JP2016101194A - カテーテル - Google Patents

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Abstract

【課題】柔軟性に優れるとともに、閉塞部や狭窄部などへの進入性等に優れ、かつ、先端チップと本体部との境界部での断裂が効果的に防止されるカテーテルを提供する。【解決手段】金属線21から構成された中空の筒状本体部2、及び前記筒状本体部2の金属線21を溶融させることで前記筒状本体部2の先端に形成された中空の先端チップ3を備える、カテーテル1。【選択図】図1

Description

本発明は、カテーテルに関するものである。より詳細には、硬い病変部等を通過させるのに適したカテーテルに関するものである。
従来から、血管等の生体の管腔内の治療の際にカテーテルが用いられている。例えば、血管等の管腔内に閉塞部、狭窄部等が生じた場合、カテーテルを通過させることで閉塞部、狭窄部等を貫通させ、機能を回復させることが行われている。このようなカテーテルには、血管等の管腔内を目的部位まで進めるために柔軟性が必要とされる一方で、閉塞部、狭窄部等の内側にカテーテルを通過させるために、カテーテルの先端は、閉塞部や狭窄部などへの進入性、剛性等に優れていることも必要とされる。
本体部の柔軟性及び先端の剛性の両方に優れたカテーテルとして、金属製の先端チップを有するカテーテルが知られている。例えば、特許文献1には、可撓性を有する筒状の本体部の先端に、筒状の金属製の先端チップを取り付けた、骨髄腔内に挿入される骨内用カテーテルが開示されている。
しかしながら、閉塞部、狭窄部等の硬い病変部にカテーテルを進入させる際は、カテーテルの先端が閉塞部、狭窄部等に接触して動き難くなっている状態で、カテーテルを回転させたり、カテーテルを進退させたりするため、カテーテル先端には捻られる力が加えられる。そうすると、従来のように、本体部に別部材である先端チップを取り付けたカテーテルでは、捻られる力が大きくなると、本体部と先端チップとの間の境界部で断裂が生じ易くなるという問題がある。
特開2007−244492号公報
本発明は、柔軟性に優れるとともに、閉塞部や狭窄部などへの進入性等に優れ、かつ、先端チップと本体部との境界部での断裂が効果的に防止されるカテーテルを提供することを目的とする。
本発明のカテーテルは、金属線から構成された中空の筒状本体部、及び筒状本体部の金属線を溶融させることで筒状本体部の先端に形成された中空の先端チップを備えることを特徴とする。
上記筒状本体部は、長手方向の中心軸の周りに、上記金属線が螺旋状に巻回されてなるのが好ましい。
また、上記筒状本体部は、長手方向の中心軸の周りに、複数条の上記金属線が螺旋状に巻回されてなるのがより好ましい。
本発明のカテーテルは、金属線から構成された中空の筒状本体部、及び筒状本体部の金属線を溶融させることで筒状本体部の先端に形成された中空の先端チップを備えているので、先端チップと筒状本体部との一体性に非常に優れており、先端チップと筒状本体部との境界部での断裂が効果的に防止される。また、カテーテルの先端部における柔軟性を損なうこともない。
上記筒状本体部が、長手方向の中心軸の周りに、金属線が螺旋状に巻回された構成を有する場合は、筒状本体部は非常に優れた柔軟性を有する。そうすると、金属チップと筒状本体部との柔軟性の差が大きくなるので、金属チップと筒状本体部を別部材で構成した従来のカテーテルでは、金属チップと筒状本体部との間で断裂がより生じ易くなるが、本発明においては、金属チップと筒状本体部との一体性に非常に優れているので、これらの間での断裂がより効果的に防止される。
また、上記筒状本体部が、長手方向の中心軸の周りに、複数条の金属線が螺旋状に巻回された構成を有する場合は、筒状本体部はさらにより優れた柔軟性を有する。この場合であっても、本発明においては、金属チップと筒状本体部との一体性に非常に優れているので、これらの間での断裂がより効果的に防止される。加えて、筒状本体部の最先端に位置する金属線の端部の数が複数となり、先端チップの形成時に溶融により接合される金属線が増えるので、先端チップが容易に、かつ、より確実に形成される。
