JP2021063330A - システム、制御システム、検査システム、および蒸気ボックスを制御および洗浄する方法 - Google Patents

Abstract

【課題】抄紙機の蒸気ボックスのための改良されたシステム、制御システム、検査システム、制御方法、またはそれらの組み合わせを提供する。【解決手段】（ａ）ハウジングと、（ｂ）支持アームと、（ｃ）蒸気ボックス４０を作業位置と回転位置との間で回転させる回転アクチュエータと、を備える、システムの提供。【選択図】図１

Description

本教示は、蒸気ボックスを含むシステム、蒸気ボックスを検査するための検査システム、および蒸気ボックスを洗浄するための制御システムに関する。

通常、長網抄紙機は、機械方向に移動するワイヤを備えたウェットエンドを含む。ワイヤは、幅（すなわち、機械横断方向）を有し、ストックは、実質的にワイヤの幅全体に沿って適用される。複数のブレードがワイヤの下方に配置され、複数のブレードは、ワイヤ上のストックから水を除去するのを助ける。ブレードは、通常静止しているが、最近では作動するフォイルおよびブレードがウェットエンドに追加されている。通常、抄紙機の変更は、ドライエンドテストの結果に基づいて、スライス開口や機械速度などの機械的特性をユーザが調整することによって行われる。紙は、機械横断方向に水分プロファイルを有する場合がある。水分プロファイルは、紙に近い場所から紙に蒸気を適用する蒸気ボックスを使用して制御または調整されることができ、これは、蒸気ボックスの汚染を引き起こす可能性がある。

蒸気ボックスの例は、米国特許第４，１６３，６８８号明細書、米国特許第５，０７７，９１３号明細書、米国特許第５，７５２，３２４号明細書、米国特許第５，７９９，４１１号明細書、米国特許第６，２５４，７３１号明細書、米国特許第６，４９８，５３４号明細書、米国特許出願公開第２００５／０２８３９９５号明細書、欧州特許第１３１０５９１号明細書、バルメットＩＱ蒸気プロファイラ、およびhttps://www.youtube.com/watch?v=4w3LEH4mhMEにおいて利用可能なメッツォＩＱ蒸気プロファイラアニメーションのビデオ（２０１９年９月１９日最終アクセス）に開示されており、これらの全ては、あらゆる目的のために参照により明示的に本明細書に組み込まれる。したがって、自己洗浄の蒸気ボックスが必要である。必要なものは、洗浄サイクルが実行された後、蒸気ボックスの清浄度を検証するための装置である。必要なものは、蒸気ボックスが洗浄されている間に紙が汚染されないように、通過する紙から離れて移動可能（例えば、回転可能）な蒸気ボックスである。必要なものは、蒸気ボックスの洗浄中に蒸気ボックスの表面を視覚的に検査する監視システムである。必要なものは、蒸気ボックスの形状にしたがって、第１の表面またはエッジから第２の反対側の表面またはエッジまで破片を除去する洗浄システムである。

本教示は、（ａ）ハウジングと、（ｂ）支持アームと、（ｃ）蒸気ボックスを作業位置と回転位置との間で回転させる回転アクチュエータと、を備える、システムを提供する。

本教示は、（ａ）蒸気ボックスと、（ｂ）蒸気ボックスの清浄度を監視する監視システムと、を備える、システムを提供する。

本教示は、（ａ）蒸気ボックスと、（ｂ）蒸気ボックスに対して移動して蒸気ボックスを洗浄する洗浄システムと、を備える、システムを提供する。

本教示は、（ａ）監視システムを使用して蒸気ボックスの清浄度を監視することと、（ｂ）蒸気ボックスの面の周りを移動可能な１つ以上の洗浄装置を使用して蒸気ボックスを洗浄することと、（ｃ）蒸気ボックスを作業位置から回転位置に回転させることと、（ｄ）またはａ、ｂ、およびｃの組み合わせ、を備える、方法を提供する。

本教示は、自己洗浄の蒸気ボックスを提供する。本教示は、洗浄サイクルが実行された後に蒸気ボックスの清浄度を検証するための装置を提供する。本教示は、蒸気ボックスが洗浄されている間に紙が汚染されないように、通過する紙から離れて移動可能（例えば、回転可能）な蒸気ボックスを提供する。本教示は、蒸気ボックスが洗浄されているときに蒸気ボックスの表面を視覚的に検査する監視システムを提供する。本教示は、蒸気ボックスの形状にしたがって第１の表面またはエッジから第２の反対側の表面またはエッジまで破片を除去する洗浄システムを提供する。

蒸気ボックスおよび洗浄システムを含む抄紙機の斜視図である。 蒸気ボックスおよび洗浄システムの底面斜視図である。 作業位置にある蒸気ボックスの側面図である。 作業位置にある蒸気ボックスの傾向のある側面図である。 作業位置にある蒸気ボックスの背面図である。 格納位置にある蒸気ボックスの傾向のある側面図である。 格納位置にある蒸気ボックスの背面図である。 回転位置にある蒸気ボックスの側面図である。 洗浄システムが開始位置にある回転位置にある蒸気ボックスの側面図である。 洗浄システムが終了位置にある回転位置にある蒸気ボックスの側面図である。 蒸気ボックスを監視する監視システムの底面斜視図を示している。 洗浄システムの底面斜視図である。 蒸気ボックスの断面図である。 蒸気ボックスに接続されて洗浄する洗浄システムの側面図である。 蒸気ボックスに接続されて洗浄する洗浄システムの側面図である。 回転位置にある蒸気ボックスと連通している図１３の洗浄システムの側面図である。 蒸気ボックスと連通して洗浄する洗浄システムの側面図である。 回転位置にある蒸気ボックスと連通して洗浄する洗浄システムの側面図である。

本明細書に提示される説明および図解は、本発明、その原理、およびその実際の用途について当業者に知らせることを意図している。当業者は、特定の用途の要件に最も適している可能性があるように、本発明をその多数の形態で適合および適用することができる。したがって、記載されている本発明の特定の実施形態は、本教示を網羅または限定することを意図するものではない。したがって、本教示の範囲は、上記の説明を参照せずに決定されるべきであるが、代わりに、そのような特許請求の範囲が権利を与えられる均等の全範囲とともに、添付の特許請求の範囲を参照して決定されるべきである。特許出願および刊行物を含む全ての記事および参考文献の開示は、あらゆる目的のために参照により組み込まれる。以下の特許請求の範囲から得られるように、他の組み合わせも可能であり、これらもまた、参照によりこの詳細な説明に組み込まれる。

本教示は、抄紙機の蒸気ボックスのための改良されたシステム、制御システム、検査システム、制御方法、またはそれらの組み合わせを提供することを前提としている。好ましくは、抄紙機は、長網抄紙機である。抄紙機は、ツインワイヤ抄紙機、トップワイヤフォーマー、ギャップフォーマー、ティッシュマシン、シリンダーモールドマシン、逆流バット、セントアンズフォーマー、またはそれらの組み合わせとすることができる。抄紙機は、機械方向に移動するストックまたは紙を監視および制御することができる任意の抄紙機とすることができる。本明細書で教示される抄紙機は、紙を作成するように機能する任意の抄紙機とすることができる。抄紙機は、紙を形成する任意のスタイルおよび／またはタイプとすることができる。抄紙機は、フレームを有することができる。抄紙機は、対向するフレームを有することができる。１つのフレームは、傾向側に沿って延び、１つのフレームは、裏側に沿って延びることができる。抄紙機の傾向側は、オペレータまたはマシンテンダが主に作業する側とすることができる。抄紙機の裏側は、歯車、モーター、および機器が配置されることができる傾向側とは反対側の抄紙機の側とすることができ、したがって、抄紙機のアクセス性が制限されることができる。抄紙機は、機械横断方向に延びる１つのフレームを有することができる。抄紙機は、機械方向に延びる複数のフレームを有することができる。抄紙機は、ウェットエンドにおいてストックを適用するヘッドボックスを含む。

ヘッドボックスは、ワイヤにストックを適用するように機能する。ヘッドボックスは、ワイヤ、成形板、またはその双方にストックを適用することができる。ヘッドボックスは、重力供給、加圧、またはその双方が可能である。ヘッドボックスは、ウェットエンドのワイヤが移動する速度よりも遅い速度でストックを適用することができる（例えば、ドラッグモード）。ヘッドボックスは、ウェットエンドのワイヤが移動する速度よりも速い速度でストックを適用することができる（例えば、ラッシュモード）。ヘッドボックスは、ウェットエンドのワイヤが移動しているのと実質的に同じ速度でストックを適用することができる（例えば、スクエアモード）。ヘッドボックスは、ウェットエンド、ブレストロールの上、フォイル、またはそれらの組み合わせにストックを適用するように機能することができる。ヘッドボックスは、ワイヤが成形板または成形セクションを通過する間に、ワイヤにストックを適用するように機能することができる。ヘッドボックスは、ブレストロールおよび成形板に近い場所でワイヤにストックを適用することができる。ヘッドボックスは、上下に移動可能な上部を有することができる。例えば、流体の静的ヘッドは、ヘッドボックスの上部を上下に動かすことによって調整されることができ、またはワイヤに適用されるストックの量は、ヘッドボックスの上部を上下に動かすことによって調整されることができる（例えば、スライス開口を調整する）。ヘッドボックスは、１つ以上のスライス開口を含むことができる。

スライス開口は、ストックをヘッドボックスからワイヤ上に導くように機能することができる。スライス開口は、ワイヤ上を移動するストックの速度、ワイヤ上のストックの量、ワイヤに接近するストックの角度、またはそれらの組み合わせを変化させることができる。スライス開口は調整可能である。スライス開口は、移動可能な上部または下部を有することができる。上部は、スライス開口の高さを増加または減少させることができる。上部は、上部と下部との間の距離を増加させながら、ストックジェットの角度を変えるように回動することができる。下部は、機械方向に移動可能とすることができる。下部は、ヘッドボックスと成形板との間の距離を変えることができる。下部、上部、またはその双方は、ワイヤ、成形板、またはその双方に対するストックジェットの角度を変えることができる。上部、下部、またはその双方は、機械方向（例えば、前方および後方）、上下（例えば、ワイヤに向かっておよびワイヤから離れる、部分をワイヤに向かってまたはワイヤから離れる方向に回動させる、またはそれらの組み合わせ）に移動することができる。スライス開口は、ワイヤ、ブレストロール、成形板、成形セクション、またはそれらの組み合わせに対するストックジェットの接触位置、接触角、ストック速度、またはそれらの組み合わせに影響を及ぼすことができる。

ストックジェットは、ストック内の繊維に特定の特性を与え始めながら、ワイヤ上にストックを配置するように機能する。例えば、ストックジェットがワイヤよりもゆっくりと移動している場合（例えば、ドラッグ）、繊維は、機械方向に整列される傾向を有することができる。別の例では、ストックジェットがワイヤと同じ速度で移動している場合、繊維は、ストックジェットがラッシュまたはドラッグしているときよりもランダムに配向される傾向を有することができる。

ワイヤは、ブレストロールとカウチロールとの間を移動し且つストックを運ぶ多孔質の連続ベルトとすることができる。ワイヤは、様々なフォイルセクション内のフォイルによって移動および変更されるのに十分な柔軟性を備えることができる。ワイヤは、金属、プラスチック、ポリマー、織布、不織布、またはそれらの組み合わせとすることができる。ワイヤは、フェルト素材であってもよい。ワイヤは、水がストックから除去されることができるが固形物は保持されるように、細孔を含むか、または多孔性とすることができる。ウェットエンドは、ストックとともに機械方向に移動するワイヤを有することができ、ワイヤが機械方向に移動するとストックが脱水される。好ましくは、ウェットエンドは、機械方向に移動するエンドレスワイヤを含む。ワイヤの幅は、機械横断方向に延びることができる。ウェットエンドは、機械横断方向に沿って走り且つワイヤから落ちるストックを有することができる対向するエッジを有することができる。ウェットエンドは、ワイヤを包み且つ機械方向と反対の方向にワイヤを案内してエンドレスワイヤが形成されるように機能するカウチロール（すなわち、カウチロールエンド）で終了することができる。カウチロールの後に１つ以上のリターンロールを配置して、ワイヤの戻りを支援することができる。１つ以上のリターンロールは、紙と接触していなくてもよい。カウチロールは、ウェットエンドで紙と接触する最後のロールとすることができる。

カウチロールは、脱水するように機能することができる。カウチロールは、吸引を含むことができる。カウチロールは、真空ロールとすることができる。カウチロールは、ウェットエンドを終了することができる。カウチロールは、シートをウェットエンドからプレスセクションに案内するのに役立つことができる。紙のような品質で且つ自立しているストックがカウチロールに到達すると、ストックは十分に乾燥することができる。カウチロールは、ストックが抄紙機のウェットエンドまたは成形セクションを出るのに十分な強度になるように、ストックを脱水するのに役立つことができる。ドライラインがストックにおいて視認可能になると、ストックは十分に自立することができる。ストックがウェットエンドからプレスセクションに移動するのに十分な強度になるように、カウチロールの近くに１つ以上の蒸気ボックスを配置してストックを脱水することができる。

