JP2021066399A - 椅子のキャスターユニット、および椅子 - Google Patents

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健太 塩澤
Kenta Shiozawa
健太 塩澤
大亮 和氣
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大亮 和氣
友海 青山
Tomomi Aoyama
友海 青山
健太郎 ▲つる▼崎
健太郎 ▲つる▼崎
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Abstract

【課題】破損しにくい構造でありつつ、破損等した場合であっても容易に交換が可能とする。【解決手段】椅子の接地箇所に設けられて椅子を移動可能とするキャスターであって、キャスター1はユニット化されており、接地箇所のキャスター取付部48の凹部49に嵌合させて組み込み可能であり、キャスター1のユニットをキャスター取付部48の凹部49に組み込んだときに、キャスター取付部48がキャスターユニットよりオーバーハングしている。【選択図】図2

Description

本発明は、 椅子のキャスターユニット、および椅子に関するものである。
従来より、椅子の脚下端の接地部にキャスターを取り付けて、移動できるようにした椅子は多数存在する(特許文献1)。この種の椅子は、一般には、脚から床面に向けて突出する比較的大型の頑丈なキャスターを備えている。
一方、最近のオフィス用の椅子においては、デザイン性が重視されており、キャスターなどの構造物は極力見せないような設計が求められている。
キャスター部分を外観に露出させないものとしては、従来から、カバー等によりキャスター部分を覆って外観に露出させない椅子が存在する(特許文献2)。
また、戸車のように脚部に車輪を埋め込んで外観に表れないように取り付けたものもある(特許文献3)。このキャスターは、脚パイプの端部に嵌め込まれる脚端キャップの下面となる外部突出閉鎖部の左右幅方向の中央部に、脚パイプの車輪用開口部に連続して長方形状となるように切り欠かれた車輪用切欠部が設けられており、車輪用切欠部に車輪を収めた状態で車軸を通すことによって脚端キャップに車輪を組み込み、脚端キャップを脚パイプに嵌め込んで固定することにより、キャスターを脚部に内蔵するようにしている。
特開2005−73790号公報 特開平10−230703号公報 特開2002−330837号公報
しかしながら、特許文献2のような隠蔽構造では、キャスターこそ見えないが、大きなカバーの存在がそのものがデザイン性を損なう要因となる。
また、特許文献3記載のキャスター構造のように、脚パイプに脚端キャップを利用して車輪等のキャスター機能を組み込んだ場合、破損等により交換が必要な場合、脚パイプから脚端キャップを含めて取り外し、交換する必要があり煩雑な作業となる。
さらに、特許文献3記載のキャスター構造のように、車軸と直交する方向の一方向・前後方向(回転方向)にしか移動できないことから、動きに制約を受け不便である上に、横からの衝撃を受けた際に壊れ易い。
このことから、椅子の接地部に単独で取付可能なキャスターの小型化が求められる。ところが、キャスターの車輪や車軸等の支持構造の構成を小型化すればするほど、破損等しやすくなり耐久性に劣る問題が伴う。特に椅子の場合は、動かす頻度が高い(つまり、座ったり立ったりする都度に動いている)ため、他の家具に比べて破損等の問題が起こり易く、横からの荷重・衝撃を受ける可能性も高い。
そこで、椅子のキャスターに対して、小型化しながらも、耐久性に富み壊れにくい構造とすること、また仮に壊れたとしても交換が容易な構造であることが求められる。
本発明は、かかる要望に応えるものであり、椅子の脚部に取り付けるキャスター部において、破損しにくい構造でありつつ、破損等した場合であっても容易に交換が可能な椅子のキャスター構造を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、本発明にかかる椅子のキャスターユニットは、椅子の接地箇所に設けられて椅子を移動可能とするキャスターであって、キャスターはユニット化されており、接地箇所のキャスター取付部の凹部に嵌合させて組み込み可能であり、キャスターユニットをキャスター取付部の凹部に組み込んだときに、キャスター取付部がキャスターユニットよりオーバーハングしている。
ここで、キャスターユニットは、車輪、車軸、前記車軸を支持するキャスター支持部、キャスター支持部を旋回可能に収容する外側部より構成され、外側部がキャスター取付部の凹部に嵌合させて取付られていることが好ましい。
