JP2021068139A - 検索結果表示システム、検索結果表示方法、情報処理装置及びプログラム - Google Patents

検索結果表示システム、検索結果表示方法、情報処理装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】設置場所が比較的近い画像処理装置どうしを纏めて表示できるようにする。【解決手段】検索結果表示システム1は、ネットワーク5に接続される複数の画像処理装置2と、ユーザーが所持する携帯端末3と、ネットワーク5を介して複数の画像処理装置2を検索して検索結果を表示する情報処理装置4と、を備える。例えば各画像処理装置2は、所定距離の範囲内で送受信可能なビーコン信号を送信する。携帯端末3は、ビーコン信号を受信したときに画像処理装置2を特定することができる機器特定情報をビーコン受信履歴情報36に記録する。情報処理装置4は、複数の画像処理装置2を検索することによって受信する応答情報に含まれる機器特定情報を抽出し、複数の機器特定情報のうち、ビーコン受信履歴情報36に記録されている機器特定情報と一致する機器特定情報を優先的に表示する。【選択図】図1

Description

本発明は、検索結果表示システム、検索結果表示方法、情報処理装置及びプログラムに関し、特にネットワークに接続されている機器の検索結果を表示する技術に関する。
オフィス環境において、プリンタやMFP(Multifunction Peripherals)などの画像処理装置が多数設置されることがある。そのような環境下においてユーザーが画像処理装置に印刷ジョブを送信して印刷しようとするとき、自身が職務を行っている場所とは異なる場所にある画像処理装置を選択して印刷ジョブを送信することがある。例えば、大量の印刷物を別の部署の担当者に届けたい場合、ユーザーは、その担当者の近くに設置されている画像処理装置を選択して印刷ジョブを送信しようとする。また、ユーザーが会議に向かう前に印刷ジョブを送信しようとするときには会議室の近くに設置されている画像処理装置を選択して印刷ジョブを送信しようとする。ところが、目的の場所に設置されている画像処理装置が他のユーザーによって使用されている場合や、故障などで利用できない状態である場合、ユーザーは、代替候補として目的の場所の近くに設置されている別の画像処理装置を選択しようとする。
ところが、ネットワークに多数の画像処理装置が接続されている場合、ユーザーがパーソナルコンピュータなどの情報処理装置を操作して画像処理装置の検索を行うと、その検索結果には、多数の画像処理装置が設置場所とは関係なく表示されるため、検索結果から代替候補を簡単に見付けることが困難である。
従来、画像処理装置の設置場所をユーザーが簡単に把握できるようにするため、予め複数の画像処理装置のそれぞれに位置情報を記憶させておき、ユーザーによって1つの画像処理装置が選択されると、選択された画像処理装置から位置情報を取得し、その位置情報に基づく画像処理装置の位置をマップに合成して表示させる技術が提案されている(例えば特許文献1)。
また、従来、エリア内に設置された複数のエミッタから放射される電磁信号を受信して計算することにより無線機器の位置情報を算出し、予め画像処理装置の設置位置が示されたエリア内のマップ上に無線機器の位置を表示させることにより、画像処理装置と無線機器との相対的な位置関係をユーザーが簡単にできるようにした技術も提案されている(例えば特許文献2)。
特開2007−66203号公報 特開2003−241943号公報
しかしながら、特許文献1の従来技術は、複数の画像処理装置のそれぞれに予め位置情報を記憶させておくことが必要である。そのため、画像処理装置の管理者などが予め手作業で多数の画像処理装置のそれぞれに位置情報を設定して記憶させなければならない。また、管理者は、画像処理装置の位置を合成するためのマップも予め作成しなければならない。そのため、システムを利用できるようにするために煩わしい作業が発生するという問題がある。
また、特許文献2の従来技術は、エリア内に少なくとも3つのエミッタを配置する必要があるため、設備が大掛かりであり、コストがかかるという問題がある。また、エミッタから放射される電磁信号を遮蔽する遮蔽物が存在する場合には、システムを有効利用することができなくなる。それを避けるためには、遮蔽物やオフィスの構造などを考慮しながらエミッタの配置を設計する必要があり、煩雑である。さらに、特許文献2の従来技術においてもマップを予め作成しなければならず、煩わしい。
そこで本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、位置情報やマップ作成といった事前作業が必要でなく、またオフィス内にエミッタなどの特別な設備を設けることなく、設置場所が比較的近い画像処理装置どうしを纏めて表示できるようにした検索結果表示システム、検索結果表示方法、情報処理装置及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、ネットワークに接続される複数の画像処理装置と、ユーザーが所持する携帯端末と、前記ネットワークを介して前記複数の画像処理装置を検索して検索結果を表示する情報処理装置と、を備える検索結果表示システムであって、前記画像処理装置及び前記携帯端末の一方が、所定距離の範囲内で送受信可能なビーコン信号を送信するビーコン信号送信手段を備え、前記画像処理装置及び前記携帯端末の他方が、前記ビーコン信号を受信したときに前記画像処理装置を特定することができる機器特定情報を所定のビーコン受信履歴情報に記録するビーコン受信履歴記録手段を備え、前記情報処理装置は、前記複数の画像処理装置を検索することによって前記複数の画像処理装置のそれぞれから受信する応答情報に含まれる機器特定情報を抽出する検索実行手段と、前記検索実行手段によって抽出される複数の機器特定情報のうち、前記ビーコン受信履歴情報に記録されている機器特定情報と一致する機器特定情報を優先的に所定の表示手段に表示させる表示制御手段と、を備えることを特徴とする構成である。
請求項2に係る発明は、請求項1の検索結果表示システムにおいて、前記ビーコン受信履歴記録手段は、前記ビーコン受信履歴情報に、前記ビーコン信号に含まれる機器特定情報と、前記ビーコン信号の受信日時とを対応付けて記録し、前記表示制御手段は、前記検索実行手段によって抽出される複数の機器特定情報のうちの2以上の機器特定情報が前記ビーコン受信履歴情報に記録されている場合、前記受信日時に基づいて前記2以上の機器特定情報をグループ化するグループ生成手段と、前記グループ生成手段によって生成されるグループに基づき、前記表示手段に表示させる表示画面を生成する画面生成手段と、を備え、前記画面生成手段によって生成される表示画面を前記表示手段に表示させることを特徴とする構成である。
請求項3に係る発明は、請求項2の検索結果表示システムにおいて、前記グループ生成手段は、前記受信日時が所定時間の範囲内である複数の機器特定情報を同じグループに含めることを特徴とする構成である。;
請求項4に係る発明は、請求項3の検索結果表示システムにおいて、前記グループ生成手段は、前記所定時間をユーザーによって指定された時間に変更可能であることを特徴とする構成である。
請求項5に係る発明は、請求項2乃至4のいずれかの検索結果表示システムにおいて、前記グループ生成手段は、異なる2以上のグループに同一の機器特定情報が含まれる場合、前記2以上のグループを1のグループに統合することを特徴とする構成である。
