JP2021061155A - 第一コネクタ、第二コネクタ、コネクタ組立体 - Google Patents
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Abstract
Description
本開示では、第一コネクタが配置される第一基板の面の法線方向を上方向とする。
第一基板の面に平行な方向のうち、第一コネクタに対して第二コネクタが配置される方向を前方向とする。
上方向と前方向の両方に垂直な方向を幅方向とする。
これら方向を示す語は、第一コネクタ、第二コネクタ及びコネクタ組立体を基準とする方向概念であり、使用時の方向を限定するものではない。
前方向規制部とは、第一嵌合部材の構成要素であって、第二嵌合部材に当接することで、嵌合状態における第一嵌合部材に対する第二嵌合部材の前方向に移動を制限する構成要素をいう。そして、第二嵌合部材の構成要素であって、第一嵌合部材の前方向規制部に当接する構成要素を前方向被規制部という。
後方向規制部とは、第一嵌合部材の構成要素であって、第二嵌合部材に当接することで、嵌合状態における第一嵌合部材に対する第二嵌合部材の後方向に移動を制限する構成要素をいう。そして、第二嵌合部材の構成要素であって、第一嵌合部材の後方向規制部に当接する構成要素を後方向被規制部という。
上方向規制部とは、第一嵌合部材の構成要素であって、第二嵌合部材に当接することで、嵌合状態における第一嵌合部材に対する第二嵌合部材の上方向に移動を制限する構成要素をいう。そして、第二嵌合部材の構成要素であって、第一嵌合部材の上方向規制部に当接する構成要素を上方向被規制部という。
下方向規制部とは、第一嵌合部材の構成要素であって、第二嵌合部材に当接することで、嵌合状態における第一嵌合部材に対する第二嵌合部材の下方向に移動を制限する構成要素をいう。そして、第二嵌合部材の構成要素であって、第一嵌合部材の下方向規制部に当接する構成要素を下方向被規制部という。
幅方向規制部とは、第一嵌合部材の構成要素であって、第二嵌合部材に当接することで、嵌合状態における第一嵌合部材に対する第二嵌合部材の幅方向に移動を制限する構成要素をいう。そして、第二嵌合部材の構成要素であって、第一嵌合部材の幅方向規制部に当接する構成要素を幅方向被規制部という。
第一の態様に係る第一コネクタは、第一基板の面に配置される第一コネクタであって、前記第一コネクタは、第一端子と、接続対象物である第二コネクタの第二嵌合部材が前記第一基板の面に交差する方向を嵌合方向として嵌合可能に構成された第一嵌合部材と、を備え、前記第一嵌合部材は、前記第一基板に対し移動可能であり、前記第一嵌合部材は、上方向規制部を有する。
また、第一嵌合部材は、第一基板に対し移動可能である。
更に、第一嵌合部材は、上方向規制部を有する。上方向規制部は、第二嵌合部材に当接することで、嵌合状態における第一嵌合部材に対する第二嵌合部材の上方向に移動を制限する。このため、第二嵌合部材が反嵌合方向に移動して嵌合が解除されることが防止される。
すなわち、上方向規制部と前方向規制部の両方を一対の突出部によって実現できる。このため、上方向規制部と前方向規制部とが別々の部分に形成される場合と比較して、第一嵌合ハウジングの構造を単純にすることができる。
また、第一嵌合部材は、後側部を備える。後側部は、前側部の一対の側面の後方側から幅方向外側に延在する一対の側部前面を有する。側部前面が、後方向規制部として機能する。
また、後側部は、一対の突出部に対して後方かつ上方に形成された一対の嵌合時当接部を有する。一対の嵌合時当接部には、嵌合作業の際に第二嵌合部材が有する一対の垂下部を当接させることができる。
第六の態様に係る第二コネクタは、第二基板の面に配置される第二コネクタであって、前記第二コネクタは、第二端子と、接続対象物である第一コネクタが配置される第一基板の面に交差する方向を嵌合方向として、前記第一コネクタの第一嵌合部材に嵌合可能に構成された第二嵌合部材を備え、前記第二嵌合部材は、上方向被係止部を有する。
