JP2021063907A - 光源装置および投写型表示装置 - Google Patents

光源装置および投写型表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】青、緑、赤のレーザー光源を用いて、投写画像におけるスペックルノイズや微小な輝度むらを解消しつつ、小型で高効率な光源装置と、その光源装置を用いた投写型表示装置を提供する。【解決手段】本開示の光源装置は、青30、緑26、赤色レーザー光源22と、青、緑、赤色レーザー光源からの直線偏光の青、緑、赤色レーザー光を偏光分離及び合成する偏光ビームスプリッタ35と、偏光ビームスプリッタ35を透過する光を円偏光に変換する位相差板37と、位相差板37を透過した青、緑、赤色レーザー光を拡散する動的拡散板41と、動的拡散板41で拡散されたレーザー光を反射する第一の反射素子42と、偏光ビームスプリッタ35で反射する光を反射する第二の反射素子43と、を備えている。【選択図】図1

Description

本開示は、画像形成素子に形成される画像を照明光で照射し、投写レンズによりスクリーン上に拡大投写する投写型表示装置に関する。
ミラー偏向型のデジタル・マイクロミラー・デバイス(DMD)や液晶パネルなどの画像形成素子を用いた投写型表示装置の光源として、長寿命である半導体レーザーや発光ダイオードなどの固体光源を用いた光源装置が多数開示されている。その中で、青、緑、赤色のレーザー光源を用いた広色域で高効率な光源装置が開示されている(特許文献1参照)。
可干渉性の高いレーザー光を用いてスクリーン上に画像を形成した場合、スクリーン上にスペックルノイズを生じる。このスペックルノイズは微細な凹凸を有するスクリーンから反射したレーザー光が干渉し合うことによって生じるランダムな干渉パターンであり、明暗の斑点模様として観察される。
従来の光源装置は、青色、緑色、赤色のレーザー光源と、レーザー光源からの集光光を合成する小型なダイクロイックミラーと、透過型の回転拡散板と回転拡散板の前に配置した拡散板により、スペックルノイズと微小な輝度むらを解消しつつ、小型な光源装置を構成するものである。
特開2019−40177号公報
本開示は、青、緑、赤のレーザー光源を用いて、投写画像におけるスペックルノイズや微小な輝度むらを解消しつつ、小型で高効率な光源装置と、その光源装置を用いた投写型表示装置を提供する。
本開示の光源装置は、青、緑、赤色レーザー光源と、青、緑、赤色レーザー光源からの直線偏光の青、緑、赤色レーザー光を偏光分離及び合成する偏光ビームスプリッタと、偏光ビームスプリッタを透過する光を円偏光に変換する位相差板と、位相差板を透過した青、緑、赤色レーザー光を拡散する動的拡散板と、動的拡散板で拡散されたレーザー光を反射する第一の反射素子と、偏光ビームスプリッタで反射する光を反射する第二の反射素子と、を備えている。
本開示によれば、投写画像におけるスペックルノイズを解消しつつ、広色域で小型、高効率な光源装置を提供できる。さらに、スペックルノイズを解消した広色域で、小型、高効率な投写型表示装置が実現できる。
本開示の実施の形態1における光源装置の構成図 実施の形態1における偏光ビームスプリッタの分光特性を示す図 実施の形態1における偏光ビームスプリッタの入射角に対する分光特性を示す図 第一の反射素子における光線図 本開示の実施の形態2における投写型表示装置の構成図 本開示の実施の形態3における投写型表示装置の構成図
以下、本開示を実施するための形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は本開示の実施の形態1にかかる光源装置の構成図である。
光源装置44は複数の緑色半導体レーザー素子を配置した緑色半導体レーザー基板20とコリメートレンズアレイ21からなる緑色レーザー光源22と、複数の赤色半導体レーザー素子を配置した赤色半導体レーザー基板24とコリメートレンズアレイ25からなる赤色レーザー光源26と、複数の青色半導体レーザー素子を配置した青色半導体レーザー基板28とコリメートレンズアレイ29からなる青色レーザー光源30とを備える。緑色レーザー光源22には放熱板23が、赤色レーザー光源26には放熱板27が、青色レーザー光源30には放熱板31が取り付けられる。光源装置44は、また、赤反射のダイクロイックミラー32、青反射のダイクロイックミラー33、拡散板34、偏光ビームスプリッタ35、偏光ビームスプリッタの光学薄膜36、1/4波長板である位相差板37、コンデンサレンズ38、動的拡散板であって、円形拡散板39とモーター40から構成される回転拡散板41、第一の反射素子である第一の反射ミラー42、第二の反射素子である第二の反射ミラー43を備える。
