JP2021067563A - 包装容器のガス濃度測定装置、それを備えた包装機および包装機におけるガス濃度測定方法 - Google Patents

包装容器のガス濃度測定装置、それを備えた包装機および包装機におけるガス濃度測定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】レーザー発光部とレーザー受光部間における被測定物の距離の変動により測定精度が劣化することのない、包装容器のガス濃度測定装置それを備えた包装機および包装機におけるガス濃度測定方法を提供する。【解決手段】本発明の包装容器のガス濃度測定装置Gは、レーザー発光部31の先端部31aとレーザー受光部33の先端部33a間の離隔距離が一定距離に保持された状態で、レーザー発光部33の先端部31aとレーザー受光部33の先端部33aを包装容器Hにそれぞれ当接させることで、順次測定される包装容器Hの、レーザー発光部31とレーザー受光部33間における包装容器Hの測定距離が一定に保持され、レーザー発光部とレーザー受光部間における被測定物の距離の変動がなくなり測定精度が劣化することがない。【選択図】図1

Description

本発明は、包装容器内の特定ガスの濃度を測定することができる包装容器のガス濃度測定装置、それを備えた包装機および包装機におけるガス濃度測定方法に関する。
被包装物、特に食品の場合には、保存期間、賞味期限を長くするために、包装時に包装容器内に残留する空気を排除して窒素、二酸化炭素等の不活性ガスを充填するガス置換包装が行われている。例えば特許文献1には、包装容器内に被包装物を投入すると共に包装容器に挿入したノズルから不活性ガスを充填して不活性ガスと包装容器内の酸素との置換作用を行なう不活性ガス充填方法が開示されている。
そして、製品検査において、被包装物を包装済みの包装容器内に残存する酸素濃度を計測する方法として、本件出願人が例えば特許文献2にレーザー式ガス濃度測定装置による計測方法を提案している。
ところで、このレーザー式ガス濃度測定装置は、大半のガス分子が特定波長の光を吸収するという性質を利用して、一定距離内におけるガス分子の数を計測しガス濃度を測定するものである。このため、被測定物(包装容器)を通過するレーザー光の距離の精度が重要となる。
しかし、被包装物を包装済みの包装容器は、例えば個々に形状が異なることがあるため、レーザー発光部とレーザー受光部間における被測定物(被包装物を包装済みの包装容器)の距離(例えば厚み)が変動する場合があり、測定精度を劣化させていた。
特許第3742042号公報 特許第5124719号公報
そこで、本発明の課題は、レーザー発光部とレーザー受光部間における被測定物の距離の変動により測定精度が劣化することのない、包装容器のガス濃度測定装置それを備えた包装機および包装機におけるガス濃度測定方法を提供することにある。
上記課題を解決するものは、被包装物を充填しガス置換して包装された包装容器内の特定ガスの濃度を順次測定するガス濃度測定装置であって、特定波長のレーザー光を照射する発信器を有するレーザー発生部と、前記発信器から発振されるレーザー光を受光する受信器を有するレーザー受光部とを備え、前記レーザー発生部と前記レーザー受光部とが前記包装容器の両側に対向して配されるレーザー式ガス濃度計を有し、前記レーザー発光部の先端部と前記レーザー受光部の先端部間の離隔距離が一定距離に保持された状態で、前記レーザー発光部の先端部と前記レーザー受光部の先端部を前記包装容器にそれぞれ当接させることで、順次測定される前記包装容器の前記レーザー発光部と前記レーザー受光部間における前記包装容器の測定距離が一定に保持されて前記包装容器内の特定ガスの濃度が測定されるように構成されていることを特徴とする包装容器のガス濃度測定装置である(請求項1)。
前記包装容器のガス濃度測定装置は、前記包装容器の両側に配された対となる挟持体を有し、前記レーザー発光部の先端部と前記レーザー受光部の先端部間の離隔距離が一定距離に保持された状態で、前記対となる挟持体により前記包装容器を挟圧することにより、前記レーザー発光部の先端部と前記レーザー受光部の先端部が前記包装容器にそれぞれ当接するように構成されていることが好ましい(請求項2)。前記レーザー発光部と前記レーザー受光部は相対的に接近及び離隔可能に構成されており、順次測定される前記包装容器に対して、前記レーザー発光部の先端部と前記レーザー受光部の先端部間の距離が一定距離となるように接近することにより、前記レーザー発光部の先端部と前記レーザー受光部の先端部が前記包装容器にそれぞれ当接するように構成されていてもよい(請求項3)。