ここで、第二嵌合部材は、上方向被係止部を有する。このため、第二嵌合部材の上方向被規制部に第一嵌合部材の上方向規制部が当接することで、嵌合状態における第一嵌合部材に対する第二嵌合部材の上方向に移動が制限される。その結果、第二嵌合部材が反嵌合方向に移動して嵌合が解除されることが防止される。
また、基部は、弾性腕の基端から圧入方向に延在する一方側板端と、反対側伸長部の基端から圧入方向に延在する他方側板端と、を有する。一方側板端は、圧入突起が形成されず、他方側板端は、圧入突起が形成される。
そして、一方側板端の反圧入方向側の端は、他方側板端の反圧入方向側の端よりも圧入方向側に位置する。
このため、ロック金具の圧入方向寸法を大きくせずとも、圧入突起が形成された他方側板端の圧入方向の長さを確保したままで、弾性腕の基端における圧入方向寸法を大きくすることができる。
第十二の態様に係るコネクタ組立体は、第一〜第五の何れかの態様に係る第一コネクタと、第六〜第十一の何れかの態様に係る第二コネクタと、を備える。
第一コネクタは、第一端子と、第一嵌合部材と、を備え、第二コネクタは、第二端子と、第二嵌合部材と、を備える。
第一嵌合部材及び第二嵌合部材は、第一嵌合部材に対して第二嵌合部材が第一基板の面に交差する方向を嵌合方向として嵌合可能に構成される。また、第一嵌合部材は、第一基板に対し移動可能である。
更に、第一嵌合部材は、上方向規制部を有し、第二嵌合部材は、上方向被係止部を有する。このため、第一嵌合部材の上方向規制部が、第二嵌合部材の上方向被規制部に当接することで、嵌合状態における第一嵌合部材に対する第二嵌合部材の上方向に移動が制限される。その結果、第二嵌合部材が反嵌合方向に移動して嵌合が解除されることが防止される。
図3は、第一コネクタ1の斜視図であり、図5は、第一コネクタ1の分解斜視図である。
次に、第一固定ハウジング3に第一嵌合ハウジング4が組付けられる。このとき、第一嵌合ハウジング4の一対の後側突出部43が第一固定ハウジング3の一対の拘束部33に収まるように配置される。また、複数の第一端子5の固定側被保持部52が第一固定ハウジング3の端子保持部311に圧入されて保持される。
そして、一対の補強金具6が第一固定ハウジング3の一対の取付部32に圧入される。これにより、第一嵌合ハウジング4の一対の後側突出部43が第一固定ハウジング3の一対の拘束部33内に拘束される。
図4は、第二コネクタ2の斜視図であり、図6は、第二コネクタ2の分解斜視図である。
第一固定ハウジング3は、第一基板P1に対して位置が固定される合成樹脂製の部品である。
拘束部33は、前側面331と、後側面332と、幅方向外側面333と、下側面334と、を有する。拘束部33は、幅方向内側及び上方に開放される。拘束部33の後側面332は、第一固定ハウジング3の中央部3Aの前面と同一平面を成す。
第一嵌合ハウジング4は、第一固定ハウジング3に対して移動可能に構成される合成樹脂製の部品である。第一嵌合ハウジング4は、本開示の「第一嵌合部材」に相当すると共に、「第一嵌合ハウジング」に相当する。
前側突出部45の下面45Bが、第二コネクタ2のロック金具9の被係止部94を係止することで、第一コネクタ1に対して第二コネクタ2が上方へ向けて離脱することが規制される。つまり、前側突出部45の下面45Bは、上方向規制部として機能する。
前側突出部45の詳細な構造については後述する。
図7に示すように、第一端子5は、金属の板材を打ち抜き加工し、適宜折り曲げ加工を施すことで形成される。第一端子5は、基端側から先端側に向けて、基板固定部51と、固定側被保持部52と、弾性可動部53と、可動側被保持部54と、接触部55と、をこの順に有する。
