JP2021068147A - 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents
情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2021068147A JP2021068147A JP2019192587A JP2019192587A JP2021068147A JP 2021068147 A JP2021068147 A JP 2021068147A JP 2019192587 A JP2019192587 A JP 2019192587A JP 2019192587 A JP2019192587 A JP 2019192587A JP 2021068147 A JP2021068147 A JP 2021068147A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- storage
- unit
- digital device
- related information
- usage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Debugging And Monitoring (AREA)
Abstract
【課題】操作スタッフの作業負荷の軽減を図ることができる情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムを提供する。【解決手段】情報処理装置1は、記憶部501と、更新処理部502と、接続部503と、記憶媒体504とを備える。記憶部501は、ユーザの設定または使用履歴に関する使用関連情報を記憶する。更新処理部502は、記憶部501に記憶されている使用関連情報の更新処理を行う。更新処理部502は、着脱可能な記憶媒体504が接続部503に接続されている場合、記憶部501に記憶されている前記使用関連情報の更新を行わずに、接続部503に接続されている記憶媒体504の記憶領域を用いて前記使用関連情報の更新を行う。【選択図】 図5
Description
本発明は、情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムに関する。
近年、ユーザの設定状態やログファイルなどを記録する不揮発性記憶装置を備えたデジタル装置が普及している。このようなデジタル装置は、工場での生産時に出荷前の検査が行われる。また、デジタル装置は、出荷後に、市場において保守が生じた場合は、保守が行われる。出荷前の検査や、出荷後の保守では、ユーザの設定状態が作業に応じた内容に変更され、また、ログファイルについても更新される。
関連する技術として、変更後の起動設定値を読み出して一時保持し、変更後の起動設定値に基づいてプロセッサ装置の起動設定を行うことが開示されている(例えば、特許文献1参照。)。また、データ記憶デバイスの標的位置に記憶された旧データを読み取り、複数のエントリを有するバッファ内に旧データを記録し、データ記憶デバイスの標的位置に新データを書込む方法が開示されている(例えば、特許文献2参照。)。
また、関連する技術として、ネットワークを介して接続された2以上の分散されたバックアップサイトにオリジナルデータを分散格納する際に、オリジナルデータを所定ビット毎に読み出して、当該オリジナルデータを2以上の分割データに分割して、2以上の格納装置に転送することが提案されている(例えば、特許文献3参照。)。また、メタデータプロパティを有するアイテムを記憶するメモリを備え、第一のメタデータプロパティを選択し、選択した第一のメタデータプロパティを有するアイテムを検索し、第一のメタデータプロパティを有するアイテムの集合を表す第一の仮想フォルダディスプレイオブジェクトを提供することが開示されている(例えば、下記特許文献4参照。)。
しかしながら、従来技術の場合、出荷前の検査や出荷後の保守を行うと、ユーザの設定状態やログファイルが変更されてしまうため、検査や保守作業を終えると、元の状態に戻すための作業を要し、操作スタッフの作業負荷となる場合がある。
上述の課題を鑑み、本発明は、操作スタッフの作業負荷の軽減を図ることができる情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
上述の課題を解決するために、本発明の一態様に係る情報処理装置は、
ユーザの設定または使用履歴に関する使用関連情報を記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶されている前記使用関連情報の更新を行う更新処理部と、
を備え、
前記更新処理部は、着脱可能な記憶媒体が接続部に接続されている場合、前記記憶部に記憶されている前記使用関連情報の更新を行わずに、前記接続部に接続されている前記記憶媒体の記憶領域を用いて前記使用関連情報の更新を行う、
情報処理装置である。
ユーザの設定または使用履歴に関する使用関連情報を記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶されている前記使用関連情報の更新を行う更新処理部と、
を備え、
前記更新処理部は、着脱可能な記憶媒体が接続部に接続されている場合、前記記憶部に記憶されている前記使用関連情報の更新を行わずに、前記接続部に接続されている前記記憶媒体の記憶領域を用いて前記使用関連情報の更新を行う、
情報処理装置である。
本発明の一態様に係る情報処理方法は、
ユーザの設定または使用履歴に関する使用関連情報を記憶する記憶部を備えた情報処理装置のコンピュータが、
前記記憶部に記憶されている前記使用関連情報の更新を行い、
前記更新を行う処理では、着脱可能な記憶媒体が接続部に接続されている場合、前記記憶部に記憶されている前記使用関連情報の更新を行わずに、前記接続部に接続されている前記記憶媒体の記憶領域を用いて前記使用関連情報の更新を行う、