また、キャスターユニットは、キャスター支持部と外側部との間にスラストベアリングを介在させて回転可能であることが好ましい。
また、キャスター支持部の底面は、少なくとも周縁部が中心に向かって漸次迫り出すR形状を成していることが好ましい。
また、外側部の外周面には、キャスター取付部の凹部に圧入可能とするリブが設けられていることが好ましい。
また、外側部の外周面には、キャスター取付部の凹部に設けた係合用凹部または係合用凸部と係合する、係合用凸部または係合用凹部が設けられていることが好ましい。
また、外側部からは径方向外側に突出する尾部を備え、該尾部をキャスター取付部にねじ止めすることでキャスター取付部に固定可能であることを特徴とする請求項1から6のいずれか1つに記載の椅子のキャスターユニット。
また、スラストベアリングはキャスター支持部と外側部との軸方向に対向する面の間に環状に配置された多数の鋼球によって構成されていることが好ましい。
また、キャスター取付部の凹部の天井面には、スラストベアリングの鋼球が配置された位置と重なる位置に環状のリブを備え、車輪に加わる力がキャスター支持部と鋼球と外側部とを介して前記リブで受け止められることが好ましい。
さらに、請求項1から9のいずれか1つに記載のキャスターユニットを、椅子の接地箇所のキャスター取付部の凹部に嵌合させて取り付け、移動できるようにした椅子であることが好ましい。
請求項1記載の椅子のキャスターユニットによれば、キャスターはユニット化されており、接地箇所のキャスター取付部の凹部に嵌合させて組み込み可能であり、キャスターユニットをキャスター取付部の凹部に組み込んだときに、キャスター取付部がキャスターユニットよりオーバーハングしているので、キャスターそのものが小型化により強度が弱くなったとしても、キャスターに直接衝撃が加わらない、破損しにくい構造にできる。
また、キャスターはユニット化されており、接地箇所のキャスター取付部の凹部に嵌合させて組み込む構造であるため、間接的にでも衝撃が加わり破損した場合に、簡単に交換可能である。
本発明の椅子のキャスターユニットを適用した椅子の一実施形態を斜め上正面から見て示す斜視図である。 同椅子の斜め下正面から見て示す斜視図である。 背肘部材のシェルだけを残した状態の椅子の斜め上正面から見て示す斜視図である。 背肘部材の一実施形態を後方から見て示す分解斜視図である。 背肘部材の一実施形態を前方から見て示す分解斜視図である。 背肘部材のシェルの一実施形態を斜め上前方から見て示す斜視図である。 背肘部材の取付部とファスナーを収容する溝の一実施形態を斜め下後方から見て示す斜視図である。 背肘部材の張地の端末の処理の一実施形態を斜め下後方から見て示す斜視図である。 座と背肘部材とメッキング機構との関係を示す斜め上前方から見て示す斜視図である。 ロッキング機構の一実施形態を示す斜視図である。 ロッキング機構の分解斜視図である。 ロッキング機構の中央アームの一実施形態を示す斜視図である。 ロッキング機構の左右両端のアームの一実施形態を示す斜視図である。 椅子の接地箇所のキャスター取付部の凹部の一実施形態を示す下から見た斜視図である。 本発明の椅子のキャスターユニットの一実施形態を示す斜視図である。 同キャスターユニットの上から見た分解斜視図である。 同キャスターユニットの下から見た分解斜視図である。 同キャスターユニットのカバーの斜視図である。 同キャスターユニットの中央縦断面図である。 本発明の椅子のキャスターユニットを適用した椅子の他の実施形態を示す斜視図である。
以下、本発明の構成を図面に示す実施形態に基づいて詳細に説明する。尚、本明細書において、前後左右の方向は着座者を中心に定められており、「前あるいは前方」とは肘掛け,座及び背凭れのそれぞれにおいて椅子及び当該椅子の座に座った着座者にとっての前あるいは前向きであり、「後あるいは後方」とは同様に椅子及び着座者にとっての後あるいは後向きである。また、前後方向と水平面内において直交する方向が肘掛け,座及び背凭れのそれぞれにおいて着座者にとっての左右方向であり、椅子の幅方向である。さらに、「上」及び「下」は肘掛け,座及び背凭れのそれぞれにおいて椅子及び着座者にとっての上及び下であり、鉛直面内の上と下である。
図1〜図19に本発明のキャスターユニットを適用した椅子の一実施形態を示す。この椅子は、例えば、キャスター1を有する脚2と、該脚2に支えられるメインフレーム3と、該メインフレーム3に載せられる座4と、メインフレーム3に対して揺動可能に支持されている背肘一体の背肘部材5とを有する。