また、上記課題を解決するものは、被包装物を充填しガス置換して包装された包装容器内の特定ガスの濃度を順次測定するガス濃度測定装置であって、特定波長のレーザー光を照射する発信器を有するレーザー発生部と、前記発信器から発振されるレーザー光を受光する受信器を有するレーザー受光部とを備え、前記レーザー発生部と前記レーザー受光部とが前記包装容器の両側に対向して配されるレーザー式ガス濃度計を有し、前記レーザー発光部と前記前記レーザー受光部は相対的に接近及び離隔可能に構成されており、順次測定される前記包装容器に対して、前記レーザー発光部の先端部と前記レーザー受光部の先端部を前記包装容器にそれぞれ当接させた状態で、前記レーザー発光部の先端部と前記レーザー受光部の先端部間の離隔距離を測定し、当該離隔距離における測定値から基準となる一定距離に換算した数値を算出して補正することにより前記包装容器内の特定ガスの濃度が測定されるように構成されていることを特徴とする包装容器のガス濃度測定装置である(請求項4)。
前記包装容器は、包装袋、瓶または樹脂容器のいずれであってもよい(請求項5)。
さらに、上記課題を解決するものは、前記請求項1ないし5のいずれかに記載の包装容器のガス濃度測定装置を備えていることを特徴とする包装機である(請求項6)。
さらに、上記課題を解決するものは、被包装物を充填しガス置換して包装された包装容器内の特定ガスの濃度を測定装置により順次測定する包装機におけるガス濃度測定方法であって、前記測定装置は、特定波長のレーザー光を照射する発信器を有するレーザー発生部と、前記発信器から発振されるレーザー光を受光する受信器を有するレーザー受光部とを備え、前記レーザー発生部と前記レーザー受光部とが前記包装容器の両側に対向して配されるレーザー式ガス濃度計を用い、前記包装容器内に被包装物を充填して不活性ガスによるガス置換を行い開口部をシールした後において、前記レーザー発光部の先端部と前記レーザー受光部の先端部間の離隔距離が一定距離に保持された状態で、前記レーザー発光部の先端部と前記レーザー受光部の先端部を前記包装容器にそれぞれ当接させることで、順次測定される前記包装容器の前記レーザー発光部と前記レーザー受光部間における前記包装容器の測定距離が一定に保持されて前記包装容器内の特定ガスの濃度が測定されることを特徴とする包装機におけるガス濃度測定方法である(請求項7)。
前記包装機におけるガス濃度測定方法は、順次測定される前記包装容器に対して、前記レーザー発光部の先端部と前記レーザー受光部の先端部間の離隔距離が一定距離に保持された状態で、前記包装容器の両側に配された対となる挟持体によって前記包装容器が挟圧されることにより、前記レーザー発光部の先端部と前記レーザー受光部の先端部が前記包装容器にそれぞれ当接される工程を有することが好ましい(請求項8)。前記包装機におけるガス濃度測定方法は、順次測定される前記包装容器に対して、前記レーザー発光部の先端部と前記レーザー受光部の先端部間の距離が一定距離となるように接近することにより、前記レーザー発光部の先端部と前記レーザー受光部の先端部が前記包装容器にそれぞれ当接する工程を有していてもよい(請求項9)。
さらに、上記課題を解決するものは、被包装物を充填しガス置換して包装された包装容器内の特定ガスの濃度を測定装置により順次測定する包装機におけるガス濃度測定方法であって、前記測定装置は、特定波長のレーザー光を照射する発信器を有するレーザー発生部と、前記発信器から発振されるレーザー光を受光する受信器を有するレーザー受光部とを備え、前記レーザー発生部と前記レーザー受光部とが前記包装容器の両側に対向して配されるレーザー式ガス濃度計を用い、前記包装容器内に被包装物を充填して不活性ガスによるガス置換を行い開口部をシールした後において、順次測定される前記包装容器に対して、前記レーザー発光部の先端部と前記レーザー受光部の先端部を前記包装容器にそれぞれ当接させた状態で、前記レーザー発光部の先端部と前記レーザー受光部の先端部間の離隔距離を測定し、当該離隔距離における測定値から基準となる一定距離に換算した数値を算出して補正することにより前記包装容器内の特定ガスの濃度が測定されることを特徴とする包装機におけるガス濃度測定方法である(請求項10)。
請求項1に記載の包装容器のガス濃度測定装置によれば、レーザー発光部の先端部とレーザー受光部の先端部間の離隔距離が一定距離に保持された状態で、レーザー発光部の先端部とレーザー受光部の先端部を包装容器にそれぞれ当接させることで、順次測定される包装容器のレーザー発光部とレーザー受光部間における包装容器の測定距離が一定に保持されるため、レーザー発光部とレーザー受光部間における被測定物の距離の変動がなくなり測定精度が劣化することがない。
請求項2に記載の包装容器のガス濃度測定装置によれば、請求項1の効果をよりより確実に奏することができる包装容器のガス濃度測定装置を簡素な構造で構成できる。
請求項3に記載の包装容器のガス濃度測定装置によれば、請求項1の効果をよりより確実に奏することができる包装容器のガス濃度測定装置を他の簡素な構造で構成できる。