請求項6に係る発明は、請求項2乃至5のいずれかの検索結果表示システムにおいて、前記画面生成手段は、前記グループ生成手段によって複数のグループが生成された場合、前記複数のグループのそれぞれに含まれる前記受信日時の新しい順に前記複数のグループの表示順位を決定することを特徴とする構成である。
請求項7に係る発明は、請求項6の検索結果表示システムにおいて、前記画面生成手段は、前記検索実行手段によって抽出される複数の機器特定情報のうち、前記ビーコン受信履歴情報に記録されている機器特定情報に一致しない機器特定情報を、前記複数のグループの表示順位よりも下位に決定することを特徴とする構成である。
請求項8に係る発明は、請求項2乃至7のいずれかの検索結果表示システムにおいて、前記画面生成手段は、1のグループに複数の機器特定情報が含まれる場合、該複数の機器特定情報のそれぞれに対応する前記受信日時の新しい順に当該1のグループ内における表示順位を決定することを特徴とする構成である。
請求項9に係る発明は、請求項1乃至8のいずれかの検索結果表示システムにおいて、前記画像処理装置が前記ビーコン信号送信手段を備え、前記携帯端末が前記ビーコン受信履歴記録手段を備えることを特徴とする構成である。
請求項10に係る発明は、請求項1乃至9のいずれかの検索結果表示システムにおいて、前記ビーコン受信履歴記録手段は、前記ビーコン受信履歴情報を、前記情報処理装置へ出力することを特徴とする構成である。
請求項11に係る発明は、検索結果表示方法であって、複数の画像処理装置が設定された環境内をユーザーが携帯端末を所持した状態で移動しているときに、前記複数の画像処理装置のうちの少なくとも1つの画像処理装置と前記携帯端末とが互いに所定距離の範囲内となることによって、前記画像処理装置及び前記携帯端末の一方が、所定距離の範囲内で送受信可能なビーコン信号を送信するビーコン信号送信ステップと、前記画像処理装置及び前記携帯端末の他方が、前記ビーコン信号を受信し、前記画像処理装置を特定することができる機器特定情報を所定のビーコン受信履歴情報に記録するビーコン受信履歴記録ステップと、情報処理装置がネットワークを介して前記複数の画像処理装置を検索することによって前記複数の画像処理装置のそれぞれから応答情報を受信する応答情報受信ステップと、前記情報処理装置が前記複数の画像処理装置のそれぞれから受信する応答情報に含まれる機器特定情報を抽出する情報抽出ステップと、前記情報処理装置が、前記情報抽出ステップによって抽出される複数の機器特定情報のうち、前記ビーコン受信履歴情報に記録されている機器特定情報と一致する機器特定情報を優先的に所定の表示手段に表示させる表示ステップと、を備えることを特徴とする構成である。
請求項12に係る発明は、ネットワークを介して複数の画像処理装置と通信を行うことが可能な情報処理装置において実行されるプログラムであって、前記情報処理装置に、複数の画像処理装置のそれぞれとユーザーが所持する携帯端末とが互い連携することによって生成される、前記複数の画像処理装置のそれぞれを特定可能な機器特定情報が記録されたビーコン受信履歴情報を取得する情報取得ステップと、前記ネットワークを介して前記複数の画像処理装置を検索することによって前記複数の画像処理装置のそれぞれから応答情報を受信する応答情報受信ステップと、前記複数の画像処理装置のそれぞれから受信する応答情報に含まれる機器特定情報を抽出する情報抽出ステップと、前記情報抽出ステップによって抽出される複数の機器特定情報のうち、前記ビーコン受信履歴情報に記録されている機器特定情報と一致する機器特定情報を優先的に所定の表示手段に表示させる表示ステップと、を実行させることを特徴とする構成である。
本発明によれば、ユーザーが予めオフィス内を歩き回った結果に基づいて比較的設置場所が近い画像処理装置どうしを纏めて表示することができる。そのため、位置情報の設定やマップの作成といった事前作業を行う必要がなく、またオフィス内にエミッタなどの特別な設備を設ける必要もない。すなわち、本発明によれば、コストをかけることなく、設置場所が比較的近い画像処理装置どうしを簡単に纏めて表示することができるようになる。
検索結果表示システムの概念的構成例を示す図である。 画像処理装置のハードウェア構成及び機能構成の一例を示すブロック図である。 携帯端末のハードウェア構成及び機能構成の一例を示すブロック図である。 ユーザーがオフィス内を移動する例を示す図である。 ビーコン受信履歴情報の一例を示す図である。 情報処理装置のハードウェア構成及び機能構成の一例を示すブロック図である。 情報処理装置において行われる主たる処理手順の一例を示すフローチャートである。 グループ化処理の詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。 グループ化処理の概念を示す図である。 画面生成処理の詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。 画面生成処理の概念を示す図である。 画面生成処理の概念を示す図である。 検索結果表示画面の一例を示す図である。 検索結果表示画面の更新例を示す図である。
以下、本発明に関する好ましい実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。尚、以下に説明する実施形態において互いに共通する要素には同一符号を付しており、それらについての重複する説明は省略する。
図1は、本発明の一実施形態である検索結果表示システム1の概念的構成を示す図である。この検索結果表示システム1は、複数の画像処理装置2と、ユーザーが所持する携帯端末3と、パーソナルコンピュータなどで構成される情報処理装置4とを備え、これらがLAN(local Area Network)などのネットワーク5を介して相互に通信を行うことができる構成である。尚、ネットワーク5は、複数のローカルネットワークが相互に接続されることによって構成されるものであっても良い。
複数の画像処理装置2は、例えば会社などのオフィス環境に設置される。ただし、各画像処理装置2の設置場所は様々であり、部屋、フロア、建造物又は敷地がそれぞれ異なる場所に設置されていても良い。例えば、遠距離を隔てた複数の拠点に複数の画像処理装置2が設置されていても良い。図1の検索結果表示システム1は9台の画像処理装置2a〜2iを備えている場合を例示しているが、画像処理装置2の台数はこれに限られるものではない。尚、以下において、画像処理装置2a〜2iを区別しない場合には、それらを総称して「画像処理装置2」という。
画像処理装置2は、例えばMFPによって構成され、スキャン機能、プリント機能及びFAX機能などの複数の機能を備えており、ユーザーによって指定されたジョブを実行する。例えば、画像処理装置2はネットワーク5を介して情報処理装置4から印刷ジョブを受信した場合、プリント機能を動作させ、印刷ジョブに基づく印刷出力を行うことができる。また、画像処理装置2は、自機の周囲所定距離の範囲内にビーコン信号を送出する機能を有している。
携帯端末3は、例えばスマートフォンやタブレット端末などで構成され、ユーザーによって携行される装置である。携帯端末3は、有線又は無線によりネットワーク5に接続し、ネットワーク5を介して情報処理装置4などと通信を行うことができる。また、携帯端末3は、Bluetooth(登録商標)などの近距離無線通信機能を備えており、情報処理装置4とペアリングして1対1の無線通信を行うこともできる。さらに、携帯端末3は、画像処理装置2が周囲に送出するビーコン信号を受信する機能を有している。