背肘部材5は、本実施形態の場合、背凭れ部6と肘掛け部7とが一体に形成されたものであり、メインフレーム3(ひいては座4)に対して後傾可能(ロッキング可能)に取り付けられている。この背肘部材5の両端、換言すれば、肘掛け部7の下端には、図4〜図7に示すように、内側(座下)に向けて潜り込むように延出されて取付部11が備えられている。この取付部11は、背肘部材5をメインフレーム3のロッキング機構24に取り付けるための横断面コ形の座であり、ロッキング機構24の左右のアーム27,28に取り付けられる当て金28a,28bが嵌まり込む凹部12が下向きに開口するように形成されている。
本実施形態の背肘部材5は、例えば図5及び図6に示すように、構造材としてのシェル8と、シェル8の内側を覆うクッション材例えばモールドウレタン9と、シェル8の外側を覆う薄いクッション材例えばスラブウレタン10と、これらをくるむ袋状の張地(図5及び図6では図示省略)とで構成された総くるみ構造とされている。
ここで、シェル8の内側を覆うモールドウレタン(着座者の身体に接する側のクッション材)9は、比較的柔らかい背凭れ部分9aと、比較的硬めの肘掛け部分9bとに分けて成形され、例えばタッカー止めなどで接合されて一体化されている。ここで、スラブウレタン10は、シェル8の曲面板8dの外側の面(肘掛け部7の下端付近)に、他方、モールドウレタン9は、シェル8の内側のリブ8cの上にそれぞれ貼り付けられて固定され、取付部11との境界付近まで設けられている。尚、モールドウレタン9には、シェル8の上辺であるフランジ8aの上に被さる庇9cがはみ出るように設けられ、シェル8の縁が着座者の身体に直に接することがないように配慮されている。
張地15は、例えば図8に示すように、前張地16と裏張地17とを縫製とファスナー18とで繋いで袋状に構成してクッション材(モールドウレタン9,スラブウレタン10)の外側からくるむようにしたものであり、シェル8の下辺であるフランジ8bの構造物の内側の縁即ち背凭れの下端縁から肘掛け部7の内側の側面の縁にかけてファスナー18が配置され、端から端まで即ち左右の座固定金具から背凭れ部6の下縁部を横切るように設けられている。このファスナー18のスライダーは、ファスナー18を閉じた状態(エレメントを噛み合わせた状態)で除去される。
シェル8は、背凭れおよび肘掛けの構造材としての強度を有する素材並びに構造が採用されている。例えば、図6に示すように、ポリプロピレンなどで背凭れ部分6と肘掛け部分7とが射出成形によって一体成形されている。シェル8は、曲面板8dの内側をリブ8cで補強したシェル構造を成し、周縁にリブ8cと同じ高さのフランジ8a,8bを形成して前後方向に厚みを有する構造物として構成されている。
このシェル8の着座者の身体が当たりにくい箇所、例えば肘掛け部7から取付部11までにかけての背面側(裏側)には、ファスナー18が収まる程度の浅い溝13が設けられている。この溝13は、肘掛け部7の背面側の領域のファスナー18を収めて、ファスナー18の部分が出っ張らないようにすると共に張地15のずれを防ぐ。本実施形態の場合、少なくとも肘掛け部7から取付部11にかけて溝13を設けているが、これに特に限られず、例えば左右の肘掛け部7から背凭れ部6の下辺8bの全周に渡って溝13を設けるようにしても良い。ここで、モールドウレタン9には、シェル8の上辺であるフランジ8aの上に被さる庇9cがはみ出るように設けられているが、シェル8の下辺であるフランジ8b側に被さる庇は設けられておらず、シェル8の下辺であるフランジ8bにはモールドウレタン9もスラブウレタン10も当てられていない。したがって、溝13及びその周辺のフランジ8bには、モールドウレタン9もスラブウレタン10も存在せず、ファスナー18及びその周辺の張地15が直に当てられる。
即ち、シェル8の上辺のフランジ8aは、背凭れ部6では上辺であるが、肘掛け部7において前方へ下りながら前端で鉛直方向に落ちてから取付部11で水平方向内側に延びる。背凭れ部6の下辺のフランジ8bも同様に、肘掛け部7において鉛直方向に落ちてから取付部で水平方向内側に延びる。したがって、袋状の張地には、肘掛け部7で捻りが掛かり易く、特に下辺に配置されるファスナー18には、背凭れ部6の下辺の両端付近から取付部にかけて、前方へ湾曲しながら垂直方向下へ向かいながらさらに取付部で内側へ向けて水平方向に延びるように変化するため、肘掛け部7から取付部にかけて総くるみの張地に対する捻り・ずれが生じる力がかかり易い。そこで、ファスナー18が位置するシェルの下辺のうち、少なくとも肘掛け部7から取付部にかけて、ファスナー18が嵌まり込む浅い溝13が形成され、この溝に沿ってファスナー18部分が収まり、位置ずれを起こしたり、ファスナー18が周囲の張地よりも出っ張らないように配慮されている。
