JP2021069156A - 電路用操作棒 - Google Patents

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恵 古川
Megumi Furukawa
恵 古川
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Abstract

【課題】 撓みにくく作業や取扱が容易な電路用操作棒を提供する。【解決手段】 電路および電路周辺の作業を行うための電路用操作棒であって、電気絶縁性の棒状体で、断面が略正三角形の棒本体2と、棒本体2の先端側に枝切り鎌101を取り付けるための工具取付ネジ33と、を備える。【選択図】 図1

Description

この発明は、電路および電路周辺の作業を行うための電路用操作棒に関する。
架空電線の工事では、作業の内容に応じた先端工具を共用操作棒に取り付けた間接活線工具(例えば、特許文献1参照。)や、地上からの高さを測定するための地上高測定棒などが使用されている。これらの共用操作棒や地上高測定棒は、複数連結することで所望の長さの長尺棒として使用できるようになっている。
特開2012−161116号公報
ところで、従来の共用操作棒や地上高測定棒は、中空の丸棒体(パイプ体)であったため、断面二次モーメントと断面係数が小さく撓みやすい。特に、長尺の場合には、先端が大きく撓んだり揺れたりするため、作業がしづらい、という問題があった。また、例えば、高所で共用操作棒などを仮置きする場合、丸棒体のため転がって落下してしまうおそれがあり、扱いにくかった。
そこでこの発明は、撓みにくく作業や取扱が容易な電路用操作棒を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、電路および電路周辺の作業を行うための電路用操作棒であって、電気絶縁性の棒状体で、断面が略正三角形の棒本体と、前記棒本体の先端側に先端工具を取り付けるための工具取付具と、を備えることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の電路用操作棒において、前記棒本体の基端側に設けられ、作業者が把持するための丸棒状の把持部を備える、ことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載の電路用操作棒において、前記棒本体が伸縮自在である、ことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、棒本体の断面が略正三角形であるため撓みにくく、容易かつ適正に作業を行うことが可能となる。また、棒本体の断面が略正三角形であるため転がりにくく、取扱が容易で、しかも安全性が向上する。一方、工具取付具を介して棒本体の先端側に先端工具を取り付けられるため、作業の内容に応じた先端工具を棒本体に取り付けることで、各種作業を行うことができる。
請求項2の発明によれば、棒本体の基端側に丸棒状の把持部が設けられているため、作業者が把持部を持って棒本体を操作しやすくなり、より容易かつ適正、安全に作業を行うことが可能となる。
請求項3の発明によれば、棒本体が伸縮自在なため、作業対象や作業環境などに応じて棒本体を伸縮させることで、より容易かつ適正、安全に作業を行うことが可能となる。また、棒本体を縮めることで、電路用操作棒の運搬を容易にしたり保管スペースを削減したりすることが可能となる。
この発明の実施の形態1に係る電路用操作棒1を縮めた状態を示す斜視図である。 図1の電路用操作棒1を伸ばした状態を示す斜視図である。 図1の電路用操作棒1のグリップ周辺を示す正面図(a)とその右側面図(b)である。 図1の電路用操作棒1の先端側と先端工具を示す正面図である。 この発明の実施の形態2に係る取付アダプタを示す正面図である。 この発明の実施の形態2に係る先端工具を示す正面図である。
以下、この発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
(実施の形態1)
図1および図2は、この実施の形態に係る電路用操作棒1を縮めた状態を示す斜視図と、伸ばした状態を示す斜視図である。この電路用操作棒1は、電路および電路周辺の作業を行うための操作棒であり、主として、棒本体2と、グリップ(把持部)4と、工具取付ネジ(工具取付具)33と、を備える。ここで、電路用操作棒1の先端側に取り付ける先端工具が、図4に示すような枝切り鎌101の場合について、主として以下に説明する。
棒本体2は、電気絶縁性の棒状体で、断面が略正三角形で伸縮自在となっている。すなわち、硬質樹脂製の複数(この実施の形態では、3つ)の三角バー21〜23で構成されている。三角バー21〜23は、軸心に直交する断面が中空の略正三角形で、第1の三角バー21の内形状は、第2の三角バー22がほぼ隙間なく挿入可能に形成され、第2の三角バー22の内形状は、第3の三角バー23がほぼ隙間なく挿入可能に形成されている。また、第3の三角バー23の内形状は、後述する枝切り鎌101の基端部101bが接するように挿入可能に形成されている。