請求項4に記載の包装容器のガス濃度測定装置によれば、順次測定される包装容器に対して、レーザー発光部の先端部とレーザー受光部の先端部を包装容器にそれぞれ当接させた状態で、レーザー発光部の先端部とレーザー受光部の先端部間の離隔距離を測定し、当該離隔距離における測定値から基準となる一定距離に換算した数値を算出して補正するため、レーザー発光部とレーザー受光部間における被測定物の距離が変動しても測定精度が劣化することがない。
請求項5に記載の包装容器のガス濃度測定装置によれば、様々な種類の包装容器に対して上記請求項1ないし4の効果を奏することができる。
請求項6に記載の包装容器のガス濃度測定装置を備えた包装機によれは、上記請求項1ないし5の効果を奏する包装機が構成される。
請求項7に記載の包装機におけるガス濃度測定によれば、レーザー発光部の先端部とレーザー受光部の先端部間の離隔距離が一定距離に保持された状態で、レーザー発光部の先端部とレーザー受光部の先端部を包装容器にそれぞれ当接させることで、順次測定される包装容器のレーザー発光部とレーザー受光部間における包装容器の測定距離が一定に保持されるため、レーザー発光部とレーザー受光部間における被測定物の距離の変動がなくなり測定精度が劣化することがない。
請求項8に記載の包装機におけるガス濃度測定によれば、請求項7の効果をより確実に奏することができる。
請求項9に記載の包装機におけるガス濃度測定によれば、請求項7の効果をより容易かつ確実に奏することができる。
請求項10に記載の包装機におけるガス濃度測定によれば、順次測定される包装容器に対して、レーザー発光部の先端部とレーザー受光部の先端部を包装容器にそれぞれ当接させた状態で、レーザー発光部の先端部とレーザー受光部の先端部間の離隔距離を測定し、当該離隔距離における測定値から基準となる一定距離に換算した数値を算出して補正するため、レーザー発光部とレーザー受光部間における被測定物の距離が変動しても測定精度が劣化することがない。
包装機に配置した本発明の包装容器のガス測定装置の一実施例の正面図である。 図1に示した包装容器のガス濃度測定装置におけるレーザー式ガス濃度計を説明するための説明図である。 図1に示した包装容器のガス濃度測定装置を備えた包装機の平面概略図である。
本発明では、レーザー発光部31の先端部31aとレーザー受光部33の先端部33a間の離隔距離が一定距離に保持された状態で、レーザー発光部33の先端部31aとレーザー受光部33の先端部33aを包装容器Hにそれぞれ当接させることで、順次測定される包装容器Hの、レーザー発光部31とレーザー受光部33間における包装容器Hの測定距離が一定に保持されるため、レーザー発光部31とレーザー受光部33間における被測定物の距離の変動がなくなり測定精度が劣化することがない包装容器のガス濃度測定装置G、それを備えた包装機Pおよび包装機におけるガス濃度測定方法を実現した。
本発明の包装容器のガス濃度測定装置を図1または図2に示した一実施例を用いて説明する。
この実施例の包装容器のガス濃度測定装置Gは、被包装物を充填しガス置換して包装された包装容器H内の特定ガスの濃度を順次測定するガス濃度測定装置であって、特定波長のレーザー光を照射する発信器30を有するレーザー発生部31と、発信器30から発振されるレーザー光を受光する受信器32を有するレーザー受光部33とを備え、レーザー発生部31とレーザー受光部33とが包装容器Hの両側に対向して配されるレーザー式ガス濃度計Mを有し、レーザー発光部31の先端部31aとレーザー受光部33の先端部33a間の離隔距離が一定距離に保持された状態で、レーザー発光部33の先端部31aとレーザー受光部33の先端部33aを包装容器Hにそれぞれ当接させることで、順次測定される包装容器Hの、レーザー発光部31とレーザー受光部33間における包装容器Hの測定距離が一定に保持されて包装容器H内の特定ガスの濃度が測定されるように構成されている。以下、各構成について順次詳述する。
この実施例のガス濃度測定装置被包装物Gは、被包装物を充填しガス置換して包装された包装容器H内の特定ガスの濃度を順次測定するものである。具体的には、この実施例の包装容器のガス濃度測定装置Gは、窒素、二酸化炭素等の不活性ガスによりガス置換をして包装された包装容器H内の特定ガスである酸素濃度をレーザー式ガス濃度計Mによって測定するものであり、単独の測定装置として使用され、またはロータリー式ガス充填包装機等の各種包装機の検査工程に設置して使用される。
包装容器としては、この実施例のように包装袋Hである他、瓶または樹脂容器などであってもよい。
レーザー式ガス濃度計Mは、図1または図2に示すように、特定波長のレーザー光を照射する発信器30を有するレーザー発生部31と、発信器30から発振されるレーザー光を受光する受信器32を有するレーザー受光部33とを備えており、レーザー発生部31とレーザー受光部33とが包装容器Hの両側に対向して配されるように構成されている。