図5に示すように、補強金具6は、金属の板材を打ち抜き加工し、適宜折り曲げ加工を施すことで形成される。補強金具6は、前後一対の圧入部61と、前後一対の基板固定部62と、前後一対の圧入部61を前後方向で連結する連結部63と、を有する。
基板固定部62は、第一基板P1の面に沿って配置され、半田付け等で第一基板P1に固定される。基板固定部62は、折曲部を介して圧入部61に接続され、圧入部61の幅方向外側に位置する。
連結部63は、第一固定ハウジング3の拘束部33の上方に配置される。連結部63は、上方向に移動しようとする第一嵌合ハウジング4の後側突出部43に当接することで、第一嵌合ハウジング4の上方向の移動を規制する。連結部63は、板厚方向を上下方向に向ける。連結部63には、下方向に窪むビード631が形成される。ビード631は、前後方向に延びるように形成される。ビード631は、第一嵌合ハウジング4の後側突出部43が当接する位置に形成される。
第二嵌合ハウジング7は、合成樹脂製の部品である。第二嵌合ハウジング7は、ロック金具9と共に、本開示の「第二嵌合部材」に相当する。
垂下部74の幅方向外側面74Sは、天壁部73の幅方向外側端よりも幅方向外側に形成される。
垂下部74の後面74Rは、天壁部73の後面73Rと同一平面を成す。
垂下部74の詳細構造については後述する。
図7に示すように、第二端子8は、第二基板P2に固定される基板固定部81と、第二嵌合ハウジング7に保持される被保持部82と、第一端子5の接触部55と導通接触する接触部83と、を有する。
図5、図11に示すように、ロック金具9は、金属の板材を打ち抜き加工し、適宜折り曲げ加工を施すことで形成される。ロック金具9は、第二嵌合ハウジング7に圧入されて固定される基部91と、基部91の下端から幅方向外側に折り曲げられて形成された基板固定部92と、基部91の上部から後方向に伸長する弾性腕93と、弾性腕93の先端に形成された被係止部94と、基部91の上部から弾性腕93とは反対方向である前方向に伸長する反対側伸長部95と、を有する。
第一嵌合部材に対して第二嵌合部材が前方向に移動しようとしても、第一嵌合ハウジング4の前側部41の一対の前側突出部45の後面45Rが、第二嵌合ハウジング7の一対の垂下部74の前面74Fに当接し、実質的に移動が起こらない。
つまり、第一嵌合ハウジング4の前側部41の一対の前側突出部45の後面45Rが、前方向規制部として機能し、第二嵌合ハウジング7の一対の垂下部74の前面74Fが、前方向被規制部として機能する。
第一嵌合部材に対して第二嵌合部材が後方向に移動しようとしても、第一嵌合ハウジング4の後側部42の上部前面42F1及び側部前面42F2が、第二嵌合ハウジング7の後側部7Bの天壁部73の後面73R及び一対の垂下部74の後面74Rに当接し、実質的に移動が起こらない。
つまり、第一嵌合ハウジング4の後側部42の上部前面42F1及び側部前面42F2が、後方向規制部として機能し、第二嵌合ハウジング7の後側部7Bの天壁部73の後面73R及び一対の垂下部74の後面74Rが、後方向被規制部として機能する。
第一嵌合部材に対して第二嵌合部材が幅方向に移動しようとしても、第一嵌合ハウジング4の前側部41の一対の側面41Sが、第二嵌合ハウジング7の一対の垂下部74の幅方向内側面74Uに当接し、実質的に移動が起こらない。
つまり、第一嵌合ハウジング4の前側部41の一対の側面41Sが、幅方向規制部として機能し、第二嵌合ハウジング7の一対の垂下部74の幅方向内側面74Uが、幅方向被規制部として機能する。
第一嵌合部材に対して第二嵌合部材が下方向に移動すると、第一嵌合ハウジング4の前側部41の上面41Tが、第二嵌合ハウジング7の後部3B1の天壁部73の下面73Bに当接し、それ以上の相対移動は起こらない(図13参照)。
つまり、第一嵌合ハウジング4の前側部41の上面41Tが、下方向規制部として機能し、第二嵌合ハウジング7の後部3B1の天壁部73の下面73Bが、下方向被規制部として機能する。