また、第1の三角バー21の先端側(一端側)の一側壁には、第1の調整ネジ31が螺合され、第2の三角バー22の先端側の一側壁には、第2の調整ネジ32が螺合されている。そして、第2の三角バー22が基端側(他端側)から第1の三角バー21内に挿入され、第3の三角バー23が基端側から第2の三角バー22内に挿入されて、調整ネジ31、32を締め付けることで、三角バー21〜23が組み付けられて棒本体2が構成されている。また、調整ネジ31、32を緩めて、第2の三角バー22を第1の三角バー21から出し入れしたり、第3の三角バー23を第2の三角バー22から出し入れしたりして、調整ネジ31、32を締め付けることで、棒本体2が伸び縮みする。
このような各三角バー21〜23の断面形状(大きさ)および長さは、棒本体2を最長に伸ばしても棒本体2が大きく(所定以上)撓まないように設定されている。また、調整ネジ31、32は、グリップ取付ネジ34と同等の構成であり、詳細は後述する。ここで、この実施の形態では、3つの三角バー21〜23で棒本体2を構成しているが、2つまたは4つ以上の三角バーで構成してもよい。
グリップ4は、棒本体2の基端側に設けられ、作業者が把持するための丸棒状の把持部である。すなわち、図3に示すように、丸棒状のクリップ本体41と、このクリップ本体41の一端部から同心に延びる丸棒状の被挿入部42と、を一体的に備える。クリップ本体41の外径と長さは、作業者が把持しやすいように設定され、被挿入部42の外径は、クリップ本体41の外径よりも小さく、第1の三角バー21内に接するように挿入可能に設置されている。
また、第1の三角バー21の基端側の一側壁には、クリップ取付ネジ34が螺合され、被挿入部42が第1の三角バー21内に挿入されてクリップ取付ネジ34が締め付けられることで、棒本体2の基端側にグリップ4が、棒本体2と同心に取り付けられている。このような取付状態では、クリップ本体41の一端面(被挿入部42との段差部)が第1の三角バー21の基端面に当接している。また、クリップ取付ネジ34を緩めることで、棒本体2からグリップ4を取り外せるものである。このように、この実施の形態では、グリップ4が着脱自在となっているが、棒本体2に一体的に設けてもよい。
ここで、クリップ取付ネジ34は、円盤状の頭部34aと、この頭部34aの一端面から同軸に延びる雄ネジ部34bとを備え、頭部34aは、作業者が指で回せるように形状、大きさが設定されている。そして、頭部34aを回してクリップ取付ネジ34を締め付けることで、雄ネジ部34bが被挿入部42を押圧して、被挿入部42が第1の三角バー21内で挟持、固定される。
工具取付ネジ33は、棒本体2の先端側に先端工具を取り付けるためのネジである。すなわち、グリップ取付ネジ34と同等の構成のネジで、図4に示すように、第3の三角バー23の先端側の一側壁に螺合されている。一方、枝切り鎌101は、枝などを切る刃部101aと、この刃部101aの根本側に設けられた基端部101bとを備え、基端部101bは丸棒状で、第3の三角バー23内に接して挿入できるように、第3の三角バー23の内形状が設定されている。
そして、枝切り鎌101の基端部101bが第3の三角バー23の先端側から挿入されて、工具取付ネジ33が締め付けられることで、棒本体2の先端側に枝切り鎌101が取り付けられている。また、工具取付ネジ33を緩めることで、棒本体2から枝切り鎌101を取り外せる。このようにして先端工具が着脱自在なことで、作業の内容に応じた各種先端工具を棒本体2に取り付けられるものである。
このような構成の電路用操作棒1によれば、棒本体2の断面が略正三角形であるため撓みにくく、容易かつ適正に作業を行うことが可能となる。しかも、断面が略正三角形であるため、ほぼどの方向に対しても耐撓み性が変わらず、使い勝手がよい。また、棒本体2の断面が略正三角形であるため転がりにくく、取扱が容易で、しかも安全性が向上する。一方、工具取付ネジ33を介して棒本体2の先端側に先端工具を取り付けられるため、作業の内容に応じた先端工具を棒本体2に取り付けることで、各種作業を行うことができる。
また、棒本体2の基端側に丸棒状のグリップ4が設けられているため、作業者がグリップ4を持って棒本体2を操作しやすくなり、より容易かつ適正、安全に作業を行うことが可能となる。つまり、断面が略正三角形の棒本体2を握るよりも、丸棒状のグリップ4を握ることで容易かつ適正、安全に作業を行うことが可能となる。
さらに、棒本体2が伸縮自在なため、作業対象や作業環境などに応じて棒本体2を伸縮させることで、より容易かつ適正、安全に作業を行うことが可能となる。また、棒本体2を縮めることで、電路用操作棒1の運搬を容易にしたり保管スペースを削減したりすることが可能となる。
