JP2021065439A - カテーテル - Google Patents

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Abstract

【課題】生体内のみならず、生体外においてもカテーテルの挿入深度が視認可能なマーカを備え、さらに、マーカの剥離およびカテーテルの外径へのマーカの影響を抑制する構成とすること。【解決手段】インナーシャフト1は、軸方向Xに沿った内腔11を有する。アウターシャフト2は、インナーシャフト1を覆うように配置される。コアワイヤ3は、インナーシャフト1とアウターシャフト2との間に、軸方向Xに沿って延設される。マーカ5は、インナーシャフト1とアウターシャフト2との間の所定の部位に設けられる。マーカ5は、インナーシャフト1およびコアワイヤ3を一体的に保持する。【選択図】図2

Description

本開示は、カテーテルに関する。
カテーテルには、生体内におけるカテーテルの位置を把握するためのマーカが設けられているものがある。例えば、特許文献1には、アウターシャフトと、アウターシャフトに挿入されたインナーシャフトとを有し、インナーシャフトの外表面上にあり、アウターシャフトに被覆されたマーカを設けたカテーテルが開示されている。また、特許文献2には、先端部に複数のマーカを備えたカテーテルが開示されている。
国際公開2006/126642 特開2012−5910号公報
特許文献1および2に記載の技術では、マーカは、生体内におけるカテーテルの位置を把握するために使用されているだけであり、カテーテルの挿入深度を体外から目視で確認することはできなかった。
本開示は、生体内のみならず、生体外においてもカテーテルの挿入深度が視認可能なマーカを備え、さらに、マーカの剥離およびカテーテルの外径へのマーカの影響を抑制する構成とするカテーテルを提供することを目的としている。
本開示の一態様に従うカテーテルは、軸方向に沿った内腔を有する第1の中空シャフトと、前記第1の中空シャフトを覆うように配置された第2の中空シャフトと、前記第1の中空シャフトと前記第2の中空シャフトとの間に、前記軸方向に沿って延設されたコアワイヤと、前記第1の中空シャフトと前記第2の中空シャフトとの間の所定の部位に設けられたマーカと、を備え、前記マーカは、前記第1の中空シャフト、前記第2の中空シャフトおよび前記コアワイヤを一体的に保持する。
本発明によれば、生体内のみならず、生体外においてもカテーテルの挿入深度が視認可能なマーカを備え、さらに、マーカの剥離やカテーテルの外径へのマーカの影響を抑制したカテーテルを提供することが可能になる。
本開示の一実施形態のカテーテルの外観を示す概略側面図である。 本開示の一実施形態のカテーテルを示す概略縦断面図である。 図2の領域Aの拡大図である。 図3のIV−IV線に沿った断面図である。 図3のV−V線に沿ったマーカの断面の一例を示す断面図である。 図3のV−V線に沿ったマーカの断面の別の例を示す断面図である。 マーカ5の別の例を示す斜視図である。 マーカ5の別の例を示す斜視図である。 本開示の一実施形態のカテーテルの別の例を示す概略縦断面図である。 本開示の一実施形態のカテーテルの別の例を示す概略縦断面図である。 本開示の一実施形態のカテーテルの別の例を示す概略縦断面図である。 カテーテルの製造方法を説明するための図である。
以下、本開示の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本開示の一実施形態のカテーテルの外観を示す概略側面図である。図2は、本開示の第1の実施形態のカテーテルを示す概略縦断面図である。図3は、図2の領域Aの拡大図である。図4は、図3のIV−IV線に沿った断面図である。
図1〜図4に示すカテーテル100は、インナーシャフト1と、アウターシャフト2と、コアワイヤ3と、ハンドル4と、マーカ5と、先端チップ6とを有する。なお、図1では、コアワイヤ3を省略している。また、以下では、インナーシャフト1の中心軸を長軸、長軸に沿った方向を軸方向Xと呼ぶ。
インナーシャフト1は、中空形状(円筒形状)を有する第1の中空シャフトであり、軸方向Xに沿って貫通する内腔11を有する。インナーシャフト1の基端部は、内腔11がハンドル4の内腔と連通するようにハンドル4と接続される。インナーシャフト1の両端には、内腔11と連通する開口12が形成される。ただし、インナーシャフト1の基端側の開口12は図示していない。