情報処理方法である。
ユーザの設定または使用履歴に関する使用関連情報を記憶する記憶部を備えた情報処理装置のコンピュータが、
前記記憶部に記憶されている前記使用関連情報の更新を行い、
前記更新を行う処理では、着脱可能な記憶媒体が接続部に接続されている場合、前記記憶部に記憶されている前記使用関連情報の更新を行わずに、前記接続部に接続されている前記記憶媒体の記憶領域を用いて前記使用関連情報の更新を行う、
情報処理方法である。
本発明の一態様に係るプログラムは、
ユーザの設定または使用履歴に関する使用関連情報を記憶する記憶部を備えた情報処理装置のコンピュータに、
前記記憶部に記憶されている前記使用関連情報の更新を行い、
前記更新を行う処理では、着脱可能な記憶媒体が接続部に接続されている場合、前記記憶部に記憶されている前記使用関連情報の更新を行わずに、前記接続部に接続されている前記記憶媒体の記憶領域を用いて前記使用関連情報の更新を行う、
プログラムである。
ユーザの設定または使用履歴に関する使用関連情報を記憶する記憶部を備えた情報処理装置のコンピュータに、
前記記憶部に記憶されている前記使用関連情報の更新を行い、
前記更新を行う処理では、着脱可能な記憶媒体が接続部に接続されている場合、前記記憶部に記憶されている前記使用関連情報の更新を行わずに、前記接続部に接続されている前記記憶媒体の記憶領域を用いて前記使用関連情報の更新を行う、
プログラムである。
本発明によれば、操作スタッフの作業負荷の軽減を図ることができる。
以下、本発明の一実施形態による情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムについて、図面を参照して説明する。
(実施形態)
図1は、実施形態に係るデジタル装置1のハードウェア構成の一例を示す説明図である。デジタル装置1は、情報処理装置の一例である。デジタル装置1は、例えば、テレビやディスプレイなどの映像表示装置である。ただし、デジタル装置1は、これに限らず、パソコン、スマートフォン、携帯電話、デジタルカメラ、冷蔵庫などの家電機器であってもよい。
図1は、実施形態に係るデジタル装置1のハードウェア構成の一例を示す説明図である。デジタル装置1は、情報処理装置の一例である。デジタル装置1は、例えば、テレビやディスプレイなどの映像表示装置である。ただし、デジタル装置1は、これに限らず、パソコン、スマートフォン、携帯電話、デジタルカメラ、冷蔵庫などの家電機器であってもよい。
例えば、デジタル装置1は、CPU(Central Processing Unit)101と、記憶装置102と、入力デバイス103と、出力デバイス104と、USB(Universal Serial Bus)ポート105とを備える。バス100は、各部101〜105を接続する。
CPU101は、デジタル装置1の全体の制御を司る制御部として機能する演算処理装置である。記憶装置102は、不揮発性のメモリであり、例えば、フラッシュメモリやハードディスクなどである。また、記憶装置102は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを含む。例えば、ROMやROMが各種プログラムを記憶し、RAMがCPU101のワークエリアとして使用される。記憶装置102に記憶されるプログラムは、CPU101にロードされることで、コーディングされている処理をCPU101に実行させる。
ここで、デジタル装置1は、設定状態を更新する機能を有する。設定状態は、ユーザが設定した状態(以下「ユーザ設定」と称する)である。例えば、ユーザ設定は、画面の明るさ、解像度、節電モードなどの各種の設定を含む。ユーザ設定の変更を行うときは、変更した値が記憶装置102の指定箇所(指定のフォルダ)に保存される。
また、デジタル装置1は、ログファイルを更新する機能を有する。ログファイルは、例えば、ユーザの操作に関する履歴、障害や不具合や警告などの発生状況の履歴、閲覧履歴など、各種の履歴を示すファイルである。デジタル装置1は、レコードを追記する度に、ログファイルに追記してログファイルを更新する。ログファイルは、記憶装置102の指定箇所(指定のフォルダ)に保存される。
例えば、記憶装置102に記憶されているプログラムは、記憶装置102の指定箇所に記憶されているユーザ設定やログファイルを更新させる更新処理プログラムを含む。また、記憶装置102に記憶されているプログラムには、起動時に、USBポート105にUSBメモリスティック106が接続されている場合、USBメモリスティック106に記憶されているデータを読み込ませるプログラムを含む。また、記憶装置102は、使用頻度の高いデータや直近に使用したデータを複製したデータを記憶するディスクキャッシュを含む。
入力デバイス103は、文字、数字、各種指示などの入力のためのキーやスイッチを有し、データの入力や各種設定を行うためのデバイスである。出力デバイス104は、映像を表示するディスプレイや、音を出力するスピーカなどである。ディスプレイは、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)などを採用することができる。
USBポート104は、CPU101が処理した情報を、デジタル装置1に対して着脱可能なUSBメモリスティック106との間で読み書きするためのインタフェースである。USBポート104は、接続部の一例である。なお、デジタル装置1は、通信I/F(Interface)備え、外部の装置と有線または無線によって接続されてもよいし、リモコンと通信可能であってもよい。
(デジタル装置1の状態について)
デジタル装置1は、通常の状態と、検査用の状態(以下「検査状態」と称する)とに制御される。通常の状態は、例えばエンドユーザが使用する状態である。また、通常の状態は、出荷後の市場において操作スタッフが保守を行う状態も含む。検査態は、工場での生産時に出荷前の検査を行う際の状態である。検査状態では、予め設定された検査用の機能が解放されて、工場の操作スタッフによって出荷前の検査が行われる。