袋状の張地の端部には、図8に示すように、取付部の凹みに収められるマチ(襠)19を有している。この襠19は、取付部11の凹部12に落とし込まれてから、タッカー21などでシェル8に止めつけられる。襠19は、張地15とは別の布地であり、縫い付けて(縫合箇所20)、凹部12の縁の形が作られている。即ち、袋状の張地15と取付部11の凹部12に落とし込まれる襠19とが予め縫合されて凹部12の縁の形が整形されている。これによって、隅の処理をする際に皺が寄りにくくされている。尚、この襠19は、ロッキング機構24の当て金28R,28Lを下から嵌め込んで固定することで隠される。
他方、座4は、本実施形態の場合、例えば合板の座受け(以下、座板22と呼ぶ)と、モールドウレタン23と、これらをくるむ張地(図示省略)とで構成されている。具体的に、座板22の上にモールドウレタン23を載せ、さらに膜状の張地をかぶせてから座板22の裏側で張地の縁を紐で絞ることにより、くるむようにしている。座板22の裏面側の少なくとも外観として露出する部分には、紐を内側に収めた状態で不織布(図示省略)を上から被せて覆うことが好ましい。
上述の座4および背肘部材5は、脚2の頂部に設けられているメインフレーム3に支持されている。メインフレーム3は、トーションバー25を利用したロッキング機構24を備えている。ロッキング機構24は、メインフレーム3を水平方向に貫通するトーションバー25の鞘管26と、この鞘管26の中を貫通するトーションバー25と、トーションバー25の両端を把持している右端のアーム27Rおよび左端のアーム27Lと、トーションバー25の中央部分を把持している中央アーム29で構成され、中央アーム29と両端のアーム27R,27Lとの間でトーションバー25に捩り力を発生させるようにしている。
鞘管26はメインフレーム3の両側壁の孔30を貫通した状態でメインフレーム3に溶接付けされて、メインフレーム3と一体化されている。この鞘管26の中央部は一部切り欠かれた箇所(以下、切り欠き31と呼ぶ)を利用して、トーションバー25と嵌合する中央アーム29がメインフレーム3に締結具(例えば、ボルト・ナットの組み合わせ)33によって固定されている。例えば、鞘管26の切り欠き31を利用して鞘管26内に中央アーム29を配置して、中央アーム29の角孔32の中にトーションバー25を貫通させるようにして、中央アーム29とトーションバー25とが回転方向に係合するように嵌合させられている。他方、左右端のアーム27R,27Lにも、トーションバー25の捩り方向即ち回転方向に係合する孔例えば角孔32,37を有し、該孔32,37にトーションバー25を貫通させることでトーションバー25と回転方向には固定される。この中央アーム29は、必要に応じて回転させてから、例えば本実施形態では40〜50°程度回転させてトーションバー25に予め捻りを与えながらメインフレーム3に固定されている。尚、図中の符号35は締結具33を通す孔である。
中央アーム29及び本実施形態の場合、矩形断面の4本のトーションバー25が束ねて組み込まれている。したがって、各アーム27R,27L,29には、4本のトーションバー25を束ねた大きさの矩形の孔即ち角孔32,37がそれぞれ設けられている。
トーションバー25の両端の右アーム27Rおよび左アーム27Lには、当て金28R,28Lがねじ止めなどで固着されている。当て金28R,28Lは、取付部11の凹部12に宛がわれるコの字形の例えば鋼材であり、取付部の凹部12に嵌め込まれてねじ止めされることで張地の端末を隠して背肘部材5とロッキング機構24とを固定する。
右アーム27Rおよび左アーム27Lの横には、鞘管26に溶接付けなどで固定されたストッパフレーム39R,39Lが備えられている。このストッパフレーム39R,39Lは、右アーム27Rおよび左アーム27Lのそれぞれの内側(ストッパフレーム39R,39Lに向かった面)に設けられた可動範囲を規制するコ形のストッパ部38の上辺と下辺とに選択的に当接するものであり、右アーム27Rおよび左アーム27Lが下側の設定位置よりも下に回転しようとするときに干渉して回動を阻害する弾性体製の上緩衝材40と、上側の設定位置よりも上に回転しようとするときに干渉して回動を阻害する下緩衝材41とが備えられている。
上緩衝材40及び下緩衝材41は、例えばゴム弾性の頭部を有するピンであり、本実施形態の場合、右アーム27Rおよび左アーム27Lのストッパ部38の上側の辺と下側の辺とにそれぞれ当接するように逆向きに装着されている。そして、コ形のストッパ辺38の上辺と下辺のいずれか一方に、ストッパーフレーム39R,39Lの上面若しくは下面の緩衝部材40,41のいずれか一方が当接するまで回転自在に支持されている。これによって、ストッパピンに当接するまで両端のアームはトーションバーを捻りながら回動(後傾あるいは初期位置に戻る)する。
