takashi Shibuichi
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【課題】適切に消耗部材の消耗通知が可能な電動歯ブラシ、消耗通知方法及び消耗通知プログラムを提供すること。【解決手段】電動歯ブラシは、ブラシ体と、ブラシ体を振動させる振動体と、ブラシ体を含む消耗部材と、制御部とを備える。制御部は、振動体の動作の停止処理S40において、耐用期間が経過している消耗部材の種類に対応した異なる振動パターンで振動体を振動させて(S403,S404)、振動体の動作を停止させる(S405)。【選択図】図4

Description

本発明は、電動歯ブラシ、消耗通知方法及び消耗通知プログラムに関する。
従来から、モータによって歯ブラシの先端を振動させて使用する電動歯ブラシが提案されている。特許文献1には、電池を収容する把持本体と、この把持本体の一側部に取り付けた歯ブラシ体とを備えた電動歯ブラシが開示されている。
特開2003−93415号公報
電動歯ブラシは、歯ブラシの先端部材や電池などの消耗部材を備えて、耐用期間に応じた交換等が必要な場合がある。しかしながら、このような消耗部材の適切なメンテナンスの時期についてユーザが判断することは難しい場合がある。
本発明は、適切に消耗部材の消耗通知が可能な電動歯ブラシ、消耗通知方法及び消耗通知プログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る電動歯ブラシは、ブラシ体と、前記ブラシ体を振動させる振動体と、前記ブラシ体を含む消耗部材と前記振動体の動作の停止処理において、耐用期間が経過している前記消耗部材の種類に対応した異なる振動パターンで前記振動体を振動させて、前記振動体の動作を停止させる制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る消耗通知方法は、電動歯ブラシの消耗通知方法であって、前記電動歯ブラシは、ブラシ体と、前記ブラシ体を振動させる振動体と、前記ブラシ体を含む消耗部材と制御部と、を備え、前記制御部は、前記振動体の動作の停止処理において、耐用期間が経過している前記消耗部材の種類に対応した異なる振動パターンで前記振動体を振動させて、前記振動体の動作を停止させる、ことを特徴とする。
本発明に係る消耗通知プログラムは、電動歯ブラシが実行する消耗通知プログラムであって、前記電動歯ブラシは、ブラシ体と、前記ブラシ体を振動させる振動体と、前記ブラシ体を含む消耗部材と、を備え、前記電動歯ブラシに、前記振動体の動作の停止処理において、耐用期間が経過している前記消耗部材の種類に対応した異なる振動パターンで前記振動体を振動させて、前記振動体の動作を停止させる制御手段として機能させる、ことを特徴とする。
本発明によれば、適切に消耗部材の消耗通知が可能な電動歯ブラシ、消耗通知方法及び消耗通知プログラムを提供することができる。
本発明の実施形態に係る電動歯ブラシを示す図である。 本発明の実施形態に係る電動歯ブラシの回路構成図である。 本発明の実施形態に係る記憶部に記憶されるテーブルの構成を示す図であり、(a)は設定テーブルの構成を示し、(b)は通知振動テーブルの構成を示す。 本発明の実施形態に係る電動歯ブラシの動作フローチャートである。 本発明の実施形態に係る電動歯ブラシの振動動作を示すタイミングチャートであり、(a)は電動歯ブラシの動作が2秒以上連続した後に電源を切る動作を示し、(b)は電動歯ブラシの動作が自動停止するまでの動作を示し、(c)は振動設定値を変更する動作を示し、(d)は入力信号の波形を示す。 本発明の実施形態に係る交換通知の振動パターンを示すタイミングチャートであり、(a)は電源の交換・充電時期を通知する振動パターンを示し、(b)はブラシ体の交換時期を通知する振動パターンを示し、(c)はブラシ体の交換時期を通知した後にブラシ体を交換しなかった場合における振動パターンを示す。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。図1に示す電動歯ブラシ1は、入力部42(図2も参照)を構成するプッシュボタン式のスイッチSW1が形成された本体部2と、本体部2の先端側に接続されるブラシ体3とを備える。電動歯ブラシ1は、スイッチSW1の操作により、電源のON、OFFの切り換えを行うことができる。また、スイッチSW1の操作により、振動強度の変更設定もすることができる。