デジタル装置1は、通常の状態と、検査用の状態(以下「検査状態」と称する)とに制御される。通常の状態は、例えばエンドユーザが使用する状態である。また、通常の状態は、出荷後の市場において操作スタッフが保守を行う状態も含む。検査態は、工場での生産時に出荷前の検査を行う際の状態である。検査状態では、予め設定された検査用の機能が解放されて、工場の操作スタッフによって出荷前の検査が行われる。
(USBメモリスティック106について)
デジタル装置1は、USBポート105を備えており、USBメモリスティック106が着脱可能である。本実施形態において、USBメモリスティック106は、出荷前の検査時や、市場における保守時に用いられる。USBメモリスティック106には、特殊データがあらかじめインストールされている。特殊データは、USBメモリスティック106の記憶領域を用いて、ユーザ設定やログファイルを更新させるプログラムを含む。また、特殊データは、デジタル装置1の起動時に読み出されることにより、デジタル装置1を検査状態に制御させるための指示を含む。
デジタル装置1は、USBポート105を備えており、USBメモリスティック106が着脱可能である。本実施形態において、USBメモリスティック106は、出荷前の検査時や、市場における保守時に用いられる。USBメモリスティック106には、特殊データがあらかじめインストールされている。特殊データは、USBメモリスティック106の記憶領域を用いて、ユーザ設定やログファイルを更新させるプログラムを含む。また、特殊データは、デジタル装置1の起動時に読み出されることにより、デジタル装置1を検査状態に制御させるための指示を含む。
また、USBメモリスティック106には、操作スタッフの操作に基づくユーザ設定やログファイルの更新処理で用いられる記憶領域(代替領域)が設けられている。代替領域には、ユーザ設定やログファイルを記憶するための専用のフォルダ(代替フォルダ)が作成されており、操作スタッフの操作に基づくユーザ設定やログファイルが記憶される。
(USBメモリスティック106が接続されない場合の更新処理の一例)
次に、USBメモリスティック106が接続されない場合にデジタル装置1が行うユーザ設定とログファイルの更新処理について説明する。
図2は、USBメモリスティック106が接続されない場合にデジタル装置1が行う更新処理の一例を示すフローチャートである。図2において、デジタル装置1は、ユーザ(例えば、エンドユーザ)の電源ボタンの操作に応じて、電源がオンになったか否かを判断する(ステップS201)。デジタル装置1は、電源がオンになるまで待機する(ステップS201:NO)。デジタル装置1は、電源がオンになると(ステップS201:YES)、ユーザ設定に変更があるか否かを判断する(ステップS202)。
次に、USBメモリスティック106が接続されない場合にデジタル装置1が行うユーザ設定とログファイルの更新処理について説明する。
図2は、USBメモリスティック106が接続されない場合にデジタル装置1が行う更新処理の一例を示すフローチャートである。図2において、デジタル装置1は、ユーザ(例えば、エンドユーザ)の電源ボタンの操作に応じて、電源がオンになったか否かを判断する(ステップS201)。デジタル装置1は、電源がオンになるまで待機する(ステップS201:NO)。デジタル装置1は、電源がオンになると(ステップS201:YES)、ユーザ設定に変更があるか否かを判断する(ステップS202)。
デジタル装置1は、ユーザ設定に変更がない場合(ステップS202:NO)、ステップS204に進む。デジタル装置1は、ユーザ設定に変更がある場合(ステップS202:YES)、変更内容を記憶装置102の指定箇所に保存する(ステップS203)。そして、デジタル装置1は、追記のログがあるか否かを判断する(ステップS204)。デジタル装置1は、追記のログがない場合(ステップS204:NO)、ステップS206に進む。
デジタル装置1は、追記のログがある場合(ステップS204:YES)、ログファイルにログを追加して記憶装置102の指定箇所に保存する(ステップS205)。そして、デジタル装置1は、ユーザの操作に応じて、電源オフの要求があるか否かを判断する(ステップS206)。
デジタル装置1は、電源オフの要求がない場合(ステップS206:NO)、ステップS202に戻る。デジタル装置1は、電源オフの要求がある場合(ステップS206:YES)、ステップS203およびステップS205において記憶装置102に保存しきれていないデータがディスクキャッシュに残っている場合には、ディスクキャッシュを記憶装置102に強制フラッシュする(ディスクキャッシュを記憶装置102に書き込む)(ステップS207)。
なお、強制フラッシュでは、syncコマンドに基づいて、ディスクキャッシュのデータが記憶装置102に書き込まれる。そして、デジタル装置1は、電源をオフにし(ステップS208)、一連の処理を終了する。
(検査状態におけるユーザ設定とログファイルの更新処理の一例)
次に、検査状態においてUSBメモリスティック106が接続された場合にデジタル装置1が行うユーザ設定とログファイルの更新処理について説明する。
図3は、検査状態においてデジタル装置1が行うユーザ設定とログファイルの更新処理の一例を示すフローチャートである。図3において、デジタル装置1は、ユーザ(例えば、工場の操作スタッフ)の電源ボタンの操作に応じて、電源がオンになったか否かを判断する(ステップS301)。デジタル装置1は、電源がオンになるまで待機する(ステップS301:NO)。デジタル装置1は、電源がオンになると(ステップS301:YES)、デジタル装置1は、検査用のUSBメモリスティック106が装着済みであるか否かを判断する(ステップS302)。