第一嵌合部材に対して第二嵌合部材が上方向に移動すると、第一嵌合ハウジング4の前側突出部45の下面45Bが、ロック金具9の被係止部94に当接し、それ以上の相対移動は起こらない。
つまり、第一嵌合ハウジング4の前側突出部45の下面45Bが、上方向規制部として機能し、ロック金具9の被係止部94が、上方向被規制部として機能する。
次に、各部のより詳細な構造について説明する。
図8,図9に示すように、前側突出部45は、上方に対し後側に傾いた方向を向く後方向案内面451を有する。後方向案内面451は、第二嵌合ハウジング7の垂下部74を、前側突出部45の後方へ案内する。
前側突出部45は、上方に対し幅方向外側に傾いた方向を向く幅方向外側案内面452を有する。幅方向外側案内面452は、嵌合の際、ロック金具9の被係止部94に当接して幅方向外側へ変位させることで、ロック金具9の弾性腕93をスムースに弾性変形させる。
前側突出部45は、下面45B(上方向規制部)の幅方向内側に、幅方向内側に向かって下方へ傾斜する下傾斜面453を有する。下傾斜面453が形成されることで、前側突出部45の根元付近において、前側突出部45の上下寸法が下側に拡大される。また、下傾斜面453は、前側突出部45の後面45Rに接続される。このため、前方向規制部としての前側突出部45の後面45Rが下側に拡大される。
前側突出部45の前面45Fは、前側部41の前面41Fと同一平面を成す。
前側突出部45の上面45Tは、前側部41の上面41Tよりも下方に位置する。
前側突出部45の幅方向外側面45Sは、後側部42の側面42Sよりも幅方向外側に位置する。
第一嵌合ハウジング4の前側部41の幅方向外側端部(具体的には、上面41Tと側面41Sの間)には、幅方向外側に向かって下方へ傾斜する幅方向外側案内面411が形成される。幅方向外側案内面411は、第二嵌合ハウジング7の垂下部74を、第一嵌合ハウジング4の前側部41の幅方向外側へ案内する。
図8に示すように、第一嵌合ハウジング4の後側部42の前端部かつ幅方向外側端部には、上方に対し前側に傾いた方向を向く前側案内面421が形成される。また、前側案内面421の幅方向内側には、上方に対し幅方向外側に傾いた方向を向く幅方向外側案内面422が形成される。
これら前側案内面421及び幅方向外側案内面422には、嵌合の際、第二嵌合ハウジング7の一対の垂下部74の後面74Rが接触する(図12参照)。前側傾斜面421及び幅方向外側傾斜面422は、本開示の「嵌合時当接部」に相当する。前側傾斜面421及び幅方向外側傾斜面422は、後側部42の上面42Tよりも下方かつ前面42Fよりも後方に位置する。また、前側傾斜面421及び幅方向外側傾斜面422は、前側突出部45の上面45Tよりも上方に位置する。
図10に示すように、第二嵌合ハウジング7の天壁部73の後面73Rは、垂下部74の後面74Rと同一平面を成す。天壁部73の後面73Rの下側には、傾斜面73R1が形成され、垂下部74の後面74Rの幅方向内側には、傾斜面74R1が形成される。
次に、第二嵌合ハウジング7の金具取付部72について説明する。
次に、本実施形態の作用効果を説明する。
また、第一嵌合部材(第一嵌合ハウジング4)は、第一基板P1に対し移動可能である。
更に、第一嵌合部材(第一嵌合ハウジング4)は、上方向規制部(前側突出部45の下面45B)を有する。上方向規制部(前側突出部45の下面45B)は、第二嵌合部材(第二嵌合ハウジング7、ロック金具9)に当接することで、嵌合状態における第一嵌合部材(第一嵌合ハウジング4)に対する第二嵌合部材(第二嵌合ハウジング7、ロック金具9)の上方向に移動を制限する。このため、第二嵌合部材(第二嵌合ハウジング7、ロック金具9)が反嵌合方向に移動して嵌合が解除されることが防止される。