メインフレーム3の前方と後方とには、座板22を固定するフレーム34が左右に張り出すように設けられている。本実施形態の場合、矩形の箱形のメインフレーム3の前後端にプレート状のフレーム34が横切るように配置されて載せられ、溶接付されている。このフレーム34を合板製の座板22にビス止めすることでメインフレーム3に対して座4が固定されている。
肘掛け部7の下端の左右の取付部11並びにロッキング機構24のアーム27R,27L、ストッパフレーム39R,39Lの下には、これらを覆い隠すカバー部材42が設けられている。このカバー部材42は、当て金28R,28Lの側面の孔43並びにアーム27R,27Lの側面の孔46に爪部材44を係合させることで引っ掛けられて吊り下げられている。
メインフレーム3は、トーションバー25を収める鞘管26と、中央アーム29とを内部に収めるだけであり、かつ中央アーム29も例えばボルト・ナットなどの締結具33を用いて固定されているだけであると共に、例えば後端側の脚支柱を嵌め込む孔36には脚支柱が固定されているだけである。したがって、本実施形態のメインフレーム3は、構造的に薄形とすることができる。
椅子の接地箇所にはキャスター1が備えられ、椅子が移動可能に設けられている。脚羽根47を有する脚2に支持される本実施形態の椅子の場合、放射状に延びる脚羽根47の接地部、例えば脚羽根の先端部分にキャスターを備えて移動可能とされている。尚、脚羽根の基部にはメインフレーム3を支持する脚柱が備えられ、該脚柱を中心に背肘部材5並びに座4が旋回可能に搭載されている。
最近の椅子にはインテリア要素を求める動きがあり、これを満たすため、外観に現れにくいキャスター、例えば脚羽根47に隠れてしまうようなキャスターが求められている。しかし、キャスターユニットを単に厚みを抑えて薄型化しても、コンパクトなキャスターユニットは、強度を確保することが難しく、縦方向(鉛直方向)への荷重や衝撃には耐えられても、横方向からの衝撃には弱いという問題がある。強度を確保するために肉厚を厚くすれば大型化してユニットとしての厚みも厚くなり、車輪も壊れないように厚くすると大型化するため、キャスターユニットの薄型化を実現することは難しい。
そこで、本実施形態のキャスター1は、ユニット化する一方、脚羽根47の接地部に凹部49を設けて、その凹部49にキャスターユニットの大部分を収容することで、キャスターユニットにかかる横からの直撃を回避する構造としている。尚、本実施形態の場合、脚羽根47はアルミダイカスト製としているが、これに特に限られるものでは無く、ガラス繊維強化樹脂製であっても十分な保護能力を有する。
このキャスタ1は、ユニット化された1つの部品として構成され、脚羽根47の先端部分のキャスター取付部48の床面に面した凹部49に嵌め込まれて、車輪(ローラ)58の一部分が僅かに露出するように備えられている。ここで、キャスタ1に対して、周囲のキャスター取付部48は、オーバーハング(つまり、キャスタ1よりも外側に庇のように覆い被さるようにはみ出している)とされている。
キャスター1は、本実施形態の場合、例えばキャスターベース53と、ターンベース54と、キャスターカバー55と、ボール例えば鋼球56と、車軸57及び車輪58とを有している。本実施形態の場合、キャスターベース53と、ターンベース54及びキャスターカバー55は、機械的強度に優れ、かつ耐摩耗性、摺動性に富む樹脂例えばPA6(ナイロン6樹脂)で形成され、車輪58は、ナイロン66樹脂で成形されている。
キャスターベース53の外周面には、キャスター取付部48の凹部49に設けた係合用凹部50(または係合用凸部)と係合する、係合用凸部59(または係合用凹部)が設けられている。本実施形態の場合、キャスターベース53は、ユニットの最外殻に相当するものであり、キャスターベース53の外周側面に形成されている例えば爪状の係合用凸部59を、脚羽根47の凹部49の内周面に形成されている例えば周方向の溝状の係合用凹部50に引っかけると共に、キャスターベース53の尾部61を脚羽根47の雌ねじ52にビス64で止め付けられて固定されている。爪状の係合用凸部59は、キャスターベース53の周側壁面に門形(コ形)のスリットを形成すると共に、該スリットで区画された内側の周側壁面と連続した舌辺の先端に返りを設けたものである。
他方、脚羽根47の凹部49の係合用凹部50は、例えば凹部49の内周壁面に内側壁面よりも小さな曲率半径の帯状の凹みを周方向に形成した溝であり、溝の縁に爪状の係合用凸部59の先端の返り部分を引っ掛けて嵌合状態を固定するようにしている。したがって、キャスターユニット1を凹部49に挿入する際には、係合用凸部59が径方向内側へ弾性変形してへこむことにより、キャスターベース53の凹部49への挿入を可能とする。そして、係合用凸部59がキャスター取付部48の係合用凹部50に達すると、係合用凸部59が復元して係合用凹部50に陥入して嵌まり込むことにより、キャスターベース53が脚羽根47に固定される。