次に、検査状態においてUSBメモリスティック106が接続された場合にデジタル装置1が行うユーザ設定とログファイルの更新処理について説明する。
図3は、検査状態においてデジタル装置1が行うユーザ設定とログファイルの更新処理の一例を示すフローチャートである。図3において、デジタル装置1は、ユーザ(例えば、工場の操作スタッフ)の電源ボタンの操作に応じて、電源がオンになったか否かを判断する(ステップS301)。デジタル装置1は、電源がオンになるまで待機する(ステップS301:NO)。デジタル装置1は、電源がオンになると(ステップS301:YES)、デジタル装置1は、検査用のUSBメモリスティック106が装着済みであるか否かを判断する(ステップS302)。
検査用のUSBメモリスティック106が装着済みではない場合(ステップS302:NO)、デジタル装置1は、ステップS314に進む。検査用のUSBメモリスティック106が装着済みである場合(ステップS302:YES)、デジタル装置1は、USBメモリスティック106に記憶されている特殊データを読み出すことによって、検査状態となり、検査機能を解放する(ステップS303)。これにより、デジタル装置1の電源をオンすると同時に検査状態(検査モード)に移行させることが可能となる。
そして、デジタル装置1は、USBメモリスティック106に、記憶装置102の指定箇所に相当する代替領域があるか否かを判断する(ステップS304)。なお、点検用のUSBメモリスティック106には、原則、代替領域が存在するが、例えば、使用により代替領域の空き容量がない場合や、エラー等の不具合がある場合に、代替領域が存在しないこととなる。
USBメモリスティック106に代替領域がある場合(ステップS304:YES)、デジタル装置1は、ユーザ設定やログを保存するフォルダにUSBメモリスティック106の代替フォルダをマウントする(ステップS305)。すなわち、デジタル装置1は、ユーザ設定やログを保存するフォルダとして、USBメモリスティック106の代替フォルダを指定する。
そして、デジタル装置1は、出荷前の検査の工場の操作スタッフによって、ユーザ設定に変更があるか否かを判断する(ステップS306)。デジタル装置1は、ユーザ設定に変更がない場合(ステップS306:NO)、ステップS308に進む。デジタル装置1は、ユーザ設定に変更がある場合(ステップS306:YES)、変更内容をUSBメモリスティック106の代替フォルダに保存する(ステップS307)。そして、デジタル装置1は、検査において工場の操作スタッフが操作したことによって、追記のログがあるか否かを判断する(ステップS308)。デジタル装置1は、追記のログがない場合(ステップS308:NO)、ステップS310に進む。
デジタル装置1は、追記のログがある場合(ステップS308:YES)、ログファイルにログを追加してUSBメモリスティック106の代替フォルダに保存する(ステップS309)。そして、デジタル装置1は、工場の操作スタッフの操作に応じて、電源オフの要求があるか否かを判断する(ステップS310)。
デジタル装置1は、電源オフの要求がない場合(ステップS310:NO)、ステップS306に戻る。デジタル装置1は、電源オフの要求がある場合(ステップS310:YES)、使用頻度の高いデータや直近に使用したデータを複製したディスクキャッシュをUSBメモリスティック106の代替フォルダに強制フラッシュする(ディスクキャッシュを代替フォルダに書き込む)(ステップS311)。
なお、強制フラッシュでは、syncコマンドに基づいて、ディスクキャッシュに存在するがデータがUSBメモリスティック106に書き込まれる。次いで、デジタル装置1は、USBメモリスティック106の取り出しを許可する(ステップS312)。そして、デジタル装置1は、電源をオフにし(ステップS313)、一連の処理を終了する。
また、ステップS304において、USBメモリスティック106に代替領域がない場合(ステップS304:NO)、すなわち、例えば、使用により代替領域の空き容量がない場合や、エラー等の不具合がある場合には、記憶装置102の指定箇所を使用した更新処理(図2のステップS202〜S208と同様の処理)を行い(ステップS314)、一連の処理を終了する。なお、ステップS304において、USBメモリスティック106に代替領域がない場合(ステップS304:NO)、デジタル装置1は、出力デバイス104を用いて、エラーや警告を報知してもよいし、そのまま処理を終了してもよい。
(市場での保守作業におけるユーザ設定とログファイルの更新処理の一例)
次に、保守作業においてUSBメモリスティック106が接続された場合にデジタル装置1が行うユーザ設定とログファイルの更新処理について説明する。
図4は、保守作業においてデジタル装置1が行うユーザ設定とログファイルの更新処理の一例を示すフローチャートである。図4において、デジタル装置1は、ユーザ(例えば、操作スタッフ)の電源ボタンの操作に応じて、電源がオンになったか否かを判断する(ステップS401)。デジタル装置1は、電源がオンになるまで待機する(ステップS401:NO)。デジタル装置1は、電源がオンになると(ステップS401:YES)、デジタル装置1は、保守用のUSBメモリスティック106が装着済みであるか否かを判断する(ステップS402)。
次に、保守作業においてUSBメモリスティック106が接続された場合にデジタル装置1が行うユーザ設定とログファイルの更新処理について説明する。
図4は、保守作業においてデジタル装置1が行うユーザ設定とログファイルの更新処理の一例を示すフローチャートである。図4において、デジタル装置1は、ユーザ(例えば、操作スタッフ)の電源ボタンの操作に応じて、電源がオンになったか否かを判断する(ステップS401)。デジタル装置1は、電源がオンになるまで待機する(ステップS401:NO)。デジタル装置1は、電源がオンになると(ステップS401:YES)、デジタル装置1は、保守用のUSBメモリスティック106が装着済みであるか否かを判断する(ステップS402)。