レーザー式ガス濃度計Mは、半導体レーザーを光源とする赤外線吸収分光法を利用するもので、測定対象の分子に固有周波数の光を与えると光エネルギーを吸収しこれを測定することによりガス濃度の表示を行なうものである。レーザー式ガス濃度計Mは、図2に示すような構成を有しており、レーザー発生部31とレーザー受光部33とを備えている。
具体的には、レーザー発生部31は、特定波長のレーザー光を発生させてファイバーケーブル75を介して測定ガスに照射する機能を有し、レーザーダイオードに安定電源を供給する電源ユニット71、レーザーダイオードから出力されるレーザー光の波長およびその強度を安定するための冷却器ユニット72、冷却器ユニット72の冷却器の温度を一定にするための温度コントローラ73から構成されている。
レーザー受光部33は、ファイバーケーブル82を介して測定ガスにより吸収されたレーザー光の強度を測定してその強度からガス濃度を出力させる機能を有し、上記レーザー発生部31から照射されたレーザー光が測定ガスを通過して吸収されたレーザー光を測定して酸素濃度に変換して表示を行なう計測・表示ユニット81を有している。
発信器30から照射する特定波長のレーザー光は、酸素ガスの場合、波長(固有周波数)760〜770nmの範囲から選択される。発信器30から発振されるレーザー光を受光する受信器32としては、図2に示すように反射プリズムを用いる場合もある。77は発信器30から照射され測定ガスを透過して受信器(反射プリズム)32を経てキャッチしたレーザー光を電流に変換して計測・表示ユニット81に出力する検出部である。
そして、この実施例の包装容器のガス濃度測定装置Gでは、レーザー発光部31の先端部31aとレーザー受光部33の先端部33a間の離隔距離が一定距離に保持された状態で、レーザー発光部31の先端部31aとレーザー受光部33の先端部33aを包装容器Hにそれぞれ当接させることで、順次測定される包装容器Hの、レーザー発光部31とレーザー受光部33間における包装容器Hの測定距離Wが一定に保持されて包装容器H内の特定ガスの濃度が測定されるように構成されている。これにより、レーザー発光部31とレーザー受光部33間における被測定物の距離の変動がなくなり、測定精度を高めることができる。
この実施例のレーザー発光部31の先端部31aとレーザー受光部33の先端部33aは、相対的に接近及び離隔可能に構成されている。具体的には、この実施例のレーザー発光部31は、シリンダーベース34に固定されており、シリンダーベース34の下方にはシリンダー35が配置され、このシリンダー35によって、シリンダーベース34およびレーザー発光部31の先端部31aが図1中、左右に往復運動可能に構成されている。他方、この実施例のレーザー受光部33は、シリンダーベース36に固定されており、シリンダーベース36の下方にはシリンダー37が配置され、このシリンダー37によって、シリンダーベース36およびレーザー受光部33の先端部33aが図1中、左右に往復運動可能に構成されている。
そして、この実施例のレーザー発光部31の先端部31aとレーザー受光部33の先端部33aは、上記のように、シリンダー35およびシリンダー37の作用により相対的に接近及び離隔可能に構成されており、これらの作用により、レーザー発光部31の先端部31aとレーザー受光部33の先端部33a間の離隔距離は、設定された一定距離に保持可能に構成されている。ただし、本発明の包装容器のガス濃度測定装置はこれに限定されるものではなく、レーザー発光部の先端部とレーザー受光部の先端部の配置位置が固定されていることにより、レーザー発光部の先端部とレーザー受光部の先端部間の離隔距離が一定距離に保持されるものでもよい。
また、レーザー発光部31とレーザー受光部33の先端面は開口しており、レーザー発光部31とレーザー受光部33のレーザー経路31b,33b内は、包装容器Hに当接後にレーザー照射前には真空雰囲気下となるように吸引機構(図示しない)が設けられていることが好ましい。さらに、レーザー経路31b,33bに、流量調整弁(図示しない)、流量計(図示しない)を介して窒素ガスを充填したタンク(図示しない)を取り付けて、窒素ガスを供給することにより、レーザー経路31b,33b内の残存酸素率をほぼ0%として測定精度をより高めるようにしてもよい。
対となる挟持体38,39は、レーザー発光部31の先端部31aとレーザー受光部33の先端部33aを包装容器Hにそれぞれ当接させるためのものであり、この実施例では、図1に示すように、レーザー発光部31またはレーザー受光部33の下方であって包装容器Hの両側にそれぞれ配されている。挟持体39は、シリンダー40により図1中左右方向に往復動可能に構成されており、挟持体39が図1中左方向に移動すると、包装容器Hの底部付近の両側が挟持体38,39により挟圧され、この作用に伴って包装容器Hの上部が左右方向に膨張し、レーザー発光部31の先端部31aとレーザー受光部33の先端部33aがそれぞれ包装容器Hに当接するように構成されている。