また、電動歯ブラシ1の本体部2内には、回路基板4と、ブラシ体3を振動させる偏心モータM(振動体)と、回路基板4及び偏心モータMに電力を供給する直流定電圧源である電源Pが収容される。偏心モータMは、回転軸に対して重心を偏心させた錘が固定されて、回転軸の回転により主にブラシ体3の先端に設けられるブラシヘッド31を振動させることができるDC(直流)モータである。電源Pは一次電池、二次電池等の任意の電源を適用することができる。
図2は電動歯ブラシ1の回路構成図である。回路基板4には、電源Pの電圧V1を電圧V2に変圧する変圧部41と、入力部42(入力手段)と、偏心モータMを制御するMOSFETであるスイッチング素子SW2と、マイコン5とが配置される。電源Pの正極側は変圧部41に接続され、負極側は回路基板4のシグナル接地点等の基準電位点Nに接続される。変圧部41は、電源Pから供給された電圧V1を、電圧V1と異なる電圧V2に昇圧させる。本実施形態では、電源Pは1.5V(電圧V1)の電圧源であり、変圧部41は1.5Vから3V(電圧V2)に昇圧させることができる。なお、変圧部41はマイコン5や偏心モータM等の他の素子の動作に必要な任意の電圧に降圧する構成でもよい。変圧部41としてはレギュレータ素子や適宜の変圧回路により構成することができる。
マイコン5は、制御部51(制御手段)と、記憶部52(記憶手段)と、電源Pの電圧V1を検出する電圧検出部53と、変圧部41が出力する電圧V2を受電する電源部54と、入力部42からの入力信号S1が入力される操作入力部55と、スイッチング素子SW2に制御信号S2を出力する信号出力部56とを備える。制御部51は、主に図4のフローチャートで説明する振動設定プログラムや消耗通知プログラムを実行することができる。記憶部52は、偏心モータMの振動強度が設定された振動設定値521と、複数の振動設定値を予め保持した設定テーブル522と、消耗部材の消耗通知を行う際の振動パターンが設定される通知振動テーブル523と、を記憶する。なお、図4で後述する連続動作回数n、累積動作回数m及びタイマt1も記憶部52に記憶することができる。電圧検出部53は、電源Pの正極側と変圧部41との間に接続されて、電源Pから出力される電圧V1を検出する。
電源部54は、変圧部41から電圧V2を受電して、マイコン5内の駆動電源として機能する。操作入力部55には、スイッチSW1の操作に応じて入力部42から入力信号S1(High(3V)又はLow(0V))が入力される(図5(d)も参照)。
入力部42は、変圧部41の出力側と接続される抵抗Rと、抵抗Rと基準電位点Nとの間に直列に接続されるスイッチSW1とを有する。抵抗RとスイッチSW1との間の節点はマイコン5の操作入力部55に接続される。したがって、スイッチSW1を操作せずに抵抗Rと基準電位点Nとの間を開放させた図2の状態では、操作入力部55の入力信号S1の電圧は変圧部41が出力した電圧V2と同電圧の3V(High)となる。一方、スイッチSW1を押下操作して抵抗Rと基準電位点Nとの間を短絡させた状態では、操作入力部55の入力電圧は基準電位点Nと同電位の0V(Low)となる。なお、制御部51は、スイッチSW1からの入力タイミングを図5(d)に示した電圧の立上りタイミングTeで検出しているが、適宜立下りタイミングTsで検出してもよい。
信号出力部56は、制御部51の指示によりスイッチング素子SW2のゲート端子にゲート電圧として制御信号S2を出力する。また、本実施形態の制御信号S2はPWM(パルス幅変調)信号であるため、偏心モータMはPWM制御により制御される。偏心モータMは変圧部41の出力側と接続される。また、スイッチング素子SW2のドレイン端子は偏心モータMと直列に接続され、スイッチング素子SW2のソース端子は基準電位点Nと接続される。スイッチング素子SW2は、信号出力部56から制御信号S2が入力されることにより、ソース及びドレイン間の導通をON又はOFFに切り換え、偏心モータMの回転速度をPWM制御することができる。