本明細書で説明するストックは、特定の最終的な紙の特性を強化するために、水と任意の製紙薬品に混合された繊維のスラリーである。ストックは、繊維、微粉、フィラー、化学薬品、バージン繊維、再生繊維、合成繊維、鉱物繊維、ガラス繊維、ポリマー繊維、またはそれらの組み合わせを含むことができる。ストックは、好ましくは、ヘッドボックスにおいて９０パーセント以上、９５パーセント以上、または９９パーセント以上の水である（例えば、約１重量パーセント以下のストックおよび９９重量パーセント以上の水の一貫性を有する）。ストックが機械方向（すなわち、ウェットエンドからドライエンドへの移動方向）に移動すると、フォイルまたはブレードとフォイルの群（例えば、フォイルセクション）またはブレードの群（例えば、ブレードセクション）が水を除去し、一貫性（すなわち、ストック内の水の割合）が低下する。ストックがウェットエンドに向かって移動するときに、ストックから水が継続的に除去されることができる。ある時点で、ストックは、主に液体状態から主に固体状態になり、これは、ドライラインと呼ばれる（すなわち、ストックが暗から明に変わる抄紙機の可視点（通常は、約８パーセントから約１０パーセントの間のシートの一貫性））。

ドライラインは、シートが形成されてシートが中実になっていることを示すように機能する。「ドライライン」が視認可能であるところまで水を除去することができる。ドライラインは、ストックがもはや光沢や濡れたように見えなくなるように十分な量の水が除去される機械横断方向（すなわち、機械方向に対して９０度の方向）に形成されるラインである。ドライラインは、実質的に直線とすることができる。ドライラインが抄紙機の中央に現れる前に、ドライラインがずらされて、抄紙機のエッジに現れることがある。例えば、ドライラインは、１本以上の指があるように見えることができる。１つ以上の蒸気ボックスをドライラインの下流に配置することができる。例えば、ドライラインは、ヘッドボックスと１つ以上の蒸気ボックスとの間に配置されることができる。

ウェットラインは、ストックがもはや光を反射しなくなったり、鏡のように見えなくなったりしないように、十分な量の水が除去される抄紙機上の場所を示すように機能することができる。ウェットラインは、約５％から約６％の一貫性で発生することがある（すなわち、重量で約５％の固形分と９５％の水）。ウェットラインは、シート形成が発生したことを示すことができる。ウェットラインは、繊維が固定化されていることを示すことができる。１つ以上の蒸気ボックスは、ウェットラインの下流に配置されることができる。ウェットラインは、１つ以上の蒸気ボックスとヘッドボックスとの間に配置されることができる。

ブレストロールは、ウェットエンドの第１のロール（すなわち、ヘッドボックスエンドにおける）とすることができ、形成に役立つことができ、ストックから水を除去することができるか、またはそれらの組み合わせとすることができる。ブレストロールは、ウェットエンドのリードロールとすることができる。ブレストロールは、ヘッドボックス、スライス開口、またはその双方の近くに配置されることができる。ブレストロールは、機械方向（すなわち、下流）のカウチロールとは反対側のウェットエンドの端部に配置されることができる。カウチロールは、抄紙機のウェットエンドの最後のロールとすることができる。カウチロールは、ウェットエンドとプレスセクションとの間に配置されることができる。ウェットエンドは、ストックを受け取り、ストックを脱水するように機能することができる。１つ以上の成形板、成形セクション、またはその双方を、ブレストロールとフォイルセクションとの間に配置することができる。

成形セクションは、ブレストロールの下流に配置されることができる。成形セクションは、カウチロールの上流に配置されることができる。成形セクションは、スライス開口からのストックの受け取りを支援し、ストック内の繊維が所望の配向（例えば、機械方向、機械横断方向、ランダム）に配向されるようにストックを構成するのを支援するように機能することができる。成形セクションは、１つ以上のフォイル、１つ以上の成形板、またはその双方を含むことができる。全てのフォイルセクションの第１のフォイルは、成形板とすることができる。成形板は、静止することができる。成形板は、機械方向に移動可能とすることができる。成形板は、成形板とヘッドボックスとの間の距離が増加または減少するように移動することができる。成形板は、高さ調整可能とすることができる。成形板は、角度調整可能とすることができる。ストックジェットから除去される水の量を増減するために、成形板を移動させることができる。

ウェットエンドは、紙が約１５パーセント以下または約１０パーセント以下の一貫性を有する抄紙機の一部とすることができる（すなわち、１０パーセントの固形物および９０パーセントの水）。ウェットエンドは、プレスセクションの上流に配置された抄紙機の一部とすることができる。ウェットエンドは、主に水であるストックを受け取り、シートが形成されるまで水を除去することができる。ウェットエンドは、１つ以上、好ましくは複数のフォイルセクション（またはブレードセクション）を有することができる。例えば、ウェットエンドは、第１のセクション、第２のセクション、第３のセクション、第４のセクション、またはそれ以上を有することができる。ウェットエンドは、ストックから水を除去することができる。ウェットエンドは、ストックの形成が制御され、紙シートの形成が制御され、繊維が配向または再配向され、繊維が水中に懸濁されたままであるように、ストックに活性を与えることができる。

第１のセクションは、ストックがヘッドボックス、スライス開口、成形板、成形板セクション、またはそれらの組み合わせを出るときに、ストックの脱水を開始するように機能することができる。第１のセクションは、静止フォイル、高さ調整可能なフォイル、角度調整可能なフォイル、またはそれらの組み合わせを含むことができる。様々なフォイルは、交互、静止のみ、全ての高さ調整可能なフォイル、全ての角度調整可能なフォイル、高さ調整可能なフォイルおよび角度調整可能なフォイル、高さ調整可能なフォイルおよび静止フォイル、角度調整可能なフォイル、高さ調整可能なフォイル、および静止フォイル、またはそれらの組み合わせとすることができる。好ましくは、第１のセクションは、角度調整可能なフォイルと高さ調整可能なフォイルの組み合わせ、全ての高さ調整可能なフォイル、または全ての角度調整可能なフォイルである。第１のセクションは、真空補助が可能である。第１のセクションは、真空補助がなくてもよい。第１のセクションは、第２のセクションのすぐ上流に配置されることができる。

第２のセクションは、ストックが機械方向に移動するときにストックの脱水を継続するように機能することができる。第２のセクションは、第１のセクションを出るストックを脱水することができる。第２のセクションは、静止フォイル、高さ調整可能なフォイル、角度調整可能なフォイル、またはそれらの組み合わせを含むことができる。様々なフォイルは、交互、静止のみ、全ての高さ調整可能なフォイル、全ての角度調整可能なフォイル、高さ調整可能なフォイルおよび角度調整可能なフォイル、高さ調整可能なフォイルおよび静止フォイル、角度調整可能なフォイル、高さ調整可能なフォイル、および静止フォイル、またはそれらの組み合わせとすることができる。好ましくは、第２のセクションは、真空補助を備えた静止フォイルおよび高さ調整可能なフォイルの組み合わせである。第２のセクションは、真空補助が可能である。第２のセクションは、真空補助がなくてもよい。第２のセクションは、第３のセクションのすぐ上流に配置されることができる。

第３のセクションは、ストックが機械方向に移動するときにストックの脱水を継続するように機能することができる。第３のセクションは、第２のセクションを出るストックを脱水することができる。第３のセクションは、静止フォイル、高さ調整可能なフォイル、角度調整可能なフォイル、またはそれらの組み合わせを含むことができる。様々なフォイルは、異なるタイプのフォイル間で交互、静止のみ、全ての高さ調整可能なフォイル、全ての角度調整可能なフォイル、高さ調整可能なフォイルおよび角度調整可能なフォイル、高さ調整可能なフォイルおよび静止フォイル、角度調整可能なフォイル、高さ調整可能なフォイル、および静止フォイル、またはそれらの組み合わせとすることができる。好ましくは、第３のセクションは、端部の静止フォイルと、真空補助を含む第３のセクションとの間に配置された角度調整可能なフォイルとの組み合わせである。第３のセクションは、真空補助が可能である。第３のセクションは、真空補助がなくてもよい。第３のセクションの後に、第４のセクション、真空セクション、蒸気ボックス、高真空セクション、またはブレードもしくはフォイルを含むことができるそれらの組み合わせが続くことができる。

本明細書に記載されるようなブレードおよびフォイルは、交換可能に使用されることができる。フォイルセクションは、それぞれ、１つ以上のフォイル、好ましくは複数のフォイルを含むことができる。フォイルは、高さ調整可能、角度調整可能、固定、またはそれらの組み合わせとすることができる。フォイルセクションは、１つ以上の成形板を含むことができる。成形板は、成形板セクションの一部とすることができる。成形板セクションは、高さ調整可能なフォイル、角度調整可能なフォイル、固定フォイル、静止フォイル、またはそれらの組み合わせを含むことができる。フォイルおよびブレードは、米国特許第８，５５１，２９３号明細書の第３コラム３０行目から第１０コラム、および図１〜図９Ｂで教示されている装置を含む、本明細書で教示されている任意の装置によって調整されることができ、その教示は、角度および高さ調整可能なフォイルまたはブレードに関して、参照により本明細書に明示的に組み込まれる。フォイルまたはブレードは、米国特許第９，０４５，８５９号明細書の第１コラム５０行目から第１６コラム２４行目、および図１〜図９Ｂに教示されている装置を含む、本明細書に教示されている角度および／または高さを調整されることができ、その教示は、カムブロック、溝、ガイドキー、接続ロッド、スラストエンドブロック、ピボット、フォイル、空気圧、油圧、曲げ構造、またはそれらの組み合わせを含む、角度および高さ調整可能なフォイルブレードに関して、参照により本明細書に明示的に組み込まれる。ウェットエンドは、機械横断方向（すなわち、機械方向に垂直な方向）のエッジを含む。複数のフォイルは、１つ以上のフォイルの群、好ましくは、機械方向に延びる複数のフォイルの群に分割されることができる。フォイルの群は、全て高さ調整可能、全て角度調整可能、全て静止、またはそれらの組み合わせとすることができる。フォイルの群は、高さ調整可能なフォイルおよび角度調整可能なフォイルの双方、静止および高さ調整可能の双方、静止および角度調整可能の双方、高さ調整可能なフォイル、角度調整可能なフォイル、および静止調整可能なフォイル、またはそれらの組み合わせを含むことができる。ブレードのタイプは、交互とすることができる（例えば、静止ブレードおよび高さ調整可能なブレード、静止および角度調整可能なブレード、高さ調整可能なブレードおよび角度調整可能なブレード、またはそれらの組み合わせ）。静止ブレードは、最初と最後に配置されることができ、角度調整可能または高さ調整可能なブレードは、それらの間に配置されることができる。抄紙機は、２つ以上のフォイルの群、３つ以上のフォイルの群、４つ以上のフォイルの群、または５つ以上のフォイルの群を含むことができる。フォイルの各群は、２つ以上のフォイル、４つ以上のフォイル、６つ以上のフォイル、または１０以上のフォイルを含むことができる。フォイルの第１のセットは、成形板を含み、次にフォイルのセットを含むことができる。フォイルのタイプ（例えば、静止、角度調整可能、高さ調整可能）は、任意の順序で群化されることができる。例えば、フォイルの群は、２つの角度調整可能なフォイル、次いで１つの静止フォイル、および３つの高さ調整可能なフォイルを含むことができる。各フォイルは、交互に異なるタイプであってもよい。例えば、静止フォイルは、その後に繰り返しパターンで高さを調整することができる。高さ調整可能なフォイルは、ワイヤから所定距離を移動することができる（例えば、ワイヤと接触していない）。高さ調整可能なフォイルは、ワイヤに近付いたり、ワイヤから離れたりすることができる。高さ調整可能なフォイルは、フォイルから約±１ｍｍ以上、約±２ｍｍ以上、約±３ｍｍ以上、約±４ｍｍ以上、約±５ｍｍ以上、または約±６ｍｍ以上離れることができる（例えば、フォイルがワイヤに向かって移動するときは正（または上）になり、フォイルがワイヤから離れるときは負（または下）になる）。高さ調整可能なブレードがワイヤと接触していて、ワイヤがたわんでいない場合、高さ調整可能なブレードは、０ｍｍになる。角度調整可能なブレードは、約±１°以上、約±２°以上、約±３°以上、または約±４°以上の角度で調整可能とすることができる（例えば、ブレードの先端がワイヤに回転するとき（すなわち、ワイヤを上に押すとき）、角度は正であり、ブレードの先端がワイヤから離れる方向に回転するとき（すなわち、ワイヤから離れる方向に下に移動するとき）、角度は負になり、先端がワイヤに対して平行になるとき、角度は０°である）。高さ調整可能なフォイルは、ワイヤを負に引っ張る真空をワイヤに作り出すことができる。高さ調整可能なフォイルは、「ｖ」形状を有することができ、「ｖ」の谷は、ストック活動が形成されるようにワイヤを０°未満に引っ張るのを助けることができる。ブレードは、監視システムの１つ以上の監視された状態に基づいて調整されることができる。好ましくは、監視システムは、ヘッドボックスとドライラインまたはプレスセクションとの間の１つ以上の場所でストックを監視する。監視システムは、蒸気ボックスを監視することができる。