すなわち、上方向規制部と前方向規制部の両方を一対の前側突出部45によって実現できる。このため、上方向規制部と前方向規制部とが別々の部分に形成される場合と比較して、第一嵌合ハウジング4の構造を単純にすることができる。
また、本実施形態では、第二コネクタ2は、第二端子8と、第二嵌合部材(第二嵌合ハウジング7、ロック金具9)と、を備える。第二嵌合部材(第二嵌合ハウジング7、ロック金具9)は、接続対象物である第一コネクタ1が配置される第一基板P1の面に交差する方向を嵌合方向として、第一コネクタ1の第一嵌合部材(第一嵌合ハウジング4)に嵌合可能に構成される。
ここで、第二嵌合部材は、上方向被係止部(ロック金具9の被係止部94)を有する。このため、第二嵌合部材の上方向被規制部(ロック金具9の被係止部94)に第一嵌合部材の上方向規制部が当接することで、嵌合状態における第一嵌合部材に対する第二嵌合部材の上方向に移動が制限される。その結果、第二嵌合部材が反嵌合方向に移動して嵌合が解除されることが防止される。
また、基部91は、弾性腕93の基端から圧入方向に延在する一方側板端911と、反対側伸長部95の基端から圧入方向に延在する他方側板端912と、を有する。一方側板端911は、圧入突起96が形成されず、他方側板端912は、圧入突起96が形成される。
そして、一方側板端911の反圧入方向側の端(本実施形態では上端)は、他方側板端912の反圧入方向側の端(上端)よりも圧入方向側(下側)に位置する。
このため、ロック金具9の圧入方向寸法を大きくせずとも、圧入突起96が形成された他方側板端912の圧入方向の長さを確保したままで、弾性腕93の基端における圧入方向寸法を大きくすることができる。
なお、上記実施形態では、上方向規制部と上方向被係止部のうち、上方向被規制部が金属製の部材(ロック金具9)に形成された例を説明したが、本開示はこれに限定されない。
例えば、上方向規制部と上方向被係止部は、共に、合成樹脂製の部品に形成されてもよい。
また例えば、上方向規制部と上方向被係止部のうち、上方向規制部が金属製の部材に形成されてもよい。この場合、当該金属製の部品は、第一嵌合ハウジングに固定されてもよい。上方向規制部と上方向被係止部の少なくとも一方が金属で形成されると、上方向規制部又は上方向被係止部の強度を確保しやすい。
1 第一コネクタ
2 第二コネクタ
4 第一嵌合ハウジング(第一嵌合部材)
41 前側部
41S 側面(幅方向規制部)
41T 上面(下方向規制部)
42 後側部
42F1 上部前面(後方向規制部)
42F2 側部前面(後方向規制部)
421 前側案内面(嵌合時当接部)
422 幅方向外側案内面(嵌合時当接部)
45 前側突出部(突出部)
45B 下面(上方向規制部)
45R 後面(前方向規制部)
5 第一端子
7 第二嵌合ハウジング(第二ハウジング、第二嵌合部材)
7A 前側部
7B 後側部
73 天壁部
73B 下面(下方向被規制部)
73R 後面(後方向被規制部)
73S 幅方向外側面
74 垂下部
74F 前面(前方向被規制部)
74R 後面(後方向被規制部)
74U 幅方向内側面(幅方向被規制部)
8 第二端子
9 ロック金具(第二嵌合部材)
91 基部
911 一方側板端
912 他方側板端
93 弾性腕
931 第一伸長部
932 第二伸長部
94 被係止部(上方向被規制部)
95 反対側伸長部
96 圧入突起
P1 第一基板
P2 第二基板
Claims (13)
- 第一基板の面に配置される第一コネクタであって、
前記第一コネクタは、
第一端子と、
接続対象物である第二コネクタの第二嵌合部材が前記第一基板の面に交差する方向を嵌合方向として嵌合可能に構成された第一嵌合部材と、を備え、
前記第一嵌合部材は、前記第一基板に対し移動可能であり、
前記第一嵌合部材は、上方向規制部を有する、
第一コネクタ。 - 前記第一嵌合部材は、合成樹脂製の第一嵌合ハウジングを備え、