図3(a)は、設定テーブル522の構成を示す図である。設定テーブル522は、項番522aに対応してデューティー比522bを記憶している。項番522aの「1」、「2」、「3」は、それぞれブラシ体3の振動強度が「強」、「中」、「微弱」となるように設定されており、制御信号S2(PWM信号)のデューティー比522bはそれぞれ「1.0」、「0.7」、「0.4」に予め設定されている。したがって、項番522aの「1」、「2」、「3」に対応して記憶されるデューティー比522bは、固定設定値522cである。また、項番522a「4」に対応して記憶されるデューティー比522bはユーザが振動強度として自由に設定することができるカスタム設定値522dであり、図3の例ではデューティー比522bとして「0.6」が設定されている。また、ユーザは、後述する振動設定処理S20で振動強度を項番522a「1」乃至「4」の中から選択することができ、項番522a「4」のデューティー比522bについては適宜のカスタム設定処理により記憶させる値を変更することができる。
図3(b)は、通知振動テーブル523の構成を示す図である。通知振動テーブル523は、項番523aに対応して、後述の停止処理S40におけるブラシ体3の通知振動パターン523bを記憶している。項番523a「1」に対応する通知振動パターン523b「3回短く間欠振動」は、電源Pの消耗時期を通知する際の振動パターンであり(図4のステップS403の処理及び図6(a)の動作に対応)、項番523a「2」に対応する通知振動パターン523b「2回短く間欠振動」は、ブラシ体3の消耗時期を通知する際の振動パターンである(図4のステップS404の処理及び図6(b),(c)の動作に対応)。
次に、電動歯ブラシ1の動作について図4のフローチャート等を参照して説明する。まず、電動歯ブラシ1の電源OFFの状態でスイッチSW1が押下されると電源が投入される。制御部51は、ステップS101で、電源投入時にスイッチSW1が3秒以上長押しされたか判定する。制御部51は、3秒以上長押しされたと判定した場合は(第一入力条件)(S101,YES)ステップS301に進み、3秒以上長押しされたと判定しない場合は(S101,NO)ステップS102に進む。
ステップS102で、制御部51は、偏心モータMの動作回数をカウントした累積動作回数mを取得する。また、制御部51は、ステップS301においてその累積動作回数mをリセットし(m=0)、その後ステップS103の処理を行うことができる。
ステップS103で、制御部51は、記憶部52の振動設定値521を取得する。また、ステップS104で、制御部51は、振動時間をカウントするタイマt1をリセットし(t1=0)、スイッチング素子SW2を制御してブラシ体3の振動をステップS103で取得した振動設定値521のデューティー比による振動強度で開始する。また、制御部51は、タイマt1のカウント(本実施形態ではカウントアップ)を開始する。
ステップS105で、制御部51は、電動歯ブラシ1のブラシ体3の動作回数をカウントする連続動作回数nをリセットする(n=0)。本実施形態のブラシ体3の振動は、図5(b)に示すように30秒間の連続動作を1回として、0.5秒のインターバルを設けながら合計6回間欠的に行われる。
ステップS106で、制御部51は、スイッチSW1の入力操作により電源が投入されてブラシ体3の振動を略同時に開始してから初期の第一期間以上経過したか判定する。本実施形態ではその第一期間の判定として、2秒以上経過したか(t1≧2sec?)否かを判定している。制御部51は、ブラシ体3の振動を開始してから2秒以上経過したと判定しない場合は(S106,NO)ステップS107の処理に進む。その後、制御部51は、スイッチSW1操作が行われた場合は(S107,YES)振動設定処理S20のステップS201に進み、スイッチSW1操作が行われない場合は(S107,NO)ステップS106に戻る。一方、制御部51は、ステップS106で2秒以上経過したと判定した場合は、ステップS108の処理に進む。
したがって、制御部51は、電源が投入され(S101)、ブラシ体3の振動を開始してから初期の2秒間スイッチSW1の操作が行われずに経過した場合はステップS108以降の動作を行い、ブラシ体3の振動を開始してから2秒以内にスイッチSW1の操作が行われた場合は(S107,YES)振動設定処理S20において振動設定値521を変更することができる。