監視システムは、ウェットエンド、ストック活動、ウェットライン、ドライライン、アクティビティライン、機械の清浄度、蒸気ボックスの清浄度、またはそれらの組み合わせを監視することができる。好ましくは、本明細書で教示される監視システムは、蒸気ボックスを監視する。より好ましくは、監視システムは、蒸気ボックスの清浄度または蒸気ボックスを出る流体の均一性を監視する。監視システムは、蒸気ボックスを視覚的に検査し、蒸気ボックスの圧力を監視し、蒸気ボックスの背圧を監視し、適用領域を監視し、適用の一貫性を監視し、またはそれらの組み合わせを監視することができる。監視システムは、１つ以上の静止センサ、１つ以上の可動センサ、またはその双方を含むことができる。監視システムは、蒸気ボックスの洗浄中、蒸気ボックスの洗浄後、またはその双方で動作することができる。監視は、継続的に動作する１つのタイプのセンサと、断続的に動作する１つのタイプのセンサとを有することができる。例えば、圧力センサは、連続的に作動することができ、目視検査装置は、蒸気ボックスの洗浄中に作動することができる。

１つ以上のセンサは、圧力、清浄度、破片、ディフューザーを出る蒸気、またはそれらの組み合わせを監視するように機能する。１つ以上のセンサは、制御システムが洗浄システム、蒸気ボックス、バルブ、またはそれらの組み合わせを制御するように、制御システムに信号を送信するように機能することができる。１つ以上のセンサは、抄紙機、蒸気ボックス、またはその双方の側面に沿って配置されることができる。１つ以上のセンサは、蒸気ボックスに垂直に配置されることができる。１つ以上のセンサは、蒸気ボックスに対して所定角度で配置されることができる。１つ以上のセンサは、蒸気ボックスの全長（例えば、機械横断方向に延びる蒸気ボックスの長さ）を見ることができる。１つ以上のセンサは、蒸気ボックスの長さの一部を監視することができる。複数のセンサを使用して、蒸気ボックスの全長を監視することができる。蒸気ボックスの一部のみを監視することができ、蒸気ボックスの残りの部分は、監視された部分に基づいて推定することができる。例えば、蒸気ボックスの長さが１０ｍの場合、２ｍを監視し、監視されていない蒸気ボックスの８ｍを２ｍの検知に基づいて推定することができる。センサタイプの組み合わせを使用することができる。一部のセンサは、圧力を監視することができる。一部のセンサは、視覚的に監視することができる。センサは、超音波、赤外線、ＣＭＯＳセンサ、電荷結合素子、マトリックスカメラ、エリアスキャンカメラ、ラインスキャンカメラ、マイクロ波、温度センサ、核、静電容量、圧力、真空、距離、サスペンションの高さ、圧力、背圧を使用できる、またはそれらの組み合わせを使用することができる。１つ以上のセンサは、複数のセンサまたは多数のセンサとすることができる。全てのセンサが同じタイプのセンサであってもよい。異なるタイプのセンサを一緒に使用してもよい。例えば、１つのセンサが赤外線センサであり、別のセンサがＣＭＯＳセンサであってもよい。１つ以上のセンサは、カラーセンサとすることができる。１つ以上のセンサは、モノクロセンサとすることができる。１つ以上のセンサは、１つ以上のセンサ、２つ以上のセンサ、４つ以上のセンサ、６つ以上のセンサ、さらには１０以上のセンサとすることができる。センサのそれぞれは、複数のピクセルを有する画像を生成することができる。センサのそれぞれは、分類できるピクセルを生成することができる。１つ以上のセンサは、空気パージを含むことができる。１つ以上のセンサは、洗浄機構を含むことができる。１つ以上のセンサは、自己洗浄レンズを含むことができる。１つ以上のセンサは、拭き取り可能なレンズを含むことができる。例えば、拭き取り可能なレンズは、破片がレンズから除去されるように所定の量の堆積物が移動する自己拭き取りレンズとすることができる。レンズは、洗浄されたレンズがカメラの前に移動するように長手方向または半径方向に移動する。１つ以上のセンサは、洗浄機構および空気パージの双方を含むことができる。１つ以上のセンサは、煙、流体、蒸気、破片、ストック、またはそれらの組み合わせを除去することができる。１つ以上のセンサは、センサが高角度センサ、低角度センサ、可動センサ、またはそれらの組み合わせであるような場所にあることができる。高角度センサは、監視対象の装置（例えば、蒸気ボックス）の上に配置されることができる。低角度センサは、監視対象の装置（例えば、蒸気ボックス）の下に配置されることができる。可動センサは、監視対象の装置の長さに沿って移動することができる。センサは、測定される表面と同一平面上に配置されることができる。センサは、測定される表面に垂直とすることができる。

１つ以上の可動センサは、ウェットエンドの上に配置されることができ、１つ以上の可動センサは、機械方向、機械横断方向、またはそれらの間の方向に移動することができる。１つ以上の可動センサは、ウェットエンドの側面に沿って配置されることができる。１つ以上の可動センサは、ウェットエンドのワイヤの下に配置されることができる。可動センサは、蒸気ボックスの表面に沿って機械横断方向に、蒸気ボックスの表面に沿って半径方向または機械方向に、あるいはその双方に移動するように機能することができる。可動センサは、表面が洗浄された後、蒸気ボックスの表面に沿って移動して、破片が除去されたかどうかを判定することができる。可動センサは、フレーム、ワイヤに接続されることができ、ドローンとすることができ、任意の装置との接続をなくすことができ、天井から吊り下げられることができ、スプレーバーから吊り下げられることができ、シャワーから吊り下げられることができ、ブラシから吊り下げられることができ、移動アームに接続されることができ、アクチュエータ（例えば、機械横断方向に移動されるアクチュエータ）に接続されることができ、またはそれらの組み合わせとすることができる。可動センサは、ズームイン、ズームアウト、またはその双方を行うことができる。可動センサは、可動センサが移動している間に関心領域が照らされるように、ライトで移動可能とすることができる。可動センサは、機械横断方向に移動することができる。可動センサは、機械方向に移動することができる。可動センサは、斜めに移動することができる。可動センサは、複数のセンサとすることができる。可動センサは、カメラ、熱カメラ、温度センサ、またはそれらの組み合わせとすることができる。可動センサは、有線、無線、ブルートゥースの使用、ｗｉｆｉの使用、電波の使用、またはそれらの組み合わせとすることができる。可動センサは、他のセンサと通信することができ、他のセンサによって行われた測定に基づいて関心のある場所に移動することができる。可動センサおよび他のセンサは、制御システムと通信することができ、制御システムは、センサ（例えば、高角度センサ、低角度センサ、またはその双方）によって検出されたフィードバックに基づいて可動センサが検知する場所を制御することができる。可動センサは、光なしで（すなわち、周囲条件で）動作することができる。可動センサは、可動センサが移動すると、光が移動して関心のある領域を照らすように、光とともに移動することができる。

１つ以上のライトは、関心のある領域を照らすように機能する。１つ以上のライトは、静止または移動可能とすることができる。１つ以上のライトは、ストロボライトとすることができる。１つ以上のライトは、常に点灯していることができる。１つ以上のライトは、洗浄サイクル中にのみ点灯することができる。１つ以上のライトは、目視検査を実行できるように十分に明るくすることができる。ライトは、約１００万カンデラ以上、２００万カンデラ以上、３００万カンデラ以上、または１０００万カンデラ以下の明るさを有することができる。ライト、センサ、監視システム、またはその双方は、蒸気ボックス、真空ロール、またはその双方の近くに配置されることができる。

真空ロールは、ストック、紙、紙の成形シート、またはそれらの組み合わせからより多くの水に対して機能することができる。真空ロールは、カウチロールとすることができる。真空ロールは、受動真空ロールとすることができる（すなわち、流体を受け入れて除去する孔を有する）。真空ロールは、アクティブな真空ロールとすることができる（すなわち、流体をロールに引き込む吸引力を有する）。真空ロールは、ウェットエンドに配置されることができる。真空ロールは、プレスセクションに配置されることができる。真空ロールは、乾燥機の近くに配置されることができる。真空ロールは、ヤンキードライヤーの近くに配置されることができる。

ヤンキードライヤーは、紙から水を除去するように機能することができる。好ましくは、ヤンキードライヤーは、ティッシュ、ティッシュペーパー、ペーパータオル、トイレットペーパー、またはそれらの組み合わせから水を除去する。ヤンキードライヤーは、蒸気ボックスと直接接触しないことができる。ヤンキードライヤーは、蒸気ボックスの後に配置されることができる。蒸気ボックスは、ヤンキードライヤーによって乾燥されると、紙の水分プロファイルが機械横断方向で一定になるように、紙に流体を導入することができる（例えば、約５パーセント以下、または約３パーセント以下の水分含有量変動）。

１つ以上の蒸気ボックスは、水を除去し、紙を乾燥させ、水を添加し、蒸気を添加し、機械間水分プロファイルを平準化し、機械横断方向の水分プロファイルの変動を低減し（例えば、±１０パーセント以下、±５パーセント以下、さらには±３パーセント以下に水分の変動を低減する）、またはそれらの組み合わせを行うように機能する。１つ以上の蒸気ボックスがウェットエンドに配置されることができる。蒸気ボックスは、プレスセクションに配置されることができる。蒸気ボックスは、乾燥機の近くに配置されることができる。１つ以上の蒸気ボックスがウェットエンドに配置されることができる。例えば、１つの蒸気ボックスは、フォイルセクションに近接して配置されることができ、１つの蒸気ボックスは、真空ロールに近接して配置されることができる。蒸気ボックスは、フォイルセクションの間に配置されることができる。１つ以上の蒸気ボックスは、真空の上に配置されることができる。ワイヤまたはフェルトは、蒸気ボックスと紙またはシートとの間に配置されることができる。好ましくは、蒸気ボックスは、作成される紙または紙のシートの真上に配置されることができる。蒸気ボックスは、蒸気ボックスが配置されている場所で紙の形状を反映することができる。蒸気ボックスの面は、紙やローラーの形状を反映することができる。例えば、紙がロールとフォイルとの間にある場合、蒸気ボックスは平らになり、紙がロールを包んでいる場合、蒸気ボックスは、湾曲した形状になることができる。蒸気ボックス、蒸気ボックスの面、またはその双方にコーティングが含まれていてもよい。コーティングは、非粘着性コーティングとすることができる。コーティングは、摩耗を防ぐための硬化コーティングであってもよい。コーティングは、ポリテトラフルオロエチレン（ＰＴＦＥ）、陽極酸化、硬質陽極酸化アルミニウム、セラミックコーティング、またはそれらの組み合わせとすることができるか、またはそれらを含むことができる。１つ以上の蒸気ボックスは、内部構成要素を保護し、蒸気を紙のシートに導き、蒸気ボックスを所定の場所に維持する、またはそれらの組み合わせを含むハウジングを含むことができる。

ハウジングは、所定の位置で蒸気ボックスを支持するように機能することができる。ハウジングは、蒸気を所定の方向に導くことができる。ハウジングは、ディフューザー、バルブ、蒸気ヘッダーを保持し、支持アームに接続し、リニアアクチュエータに接続し、ロータリーアクチュエータに接続し、ピボットポイントを有し、ゾーンフィードパイプを有し、ガイドを有し、スライドを有し、またはそれらの組み合わせを備えた外部シェルであってもよい。ハウジングは、本明細書に記載される蒸気ボックスの全ての要素を含むことができ、ハウジングは、移動されることができ、蒸気ボックスの構成要素は、ハウジングとともに移動されることができる。ハウジングは、金属またはプラスチックでできていてもよい。好ましくは、ハウジングは、ステンレス鋼でできている。より好ましくは、ハウジングは、３１６ステンレス鋼または耐食性合金でできている。蒸気が１つ以上のディフューザーに導かれるように、蒸気が望ましくない場所では、ハウジングを実質的に閉じることができる。