保守用のUSBメモリスティック106が装着済みではない場合(ステップS402:NO)、デジタル装置1は、ステップS413に進む。保守用のUSBメモリスティック106が装着済みである場合(ステップS402:YES)、デジタル装置1は、USBメモリスティック106に記憶されている特殊データを読み出し、USBメモリスティック106に、記憶装置102の指定箇所に相当する代替領域があるか否かを判断する(ステップS403)。なお、保守用のUSBメモリスティック106には、原則、代替領域が存在するが、例えば、使用により代替領域の空き容量がない場合や、エラー等の不具合がある場合に、代替領域が存在しないこととなる。
USBメモリスティック106に代替領域がある場合(ステップS403:YES)、デジタル装置1は、ユーザ設定やログを保存するフォルダにUSBメモリスティック106の代替フォルダをマウントする(ステップS404)。すなわち、デジタル装置1は、ユーザ設定やログを保存するフォルダとして、USBメモリスティック106の代替フォルダを指定する。
そして、デジタル装置1は、保守作業において操作スタッフによる操作によって、ユーザ設定に変更があるか否かを判断する(ステップS405)。デジタル装置1は、ユーザ設定に変更がない場合(ステップS405:NO)、ステップS407に進む。デジタル装置1は、ユーザ設定に変更がある場合(ステップS405:YES)、変更内容をUSBメモリスティック106の代替フォルダに保存する(ステップS406)。
そして、デジタル装置1は、保守作業において操作スタッフが操作したことによって、追記のログがあるか否かを判断する(ステップS407)。デジタル装置1は、追記のログがない場合(ステップS407:NO)、ステップS409に進む。
デジタル装置1は、追記のログがある場合(ステップS407:YES)、ログファイルにログを追加してUSBメモリスティック106の代替フォルダに保存する(ステップS408)。そして、デジタル装置1は、操作スタッフの操作に応じて、電源オフの要求があるか否かを判断する(ステップS409)。
デジタル装置1は、電源オフの要求がない場合(ステップS409:NO)、ステップS405に戻る。デジタル装置1は、電源オフの要求がある場合(ステップS409:YES)、使用頻度の高いデータや直近に使用したデータを複製したディスクキャッシュをUSBメモリスティック106の代替フォルダに強制フラッシュする(ディスクキャッシュを代替フォルダに書き込む)(ステップS410)。
なお、強制フラッシュでは、syncコマンドに基づいて、ディスクキャッシュに存在するがデータがUSBメモリスティック106に書き込まれる。次いで、デジタル装置1は、USBメモリスティック106の取り出しを許可する(ステップS411)。そして、デジタル装置1は、電源をオフにし(ステップS412)、一連の処理を終了する。
また、ステップS403において、USBメモリスティック106に代替領域がない場合(ステップS403:NO)、すなわち、例えば、使用により代替領域の空き容量がない場合や、エラー等の不具合がある場合には、記憶装置102の指定箇所を使用した更新処理(図2のステップS202〜S208と同様の処理)を行い(ステップS413)、一連の処理を終了する。なお、ステップS403において、USBメモリスティック106に代替領域がない場合(ステップS403:NO)、デジタル装置1は、出力デバイス104を用いて、エラーや警告を報知してもよいし、そのまま処理を終了してもよい。
(デジタル装置1の機能的構成)
次に、図5を用いて、デジタル装置1の機能的構成について説明する。図5は、実施形態に係るデジタル装置1の機能的構成の一例を示すブロック図である。図5において、デジタル装置1は、記憶部501と、更新処理部502と、接続部503と、記憶媒体504と、を備える。
次に、図5を用いて、デジタル装置1の機能的構成について説明する。図5は、実施形態に係るデジタル装置1の機能的構成の一例を示すブロック図である。図5において、デジタル装置1は、記憶部501と、更新処理部502と、接続部503と、記憶媒体504と、を備える。
記憶部501は、使用関連情報を記憶する。使用関連情報は、ユーザ設定やユーザの使用履歴(ログファイル)に関する情報である。記憶部501は、例えば、記憶装置102によって実現される。
更新処理部502は、記憶部501に記憶されている使用関連情報の更新を行う。具体的には、更新処理部502は、ユーザの操作に応じてデジタル装置1のユーザ設定を変更したり、ユーザのデジタル装置1の使用に応じてログファイルを更新したりする。更新処理部502は、例えば、CPU101によって実現される。具体的には、CPU101がROM等に記憶されている所定のプログラム(更新プログラム)を実行することにより更新処理部502を実現する。
接続部503には、記憶媒体504が接続される。接続部503は、例えば、USBポート105によって実現される。記憶媒体504は、USBメモリスティック106によって実現される。記憶媒体504は、USBメモリスティック106に限らず、SDカードや、接続部503に接続可能な外部メモリであってもよい。また、USBメモリスティック106以外の外部メモリを用いる場合、接続部503は、外部メモリに対応したインタフェースであればよい。
更新処理部502は、記憶媒体504が接続部503に接続されている場合、記憶部501に記憶されている使用関連情報の更新を行わずに、接続部503に接続されている記憶媒体504の記憶領域を用いて使用関連情報の更新を行う。一方、記憶媒体504が接続部503に接続されていない場合、更新処理部502は、記憶部501の記憶領域を用いて使用関連情報の更新を行う。