図中には、レーザー光源から出射する光と、赤反射のダイクロイックミラー32、青反射のダイクロイックミラー33や偏光ビームスプリッタ35へ入射および出射する光の偏光方向を示している。すなわち、図1において、蛇の目の記号はS偏光を、両矢印の記号はP偏光を、また、これら偏光を示す記号とともに記載された上下左右向矢印は偏光の進行方向を示している。
緑色レーザー光源22は、24個(6×4)の緑色半導体レーザー素子を一定の間隔で2次元状に配置した緑色半導体レーザー基板20とコリメートレンズアレイ21で構成される。緑色半導体レーザー基板20は、525±8nm波長幅で緑の色光を発光し、直線偏光を出射する。緑色半導体レーザー基板20を出射した光は、対応するコリメートレンズアレイ21により、それぞれ集光され平行な光束に変換される。放熱板23は緑色半導体レーザー基板20を冷却するものである。
赤色レーザー光源26は、24個(6×4)の赤色半導体レーザー素子を一定の間隔で2次元状に配置した赤色半導体レーザー基板24とコリメートレンズアレイ25で構成される。赤色半導体レーザー基板24は、640±8nmの波長幅で赤の色光を発光し、直線偏光を出射する。赤色半導体レーザー基板24を出射した光は対応するコリメートレンズアレイ25により、それぞれ集光され平行な光束に変換される。放熱板27は赤色半導体レーザー基板24を冷却するためのものである。
青色レーザー光源30は、8個(2×4)の青色半導体レーザー素子を一定の間隔で2次元状に配置した青色半導体レーザー基板28とコリメートレンズアレイ29で構成される。青色半導体レーザー基板28は、465±8nmの波長幅で青の色光を発光し、直線偏光を出射する。青色半導体レーザーは、赤、緑の半導体レーザーに対して、発光効率が高いことや所望の白色光色度に必要な光出力が小さいため、1/3程度の半導体レーザー個数で構成している。青色半導体レーザー基板28を出射した光は対応するコリメートレンズアレイ29により、それぞれ集光され平行な光束に変換される。放熱板31は青色半導体レーザー基板28を冷却するためのものである。
緑色レーザー光源22、赤色レーザー光源26からのレーザー光はそれぞれP偏光で、赤反射のダイクロイックミラー32に入射する。赤反射のダイクロイックミラー32は、入射角が45度となる配置で緑色レーザー光を95%以上で透過し、赤色レーザー光を97%以上で反射する特性である。透過率が50%となる半値波長はP偏光で583nmとしている。緑色レーザー光と赤色レーザー光は赤反射のダイクロイックミラー32で合成された後、青反射のダイクロイックミラー33に入射する。青反射のダイクロイックミラー33は、入射角が45度となる配置で、赤色レーザー光と緑色レーザー光を95%以上で透過し、青色レーザー光を97%以上で反射する特性である。透過率が50%となる半値波長はP偏光で495nmとしている。青色レーザー光源30からのレーザー光はP偏光で、青反射のダイクロイックミラーに入射する。
赤反射のダイクロイックミラー32と青反射のダイクロイックミラー33で合成された青、緑、赤色の各レーザー光は拡散板34に入射する。拡散板34はガラス基板上に形成された微細なマイクロレンズをアレイ状に形成して拡散面を構成したものであり、入射する光を拡散する。拡散面をマイクロレンズ形状とすることにより、フッ酸などの溶液を用いて、ガラス表面を微細な凹凸形状に加工する化学処理の拡散板よりも、最大拡がり角度を低減できるため拡散損失を低減できる。拡散光の最大強度の50%となる半値角度幅である拡散角度は略2度と小さく、偏光特性を保持する。拡散板34からの光は、レーザー光の発光拡がりと拡散により、0±5度以下の角度で偏光ビームスプリッタ35に入射する。拡散板34は、偏光ビームスプリッタ35を透過するレーザー光の光強度密度を小さくし、局所的な高温化にともなう複屈折や透過率の低下を抑制する。