ディフューザーは、流体および／または蒸気がハウジング、蒸気ボックス、またはその双方から出るのを可能にするように機能する。ディフューザーは、蒸気を拡散させて、蒸気が対象の場所に均等にまたは実質的に均等に適用されるようにすることができる。ディフューザーは、抄紙機の全幅を機械横断方向に延ばす単一のプレートとすることができる。ディフューザーは、一体に接続された複数のプレートとすることができる（例えば、留め具、溶接、フレーム、またはそれらの組み合わせで）。ディフューザーは、端から端まで配置された複数の個別のプレートとすることができる。ディフューザーは、平坦とすることができる。ディフューザーは、湾曲していてもよい。ディフューザーは、穿孔されていてもよい。ディフューザーは、複数の孔または穿孔を含むことができる。ディフューザーは、スロット（例えば、楕円形の孔）、スリット（例えば、細長い楕円形の孔または実質的に二次元の孔）、幾何学的な孔、非対称の孔、対称の孔、または蒸気を関心のある場所に供給するそれらの組み合わせを含むことができる。ディフューザーは、蒸気がディフューザーに向かって供給されるときにディフューザーが所定の表面積に蒸気を拡散するのを助けるように、バルブ、ゾーンフィードパイプ、またはその双方を覆う１つ以上のプレートとすることができる。蒸気ボックスの機械横断長さにわたって１つのディフューザーが存在することができる。好ましくは、蒸気ボックスの機械横断長さに沿って複数のディフューザーが存在する。例えば、１フィート以上または２フィート以上ごとに新たなディフューザーが開始されることができる。機械方向に１つ以上または２つ以上のディフューザーが存在することができる。例えば、２つ以上のディフューザーを並べて積み重ねて、所定の位置にディフューザーの面を形成することができる。２つのディフューザーが互いに近接して配置されることができ、蒸気をディフューザー間のギャップに適用することができる。好ましくは、蒸気はディフューザーを介して適用される。ディフューザーは、チャンバーを含むことができる。ディフューザーは、２つ以上、３つ以上、または４つ以上のチャンバーを含むことができる。チャンバーは、ゾーン内の蒸気の適用を制御することができる。ディフューザーは、ゾーンボックスであってもよく、ディフューザーの各セクションがゾーンボックスであってもよい。１つのディフューザーは、１つ以上のゾーンフィードパイプからの蒸気を分配する複数のゾーンまたはゾーンボックスを有することができる。ディフューザーは、フェースプレートを含むことができるか、またはフェースプレートとすることができる。ディフューザーの一部は、フェースプレートであってもよい。フェースプレートは、紙に近接して配置され、紙が接触する、蒸気ボックスの最も外側の表面であるか、またはそれらの組み合わせであるディフューザーの一部とすることができる。ディフューザー、フェースプレート、またはその双方にコーティングを含めることができる。コーティングは、非粘着性コーティングとすることができる。コーティングは、摩耗を防ぐための硬化コーティングであってもよい。コーティングは、ポリテトラフルオロエチレン（ＰＴＦＥ）、陽極酸化、硬質陽極酸化アルミニウム、セラミックコーティング、またはそれらの組み合わせとすることができるか、またはそれらを含むことができる。ディフューザーは、所定の時間内に所定の量の蒸気を通過させることができる。好ましくは、ディフューザーは、計量された全ての蒸気を適用し、ディフューザーは、所定の領域にわたって蒸気を広げる。各ディフューザーは、１つのバルブの近くに配置されるか、または１つのバルブを覆うことができる。各ディフューザーは、１つ、２つ、３つ、４つ、５つ、６つ、またはそれ以上のバルブを覆うことができる。

バルブは、蒸気、メーター蒸気、またはその双方を所定の場所に供給するように機能する。紙の水分プロファイルが制御されるように、バルブを制御することができる。バルブは、熱を増加させる、水分を増加させる、乾燥を増加させる、またはシートのそれらの組み合わせのために開閉されることができる。バルブは、コントローラによって電子的に制御されることができる。バルブは、スキャナー、分散制御システム（ＤＣＳ）、またはその双方と電気通信または信号通信することができる。バルブは、０パーセントから１００パーセントまでの任意のパーセンテージまたはそれらの間の任意のパーセンテージで開くことができる。あるバルブの開放性または閉鎖性は、別のバルブから独立していることができる。例えば、１つのバルブを５０パーセント、別のバルブを６０パーセント、第３のバルブを２０パーセント、さらに別のバルブを９０パーセントまで開くことができる。バルブは、１つ以上の蒸気ヘッダーと流体連通していてもよい。

１つ以上の蒸気ヘッダーは、ボイラーまたは蒸気源から蒸気ボックス、バルブ、ゾーンフィードパイプ、またはそれらの組み合わせに蒸気を供給することができる。蒸気ヘッダーは、各ゾーンフィードパイプ、各バルブ、またはそれらの組み合わせが必要なだけの蒸気を供給できるのに十分な量の蒸気を供給することができる。例えば、全てのバルブが１００％開いている場合、各バルブは、実質的に同じ量の蒸気を供給することができる。蒸気ヘッダーは、蒸気ボックスと一体に移動可能とすることができる。蒸気ヘッダーは、蒸気ボックスが横方向に移動するか、回転方向に移動するか、または双方の蒸気ヘッダーが依然として蒸気ボックスに接続されるように、可撓性領域を含むことができる。蒸気ヘッダーは、蒸気をバルブに供給し、バルブは、蒸気を蒸気ボックス内のゾーンフィードパイプに計量し、次にゾーンフィードパイプは、蒸気を拡散して紙に蒸気を適用するディフューザーに蒸気を供給することができる。

１つ以上のゾーンフィードパイプは、紙が蒸気ボックスを通過するときに、ディフューザーが蒸気を紙に分配するように、蒸気をバルブからディフューザーに輸送することができる。ゾーンフィードパイプは、蒸気をディフューザーに供給するように機能する。フィードゾーンは、機械横断方向に等間隔に配置される。ゾーンフィードパイプは、機械間の水分プロファイルを制御、調整、またはその双方を行うことができるように分散させることができる。ゾーンフィードパイプは、ディフューザーと蒸気ヘッダーとの間に延びることができる。ゾーンフィードパイプは、蒸気ボックスが移動すると蒸気ボックスと一体に移動可能であるが、蒸気ボックスに対して静止したままであり、蒸気ボックスは、支持アームに対して移動する。

１つ以上の支持アームは、蒸気が紙またはストックに適用されることができるように、紙またはストックに対して蒸気ボックスを支持するように機能する。支持アームは、片側に配置されることができ、蒸気ボックスは、カンチレバーを機械横断方向に延ばすことができる。好ましくは、支持アームは、蒸気ボックスの両端に配置される。支持アームは、抄紙機または製造される紙と干渉しない限り、蒸気ボックスの中央または両端の間に配置されることができる。支持アームは、金属またはプラスチックでできていてもよい。支持アームは、蒸気ボックスおよび関連する構成要素を支持するのに十分な強度があることができる。支持アームは、１つ以上のガイドを含むことができる。

１つ以上のガイドは、スライド、蒸気ボックス、またはその双方の動きを制御または制限するように機能することができる。１つ以上のガイドは、一方向への移動を可能にするが、第２または第３の方向への移動を制限することができる。ガイドは、スライド、蒸気ボックス、またはその双方が移動するトラックとすることができる。ガイドは、蒸気ボックスの動きを決定するトラックとすることができる。蒸気ボックスがガイドに沿って移動するとき、蒸気ボックスの向きが一定のままであるように、ガイドは、実質的に直線とすることができる。ガイドは、蒸気ボックスまたはスライドがガイドに沿って移動するときに、蒸気ボックスがロール、支持アーム、またはその双方に対して横方向（または長手方向に移動）および回転運動の双方で移動するように、１つ以上の曲線を含むことができる。ガイドは、蒸気ボックスが回転するように蒸気ボックスが移動すると、蒸気ボックスの向きを変えることができる。ガイドが蒸気ボックスの回転を支援する場合、必要なアクチュエータは１つのみとすることができる。例えば、蒸気ボックスが支持アームに沿って移動すると、蒸気ボックスは回転することができる。ガイドは、蒸気ボックスを回転可能に移動させるか、蒸気ボックスを直線的に移動させるか、またはその双方を行う作動装置と連動することができる。ガイドは、蒸気ボックスがロール、紙、ワイヤ、またはそれらの組み合わせから離れて移動し、次にロール、紙、ワイヤ、またはそれらの組み合わせに戻って作業を継続するように、蒸気ボックスを所定のパターンで移動させることができる。ガイドは、支持アームに材料がなくてもよい。ガイドは、正方形、長方形、円形、楕円形、「Ｓ」形、「Ｖ」形、「Ｎ」形、「Ｗ」形、「Ｍ」形、「Ｚ」形、またはそれらの組み合わせである形状を有することができる。ガイドは、１つ以上のアクチュエータに近接して配置されているか、またはそれらに接続されている支持アームの一部とすることができる。支持アームは、リニアアクチュエータ、回転アクチュエータ、またはその双方に接続されることができるか、またはそれらを含むことができる。

リニアアクチュエータは、蒸気ボックスと隣接する構成要素との間にスペースが形成されるように、蒸気ボックスを隣接する構成要素（例えば、ワイヤ、紙、ロール、またはそれらの組み合わせ）から遠ざけるように機能する。リニアアクチュエータは、蒸気ボックスを直線的に移動させることができる。リニアアクチュエータは、蒸気ボックスを支持アームの周り、支持アームに沿って、またはその双方で移動させることができる。リニアアクチュエータは、蒸気ボックスが移動するときに蒸気ボックスが向きを維持するように、重心で蒸気ボックスに接続されることができる。リニアアクチュエータは、蒸気ボックスが移動すると、蒸気ボックスが支持アームに対して回転し、蒸気ボックスの向きが、ロール、ワイヤ、紙、またはそれらの組み合わせが変更されるように、ピボットに近接する位置、ピボット、またはその双方で蒸気ボックスに接続されることができる。リニアアクチュエータは、蒸気ボックスを機械横断方向に、紙から離れて、ワイヤから離れて、またはそれらの組み合わせで移動させることができる。リニアアクチュエータは、ピストン、サーボモーター、チェーン駆動装置、ベルト駆動装置、電気モーター、ポンプ、ねじ駆動、圧力駆動、ギア、歯車、チェーン、伸縮式、またはそれらの組み合わせであるか、それらを含むことができる。好ましくは、リニアアクチュエータは、蒸気ボックスを平面または線に沿って移動させる。リニアアクチュエータは、蒸気ボックスを直線的にまたは直線運動で移動させるサーボモーターまたはアクチュエータとすることができる。

回転アクチュエータは、蒸気ボックスの回転運動を引き起こすように機能する。回転アクチュエータおよびリニアアクチュエータは同じ装置であってもよい。例えば、蒸気ボックスは、ガイドに沿った動きによって回転することができ、アクチュエータは、直線運動のみを有することができる。回転アクチュエータは、リニアアクチュエータとは異なる装置であってもよい。回転アクチュエータは、リニアアクチュエータと同時に動作することができる。回転アクチュエータは、リニアアクチュエータの後に動作することができる。回転アクチュエータは、ピボットポイントに接続されることができる。回転アクチュエータは、支持アームに（直接的にまたは間接的に）接続されることができる。回転アクチュエータは、スライドに接続されることができる。回転アクチュエータは、蒸気ボックスの回転を補助する回転アームに接続されることができる。回転アクチュエータは、リニアアクチュエータについて本明細書に記載される装置と同一の装置とすることができる。好ましくは、回転アクチュエータは、回転アームをピボットの周りに直線的に押す回転アクチュエータによって蒸気ボックスを回転可能に移動させるサーボモーターまたはアクチュエータとすることができる。回転アクチュエータは、蒸気ボックスがピボットの周りを回転運動するとき、回転アクチュエータが支持アームに対して蒸気ボックスを回転させるように、支持アームに対して所定角度で配置されることができる。支持アームに対する回転アクチュエータの角度は、ピボットの周りの蒸気ボックスの回転量を決定することができる。支持アームおよび回転アクチュエータの角度は、蒸気ボックスが作業位置、格納位置、またはその双方にあるときの蒸気ボックスの移動量を決定することができる。蒸気ボックスが作業位置、格納位置、またはその双方にあるとき、角度は、約１５度以上、約２５度以上、約４５度以上、約６０度以上、または約７５度以上とすることができる。蒸気ボックスが作業位置、格納位置、またはその双方（±５度）にあるとき、角度は、約１８０度以下、約１５０度以下、約１３５度以下、約１０５度以下、または約９５度以下とすることができる。支持アームに対する回転位置での回転アクチュエータの角度は、蒸気ボックスの回転量を決定することができる。蒸気ボックスが回転位置にあるとき、角度は、支持アームに対して約５度以上、約１０度以上、約１５度以上とすることができる（角度は、負の角度とすることができる（すなわち、回転アクチュエータは、回転アームを支持アームの平面を越えて回転させることができる））。蒸気ボックスが回転位置にあるとき、角度は、支持アームに対して約９０度以下、約６０度以下、約２５度以下とすることができる（角度は、負の角度とすることができる（すなわち、回転アクチュエータは、回転アームを支持アームの平面を越えて回転させることができる））。回転アクチュエータは、回転アームをピボットの周りで回転させて、蒸気ボックスの回転方向を変えることができる。