情報処理装置4は、ネットワーク5を介して画像処理装置2を検索し、その検索結果を表示する機能を有している。例えば、ユーザーが情報処理装置4を操作して印刷ジョブを送信しようとするとき、情報処理装置4に対して画像処理装置2の検索を指示する。情報処理装置4は、ユーザーの指示に基づきネットワーク5に対して検索コマンドをブロードキャストする。その後、情報処理装置4は、複数の画像処理装置2のそれぞれから送信される応答情報を収集し、ネットワーク5に接続されている全ての画像処理装置2を検出する。そして情報処理装置4は、画像処理装置2の検索結果を表示する。この検索結果には、複数の画像処理装置2の一覧表示が含まれる。そのため、ユーザーは、一覧表示に含まれる複数の画像処理装置2の中から一の画像処理装置2を選択することで印刷ジョブの送信先として指定することができる。
図2は、画像処理装置2のハードウェア構成及び機能構成の一例を示すブロック図である。画像処理装置2は、そのハードウェア構成として、制御部10と、操作パネル11と、通信インタフェース12と、ビーコン信号送信部13と、記憶部14と、スキャナ部16と、プリンタ部17と、FAX部18とを備えている。
制御部10は、例えばCPUとメモリとを備えて構成されるハードウェアプロセッサである。操作パネル11は、ユーザーが画像処理装置2を使用する際のユーザーインタフェースであり、例えば、カラー液晶ディスプレイなどで構成される表示部と、タッチパネルセンサなどで構成される操作部とを備えている。通信インタフェース12は、画像処理装置2をネットワーク5に接続し、情報処理装置4などの外部装置と通信を行うためのものである。
ビーコン信号送信部13は、周囲所定距離(例えば数メートル〜十数メートル程度)の範囲に対してビーコン信号SG1を送出する発信機である。記憶部14は、例えばハードディスクドライブなどで構成される不揮発性の記憶デバイスである。この記憶部14には、個々の画像処理装置2を特定することができる機器特定情報15が記憶されている。例えば、機器特定情報15は、ユニークな装置名やシリアル番号、IPアドレス、MACアドレスなどの情報を含んで構成される。
スキャナ部16は、ユーザーによってセットされる原稿を光学的に読み取って画像データを生成する。例えば、スキャナ部16は、ユーザーによってスキャン機能やコピー機能が選択され、ジョブの実行が指示された場合に動作する。
プリンタ部17は、入力する画像データに基づいて印刷用紙などのシートに画像形成を行って印刷出力する。例えば、プリンタ部17は、ネットワーク5を介して印刷ジョブを受信した場合、或いは、ユーザーによってプリント機能が選択され、ジョブの実行が指示された場合に動作する。
FAX部18は、図示を省略する公衆電話網を介してFAXデータの送受信を行う。例えば、FAX部18は、ユーザーによってFAXデータの送信が指示されると、相手先に発呼し、FAXデータを送信する。
制御部10のCPUは所定のプログラムを実行することにより、図2に示すように、制御部10を、ビーコン制御部21、ジョブ制御部22及び応答情報送信部23として機能させる。
ビーコン制御部21は、ビーコン信号送信部13を制御することにより、周囲所定距離の範囲に対してビーコン信号SG1を送出させる。ビーコン制御部21は、画像処理装置2に電源が投入されているとき、常に、或いは、一定時間間隔(例えば数秒間隔)でビーコン信号送信部13にビーコン信号SG1を送出させる。ビーコン制御部21は、画像処理装置2に電源が投入されると、記憶部14から機器特定情報15を読み出し、その機器特定情報15をビーコン信号送信部13へ出力し、ビーコン信号SG1に機器特定情報15を付加することを指示する。これにより、ビーコン信号送信部13は、画像処理装置2に電源が投入されている間、自機を特定することができる機器特定情報15を付加したビーコン信号SG1を周囲に送出する動作を継続する。
ジョブ制御部22は、スキャナ部16、プリンタ部17及びFAX部18のそれぞれに動作を制御することにより、画像処理装置2におけるジョブの実行を制御する。例えば、通信インタフェース12を介して印刷ジョブを受信した場合、ジョブ制御部22は、その印刷ジョブに含まれる印刷対象の画像データに基づいてプリンタ部17を駆動し、画像データに応じた印刷出力が行われるように制御する。
応答情報送信部23は、通信インタフェース12を介してネットワーク5上にブロードキャストされた検索コマンドを受信した場合に、その検索コマンドに対する応答情報を生成し、検索コマンドの送信元である情報処理装置4に対して応答情報を送信する。応答情報送信部23は、画像処理装置2を検索するための検索コマンドを受信すると、記憶部14から機器特定情報15を読み出し、その機器特定情報15を含む応答情報を生成する。また、応答情報送信部23は、現在の画像処理装置2の状態を示すステータス情報を生成し、そのステータス情報を含む応答情報を生成する。この場合のステータス情報には、例えば、ジョブの実行が可能な待機状態であることを示す情報、他のユーザーによって使用中であることを示す情報、用紙エンプティであることを示す情報、トナーエンプティであることを示す情報などが含まれる。そして応答情報送信部23は、機器特定情報15とステータス情報とを含む応答情報を情報処理装置4へ送信する。したがって、情報処理装置4は、検索コマンドをブロードキャストした後、複数の画像処理装置2のそれぞれから受信する応答情報を解析することにより、ネットワーク5に接続されている画像処理装置2を特定することができると共に、特定した画像処理装置2の現在の状態を把握することができる。
図3は、携帯端末3のハードウェア構成及び機能構成の一例を示すブロック図である。携帯端末3は、そのハードウェア構成として、制御部30と、表示部31と、操作部32と、通信インタフェース33と、ビーコン信号受信部34と、記憶部35とを備えている。
制御部30は、例えばCPUとメモリとを備えて構成されるハードウェアプロセッサである。表示部31は、カラー液晶ディスプレイになどで構成され、各種の操作画面を表示する。操作部32は、タッチパネルセンサなどで構成され、ユーザーによる操作を受け付ける。通信インタフェース33は、有線通信又は無線通信でネットワーク5に接続し、携帯端末3と情報処理装置4との通信を行うためのものである。また、通信インタフェース33は、近距離無線通信機能も備えており、ネットワーク5を経由することなく、情報処理装置4との1対1の無線通信を行うこともできる。
ビーコン信号受信部34は、画像処理装置2から発せられるビーコン信号SG1を受信する受信機である。上述のように画像処理装置2は、周囲所定距離の範囲内において受信することができるビーコン信号SG1を発している。そのため、ビーコン信号受信部34は、携帯端末3が画像処理装置2の周囲所定距離の範囲内に入ることによって、その画像処理装置2から発せられるビーコン信号SG1を受信する。
記憶部35は、例えばソリッドステートドライブ(SSD)などで構成される不揮発性の記憶デバイスである。この記憶部35には、ビーコン受信履歴情報36が記憶される。また、図示を省略しているが記憶部35には、制御部30のCPUによって実行されるプログラムが予め記憶されている。
制御部30のCPUは、記憶部35に記憶されているプログラムを実行することにより、制御部30を、履歴記録部37及び通信制御部38として機能させる。
履歴記録部37は、ビーコン信号受信部34が画像処理装置2から発せられるビーコン信号SG1を受信した場合に、ビーコン受信履歴情報36に対してその受信履歴を記録する。上述のようにビーコン信号SG1には、画像処理装置2を特定することができる機器特定情報15が含まれている。そのため、履歴記録部37は、画像処理装置2から受信したビーコン信号SG1から機器特定情報15を抽出し、ビーコン信号SG1の受信日時と共に、機器特定情報15をビーコン受信履歴情報36に記録する。ビーコン受信履歴情報36は記憶部35に電子ファイルとして保存されており、履歴記録部37は、ビーコン信号受信部34がビーコン信号SG1を受信すると、ビーコン受信履歴情報36をオープンし、受信履歴を追加記録してビーコン受信履歴情報36を更新する。