本実施形態において、記憶媒体504の記憶領域を用いた更新を行う条件として、デジタル装置1の起動時に記憶媒体504が接続部503に接続されていることを条件とする。すなわち、更新処理部502は、デジタル装置1の起動時に記憶媒体504が接続部503に接続されている場合、記憶媒体504の記憶領域を用いて使用関連情報の更新を行う。一方、デジタル装置1の起動後に記憶媒体504が接続部503に接続された場合には、更新処理部502は、記憶媒体504の記憶領域を用いて使用関連情報の更新を行わないようにしてもよい。
また、更新処理部502は、デジタル装置1の電源がオフになる際に、記憶媒体504の記憶領域を用いた使用関連情報の更新を終了する。電源がオフになる際とは、電源オフの要求があるときであり、具体的には、電源ボタンが操作されたときである。
また、記憶部501は、更新処理に使用されるデータを一時的に記憶する一時記憶部を備える。使用関連情報の更新の処理に使用されるデータは、例えば、更新処理において使用される頻度の高いデータや、更新処理において直近に使用されたデータである。一時記憶部は、例えば、ディスクキャッシュである。
不図示の記憶制御部は、デジタル装置1の電源がオフになる際に、記憶部501の一時記憶部に記憶されたデータを記憶媒体504に記憶させる。これにより、記憶媒体504の記憶領域を用いて更新処理が行われた際に、使用頻度の高いデータや直近に使用したデータを記憶媒体に記憶させることができる。なお、記憶制御部は、例えば、CPU101によって実現される。
また、不図示の状態制御部は、通常の状態と、通常の状態とは異なる検査状態とを切り替え可能に制御する。状態制御部は、例えば、CPU101によって実現される。状態制御部は、記憶媒体504が接続部503に接続されている場合、検査状態に切り替える。具体的には、状態制御部は、デジタル装置1の起動時に記憶媒体504が接続部503に接続されている場合、記憶媒体504に記憶されている状態の切り替えの指示に基づいて、検査状態に切り替える。更新処理部502は、検査状態において、記憶媒体504の記憶領域を用いて更新処理を行う。
(USBメモリスティック106の記憶領域を用いないで更新処理を行うとした場合について)
最後に、検査時にUSBメモリスティック106の記憶領域を用いないで更新処理を行うとした場合の更新処理について補足しておく。
図6は、USBメモリスティック106の記憶領域を用いないで更新処理を行うとした場合の更新処理の一例を示すフローチャートである。図6において、デジタル装置1は、ユーザ(例えば、工場の操作スタッフ)の電源ボタンの操作に応じて、電源がオンになったか否かを判断する(ステップS601)。デジタル装置1は、電源がオンになるまで待機する(ステップS601:NO)。デジタル装置1は、電源がオンになると(ステップS601:YES)、デジタル装置1は、検査用のUSBメモリスティック106が装着済みであるか否かを判断する(ステップS602)。
最後に、検査時にUSBメモリスティック106の記憶領域を用いないで更新処理を行うとした場合の更新処理について補足しておく。
図6は、USBメモリスティック106の記憶領域を用いないで更新処理を行うとした場合の更新処理の一例を示すフローチャートである。図6において、デジタル装置1は、ユーザ(例えば、工場の操作スタッフ)の電源ボタンの操作に応じて、電源がオンになったか否かを判断する(ステップS601)。デジタル装置1は、電源がオンになるまで待機する(ステップS601:NO)。デジタル装置1は、電源がオンになると(ステップS601:YES)、デジタル装置1は、検査用のUSBメモリスティック106が装着済みであるか否かを判断する(ステップS602)。
検査用のUSBメモリスティック106が装着済みではない場合(ステップS602:NO)、デジタル装置1は、ステップS612に進む。検査用のUSBメモリスティック106が装着済みである場合(ステップS602:YES)、デジタル装置1は、USBメモリスティック106に記憶されている、検査状態とするための所定のデータを読み出すことによって、検査状態となり、検査機能を解放する(ステップS603)。そして、デジタル装置1は、ユーザ設定に変更があるか否かを判断する(ステップS604)。
デジタル装置1は、ユーザ設定に変更がない場合(ステップS604:NO)、ステップS606に進む。デジタル装置1は、ユーザ設定に変更がある場合(ステップS604:YES)、変更内容を記憶装置102の指定箇所に保存する(ステップS605)。そして、デジタル装置1は、追記のログがあるか否かを判断する(ステップS606)。デジタル装置1は、追記のログがない場合(ステップS606:NO)、ステップS608に進む。
デジタル装置1は、追記のログがある場合(ステップS606:YES)、ログファイルにログを追加して記憶装置102の指定箇所に保存する(ステップS607)。そして、デジタル装置1は、ユーザの操作に応じて、電源オフの要求があるか否かを判断する(ステップS608)。
デジタル装置1は、電源オフの要求がない場合(ステップS608:NO)、ステップS604に戻る。デジタル装置1は、電源オフの要求がある場合(ステップS608:YES)、ディスクキャッシュを記憶装置102に強制フラッシュする(ディスクキャッシュを記憶装置102に書き込む)(ステップS609)。次いで、デジタル装置1は、USBメモリスティック106の取り出しを許可する(ステップS610)。そして、デジタル装置1は、電源をオフにし(ステップS611)、一連の処理を終了する。
ステップS602において、検査用のUSBメモリスティック106が装着済みではない場合(ステップS602:NO)、記憶装置102の指定箇所を使用した更新処理(図2のステップS202〜S208と同様の処理)を行い(ステップS612)、一連の処理を終了する。