キャスターベース53の外周壁面には径方向外側に向けて突出する尾部61が備えられ、尾部61を脚羽根47の雌ねじ(ボス部)52にビス止めすることで、キャスターベース53の脚羽根47への固定をはかっている。即ち、本実施形態では、係合用凸部59と係合用凹部50との係合による仮固定した上で、尾部61のビス64による止め付けで固定されている。
また、本実施形態では、キャスターベース53の外周壁面には、径方向外側に僅かに突出するリブ60が等間隔に配置されており、キャスター取付部48の凹部49に納める際にわずかに摩擦抵抗となって圧入によっても仮固定されている。
本実施形態のキャスターベース53の外周壁面には、爪状の係合用凸部59とリブ60とを併設しており、双方を用いてキャスター取付部48の凹部49に固定できるように配慮されているが、場合によってはいずれか一方を用いて固定するようにしても良い。例えば、キャスター取付部48の凹部49側にアンダーカットが形成できるものは、爪嵌合(係合用凹凸部50,59の組み合わせ)によって仮固定した上でねじ止めで固定することが好ましく、抜き勾配がない円筒形状の孔などに固定する場合には、リブ60による圧入での嵌合による仮固定とねじ止めが好ましい。爪嵌合あるいはリブ圧入嵌合にて仮止めした上でねじ止めで固定する場合、従来品の嵌合強度不足を解消することができる上に、組立性も向上する。また、どちらの使い方も選択できるようにしておくことは、汎用性が向上する。
また、キャスターベース53の底面には、内周壁に沿って多数の鋼球56を収容する環状の溝62が形成され、ターンベース54の底部の裏面側の環状の溝72との間で多数の鋼球56を挟み付けるようにして、スラストベアリングを構成するように設けられている。尚、キャスターベース53の底面には、環状の溝62の内側にさらに1ないし2以上の尖形の環状のリブ77が形成され、ターンベース54の底部裏面を受け支えて回転させる際の摺動抵抗を軽減させるように配慮されている。また、キャスターベース53の底部裏面には、平坦な環状の座面65が形成されている。
キャスター取付部48の凹部49の天井部分には、サークル状のキャスターユニット受け51がリブ状に突出するように形成されている。このキャスターユニット受け51は、キャスター1のスラストベアリング(鋼球56)が配置される位置に当たる部分であり、キャスター1のスラストベアリングの位置でキャスター1からの負荷を支えるように設けられている。つまり、キャスター1の車輪58→車軸57→ターンベース54(溝72)→スラストベアリング→キャスターベース53(溝62,座面65)→キャスターユニット受け51(即ち、キャスター取付部48)へと負荷が伝達される密着した経路が設けられている。これによって、撓む部分を介在させずに(つまり、部品の変形を招かずに)、荷重をスラストベアリングを介して受け支えることができる。尚、ユニット受け51と尾部61をねじ止めする雌ねじ52を形成した軸部との周囲には、例えば、放射状にリブが配置されて補強されている。
また、キャスターカバー55は、図16に示すように、キャスターユニットの車輪58の後方を被覆する半円状のカバーであり、段差部分から受ける衝撃を緩和するため、周縁部分が丸みのかかった底面(R部76)を成し、段差部分に乗り上げ易い構造とされている。
他方、ターンベース54の前方は、車輪58によって乗り上げるように設けられている。車輪58は、本実施形態の場合、ターンベース54に設けられている軸嵌め部68に圧入することで装着されて固定されるように設けられている。軸嵌め部68は、例えば、隔壁70に設けられており、車軸57の直径とほぼ同じ幅の概ねU形の溝からなり、入り口部分がわずかに広がった斜面の導入部を有すと共に、車軸57の直径よりもわずかに狭い狭隘部を有し、車軸57を圧入により狭隘部を広げて通過させることによりU形の溝の底部に車軸57を固定するようにしている。車軸57は、狭隘部によって溝の入り口側が閉じられて容易に抜け外れないように設けられている。
ターンベース54は、本実施形態の場合、有底円筒状であり、車軸57並びに車輪58を収容する領域と、キャスターカバー55を嵌合させて蓋する領域とを有し、車輪58を露出させるようにしてその周りをキャスターカバー55で蓋するように設けられている。ターンベース54の底部中央には、キャスターベース53と連結するための貫通孔73及びボス部78が設けられている。この貫通孔73は、キャスターベース53の底部中央に設けられた一対の半円状の爪部材63を貫通させて段部79に係合させ、キャスターベース53とターンベース54とを回転可能に連結させるものである。