前記第一嵌合ハウジングは、幅方向外側に突出する一対の突出部であって、下面が上方向規制部として機能し、後面が前方向規制部として機能する前記一対の突出部を有する、
請求項1に記載の第一コネクタ。 - 前記第一嵌合部材は、合成樹脂製の第一嵌合ハウジングを備え、
前記第一嵌合ハウジングは、前側部と、後側部と、を備え、
前記前側部は、下方向規制部として機能する上面を有し、
前記後側部は、前記前側部の前記上面の後方側から上方向に延在する上部前面であって、後方向規制部として機能する前記上部前面を有する、
請求項1に記載の第一コネクタ。 - 前記第一嵌合部材は、合成樹脂製の第一嵌合ハウジングを備え、
前記第一嵌合ハウジングは、前側部と、後側部と、を備え、
前記前側部は、幅方向外側を向く一対の側面であって、幅方向規制部として機能する前記一対の側面を有し、
前記後側部は、前記前側部の前記一対の側面の後方側から幅方向外側に延在する一対の側部前面であって、後方向規制部として機能する前記一対の側部前面を有する、
請求項1に記載の第一コネクタ。 - 前記第一嵌合部材は、合成樹脂製の第一嵌合ハウジングを備え、
前記第一嵌合ハウジングは、前側部と、後側部と、を備え、
前記前側部は、幅方向外側に突出する一対の突出部であって、下面が上方向規制部として機能し、後面が前方向規制部として機能する前記一対の突出部を有し、
前記後側部は、前記一対の突出部に対して後方かつ上方に形成された一対の嵌合時当接部であって、嵌合作業の際に前記第二嵌合部材が有する一対の垂下部を当接させることができる前記一対の嵌合時当接部を有する、
請求項1に記載の第一コネクタ。 - 第二基板の面に配置される第二コネクタであって、
前記第二コネクタは、
第二端子と、
接続対象物である第一コネクタが配置される第一基板の面に交差する方向を嵌合方向として、前記第一コネクタの第一嵌合部材に嵌合可能に構成された第二嵌合部材を備え、
前記第二嵌合部材は、上方向被係止部を有する、
第二コネクタ。 - 前記第二嵌合部材は、
合成樹脂製の第二嵌合ハウジングと、
上方向被規制部として機能する被係止部が形成された金属製のロック金具と、を備える、
請求項6に記載の第二コネクタ。 - 前記ロック金具は、前記被係止部を前記第二嵌合ハウジングに対して変位可能に支持する弾性腕を有する、
請求項7に記載の第二コネクタ。 - 前記弾性腕は、
後方向に伸長する第一伸長部と、
前記第一伸長部の先端から下方向に伸長する第二伸長部と、を有する、
請求項8に記載の第二コネクタ。 - 前記ロック金具は、
圧入突起を有し、所定の圧入方向に圧入される基部と、
前記基部から、前記基部の板面方向のうち前記圧入方向に垂直な方向に伸長する弾性腕と、
前記基部から、前記弾性腕の伸長方向とは反対の方向に伸長する反対側伸長部と、を有し、
前記基部は、
前記弾性腕の基端から前記圧入方向に延在する一方側板端であって、前記圧入突起が形成されていない前記一方側板端と、
前記反対側伸長部の基端から前記圧入方向に延在する他方側板端であって、前記圧入突起が形成された前記他方側板端と、を有し、
前記一方側板端の反圧入方向側の端は、前記他方側板端の反圧入方向側の端よりも圧入方向側に位置する、
請求項7に記載の第二コネクタ。 - 前記第二嵌合部材は、幅方向両側に位置する一対の垂下部であって、前面が前方向被規制部として機能する前記一対の垂下部を有する、
請求項6〜請求項10の何れか一項に記載の第二コネクタ。 - 請求項1〜請求項5の何れか一項に記載の第一コネクタと、
請求項6〜請求項11の何れか一項に記載の第二コネクタと、を備えるコネクタ組立体。 - 前記コネクタ組立体は、上方向規制部又は上方向被係止部が形成された金属製のロック金具を備える、
請求項12に記載のコネクタ組立体。
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