ピボットは、フレーム、支持アーム、ロール、紙、ワイヤ、またはそれらの組み合わせに対する蒸気ボックスの回転運動を可能にするように機能することができる。ピボットは、蒸気ボックスを抄紙機から遠ざけるのに役立ち、蒸気ボックスが洗浄されたときに破片が抄紙機または抄紙機を汚染しないようにすることができる。ピボットは、１つ以上の軸受を含むことができる。ピボットは、低摩擦面（例えば、互いに対して移動する２つのプラスチック片またはプラスチックおよび金属）とすることができる。ピボットは、ジョイントであってもよい。ピボットは、軸であってもよい。蒸気ボックスは、ピボットの周りを移動することができる。ピボットは、蒸気ボックスの外側に配置され、軸受またはスリーブで受容される耳とすることができる。ピボットは、回転アームが移動すると蒸気ボックスが回動するように、回転アーム内に延びるか、または回転アームと接触することができる。

回転アームは、蒸気ボックス、ブラシ、スプレー、またはそれらの組み合わせを２つ以上の位置の間で回転させるように機能する。回転アームは、蒸気ボックス、ブラシ、スプレー、洗浄装置、またはそれらの組み合わせを移動させるように機能する。回転アームは、アクチュエータ（例えば、回転アクチュエータ）に接続される。回転アームを移動させると、蒸気ボックス、ブラシ、スプレー、洗浄装置、またはそれらの組み合わせを回転させる。シームボックスが直線的に移動するため、回転アームは、蒸気ボックスを回転可能に移動させることができる。回転アームは、ガイドに接触すること、ガイドに沿って延びること、支持アームに接触すること、またはそれらの組み合わせによって回転することができる。回転アームは、アクチュエータによって接触されて、蒸気ボックス、ブラシ、スプレー、洗浄装置、またはそれらの組み合わせをピボットの周りで移動させることができる。蒸気ボックスは、単一の回転アーム（傾向側、裏側）を備えることができる。好ましくは、蒸気ボックスは、各側に１つずつ、２つの回転アームを有する。回転アームは、ピボットから外側に延びることができる。回転アームは、機械効率を提供することができる。回転アームは、シリンダー、ギア、チェーン、ケーブル、またはそれらの組み合わせとすることができる。回転アームは、カンチレバー装置とすることができる。回転アームは、ピボットで接続されることができる。回転アームは、ピボットのスリーブに接続されることができる。回転アームは、スライドの上または近くに配置されることができる。

スライドは、蒸気ボックスを直線的に移動させる、蒸気ボックスを回転運動させる、支持アーム内または支持アームに対して蒸気ボックスを支持する、またはそれらの組み合わせとして機能することができる。スライドは、ガイド内を移動することができ、ガイドは、蒸気ボックスの移動を指示することができる。例えば、ガイドが直線である場合、蒸気ボックスは、直線的に移動することができる。ガイドが湾曲している場合、蒸気ボックスは、湾曲したパターンで移動することができる。スライドは、アクチュエータ（例えば、リニアアクチュエータ）に直接接続されることができる。スライドは、ガイドの形状を補完する形状を有することができる。スライドは、円形、正方形、長方形、楕円形、八角形、五角形、またはそれらの組み合わせとすることができる。スライドは、蒸気ボックスの動きを制限しながら、支持アームに沿って蒸気ボックスを移動させるのを助ける。スライドは、蒸気ボックスを洗浄システムに近付けたり遠ざけたりすることができる。

洗浄システムは、蒸気ボックス、ディフューザー、バルブ、ゾーンフィードパイプ、吸引ロール、吸引プレスロール、プレスロール、孔を含むロール、貫通孔を含むロール、ディボットを含む孔、スクリーン、吸引を含むロール、目詰まりまたは汚れる可能性のある部分を有することができるロール、またはそれらの組み合わせを洗浄するように機能することができる。好ましくは、洗浄システムは、ディフューザーを洗浄する。洗浄システムは、空気圧で洗浄するか、油圧で洗浄するか、機械的に洗浄するか、またはそれらの組み合わせを行うことができる。洗浄システムは、機械横断方向全体に及ぶことができる。洗浄システムは、蒸気ボックスを洗浄するために機械横断方向に沿って移動することができる。洗浄システムは、機械横断に沿った１つ以上のゾーンまたは領域（例えば、ノズルのバンク）を含むことができる。洗浄システムは、監視システムと連動して、蒸気ボックス、ディフューザー、またはその双方を洗浄することができる。洗浄システムは、洗浄の１つ以上のステップまたは段階を実行することができる。洗浄システムは、動作中、シート中断、起動中、断続的に、時限的に、定期的に、またはそれらの組み合わせで動作することができる。洗浄システムは、下流のセンサが汚染を示す可能性のある一貫性のない水分プロファイルの読み取り値を検出したときに動作することができる。洗浄システムは、圧力センサが背圧、背圧の増加、またはその双方を示したときに動作することができる。洗浄システムは、１つ以上の空気圧または油圧洗浄装置、１つ以上の機械的洗浄装置、あるいはその双方を含むことができる。洗浄システムは、洗浄キャリッジを含むか、または洗浄キャリッジとすることができる。

洗浄キャリッジは、蒸気ボックス、分配器、またはその双方を洗浄するように機能することができる。洗浄キャリッジは、蒸気ボックスに沿って機械横断方向に移動することができる。洗浄キャリッジは、蒸気ボックスに接続することができる。洗浄キャリッジは、蒸気ボックスの近くに保持されることができる。洗浄キャリッジは、蒸気ボックスに直接接続することができる。洗浄キャリッジは、蒸気ボックスに間接的に接続されることができる。洗浄キャリッジは、シャワー、ブラシ、またはその双方を含むことができる。洗浄キャリッジは、１つ以上のシャワー、２つ以上のシャワー、３つ以上のシャワー、または４つ以上のシャワーを含むことができる。洗浄キャリッジは、１０以下のシャワー、８つ以下のシャワー、または６つ以下のシャワーを含むことができる。洗浄キャリッジは、１つ以上のブラシ、２つ以上のブラシ、３つ以上のブラシ、または４つ以上のブラシを含むことができる。洗浄キャリッジは、１０以下のブラシ、８つ以下のブラシ、または６つ以下のブラシを含むことができる。洗浄キャリッジは、洗浄キャリッジが蒸気ボックスに沿って移動するときに、機械的に洗浄するか、油圧で洗浄するか、またはその双方を行うことができる。洗浄キャリッジは、蒸気ボックスが格納位置、回転位置、またはその双方にあるときに洗浄することができる。洗浄キャリッジは、１つ以上のコネクタを含むことができる。

１つ以上のコネクタは、洗浄キャリッジを蒸気ボックス、支持フレーム、支持トラック、またはそれらの組み合わせに接続するように機能する。コネクタは、蒸気ボックス、支持フレーム、支持トラック、またはそれらの組み合わせに沿った洗浄キャリッジの移動を可能にすることができる。コネクタは、力の生成に役立つことができる。コネクタは、１つ以上のブラシを押して蒸気ボックスの面に接触させることができる。コネクタは、洗浄キャリッジを所定の位置に保持し、次に蒸気ボックスを移動させて洗浄キャリッジと接触させることができる。コネクタは、支持フレーム、支持トラック、またはその双方に接続することができる。コネクタは、機械間の移動を可能にすることができる。洗浄キャリッジは、１つ以上、２つ以上、３つ以上、または４つ以上のコネクタを含むことができる。コネクタは、１つ以上の移動部材とすることができる。

移動部材は、蒸気ボックス、支持フレーム、支持トラック、またはそれらの組み合わせに対する洗浄キャリッジの移動を可能にするように機能することができる。移動部材は、蒸気ボックス、洗浄キャリッジ、またはその双方の対向する端部または側面に配置されることができる。移動部材は、支持トラックに接続することができる。洗浄キャリッジは、１つ以上、２つ以上、３つ以上、または４つ以上の移動部材を含むことができる。洗浄キャリッジの各コーナーは、移動部材を含むことができる。移動部材は、洗浄キャリッジの中央部分に配置されることができる。移動部材は、ブラシをディフューザーと接触させるように引くのを助けることができる。移動部材は、機械横断方向に移動することができる。移動部材は、洗浄キャリッジを蒸気ボックスから吊り下げることができる。移動部材は、低摩擦の滑り部材とすることができる。例えば、移動部材は、別の静止部品に接続する静止部品とすることができる。運動部材は、別の部分に沿ってスライドするプラスチック、ポリ、ポリマー、またはそれらの組み合わせとすることができる。移動部材は、コーティングされていてもよく、コーティングを含んでもよい。移動部材は、ポリテトラフルオロエタンとすることができるか、またはそれを含むことができる。移動部材は、ピボットまたは軸の周りを回転することができる。移動部材は、移動部材またはホイールとすることができる。移動部材は、ホイール、ローラー、双方とすることができる。移動部材は、支持トラックの周りに延びることができる。移動部材は、支持トラックの端部に接続することができる。移動部材は、支持フレームまたは支持トラックに沿って移動することができる。

支持トラックは、移動部材に接続することができる。支持トラックは、洗浄キャリッジの一部とすることができる。支持トラックは、支持フレームの一部とすることができる。支持トラックは、抄紙機の機械横断方向の長さに沿って延びることができる。支持トラックは、蒸気ボックスと平行に延びることができる。蒸気ボックスの一部は、支持トラックを含むか、または支持トラックとすることができる。支持トラックは、平坦とすることができる。支持トラックは、ポイントまたはピークを有することができる。支持トラックは、レールを有することができる。支持トラックは、洗浄キャリッジが蒸気ボックスに直接接続することを可能にすることができる。支持トラックは、蒸気ボックスの近くで洗浄キャリッジを支持することができる。支持トラックは、洗浄キャリッジを蒸気ボックスに間接的に接続することができる。支持トラックは、フレームに沿った移動、機械間の移動、蒸気ボックスの面に沿った移動、またはそれらの組み合わせを可能にすることができる。支持トラックは、ローラーを受容することができる。支持トラックは、洗浄キャリッジが蒸気ボックスに追加されたり、蒸気ボックスから取り外されたりすることを可能にすることができる。支持トラックは、蒸気ボックスのロードまたはアンロード部分以外の場所からの洗浄キャリッジの取り外しを妨げることができる。支持トラックは、支持フレームに接続されるか、支持フレームの一部とすることができる。

支持フレームは、抄紙機、蒸気ボックス、洗浄システム、洗浄キャリッジ、またはそれらの組み合わせの一部を支持するように機能することができる。支持フレームは、金属構造とすることができる。支持フレームは、機械方向にまたがることができる。支持フレームは、機械横断方向にまたがることができる。支持フレームは、静止とすることができる。支持フレームは、除去システムを支持することができる。

除去システムは、破片、汚染物質、液体、またはそれらの組み合わせが洗浄中に抄紙機に落下するのを防ぐように機能することができる。除去システムは、洗浄キャリッジと一体に移動することができる。除去システムは、洗浄キャリッジの後に続くことができる。除去システムは、洗浄キャリッジの長さを延長することができる。除去システムは、蒸気ボックスに沿って移動することができる。除去システムは、蒸気ボックスの下に配置された静止部品とすることができる。除去システムは、真空、バスケット、排水管、貯蔵ボックス、またはそれらの組み合わせを含むことができる。除去システムは、破片、汚染物質、流体、またはそれらの組み合わせが紙、ワイヤ、フェルト、またはそれらの組み合わせに落下するのを防ぐことができる。除去システムは、破片、汚染物質、流体、またはそれらの組み合わせを、抄紙機、下水道、またはそれらの組み合わせの下方の壊れたピットに導くことができる。除去システムは、洗浄中に除去された物品を受動的に収集することができる。除去システムは、洗浄中に除去された物品を積極的に収集することができる。除去システムは、洗浄中に除去された物品を抄紙機の外の場所にリダイレクトすることができる。空気圧式または油圧式の洗浄装置（以下、ＦＣＤ（すなわち、流体洗浄装置））は、流体を蒸気ボックス、ディフューザー、またはその双方に接触させることによって洗浄するように機能することができる。ＦＣＤは、蒸気ボックス、ディフューザー、またはその双方に流体を導くことができる。ＦＣＤは、直接接触していなくてもよい。ＦＣＤは、破片を噴霧することによって破片を除去して、破片を浮かせたり、吹き飛ばしたり、柔らかくしたり、またはそれらの組み合わせとすることができる。ＦＣＤは、空気、水、またはその双方を噴霧することができる。ＦＣＤは、水、家庭雑排水、またはその双方を適用することができる。ＦＣＤは、十分な量の水を供給して、破片（例えば、紙、紙粉、粘着物、化学物質の蓄積）を柔らかくして除去する。ＦＣＤは、ディフューザーが向いている方向にスプレーすることができる。ＦＣＤは、乾燥した紙粉を除去するためにディフューザーに空気を噴霧することができる。破片が湿った紙の場合、ＦＣＤは、液体をスプレーすることができる。ＦＣＤは、約０．７ＭＰａ以上、約１．５ＭＰａ以上、約３．５ＭＰａ以上、約５ＭＰａ、約１０ＭＰａ以上、約１５ＭＰａ以上、約２０ＭＰａ以上、約２５ＭＰａ以上、約３０ＭＰａ以上、さらには約３５ＭＰａの圧力で流体を適用することができる。ＦＣＤは、約１００ＭＰａ以下、約７５ＭＰａ以下、約５０ＭＰａ以下、または約４０ＭＰａ以下の圧力で流体を適用することができる。ＦＣＤは、最初に空気を噴霧し、次に水を噴霧することができる。ＦＣＤは、水を噴霧してから空気を噴霧することができる。ＦＣＤは、１つ以上のノズルを備えたバーを含むことができる。好ましくは、ＦＣＤは、バーに沿って機械横断方向に延びる複数のノズルを含む。ＦＣＤは、１列以上のノズルを含むことができる。ＦＣＤは、２、３、４、５列以上のノズルを含むことができる。好ましくは、ＦＣＤは、１列のノズルを含む。