アウターシャフト2は、中空形状を有する第2の中空シャフトであり、軸方向Xに沿って貫通する内腔21を有する。アウターシャフト2は、インナーシャフト1を覆うように配置される。具体的には、アウターシャフト2の内腔21にインナーシャフト1が挿入されている。アウターシャフト2の基端部は、ハンドル4と接続される。アウターシャフト2の両端には、内腔21と連通する開口22が形成される。ただし、アウターシャフト2の基端側の開口22は図示していない。インナーシャフト1およびアウターシャフト2は、同軸上に配置されてもよいし、同軸上に配置されていなくてもよい。
また、アウターシャフト2は、所定の光(電磁波)に対して透過性を有する透過領域を備える。具体的には、アウターシャフト2は、透過領域として、可視光に対して透過性を有する可視光透過領域23と、X線などの所定の放射線に対して透過性を有する放射線透過領域24とを有する。図の例では、可視光透過領域23は、アウターシャフト2の基端部側に設けられ、放射線透過領域24は、アウターシャフト2の先端部側に設けられる。また、可視光透過領域23の先端と放射線透過領域24の基端とが互いに接続されている。
可視光透過領域23は、例えば、ナイロン、ポリエチレンおよびポリイミドなどの樹脂材料で形成することができる。放射線透過領域24は、例えば、ナイロン、ポリエチレンおよびポリウレタンなどの樹脂材料で形成することができる。なお、図1の例では、放射線透過領域24は、可視光に対して不透過性を有していてもよく、可視光に対して透過性を有していても良い。
コアワイヤ3は、インナーシャフト1とアウターシャフト2との間に配置され、インナーシャフト1の軸方向Xに延設されている。具体的には、コアワイヤ3は、アウターシャフト2の内腔21内における、インナーシャフト1の外側に設けられる。コアワイヤ3の数は、特に限定されない。図では、コアワイヤ3は、2本示されているが、1本でもよいし、3本以上あってもよい。コアワイヤ3の横断面形状は、図では、略円形であるが、楕円形などの他の形状でもよい。コアワイヤ3の基端部はハンドル4と接続される。
ハンドル4は、カテーテル100を使用する術者がカテーテル100を把持して操作する部材である。ハンドル4は、インナーシャフト1、アウターシャフト2およびコアワイヤ3の基端部と接続される。ハンドル4の構成および形状は、特に限定されない。
マーカ5は、生体内におけるカテーテルの位置を把握するための部材である。マーカ5は、インナーシャフト1とアウターシャフト2との間の所定の部位に設けられる。具体的には、マーカ5は、アウターシャフト2の内腔21内における、インナーシャフト1の外側に設けられる。また、マーカ5は、アウターシャフト2の可視光透過領域23と対向する位置および放射線透過領域24と対向する位置のそれぞれに設けられる。図の例では、マーカ5は、可視光透過領域23と対向する位置および放射線透過領域24と対向する位置のそれぞれに、2つずつ設けられているが、マーカの数および配置は、この例に限定されない。
マーカ5は、対向する位置のアウターシャフト2が透過性を有する光に対して不透過性を有する。具体的には、可視光透過領域23と対向するマーカ5である第1のマーカ51は、可視光に対して不透過性を有し、放射線透過領域24と対向するマーカ5である第2のマーカ52は、放射線に対して不透過性を有する。第1のマーカ51は、例えば、可視光に対して透過性を有していれば樹脂材料を所定の色で着色したものでもよい。第2のマーカ52は、例えば、タングステンや白金、銀、金などの放射線に対して不透過性を有する金属で形成されていてもよく、樹脂材料に硫酸バリウムやタングステン粉末などのような放射線に対して不透過性を有する材料を含有させて形成されていてもよい。
また、マーカ5は、インナーシャフト1とコアワイヤ3とを一体的に保持する。コアワイヤ3が複数ある場合、マーカ5は、少なくとも1つのコアワイヤ3とインナーシャフト1とを一体的に保持すればよい。また、マーカ5は、例えば、環状の部材で形成され、インナーシャフト1とコアワイヤ3の所定の部位を覆うように形成される。また、マーカ5は、アウターシャフト2と局所的に固着されてもよい。マーカ5とアウターシャフト2とを固着させる方法は、特に限定されないが、例えば、溶着または接着剤による接着などである。