図6に示したように、USBメモリスティック106の記憶領域を用いないで更新処理を行ったとすると、出荷前の検査における設定状態やログファイルが残ってしまう。そして、このまま出荷したとすると、出荷前の検査用の設定状態やログファイルが市場に公になってしまい、また、出荷後の設定がユーザにとって扱いにくい設定となってしまう。このため、出荷直前に初期状態に戻すための初期化作業を行う必要があり、その分の作業負荷が生じてしまう。
また、デジタル装置1の出荷後に市場で保守が生じた場合には、保守作業によって、ユーザ設定やログファイルが消失してしまうおそれがある。このため、操作スタッフの操作により、保守作業前にユーザ設定やログファイルをバックアップし、作業後にユーザ設定やログファイルをリストアして、装置の内部状態を復帰させる必要があり、作業負荷が生じしまう。また、ユーザ設定やログファイルのバックアップとリストアには時間を要するため、時間が限られている現場での保守作業においては、操作スタッフのストレスとなってしまう。
そこで、上述した実施形態では、USBメモリスティック106が接続されている場合には、記憶装置102に記憶されている使用関連情報の更新を行わずに、USBメモリスティック106の記憶領域を用いて使用関連情報の更新を行うようにした。これにより、操作スタッフによる作業では、記憶装置102に記憶されているユーザ設定やログファイルを変更せずに、検査や保守を行うことができる。
このため、検査や保守の作業を終えて、USBメモリスティック106を取り外せば、デジタル装置1の状態を点検前や保守作業前と同じ状態に戻すことができる。また、USBメモリスティック106には、操作スタッフの作業に応じたデータが残っているため、例えば、このデータを用いて、問題の調査や履歴の管理等を行うことができる。したがって、USBメモリスティック106に残存するデータを有効活用することができる。
このように、本実施形態によれば、出荷前の検査用の設定状態やログファイルが市場に公になってしまうことや、出荷後の設定がユーザにとって扱いにくい設定となってしまうことを抑えることができる。また、出荷直前に初期状態に戻すための初期化作業を不要とすることができるため、検査に係る操作スタッフの作業負荷を抑えることができる。
また、デジタル装置1の出荷後に市場で保守が生じた場合も、保守作業によって、ユーザ設定やログファイルが消失してしまうことを抑えることができる。さらに、保守作業において、ユーザ設定やログファイルのバックアップおよびリストアを不要とすることができるため、保守作業に係る操作スタッフの作業負荷を軽減することができる。また、保守作業の時間短縮を図ることができるため、時間が限られている現場での操作スタッフのストレスを軽減させることができる。
また、本実施形態では、デジタル装置1の起動時にUSBメモリスティック106が接続されている場合、USBメモリスティック106の記憶領域を用いて使用関連情報の更新を行うようにした。これにより、デジタル装置1の電源をオンすると同時に、すなわち、操作スタッフによる切り替え操作を要さずに、USBメモリスティック106の記憶領域を用いた更新処理を行うことができる。したがって、操作スタッフの作業負荷を軽減することができる。
また、本実施形態では、デジタル装置1の電源がオフになる際に、USBメモリスティック106の記憶領域を用いた更新処理を終了するようにした。これにより、電源をオフすると同時に、すなわち、操作スタッフによる切り替え操作を要さずに、デジタル装置1の状態を点検前や保守作業前と同じ状態に戻すことができる。したがって、操作スタッフの作業負荷を軽減することができる。
また、本実施形態において、デジタル装置1は、電源がオフになる際に、ディスクキャッシュのデータをUSBメモリスティック106に記憶させるようにした。これにより、出荷前の検査や市場での保守で行った作業の結果(ユーザ設定やログファイル)を全てUSBメモリスティック106にそのまま残すことができる。
また、本実施形態において、デジタル装置1は、起動時にUSBメモリスティック106が接続されている場合、検査状態に切り替え、検査状態において、USBメモリスティック106の記憶領域を用いて更新処理を行うようにした。しがって、操作スタッフによる切り替え操作を要さずに、検査状態に切り替えることができる。これにより、操作スタッフの作業負荷を軽減することができる。
上述した実施形態におけるデジタル装置1の全部または一部をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信回線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよく、FPGA等のプログラマブルロジックデバイスを用いて実現されるものであってもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1:デジタル装置,101:CPU,102:記憶装置,105:USBポート,106:USBメモリスティック,501:記憶部,502:更新処理部,503:接続部,504:記憶媒体
Claims (7)
- ユーザの設定または使用履歴に関する使用関連情報を記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶されている前記使用関連情報の更新を行う更新処理部と、
を備え、
前記更新処理部は、着脱可能な記憶媒体が接続部に接続されている場合、前記記憶部に記憶されている前記使用関連情報の更新を行わずに、前記接続部に接続されている前記記憶媒体の記憶領域を用いて前記使用関連情報の更新を行う、
情報処理装置。 - 前記更新処理部は、自装置の起動時に前記記憶媒体が前記接続部に接続されている場合、前記記憶媒体の記憶領域を用いて前記使用関連情報の更新を行う、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記更新処理部は、自装置の電源がオフになる際に、前記記憶媒体の記憶領域を用いた前記使用関連情報の更新を終了する、