偏光ビームスプリッタ35は、有機材料を含んだ接着剤を用いずに、2つの直角プリズムを光学的に接合したプリズム型偏光ビームスプリッタである。プリズムには石英ガラスを用いている。一方のプリズムの接合面には光学薄膜36を形成している。光学薄膜36への光の入射角は45度である。プリズムの光学的な接合は、接着剤を用いた偏光ビームスプリッタよりも高コストとなるが、耐光性や耐熱性に優れ、接着剤の経年劣化がないため、長期信頼性が確保できる。プリズムに石英ガラスを用いることで、耐光性や耐熱性に優れ、かつ、レーザー光による局所的なプリズムの高温化に伴う複屈折、透過率の低下を生じないため、高効率で偏光を分離、及び合成できる。
図2に、偏光ビームスプリッタの分光透過率特性を示す。入射角が45度でのP偏光とS偏光の分光透過率特性を示している。偏光ビームスプリッタ35は、P偏光の場合、波長420nm~700nmで98%以上の透過率で透過する特性である。S偏光の場合、波長420nm~700nmで透過率が2%以下であり、98%以上の光を反射する特性である。図2の分光特性はプリズムの接合面に形成した光学薄膜36を、屈折率1.63の酸化アルミニウムAL2O3と、屈折率1.38のフッ化マグネシウムMgF2を交互に69層形成して設計した事例である。
図3に、偏光ビームスプリッタの入射角に対する分光透過率特性を示す。光学薄膜36面への入射角が45度±3.4度でのP偏光とS偏光での透過率を示している。角度±3.4度はガラス媒質中での角度であり、空気中での換算角度は±5度である。S偏光の場合、45度入射に対する透過率の変化は2%以下と小さいが、P偏光の場合、入射角に対する透過率の低下が大きい。青色レーザー光の波長465nm、緑色レーザー光の波長525nm、赤色レーザー光の波長640nmにおいて、45度入射に対する41.6度入射のP偏光透過率は、それぞれ12.8%、8.8%、5.3%低下する。また、48.4度入射のP偏光透過率は、それぞれ4.2%、0.6%、0.6%低下する。
P偏光の青、緑、赤色のレーザー光は偏光ビームスプリッタ35を高効率で透過する。しかしながら、P偏光で入射角の変化量が大きくなると、偏光ビームスプリッタ35を反射する光が増大する。
P偏光の青、緑、赤色のレーザー光は偏光ビームスプリッタ35を透過後、位相差板37に入射する。位相差板37は、440nm~680nmで位相差が約1/4波長となる広帯域の1/4波長板であり、斜め蒸着による複屈折を利用した薄膜位相差板で構成している。図中のP偏光方向を0度とした場合に、位相差板37の光学軸を45度で配置している。位相差板37により、P偏光の光は円偏光の光に変換される。円偏光の光はコンデンサレンズ38に入射して、集光する。コンデンサレンズ38から集光する光は回転拡散板41を透過後、第一の反射ミラー42に入射する。コンデンサレンズ38の焦点距離は集光角度が40度以下となるようにし、第一の反射ミラー42の近傍に集光スポットを形成する。回転拡散板41はガラス基板の一方の面に拡散層を形成した円形拡散板39と、中央部にモーター40を備えたものであり、回転制御が可能である。回転拡散板は10,800rpm程度まで高速に回転可能な拡散板である。円形拡散板39の拡散は化学処理の拡散板を用い、拡散角は略10度で、偏光特性を維持する。
図4に、第一の反射ミラーでの光線の様相を示す。第一の反射ミラー42は、厚み1.0mmのガラス基板の一方の面に反射率が30%となる誘電体多層膜を形成し、もう一方の面に反射率が99%以上となる誘電体多層膜を形成した多重反射ミラーである。第一の反射ミラー42へ入射する光線45は、第一の反射ミラー42で多重反射するため、光線群46へ分割される。図4には、6分割されるまでの光線の様相を示している。6分割での各光線強度は入射光強度を100%とすると、反射回数順に、それぞれ30%、48.5%、14.4%、4.3%、1.3%、0.4%となって出射する。分割された光線群のサイズは、ガラス基板の屈折率と厚みに依存する。多重反射により、等価的にレーザー光の発光サイズを大きくし、発光数を増大させる。