図5は、図3のV−V線に沿ったマーカ5の断面の一例を示す断面図であり、図6は、図3のV−V線に沿ったマーカ5の断面の別の例を示す断面図である。図5および図6の例では、マーカ5の外周面には、環状の溝形状からなるスリット55が形成されている。スリット55は、図に示したように複数あってもよい。また、スリット55は、マーカ5がインナーシャフト1の先端側に向かって疎(低体積)となるように設けられてもよい。図5の例では、インナーシャフト1の先端側に向かってスリット55の幅を広くすることで、マーカ5を先端側に向かって疎としている。また、図6の例では、スリット55を形成する密度を軸方向の先端側に向かって低くすることで、マーカ5を先端側に向かって疎としている。
図7および図8は、マーカ5の別の例を示す斜視図である。図7の例では、マーカ5の外周面に、環状のスリット55の代わりに、螺旋状の溝形状からなるスリット56が形成されている。また、図8の例では、マーカ5は、コイル状に形成されている。この場合、例えば、マーカ5を形成するコイルのピッチPを軸方向の先端側に向かって長くすることで、マーカ5を形成するコイルの巻密度を軸方向の先端側に向かって低くして、マーカ5を先端側に向かって疎としてもよい。
先端チップ6は、カテーテル100の先端部に設けられる。具体的には、先端チップ6の基端は、アウターシャフト2の先端部と接続され、先端チップ6の先端はインナーシャフト1の先端部と接続される。先端チップ6は、軸方向に沿って貫通する内腔61を有し、かつ、先端部が先端側に向かって略尖鋭形状となるように形成される。
カテーテル100の先端部の構成は、上記の例に限らない。例えば、先端チップ6はなくてもよい。また、カテーテル100の先端部には、バルーンが接続されてもよい。つまり、カテーテル100をバルーンカテーテルとしてもよい。
図9は、カテーテル100をバルーンカテーテルとした場合における、カテーテル100を示す概略縦断面図である。図9に示すカテーテル100は、図1に示した構成に対して、先端チップ6を除き、かつ、インナーシャフト7、バルーン8および先端チップ9を加えた構成を有する。
インナーシャフト7は、中空形状を有する第3の中空シャフトであり、軸方向Xに沿って貫通する内腔71を有する。インナーシャフト7は、インナーシャフト1とアウターシャフト2との間に配置され、アウターシャフト2の軸方向Xにおける中途部からアウターシャフト2の先端部まで延設される。アウターシャフト2の両端には、内腔71と連通する開口72が形成される。インナーシャフト7の基端部は、アウターシャフト2の軸方向Xにおける中途部と接続され、内腔71の基端側の開口72がアウターシャフト2の外部に面するように配置される。なお、インナーシャフト7は、複数あってもよい。
バルーン8は、先端がインナーシャフト1および7の先端に接合され、基端がアウターシャフト2と接合され、アウターシャフト2から露出されたインナーシャフト1および7の少なくとも一部を覆うように配置される。バルーン8は、拡縮可能な部材であり、内部に拡張媒体(例えば、拡張液または空気)が注入されることで膨らむ。
先端チップ9は、インナーシャフト1および7の先端部と接続される。先端チップ9は、軸方向に沿って貫通する内腔91を有し、かつ、先端部が先端側に向かって略尖鋭形状となるように形成される。先端チップ9の内腔91は、インナーシャフト1および7の内腔11および71と連通される。
なお、図では、マーカ5は、インナーシャフト7の基端部側の開口72よりも基端側に設けられているが、開口72よりも先端側に設けられてもよい。この場合、開口72よりも先端側に設けられたマーカ5は、インナーシャフト1および7とコアワイヤ3とを一体的に保持してもよい。
また、カテーテル100は、インナーシャフト7を備え、かつ、バルーン8を備えない構成でもよいし、バルーン8を備え、かつ、インナーシャフト7を備えない構成でもよい。
図10は、インナーシャフト7を備え、かつ、バルーン8を備えていないカテーテル100の一例を示す概略縦断面図である。図10に示すカテーテル100は、図9に示した構成に対して、バルーン8および先端チップ9を除き、先端チップ6aを加えた構成を有する。