ノズルは、蒸気ボックス、ディフューザー、またはその双方に流体を供給するように機能する。ノズルは、蒸気ボックス、ディフューザー、またはその双方から、破片、紙、紙粉、またはそれらの組み合わせを除去または移動するのを支援するように機能する。ノズルは、蒸気ボックスまたはディフューザーを洗浄するのに十分な量の流体を供給することができる。ノズルは、それぞれ、約０．２５Ｌ／分以上、約０．５Ｌ／分以上、約１Ｌ／分以上、さらには約２Ｌ／分以上を供給することができる。ノズルは、それぞれ、約１０Ｌ／分以下、約７Ｌ／分以下、約５Ｌ／分以下、または約３Ｌ／分以下を支持することができる。ノズルは、所定距離だけ離間されることができる。ノズル間の距離は、スプレー距離に依存することができる。各ノズルのスプレーがいくらか重なるように、ノズルは、離間されることができる。ノズルは、抄紙機の機械横断方向に沿って等間隔に配置されることができる。ノズルは、群またはバンク（以下、バンク）に配置されることができる。

バンクは、ノズルが他のノズルバンクとは別に動作できるように機能する。バンクは、蒸気ボックスを領域に分割することができる。領域（またはバンク）は、蒸気ボックスの経度（機械横断方向）に沿って、横方向（機械方向）、または双方の組み合わせで分割されることができる。洗浄システムは、１つ以上のバンク、２つ以上のバンク、３つ以上のバンク、５つ以上のバンク、７つ以上のバンク、または１０以上のバンクを含むことができる。洗浄システムは、２０以下のバンク、１５以下のバンク、または１２以下のバンクを含むことができる。バンクの数は、蒸気ボックスの機械間の長さ、ノズルを出る流体の所望の圧力、またはその双方によって決定されることができる。ノズルのバンクは、全て同時に動作することができる。ノズルのバンクは、個別にオンまたはオフにすることができる。ノズルの各バンクは、個別に制御されることができる。バンクは、順次、ランダム、群、またはそれらの組み合わせで動作するように制御されることができる。バンクは、ノズルから出る流体の圧力を決定するように動作されることができる。より少ない圧力が必要な場合は、より多くのバンクをオンにすることができ、より多くの圧力が必要な場合は、より多くのバンクをオフにすることができる。バンクは、そのバンク内のエリアを再洗浄するために検査後に動作されることができる。各バンクは、洗浄サイクル中に１回以上動作されることができる。一部のバンクは、１回動作されることができ、一部のバンクは、複数回動作されることができる。動作されるバンクの数は、所望の流体圧力またはノズルからの流れに基づいて決定されることができる。バンクのサイズ（すなわち、ノズルの数）は、システム内のポンプのサイズに基づいて選択されることができる。例えば、全てのバンクを一体に動作して蒸気ボックスの面を濡らし、次に面を濡らすと、いくつかのバンクをオフにして、洗浄圧力を上げることができる。ノズルは、機械的洗浄装置の前、最中、または回避するために使用されることができる。

機械的洗浄装置（ＭＣＤ）は、蒸気ボックス、ディフューザー、またはその双方に直接接触して破片を除去するように機能することができる。ＭＣＤは、蒸気ボックス、ディフューザー、またはその双方を磨いたり、こすったり、またはその双方を行ったりすることができる。ＭＣＤは、ＦＣＤに続く、ＦＣＤと同時に洗浄する、ＦＣＤの後に洗浄する、またはそれらの組み合わせとすることができる。ＭＣＤは、湿った材料、緩んだ材料、またはその双方を除去することができる。ＭＣＤは、回転ブラシとすることができる。ＭＣＤは、金属ブラシ、ポリマーブラシ、またはその双方のことができる。ＭＣＤは、ディフューザーを清掃するために開始位置から終了位置に移動することができる。ＭＣＤは、ディフューザー内の貫通孔の詰まりをクリアすることができる。ＭＣＤは、ディフューザーの孔または貫通孔に延びることができる。ＭＣＤは、移動方向に回転することができる。ＭＣＤは、反対方向の移動方向に回転することができる。ＭＣＤおよびＦＣＤは、同じ移動アームに配置されることができる。ＭＣＤおよびＦＣＤは、異なる移動アームに配置されることができる。ＭＣＤおよびＦＣＤは、直列または並列で使用されることができる。ＭＣＤおよびＦＣＤは、ディフューザーの面を横切って１回以上、２回以上、または３回以上延びることができる。移動アームは、ＭＣＤおよびＦＣＤを、ディフューザー、蒸気ボックス、またはその双方の面を横切って移動させることができる。

移動アームは、ディフューザーを洗浄するように、ＭＣＤ、ＦＣＤ、またはその双方を移動するように機能することができる。移動アームは、ピボットを中心に回転することができる。移動アームは、使用していないときにＭＣＤ、ＦＣＤ、またはその双方を引っ込めることができる。移動アームは、格納位置と開始位置との間を移動することができる。移動アームは、開始位置と終了位置との間を移動することができる。移動アームは、終了位置と格納位置との間を移動することができる。移動アームは、ブラシ、複数のノズル、またはその双方を移動することができる。移動アームは、抄紙機の側面および第２の側面に配置されることができる。移動アームは、１つ以上のアクチュエータによって移動されることができる。

アクチュエータは、移動アームを移動させるように機能する。アクチュエータは、ＭＣＤ、ＦＣＤ、またはその双方を移動させることができる。アクチュエータは、蒸気ボックス、ディフューザー、またはその双方の面に沿って移動を作り出すことができる。アクチュエータは、リニアアクチュエータ、回転アクチュエータ、またはその双方について本明細書に記載される任意のアクチュエータとすることができる。好ましくは、アクチュエータは、リニアアクチュエータである。アクチュエータは、直線状に移動させることができ、移動アームは、弧状の経路に沿って移動することができる。アクチュエータは、移動アームをアクチュエータの周りに移動させることができる。

洗浄ピボットは、ＭＣＤ、ＦＣＤ、またはその双方を回転させることを可能にする。洗浄ピボットは、終了位置、開始位置、格納位置、またはそれらの組み合わせの間で回動することができる。洗浄ピボットは、軸受とすることができる。洗浄ピボットは、可動接続を形成するためにスリーブ内に延びる移動アームの一部とすることができる。洗浄ピボットは、移動アームの端部に配置されることができる。洗浄ピボットは、アクチュエータの取り付け点の反対側に配置されることができる。洗浄ピボットは、ＭＣＤ、ＦＣＤ、またはその双方が開始位置と終了位置との間を移動することを可能にすることができる。

開始位置は、蒸気ボックス、ディフューザー、またはその双方の第１の側または端部とすることができる。開始位置は、蒸気ボックス、ディフューザー、またはその双方の上流側または端部にあることができる。開始位置は、蒸気ボックス、ディフューザー、またはその双方の下流側または端部にあることができる。開始位置は、ＭＣＤ、ＦＣＤ、またはその双方が洗浄を開始する場所とすることができる。ＭＣＤ、ＦＣＤ、またはその双方が、開始位置から終了位置まで１回以上移動することができる。

終了位置は、ＭＣＤ、ＦＣＤ、またはその双方が洗浄を停止する場所とすることができる。終了位置は、ＭＣＤ、ＦＣＤ、またはその双方が、蒸気ボックス、ディフューザー、またはその双方の端部または側面から出る場所とすることができる。終了位置は、スプレー、ブラシ、またはその双方が、蒸気ボックス、ディフューザー、またはその双方の一方の端部または側面に配置される位置とすることができる。終了位置は、蒸気ボックスが回転位置にある場合にのみ存在することができる。

回転位置は、蒸気ボックスがロール、紙、フェルト、ワイヤ、またはそれらの組み合わせから離れる方向を向く位置とすることができる。回転位置は、蒸気ボックスが蒸気ボックスから除去された汚染物質が抄紙機を汚染するのを防止される位置に移動される場所とすることができる。汚染物質は、壊れた孔、床、またはその双方に落ちることができる。洗浄システムは、蒸気ボックスが回転位置、洗浄位置、またはその双方にあるときに、汚染物質または破片を収集することができる。汚染物質が抄紙機から落下するように、回転位置が下を向くことができる。回転位置は、蒸気ボックスの面が重力の方向に平行であるか、または重力の方向を超えて回転する場所とすることができる（例えば、床に平行な平面に対して９０度未満の角度）。回転位置は、蒸気ボックスが格納位置にある場合にのみ発生することができる。

格納位置は、蒸気ボックスが作業位置、ロール、紙、フェルト、ワイヤ、またはそれらの組み合わせから離れて移動される位置とすることができる。格納位置は、直線的に移動する蒸気ボックスとすることができる。格納位置は、回転せず、作業位置から離れない蒸気ボックスであってもよい。格納位置はまた、回転位置とすることができる。回転位置は、格納位置が形成された後に形成されることができる。蒸気ボックスが格納位置に向かって移動すると、蒸気ボックスが回転することができる。蒸気ボックスが回転位置に移動する前に、蒸気ボックスが完全に格納位置に移動することができる。蒸気ボックスは、作業位置から格納位置、回転位置、またはその双方に移動することができる。

作業位置は、蒸気ボックスが紙の近くに配置される場所とすることができる。作業位置は、ロール、フェルト、ワイヤ、またはそれらの組み合わせの近くに配置された蒸気ボックスとすることができる。作業位置、回転位置、またはその双方で、圧力計を使用して蒸気ボックス内の圧力を監視することができる。

１つ以上の圧力計は、蒸気ボックス、ゾーンフィードパイプ、蒸気ヘッダー、バルブ、またはそれらの組み合わせの圧力を監視するように機能する。１つ以上の圧力計は、背圧を監視することができる。１つ以上の圧力計は、使用中の圧力を監視することができる。１つ以上の圧力計は、分配器を介して加えられる圧力の量を介して清浄度を監視することができる。洗浄サイクルが使用された後、１つ以上の圧力計を使用して清浄度をチェックすることができる。１つ以上の圧力計を使用して、洗浄が必要かどうかを判定することができる。１つ以上の圧力計を方法で使用することができる。