請求項1または2に記載の情報処理装置。 - 前記記憶部は、前記使用関連情報の更新の処理に使用されるデータを一時的に記憶する一時記憶部を備え、
自装置の電源がオフになる際に、前記一時記憶部に記憶されたデータを前記記憶媒体に記憶させる記憶制御部を備える、
請求項1〜3のいずれか一項に記載の情報処理装置。 - 通常の状態と、前記通常の状態とは異なる検査用の状態とを切り替え可能に制御する状態制御部を備え、
前記状態制御部は、前記記憶媒体が前記接続部に接続されている場合、前記検査用の状態に切り替え、
前記更新処理部は、前記検査用の状態において、前記記憶媒体の記憶領域を用いて前記使用関連情報の更新を行う、
請求項1〜4のいずれか一項に記載の情報処理装置。 - ユーザの設定または使用履歴に関する使用関連情報を記憶する記憶部を備えた情報処理装置のコンピュータが、
前記記憶部に記憶されている前記使用関連情報の更新を行い、
前記更新を行う処理では、着脱可能な記憶媒体が接続部に接続されている場合、前記記憶部に記憶されている前記使用関連情報の更新を行わずに、前記接続部に接続されている前記記憶媒体の記憶領域を用いて前記使用関連情報の更新を行う、
処理を実行する情報処理方法。 - ユーザの設定または使用履歴に関する使用関連情報を記憶する記憶部を備えた情報処理装置のコンピュータに、
前記記憶部に記憶されている前記使用関連情報の更新を行い、
前記更新を行う処理では、着脱可能な記憶媒体が接続部に接続されている場合、前記記憶部に記憶されている前記使用関連情報の更新を行わずに、前記接続部に接続されている前記記憶媒体の記憶領域を用いて前記使用関連情報の更新を行う、
処理を実行させるプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019192587A JP2021068147A (ja) | 2019-10-23 | 2019-10-23 | 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019192587A JP2021068147A (ja) | 2019-10-23 | 2019-10-23 | 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021068147A true JP2021068147A (ja) | 2021-04-30 |
Family
ID=75637263
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019192587A Pending JP2021068147A (ja) | 2019-10-23 | 2019-10-23 | 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2021068147A (ja) |
-
2019
- 2019-10-23 JP JP2019192587A patent/JP2021068147A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6073854B2 (ja) | 電子機器及びファームウェア復旧プログラム | |
JP6070360B2 (ja) | 情報処理装置およびその処理方法 | |
JP5585721B2 (ja) | 情報装置、画面切替え方法、及び画面切替えプログラム | |
JP5743475B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理装置の制御方法及びプログラム | |
JP5751121B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム | |
JP4966422B1 (ja) | 情報処理装置及びデータ保護方法 | |
JP6515462B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理装置の設定方法及び設定プログラム | |
JP2009265877A (ja) | 電子機器 | |
JP2021068147A (ja) | 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム | |
TWI431530B (zh) | 嵌入式系統及其程式更新方法 | |
JP2019016012A (ja) | プリンタ装置及びプログラム | |
KR102123701B1 (ko) | 네트워크 부트 시스템 | |
JP6410055B2 (ja) | 画像形成装置およびデータ処理プログラム | |
JP6579324B2 (ja) | 画像形成装置およびデータ処理プログラム | |
US20220226735A1 (en) | Information processing device | |
CN108268285B (zh) | Bios版本升级的方法、装置、设备及可读存储介质 | |
JP2007264976A (ja) | コンピュータシステム、データ退避方法、及び、プログラム | |
JP6572762B2 (ja) | 電子機器、方法、およびプログラム | |
JP2015184859A (ja) | 情報処理装置、初期化方法、及び、プログラム | |
JP6265239B2 (ja) | 処理装置およびプログラム | |
JP5327303B2 (ja) | サーバ装置、クライアント装置およびプログラム | |
JP6004032B2 (ja) | 処理装置およびプログラム | |
JP6095850B2 (ja) | 映像記録再生装置、監視レコーダ、及び監視システム | |
JP2006011751A (ja) | 情報記憶装置及びその制御方法、並びにコンピュータ・プログラム | |
JP6069185B2 (ja) | 電子機器及びアプリケーション初期化プログラム |