また、先端工具が、例えば、上記のような枝切り鎌101の場合、棒本体2の軸心周りに刃部101aを回転させることで、刃部101aを所望の位置に取り付けることができる。例えば、棒本体2の三角形の辺中央部に刃部101aを位置させて、棒本体2がより撓まない状態で枝切り作業などを行うことが可能となる。
(実施の形態2)
図5は、この実施の形態に係る工具取付具である取付アダプタ5を示す正面図であり、図6は、この実施の形態に係る先端工具であるフック金具110を示す正面図である。この実施の形態では、工具取付具が実施の形態1と構成が異なり、実施の形態1と同等の構成については同一符号を付することでその説明を省略する。
取付アダプタ5は、図5に示すように、丸棒状のアダプタ主体51の一端に円柱状の先端部52が設けられ、この先端部52には、軸心を中心として左右にそれぞれ係合突起53が設けられている。また、アダプタ主体51の先端部52側には雄ネジ52aが形成され、この雄ネジ52aに固定用ネジ54が螺合されている。
アダプタ主体51は、第3の三角バー23内に接して挿入できるように外径が設定されている。そして、アダプタ主体51を第3の三角バー23の先端側から挿入して、工具取付ネジ33を締め付けることで、棒本体2の先端側に取付アダプタ5が着脱自在に取り付けられる。このような取付アダプタ5と工具取付ネジ33とで工具取付具が構成されている。
フック金具110は、枝などを引き寄せたりするための工具であり、取付部111の上部から逆U字状のフック部112が延びている。取付部111は、取付アダプタ5つまり棒本体2の先端側にフック金具110を取り付けるための接続部である。
取付部111は、取付アダプタ5の先端部52が嵌合するキャップ状(有蓋円筒状)で、外面から内面に貫通する取付溝111Aが一対対向して形成されている。この取付溝111Aは、導入溝111aと、水平溝111bと、係合溝111cと、を有する。導入溝111aは、取付部111の下端面111dから所定の長さだけ軸心に沿って上方に延びている。水平溝111bは、導入溝111aの終端から左右に延びている。係合溝111cは、左右の水平溝111bの終端から所定の長さだけ軸心に沿って下方に延びている。導入溝111aと水平溝111bと係合溝111cの幅は、取付アダプタ5の係合突起53が進入できるように設定されている。
そして、係合突起53を導入溝111aに挿入し、水平溝111bに沿って水平移動させ、係合溝111cの底部に位置させた状態で固定用ネジ54を締め付ける。これにより、取付部111つまりフック金具110が、取付アダプタ5つまり棒本体2に対して軸心回りおよび軸方向にガタなく取り付けられる。
このような実施の形態によれば、上記のような取付部111を有するフック金具110などの先端工具を、取付アダプタ5を介して棒本体2に容易かつ確実に取り付けることが可能となる。ここで、取付部111は、間接活線工法で使用される共用操作棒に取り付けられる先端工具の取付部と同等な構成となっているため、共用操作棒に取り付けられる先端工具を棒本体2にも容易かつ確実に取り付けることが可能となるものである。
以上、この発明の実施の形態について説明したが、具体的な構成は、上記の実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、棒本体2の伸縮機構は、上記の実施の形態の機構に限らない。例えば、第1の三角バー21の先端側の内形状を先端に向けて徐々に小さくし、第2の三角バー22の基端側の外形状を基端に向けて徐々に大きくする。そして、第2の三角バー22を第1の三角バー21から引き出すことで、第2の三角バー22の基端側が第1の三角バー21の先端側に食い付いて仮固定されるようにしてもよい。また、実施の形態1、2において、先端工具が枝切り鎌101、フック金具110の場合について説明したが、その他の先端工具であってもよいことは勿論である。
1 電路用操作棒
2 棒本体
21〜23 三角バー
31、32 調整ネジ
33 工具取付ネジ(工具取付具)
34 クリップ取付ネジ
4 グリップ(把持部)
5 取付アダプタ(工具取付具)
101 枝切り鎌(先端工具)
110 フック金具(先端工具)

Claims (3)

  1. 電路および電路周辺の作業を行うための電路用操作棒であって、
    電気絶縁性の棒状体で、断面が略正三角形の棒本体と、
    前記棒本体の先端側に先端工具を取り付けるための工具取付具と、
    を備えることを特徴とする電路用操作棒。
  2. 前記棒本体の基端側に設けられ、作業者が把持するための丸棒状の把持部を備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電路用操作棒。
  3. 前記棒本体が伸縮自在である、
    ことを特徴とする請求項1または2のいずれか1項に記載の電路用操作棒。
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