また、履歴記録部37は、情報処理装置4からビーコン受信履歴情報36の送信要求を受信すると、記憶部35からビーコン受信履歴情報36を読み出して情報処理装置4へ送信する。
通信制御部38は、通信インタフェース33を介して情報処理装置4と通信を行う。例えば、情報処理装置4からビーコン受信履歴情報36の取得要求を受信した場合、通信制御部38は、記憶部35からビーコン受信履歴情報36を読み出し、通信インタフェース33を介してそのビーコン受信履歴情報36を情報処理装置4へ送信する。
ユーザーは、上記構成を有する携帯端末3を所持した状態でオフィス内を歩き回ると、携帯端末3が画像処理装置2から所定距離の範囲内となったときに携帯端末3が画像処理装置2から発せられるビーコン信号SG1を受信する。図4は、ユーザーがオフィス内を移動する例を示す図である。図4に示すように、ユーザーが携帯端末3を所持した状態でオフィス内を移動しているとき、画像処理装置2の近傍位置を通過すると、携帯端末3がその画像処理装置2から発せられるビーコン信号SG1を受信する。そして携帯端末3は、ビーコン信号SG1の受信履歴をビーコン受信履歴情報36に自動記録する。例えば、図4の矢印に示すようにユーザーが移動した場合、携帯端末3は、最初に画像処理装置2aが発するビーコン信号SG1を受信してビーコン受信履歴情報36を更新し、その後、画像処理装置2fが発するビーコン信号SG1を受信してビーコン受信履歴情報36を更新する。
図5は、ビーコン受信履歴情報36の一例を示す図である。図5に示すように、ビーコン受信履歴情報36は、携帯端末3が受信したビーコン信号SG1に含まれる機器特定情報36aと受信日時36bとを対応付けた受信履歴D1〜D7を記録した情報である。図5では、ビーコン受信履歴情報36に7つの受信履歴D1〜D7が記録されている状態を例示している。携帯端末3は、ビーコン信号SG1を受信する度に、ビーコン受信履歴情報36に受信履歴を追加記録していく。そのため、ビーコン受信履歴情報36に記録される受信履歴は、次第に増加していくことになる。尚、ビーコン受信履歴情報36には、記録される受信履歴の上限数(例えば1000個程度)を設け、新たな受信履歴を記録するときに上限数を超えるときには、最も古い受信履歴を削除し、新たな受信履歴を記録するようにしても構わない。
次に図6は、情報処理装置4のハードウェア構成及び機能構成の一例を示すブロック図である。図6に示すように、情報処理装置4は、そのハードウェア構成として、制御部40と、表示部41と、操作部42と、通信インタフェース43と、記憶部44とを備えている。
制御部40は、例えばCPUとメモリとを備えて構成されるハードウェアプロセッサである。表示部41は、カラー液晶ディスプレイになどで構成され、各種の操作画面を表示する。操作部42は、キーボードやマウス、タッチパネルセンサなどで構成され、ユーザーによる操作を受け付ける。通信インタフェース43は、有線通信又は無線通信でネットワーク5に接続し、画像処理装置2及び携帯端末3のそれぞれと通信を行うためのものである。また、通信インタフェース43は、近距離無線通信機能も備えており、ネットワーク5を経由することなく、携帯端末3との1対1の無線通信を行うこともできる。
記憶部44は、例えばハードディスクドライブ(HDD)やソリッドステートドライブ(SSD)などで構成される不揮発性の記憶デバイスである。この記憶部44には、制御部40のCPUによって実行されるプログラムが予め記憶されている。また、記憶部44には、画像処理装置2の検索結果を表示する際に参照される設定情報46が予め記憶されている。この設定情報46に格納される情報は、ユーザーが適宜設定変更することが可能である。
制御部40のCPUは、記憶部44に記憶されているプログラム45を実行することにより、制御部40においてプログラム45に対応したアプリケーションを起動させる。この場合のアプリケーションは、例えばプリンタドライバなどのアプリケーションである。そのようなアプリケーションが起動することにより、制御部40は、検索実行部50、表示制御部60及びジョブ送信部70として機能する。以下、これら各部の詳細について説明する。
検索実行部50は、ネットワーク5に接続されている画像処理装置2を検索する処理部である。例えば、検索実行部50は、ユーザーによって画像処理装置2の検索が指示されると機能し、画像処理装置2の検索処理を開始する。検索実行部50は、検索コマンド送信部51と応答情報受信部52とを備えている。検索コマンド送信部51は、ネットワーク5に対して検索コマンドをブロードキャストする。ネットワーク5に接続されている各画像処理装置2は、この検索コマンドを受信すると、自機の機器特定情報15を含む応答情報を生成し、情報処理装置4へ送信する。応答情報受信部52は、検索コマンドに対する応答情報を受信する。
表示制御部60は、検索実行部50によって画像処理装置2の検索が行われた場合、その検索結果を表示部41に表示させる制御を行う。表示制御部60は、検索実行部50による検索結果を表示するとき、携帯端末3によって記録されたビーコン受信履歴情報36を取得し、そのビーコン受信履歴情報36に基づいてユーザーが過去に立ち寄った場所の近傍にある画像処理装置2を特定する。そして表示制御部60は、検索結果として検出することができた複数の画像処理装置2のうち、ユーザーが過去に立ち寄った場所の近傍にある画像処理装置2を優先的に表示部41に表示する。このとき、表示制御部60は、ユーザーが立ち寄ってからの経過時間が短い画像処理装置2から優先的に表示部41に表示する。これにより、ユーザーは、自身の過去のスケジュールを確認しながら検索結果の表示画面を見れば、自身が立ち寄った場所の近傍にある画像処理装置2を簡単に特定することができる。以下、このような表示制御部60について更に詳しく説明する。
表示制御部60は、応答情報解析部61と、ビーコン情報取得部62と、グループ生成部63と、画面生成部64とを備えている。
応答情報解析部61は、検索実行部50によって各画像処理装置2から取得される応答情報を解析する処理部である。応答情報解析部61は、応答情報を解析し、その応答情報に含まれる機器特定情報15を抽出する。そして応答情報解析部61は、応答情報から抽出した機器特定情報15をメモリなどに一時的に保存する。ネットワーク5に接続されている複数の画像処理装置2a〜2iの全ての装置から応答情報を受信した場合、応答情報解析部61は、それら複数の画像処理装置2aのそれぞれから受信した応答情報に含まれている機器特定情報15をメモリなどに一時保存する。
ビーコン情報取得部62は、通信インタフェース43を介して携帯端末3と通信を行い、携帯端末3が保持しているビーコン受信履歴情報36を取得する。例えば、ビーコン情報取得部62は、ネットワーク5を経由して携帯端末3にアクセスし、携帯端末3からビーコン受信履歴情報36を取得しても良い。また、ビーコン情報取得部62は、近距離無線通信により携帯端末3との1対1の通信を行うことで携帯端末3からビーコン受信履歴情報36を取得しても良い。