この方法は、特に明記されていない限り、本明細書に記載される１つ以上のステップを実質的に任意の順序で含むことができる。この方法は、蒸気ボックスを直線的に移動させるステップを含むことができる。この方法は、蒸気ボックスを回転させるステップを含むことができる。直線移動のステップは、回転のステップの後に発生する。蒸気ボックスは、圧力を監視することができる。監視システムは、圧力、背圧、またはその双方を監視することができる。監視システムは、圧力センサ、視覚センサ、またはその双方を含むことができる。監視システムは、水分プロファイルを介して蒸気ボックスを監視することができる。監視システムは、分配器、蒸気ボックス、またはその双方にある破片、紙、ほこり、またはそれらの組み合わせを視覚的に検査することができる。監視システムは、使用中に監視することができる。監視システムは、洗浄中に監視することができる。監視システムは、洗浄サイクルが実行された後に監視することができる。監視システムは、１つ以上のセンサを含むことができる。監視システムは、２つ以上のセンサ、３つ以上のセンサ、または４つ以上のセンサを含むことができる。監視システムは、１つ以上のセンサを移動させることができる。監視システムは、あるセンサを別のセンサと比較することができる。監視システムは、測定値を以前の測定値と比較することができる。例えば、視覚的なプロファイルがわかっている場合は、洗浄後のプロファイルを既知のプロファイルと比較して、蒸気ボックスに破片がまだ存在するかどうかを判定することができる。監視システムは、１つ以上のライトを含むことができる。監視システムは、１つ以上のライトをオンおよびオフにすることができる。監視システムは、洗浄システムの一部とすることができる。洗浄システムは、１つ以上の洗浄装置を含むことができる。この方法は、蒸気ボックス、分配器、またはその双方で空気を吹き付けるステップを含むことができる。この方法は、蒸気ボックス、分配器、またはその双方に水を噴霧するステップを含むことができる。この方法は、水と空気を同時に噴霧するステップを含むことができる。この方法は、蒸気ボックス、分配器、またはその双方をブラッシングするステップを含むことができる。ブラッシングは、一方向への移動とすることができる。ブラッシングは、連続回転ブラシとすることができる。ブラッシングは、空気または水を適用した後に発生することができる。空気または水を適用する前にブラッシングが発生することができる。ブラッシングは、空気、水、またはその双方が適用されている間に適用されることができる。水、空気、ブラッシング、またはそれらの組み合わせを適用するステップは、１つの洗浄ステップが実行される前に、１回以上、２回以上、または３回以上発生することができる。１つの洗浄ステップが実行された後、次に監視のステップが実行されることができる。ブラッシングのステップは、ブラシを介して流体を適用することを含むことができる。機械的洗浄は、直接接触洗浄とすることができる。機械的洗浄は、蒸気ボックス、ディフューザー、またはその双方の上を通過するスクレーパーとすることができる。機械的洗浄は、空気圧駆動、油圧駆動、またはその双方で行うことができる。この方法は、ＦＣＤを開始位置と終了位置との間で回転させるステップを含む。ＦＣＤは、蒸気ボックス、ディフューザー、またはその双方を横切って１つ以上の方向に移動されることができる。ＦＣＤは、蒸気ボックス、ディフューザー、またはその双方を横切って２つ以上の方向に移動することができる。蒸気ボックス、ディフューザー、またはその双方は、本明細書で教示される監視システムを使用して監視することができる。

図１は、抄紙機２の傾向側１６からの側面図を示している。抄紙機２は、成形板７の近くおよびワイヤ６上にストックを配置するスライス開口３を備えたヘッドボックス４を含む。ブレストロール５は、ヘッドボックス４の近くに配置されている。複数のフォイルセクション８は、成形板７およびヘッドボックス４の機械方向１４の下流に配置されている。抄紙機２のウェットエンドの端部は、カウチロール１０およびリターンロール１２を含む。示されるように、蒸気ボックス４０は、フォイルセクション８の後に配置され、ワイヤ６、ストック、およびカウチロール１０の上に配置される。

図２は、フレーム１１、真空ロール２６、および蒸気ボックス４０の底面斜視図である。蒸気ボックス４０は、リニアアクチュエータ５０および回転アクチュエータ５２によって移動可能である。

図３は、真空ロール２６と連通しているヤンキードライヤー２８の側面図である。紙（視認可能でない）は、蒸気ボックス４０の下方の真空ロール２６の周り、および真空ロール２６とヤンキードライヤー２８との間を通過する。蒸気ボックス４０は、回転アクチュエータ５２が移動されるとき、ピボット４２の周りで回動可能である。蒸気ボックス４０は、リニアアクチュエータ５０によって長手方向に移動可能である。

図４Ａは、作業位置１００にある蒸気ボックス４０の傾向側１６の図である。蒸気ボックス４０は、真空ロール２６に近接している。回転アクチュエータ５２は、蒸気ボックス４０をピボット５４の周りで真空ロール２６による位置まで持ち上げて回転させる。リニアアクチュエータ５０は、スライド５８を移動させて、蒸気ボックス４０を真空ロール２６に移動させる。洗浄システム６０は、蒸気ボックス４０の下方に近接して配置され、示されているように、格納位置にある。

図４Ｂは、蒸気ボックス４０の裏側１８の図である。スライド５８は、支持アーム４９のガイド５７内に配置され、蒸気ボックス４０が移動するときにそれを案内する。洗浄システム６０は、蒸気ボックス４０の下方に配置されている。

図５Ａは、格納位置１０２にある蒸気ボックス４０の傾向側１６の図である。蒸気ボックス４０は、真空ロール２６から離れて移動される。スライド５８がリニアアクチュエータ５０によって下向きに移動されている間、回転アクチュエータ５２は、蒸気ボックス４０を回転位置に維持する。蒸気ボックス４０の近くには、洗浄システム６０がある。

図５Ｂは、リニアアクチュエータ５０によって真空ロール２６から離れて移動された蒸気ボックス４０の裏側１８の図である。リニアアクチュエータが５０を移動させると、スライド５８は、ガイド５７に沿って移動される。回転アクチュエータ５２は、蒸気ボックス４０を直立位置に維持する。

図６は、回転した部分（または洗浄位置）１０４に回転された蒸気ボックス４０の側面図である。回転位置では、蒸気ボックス４０は、回転アクチュエータ５２が蒸気ボックス４０の回転アーム５５を移動させることによってピボット５４の周りを回転する。リニアアクチュエータ５０は、蒸気ボックス４０が洗浄システム６０の近くに移動するように、蒸気ボックスを既に線形に移動させている。

図７は、下向きに回転された蒸気ボックス４０および開始位置７２にある洗浄システム６０の側面図である。開始位置７２において、移動アーム６６は、空気圧または油圧洗浄装置（例えば、シャワー）６２およびノズル７６を蒸気ボックスの第１の側に移動させる。蒸気ボックス４０は、蒸気ボックス４０内の圧力を監視するのを助ける圧力計７８を含む。

図８は、下向きに回転された蒸気ボックス４０および終了位置７４における洗浄システム６０の側面図である。終了位置７４において、移動アーム６６は、空気圧または油圧洗浄装置６２およびノズル７６を蒸気ボックスの第２の側に移動させる。蒸気ボックス４０は、蒸気ボックス４０内の圧力を監視するのを助ける圧力計７８を含む。

図９は、洗浄システムおよび監視システム２０の底面斜視図である。監視システム２０は、洗浄サイクルが実行された後に蒸気ボックス４０を検査するライト２２およびセンサ２４を含む。空気圧または油圧洗浄装置６２は、両端に洗浄ピボット７０と、蒸気ボックス４０が洗浄されるように、空気圧または油圧洗浄装置６２を移動アーム６６に対して移動させるアクチュエータ６８とを有する。

図１０は、蒸気ボックス４０を洗浄するために連動して機能する空気圧または油圧洗浄装置６２および機械的洗浄装置（例えば、ブラシ）６４を備えた洗浄システム６０を示している。空気圧または油圧洗浄装置６２および機械的洗浄装置６４は、移動アーム６６の周りでアクチュエータ６８によって移動可能である。

図１１は、蒸気ボックス４０の断面図である。蒸気ボックス４０は、流体（例えば、蒸気）をディフューザー４４に供給し、流体をストックおよび／または紙（図示せず）に適用するゾーンフィードパイプ５６に接続されたバルブ４６を保持するハウジング４２を含む。蒸気ヘッダー４８は、蒸気を蒸気ボックス４０に供給し、バルブ４６は、作成される紙のシート（図示せず）に適用される蒸気の量を制御する。

図１２は、洗浄システム６０を備えた蒸気ボックス４０の側面図である。洗浄システム６０は、蒸気ボックス４０に沿って移動する洗浄キャリッジ８０を含む。洗浄キャリッジ８０は、洗浄キャリッジ８０が蒸気ボックス４０に沿って移動するときに蒸気ボックス４０を洗浄するシャワー６２およびブラシ６４を含む。洗浄キャリッジ８０は、支持トラック８６に沿って移動するローラーとして示される移動部材８８を含むコネクタ８２を含む。図示された洗浄キャリッジ８０は、蒸気ボックスが格納位置１０２にある間に蒸気ボックス４０を洗浄している。

図１３は、洗浄システム６０を備えた蒸気ボックス４０の側面図である。洗浄システム６０は、蒸気ボックス４０に沿って移動する洗浄キャリッジ８０を含む。洗浄キャリッジ８０は、洗浄キャリッジ８０が蒸気ボックス４０に沿って移動するときに蒸気ボックス４０を洗浄するシャワー６２およびブラシ６４を含む。洗浄キャリッジ８０は、支持トラック８６の周りに延在して洗浄キャリッジ８０を蒸気ボックス４０に移動可能に接続する移動部材８８を含むコネクタ８２を含む。

図１４は、洗浄システム６０を備えた蒸気ボックス４０の側面図である。洗浄システム６０は、蒸気ボックス４０に沿って移動する洗浄キャリッジ８０を含む。洗浄キャリッジ８０は、洗浄キャリッジ８０が蒸気ボックス４０に沿って移動するときに蒸気ボックス４０を洗浄するシャワー６２およびブラシ６４を含む。洗浄キャリッジ８０は、支持トラック８６の周りに延在して洗浄キャリッジ８０を蒸気ボックス４０に移動可能に接続する移動部材８８を含むコネクタ８２を含む。洗浄キャリッジ８０はまた、洗浄中に除去される流体および破片を収集する除去システム９０を含む。図示された洗浄キャリッジ８０は、蒸気ボックスが回転位置１０４にある間に蒸気ボックス４０を洗浄している。

図１５は、洗浄システム６０を備えた蒸気ボックス４０の側面図である。洗浄システム６０は、蒸気ボックス４０に沿って移動する洗浄キャリッジ８０を含む。洗浄キャリッジ８０は、洗浄キャリッジ８０が蒸気ボックス４０に沿って移動するときに蒸気ボックス４０を洗浄するシャワー６２およびブラシ６４を含む。洗浄キャリッジ８０は、支持トラック８６に沿って移動するローラーとして示される移動部材８８を含むコネクタ８２を含む。支持トラック８６は、支持フレーム８４からの延長部に接続されている。支持トラック８６は、抄紙機の機械横断長さに沿って延びる。図示された洗浄キャリッジ８０は、蒸気ボックスが格納位置１０２にある間に蒸気ボックス４０を洗浄している。

図１６は、洗浄システム６０を備えた蒸気ボックス４０の側面図である。洗浄システム６０は、蒸気ボックス４０に沿って移動する洗浄キャリッジ８０を含む。洗浄キャリッジ８０は、洗浄キャリッジ８０が蒸気ボックス４０に沿って移動するときに蒸気ボックス４０を洗浄するシャワー６２およびブラシ６４を含む。洗浄キャリッジ８０は、支持トラック８６でもある支持フレーム８４に沿って移動可能である。支持トラック８６は、抄紙機の機械横断長さに沿って延びる。図示された洗浄キャリッジ８０は、蒸気ボックスが回転位置１０４にある間に蒸気ボックス４０を洗浄している。

変形例１は、以下を備えることができる。（ａ）ハウジングと、（ｂ）支持アームと、（ｃ）蒸気ボックスを作業位置と回転位置との間で回転させる回転アクチュエータと、を備える、システム。

変形例２は、変形例１の蒸気ボックスを備えることができ、蒸気ボックスを作業位置に向かっておよび作業位置から離れるように直線的に移動させるリニアアクチュエータを含む蒸気ボックスを備えることができる。

変形例３は、先行する変形例のいずれかの蒸気ボックスを備えることができ、蒸気ボックスが回転アクチュエータに接続された回転アームを含むことを備えることができる。

変形例４は、先行する変形例のいずれかの蒸気ボックスを備えることができ、蒸気ボックスが作業位置と回転位置との間で４５度以上回転されることを備えることができる。

変形例５は、先行する変形例のいずれかの蒸気ボックスを備えることができ、支持アームがハウジングの各端部に配置されることを備えることができる。

変形例６は、先行する変形例のいずれかの蒸気ボックスを備えることができ、回転アクチュエータがハウジングの各端部に配置されることを備えることができる。

変形例７は、先行する変形例のいずれかの蒸気ボックスを備えることができ、回転アクチュエータが回転アームと連通しており、回転アクチュエータが回転アームを移動させて蒸気ボックスを移動させることを備えることができる。

変形例８は、先行する変形例のいずれかの蒸気ボックスを備えることができ、蒸気ボックスがピボットを含み、蒸気ボックスが作業位置と回転位置との間においてピボットの周りに回動されることを備えることができる。

変形例９は、先行する変形例のいずれかの蒸気ボックスを備えることができ、支持アームが、支持アームに対する蒸気ボックスの移動を制御するガイドを含むことを備えることができる。

変形例１０は、以下を備えることができる。（ａ）蒸気ボックスおよび必要に応じて変形例１〜９のいずれかの蒸気ボックスと、（ｂ）蒸気ボックスの清浄度を監視する監視システムと、を備える、システム。