上記のように、レーザー発光部31の先端部31aとレーザー受光部33の先端部33a間の離隔距離が一定距離に保持された状態で、対となる挟持体38,39により包装容器Hを挟圧することにより、レーザー発光部31の先端部31aとレーザー受光部33の先端部33aが包装容器Hにそれぞれ当接するため、順次測定される包装容器Hのレーザー発光部31とレーザー受光部33間における包装容器Hの測定距離が一定に保持される。これにより、レーザー発光部31とレーザー受光33部間における被測定物の距離の変動がなくなり測定精度を向上させることができる。ただし、本発明の包装容器のガス濃度測定装置はこれに限定されるものではなく、包装容器Hを挟圧する対となる挟持体38,39を有さず、レーザー発光部31とレーザー受光部33が相対的に接近及び離隔可能に構成され、順次測定される包装容器Hに対して、レーザー発光部31の先端部31aとレーザー受光部33の先端部33a間の距離が一定距離となるように両者が接近することにより、レーザー発光部31の先端部31aとレーザー受光部33の先端部33aが包装容器Hにそれぞれ当接するように構成されたものでもよい。
つぎに、本発明のガス濃度測定装置の他の実施例について説明する。
この実施例のガス濃度測定装置は、被包装物を充填しガス置換して包装された包装容器H内の特定ガスの濃度を順次測定するガス濃度測定装置であって、特定波長のレーザー光を照射する発信器30を有するレーザー発生部31と、発信器30から発振されるレーザー光を受光する受信器32を有するレーザー受光部33とを備え、レーザー発生部31とレーザー受光部33とが包装容器Hの両側に対向して配されるレーザー式ガス濃度計Mを有し、レーザー発光部31とレーザー受光部33は相対的に接近及び離隔可能に構成されており、順次測定される包装容器Hに対して、レーザー発光部31の先端部31aとレーザー受光部33の先端部33aを包装容器Hにそれぞれ当接させた状態で、レーザー発光部31の先端部31aとレーザー受光部33の先端部33a間の離隔距離を測定し、当該離隔距離における測定値から基準となる一定距離に換算した数値を算出して補正することにより包装容器H内の特定ガスの濃度が測定されるように構成されていることを特徴とする包装容器のガス濃度測定装置である。前述したガス濃度測定装置Gと同一構成部分については同一符号を付し説明を省略する。
この実施例のガス濃度測定装置と前述したガス濃度測定装置Gとの相違点は、ガス濃度測定装置Gでは、レーザー発光部31の先端部31aとレーザー受光部33の先端部33a間の離隔距離が一定距離に保持された状態で、レーザー発光部33の先端部31aとレーザー受光部33の先端部33aを包装容器Hにそれぞれ当接させるが、この実施例では、順次測定される包装容器Hが搬送されてくるたびに、被測定物(包装容器H)の異なる幅(w)に応じて、レーザー発光部31の先端部31aとレーザー受光部33の先端部33aを移動させて包装容器Hに当接させる。そして、この状態でレーザー発光部31の先端部31aとレーザー受光部33の先端部33a間の離隔距離を測定し、当該離隔距離における測定値から基準となる一定距離に換算した数値を算出して補正することにより包装容器H内の特定ガスの濃度が測定されるように構成されている。なお、被測定物(包装容器H)の異なる幅(w)に対応したレーザー発光部31とレーザー受光部33の移動は、位置センサなどにより被測定物(包装容器H)の異なる幅(w)を検出し、その検出値に基づいてレーザー発光部31とレーザー受光部33を往復動させる方法やサーボモータを使用する方法などが好適である。
具体的には、この実施例では、レーザー発光部31の先端部31aとレーザー受光部33の先端部33a間の離隔距離は、例えばシリンダー35,37によるレーザー発光部31の先端部31aとレーザー受光部33の先端部33aの移動距離あるいは移動後(当接後)のレーザー光の長さなどを基にして算出され、離隔距離:測定値=基準となる一定距離:ガス濃度X(換算して補正された数値)から、ガス濃度X(ガス濃度X=測定値×基準となる一定距離/離隔距離)の正しい数値が求められ表示されるように構成されている。これにより、包装容器Hによってレーザー発生部31とレーザー受光部33間における被測定物(包装容器H)の幅(w)が異なる場合でも、異なったままガス濃度を高精度で測定することができるように構成されている。
つぎに、本発明の包装容器のガス濃度測定装置を備えた包装機の一実施例について説明する。
この実施例の包装機Pは、図1または図3に示すように、ロータリー式ガス充填包装機である。この包装機Pは、給袋工程(1)、賞味期限等の印字工程(2)、包装袋の開口工程(3)、被包装物の充填工程(4)、押込み工程(5)、ノズル挿入及び仮付けシール工程(6)、ガス置換・モミホグシ工程(7)〜(13)、トップシール工程(14)、シール冷却・ガス置換検知工程(15)、製品取出し工程(16)の16工程を経て製品(例えばレトルト食品)を量産する包装機である。