グループ生成部63は、検索結果に基づいてメモリなどに一時保存されている、複数の画像処理装置2のそれぞれに対応する複数の機器特定情報15を、ビーコン受信履歴情報36に基づいてグループ化する処理部である。グループ生成部63は、まず検索結果に含まれる複数の機器特定情報15のうち、ビーコン受信履歴情報36に記録されている機器特定情報15をグループ化の対象とする。そしてグループ生成部63は、グループ化の対象として選択した機器特定情報15をグループ化する。
グループ生成部63は、ビーコン受信履歴情報36に記録されている受信日時36bに基づき、比較的近い場所に設置されている画像処理装置2どうしを纏めて1つのグループにする。例えば、グループ生成部63は、ビーコン受信履歴情報36に基づき、ある画像処理装置2から発せられたビーコン信号SG1を受信したことを示す受信履歴の受信日時36bと、別の画像処理装置2から発せられたビーコン信号SG1を受信したことを示す受信履歴の受信日時36bとを比較する。そしてグループ生成部63は、それら受信日時36bの時間差が所定時間の範囲内であるか否かを判断する。受信日時36bの時間差が所定時間の範囲内であれば、ユーザーが所定時間以内に2つの画像処理装置2の間を移動できたことになるため、それら2つの画像処理装置2は比較的近い場所に設置されていることになる。そのため、グループ生成部63は、それら2つの画像処理装置2を1つのグループに纏める。
また、2つの画像処理装置2のうちの一方の画像処理装置2からユーザーが更に別の画像処理装置2に対して所定時間内に移動できた場合には、その別の画像処理装置2も先の2つの画像処理装置2に比較的近い場所に設置されていることになる。そのため、グループ生成部63は、別の画像処理装置2を、先の2つの画像処理装置2と同じグループに分類する。
このようにグループ生成部63は、ビーコン信号SG1の受信日時36bの時間差に基づいて2つの画像処理装置2の間をユーザーが所定時間内に移動できるかを判断する。言い換えると、グループ生成部63は、ビーコン信号SG1の受信日時36bの時間差を、2つの画像処理装置2間の距離に換算し、その距離が所定距離の範囲内にあるか否かを判断しているのである。そしてグループ生成部63は、2つの画像処理装置2が比較的近い距離にある場合にそれらを同じグループに纏めるようにしている。このようなグループ化により、検索結果で複数の機器特定情報15を、少なくとも1つのグループに分類することができる。
グループ生成部63がビーコン信号SG1の受信日時36bの時間差の判定に用いる所定時間は、例えば設定情報46に予め設定されている。そのため、グループ生成部63は、検索実行部50による検索が実行されると、記憶部44から設定情報46を読み出し、その設定情報46において設定されている時間を受信日時36bの時間差判定に用いる。ただし、設定情報46に設定されている時間は、ユーザーが適宜変更することが可能である。例えば、ユーザーが設定情報46に設定されている時間をデフォルト値よりも長い時間に設定変更すると、複数の画像処理装置2が互いに近くにあるか否かを判定する際の距離が長くなる。そのため、より広い範囲にある複数の画像処理装置2どうしを同じグループに統合することができる。これに対し、ユーザーが設定情報46に設定されている時間をデフォルト値よりも長い時間に設定変更すると、複数の画像処理装置2が互いに近くにあるか否かを判定する際の距離が短くなる。そのため、デフォルト値のときには1つにグループに纏められていた複数の画像処理装置2をそれぞれ別のグループに分離することができる。
尚、ユーザーが過去に立ち寄っていない画像処理装置2の機器特定情報15は、ビーコン受信履歴情報36に記録されていない。そのため、グループ生成部63は、検索結果に含まれる機器特定情報15のうち、ビーコン受信履歴情報36に記録されていない機器特定情報15のグループ化は行わない。
画面生成部64は、検索結果を表示する際の表示画面を生成する処理部である。画面生成部64は、グループ生成部63によって生成されるグループに属する機器特定情報15を、グループ化されなった機器特定情報15よりも優先的に表示する表示画面を生成する。すなわち、画面生成部64は、検索結果によって得られた複数の機器特定情報15のそれぞれに対して表示順位を設定し、その表示順位に基づく表示画面を生成する。例えば、画面生成部64は、ユーザーが立ち寄った時間(受信日時36b)が最近の時間であるものから上位に順位付けを行っていき、表示画面を生成する。このとき、画面生成部64は、同一グループに属する機器特定情報15を纏めて表示することができる表示画面を生成する。
そして表示制御部60は、画面生成部64によって生成される表示画面を検索結果として表示部41に表示する。これにより、ユーザーは、表示部41に表示画面を確認することにより、ネットワーク5に接続されている複数の画像処理装置2を確認することができると共に、互いに近くに設置されている複数の画像処理装置2を把握することができる。
ジョブ送信部70は、検索結果の表示画面が表示部41に表示されている状態で、ユーザーにより一の画像処理装置2が選択され、印刷ジョブを送信することが指定された場合に機能する。ジョブ送信部70は、ユーザーによって指定された印刷対象データを付加した印刷ジョブを生成し、ユーザーによって選択された画像処理装置2にその印刷ジョブを送信する。
次に、上記のように構成される制御部40によって行われる処理手順の一例について説明する。図7は、制御部40によって行われる主たる処理手順の一例を示すフローチャートである。例えば、図7に示す処理は、ユーザーによって画像処理装置2の検索が指示された場合に開始される。制御部40は、図7に示す処理を開始すると、まず検索実行部50を機能させる。そして検索実行部50は、ネットワーク5を介して検索コマンドを送信する(ステップS10)。この検索コマンドは、ネットワーク5に接続される全ての画像処理装置2が受信できるようにネットワーク5に対してブロードキャスト送信される。
検索実行部50は、検索コマンドを送信すると、検索コマンドに対する応答情報を受信したか否かを判断し(ステップS11)、応答情報を受信すると(ステップS11でYES)、その応答情報を一時的に保存する(ステップS12)。そして検索実行部50は、検索コマンドを送信してから所定の応答時間が経過したか否かを判断する(ステップS13)。応答時間が経過していない場合(ステップS13でNO)、検索実行部50は、ステップS11に戻り、画像処理装置2から応答情報を受信するまで待機し、受信した応答情報を保存する処理を繰り返す。すなわち、検索実行部50は、所定の応答時間が経過するまでの期間内において複数の画像処理装置2から送信される応答情報を受信する処理を行う。
応答時間が経過した場合(ステップS13でYES)、制御部40は、表示制御部60を機能させる。そして表示制御部60は、検索実行部50によって取得された応答情報に基づき、画像処理装置2の検索結果を表示するための処理を開始する。
表示制御部60は、まず検索実行部50によって応答情報が保存されているか否かを判断する(ステップS14)。応答情報が保存されていない場合(ステップS14でNO)、表示制御部60は、検索失敗を示す表示画面を生成し、表示部41に表示する。例えば、情報処理装置4の通信インタフェース43がネットワーク5に接続されていない場合には、検索コマンドを送信しても画像処理装置2からの応答情報を受信することができないため、表示部41には検索失敗を示す画面が表示される。
これに対し、検索実行部50によって応答情報が保存されている場合(ステップS14でYES)、表示制御部60は、検索によって取得された応答情報に基づいて画像処理装置2の検索結果を表示するための処理を行う。まず、表示制御部60は、検索実行部50によって保存されている応答情報から機器特定情報15を抽出する(ステップS16)。複数の応答情報が保存されている場合、表示制御部60は、それら複数の応答情報の全てから機器特定情報15を抽出する。