第一の反射ミラー42で反射した光は、位相が反転され、逆回りの円偏光で発散光となり、再び、回転拡散板41を拡散、透過した後、コンデンサレンズ38で集光され、平行光に変換される。平行光に変換された光は、位相差板37を透過し、S偏光に変換される。位相差板37で変換されたS偏光は、偏光ビームスプリッタ35で反射する。S偏光の光は、図3に示すように、入射角に対する分光特性の変化が小さく、拡散度合が大きい光であっても、高い反射率で反射する。
複数回を透過する回転拡散板と、多重反射ミラーにより、レーザー光に起因するスクリーン上でのランダムな干渉パターンが時間的、空間的に高速変動して、スペックルノイズを解消することができる。また、レーザー光源の微小な発光サイズと発光数に起因する微小な輝度むらも低減することができる。
一方、入射角に対する分光特性の変化により、偏光ビームスプリッタ35を反射したP偏光の光は、第二の反射ミラー43に入射する。第二の反射ミラー43は、第一の反射ミラー42と同様に、厚み1.0mmのガラス基板の一方の面に反射率が30%となる誘電体多層膜を形成し、もう一方の面に反射率が99%以上となる誘電体多層膜を形成した多重反射ミラーである。図4に示す第一の反射ミラー42と同様に、入射する光線を多数に分割し、反射する。多重反射光は偏光を維持する。
第二の反射ミラー43で分割されたP偏光の光は、再び、偏光ビームスプリッタ35に入射して、透過する。偏光ビームスプリッタ35の光学薄膜36への入射角度は、偏光ビームスプリッタ35での反射光が41.6度入射の場合、第二の反射ミラー43で反射して、再び、光学薄膜36へ入射する光は48.4度入射に変換されて、分光透過率特性が高くなる。第二の反射ミラー43により、偏光ビームスプリッタ35を反射した光は、第二の反射ミラーで多重反射され、光源装置44を出射する有効な光となる。
このように、偏光ビームスプリッタを透過した一方の青、緑、赤色のレーザー光は、回転拡散板を透過後、第一の反射ミラーで多重反射し、S偏光となって偏光ビームスプリッタを反射する。偏光ビームスプリッタを反射した、もう一方の青、緑、赤色のレーザー光は第二の反射ミラーで多重反射した後、偏光ビームスプリッタを透過する。偏光ビームスプリッタで合成されたS偏光とP偏光の光は、偏光ビームスプリッタ35を出射する。出射した光は、スペックルノイズが解消された白色光となる。
偏光ビームスプリッタ35は石英ガラスとしたが、レーザー光による偏光ビームスプリッタの複屈折レベルが小さい場合には、偏光分離、合成の効率低下を生じない他の光学ガラスを用いてもよい。他の光学ガラスを用いることにより、偏光ビームスプリッタを低コスト化できる。
拡散板34を配置しているが、レーザー光による偏光ビームスプリッタの複屈折レベルが小さい場合には、拡散板を配置しなくてもよい。この場合、偏光ビームスプリッタへの入射角の拡がりが小さくなり、高い効率で偏光分離、合成できる。
位相差板37は、偏光ビームスプリッタ35とコンデンサレンズ38との間に配置した構成を示したが、偏光ビームスプリッタ35と第一の反射ミラー42の間であれば、直線偏光を円偏光、または円偏光を直線偏光に変換できるため、いずれに配置してもよい。
回転拡散板41は、円形はガラス基板の一方の面に拡散層を形成し、もう一方の面に、反射層を形成した円形拡散反射板と、中央部にモーターを備えたものでもよい。この反射層は第一の反射素子となり、回転拡散板は、動的拡散板と第一の反射素子を一体化したものとなる。この場合、図1に示す第一の反射ミラー42の配置は不要となり、より小型化できる。円形拡散反射板の反射層は誘電体多層膜で形成し、青、緑、赤のレーザー光を高い反射率で反射する。円形拡散反射板は多重反射しないが、拡散面が回転することにより、レーザー光に起因するスクリーン上でのランダムな干渉パターンが時間的、空間的に高速変動して、スペックルノイズを解消することができる。また、レーザー光源の微小な発光サイズと発光数に起因する微小な輝度むらも低減することができる。
動的拡散板として、回転拡散板ではなく、時間的に、空間的に変動する揺動や振動する揺動拡散板や振動拡散板を用いてもよい。
緑色レーザー光源と赤色レーザー光源、青色レーザー光源は、それぞれ24個、24個、8個の半導体レーザー素子を配置した構成を示したが、高輝度化のため、それぞれ、より多数の半導体レーザー素子を用いて構成してもよい。