先端チップ6aは、カテーテル100の先端部に設けられる。具体的には、先端チップ6の基端は、アウターシャフト2の先端部と接続され、先端チップ6aの先端はインナーシャフト1および7の先端部と接続される。インナーシャフト1および7の少なくとも一方の先端は、先端チップ6aから露出してもよい。先端チップ6aは、軸方向に沿って貫通する内腔61aを有し、かつ、先端部が先端側に向かって略尖鋭形状となるように形成される。
図11は、バルーン8を備え、かつ、インナーシャフト7を備えていないカテーテル100の一例を示す概略縦断面図である。図11に示すカテーテル100は、図9に示した構成に対して、インナーシャフト7および先端チップ9を除き、先端チップ9aを加えた構成を有する。
バルーン8は、図11の例では、先端がインナーシャフト1の先端に接合され、基端がアウターシャフト2と接合され、アウターシャフト2から露出されたインナーシャフト1の少なくとも一部を覆うように配置される。
先端チップ9aは、インナーシャフト1の先端部と接続される。先端チップ9は、軸方向に沿って貫通する内腔91aを有し、かつ、先端部が先端側に向かって略尖鋭形状となるように形成される。先端チップ9aの内腔91aは、インナーシャフト1の内腔11と連通される。
図12は、カテーテル100の製造方法、特に、マーカ5が形成された箇所の製造方法の一例を説明するための図である。なお、図12は、各工程a〜fにおける、図2の領域Aに対応する部分(右図)と、右図のIX−IX線に沿った断面図(左図)とを示している。
先ず、樹脂で形成された中空形状のチューブをインナーシャフト1として用意し、インナーシャフト1に芯金101を挿入する。芯金101を挿入したインナーシャフト1とコアワイヤ3とを熱収縮チューブ102に挿通させる(工程a)
続いて、熱収縮チューブ102に熱を加えることで熱収縮チューブ102を収縮させ、熱収縮チューブ102によってインナーシャフト1とコアワイヤ3とを仮止めする(工程b)。
その後、所定の光に対する不透過性を有する追加チューブ103にインナーシャフト1およびコアワイヤ3と挿通させ、追加チューブ103を熱収縮チューブ102に被せる(工程c)
そして、金型を用いて、追加チューブ103をインナーシャフト1およびコアワイヤ3に固着させて、インナーシャフト1およびコアワイヤ3を一体的に保持するマーカ5として形成する(工程d)。
さらに、マーカ5で保持されたインナーシャフト1およびコアワイヤ3をアウターシャフト2に挿入する(工程e)。
最後に、インナーシャフト1から芯金101を引き抜く(工程f)。
上記の製造方法は単なる一例であって、この例に限定されるものではない。例えば、工程a〜cを省き、インナーシャフト1およびコアワイヤ3を追加チューブ103に直接挿通させ、その後、工程dに移行して、追加チューブ103をインナーシャフト1およびコアワイヤ3に固着させてもよい。
以上説明したように本実施形態によれば、カテーテル100は、軸方向Xに沿った内腔11を有するインナーシャフト1と、インナーシャフト1を覆うように配置されたアウターシャフト2と、インナーシャフト1とアウターシャフト2との間に、軸方向Xに沿って延設されたコアワイヤ3と、インナーシャフト1とアウターシャフト2との間の所定の部位に設けられたマーカ5と、を備え、マーカ5は、インナーシャフト1およびコアワイヤ3を一体的に保持する。
したがって、マーカ5により、生体内のみならず、生体外においてもカテーテル100の挿入深度が視認可能となり、さらに、マーカ5の剥離およびカテーテル100の外径へのマーカ5の影響を抑制する構成とすることが可能となる。また、マーカ5をインナーシャフト1とコアワイヤ3との捻じれを抑制する部材として利用することが可能になるため、マーカ5を有効利用することが可能になる。
また、本実施形態では、マーカ5は、環状である。このため、インナーシャフト1およびコアワイヤ3を一体的に保持するマーカ5を容易に作成することが可能になる。
また、本実施形態では、マーカ5の外周部には、環状または螺旋状のスリット55が形成されている。このため、マーカ5が形成された箇所の曲がりやすさを確保することが可能になる。
また、本実施形態では、マーカ5は、インナーシャフト1の先端側に向かって疎である。このため、マーカ5の基端部側よりも先端部側を曲がりやすくすることが可能になるため、カテーテル100の操作性を高くすることが可能になる。