この包装機Pの機台51上には、縦向きの間欠回転軸(図示しない)を回転自由に支持したスタンド53を設け、その間欠回転軸に取り付けた円盤状回転体(移動体)52には、包装容器である包装袋Hを掴着又は釈放するための16個のグリップ対gが等角度間隔で放射方向に突出するように設けられている。図1中、符号41はシール装置である。そして、包装容器のガス濃度測定装置Gは、シール冷却・ガス置換検知工程(15)に配置されている。
この実施例の包装機Pは、移動体(円盤状回転体)52を間欠回転駆動させるロータリー式包装機であるが、本発明の包装機はこれに限定されるものではなく、公知の直線移動方式(トラック方式)の包装機でもよい。直線移動方式の給袋包装機とは、例えば直線部とその両端の半円形部からなる環状通路を水平移動する移動体に多数のグリップ対を直立姿勢または水平姿勢に変換自在に設け、給袋工程で供給される包装袋を各グリップ対に支持して当該包装袋を開口工程、充填工程、袋口のシール工程等の各工程に間欠停止させて被包装物の袋詰めを行うようにした構造のものをいう。
また、本発明の包装機は、シート状のフィルムを製袋しつつ被包装物を当該袋内に充填包装する縦ピロー包装機であってもよく、包装機の製品排出経路に包装容器のガス濃度測定装置Gが配置されたものであってよい。
さらに、本発明の包装機は、シート状のフィルムを製袋しつつ被包装物を当該袋内に充填包装する横ピロー包装機であってもよく、包装機の製品排出経路であるコンベアの上方に包装容器のガス濃度測定装置Gが配置されたものであってよい。
さらに、本発明の包装機は、飲料等を瓶iに充填包装する瓶詰め包装機であってもよく、縦向き状態の瓶iを通過させるコンベアの上方であって製品排出路付近に包装容器のガス濃度測定装置Gが配置されたものであってよい。
つぎに、本発明の包装機におけるガス濃度測定方法の一実施例について説明する。
この実施例の包装機におけるガス濃度測定方法は、被包装物を充填しガス置換して包装された包装容器H内の特定ガスの濃度を測定装置(レーザー式ガス濃度計M)により順次測定する包装機Pにおけるガス濃度測定方法であって、測定装置(レーザー式ガス濃度計M)は、特定波長のレーザー光を照射する発信器30を有するレーザー発生部31と、発信器30から発振されるレーザー光を受光する受信器32を有するレーザー受光部33とを備え、レーザー発生部31とレーザー受光部33とが包装容器Hの両側に対向して配されるレーザー式ガス濃度計Mを用い、包装容器H内に被包装物を充填して不活性ガスによるガス置換を行い開口部をシールした後において、レーザー発光部31の先端部31aとレーザー受光部33の先端部33a間の離隔距離が一定距離に保持された状態で、レーザー発光部31の先端部31aとレーザー受光部33の先端部33aを包装容器Hにそれぞれ当接させることで、順次測定される包装容器Hのレーザー発光部31とレーザー受光部33間における包装容器Hの測定距離が一定に保持されて包装容器H内の特定ガスの濃度が測定されることを特徴とする包装機におけるガス濃度測定方法である。以下、この実施例の包装機におけるガス濃度測定方法を説明するが、前述した包装容器のガス濃度測定装置Gと同一構成部分については同一符号を付し説明を省略する。
この実施例の包装機におけるガス濃度測定方法では、包装機Pのグリップ対gにより包装容器Hの上部両側が支持されて垂直姿勢を保持した状態で、配置位置が固定されているレーザー発光部31の先端部31aとレーザー受光部33の先端部33a間に包装容器Hが間欠的に搬送されてくるたびに、挟持体39が図1中左方向に移動するため、包装容器Hの底部付近の両側が挟持体38,39により挟圧される。この作用に伴って包装容器Hの上部が左右方向に膨張し、レーザー発光部31の先端部31aとレーザー受光部33の先端部33aがそれぞれ包装容器Hに当接することでレーザー発光部31とレーザー受光部33間における包装容器Hの測定距離が一定に保持される。その状態でレーザー式ガス濃度計Mにより酸素濃度を測定することにより、順次搬送されてくる包装容器Hに対して、レーザー発光部31とレーザー受光部32間における被測定物の距離の変動がなくなることから、測定精度を高めることができる。
なお、本発明の包装機におけるガス濃度測定方法はこれに限定されるものではなく、順次測定される前記包装容器に対して、レーザー発光部の先端部とレーザー受光部の先端部間の距離が一定距離となるように接近することにより、レーザー発光部の先端部と前記レーザー受光部の先端部が前記包装容器にそれぞれ当接する工程を有していてもよい。
さらに、本発明の包装機におけるガス濃度測定方法の他の実施例について説明する。