青、緑、赤色レーザー光源は、青、緑、赤色の半導体レーザー素子をひとつのグループとして、ひとつの基板上に、単一もしくは複数グループが形成され、発光する各色光をコリメートレンズアレイで集光する構成のレーザー光源を用いてもよい。この場合、レーザー光源からは青、緑、赤色光が出射するため、青、緑、赤色のレーザー光を合成する複数のダイクロイックミラーが不要となり、より小型な光源装置が構成できる。
偏光ビームスプリッタと第二の反射ミラーの間に、コンデンサレンズと拡散板を配置して、構成してもよい。コンデンサレンズと拡散板を配置することにより、多重反射した光を拡散し、集光することができるため、効率を低下させることなく、スペックルノイズをさらに低減できる。
以上のように、偏光ビームスプリッタと動的拡散板と第一の反射ミラーにより、小型な光源装置を構成し、スペックルノイズを低減する。また、第二の反射ミラーにより、偏光ビームスプリッタで反射し、損失する光を、効率よくスペックルノイズが低減された有効な光に変換することができる。このため、スペックルノイズや微小な輝度むらを解消しつつ、小型、高効率で広色域な光源装置が構成できる。
(実施の形態2)
図5は、本開示の実施の形態3にかかる第1の投写型表示装置である。画像形成素子として、TNモードもしくはVAモードであって、画素領域に薄膜トランジスタを形成したアクティブマトリクス方式の透過型の液晶パネルを用いている。光源装置44は本開示の実施の形態1で示す光源装置である。
第1の投写型表示装置は、第1のレンズアレイ板200、第2のレンズアレイ板201、偏光変換素子202、重畳用レンズ203、青反射のダイクロイックミラー204、緑反射のダイクロイックミラー205、反射ミラー206、207、208、リレーレンズ209、210、フィールドレンズ211、212、213、入射側偏光板214、215、216、液晶パネル217、218、219、出射側偏光板220、221、222、赤反射のダイクロイックミラーと青反射のダイクロイックミラーから構成される色合成プリズム223、投写レンズ224を備える。ここで、液晶パネルの画素領域は被照明領域の一例であり、第1のレンズアレイ板200、第2のレンズアレイ板201、偏光変換素子202、重畳用レンズ203は光源装置からの光を集光し被照明領域に照明する照明光学系の一例である。
光源装置44から出射する青、緑、赤色の光は、複数のレンズ素子から構成される第1のレンズアレイ板200に入射する。第1のレンズアレイ板200に入射した光束は多数の光束に分割される。分割された多数の光束は、複数のレンズから構成される第2のレンズアレイ板201に収束する。第1のレンズアレイ板200のレンズ素子は、液晶パネル217,218、219と相似形の開口形状である。第2のレンズアレイ板201のレンズ素子は第1のレンズアレイ板200と液晶パネル217、218、219とが略共役関係となるようにその焦点距離を決めている。第2のレンズアレイ板201からの分割された光は、偏光変換素子202に入射する。偏光変換素子202は、偏光分離プリズムと1/2波長板により構成される。偏光変換素子202は、入射するP偏光の光はS偏光に変換し、入射するS偏光の光はS偏光で出射させる。偏光変換素子202を出射した光は重畳用レンズ203に入射する。重畳用レンズ203は第2のレンズアレイ板201の各レンズ素子からの出射した光を液晶パネル217、218、219上に重畳照明するためのレンズである。重畳用レンズ203からの光は、色分離手段である青反射のダイクロイックミラー204、緑反射のダイクロイックミラー205により、青、緑、赤の色光に分離される。緑の色光はフィールドレンズ211、入射側偏光板214を透過して、液晶パネル217に入射する。青の色光は反射ミラー206で反射した後、フィールドレンズ212、入射側偏光板215を透過して液晶パネル218に入射する。赤の色光はリレーレンズ209、210や反射ミラー207、208を透過屈折および反射して、フィールドレンズ213、入射側偏光板216を透過して、液晶パネル219に入射する。3枚の液晶パネル217、218、219は映像信号に応じた画素への印加電圧の制御により入射する光の偏光状態を変化させ、それぞれの液晶パネル217、218、219の両側に透過軸を直交するように配置したそれぞれの入射側偏光板214、215、216および出射側偏光板220、221、222を組み合わせて光を変調し、緑、青、赤の画像を形成する。出射側偏光板220、221、222を透過した各色光は色合成プリズム223により、赤、青の各色光がそれぞれ赤反射のダイクロイックミラー、青反射のダイクロイックミラーによって反射し、緑の色光と合成され、投写レンズ224に入射する。投写レンズ224に入射した光は、スクリーン(図示せず)上に拡大投写される。