また、本実施形態では、マーカ5は、アウターシャフト2と固着されている。このため、マーカ5が形成された箇所の剛性を高くすることが可能になる。
また、本実施形態では、アウターシャフト2は、可視光に対して透過性を有する可視光透過領域23を所定の部位に備え、マーカ5は、可視光に対して不透過性を有する第1のマーカ51を含む。このため、目視によりマーカ5を確認することができるため、生体内に挿入したカテーテル100の長さを把握することが可能になる。
また、本実施形態では、アウターシャフト2は、放射線に対して透過性を有する放射線透過領域24を所定の部位に備え、マーカ5は、放射線に対して不透過性を有する第2のマーカ52を含む。このため、放射線を用いてマーカ5を確認することができるため、生体内のカテーテル100の位置を把握することが可能になる。
また、本実施形態では、インナーシャフト1とアウターシャフト2との間に、軸方向Xに沿った内腔を有し、軸方向Xに沿って延設されたインナーシャフト7を有する。このため、インナーシャフトを複数備えたカテーテル100においても、マーカを有効利用することが可能になる。
また、本実施形態では、アウターシャフト2の先端に接合されたバルーン8を有する。このため、バルーン8を有するカテーテル100においても、マーカを有効利用することが可能になる。
上述した本開示の実施形態は、本開示の説明のための例示であり、本開示の範囲をそれらの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。当業者は、本発明の範囲を逸脱することなしに、他の様々な態様で本発明を実施することができる。
1:インナーシャフト、2:アウターシャフト、3:コアワイヤ、4ハンドル、5:マーカ、6〜6a:先端チップ、7:インナーシャフト、8:バルーン、9〜9a:先端チップ、11:内腔、12:開口、21:内腔、22:開口、23:可視光透過領域、24:放射線透過領域、51:第1のマーカ、52:第2のマーカ、55〜56:スリット、61〜61a:内腔、71:内腔、72:開口、91〜91a:内腔、100:カテーテル

Claims (9)

  1. 軸方向に沿った内腔を有する第1の中空シャフトと、
    前記第1の中空シャフトを覆うように配置された第2の中空シャフトと、
    前記第1の中空シャフトと前記第2の中空シャフトとの間に、前記軸方向に沿って延設されたコアワイヤと、
    前記第1の中空シャフトと前記第2の中空シャフトとの間の所定の部位に設けられたマーカと、を備え、
    前記マーカは、前記第1の中空シャフトおよび前記コアワイヤを一体的に保持する、カテーテル。
  2. 前記マーカは、環状である、請求項1に記載のカテーテル。
  3. 前記マーカの外周部には、環状または螺旋状のスリットが形成されている、請求項2に記載のカテーテル。
  4. 前記マーカは、前記第1の中空シャフトの先端側に向かって疎である、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のカテーテル。
  5. 前記マーカは、前記第2の中空シャフトと固着されている、請求項1ないし4のいずれか1項に記載のカテーテル。
  6. 前記第2の中空シャフトは、可視光に対して透過性を有する可視光透過領域を前記所定の部位に備え、
    前記マーカは、可視光に対して不透過性を有する第1のマーカを含む、請求項1ないし5のいずれか1項に記載のカテーテル。
  7. 前記第2の中空シャフトは、放射線に対して透過性を有する放射線透過領域を前記所定の部位に備え、
    前記マーカは、放射線に対して不透過性を有する第2のマーカを含む、請求項1ないし6のいずれか1項に記載のカテーテル。
  8. 前記第1の中空シャフトと前記第2の中空シャフトとの間に、前記軸方向に沿った内腔を有し、前記軸方向に沿って延設された第3の中空シャフトを有する、請求項1ないし7のいずれか1項に記載のカテーテル。
  9. 前記第2の中空シャフトの先端に接合されたバルーンを有する、請求項1ないし8のいずれか1項に記載のカテーテル。

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