また、ターンベース54には、本実施形態の場合、車軸57を受け支える軸嵌め部68の間の底部並びに周壁部に車輪58の一部が通過する開口部71が設けられ、キャスターユニットとしてのコンパクト化並びに薄型化に伴う干渉が回避されている。ターンベース54の底部の裏面側には、スラストベアリングを構成する多数の鋼球56を収容する環状の溝72が形成されている。また、ターンベース54の中央には、キャスターベース53の爪部材63を貫通させて周囲のボス部78の内側の段部79と係合させる貫通孔73が形成されている。
他方、ターンベース54のキャスターカバー55を嵌合させる領域には、キャスターカバー55の位置決め用脚部74を嵌合する空間69を仕切ると共にリブを兼ねた壁66が設けられている。この壁66には、キャスターカバー55の返りを有する爪75を係合させる孔67が設けられている。キャスターカバー55は、平面視で半円形の部品であり、その両端に位置決めのための周面の一部を含む脚部74と爪部75とを有する。このキャスターカバー55の外側の底面は、中央部分は平坦であるが、周縁付近が曲面で形成されている。即ち、ターンベース54の底部には、一方の半円部分には車輪58が存在して、他方の半円部分には周縁部分がR部76となった底部が存在する。したがって、車輪58に段差部分などが当たっても、車輪58の回転でこれを乗り上げ、反対のR部76側から段差部分が当たるとR部76で段差を乗り上げ易くなる。これによって、段差部分から受ける衝撃を緩和することができる。
また、ターンベース54はスラストベアリングの介在により、キャスターベース53ひいては脚羽根47に対して旋回する構造を採る。このため、キャスターの車輪58は、進行方向に対して直交する方向に車軸57を配置するように自然に旋回するので、キャスターユニットに横からの衝撃が及ぼすとしても、車輪58あるいはR部76のある方向に衝突することとなる。
以上のように構成されたキャスター1は、薄形化された上に、オーバーハングとなるキャスター取付部48で隠蔽されて外観に露出させない構造とされているので、脚自体を薄くしながらも、キャスター部もカバー等の別部品により隠すのではなく、薄い脚部に収容することで見えない構造とすることができる。しかも、薄形化しているにもかかわらず、その大部分が丈夫な脚羽根47のキャスター取付部48に覆われて保護されているため、壊れにくい。つまり、部品最小化により不足する強度を、別部品例えば脚羽根47の凹部49にユニットの大部分を収めることで、キャスターユニットよりオーバーハングしているキャスター取付部48が横からの衝撃を受け止めことで確保することができる。
また、ターンベース54の旋回により常に一方向を向くので、仮に衝突するとしても曲面があるところに衝突するので、容易に乗り越えることができ、衝撃力が及ぶことがない。即ち、ターンベース54の旋回により車輪58がキャスター1の移動方向と直交する方向に車軸57を配置する方向を向くので、横からの衝撃を与える段差等に対しても、車輪58あるいはターンベース54の底部のR部76が乗り上げることで衝撃を緩和することができるため、衝撃に対して強くなる。車輪58に対して横向きの負荷がかかること無く、常に車輪58の回転方向に負荷がかかるので、キャスター1の破損が起き難い。
また、キャスター1が仮に破損しても、ユニット化されており、なおかつビス止めと軽い圧入により固定されているため、簡単に交換することができる。
さらに、キャスターそのものが小型化された上に、キャスター取付部の凹部に収めてオーバーハング部分で隠蔽されて外観に露出させない構造とされているので、脚自体を薄くしながらも、キャスター部もカバー等の別部品により隠すのではなく、薄い脚部に収容することで見えない構造とすることができる。即ち、デザイン性を向上させうる。
なお、上述の形態は本発明の好適な形態の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。例えば、上述の実施形態では、キャスターユニットは放射状に伸びる脚羽根47を有する椅子の脚部に適用した例を挙げて主に説明したが、これに特に限られるのではなく、あらゆる種類の椅子に適用可能である。具体的には、背凭れや肘掛けがなく、座面と脚のみの椅子(スツール)、例えば図20に示すようなスツール100に用いても良いし、インテリア家具用の椅子に用いても良い。
1 キャスター
2 脚
3 メインフレーム
4 座
5 背肘部材
6 背凭れ部
7 肘掛け部
8 シェル
9 モールドウレタン
10 スラブウレタン
11 取付部
12 取付部の凹部
13 ファスナー用溝
14 雌ねじ
15 張地
16 前張地
17 裏張地