画像形成手段には、時分割方式ではなく偏光を利用する3枚の液晶パネルを用いているため、カラーブレイキングがなく色再現が良好で、明るく高精細な投写画像を得ることができる。また、3つのDMD素子を用いた場合よりも、全反射プリズムが不要で、色合成用のプリズムが45度入射の小型プリズムになるため、投写型表示装置が小型に構成できる。
以上のように、本開示の第1の投写型表示装置は、青、緑、赤色のレーザー光源と、偏光ビームスプリッタと動的拡散板と第一の反射ミラーにより、小型な光学系を構成しつつ、スペックルノイズを解消し、第二の反射ミラーにより、偏光ビームスプリッタで反射損失する光を、スペックルノイズが解消された有効な光に変換する光源装置を用いる。このため、スペックルノイズと輝度むらを解消しつつ、小型で、高効率な投写型表示装置が構成できる。
画像形成手段として、透過型の液晶パネルを用いたが、反射型の液晶パネルを用いて構成してもよい。反射型の液晶パネルを用いることにより、より小型で高精細な投写型表示装置が構成できる。
(実施の形態3)
図6は、本開示の実施の形態3にかかる第2の投写型表示装置である。画像形成手段として、3つのDMDを用いている。光源装置は本開示の実施の形態1で示す光源装置44である。第2の投写型表示装置は、コンデンサレンズ300、ロッド301、リレーレンズ302、反射ミラー303、フィールドレンズ304、全反射プリズム305、空気層306、青反射のダイクロイックミラー308、赤反射のダイクロイックミラー309を形成した3つのプリズムから構成されるカラープリズム307、DMD310、311、312、投写レンズ313を備える。ここで、DMD310、311、312は画素形成素子の一例である。
光源装置44から出射する青、緑、赤の光は、コンデンサレンズ300でロッド301へ集光する。ロッド301への入射光はロッド内部で複数回反射することにより、光強度分布が均一化され出射する。ロッド301からの出射光はリレーレンズ302により集光され、反射ミラー303で反射した後、フィールドレンズ304を透過し、全反射プリズム305に入射する。全反射プリズム305は2つのプリズムから構成され、互いのプリズムの近接面には薄い空気層306を形成している。空気層306は臨界角以上の角度で入射する光を全反射する。フィールドレンズ304からの光は全反射プリズム305の全反射面で反射されて、カラープリズム307に入射する。カラープリズム307は3つのプリズムからなり、それぞれのプリズムの近接面には青反射のダイクロイックミラー308と赤反射のダイクロイックミラー309が形成されている。カラープリズム307の青反射のダイクロイックミラー308と赤反射のダイクロイックミラー309により、青、赤、緑の色光に分離され、それぞれDMD310、311、312に入射する。DMD310、311、312は映像信号に応じてマイクロミラーを偏向させ、投写レンズ313に入射する光と、投写レンズ313の有効外へ進む光とに反射させる。DMD310、311、312においてマイクロミラーが配置された光を反射する領域は被照明領域の一例であり、コンデンサレンズ300、ロッド301、リレーレンズ302、反射ミラー303、フィールドレンズ304は光源装置からの光を集光し被照明領域に照明する照明光学系の一例である。DMD310、311、312により反射された光は、再度、カラープリズム307を透過する。カラープリズム307を透過する過程で、分離された青、赤、緑の各色光は合成され、全反射プリズム305に入射する。全反射プリズム305に入射した光は空気層306に臨界角以下で入射するため、透過して、投写レンズ313に入射する。このようにして、DMD310、311、312により形成された画像光がスクリーン(図示せず)上に拡大投写される。
画像形成素子にDMDを用いているため、液晶を用いた画像形成手段と比べて、耐光性、耐熱性が高い投写型表示装置が構成できる。さらに、3つのDMDを用いているため、色再現が良好で、明るく高精細な投写画像を得ることができる。