本発明のカテーテルの第1の形態を示す正面図である。 図1のカテーテルの先端部を示す断面図である。 本発明のカテーテルの第2の形態の先端部を示す断面図である。 本発明のカテーテルの第3の形態を示す正面図である。 図4のカテーテルの先端部を示す断面図である。 本発明のカテーテルの第4の形態の先端部を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。図面において、図示左側が体内に挿入される先端側、右側が、体内には挿入されず体外に露出したままとされ、医師等の手技者によって操作される後端側である。なお、これらの図面は、理解を容易にするため、寸法を誇張して図示している。
図1及び図2は、本発明の第1の形態を示す図である。図1は、第1の形態のカテーテルを示す正面図であり、図2は、図1の第1の形態のカテーテルの先端部を示す断面図である。
第1の形態のカテーテル1は、中空の筒状本体部2を備え、かつ、筒状本体部2の先端に先端チップ3が形成されている。また、体内には挿入されない筒状本体部2の基端には、一般的にはコネクタ4が接続されている。
カテーテル1は、血管等の体内の管腔内に挿入して用いられるものであり、一般的には600mm〜1500mmの長さ及び0.5mm〜1.5mmの直径を有するとともに、基端から先端まで貫通するルーメン11を有している。ルーメン11内には、治療の際にカテーテル1と併用されるガイドワイヤ、他のカテーテル等が挿通可能とされている。
筒状本体部2は、カテーテル1の長手方向に延びる中空の長尺体である。図1では、筒状本体部2はカテーテル1の略全長に亘って延びているが、少なくともカテーテル1の先端側が筒状本体部2で構成されていればよく、例えば、カテーテル1の先端側を筒状本体部2で構成し、筒状本体部2の基端側に別の筒状体を接続した構成としてもよい。
筒状本体部2は、金属線21が、長手方向の中心軸Xの周りに、螺旋状に巻回されてなる。図1では、金属線21が先端に向かって左巻きの螺旋状に巻回されて筒状本体部2とされているが、先端に向かって右巻きの螺旋状に巻回されていてもよい。また、金属線21は、図1に示すように、隣り合う金属線21同士の間に隙間を有さない密巻きとされているのが好ましいが、筒状本体部2の形態を保持できる範囲内で、隣り合う金属線21同士の間に隙間を有する疎巻きとされていてもよく、密巻き部と疎巻き部とを部分的に有する構成であってもよい。
さらに、カテーテルを構成する筒状本体部としての機能を損なわなければ、筒状本体部2は金属線が螺旋状に巻回された構成でなくてもよい。例えば、金属線からなる編組等で筒状本体部2を構成してもよい。
金属線21は、金属から構成された長尺の線状体である。金属線21を構成する金属としては、ステンレス鋼、白金、タングステン等が挙げられる。また、金属線21の形状としては、その断面形状が円形、楕円形、矩形等のものが挙げられる。
筒状本体部2を構成する金属線21は、1条であっても、複数条であってもよい。また、金属線21は、全て同じ材料から構成されていてもよく、異なる材料から構成された金属線を組み合わせて用いてもよい。例えば、ステンレス鋼からなる金属線だけから筒状本体部2が構成されていてもよいし、ステンレス鋼からなる放射線透過性の金属線と、白金やタングステンからなる放射線不透過性の金属線とが組み合わされて筒状本体部2が構成されていてもよい。
図1の第1の形態の筒状本体部2は、ステンレス鋼からなり、断面形状が円形の1本の金属線21が、隣り合う金属線21同士の間に隙間を有さないように、密巻きに螺旋状に巻回されてなる。
先端チップ3は、筒状本体部2を構成する金属線21を溶融させた後、固化させることで、筒状本体部2の先端に形成されている。
先端チップ3は、筒状本体部2とは別部材ではなく、筒状本体部2を構成する金属線21を溶融させることで形成されているので、先端チップ3は金属線21と同じ材料で構成され、かつ、別部材の表面同士を接合するのではなく、元々は同じ部材であることから、先端チップ3と筒状本体部2とは一体性に非常に優れている。従って、先端チップ3と筒状本体部2との境界部での断裂が効果的に防止される。