ステップS108で、制御部51は、スイッチSW1操作が行われたか判定する。制御部51は、スイッチSW1操作が行われたと判定した場合は(第二入力処理)(S108,YES)停止処理S40に進みブラシ体3の振動を停止させて(S405)処理を終了させる。すなわち、制御部51は、電源が投入されてブラシ体3の振動を開始してから2秒間経過後(第一期間経過後)に、スイッチSW1からの入力を検出すると停止処理S40によりブラシ体3の動作を停止する(図5(a)のタイミングチャートも参照)。なお、ステップS108におけるスイッチSW1操作が行われたことを判定する第二入力条件は、本実施形態では通常の短時間の押下操作としているが、予め定めた時間以上の長押し操作としてもよい。制御部51は、スイッチSW1操作が行われたと判定しない場合は(S108,NO)ステップS109に進む。
ステップS109で、制御部51は、ブラシ体3の振動を開始してから30秒以上経過したか判定し(t1≧30sec?)、30秒以上経過したと判定しない場合は(S109,NO)ステップS108の処理に戻り、30秒以上経過したと判定した場合は(S109,YES)ステップS110の処理に進む。
ステップS110で、制御部51は、ブラシ体3の連続動作回数が6回に達したか(n=6であるか)判定する。制御部51は、連続動作回数が6回に達したと判定しない場合は(S110,NO)ステップS111の処理に進み、連続動作回数が6回に達したと判定した場合は(S110,YES)停止処理S40のステップS401の処理に進む。その後、ステップS405で制御部51はブラシ体3の振動を停止させて処理を終了する。
ステップS111で、制御部51は、ブラシ体3の振動を0.5秒間停止させる。その後、ステップS112で、制御部51は、タイマt1をリセットして(t1=0)、ブラシ体3の振動を再度開始するとともに、タイマt1のカウントを開始する。
ステップS113で、制御部51は、連続動作回数nに1を加算して、ブラシ体3の30秒間の連続動作回数nをカウントアップする。また、制御部51は、累積動作回数mに1を加算して、累積動作回数mの累積値をカウントアップする。その後、制御部51はステップS108の処理に戻る。
このように、ステップS109〜S113の処理により、ブラシ体3の振動は、図5(b)に示すように、30秒間の連続動作を、0.5秒のインターバルを設けながら合計6回間欠的に行われる。本実施形態では連続動作回数nを30秒の連続動作が終了した後にカウントアップしている(S109〜S113参照)。そのため、例えば図5(b)の4回目の連続動作の途中のタイミングT4でスイッチSW1操作がされた場合は、連続動作回数nはカウントアップされることなく停止処理S40に進む。したがって、制御部51は、後述する停止処理S40のステップS402で、30秒間の連続動作が確実に行われた累積回数に基づいてブラシ体3の交換時期を通知することができる。
次に、振動設定処理S20における振動設定方法について説明する。ステップS201で、制御部51は、タイマt1をリセットする(t1=0)。また、ステップS202で、制御部51は、振動設定値521を変更する。制御部51は、現在の振動設定値521として選択されている設定テーブル522中の設定値を順送りして、次の設定値を新たな振動設定値521として変更する。順送りは図3に示す設定テーブル522の項番522a「1」、「2」、「3」、「4」の順であり、項番522a「4」の次は項番522a「1」の設定に戻るように選択される。ステップS202の処理の後、ステップS106の処理に戻る。図5(c)は、ステップS107でスイッチSW1操作が行われる毎に、振動設定値が項番522a「1」〜「4」に対応する振動強度「強」、「中」、「微弱」、「カスタム」に変化する様子を示している。なお、各スイッチSW1操作は2秒以内に行われている。
次に、停止処理S40について説明する。まず、停止処理S40のステップS401〜S404において、電源Pやブラシ体3の耐用期間が経過したことを通知する消耗通知方法について説明する。ステップS401の電源消耗判定では、制御部51は、電源Pの電圧V1が1.1V(第一閾値)以下であるか判定する。制御部51は、電圧V1が1.1V以下であると判定した場合(S401,YES)ステップS403の処理に進み、電圧V1が1.1V以下であると判定しない場合(S401,NO)ステップS402の処理に進む。
ステップS403では、通知振動テーブル523の項番523a「1」に対応して記憶される通知振動パターン523b「3回短く間欠振動(第一振動パターン)」がステップS403で実行される(図6(a)参照)。本実施形態の第一振動パターンでは、制御部51は、ブラシ体3に0.5秒間の振動を0.5秒のインターバルを設けながら3回振動させる。その後、制御部51はステップS405の処理に進む。