この実施例の包装機におけるガス濃度測定方法は、被包装物を充填しガス置換して包装された包装容器H内の特定ガスの濃度を測定装置(レーザー式ガス濃度計M)により順次測定する包装機におけるガス濃度測定方法であって、測定装置(レーザー式ガス濃度計M)は、特定波長のレーザー光を照射する発信器30を有するレーザー発生部31と、発信器30から発振されるレーザー光を受光する受信器32を有するレーザー受光部33とを備え、レーザー発生部31とレーザー受光部33とが包装容器Hの両側に対向して配されるレーザー式ガス濃度計Mを用い、包装容器H内に被包装物を充填して不活性ガスによるガス置換を行い開口部をシールした後において、順次測定される包装容器Hに対して、レーザー発光部31の先端部31aとレーザー受光部33の先端部33aを包装容器Hにそれぞれ当接させた状態で、レーザー発光部31の先端部31aとレーザー受光部33の先端部33a間の離隔距離を測定し、当該離隔距離における測定値から基準となる一定距離に換算した数値を算出して補正することにより前記包装容器内の特定ガスの濃度が測定されることを特徴とする包装機におけるガス濃度測定方法である。以下、この実施例の包装機におけるガス濃度測定方法を説明するが、前述した包装容器のガス濃度測定装置Gと同一構成部分については同一符号を付し説明を省略する。
この実施例の包装機におけるガス濃度測定方法では、包装機Pのグリップ対gにより包装容器Hの上部両側が支持されて垂直姿勢を保持した状態で、レーザー発光部31の先端部31aとレーザー受光部33の先端部33a間に包装容器Hが間欠的に搬送されてくるたびに、被測定物(包装容器H)の異なる幅(w)に応じて、レーザー発光部31の先端部31aとレーザー受光部33の先端部33aがシリンダー35,37の作用により移動して包装容器Hに当接する。そして、この状態でレーザー発光部31の先端部31aとレーザー受光部33の先端部33a間の離隔距離を測定し、当該離隔距離における測定値から基準となる一定距離に換算した数値を算出して補正することにより包装容器H内の特定ガスの濃度が測定される。
具体的には、レーザー発光部31の先端部31aとレーザー受光部33の先端部33a間の離隔距離は、例えばシリンダー35,37によるレーザー発光部31の先端部31aとレーザー受光部33の先端部33aの移動距離あるいは移動後(当接後)のレーザー光の長さなどを基にして算出され、離隔距離:測定値=基準となる一定距離:ガス濃度X(換算して補正された数値)から、ガス濃度X(ガス濃度X=測定値×基準となる一定距離/離隔距離)の正しい数値が求められ表示されるように構成されている。これにより、包装容器Hによってレーザー発生部31とレーザー受光部33間における被測定物(包装容器H)の幅(w)が異なる場合でも、異なったままガス濃度を高精度で測定することができるように構成されている。なお、被測定物(包装容器H)の異なる幅(w)に対応したレーザー発光部31とレーザー受光部33の移動は、位置センサなどにより被測定物(包装容器H)の異なる幅(w)を検出し、その検出値に基づいてレーザー発光部31とレーザー受光部33を往復動させる方法やサーボモータを使用する方法などが好適である。
G 包装容器のガス濃度測定装置
M レーザー式ガス濃度計
P 包装機
H 包装容器
g グリップ対
30 発信器
31 レーザー発信部
31a レーザー発光部の先端部
32 受信器
33 レーザー受信部
33a レーザー受光部の先端部
34 シリンダーベース
35 シリンダー
36 シリンダーベース
37 シリンダー
38,39 対となる挟持体
40 シリンダー
41 シール装置
51 機台
52 円盤状回転体(移動体)
53 スタンド

Claims (10)

  1. 被包装物を充填しガス置換して包装された包装容器内の特定ガスの濃度を順次測定するガス濃度測定装置であって、
    特定波長のレーザー光を照射する発信器を有するレーザー発生部と、前記発信器から発振されるレーザー光を受光する受信器を有するレーザー受光部とを備え、前記レーザー発生部と前記レーザー受光部とが前記包装容器の両側に対向して配されるレーザー式ガス濃度計を有し、
    前記レーザー発光部の先端部と前記レーザー受光部の先端部間の離隔距離が一定距離に保持された状態で、前記レーザー発光部の先端部と前記レーザー受光部の先端部を前記包装容器にそれぞれ当接させることで、順次測定される前記包装容器の前記レーザー発光部と前記レーザー受光部間における前記包装容器の測定距離が一定に保持されて前記包装容器内の特定ガスの濃度が測定されるように構成されていることを特徴とする包装容器のガス濃度測定装置。
  2. 前記包装容器のガス濃度測定装置は、前記包装容器の両側に配された対となる挟持体を有し、前記レーザー発光部の先端部と前記レーザー受光部の先端部間の離隔距離が一定距離に保持された状態で、前記対となる挟持体により前記包装容器を挟圧することにより、前記レーザー発光部の先端部と前記レーザー受光部の先端部が前記包装容器にそれぞれ当接するように構成されている請求項1に記載の包装容器のガス濃度測定装置。