18 ファスナー
19 襠
20 縫合部
21 タッカー
22 座板
23 モールドウレタン
24 ロッキング機構
25 トーションバー
26 鞘管
27 アーム
27R 右アーム
27L 左アーム
28 当て金
29 中央アーム
30 (鞘管用の)貫通孔
31 切り欠き箇所
32 角孔
33 締結具
34 座板を固定するフレーム
35 孔
36 脚支柱を嵌め込む孔
37 角孔
38 ストッパー部
39 ストッパフレーム
39R 右ストッパフレーム
39L 左ストッパフレーム
40 上緩衝材
41 下緩衝材
42 カバー部材
43 係合孔
44 係合爪部
45 締結具を通す長孔
46 アームの孔
47 脚羽根
48 キャスター取付部
49 キャスター取付部の凹部
50 (キャスター取付部の凹部の)係合用凹部
51 キャスターユニット受け
52 雌ねじ
53 キャスターベース
54 ターンベース
55 キャスターカバー
56 鋼球(ボール)
57 車軸
58 車輪
59 (キャスターベースの)係合用凸部
60 (キャスターベースの)リブ
61 尾部
62 鋼球を収容する環状の溝
63 キャスターベースとターンベースとを連結する爪部材
64 ビス
65 平坦な環状の座面
66 キャスターカバーの位置決め用脚部を嵌合する空間を仕切るリブを兼ねた壁
67 キャスターカバーの爪を係合させる孔
68 軸嵌め部
69 キャスターカバーの脚部を挿入する凹部
70 隔壁
71 切り欠き
72 ターンベースの底部の裏面側の環状の溝
73 貫通孔
74 キャスターカバーの位置決め用脚部
75 爪
76 R部
77 リブ
78 ボス部
79 段部
100 スツール

Claims (10)

  1. 椅子の接地箇所に設けられて椅子を移動可能とするキャスターであって、
    前記キャスターはユニット化されており、前記接地箇所のキャスター取付部の凹部に嵌合させて組み込み可能であり、
    前記キャスターユニットを前記キャスター取付部の凹部に組み込んだときに、前記キャスター取付部が前記キャスターユニットよりオーバーハングしていることを特徴とする
    椅子のキャスターユニット。
  2. 前記キャスターユニットは、車輪、車軸、前記車軸を支持するキャスター支持部、前記キャスター支持部を旋回可能に収容するキャスターベースより構成され、前記キャスターベースが前記キャスター取付部の凹部に嵌合させて取付られていることを特徴とする請求項1記載の椅子のキャスターユニット。
  3. 前記キャスターユニットは、前記キャスター支持部と前記キャスターベースとの間にスラストベアリングを介在させて回転可能であることを特徴とする請求項2記載の椅子のキャスターユニット。
  4. 前記キャスター支持部の底面は、少なくとも周縁部が中心に向かって漸次迫り出すR形状を成していることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の椅子のキャスターユニット。
  5. 前記キャスターベースの外周面には、前記キャスター取付部の凹部に圧入可能とするリブが設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の椅子のキャスターユニット。
  6. 前記キャスターベースの外周面には、前記キャスター取付部の凹部に設けた係合用凹部または係合用凸部と係合する、係合用凸部または係合用凹部が設けられていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載の椅子のキャスターユニット。
  7. 前記キャスターベースからは径方向外側に突出する尾部を備え、該尾部を前記キャスター取付部にねじ止めすることで前記キャスター取付部に固定可能であることを特徴とする請求項1から6のいずれか1つに記載の椅子のキャスターユニット。
  8. 前記スラストベアリングは前記キャスター支持部と前記キャスターベース53との軸方向に対向する面の間に環状に配置された多数の鋼球によって構成されていることを特徴とする請求項3記載の椅子のキャスターユニット。
  9. 前記キャスター取付部の凹部の天井面には、前記スラストベアリングの鋼球56が配置された位置と重なる位置に環状のリブを備え、前記車輪に加わる力が前記キャスター支持部と前記鋼球と前記キャスターベースとを介して前記リブで受け止められることを特徴とする請求項8記載の椅子のキャスターユニット。
  10. 請求項1から9のいずれか1つに記載のキャスターユニットを、椅子の接地箇所のキャスター取付部の凹部に嵌合させて取り付け、移動できるようにした椅子。
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