ステップS402の歯ブラシ消耗判定では、制御部51は、累積動作回数mが540回(第二閾値)以上であるか判定する。制御部51は、累積動作回数mが540回以上であると判定した場合(S402,YES)ステップS404の処理に進み、累積動作回数mが540以上と判定しない場合は(S402,NO)ステップS405の処理に進む。
ステップS404では、通知振動テーブル523の項番523a「2」に対応して記憶される通知振動パターン523b「2回短く間欠振動(第二振動パターン)」がステップS404で実行される(図6(b)参照)。本実施形態の第二振動パターンでは、制御部51は、ブラシ体3に0.5秒間の振動を0.5秒のインターバルを設けながら2回振動させる。このように、本実施形態の消耗通知方法では、ステップS403の第一振動パターンで間欠振動を複数回(3回)行い(図6(a)参照)、ステップS404の第二振動パターンでは第一振動パターンの間欠振動よりも少ない回数(2回)間欠振動を行っている。その後、制御部51はステップS405の処理に進む。
また、制御部51は、ブラシ体3が交換されたか否かを、ユーザのスイッチSW1操作により前述のステップS101の長押し操作を検出することで判定する。電動歯ブラシ1の電源投入時に長押しを行うと(S101,YES)累積動作回数mがリセットされるので(S301)、制御部51は交換した新しいブラシ体3の累積動作回数mのカウントを容易に開始することができる。
ユーザは、停止処理S40において、本体部2を把持する手を伝って間欠振動の回数を認識して(S403,S404)、振動が第一振動パターン又は第二振動パターンの何れに該当するのかにより、電源P又はブラシ体3の何れの耐用期間が経過したのかを判断することができる。
なお、停止処理S40において通知する消耗部材の耐用期間経過の通知は本実施形態に示したブラシ体3や電源P以外の任意の消耗部材を対象としてもよい。制御部51は、本実施形態で示した通知振動テーブル523と同様に、消耗部材の種類に対応した振動パターンを通知振動パターン523bとして記憶部52に記憶しておくことができる。そして、停止処理S40において、制御部51は、偏心モータM(振動体)の動作を、耐用期間が経過している消耗部材の種類に対応した異なる振動パターンで偏心モータMを振動させて、偏心モータM及び電動歯ブラシ1全体の動作を停止させてもよい。
また、図6(c)は、ブラシ体3の交換時期をステップS404で通知したにもかかわらず、ブラシ体3を交換しなかった場合の動作の例である。この場合にも、累積動作回数mは引き続き540回(第二閾値)を超えているため、制御部51は、電動歯ブラシ1の停止処理S40において図6(b)の振動パターンと同様に2回の間欠動作を行う。ステップS404の処理は、累積動作回数mのリセット操作(S301)があるまで行われる。
ステップS405で、制御部51は、ブラシ体3の振動を停止させて処理を終了する。
以上、本実施形態の消耗通知方法では、耐用期間が経過している消耗部材の種類に対応した異なる振動パターンで振動体を振動させ、偏心モータMの動作を停止させる処理について説明した。また、消耗部材の耐用期間経過の判定方法として、累積動作回数mや電圧V1を用いた例について説明した。消耗部材の消耗通知は電動歯ブラシ1を振動させる振動体の振動を利用しているため、電動歯ブラシ1は別途消耗通知用の部材を設けることなくユーザに通知することができる。また、ブラシ体3の交換が完了したことは、電動歯ブラシ1の電源投入等に使用されるスイッチSW1により認識させることが可能であるため、電動歯ブラシ1の構成やコストの増加を低減し、簡易な構成で適切に消耗部材の消耗通知が可能な電動歯ブラシ1とすることができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は本実施形態に限定されることは無く、種々変更を加えて実施することができる。例えば、本実施形態の説明では、制御信号S2としてPWM信号を出力する例について説明したが、制御信号S2としてPFM(パルス周波数変調)信号により制御する構成としてもよい。
また、図4のフローチャートで説明した判定処理(S101、S106、S109、S110、S401、S402)における各閾値は、適宜変更することもできる。