  3. 前記レーザー発光部と前記レーザー受光部は相対的に接近及び離隔可能に構成されており、順次測定される前記包装容器に対して、前記レーザー発光部の先端部と前記レーザー受光部の先端部間の距離が一定距離となるように接近することにより、前記レーザー発光部の先端部と前記レーザー受光部の先端部が前記包装容器にそれぞれ当接するように構成されている請求項1に記載の包装容器のガス濃度測定装置。
  4. 被包装物を充填しガス置換して包装された包装容器内の特定ガスの濃度を順次測定するガス濃度測定装置であって、
    特定波長のレーザー光を照射する発信器を有するレーザー発生部と、前記発信器から発振されるレーザー光を受光する受信器を有するレーザー受光部とを備え、前記レーザー発生部と前記レーザー受光部とが前記包装容器の両側に対向して配されるレーザー式ガス濃度計を有し、
    前記レーザー発光部と前記前記レーザー受光部は相対的に接近及び離隔可能に構成されており、順次測定される前記包装容器に対して、前記レーザー発光部の先端部と前記レーザー受光部の先端部を前記包装容器にそれぞれ当接させた状態で、前記レーザー発光部の先端部と前記レーザー受光部の先端部間の離隔距離を測定し、当該離隔距離における測定値から基準となる一定距離に換算した数値を算出して補正することにより前記包装容器内の特定ガスの濃度が測定されるように構成されていることを特徴とする包装容器のガス濃度測定装置。
  5. 前記包装容器は、包装袋、瓶または樹脂容器である請求項1ないし4のいずれかに記載の包装容器のガス濃度測定装置。
  6. 前記請求項1ないし5のいずれかに記載の包装容器のガス濃度測定装置を備えていることを特徴とする包装機。
  7. 被包装物を充填しガス置換して包装された包装容器内の特定ガスの濃度を測定装置により順次測定する包装機におけるガス濃度測定方法であって、
    前記測定装置は、特定波長のレーザー光を照射する発信器を有するレーザー発生部と、前記発信器から発振されるレーザー光を受光する受信器を有するレーザー受光部とを備え、前記レーザー発生部と前記レーザー受光部とが前記包装容器の両側に対向して配されるレーザー式ガス濃度計を用い、
    前記包装容器内に被包装物を充填して不活性ガスによるガス置換を行い開口部をシールした後において、前記レーザー発光部の先端部と前記レーザー受光部の先端部間の離隔距離が一定距離に保持された状態で、前記レーザー発光部の先端部と前記レーザー受光部の先端部を前記包装容器にそれぞれ当接させることで、順次測定される前記包装容器の前記レーザー発光部と前記レーザー受光部間における前記包装容器の測定距離が一定に保持されて前記包装容器内の特定ガスの濃度が測定されることを特徴とする包装機におけるガス濃度測定方法。
  8. 前記包装機におけるガス濃度測定方法は、順次測定される前記包装容器に対して、前記レーザー発光部の先端部と前記レーザー受光部の先端部間の離隔距離が一定距離に保持された状態で、前記包装容器の両側に配された対となる挟持体によって前記包装容器が挟圧されることにより、前記レーザー発光部の先端部と前記レーザー受光部の先端部が前記包装容器にそれぞれ当接される工程を有する請求項7に記載の包装機におけるガス濃度測定方法。
  9. 前記包装機におけるガス濃度測定方法は、順次測定される前記包装容器に対して、前記レーザー発光部の先端部と前記レーザー受光部の先端部間の距離が一定距離となるように接近することにより、前記レーザー発光部の先端部と前記レーザー受光部の先端部が前記包装容器にそれぞれ当接する工程を有する請求項7に記載の包装機におけるガス濃度測定方法。
  10. 被包装物を充填しガス置換して包装された包装容器内の特定ガスの濃度を測定装置により順次測定する包装機におけるガス濃度測定方法であって、
    前記測定装置は、特定波長のレーザー光を照射する発信器を有するレーザー発生部と、前記発信器から発振されるレーザー光を受光する受信器を有するレーザー受光部とを備え、前記レーザー発生部と前記レーザー受光部とが前記包装容器の両側に対向して配されるレーザー式ガス濃度計を用い、
    前記包装容器内に被包装物を充填して不活性ガスによるガス置換を行い開口部をシールした後において、順次測定される前記包装容器に対して、前記レーザー発光部の先端部と前記レーザー受光部の先端部を前記包装容器にそれぞれ当接させた状態で、前記レーザー発光部の先端部と前記レーザー受光部の先端部間の離隔距離を測定し、当該離隔距離における測定値から基準となる一定距離に換算した数値を算出して補正することにより前記包装容器内の特定ガスの濃度が測定されることを特徴とする包装機におけるガス濃度測定方法。
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