先端チップ3は、筒状本体部2の先端に、ルーメン11を塞がないように形成されている。先端チップ3は、カテーテル1の最先端から長手方向の基端側に向かって形成されているが、その長さLは、下限は0.2mmが好ましく、上限は10mmが好ましい。先端チップ3の長さをこの範囲とすることで、カテーテル1の先端部は、閉塞部、狭窄部等への優れた進入性と、優れた剛性とを有し、かつ、カテーテル1の先端部における柔軟性が損なわれることもない。さらに、従来のように別部材を取り付ける場合は、作業性、接合強度等を確保するために、先端チップの長さが長くなってしまうが、第1の形態の先端チップ3は、金属線21の溶融により先端チップ3が形成されるので、必要以上に先端チップが長くなることがなく、カテーテル1の先端部における柔軟性を損なうことがない。
先端チップ3を形成する方法としては、例えば、芯金の周りに金属線21を巻回させて、芯金の周りに筒状本体部2を形成し、筒状本体部2の先端をレーザの照射等により加熱して金属線21を所望の範囲に亘って溶融させた後、自然冷却又は強制冷却により、固化した先端チップ3を形成し、最後に芯金を取り除く方法が挙げられる。先端チップ3は、研磨等により形状が整えられてもよい。
上記のように、加熱にレーザ照射を用いることで、溶融させる金属線21の領域が容易に調整可能である。また、先端チップ3を形成する際に芯金を用いることで、カテーテル1のルーメン11が金属線21の溶融金属によりルーメン11が塞がれることがなく、確実に先端チップ3を形成することができる。
コネクタ4は、必要に応じて、従来から種々のカテーテルの基端に接続されているものが取り付けられる。コネクタ4の開口から、ルーメン11内に、治療の際にカテーテル1と併用されるガイドワイヤ、他のカテーテル等が導入される。
筒状本体部2及び先端チップ3は、各々その外面、内面又は外面と内面との両方に、樹脂のコーティングを有していてもよい。コーティングは全面に施されていても、部分的に施されていてもよい。コーティングを形成する場合は、先端チップ3を形成した後にコーティングを行う。そうすることで、筒状本体部2と先端チップ3との一体性を、コーティングを構成する樹脂により損なうことがない。
コーティングを構成する樹脂としては、ポリテトラフルオロエチレン、ポリアミド、ポリビニルピロリドン等が挙げられる。
カテーテル1は、血管等の管腔内に予め導入されたガイドワイヤをルーメン11内に挿通し、ガイドワイヤ等に沿って管腔内に導入した後、閉塞部、狭窄部等の目的部位に到達するまで管腔内を進められる。目的部位に到達した後、カテーテル1の先端、即ち先端チップ3を閉塞部、狭窄部等に接触させ、カテーテル1を回転させたり、進退させたりすることにより、先端チップ3を閉塞部、狭窄部等に進入させる。さらに、カテーテル1を回転させたり、進退させたりすることを繰り返し、閉塞部、狭窄部等の内側にカテーテル1を通過させる。これにより、閉塞部、狭窄部が貫通され、血管等の機能が回復される。また、必要に応じて、バルーンカテーテル、ステント等の併用デバイスがルーメン11内を通して目的部位に導入され、処置が行われる。その後、カテーテル1は体外に引き出される。
図3は、本発明の第2の形態のカテーテルの先端部を示す断面図である。
第2の形態のカテーテル10は、先端チップ30の形状が、第1の形態とは異なっている。それ以外は第1の形態と同じ構成を有しているので、図面においても同様の符号で示している。
第2の形態のカテーテル10は、第1の形態と同じ中空の筒状本体部2を備え、かつ、筒状本体部2の先端に先端チップ30が形成されている。
先端チップ30は、第1の形態の先端チップ3と同様に、筒状本体部2を構成する金属線21を溶融させた後、固化させることで、筒状本体部2の先端に形成されている。
先端チップ30は、その先端側の外周面に、研磨等によりテーパ面301が形成されている。テーパ面301が設けられていることにより、先端チップ30の外径が最先端に向かうほど小さく縮径されるので、先端チップ30の閉塞部、狭窄部等への進入性がより優れたものとなる。
図4及び図5は、本発明の第3の形態を示す図である。図4は、第3の形態のカテーテルを示す正面図であり、図5は、図4の第3の形態のカテーテルの先端部を示す断面図である。
第3の形態のカテーテル5は、中空の筒状本体部6を備え、かつ、筒状本体部6の先端に先端チップ7が形成されている。また、体内には挿入されない筒状本体部6の基端には、第1の形態と同様に、一般的にはコネクタ4が接続されている。
筒状本体部6は、構成する金属線の本数が第1の形態の筒状本体部2と異なる以外は、筒状本体部2と同様である。