以上のように、本開示の第2の投写型表示装置は、青、緑、赤色のレーザー光源と、偏光ビームスプリッタと動的拡散板と第一の反射ミラーにより、小型な光学系を構成しつつ、スペックルノイズを解消し、第二の反射ミラーにより、偏光ビームスプリッタで反射損失する光を、スペックルノイズが解消された有効な光に変換する、光源装置を用いる。このため、スペックルノイズと輝度むらを解消しつつ、小型で、高効率な投写型表示装置が構成できる。
本開示は、画像形成素子を用いた投写型表示装置に関するものである。
20 緑色半導体レーザー基板
21、25、29 コリメートレンズアレイ
22 緑色レーザー光源
23、27、31 放熱板
24 赤色半導体レーザー基板
26 赤色レーザー光源
28 青色半導体レーザー基板
30 青色レーザー光源
32、309 赤反射のダイクロイックミラー
33、204、308 青反射のダイクロイックミラー
34 拡散板
35 偏光ビームスプリッタ
36 光学薄膜
37 位相差板
38、300 コンデンサレンズ
39 円形拡散板
40 モーター
41 回転拡散板
42 第一の反射ミラー
43 第二の反射ミラー
44 光源装置
45 光線
46 光線群
200 第1のレンズアレイ板
201 第2のレンズアレイ板
202 偏光変換素子
203 重畳用レンズ
205 緑反射のダイクロイックミラー
206、207、208、303 反射ミラー
209、210、302 リレーレンズ
211、212、213、304 フィールドレンズ
214、215、216 入射側偏光板
217、218、219 液晶パネル
220、221、222 出射側偏光板
223 色合成プリズム
224、313 投写レンズ
301 ロッド
305 全反射プリズム
306 空気層
307 カラープリズム
310、311、312 DMD

Claims (13)

  1. 青、緑、赤色レーザー光源と、
    前記青、緑、赤色レーザー光源からの直線偏光の青、緑、赤色レーザー光を偏光分離及び合成する偏光ビームスプリッタと、
    前記偏光ビームスプリッタを透過する光を円偏光に変換する位相差板と、
    前記位相差板を透過した前記青、緑、赤色レーザー光を拡散する動的拡散板と、
    前記動的拡散板で拡散されたレーザー光を反射する第一の反射素子と、
    前記偏光ビームスプリッタで反射する光を反射する第二の反射素子と、
    を備えた光源装置。
  2. 前記偏光ビームスプリッタは、接着剤を用いずに光学的に接合したプリズム型偏光ビームスプリッタである請求項1記載の光源装置。
  3. 前記偏光ビームスプリッタは、石英ガラスのプリズムで構成したプリズム型偏光ビームスプリッタである請求項1記載の光源装置。
  4. 前記位相差板は、1/4波長板である請求項1記載の光源装置。
  5. 前記位相差板は、偏光ビームスプリッタと第一の反射素子との間に配置された請求項1記載の光源装置。
  6. 前記動的拡散板は、ガラス基板の一方の面に微細な凹凸形状を円周状に形成した円形拡散板とモーターを備えた回転拡散板である請求項1記載の光源装置。
  7. 前記動的拡散板は、ガラス基板の一方の面に微細な凹凸形状を円周状に形成し、もう一方の面に、第一の反射素子となる反射層を形成した円形拡散反射板とモーターを備えた回転拡散板である請求項1記載の光源装置。
  8. 前記第一の反射素子は、多重反射ミラーである請求項1記載の光源装置。
  9. 前記第二の反射素子は、多重反射ミラーである請求項1記載の光源装置。
  10. 前記青、緑、赤色のレーザー光源は半導体レーザーである請求項1記載の光源装置。
  11. 光源と、前記光源からの光を集光し被照明領域に照明する照明光学系と、映像信号に応じて画像を形成する画像形成素子と、前記画像形成素子で形成された画像を拡大投写する投写レンズを備え、前記光源が請求項1記載の光源装置である投写型表示装置。
  12. 前記画像形成素子が液晶パネルである請求項11記載の投写型表示装置。
  13. 前記画像形成素子がミラー偏向型のデジタル・マイクロミラー・デバイス(DMD)である請求項11記載の投写型表示装置。
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