続いて表示制御部60は、ユーザーの携帯端末3と通信を行い、携帯端末3に保持されているビーコン受信履歴情報36を取得する(ステップS17)。また、表示制御部60は、記憶部44に保存されている設定情報46を読み出し、受信日時36bの時間差を判定するための時間情報を取得する(ステップS18)。そして表示制御部60は、グループ化処理を実行する(ステップS19)。
図8は、グループ化処理(ステップS19)の詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。尚、以下においては、図5に示したビーコン受信履歴情報36を例に挙げて説明する。表示制御部60は、グループ化処理を開始すると、まずビーコン受信履歴情報36に記録されている受信履歴D1〜D7の受信日時36bの時間差に基づいて、各受信履歴D1〜D7をグループ化する(ステップS30)。このグループ化は、上述のグループ生成部63によって行われる。
例えば、グループ生成部63は、応答情報から抽出された機器特定情報15から、ビーコン受信履歴情報36に記録されている機器特定情報36aと一致する機器特定情報15を特定し、特定した機器特定情報15をグループ化の対象とする。そしてグループ生成部63は、設定情報46の時間情報に基づき、受信日時36bの時間差を判定するための時間(所定時間)を設定する。その後、グループ生成部63は、ビーコン受信履歴情報36に記録されている複数の受信履歴D1〜D7のうちから1つの受信履歴に着目し、その受信履歴の受信日時36bと所定時間以下の時間差となる受信日時36bが記録されている他の受信履歴があれば、それらの受信履歴を纏めて1つのグループを生成する。これを複数の受信履歴D1〜D7の全てに対して実行する。その結果、ビーコン受信履歴情報36に記録されている受信履歴D1〜D7は、いずれかのグループに分類される。そして1つのグループには、1又は複数の受信履歴が含まれる。
例えば、所定時間を1分とした場合、図5に示すビーコン受信履歴情報36の受信履歴D1〜D7に対して上述の処理を行うと、受信履歴D1〜D7は、図9(a)に示すようにグループ化される。すなわち、受信履歴D1,D2が第1グループに分類され、受信履歴D3が第2グループに分類され、受信履歴D4,D5が第3グループに分類され、受信履歴D6,D7が第4グループに分類される。
続いてグループ生成部63は、1つのグループに含まれる受信履歴の中に、他のグループに含まれる受信履歴と受信日時36bの時間差が所定時間以下のものがあるか否かを判断する(ステップS31)。その結果、1つのグループに含まれる受信履歴の中に、他のグループに含まれる受信履歴と受信日時36bの時間差が所定時間以下のものが存在する場合(ステップS31でYES)、グループ生成部63は、それら2つのグループを1つのグループに統合する(ステップS32)。また、1つのグループに含まれる受信履歴の中に、他のグループに含まれる受信履歴と受信日時36bの時間差が所定時間以下のものが存在しない場合(ステップS31でNO)、ステップS32の統合は行わない。尚、図9(a)の例では、第1〜第4グループの中に、互いに1分以内の受信日時となる受信履歴が含まれていないため、ステップS32の処理は行われない。
続いてグループ生成部63は、2以上のグループの中に、同一の機器特定情報15が含まれているか否かを判断する(ステップS33)。その結果、2以上のグループの中に、同一の機器特定情報15が含まれている場合(ステップS33でYES)、グループ生成部63は、それら2つのグループを1つのグループに統合する(ステップS34)。また、2以上のグループの中に、同一の機器特定情報15が含まれていない場合(ステップS33でNO)、ステップS34の統合は行わない。図9(a)の場合、第1グループと第4グループに同一の機器特定情報15である「画像処理装置A」が含まれている。そのため、ステップS34の統合処理が行われ、グループの分類状態は、図9(a)に示す状態から図9(b)に示す状態に変化する。すなわち、図9(a)の第4グループが、図9(b)に示すように第1グループに統合される。以上で、グループ化処理(ステップS19)が終了する。
図7のフローチャートに戻り、表示制御部60は、グループ化処理を終了すると、次に画面生成処理を実行する(ステップS20)。
図10は、画面生成処理(ステップS20)の詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。この画面生成処理は、上述の画面生成部64によって行われる。
画面生成部64は、画面生成処理を開始すると、まずグループ化によって生成された各グループの代表受信日時を決定する(ステップS40)。すなわち、画面生成部64は、各グループに含まれる受信日時36bのうちの最新の日時を代表受信日時として決定する。例えば、図9(b)に示す第1グループの場合、最新の受信日時が「2019/May/06 15:01」であるため、これを第1グループの代表受信日時として決定する。
次に画面生成部64は、1つのグループ内に同一の機器特定情報15が含まれているか否かを判断し(ステップS41)、同一の機器特定情報15が含まれる場合には受信日時の古い受信履歴をそのグループから削除する(ステップS42)。例えば、図9(b)に示す第1グループには、同一の機器特定情報15である「画像処理装置A」が含まれている。そのため、画面生成部64は、受信履歴D1とD6との受信日時36bを対比し、第1グループから受信日時36bの古い受信履歴D1を削除する。その結果、グループの分類状態は、図9(b)に示す状態から図11(a)に示す状態に変化する。尚、1つのグループ内に同一の機器特定情報15が含まれていない場合(ステップS41でNO)、ステップS42はスキップする。
次に画面生成部64は、複数のグループの表示順位を決定する(ステップS43)。例えば、画面生成部64は、ステップS40で決定した各グループの代表受信日時が新しいものから上位に順位付けを行っていき、各グループの表示順位を決定する。例えば、図11(a)に示す第1〜第3グループを順位付けすると、上位から、第1グループ、第3グループ、第2グループの順となる。そのため、各グループの表示順位を決定すると、グループの分類状態は、図11(a)に示す状態から図11(b)に示す状態に変化する。尚、図11(b)では、順位が上位であるグループを下位であるグループよりも上側に表示している。
次に画面生成部64は、1つのグループに含まれる受信履歴の表示順位を決定する(ステップS44)。例えば、画面生成部64は、1つのグループに含まれる受信履歴の受信日時36bが新しいものから上位に順位付けを行っていき、グループ内の表示順位を決定する。例えば、図11(b)に示す第1グループに含まれる3つの受信履歴D2,D6,D7を受信日時36bの新しいものから上位に順付けすると、受信履歴D7、受信履歴D6、受信履歴D2の順となる。そのため、各グループの表示順位を決定すると、グループの分類状態は、図11(b)に示す状態から図11(c)に示す状態に変化する。尚、図11(c)では、順位が上位である受信履歴を下位である受信履歴よりも上側に表示している。