筒状本体部6は、ステンレス鋼からなり、断面形状が円形の6条の金属線61(611、612、613、614、615、616)が、長手方向の中心軸Yの周りに、先端に向かって右巻きの螺旋状に密巻きに巻回されてなる。なお、金属線61は、先端に向かって左巻きの螺旋状に巻回されていてもよく、また、疎巻き部を有していてもよい。
図4では、6条の金属線611、612、613、614、615、616が用いられているが、これに限られるものではなく、複数条であればよい。複数条の金属線61を用いることで、得られる筒状本体部6の柔軟性がより優れたものとなる。一方、筒状本体部6の柔軟性が向上すると、溶融された金属線からなる硬い金属チップ7との柔軟性の差が大きくなり、境界部に応力が集中し易くなるため、金属チップと筒状本体部とを別部材で構成した従来のカテーテルでは、金属チップと筒状本体部との間で断裂がより生じ易くなるが、第3の形態においては、金属チップ7と筒状本体部6との一体性が非常に優れているので、これらの間での断裂がより効果的に防止される。複数条の金属線61の本数の下限は、好ましくは2条であり、より好ましくは6条であり、さらにより好ましくは10条である。また、複数条の金属線61の本数の上限は、好ましくは30条であり、より好ましくは20条である。最も好ましくは、複数条の金属線61の本数は10〜20条である。これらの範囲の本数の金属線61を用いることで、上記の作用効果をより確実に発現させることができる。
先端チップ7は、第1の形態の先端チップ3と同様な方法で、筒状本体部6を構成する金属線61を溶融させた後、固化させることで、筒状本体部6の先端に形成されている。
先端チップ7は、第1の形態と同様に、筒状本体部6との一体性に非常に優れており、先端チップ3と筒状本体部2との境界部での断裂が効果的に防止される。加えて、筒状本体部6が複数条の金属線61から構成されることにより、筒状本体部6の最先端に位置する金属線61の端部の数が、用いた本数だけ多くなり、先端チップ7の形成時に溶融により接合される金属線61が増えるので、先端チップ7が容易に、かつ、より確実に形成される。
図6は、本発明の第4の形態のカテーテルの先端部を示す断面図である。
第4の形態のカテーテル50は、先端チップ70の形状が、第3の形態とは異なっている。それ以外は第3の形態と同じ構成を有しているので、図面においても同様の符号で示している。
第4の形態のカテーテル50は、第3の形態と同じ中空の筒状本体部6を備え、かつ、筒状本体部6の先端に先端チップ70が形成されている。
先端チップ70は、第3の形態の先端チップ7と同様に、筒状本体部6を構成する金属線61を溶融させた後、固化させることで、筒状本体部6の先端に形成されている。
先端チップ70は、その先端側の外周面に、研磨等によりテーパ面701が形成されている。テーパ面701が設けられることにより、先端チップ30の外径が最先端に向かうほど小さく縮径されるので、先端チップ70の閉塞部、狭窄部等への進入性がより優れたものとなる。
また、先端チップ70は、第3の形態の先端チップ7よりも長く形成されている。先端チップ70の長さは、カテーテルの先端部の柔軟性を損なわない範囲で適宜調整してよいが、長く形成することで、テーパ面701が形成し易くなり、先端チップ70の閉塞部、狭窄部等への進入性をより確実に向上させることができる。
1、10、5、50・・・カテーテル
11・・・ルーメン
2、6・・・筒状本体部
21、61、611、612、613、614、615、616・・・金属線
3、30、7、70・・・先端チップ
301、701・・・テーパ面
4・・・コネクタ

Claims (3)

  1. 金属線から構成された中空の筒状本体部、及び
    前記筒状本体部の金属線を溶融させることで前記筒状本体部の先端に形成された中空の先端チップを備える、
    カテーテル。
  2. 前記筒状本体部は、長手方向の中心軸の周りに、前記金属線が螺旋状に巻回されてなる、請求項1に記載のカテーテル。
  3. 前記筒状本体部は、長手方向の中心軸の周りに、複数条の前記金属線が巻回されてなる、請求項2に記載のカテーテル。
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