変形例１１は、先行する変形例または変形例１０のいずれかのシステムを備えることができ、監視システムが、その蒸気ボックスを視覚的に検査することを備えることができる。

変形例１２は、先行する変形例のいずれかのシステムを備えることができ、監視システムが、蒸気ボックスの圧力を監視することを備えることができる。

変形例１３は、先行する変形例のいずれかのシステムを備えることができ、監視システムが、センサを含むことを備えることができる。

変形例１４は、先行する変形例または変形例１３のいずれかのシステムを備えることができ、蒸気ボックスが回転位置にあるときにセンサが蒸気ボックスと同一平面上に配置されることを備えることができる。

変形例１５は、先行する変形例のいずれかのシステムを備えることができ、センサが蒸気ボックスの面に沿って移動可能であることを備えることができる。

変形例１６は、先行する変形例のいずれかのシステムを備えることができ、センサが、使用中、洗浄サイクル後、またはその双方でシステムを監視することを備えることができる。

変形例１７は、先行する変形例のいずれかのシステムを備えることができ、システムが、洗浄システムを含むことを備えることができる。

変形例１８は、先行する変形例のいずれかのシステムを備えることができ、洗浄システムが、機械的洗浄装置を含むことを備えることができる。

変形例１９は、先行する変形例のいずれかのシステムを備えることができ、機械的洗浄装置が、ブラシ、スクレーパー、またはその双方であるものを備えることができる。

変形例２０は、先行する変形例のいずれかのシステムを備えることができ、洗浄システムが、流体洗浄装置を含むことを備えることができる。

変形例２１は、先行する変形例のいずれかのシステムを備えることができ、流体洗浄装置が、空気圧洗浄装置、油圧洗浄装置、またはその双方であることを備えることができる。

変形例２２は、先行する変形例のいずれかのシステムを備えることができ、流体洗浄装置が、シャワーノズルを含むことを備えることができる。

変形例２３は、先行する変形例のいずれかのシステムを備えることができ、監視システムが、カメラを含むことを備えることができる。

変形例２４は、以下を備えることができる。（ａ）蒸気ボックスおよび必要に応じて変形例１〜９のいずれかの蒸気ボックスと、（ｂ）蒸気ボックスに対して移動して蒸気ボックスを洗浄する洗浄システムと、必要に応じて、変形例１０から２３のいずれかのシステムと、を備える、システム。

変形例２５は、先行する変形例のいずれかのシステムを備えることができ、洗浄システムが、蒸気ボックスの面に沿って離間されたシャワーノズルを含み、シャワーノズルが、蒸気ボックスを洗浄するために蒸気ボックスの面に対して移動可能であることを備えることができる。

変形例２６は、先行する変形例のいずれかのシステムを備えることができ、蒸気ボックスに接触して蒸気ボックスを洗浄する機械的洗浄装置を含むことを備えることができる。

変形例２７は、先行する変形例のいずれかのシステムを備えることができ、洗浄システムが、蒸気ボックスに流体を噴霧し、蒸気ボックスの周りにスプレーを移動させる油圧洗浄システムを含むことを備えることができる。

変形例２８は、先行する変形例のいずれかのシステムを備えることができ、洗浄システムが、洗浄キャリッジを含むことを備えることができる。

変形例２９は、先行する変形例のいずれかのシステムを備えることができ、洗浄キャリッジが、蒸気ボックスに沿って移動可能であることを備えることができる。

変形例３０は、先行する変形例のいずれかのシステムを備えることができ、洗浄キャリッジが、ブラシ、シャワー、またはその双方を含むことを備えることができる。

変形例３１は、先行する変形例のいずれかのシステムを備えることができ、洗浄キャリッジが、除去システムを含むことを備えることができる。

変形例３２は、先行する変形例のいずれかのシステムを備えることができ、洗浄キャリッジが、蒸気ボックスに近接する洗浄キャリッジを保持し、蒸気ボックスに沿って洗浄キャリッジを移動するのを助ける移動部材を含むことを備えることができる。

変形例３３は、以下を備えることができる。（ａ）監視システムを使用して、蒸気ボックス、必要に応じて変形例１〜９のいずれかの蒸気ボックスを監視して清浄度を確認することと、（ｂ）蒸気ボックスの面の周りを移動可能な１つ以上の洗浄装置、および必要に応じて変形例２４〜３２のいずれかの洗浄システムを使用して蒸気ボックスを洗浄することと、（ｃ）蒸気ボックスを作業位置から回転位置に回転させることと、（ｄ）またはａ、ｂ、およびｃの組み合わせ、および必要に応じて変形例１０から２３のいずれかを使用した監視と、を備える、方法。

変形例３４は、先行する変形例のいずれかの方法、システム、または蒸気ボックスを備えることができ、監視のステップが、変形例１０から２３のいずれかの監視システムを使用することを含むことを備えることができる。

変形例３５は、先行する変形例のいずれかの方法、システム、または蒸気ボックスを備えることができ、洗浄のステップが、変形例２４から３２のいずれかの洗浄システムを使用することを含むことを備えることができる。

変形例３６は、先行する変形例のいずれかの方法、システム、または蒸気ボックスを備えることができ、回転のステップが、変形例１から９のいずれかの回転アクチュエータを使用することを含むことを備えることができる。

変形例３７は、先行する変形例のいずれかの方法、システム、または蒸気ボックスを備えることができ、監視システムが、洗浄サイクルが実行された後に蒸気ボックスを監視することを備えることができる。

変形例３８は、先行する変形例のいずれかの方法、システム、または蒸気ボックスを備えることができ、監視システムがカメラを含むことを備えることができる。

変形例３９は、先行する変形例のいずれかの方法、システム、または蒸気ボックスを備えることができ、流体による洗浄を備えることを備えることができる。

変形例４０は、先行する変形例のいずれかの方法、システム、または蒸気ボックスを備えることができ、ブラシによる洗浄を備えることを備えることができる。

変形例４１は、先行する変形例のいずれかの方法、システム、または蒸気ボックスを備えることができ、ブラシによって洗浄する前に流体によって洗浄することを備えることができる。

変形例４２は、先行する変形例のいずれかの方法、システム、または蒸気ボックスを備えることができ、蒸気ボックスの面を横切って洗浄キャリッジを移動させることを備えることができる。

変形例４３は、先行する変形例のいずれかの方法、システム、または蒸気ボックスを備えることができ、流体、破片、またはその双方を除去システムによって除去することを備えることができる。

本明細書に記載されている任意の数値は、低い値と高い値との間に少なくとも２単位の分離があるという条件で、低い値から高い値までの全ての値を１単位刻みで含む。一例として、成分の量、または例えば、温度、圧力、時間などのプロセス変数の値が、例えば、１から９０、好ましくは２０から８０、より好ましくは３０から７０であると記載されている場合、１５から８５、２２から６８、４３から５１、３０から３２などの値が本明細書に明示的に列挙されることが意図されている。１未満の値の場合、１単位は、必要に応じて、０．０００１、０．００１、０．０１、または０．１と見なされる。これらは、特に意図されたものの単なる例であり、列挙された最小値と最大値との間の数値の全ての可能な組み合わせは、同様の方法で本出願において明示的に記載されていると見なされるべきである。

特に明記されていない限り、全ての範囲は、終了点、および終了点間の全ての数字の双方を含む。範囲に関連する「約（about）」または「およそ（approximately）」の使用は、範囲の両端に適用される。したがって、「約２０から３０」は、少なくとも指定された終了点を含めて、「約２０から約３０」をカバーすることを意図している。

特許出願および刊行物を含む全ての記事および参考文献の開示は、あらゆる目的のために参照により組み込まれる。組み合わせを説明するための「本質的になる（consisting）」という用語は、識別された要素、成分、構成要素またはステップ、および組み合わせの基本的且つ新規の特徴に実質的に影響を及ぼさないそのような他の要素成分、構成要素またはステップを含むものとする。本明細書における要素、成分、構成要素またはステップの組み合わせを記載するための「備える（comprising）」または「含む（including）」という用語の使用はまた、要素、成分、構成要素またはステップから本質的になるまたはそれらからさえなる実施形態を想定する。

複数の要素、成分、構成要素、またはステップは、単一の統合された要素、成分、構成要素、またはステップによって提供されることができる。あるいは、単一の統合された要素、成分、構成要素、またはステップは、別個の複数の要素、成分、構成要素、またはステップに分割されることができる。要素、成分、構成要素またはステップを記載するための「a」または「１つ（one）」の開示は、追加の要素、成分、構成要素またはステップを排除することを意図するものではない。

上記の説明は、例示を意図するものであり、限定的なものではないことを理解されたい。提供された例以外の多くの実施形態ならびに多くの用途は、上記の説明を読めば当業者にとって明らかであろう。したがって、本発明の範囲は、上記の説明を参照せずに決定されるべきであるが、代わりに、そのような特許請求の範囲が権利を与えられる均等の全範囲とともに、添付の特許請求の範囲を参照して決定されるべきである。特許出願および刊行物を含む全ての記事および参考文献の開示は、あらゆる目的のために参照により組み込まれる。本明細書に開示される主題の任意の態様の以下の特許請求の範囲における省略は、そのような主題の免責事項ではなく、発明者がそのような主題を開示された発明の主題の一部であると考えなかったと見なされるべきではない。

２ 抄紙機
３ スライス開口
４ ヘッドボックス
５ ブレストロール
６ ワイヤ
７ 成形板
８ フォイルセクション
９ フォイル
１０ カウチロール
１１ フレーム
１２ リターンロール
１４ 機械方向
１６ 傾向側
１８ 裏側
２０ 監視システム
２２ ライト
２４ センサ
２６ 真空ロール
２８ ヤンキードライヤー
４０ 蒸気ボックス
４２ ハウジング
４４ ディフューザー
４６ バルブ
４８ 蒸気ヘッダー
４９ 支持アーム
５０ リニアアクチュエータ
５２ 回転アクチュエータ
５４ ピボット
５６ ゾーンフィードパイプ
５７ ガイド
５８ スライド
６０ 洗浄システム
６２ 空気圧または油圧洗浄装置（シャワー）
６４ 機械式洗浄装置（ブラシ）
６６ 移動アーム
６８ アクチュエータ
７０ 洗浄ピボット
７２ 開始位置
７４ 終了位置
７６ ノズル
７８ 圧力計
８０ 洗浄キャリッジ
８２ コネクタ
８４ 支持フレーム
８６ 移動部材
９０ 除去システム
１００ 作業位置
１０２ 格納位置
１０４ 回転位置

Claims (12)

1. システムであって、
   ａ．ハウジングと、
   ｂ．支持アームと、
   ｃ．蒸気ボックスを抄紙機に対して作業位置と回転位置との間で回転させる回転アクチュエータと、
   を備える、システム。
2. 前記蒸気ボックスが、前記蒸気ボックスを前記作業位置に向かっておよび前記作業位置から離れるように直線的に移動させるリニアアクチュエータを含む、請求項１に記載の蒸気ボックス。
3. 前記蒸気ボックスが、前記回転アクチュエータに接続された回転アームを含み、前記蒸気ボックスが、前記作業位置と前記回転位置との間で４５度以上回転する、請求項１または２に記載の蒸気ボックス。
4. 前記回転アクチュエータが回転アームと連通しており、前記回転アクチュエータが、前記回転アームを移動させて前記蒸気ボックスを移動させ、前記支持アームが、前記支持アームに対する前記蒸気ボックスの移動を制御するガイドを含む、請求項１〜３のいずれか一項に記載の蒸気ボックス。
5. 蒸気ボックスがピボットを含み、前記蒸気ボックスが、前記作業位置と前記回転位置との間において前記ピボットの周りで回動される、請求項１〜４のいずれか一項に記載の蒸気ボックス。
6. システムであって、
   ａ．蒸気ボックスと、
   ｂ．抄紙機に接続するように構成された前記蒸気ボックスの清浄度を監視する監視システムと、
   を備える、システム。
7. 前記監視システムが、その蒸気ボックスを視覚的に検査する、請求項７に記載のシステム。
8. 前記監視システムが、前記蒸気ボックスの圧力を監視するか、またはカメラを含む、請求項７に記載のシステム。
9. 前記監視システムが、前記蒸気ボックスが回転位置にあるときに前記蒸気ボックスと同一平面上に配置されるセンサを含む、請求項７または８に記載のシステム。
10. 前記センサが、前記蒸気ボックスの面に沿って移動可能であり、および／または前記センサが、使用中、洗浄サイクル後、またはその双方で前記蒸気ボックスを監視する、請求項９に記載のシステム。
11. 前記システムが、機械的洗浄装置、流体洗浄装置、またはその双方を含む洗浄システムを含む、請求項６〜１０のいずれか一項に記載のシステム。
12. システムであって、
    ａ．蒸気ボックスと、
    ｂ．抄紙機に接続されるように構成された前記蒸気ボックスを洗浄するように前記蒸気ボックスに対して移動する洗浄システムと、
    を備える、システム。

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