次に画面生成部64は、応答情報から抽出された機器特定情報15の中に、ビーコン受信履歴情報36に含まれていない機器特定情報15があるか否かを判断する(ステップS45)。その結果、ビーコン受信履歴情報36に含まれていない機器特定情報15がある場合(ステップS45でYES)、画面生成部64は、応答情報から抽出された機器特定情報15の表示順位を各グループの更に下位の順位に決定する(ステップS46)。その結果、検索実行部50によって取得された複数の機器特定情報15の表示順位は、図12に示すような状態となる。図12において画像処理装置G,H,Iは、ビーコン受信履歴情報36に記録されていなかった機器特定情報15である。尚、応答情報から抽出された機器特定情報15の中に、ビーコン受信履歴情報36に含まれていない機器特定情報15が存在しない場合、ステップS46の処理はスキップする。
次に画面生成部64は、上述の処理によって決定した表示順位に基づき、表示部41に表示させるための表示画面を生成する(ステップS47)。以上で、画面生成処理(ステップS20)が終了する。
再び図7に戻り、表示制御部60は、上述の処理で生成した表示画面を表示部41に出力して表示させることで検索結果を表示する(ステップS21)。その後、表示制御部60は、ユーザーによる所定時間の設定変更操作を検知したか否かを判断する(ステップS22)。ユーザーによって所定時間が変更された場合、制御部40による処理はステップS18へと戻り、所定時間を変更してステップS18〜S21の処理が再び行われる。これにより、検索結果を表示する画面がユーザーの操作に応じて変更されることになる。尚、表示制御部60は、ユーザーによって所定時間が変更されない場合(ステップS22でNO)、検索結果の表示画面を変更せず、処理を終了させる。以上で、制御部40による処理が終了する。
図13は、上記のような処理により、表示部41に表示される検索結果表示画面G1の例を示す図である。この表示画面G1には、情報処理装置4がビーコン受信履歴情報36を取得するために携帯端末3にアクセスするためのアドレス欄81と、グループ化の際の時間差を設定するための時間設定欄83とが表示される。時間設定欄83は、設定情報46に設定されている時間を初期状態として表示する。ただし、時間設定欄83は、ユーザーが適宜書き換えることが可能であり、ユーザーが時間を書き換えて更新ボタン84を操作することによりグループ化の際の時間差が設定変更される。
また、表示画面G1には、ユーザーが画像処理装置2の検索を指示するための検索実行ボタン85が含まれる。ユーザーが検索実行ボタン85を操作したことを検知すると、制御部40は、上述したフローチャートに基づく処理を開始し、ネットワーク5に接続されている画像処理装置2を検索する。
更に表示画面G1の下部には、検索結果表示欄R1が設けられており、この検索結果表示欄R1に、上述した処理によって生成される表示画面が表示される。すなわち、検索結果表示欄R1には、図12に示すように決定された表示順位に基づき、検索実行部50によって検索された画像処理装置2の一覧が表示される。このとき、制御部40は、グループ生成部63によって生成されたグループごとに機器特定情報15を表示すると共に、ビーコン信号SG1の受信履歴が記録されていれば、ビーコン受信日時を表示する。また、応答情報と共に受信するステータス情報に基づく各画像処理装置のステータスも併せて表示する。その結果、図13に示すように、情報処理装置4の表示部41には、検索実行部50によって取得された複数の機器特定情報15のうち、ビーコン受信履歴情報36に記録されている機器特定情報15と一致する機器特定情報15が優先的に表示されるようになる。
例えば、図13に示す表示画面G1では、ユーザーが最近立ち寄った画像処理装置2とその近くに設置されている画像処理装置2とが1つのグループに纏められた状態で上位に表示され、ユーザーの立ち寄った時間が古い画像処理装置2とその近くに設置されている画像処理装置2が別のグループに纏められた状態で下位に表示される。図13の例では、3つのグループC1,C2,C3が上位から順に表示され、更にその下位に、ユーザーが立ち寄った日時が不明な画像処理装置2のグループC4が表示される。したがって、このような表示画面G1を参照すれば、ユーザーは、自身のスケジュール帳や記憶に基づいて各画像処理装置2の設置場所を把握することが可能である。
そのため、例えば、大量の印刷物を別の部署の担当者に届けたい場合、ユーザーは、その担当者の近くに設置されている画像処理装置2を選択して印刷ジョブを送信することができる。また、ユーザーが会議に向かう前に印刷ジョブを送信しようとするときには会議室の近くに設置されている画像処理装置2を選択して印刷ジョブを送信することもできる。
また、目的の場所に設置されている画像処理装置2が他のユーザーによって使用されている場合や、故障などで利用できない状態である場合であっても、ユーザーは、代替候補として目的の場所の近くに設置されている別の画像処理装置2を簡単に把握することが可能であり、その代替候補を選択して印刷ジョブを送信することも可能である。
したがって、本実施形態の検索結果表示システム1によれば、位置情報の設定やマップの作成といった事前作業をユーザーが行う必要はなく、またオフィス内にエミッタなどの特別な設備を設ける必要もない。すなわち、本実施形態の検索結果表示システム1は、設置場所が比較的近い画像処理装置2どうしを簡単に纏めて表示することが可能であり、利便性の高いシステムである。
また、図13に示す例では、グループ化の時間設定を「1分」にした場合を例示している。図13に示すような表示画面G1が表示された後、ユーザーがグループ化の時間設定を例えば「4時間」に変更すると、制御部40において再びグループ化の処理が実行され、図13の表示画面G1が、図14の表示画面G2に更新される。すなわち、受信日時36bの時間差を判定する時間が「1分」から「4時間」に変更されるため、図13に示すグループC3がグループC1に統合される。したがって、例えば同じ拠点に設置されている複数の画像処理装置2を1つに纏めて表示したい場合には、複数の拠点間を移動するのに要する時間よりも短い時間(例えば「4時間」)を設定することにより、ユーザーは、同じ拠点に設置されている複数の画像処理装置2の中から一の画像処理装置2を選択することができるようになる。
以上、本発明に関する幾つかの実施形態について説明した。しかし、本発明は、上記各実施形態において説明した内容のものに限られるものではなく、種々の変形例が適用可能である。
例えば、上記実施形態では、画像処理装置2が周囲所定距離の範囲内にビーコン信号SG1を送出し、携帯端末3がビーコン信号SG1を受信してその受信履歴をビーコン受信履歴情報36に記録する場合を説明した。しかし、これとは逆に、携帯端末3がビーコン信号SG1を周囲に送出し、画像処理装置2が携帯端末3から発せられるビーコン信号SG1を受信してビーコン受信履歴情報36を記録するようにしても良い。ただし、この場合、ネットワーク5上にサーバーなどを配置し、そのサーバーがビーコン受信履歴情報36を管理することが好ましい。すなわち、画像処理装置2は、携帯端末3からビーコン信号SG1を受信すると、サーバーにアクセスし、自機の機器特定情報15を含めた受信履歴をビーコン受信履歴情報36に記録するのである。これにより、情報処理装置4は、サーバーにアクセスすることにより、各画像処理装置2によって受信履歴が記録されたビーコン受信履歴情報36を取得することができるようになる。
また上記実施形態では、画像処理装置2がMFPで構成される場合を例示した。しかし、画像処理装置2は、MFPに限られるものではなく、例えばプリンタ専用機やスキャナ専用機、FAX専用機であっても構わない。また、画像処理装置2は、その他の機器であっても構わない。