1 電動歯ブラシ 2 本体部
3 ブラシ体 4 回路基板
5 マイコン 31 ブラシヘッド
41 変圧部 42 入力部
51 制御部 52 記憶部
53 電圧検出部 54 電源部
55 操作入力部 56 信号出力部
521 振動設定値 522 設定テーブル
522b デューティー比 522c 固定設定値
522d カスタム設定値 523 通知振動テーブル
523b 通知振動パターン M 偏心モータ
N 基準電位点 P 電源
R 抵抗 S1 入力信号
S2 制御信号 S20 振動設定処理
S40 停止処理 SW1 スイッチ
SW2 スイッチング素子 T4 タイミング
Te タイミング Ts タイミング
V1,V2 電圧 Vt 閾値
m 累積動作回数 n 連続動作回数
t1 タイマ

Claims (9)

  1. ブラシ体と、
    前記ブラシ体を振動させる振動体と、
    前記ブラシ体を含む消耗部材と
    前記振動体の動作の停止処理において、耐用期間が経過している前記消耗部材の種類に対応した異なる振動パターンで前記振動体を振動させて、前記振動体の動作を停止させる制御部と、
    を備えることを特徴とする電動歯ブラシ。
  2. 前記消耗部材は、前記振動体に電力を供給する電源を含み、
    前記制御部は、前記振動体の動作の停止処理において、前記電源の電圧が第一閾値以下である場合に、第一振動パターンで前記振動体を振動させて、前記振動体の動作を停止させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電動歯ブラシ。
  3. 前記制御部は、前記振動体の動作の停止処理において、前記振動体の動作回数をカウントした累積動作回数が第二閾値以上である場合に、前記第一振動パターンと異なる第二振動パターンで前記振動体を振動させて、前記振動体の動作を停止させることを特徴とする請求項2に記載の電動歯ブラシ。
  4. 前記制御部は、前記振動体の動作の停止処理において、前記電源の電圧が前記第一閾値以下でない場合に、前記累積動作回数が前記第二閾値以上であるか判定することを特徴とする請求項3に記載の電動歯ブラシ。
  5. 前記制御部は、前記第一振動パターンとして間欠振動を複数回行い、前記第二振動パターンとして前記第一振動パターンの間欠振動よりも少ない回数で間欠振動を行うことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の電動歯ブラシ。
  6. 前記制御部は、前記振動体の動作の停止処理において、前記振動体の動作回数をカウントした累積動作回数が第二閾値以上である場合に、間欠振動を複数回行う第二振動パターンで前記振動体を振動させて、前記振動体の動作を停止させることを特徴とする請求項1に記載の電動歯ブラシ。
  7. 入力部をさらに備え、
    前記制御部は、
    前記入力部から電源投入時に第一入力条件を満たす入力を検出すると、前記累積動作回数をリセットし、
    電源が投入された初期の第一期間経過後に前記入力部から前記第一入力条件と異なる第二入力条件を満たす入力を検出すると、前記停止処理を実行する、
    ことを特徴とする請求項3乃至請求項6の何れかに記載の電動歯ブラシ。
  8. 電動歯ブラシの消耗通知方法であって、
    前記電動歯ブラシは、ブラシ体と、前記ブラシ体を振動させる振動体と、前記ブラシ体を含む消耗部材と制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記振動体の動作の停止処理において、耐用期間が経過している前記消耗部材の種類に対応した異なる振動パターンで前記振動体を振動させて、前記振動体の動作を停止させる、
    ことを特徴とする消耗通知方法。
  9. 電動歯ブラシが実行する消耗通知プログラムであって、
    前記電動歯ブラシは、ブラシ体と、前記ブラシ体を振動させる振動体と、前記ブラシ体を含む消耗部材と、を備え、
    前記電動歯ブラシに、前記振動体の動作の停止処理において、耐用期間が経過している前記消耗部材の種類に対応した異なる振動パターンで前記振動体を振動させて、前記振動体の動作を停止させる制御手段として機能させる、
    ことを特徴とする消耗通知プログラム。
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