また上記実施形態では、情報処理装置4の制御部40のCPUによって実行されるプログラム45が予め記憶部44に記憶されている場合を例示した。しかし、プログラム45は、例えば通信インタフェース43などを介して情報処理装置4にインストールされるものであっても構わない。この場合、プログラム45は、インターネットなどを介してダウンロード可能な態様で提供されるものであっても良いし、また、CD−ROMやUSBメモリなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録された態様で提供されるものであっても構わない。
1 検索結果表示システム
2(2a〜2i) 画像処理装置
3 携帯端末
4 情報処理装置
5 ネットワーク
13 ビーコン信号送信部(ビーコン信号送信手段)
15 機器特定情報
36 ビーコン受信履歴情報
37 履歴記録部(ビーコン受信履歴記録手段)
45 プログラム
50 検索実行部(検索実行手段)
60 表示制御部(表示制御手段)
63 グループ生成部(グループ生成手段)
64 画面生成部(画面生成手段)

Claims (12)

  1. ネットワークに接続される複数の画像処理装置と、
    ユーザーが所持する携帯端末と、
    前記ネットワークを介して前記複数の画像処理装置を検索して検索結果を表示する情報処理装置と、
    を備える検索結果表示システムであって、
    前記画像処理装置及び前記携帯端末の一方が、所定距離の範囲内で送受信可能なビーコン信号を送信するビーコン信号送信手段を備え、
    前記画像処理装置及び前記携帯端末の他方が、前記ビーコン信号を受信したときに前記画像処理装置を特定することができる機器特定情報を所定のビーコン受信履歴情報に記録するビーコン受信履歴記録手段を備え、
    前記情報処理装置は、
    前記複数の画像処理装置を検索することによって前記複数の画像処理装置のそれぞれから受信する応答情報に含まれる機器特定情報を抽出する検索実行手段と、
    前記検索実行手段によって抽出される複数の機器特定情報のうち、前記ビーコン受信履歴情報に記録されている機器特定情報と一致する機器特定情報を優先的に所定の表示手段に表示させる表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする検索結果表示システム。
  2. 前記ビーコン受信履歴記録手段は、前記ビーコン受信履歴情報に、前記ビーコン信号に含まれる機器特定情報と、前記ビーコン信号の受信日時とを対応付けて記録し、
    前記表示制御手段は、
    前記検索実行手段によって抽出される複数の機器特定情報のうちの2以上の機器特定情報が前記ビーコン受信履歴情報に記録されている場合、前記受信日時に基づいて前記2以上の機器特定情報をグループ化するグループ生成手段と、
    前記グループ生成手段によって生成されるグループに基づき、前記表示手段に表示させる表示画面を生成する画面生成手段と、
    を備え、前記画面生成手段によって生成される表示画面を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1に記載の検索結果表示システム。
  3. 前記グループ生成手段は、前記受信日時が所定時間の範囲内である複数の機器特定情報を同じグループに含めることを特徴とする請求項2に記載の検索結果表示システム。
  4. 前記グループ生成手段は、前記所定時間をユーザーによって指定された時間に変更可能であることを特徴とする請求項3に記載の検索結果表示システム。
  5. 前記グループ生成手段は、異なる2以上のグループに同一の機器特定情報が含まれる場合、前記2以上のグループを1のグループに統合することを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の検索結果表示システム。
  6. 前記画面生成手段は、前記グループ生成手段によって複数のグループが生成された場合、前記複数のグループのそれぞれに含まれる前記受信日時の新しい順に前記複数のグループの表示順位を決定することを特徴とする請求項2乃至5のいずれかに記載の検索結果表示システム。
  7. 前記画面生成手段は、前記検索実行手段によって抽出される複数の機器特定情報のうち、前記ビーコン受信履歴情報に記録されている機器特定情報に一致しない機器特定情報を、前記複数のグループの表示順位よりも下位に決定することを特徴とする請求項6に記載の検索結果表示システム。
  8. 前記画面生成手段は、1のグループに複数の機器特定情報が含まれる場合、該複数の機器特定情報のそれぞれに対応する前記受信日時の新しい順に当該1のグループ内における表示順位を決定することを特徴とする請求項2乃至7のいずれかに記載の検索結果表示システム。
  9. 前記画像処理装置が前記ビーコン信号送信手段を備え、前記携帯端末が前記ビーコン受信履歴記録手段を備えることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の検索結果表示システム。
  10. 前記ビーコン受信履歴記録手段は、前記ビーコン受信履歴情報を、前記情報処理装置へ出力することを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の検索結果表示システム。
  11. 複数の画像処理装置が設定された環境内をユーザーが携帯端末を所持した状態で移動しているときに、前記複数の画像処理装置のうちの少なくとも1つの画像処理装置と前記携帯端末とが互いに所定距離の範囲内となることによって、前記画像処理装置及び前記携帯端末の一方が、所定距離の範囲内で送受信可能なビーコン信号を送信するビーコン信号送信ステップと、
    前記画像処理装置及び前記携帯端末の他方が、前記ビーコン信号を受信し、前記画像処理装置を特定することができる機器特定情報を所定のビーコン受信履歴情報に記録するビーコン受信履歴記録ステップと、
    情報処理装置がネットワークを介して前記複数の画像処理装置を検索することによって前記複数の画像処理装置のそれぞれから応答情報を受信する応答情報受信ステップと、
    前記情報処理装置が前記複数の画像処理装置のそれぞれから受信する応答情報に含まれる機器特定情報を抽出する情報抽出ステップと、
    前記情報処理装置が、前記情報抽出ステップによって抽出される複数の機器特定情報のうち、前記ビーコン受信履歴情報に記録されている機器特定情報と一致する機器特定情報を優先的に所定の表示手段に表示させる表示ステップと、
    を備えることを特徴とする検索結果表示方法。
  12. ネットワークを介して複数の画像処理装置と通信を行うことが可能な情報処理装置において実行されるプログラムであって、前記情報処理装置に、
    複数の画像処理装置のそれぞれとユーザーが所持する携帯端末とが互い連携することによって生成される、前記複数の画像処理装置のそれぞれを特定可能な機器特定情報が記録されたビーコン受信履歴情報を取得する情報取得ステップと、
    前記ネットワークを介して前記複数の画像処理装置を検索することによって前記複数の画像処理装置のそれぞれから応答情報を受信する応答情報受信ステップと、
    前記複数の画像処理装置のそれぞれから受信する応答情報に含まれる機器特定情報を抽出する情報抽出ステップと、
    前記情報抽出ステップによって抽出される複数の機器特定情報のうち、前記ビーコン受信履歴情報に記録されている機器特定情報と一致する機器特定情報を優先的に所定の表示手段に表示させる表示ステップと、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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